JPH043225B2 - - Google Patents
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- JPH043225B2 JPH043225B2 JP60299034A JP29903485A JPH043225B2 JP H043225 B2 JPH043225 B2 JP H043225B2 JP 60299034 A JP60299034 A JP 60299034A JP 29903485 A JP29903485 A JP 29903485A JP H043225 B2 JPH043225 B2 JP H043225B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rollers
- crushing
- syringe
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spray Control Apparatus (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
本発明は、注射器等の医療廃棄物を使用できな
いように破砕する破砕機に関し、更に詳しくは、
破砕時に被破砕物を消毒することができる破砕機
に関するものである。
いように破砕する破砕機に関し、更に詳しくは、
破砕時に被破砕物を消毒することができる破砕機
に関するものである。
最近では、注射器は消毒して繰り返し使用する
ガラス製のものに代つて、プラスチツク製で使い
捨ての注射器が多く使用されるようになつた。 この注射器には、使用後いちいち消毒する必要
がなく、また繰返し使用することによる細菌感染
の心配もないという利点がある。しかしその反面
処理されなければならない注射器の量が大幅に増
えることになつた。覚醒剤が大きな社会問題とな
つている現在、使用済みの注射器は当然速やかに
使用不能に処理されなければならない。 そこで、これらの課題を解決するものとして、
実開昭54−162192号公報において、「医療用廃棄
物処理機」が、また特開昭55−78966号公報にお
いて「医療用器具類の粉砕処理方法およびその装
置」が提案されている。 実開昭54−162192号公報に示されたものは、医
療廃棄物を破砕処理する破砕装置と、破砕片を消
毒する消毒装置を備えている。 また、特開昭55−78966号公報に示されたもの
は、医療廃棄物を粉砕処理する粉砕装置と、破砕
片を過熱して殺菌する殺菌装置とを備えている。
ガラス製のものに代つて、プラスチツク製で使い
捨ての注射器が多く使用されるようになつた。 この注射器には、使用後いちいち消毒する必要
がなく、また繰返し使用することによる細菌感染
の心配もないという利点がある。しかしその反面
処理されなければならない注射器の量が大幅に増
えることになつた。覚醒剤が大きな社会問題とな
つている現在、使用済みの注射器は当然速やかに
使用不能に処理されなければならない。 そこで、これらの課題を解決するものとして、
実開昭54−162192号公報において、「医療用廃棄
物処理機」が、また特開昭55−78966号公報にお
いて「医療用器具類の粉砕処理方法およびその装
置」が提案されている。 実開昭54−162192号公報に示されたものは、医
療廃棄物を破砕処理する破砕装置と、破砕片を消
毒する消毒装置を備えている。 また、特開昭55−78966号公報に示されたもの
は、医療廃棄物を粉砕処理する粉砕装置と、破砕
片を過熱して殺菌する殺菌装置とを備えている。
けれども、上記した破砕装置には次のような課
題があつた。 実開昭54−162192号公報に開示してある医療用
廃棄物処理機は、下面に穿設された透孔を有する
円筒状の胴体の中で回転する打撃片により被処理
物を細かく破砕し、破砕されたものは前記透孔を
通り抜けて落下するようにした構造である。この
粉砕処理装置によれば、注射器は透孔から流落す
るまで細粒化されるので廃棄方法としては十分で
ある。 しかしながら、透孔から流落するまで滞留撹拌
されて細粒化されないと被処理物は次の工程に移
行できないために、廃棄物の破砕処理に時間がか
かるという課題点がある。 また、明細書の記載からも明らかなように、注
射針については破砕できない。 特開昭55−78966号公報に開示してある粉砕処
理装置は、回転刃群と固定刃群とからなる粉砕装
置を有し、回転刃群の下に半円弧状に形成された
破砕物の多孔スクリーンを備えたものである。そ
うして廃棄物である注射器や注射針等は上記粉砕
装置で撹拌されながら粉砕されて細粒化し、細粒
化した廃棄物は、多孔スクリーンから流落して次
の工程に送られるものである。この粉砕処理装置
も、注射器や注射針等は多孔スクリーンから流落
するまで細粒化されるので廃棄方法としては十分
である。 しかしながら、粉砕装置により多孔スクリーン
から流落するまで滞留撹拌されて細粒化されない
と被処理物は次の工程に移行できないために、廃
棄物の粉砕処理に時間がかかるという課題点があ
ることは、実開昭54−162192号公報記載の廃棄物
処理機の場合と同様である。 そうして、いずれの破砕装置も、医療廃棄物
を、高速回転する破砕体によつて打撃して破砕ま
たは粉砕するようになつている。このため、作動
時の騒音が激しく、静かな病院内での使用には好
適でない。 そして、前者の消毒装置は電磁石駆動式のポン
プで薬液を散布するようになつているが、電気的
な制御部が必要になるので機構が複雑となるうえ
に、信頼性にも難がある。 また、後者の殺菌装置は、熱処理後の破砕物が
高温になつているために、破砕物を受ける容器や
袋の材質に制限を受けたり、廃棄する際には温度
を下げて危険のないようにする必要がある等、処
理が面倒である。
題があつた。 実開昭54−162192号公報に開示してある医療用
廃棄物処理機は、下面に穿設された透孔を有する
円筒状の胴体の中で回転する打撃片により被処理
物を細かく破砕し、破砕されたものは前記透孔を
通り抜けて落下するようにした構造である。この
粉砕処理装置によれば、注射器は透孔から流落す
るまで細粒化されるので廃棄方法としては十分で
ある。 しかしながら、透孔から流落するまで滞留撹拌
されて細粒化されないと被処理物は次の工程に移
行できないために、廃棄物の破砕処理に時間がか
かるという課題点がある。 また、明細書の記載からも明らかなように、注
射針については破砕できない。 特開昭55−78966号公報に開示してある粉砕処
理装置は、回転刃群と固定刃群とからなる粉砕装
置を有し、回転刃群の下に半円弧状に形成された
破砕物の多孔スクリーンを備えたものである。そ
うして廃棄物である注射器や注射針等は上記粉砕
装置で撹拌されながら粉砕されて細粒化し、細粒
化した廃棄物は、多孔スクリーンから流落して次
の工程に送られるものである。この粉砕処理装置
も、注射器や注射針等は多孔スクリーンから流落
するまで細粒化されるので廃棄方法としては十分
である。 しかしながら、粉砕装置により多孔スクリーン
から流落するまで滞留撹拌されて細粒化されない
と被処理物は次の工程に移行できないために、廃
棄物の粉砕処理に時間がかかるという課題点があ
ることは、実開昭54−162192号公報記載の廃棄物
処理機の場合と同様である。 そうして、いずれの破砕装置も、医療廃棄物
を、高速回転する破砕体によつて打撃して破砕ま
たは粉砕するようになつている。このため、作動
時の騒音が激しく、静かな病院内での使用には好
適でない。 そして、前者の消毒装置は電磁石駆動式のポン
プで薬液を散布するようになつているが、電気的
な制御部が必要になるので機構が複雑となるうえ
に、信頼性にも難がある。 また、後者の殺菌装置は、熱処理後の破砕物が
高温になつているために、破砕物を受ける容器や
袋の材質に制限を受けたり、廃棄する際には温度
を下げて危険のないようにする必要がある等、処
理が面倒である。
本発明者は、注射器や注射針等の破砕処理は、
再使用できないようにすれば、その目的が達成さ
れることに着目して本発明を完成するに至つた。 即ち本発明の目的は、使用済みの注射器や注射
針等を短時間で確実に使用不能にすることがで
き、併せて消毒も行うようにした注射器等の破砕
機を提供することである。
再使用できないようにすれば、その目的が達成さ
れることに着目して本発明を完成するに至つた。 即ち本発明の目的は、使用済みの注射器や注射
針等を短時間で確実に使用不能にすることがで
き、併せて消毒も行うようにした注射器等の破砕
機を提供することである。
上記課題を解決するために講じた本発明の構成
は次のとおりである。すなわち、本発明は、 注射器等の医療廃棄物用破砕機であつて、 この破砕機は、 薬液散布装置と; 投入シユートと; この投入シユートの下方に配置され、所要の間
隔を以て並設されたローラを有する送りローラ
と; この送りローラの下方に配置され、所要の間隔
を以て並設されたローラを有する、注射器等を切
断しやすいように押し潰す押し潰しローラと; この押し潰しローラの下方に配置され、所要の
間隔を以て並設されたローラを有する、注射器等
を切断する切断ローラと; を備え、 前記薬剤散布装置は、破砕機に取付け可能な基
台と、この基台に軸支された駆動ギヤと連動する
カムと、このカムと当接して運動する昇降ロツド
により作動するポンプと、を備え、 前記送りローラは、回転時に両ローラの周面の
間隔が変化するように一方または双方のローラが
偏心して設けてあり、 前記押し潰しローラには、両ローラの周方向に
平行な周溝が設けてあり、 前記切断ローラは、周面が平滑なローラと、周
面に前記押し潰しローラによる送り方向と交差す
る切断刃を形成したローラからなり、両ローラは
周面と切断刃とが接触するか、または僅少な間隔
を有するように配設してある、 薬液散布装置を備えた医療廃棄物用破砕機であ
う。 薬液の散布箇所は注射器等の破砕前または破砕
中或いは破砕後のいずれの箇所でも良い。
は次のとおりである。すなわち、本発明は、 注射器等の医療廃棄物用破砕機であつて、 この破砕機は、 薬液散布装置と; 投入シユートと; この投入シユートの下方に配置され、所要の間
隔を以て並設されたローラを有する送りローラ
と; この送りローラの下方に配置され、所要の間隔
を以て並設されたローラを有する、注射器等を切
断しやすいように押し潰す押し潰しローラと; この押し潰しローラの下方に配置され、所要の
間隔を以て並設されたローラを有する、注射器等
を切断する切断ローラと; を備え、 前記薬剤散布装置は、破砕機に取付け可能な基
台と、この基台に軸支された駆動ギヤと連動する
カムと、このカムと当接して運動する昇降ロツド
により作動するポンプと、を備え、 前記送りローラは、回転時に両ローラの周面の
間隔が変化するように一方または双方のローラが
偏心して設けてあり、 前記押し潰しローラには、両ローラの周方向に
平行な周溝が設けてあり、 前記切断ローラは、周面が平滑なローラと、周
面に前記押し潰しローラによる送り方向と交差す
る切断刃を形成したローラからなり、両ローラは
周面と切断刃とが接触するか、または僅少な間隔
を有するように配設してある、 薬液散布装置を備えた医療廃棄物用破砕機であ
う。 薬液の散布箇所は注射器等の破砕前または破砕
中或いは破砕後のいずれの箇所でも良い。
本発明を図面を参照しながら更に詳細に説明す
る。 第1図は本発明の一実施例の概略正面図、第2
図は薬液散布装置の斜視図、第3図は投入ガイド
の斜視図、第4図は第1図の−断面図、第5
図は破砕機の送りローラの配置関係を示す図であ
る。 注射器破砕機Aは、基枠20と、基枠20に取
付けられた、注射器、注射針、点滴針等を圧縮処
理し切断する切断部1と、それらを駆動する駆動
モータMを備えている。 基枠20は下部にキヤスター4を備えた金属製
の枠体で、基枠20の上部には所要の間隔をおい
て側板11,11aが立設されている。 側板11,11aの最上部には投入シユート1
9が設置されており、投入シユート19に隣接し
て薬液散布装置5が取付けてある。 ここで、第2図を参照して薬液散布装置5の構
造を説明する。 符号5は薬液散布装置で、基台50と、駆動ギ
ヤ52と、カム53と、ポンプ55を備えて成
る。 基台50の下部には平面視コ状の軸受部51が
一体に形成されている。軸受部51には固定軸9
によつて駆動ギヤ52とカム53が回転自在に軸
支されている。駆動ギヤ52とカム53は一体と
なつて動くように並べて連結されている。 駆動ギヤ52は、後述するギヤ伝達機構Gのギ
ヤと噛み合うもので、カム53は本実施例では一
箇所が突出した水滴型である。 基台50の上部には昇降ロツド支持ブラケツト
54が突出されている。昇降ロツド支持ブラケツ
ト54には貫通孔(図示せず)が形成されてい
る。なお符号65は取付けのためのボルト孔であ
る。 ポンプ55は、ゴムで作られており、例えば自
動車のウインドウオツシヤー液を指で押して噴出
する場合に使用されているものと同一の構造で、
上部に吸入口59と排出口60を備えており、そ
れぞれにはチユーブ61,62が取付けられてい
る。そしてチユーブ61,62の先端部には吸込
具63、散布具64が備えられている。 ポンプ55の下部には、上端に押圧板570を
備えポンプ55を作動させる昇降ロツド57が設
けられており、昇降ロツド57の先端には前記の
カム53と常時当接するローラ58が取付けられ
ている。 そしてポンプ55は昇降ロツド支持ブラケツト
54の通孔に昇降ロツド57を挿入し、昇降ロツ
ド支持ブラケツト54と支持具56により挟持さ
れている。 昇降ロツド57には案内溝572が形成してあ
り、昇降ロツド支持ブラケツト54を貫通して取
りつけてある案内ネジ66の先端が該案内溝57
2に挿入されて昇降ロツド57が回転するのを防
止している。 そして、薬液散布装置5は、駆動ギヤ52が後
述のギヤ伝達機構Gのギヤの一つと噛み合うよう
に取付けられている。 薬液散布装置5の吸込具63は、注射器破砕機
AのケースCの外面の一部に設置された薬液タン
クT内に配置され、また、散布具64は投入シユ
ート19上方に配置されている。 これにより必要量の消毒薬(殺菌剤、防臭剤、
防蝕剤を混合したもの等)を、投入した注射器等
に噴霧できるようにしている。 なお、注射器等は縦方向に立つて落ちると充分
に破砕されるため、投入シユート19上方には注
射器が縦方向に立つて落ちるように投入ガイド1
90が設置されている。 投入ガイド190は第3図に示すように所要数
の溝部191,192を設けた傾斜板を有するも
のである。やや広い溝部191は注射器用のもの
で、やや狭い溝部192は注射針用のものであ
る。 そして投入シユート19の下方には3対のロー
ラが、側板11,11aの外側に取付けられた軸
受部材12,12a,13,13aに軸支されて
いる。 第4図を参照する。 上段は送りローラ14で、周溝158が連続し
て形成されているローラ141,142を並設し
てなる。ローラ141,142は対称に偏心して
おり、回転時にはローラ141,142間の隙間
が変化する。 中段は押し潰しローラ15で、軸受部材13,
13aの上段に軸支され並設されたローラ15
1,152からなり、ローラ151,152には
周溝158が連続して形成されている。 またローラ141,142,151,152に
は軸線の方向に引掛溝部143が4箇所に均等に
分散して形成してあるが、その数は任意である。 ローラ151,152の間の隙間は、注射器等
を押し潰して後の切断がスムーズにできるように
挟められて設定されている。 なお、ローラ151,152の周溝158と凸
部159との関係は、第5図に示すように、それ
ぞれ相対している。(前記ローラ141,142
も同様) これによれば、相対する周溝158によつて挟
まれ、注射器等は立つた状態になつて次の切断ロ
ーラ16に送られるので、斜めや横になつた場合
に比べてより多くの切断箇所が得られ、十分な切
断ができる。 下段は切断ローラ16で、軸受部材13,13
aの下段に軸支され並設されたローラ161,1
62からなる。一方のローラ161は周面が平滑
なローラである。他方のローラ162は外周に任
意数の切断刃163が形成してある。切断刃16
3の方向は、前記押し漬しローラ15による送り
方向とほぼ直交している。そして、切断刃163
の先端とローラ161の周面との隙間は僅少に設
定されている。 ローラ162又はローラ161のいずれか一方
の軸端にはギヤ169が取付けられ、基枠20の
上部に設置された駆動モータMの駆動ギヤ170
により駆動される。 また各ローラ141,142,151,15
2,161,162は一連のギヤ伝達機構Gによ
つて所定の方向に回転するようになつている。 なお、それぞれのローラの回転速度は任意に設
定できる。 そして切断ローラ16の下方には下部シユート
17が設置されており、その下方には受箱3が備
えられている。 作 用 本実施例の作用を説明する。 (1) 駆動モータMを作動させ、注射器を注射針の
ついたまま投入ガイド190の溝部191に沿
つて投入シユート19へ投入する。 なお、注射針のみを破砕する場合は、溝部1
92に沿つて投入シユート19へ投入する。 (2) 薬液散布装置5の駆動ギヤ52がギヤ伝達機
構Gのギヤの回転によつて駆動され、カム53
の回転によつて昇降ロツド57が昇降し、ポン
プ55が作動する。これによつて薬液タンクT
内の薬液が散布具64から散布され、注射器等
を消毒する。 (3) 投入されて、消毒された注射器は、偏心によ
つて揺動回転する送りローラ14により噛み込
まれ、下方の押し潰しローラ15へ送られる。
送りローラ14は、揺動回転によつて、大きな
注射器でも容易に噛み込んで小さく押し潰し変
形させるので、下方の押し潰しローラに無理な
く噛み込ませることができる。 (4) 注射器は押し潰しローラ15の周溝158に
よつて立てられ、切断されやすいように押し漬
されて下方の切断ローラ16へ送られる。 (5) 送られてきた注射器は切断ローラ16で細か
く切断され、下部シユート17を通つて受箔3
に送られる。受箔3に収容された破砕物は、そ
の後廃棄、又は焼却処分される。 なお、本発明は図示の実施例に限定されるもの
ではなく上記一連の作動を公知の各種技術によつ
て自動化することもできる。 なお本発明は本実施例に限るものではなく、特
許請求の範囲の記載内において種々の変形ができ
る。
る。 第1図は本発明の一実施例の概略正面図、第2
図は薬液散布装置の斜視図、第3図は投入ガイド
の斜視図、第4図は第1図の−断面図、第5
図は破砕機の送りローラの配置関係を示す図であ
る。 注射器破砕機Aは、基枠20と、基枠20に取
付けられた、注射器、注射針、点滴針等を圧縮処
理し切断する切断部1と、それらを駆動する駆動
モータMを備えている。 基枠20は下部にキヤスター4を備えた金属製
の枠体で、基枠20の上部には所要の間隔をおい
て側板11,11aが立設されている。 側板11,11aの最上部には投入シユート1
9が設置されており、投入シユート19に隣接し
て薬液散布装置5が取付けてある。 ここで、第2図を参照して薬液散布装置5の構
造を説明する。 符号5は薬液散布装置で、基台50と、駆動ギ
ヤ52と、カム53と、ポンプ55を備えて成
る。 基台50の下部には平面視コ状の軸受部51が
一体に形成されている。軸受部51には固定軸9
によつて駆動ギヤ52とカム53が回転自在に軸
支されている。駆動ギヤ52とカム53は一体と
なつて動くように並べて連結されている。 駆動ギヤ52は、後述するギヤ伝達機構Gのギ
ヤと噛み合うもので、カム53は本実施例では一
箇所が突出した水滴型である。 基台50の上部には昇降ロツド支持ブラケツト
54が突出されている。昇降ロツド支持ブラケツ
ト54には貫通孔(図示せず)が形成されてい
る。なお符号65は取付けのためのボルト孔であ
る。 ポンプ55は、ゴムで作られており、例えば自
動車のウインドウオツシヤー液を指で押して噴出
する場合に使用されているものと同一の構造で、
上部に吸入口59と排出口60を備えており、そ
れぞれにはチユーブ61,62が取付けられてい
る。そしてチユーブ61,62の先端部には吸込
具63、散布具64が備えられている。 ポンプ55の下部には、上端に押圧板570を
備えポンプ55を作動させる昇降ロツド57が設
けられており、昇降ロツド57の先端には前記の
カム53と常時当接するローラ58が取付けられ
ている。 そしてポンプ55は昇降ロツド支持ブラケツト
54の通孔に昇降ロツド57を挿入し、昇降ロツ
ド支持ブラケツト54と支持具56により挟持さ
れている。 昇降ロツド57には案内溝572が形成してあ
り、昇降ロツド支持ブラケツト54を貫通して取
りつけてある案内ネジ66の先端が該案内溝57
2に挿入されて昇降ロツド57が回転するのを防
止している。 そして、薬液散布装置5は、駆動ギヤ52が後
述のギヤ伝達機構Gのギヤの一つと噛み合うよう
に取付けられている。 薬液散布装置5の吸込具63は、注射器破砕機
AのケースCの外面の一部に設置された薬液タン
クT内に配置され、また、散布具64は投入シユ
ート19上方に配置されている。 これにより必要量の消毒薬(殺菌剤、防臭剤、
防蝕剤を混合したもの等)を、投入した注射器等
に噴霧できるようにしている。 なお、注射器等は縦方向に立つて落ちると充分
に破砕されるため、投入シユート19上方には注
射器が縦方向に立つて落ちるように投入ガイド1
90が設置されている。 投入ガイド190は第3図に示すように所要数
の溝部191,192を設けた傾斜板を有するも
のである。やや広い溝部191は注射器用のもの
で、やや狭い溝部192は注射針用のものであ
る。 そして投入シユート19の下方には3対のロー
ラが、側板11,11aの外側に取付けられた軸
受部材12,12a,13,13aに軸支されて
いる。 第4図を参照する。 上段は送りローラ14で、周溝158が連続し
て形成されているローラ141,142を並設し
てなる。ローラ141,142は対称に偏心して
おり、回転時にはローラ141,142間の隙間
が変化する。 中段は押し潰しローラ15で、軸受部材13,
13aの上段に軸支され並設されたローラ15
1,152からなり、ローラ151,152には
周溝158が連続して形成されている。 またローラ141,142,151,152に
は軸線の方向に引掛溝部143が4箇所に均等に
分散して形成してあるが、その数は任意である。 ローラ151,152の間の隙間は、注射器等
を押し潰して後の切断がスムーズにできるように
挟められて設定されている。 なお、ローラ151,152の周溝158と凸
部159との関係は、第5図に示すように、それ
ぞれ相対している。(前記ローラ141,142
も同様) これによれば、相対する周溝158によつて挟
まれ、注射器等は立つた状態になつて次の切断ロ
ーラ16に送られるので、斜めや横になつた場合
に比べてより多くの切断箇所が得られ、十分な切
断ができる。 下段は切断ローラ16で、軸受部材13,13
aの下段に軸支され並設されたローラ161,1
62からなる。一方のローラ161は周面が平滑
なローラである。他方のローラ162は外周に任
意数の切断刃163が形成してある。切断刃16
3の方向は、前記押し漬しローラ15による送り
方向とほぼ直交している。そして、切断刃163
の先端とローラ161の周面との隙間は僅少に設
定されている。 ローラ162又はローラ161のいずれか一方
の軸端にはギヤ169が取付けられ、基枠20の
上部に設置された駆動モータMの駆動ギヤ170
により駆動される。 また各ローラ141,142,151,15
2,161,162は一連のギヤ伝達機構Gによ
つて所定の方向に回転するようになつている。 なお、それぞれのローラの回転速度は任意に設
定できる。 そして切断ローラ16の下方には下部シユート
17が設置されており、その下方には受箱3が備
えられている。 作 用 本実施例の作用を説明する。 (1) 駆動モータMを作動させ、注射器を注射針の
ついたまま投入ガイド190の溝部191に沿
つて投入シユート19へ投入する。 なお、注射針のみを破砕する場合は、溝部1
92に沿つて投入シユート19へ投入する。 (2) 薬液散布装置5の駆動ギヤ52がギヤ伝達機
構Gのギヤの回転によつて駆動され、カム53
の回転によつて昇降ロツド57が昇降し、ポン
プ55が作動する。これによつて薬液タンクT
内の薬液が散布具64から散布され、注射器等
を消毒する。 (3) 投入されて、消毒された注射器は、偏心によ
つて揺動回転する送りローラ14により噛み込
まれ、下方の押し潰しローラ15へ送られる。
送りローラ14は、揺動回転によつて、大きな
注射器でも容易に噛み込んで小さく押し潰し変
形させるので、下方の押し潰しローラに無理な
く噛み込ませることができる。 (4) 注射器は押し潰しローラ15の周溝158に
よつて立てられ、切断されやすいように押し漬
されて下方の切断ローラ16へ送られる。 (5) 送られてきた注射器は切断ローラ16で細か
く切断され、下部シユート17を通つて受箔3
に送られる。受箔3に収容された破砕物は、そ
の後廃棄、又は焼却処分される。 なお、本発明は図示の実施例に限定されるもの
ではなく上記一連の作動を公知の各種技術によつ
て自動化することもできる。 なお本発明は本実施例に限るものではなく、特
許請求の範囲の記載内において種々の変形ができ
る。
本発明は上記構成を有し、次の効果を奏する。
(1) 破砕室には、回転時に両ローラの周面の間隔
が変化するように一方または双方のローラが偏
心して設けてある送りローラと、並設してある
ローラ間で投入された被破砕物を挟み込んで押
し潰してして送り出す押し漬しローラと、この
押し潰しローラから送られてきた被破砕物を切
断する切断ローラと、が備えてあり、上記切断
ローラは、被破砕物の送り方向と交差して形成
された切断刃が形成してあるローラと、周面が
平滑に形成してあるローラを有している。 従つて、投入された注射器等の被破砕物は、
まず偏心回転する送りローラによつて下方の圧
縮ローラへ送られるが、送りローラの間隔は広
くなつたり狭くなつたりして変化するので、被
破砕物である大きさを異にする使用済み注射器
やリンゲル液容器等を無理なく噛み込むことが
できる。 次に、押し潰しローラで送られる際には、被
破砕物は周溝で立てられるので、送りの方向が
ほぼ定まり、押し漬されながら下方へ送られ
る。 最後に、切断ローラで切断されるときには、
押し潰しローラによる送り方向と切断ローラの
切断刃の方向は交差しており、且つ切断ローラ
の一方の周面は平滑であるために刃のずれ等は
生じないので、細い注射針でも確実に切断され
て破砕される。 このように、被破砕物の破砕処理は破砕室で
細粒化されるまで何度も撹拌されながら行われ
るのではなく、一方から投入し、他方から排出
するという一方向のみの流れで完了するため、
被破砕物の処理が短時間でできる。 (2) 医療廃棄物を、高速回転する破砕体によつて
打撃して破砕または粉砕するのとは相違して、
ローラで潰すようにして切断破砕するために、
作動時の騒音が小さく、静かさを要求される病
院内での使用に好適である。 (3) 消毒装置は機械式であり、電磁石駆動式のポ
ンプのように、電気的な制御部は不必要で機構
も簡単であるので信頼性が高い。 また、高熱殺菌による消毒機能を備えたもの
では、破砕物が高温であるため、受ける容器や
袋の材質に制限を受けたり、廃棄する際には温
度を下げて危険のないようにしなければならな
い等の面倒があつたが、本発明ではそれらの必
要もなく処理が容易である。
が変化するように一方または双方のローラが偏
心して設けてある送りローラと、並設してある
ローラ間で投入された被破砕物を挟み込んで押
し潰してして送り出す押し漬しローラと、この
押し潰しローラから送られてきた被破砕物を切
断する切断ローラと、が備えてあり、上記切断
ローラは、被破砕物の送り方向と交差して形成
された切断刃が形成してあるローラと、周面が
平滑に形成してあるローラを有している。 従つて、投入された注射器等の被破砕物は、
まず偏心回転する送りローラによつて下方の圧
縮ローラへ送られるが、送りローラの間隔は広
くなつたり狭くなつたりして変化するので、被
破砕物である大きさを異にする使用済み注射器
やリンゲル液容器等を無理なく噛み込むことが
できる。 次に、押し潰しローラで送られる際には、被
破砕物は周溝で立てられるので、送りの方向が
ほぼ定まり、押し漬されながら下方へ送られ
る。 最後に、切断ローラで切断されるときには、
押し潰しローラによる送り方向と切断ローラの
切断刃の方向は交差しており、且つ切断ローラ
の一方の周面は平滑であるために刃のずれ等は
生じないので、細い注射針でも確実に切断され
て破砕される。 このように、被破砕物の破砕処理は破砕室で
細粒化されるまで何度も撹拌されながら行われ
るのではなく、一方から投入し、他方から排出
するという一方向のみの流れで完了するため、
被破砕物の処理が短時間でできる。 (2) 医療廃棄物を、高速回転する破砕体によつて
打撃して破砕または粉砕するのとは相違して、
ローラで潰すようにして切断破砕するために、
作動時の騒音が小さく、静かさを要求される病
院内での使用に好適である。 (3) 消毒装置は機械式であり、電磁石駆動式のポ
ンプのように、電気的な制御部は不必要で機構
も簡単であるので信頼性が高い。 また、高熱殺菌による消毒機能を備えたもの
では、破砕物が高温であるため、受ける容器や
袋の材質に制限を受けたり、廃棄する際には温
度を下げて危険のないようにしなければならな
い等の面倒があつたが、本発明ではそれらの必
要もなく処理が容易である。
第1図は本発明の一実施例の概略正面図、第2
図は薬液散布装置の斜視図、第3図は投入ガイド
の斜視図、第4図は第1図の−断面図、第5
図は破砕機の送りローラの配置関係を示す図であ
る。 A;注射破砕機、5;薬液散布装置、50;基
台、53;カム、55;ポンプ、57;昇降ロツ
ド、M;モータ。
図は薬液散布装置の斜視図、第3図は投入ガイド
の斜視図、第4図は第1図の−断面図、第5
図は破砕機の送りローラの配置関係を示す図であ
る。 A;注射破砕機、5;薬液散布装置、50;基
台、53;カム、55;ポンプ、57;昇降ロツ
ド、M;モータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 注射器等の医療廃棄物用破砕機であつて、 この破砕機は、 薬液散布装置と; 投入シユートと; この投入シユートの下方に配置され、所要の間
隔を以て並設されたローラを有する送りローラ
と; この送りローラの下方に配置され、所要の間隔
を以て並設されたローラを有する、注射器等を切
断しやすいように押し潰す押し潰しローラと; この押し潰しローラの下方に配置され、所要の
間隔を以て並設されたローラを有する、注射器等
を切断する切断ローラと; を備え、 前記薬剤散布装置は、破砕機に取付け可能な基
台と、この基台に軸支された駆動ギヤと連動する
カムと、このカムと当接して運動する昇降ロツド
により作動するポンプと、を備え、 前記送りローラは、回転時に両ローラの周面の
間隔が変化するように一方または双方のローラが
偏心して設けてあり、 前記押し潰しローラには、両ローラの周方向に
平行な周溝が設けてあり、 前記切断ローラは、周面が平滑なローラと、周
面に前記押し潰しローラによる送り方向と交差す
る切断刃を形成したローラからなり、両ローラは
周面と切断刃とが接触するか、または僅少な間隔
を有するように配設してある、 薬液散布装置を備えた医療廃棄物用破砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29903485A JPS62155958A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 薬液散布装置を備えた医療廃棄物用破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29903485A JPS62155958A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 薬液散布装置を備えた医療廃棄物用破砕機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62155958A JPS62155958A (ja) | 1987-07-10 |
| JPH043225B2 true JPH043225B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=17867355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29903485A Granted JPS62155958A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 薬液散布装置を備えた医療廃棄物用破砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62155958A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110976162B (zh) * | 2020-01-14 | 2021-01-22 | 江苏智马科技有限公司 | 一种电动机表面喷漆装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54162192U (ja) * | 1978-05-02 | 1979-11-13 | ||
| JPS5578966A (en) * | 1978-12-12 | 1980-06-14 | Kato Yoshihisa | Pulverizing treatment method of appliances for medical treatment and its device |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29903485A patent/JPS62155958A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62155958A (ja) | 1987-07-10 |
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