JPH0432246Y2 - - Google Patents

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JPH0432246Y2
JPH0432246Y2 JP1985176586U JP17658685U JPH0432246Y2 JP H0432246 Y2 JPH0432246 Y2 JP H0432246Y2 JP 1985176586 U JP1985176586 U JP 1985176586U JP 17658685 U JP17658685 U JP 17658685U JP H0432246 Y2 JPH0432246 Y2 JP H0432246Y2
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JP
Japan
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wood
concrete
outdoor installation
chemically treated
main body
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JP1985176586U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は屋外設置物、例えば、公園、運動場、
街路脇等に設置されるコクリート製ベンチ、テー
ブル、柵、すべり台、階段等に関する。
従来技術とその問題点 従来、公園、運動場等に設置される屋外設置
物、例えば、木材製ベンチ、テーブル等は腐朽し
やすく、耐久性が乏しいとともに、メインテナン
スに手間がかかるので、コンクリート製のベン
チ、テーブル等が使用されているが、コンクリー
トは冷たく、汚れやすいとともに、その表面に亀
裂が生じたり、風化しやすい。特に、温泉地帯で
はその酸性雰囲気による表面劣化が著しいととも
に、寒冷地等では吸水して凍結、融解を繰り返す
ことにより、ひび割れが発生、拡大し、このひび
割れから露出する鉄筋が錆て破壊に至ることも多
い。また、上記の風化で衣服を汚したり、幼児が
衝突してケガをすることもあり、ベンチ等に適し
た材料とは言えない。このため、例えば、コンク
リート製屋外設置物の表面に木材を貼着一体化す
ることも試みられているが、コンクリートと木材
との伸縮率の差異により、木材のひび割れ、剥離
が生じやすく、実用化が困難であつた。
問題点を解決するための手段 本考案にかかる屋外設置物は、前記問題点を解
決するため、コンクリート製屋外設置物本体の少
なくとも上面に、木材成分の水酸基を反応体で化
学的に修飾、処理してなる化学的処理木材を、貼
着一体化した構成としてある。
作 用 したがつて、本考案によれば、コンクリート製
屋外設置物本体の表面、少なくとも上面が、木材
成分の水酸基を反応体で化学的に修飾、処理して
なる化学的処理木材で覆われることになる。上記
化学的処理木材は木材本来の外観、多孔質性、熱
伝導率を保持しつつ、防腐性、防虫性、寸法安定
性を改良したものであるので、コンクリートおよ
び木材双方の長所を生かし、耐久性、使用性、安
全性、美観を向上させることになる。
実施例 以下、本考案にかかる実施例を第1図および第
2図の添付図面に従つて説明する。
第1実施例にかかる屋外設置物は、第1図に示
すように、屋外設置物本体であるコクリート製ベ
ンチ1に、化学的処理木材であるアセチル化木材
2を接着剤3を介して貼着一体化したものであ
る。
すなわち、コクリート製ベンチ1は一対の脚部
1b,1bと座部1aとを一体形成したものであ
り、座部1aの上面および側面にはアセチル化木
材2が接着剤3を介して貼着一体化されている。
アセチル化木材2は、比重が0.4〜0.8で、無処
理木材とほとんど変わらない外観、多孔質性、熱
伝導率を保持するもので、防腐効力値
(JISA9302)が0.95以上、白蟻に対する防蟻効力
値((社)日本木材保存協会規格第11号1981)が
0.9以上、厚さが9.0〜30.0mmのものを使用すると、
コンクリートの冷熱感を防ぎ、衝突の際における
緩衝効果を得ることができるとともに、断熱効果
にて凍害をも防止できる。そして、このアセチル
化木材2は全乾状態から吸収状態(飽和含水率
120%〜130%)に至る場合の膨張率が0.1%〜0.5
%であるが、この値は未処理木材のそれと比べて
1/30〜1/40の値であるので、コンクリートに貼着
しても、吸水、吸湿による伸縮率の差異が小さい
ので、剥離することがなく、長期の貼着一体化が
期待できる。
接着剤3としては、例えば、木材およびコンク
リート双方に対して優れた接着性を有するエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等が使用さ
れる。
したがつて、本実施例によれば、屋外設置物本
体1がコンクリート製であるので、耐荷重性、耐
久性に優れている一方、コンクリート製座部1a
がアセチル化木材2で覆われているので、アセチ
ル化木材の木目を装飾的に使用することにより、
公園などの自然環境に適した意匠のベンチを得る
ことができるという利点がある。
第2実施例は、第2図に示すように、前述の第
1実施例が座部1aと一対の脚部1b,1bとを
一体形成して屋外設置物本体1を構成するもので
あるのに対し、擬木加工を施したコンクリート製
座部1aを一対の脚部1b,1bに載置固定して
屋外設置物本体1を構成するものである。そし
て、座部1aの上面にはアセチル化木材2が接着
剤3を介して貼着一体化されている。
他は前述の実施例と同様であるので、説明を省
略する。
したがつて、本実施例によれば、座部1aに擬
木加工を施してあるので、第1実施例よりもより
一層の自然の風合を備えた意匠のベンチを得るこ
とができるという利点がある。
なお、屋外設置物本体はベンチに限らず、円柱
形状のイス、テーブル、すべり台、柵、階段等で
あつてもよい。
また、屋外設置物本体はコンクリート製単体の
ものに限らず、プラスチツク製、金属製と組み合
わせたものであつてもよいことは勿論である。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、アセチル化木材等の化学的処理木材で覆われ
たコンクリートからなる屋外設置物本体が、外部
荷重を受けるので、優れた耐久性を有するととも
に、化学的処理木材が木材本来の外観、多孔質
性、熱伝導率を損なわずに有しているので、コン
クリートの冷熱感を解消し、良好な触感を得るこ
とができるとともに、緩衝作用を発揮し、幼児等
にも完全である。
また、屋外設置本体の表面が化学的処理木材で
覆われ、屋外設置物に耐酸性や断熱性が付与され
ているので、酸性雰囲気による表面劣化や冬期の
凍結による亀裂を防止でき、耐久性がより一層向
上する。
しかも、化学的処理木材は寸法安定性に優れて
いるので、コンクリート製屋外設置物本体の表面
に化学的処理木材を貼着一体化しても、両者間の
伸縮差が小さいので、大きな内部応力が生じにく
い。このため、層間剥離やひび割れ、反りが生じ
にくく、屋外に長期間設置できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案にかかる実施例を
示し、第1図は第1実施例の断面図、第2図は第
2実施例の斜視図である。 1……屋外設置物本体(ベンチ)、2……化学
的処理木材(アセチル化木材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンクリート製屋外設置物本体の少なくとも
    上面に、木材成分の水酸基を反応体で化学的に
    修飾、処理してなる化学的処理木材を、貼着一
    体化したことを特徴とする屋外設置物。 (2) 前記化学的処理木材が、マセチル化木材であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の屋外設置物。
JP1985176586U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH0432246Y2 (ja)

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JPS6283604U JPS6283604U (ja) 1987-05-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59218805A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 工業技術院長 木質構造材の製造方法

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