JPH0432175B2 - - Google Patents

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JPH0432175B2
JPH0432175B2 JP23809787A JP23809787A JPH0432175B2 JP H0432175 B2 JPH0432175 B2 JP H0432175B2 JP 23809787 A JP23809787 A JP 23809787A JP 23809787 A JP23809787 A JP 23809787A JP H0432175 B2 JPH0432175 B2 JP H0432175B2
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slope
drainage
earth retaining
fence
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、集排水機能を有する土留柵の下流端
部分にフイルタ集合体を所要に配設することを基
本として、法部における浸透水と表面水とを確実
に排水処理して法部を安定化するとともに、工期
の短縮化、施工コストの低減化をも達成せしめ
る、集排水機能を具えた土留柵の下流端部分にお
ける排水構造に関するものである。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点) 集排水機能を有する土留柵を用いて構築された
法部における土留としては、例えば、本出願人が
実開昭52−102104号において開示するものを挙げ
ることができる。
該土留は、第11〜13図に示すごとく、長さ
方向に延びる集排水樋aを具えた土留用柵材b
を、法肩から法尻に向かつて下り勾配となるよう
に埋設して土留柵cを構築するとともに、該土留
柵cの集排水樋a下流端から流出する水が、法肩
から法尻に向かつて構築された暗渠縦水路dに排
出されるごとくなされている。該暗渠縦水路d
は、法面に設けた縦方向掘削溝e内に敷設された
例えば暗渠集排水管として構築されており、該暗
渠縦水路dの周囲は、その全長に亘つて、磁石等
のフイルタ資材からなるフイルタ層fで囲まれ、
暗渠縦水路d、フイルタ層fの全体が土中に埋設
された状態にある。そして土留柵cの下流端部分
hは、前記フイルタ層f内に埋入されており、法
部iには、かかる構造を有する土留jが、通常1
m〜2m程度の間隔L1をおいて上下多段に構築
される(第13参照)。
今、本発明との関係で問題となる、前記した従
来土留における土留柵下流端部分の排水構造に着
目すると、従来土留においては、土留柵cの各集
排水樋aを流下する水をフイルタ層f中に放出さ
せることとし、該放出された水が、フイルタ層f
内を透過して暗渠縦水路d内に流入し、該暗渠縦
水路dを流下して排出されることを期待するもの
であつた。
ところで本発明者は、かかる従来土留の構築に
伴う経済性向上、省力化、工期の短縮化等につい
て、長年に亘つて実態調査を行い改善を試みてき
たのであるが、その結果、「暗渠縦水路dの全長
に亘つてフイルタ層fを設ける」点に改善の余地
を見出した。
即ち、フイルタ層fは、前記のごとく、土留柵
cから放出された水を暗渠縦水路d内に流入させ
る媒介物として非常に重要な役割を果たしている
のではあるが、本発明者の実態調査の結果、土留
柵cから放出された水は、第13図において矢印
で示すごとく、漸次水位を低減しながら斜め下方
向に流れて暗渠縦水路d内に流入し、上段土留か
らの比較的短い距離L2(例えば30cm〜50cm程
度)間において放出水のほとんどが暗渠縦水路d
内に流入してしまうことが判明した。このこと
は、土留柵下流端部の排水に限つて言えば、フイ
ルタ層のうちL3(L1マイナスL2)部分につ
いては、これを省略してもさほど支障がないこと
を意味する。なお、暗渠縦水路の全長に亘るフイ
ルタ層fには、該暗渠縦水路上方の表面水を暗渠
縦水路dに向けて浸透透過させることも期待され
ていたのではあるが、従来、フイルタ層fを保護
するため、該フイルタ層f上に土砂kが被せられ
ていたことから、該フイルタ層fによる表面水の
浸透排出はそれ程効率のよいものでないことが判
明した。
以上のようなことから、フイルタ層fのうち、
前記L3(L1マイナスL2)部分については、
これを省略しても特に問題がなく、返つて省略で
きるとするならば、磁石等のフイルタ資材を節約
しうるとともにフイルタ資材の運搬作業や掘削土
を捨てる作業(残土処理作業)の省力化を期しう
ることとなり、加えて、施工コストの低減、工期
の短縮化を期しうる等の利点も生ずるとの結論に
達した。
本発明は、このようなことを踏まえ、さらに研
究を重ねた結果、完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の構造は、長さ方向に延びる集排水樋9
を具えた土留用柵材1を、法肩から法尻に向かつ
て下り勾配となるように法部15に埋設して、集
排水機能を有する土留柵2を構築するとともに、
該土留柵2の集排水樋下流端3から流出する水
が、法肩から法尻に向かつて構築された暗渠縦水
路6に排出されるごとくなされた法部土留におい
て、フイルタ資材を集合してなるフイルタ集合体
7を、その側面部26が土留柵3の集排水樋下流
端3と当接した状態あるいはそれに近い状態とな
り、かつその下端部27が暗渠縦水路6上に載つ
た状態あるいはそれに近い状態となり、しかもそ
の上端部29が法面17から稍突出した状態ある
いは法面17と略面一の状態となるように土中に
埋設したことを特徴とする。
(作用) 然して、法部における浸透水は、土留柵2の集
排水樋9において効率的に集水されかつその下流
端3からフイルタ集合体7内に放出され、該フイ
ルタ集合体7内を流下して暗渠縦水路6内に流入
するとともに、法部15における表面水は、第4
図において矢印で示すごとく、土流柵2の露出上
端部分(土留柵2の上端部分は、表面水による法
面侵蝕作用によつて露出しやすい)に沿つて法尻
方向に導水され、フイルタ集合体7部分に集ま
り、該フイルタ集合体7内を流下して暗渠縦水路
6内に流入し、これら暗渠縦水路6内に流入した
水は、該暗渠縦水路6を流下して法部外に速やか
に排出されることとなる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜6図において本発明の構造は、集排水機
能を有する土留用柵材1を用いて構築された土留
柵2の下流端3部分に、暗渠縦水路6上に位置す
るごとくフイルタ集合体7を配設してなる。
土留用柵材1は、第1〜3図に示すごとく、例
えば合成樹脂製押出成形体として形成され、長さ
方向に延びる集排水樋9を具える。より具体的に
は、第3図に示すごとく、板状をなす柵板部10
の下端をその表側において筒状に折曲するととも
にその先端と柵板部10との間に水流入間隙gを
設けることによつて柵板部10と集排水樋9とを
一体に形成してなる。上下の柵体11a,11b
を、下の集排水樋が上の集排水樋の下側に位置す
るよう、下の柵板部の上端を上の集排水樋の外面
部に固着することにより一体化し、かつ最上段に
位置する柵板部10の上端をその表側において筒
状に折曲するとともにその先端と該柵板部10と
の間に水流入間隙gを設けてなる。土留柵2は、
第3〜6図に示すごとく、前記のように構成され
た土留用柵材1を、必要に応じてその端部相互が
連結された状態で、法肩12から法尻13に向か
つて下り勾配となるように配列されるごとく法部
15に打込まれた杭16……に沿わせ、かつ各集
排水樋の水流入間隙gが法肩12側に向けて開口
するよう埋設することにより構築され、隣り合う
土留柵2,2の下流端3,3は、法肩12から法
尻13に向かつて構築された前記暗渠縦水路6上
において、接近した対向状態となるよう(第1〜
2図参照)設定されている。なお本実施例におい
ては、土留柵2による土留効果の向上及び集排水
樋9による集排水効率の向上、さらには、対向す
る土留柵下流端3,3を略平行した状態としてフ
イルタ集合体7の配設を容易とする等の目的で、
土留柵2は、法面17に対して略直角方向の状態
となるように法部15に埋設されている。又第1
〜3図に示すごとく、土留柵2を網状フイルタ材
19で被覆するのが好ましい。
前記暗渠縦水路6は、法面17に設けた縦方向
掘削溝20(第2図参照)内に敷設された板状を
なす暗渠集排水管21として構成されている。な
お該暗渠集排水管21は、例えば第1図に示すご
とき、網状フイルタ材22で被覆されてなる樋状
体マツト23を以て形成する。該樋状体マツト2
3は、横断面S字形を呈する樋状体25,25相
互を順次連結したマツト状をなす。
フイルタ集合体7は、例えば砕石封入のフイル
タ網袋として形成されており、該フイルタ集合体
7は、その側面部26が土留柵2の集排水樋下流
端3とその法尻側において当接した状態あるいは
それに近い状態(第3図においては当接した状態
が示されている)となり、かつその下端部27が
暗渠縦水路6上に載つた状態あるいはそれに近い
状態(第3図においては載つた状態が示されてい
る)となり、しかもその上端部29が法面17か
ら稍突出した状態あるいは法面17と略面一の状
態(第3図においては稍突出した状態が示されて
いる)となるように土中に埋設される。
法部15には、第4〜5図に示すごとく、かか
る構造を有する土留30が多段に構築される。
なお、フイルタ集合体7部分を除く掘削溝部分
20は、掘削土のみで埋め戻したとしても差し支
えない。なぜならば、本発明に係る構造において
は、土留柵2の集排水樋下流端3から放出された
水は、フイルタ集合体7内を流下して暗渠縦水路
6内に流入し、該暗渠縦水路6を流下して法部外
の側溝31に排出されるからである(第5図参
照)。特に第7図に示すごとく、L字状樋部32
を、それが法肩側に開口して法面17から突出す
るように土留柵2の上端部に設けるばあいには、
上下隣り合う土留柵2,2間の表面水は、該L字
状樋部32に沿つて導水されてフイルタ集合体7
に向け速やかに移動せしめられ、従つて土留柵
2,2間の表面水は各段39……(第4図参照)
毎に確実に処理されることとなる。
第8〜9図は、フイルタ集合体7の他の例を示
す。第8図に示すフイルタ集合体7は、例えば横
断面S字形をなす樋体32の周囲が砕石33によ
つて囲まれた状態で、該樋体32、砕石33をフ
イルタ網袋35内に封入してなる。又第9図に示
すフイルタ集合体7は、横断面S字形をなす樋体
32の多数の結束材36で結束し、必要に応じ、
これをフイルタ網袋37内に封入してなる。
(その他) 本発明の構造において、土流用柵材1は、長
さ方向に延びる集排水樋9を具えて土留作用を
発揮する各種形態のものとして構成され得る。
暗渠縦水路6は、土留柵2の下流端からフイ
ルタ集合体7に放出された水を法部外に排出さ
せる構造を有するものであれば、前記実施例に
おいて示した樋状体マツトであるか、有孔パイ
プ等であるかは問わないが、特に、前記実施例
において示したごとく、板状を呈する樋状体マ
ツトを以て構成するばあいには、集水面を幅広
くとることができるために掘削溝の溝深さが浅
くてすむとともに、排水が速やかに行われると
いう利点がある。
フイルタ集合体7、地表水を暗渠縦水路6に
浸透排出させる機能を発揮するよう、フイルタ
資材の集合体として構成されておればよく、前
記例示したものには限定されない。
第10図は、フイルタ集合体7の他の配設状
態を示すものであり、対向する土留柵2,2の
集排水樋下流端3,3間で挟まれるごとくフイ
ルタ集合体7を配設してなる。
(発明の効果) 本発明の構造は、集排水機能を有する土留用柵
材を用いて構築された土留柵の下流端部分に、下
端が暗渠縦水路上に位置するごとくフイルタ集合
体を配設する構成とした結果、法部における浸透
水は、土留柵の集排水樋において効率的に集水さ
れかつその下流端から縦排水路内に放出され、フ
イルタ集合体内を流下して暗渠縦水路内に流入す
るとともに、法部における表面水は、第4図にお
いて矢印で示すごとく、土留柵の露出上端部分に
沿つて法尻方向に導水され、フイルタ集合体部分
に集まり、該フイルタ集合体内を流下して暗渠縦
水路内に流入し、これら暗渠縦水路内に流入した
水は、該暗渠縦水路を流下して法部外に速やかに
排出されることとなる。このように、本発明によ
るときには、法部における浸透水と表面水とが確
実かつ速やかに排水処理され、法部の安定化が図
られることとなる。
又本発明の構造によるときには、前記した従来
構造におけるごとく、土留柵の下流端から放出さ
れた水を暗渠縦水路内に流入させる目的でフイル
タ層を暗渠縦水路の全長に亘つて設けるといつた
ことは全く不要であり、従つて本発明の構造は、
従来多量に必要であつた砕石等のフイルタ資材を
大幅に節減しうるとともに、資材の運搬に伴なう
経費及び残土処理に伴う経費も大幅に節減しうる
こととなり、工期の短縮化、施工コストの低減化
をも達成せしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る構造の一例を示す斜視
図、第2図はその正面図、第3図はその側面図、
第4図は法部土留を示す平面図、第5図は法部土
留を示す断面図、第6図は土留柵を示す背面図、
第7図は本発明に係る構造の他の例を示す一部側
面図、第8〜9図はフイルタ集合体の他の例を示
す斜視図、第10図はフイルタ集合体の他の配設
状態を示す平面図、第11図は従来における排水
構造を示す断面図、第12図は従来構造を用いて
構築された法部土留を示す平面図、第13図はそ
の断面図である。 1……土留用柵材、2……土留柵、6……暗渠
縦水路、7……フイルタ集合体、9……集排水
樋、15……法部、17……法面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長さ方向に延びる集排水樋9を具えた土留用
    柵材1を、法肩から法尻に向かつて下り勾配とな
    るように法部15に埋設して、集排水機能を有す
    る土留柵2を構築するとともに、該土留柵2の集
    排水樋下流端3から流出する水が、法肩から法尻
    に向かつて構築された暗渠縦水路6に排出される
    ごとくなされた法部土留において、フイルタ資材
    を集合してなるフイルタ集合体7を、その側面部
    26が土留柵3の集排水樋下流端3と当接した状
    態あるいはそれに近い状態となり、かつその下端
    部27が暗渠縦水路6上に載つた状態あるいはそ
    れに近い状態となり、しかもその上端部29が法
    面17から稍突出した状態あるいは法面17と略
    面一の状態となるように土中に埋設したことを特
    徴とする、集排水機能を具えた土留柵の下流端部
    分における排水構造。
JP23809787A 1987-09-22 1987-09-22 Drainage construction at downstream end part of retaining fence having collecting and drainage function Granted JPS6480615A (en)

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JPS6480615A JPS6480615A (en) 1989-03-27
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CN106638632A (zh) * 2016-12-20 2017-05-10 西安建筑科技大学 一种景观挡土护坡构件的施工工艺

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JPS6480615A (en) 1989-03-27

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