JPH04323414A - 時系列データルール作成装置 - Google Patents
時系列データルール作成装置Info
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- JPH04323414A JPH04323414A JP3088885A JP8888591A JPH04323414A JP H04323414 A JPH04323414 A JP H04323414A JP 3088885 A JP3088885 A JP 3088885A JP 8888591 A JP8888591 A JP 8888591A JP H04323414 A JPH04323414 A JP H04323414A
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プラントの操業上,例
えば多大な影響を及ぼす特定事象の発生を,上記プラン
トからの所定のデータサンプリング時刻毎の複数種の操
業データ及び検出された特定事象に基づいて予知するた
めのルールを作成する時系列データルール作成装置に係
り,特に上記特定事象の発生を精度良く予知するための
ルールを作成することのできる時系列データルール作成
装置に関する。
えば多大な影響を及ぼす特定事象の発生を,上記プラン
トからの所定のデータサンプリング時刻毎の複数種の操
業データ及び検出された特定事象に基づいて予知するた
めのルールを作成する時系列データルール作成装置に係
り,特に上記特定事象の発生を精度良く予知するための
ルールを作成することのできる時系列データルール作成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラントの種類によっては,ある特定事
象が発生すると,操業面で多大な影響を及ぼす場合があ
る。例えば,後述するような,地盤を掘削する掘削軸か
ら噴射された地盤改良剤と土砂とを混合して上記地盤を
強化する地盤改良装置では,操業中に上記地盤改良剤が
掘削軸の先端で詰まる特定の現象(以下,詰まり事象と
いう)を生じることがある。上記詰まり事象が操業中に
発生すると,上記地盤改良装置を一旦停止した上,上記
掘削軸を途中から引き抜いて掘削軸の詰まり部位のメン
テナンスを行う必要がある。これらのメンテナンスは多
大な手間と時間とを要するため,上記地盤改良装置の操
業上の観点から上記地盤改良剤が詰まる以前に対策を講
じる必要がある。一方,上記地盤改良装置のオペレータ
は,詰まり事象に至るまでの当該装置からの種々の時系
列的な操業データと過去に検出された詰まり事象発生に
係るデータとに基づいて,上記詰まり事象を予知するた
めの何らかの知識を有している。そこで,上記オペレー
タの知識をルール化し,当該ルールを用いて上記地盤改
良装置の詰まり事象を予知することが考えられる。
象が発生すると,操業面で多大な影響を及ぼす場合があ
る。例えば,後述するような,地盤を掘削する掘削軸か
ら噴射された地盤改良剤と土砂とを混合して上記地盤を
強化する地盤改良装置では,操業中に上記地盤改良剤が
掘削軸の先端で詰まる特定の現象(以下,詰まり事象と
いう)を生じることがある。上記詰まり事象が操業中に
発生すると,上記地盤改良装置を一旦停止した上,上記
掘削軸を途中から引き抜いて掘削軸の詰まり部位のメン
テナンスを行う必要がある。これらのメンテナンスは多
大な手間と時間とを要するため,上記地盤改良装置の操
業上の観点から上記地盤改良剤が詰まる以前に対策を講
じる必要がある。一方,上記地盤改良装置のオペレータ
は,詰まり事象に至るまでの当該装置からの種々の時系
列的な操業データと過去に検出された詰まり事象発生に
係るデータとに基づいて,上記詰まり事象を予知するた
めの何らかの知識を有している。そこで,上記オペレー
タの知識をルール化し,当該ルールを用いて上記地盤改
良装置の詰まり事象を予知することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記したよ
うなオペレータの保有する詰まり事象の予知知識は,経
験に基づく定性的な知識である場合が多く,その量及び
質共に個人差がある。一方,上記地盤改良装置からの詰
まり事象に至るまでの操業データに基づいてルールを作
成する場合に,上記操業データは時系列的な数値データ
の羅列として出力されるので,特に数値データの取扱い
に不慣れな人にとってはこれらの数値データに基づいて
上記予知知識をルール化することは極めて困難であり,
上記詰まり事象を確実に予知するためのルールを作成す
る手法が確立されていなかった。そこで,本発明の第1
の目的とするところは,プラントの特定事象の発生を確
実に予知するためのルールを作成することのできる時系
列データルール作成装置を提供することにある。ところ
で,上記ルールを用いて詰まり事象を確実に予知できた
としても,その予知動作に長時間を要していては,上記
詰まり事象解決のための対策を講じる時期が遅れる。そ
こで,予知システムの効率を上げて予知動作に要する時
間を短縮化するためには,内容が冗長にならないルール
を作成することもひとつの手法である。従って,本発明
の第2の目的とするところは,プラントの特定事象の発
生を確実に予知するためのルールを作成することが可能
で,且つ内容が冗長でないルールを作成することのでき
る時系列データルール作成装置を提供することにある。
うなオペレータの保有する詰まり事象の予知知識は,経
験に基づく定性的な知識である場合が多く,その量及び
質共に個人差がある。一方,上記地盤改良装置からの詰
まり事象に至るまでの操業データに基づいてルールを作
成する場合に,上記操業データは時系列的な数値データ
の羅列として出力されるので,特に数値データの取扱い
に不慣れな人にとってはこれらの数値データに基づいて
上記予知知識をルール化することは極めて困難であり,
上記詰まり事象を確実に予知するためのルールを作成す
る手法が確立されていなかった。そこで,本発明の第1
の目的とするところは,プラントの特定事象の発生を確
実に予知するためのルールを作成することのできる時系
列データルール作成装置を提供することにある。ところ
で,上記ルールを用いて詰まり事象を確実に予知できた
としても,その予知動作に長時間を要していては,上記
詰まり事象解決のための対策を講じる時期が遅れる。そ
こで,予知システムの効率を上げて予知動作に要する時
間を短縮化するためには,内容が冗長にならないルール
を作成することもひとつの手法である。従って,本発明
の第2の目的とするところは,プラントの特定事象の発
生を確実に予知するためのルールを作成することが可能
で,且つ内容が冗長でないルールを作成することのでき
る時系列データルール作成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために,第1の発明が採用する主たる手段は,その要
旨とするところが,特定事象を生じるプラントからの所
定のデータサンプリング時刻毎の複数種の操業データ及
び検出された特定事象に基づいて上記特定事象の発生を
予知するためのルールを作成する時系列データルール作
成装置において,予め複数に分割された上記操業データ
の区分の,いずれかの区分に含まれる操業データに当該
操業データの大きさを表現する定性記号を付与する定性
記号付与手段と,優先順位の定められた各種の操業デー
タの定性記号及び上記検出された特定事象を上記データ
サンプリング時刻毎に格納する定性記号記憶手段と,あ
る特定事象が発生した時点から遡った所定期間内の最上
位優先順位の操業データの定性記号よりなる記号列パタ
ーンを上記定性記号記憶手段に格納された定性記号から
抽出する記号列抽出手段と,上記定性記号記憶手段の定
性記号列から上記最上位優先順位の操業データの定性記
号よりなる記号列パターンと同一の記号列パターンを検
索し,該検索された記号列パターンに対応した上記ある
特定事象発生時点のデータサンプリング時刻における上
記特定事象を上記定性記号記憶手段から検索する特定事
象検索手段と,上記特定事象検索手段が上記ある特定事
象とは異なる特定事象を抽出した記号列パターンに,上
記所定期間に対応した優先順位を考慮した別種の操業デ
ータの記号列パターンを付加して付加記号列パターンを
作成し,該付加記号列パターンを上記特定事象検索手段
に上記最上位優先順位の記号列パターンに代えて入力し
て上記ある特定事象を抽出するまで上記付加記号列パタ
ーンの作成を繰り返す付加パターン作成手段と,上記特
定事象検索手段が上記異なる特定事象を抽出し得なかっ
た場合の記号列パターン及び/若しくは上記付加パター
ン作成手段により作成された付加記号列パターンを格納
するパターン記憶手段と,上記パターン記憶手段に格納
された記号列パターン及び/若しくは上記付加記号列パ
ターンよりなる条件部と上記ある特定事象よりなる結論
部とを備えたルールを作成するルール作成手段とを具備
してなる点に係る時系列データルール作成装置として構
成されている。また,上記第2の目的を達成するために
,第2の発明が採用する主たる手段は,その要旨とする
ところが,上記第1の発明に係る主たる手段に加えて,
上記パターン記憶手段に格納された記号列パターン若し
くは上記付加記号列パターンの最下位優先順位の記号列
パターンから少なくともひとつの定性記号を削除して記
号削除パターンを作成すると共に該記号作成パターンを
上記定性記号記憶手段から検索し,該検索された記号削
除パターンに対応した特定事象発生時点のデータサンプ
リング時刻に上記ある特定事象が格納されている場合に
,上記パターン記憶手段の記号列パターン若しくは上記
付加記号列パターンを上記記号削除パターンに書換え更
新し,上記削除から書換え更新までの処理を少なくとも
1回以上繰り返すパターン更新手段を具備してなる点に
係る時系列データルール作成装置として構成されている
。
るために,第1の発明が採用する主たる手段は,その要
旨とするところが,特定事象を生じるプラントからの所
定のデータサンプリング時刻毎の複数種の操業データ及
び検出された特定事象に基づいて上記特定事象の発生を
予知するためのルールを作成する時系列データルール作
成装置において,予め複数に分割された上記操業データ
の区分の,いずれかの区分に含まれる操業データに当該
操業データの大きさを表現する定性記号を付与する定性
記号付与手段と,優先順位の定められた各種の操業デー
タの定性記号及び上記検出された特定事象を上記データ
サンプリング時刻毎に格納する定性記号記憶手段と,あ
る特定事象が発生した時点から遡った所定期間内の最上
位優先順位の操業データの定性記号よりなる記号列パタ
ーンを上記定性記号記憶手段に格納された定性記号から
抽出する記号列抽出手段と,上記定性記号記憶手段の定
性記号列から上記最上位優先順位の操業データの定性記
号よりなる記号列パターンと同一の記号列パターンを検
索し,該検索された記号列パターンに対応した上記ある
特定事象発生時点のデータサンプリング時刻における上
記特定事象を上記定性記号記憶手段から検索する特定事
象検索手段と,上記特定事象検索手段が上記ある特定事
象とは異なる特定事象を抽出した記号列パターンに,上
記所定期間に対応した優先順位を考慮した別種の操業デ
ータの記号列パターンを付加して付加記号列パターンを
作成し,該付加記号列パターンを上記特定事象検索手段
に上記最上位優先順位の記号列パターンに代えて入力し
て上記ある特定事象を抽出するまで上記付加記号列パタ
ーンの作成を繰り返す付加パターン作成手段と,上記特
定事象検索手段が上記異なる特定事象を抽出し得なかっ
た場合の記号列パターン及び/若しくは上記付加パター
ン作成手段により作成された付加記号列パターンを格納
するパターン記憶手段と,上記パターン記憶手段に格納
された記号列パターン及び/若しくは上記付加記号列パ
ターンよりなる条件部と上記ある特定事象よりなる結論
部とを備えたルールを作成するルール作成手段とを具備
してなる点に係る時系列データルール作成装置として構
成されている。また,上記第2の目的を達成するために
,第2の発明が採用する主たる手段は,その要旨とする
ところが,上記第1の発明に係る主たる手段に加えて,
上記パターン記憶手段に格納された記号列パターン若し
くは上記付加記号列パターンの最下位優先順位の記号列
パターンから少なくともひとつの定性記号を削除して記
号削除パターンを作成すると共に該記号作成パターンを
上記定性記号記憶手段から検索し,該検索された記号削
除パターンに対応した特定事象発生時点のデータサンプ
リング時刻に上記ある特定事象が格納されている場合に
,上記パターン記憶手段の記号列パターン若しくは上記
付加記号列パターンを上記記号削除パターンに書換え更
新し,上記削除から書換え更新までの処理を少なくとも
1回以上繰り返すパターン更新手段を具備してなる点に
係る時系列データルール作成装置として構成されている
。
【0005】
【作用】上記第1の発明によれば,特定事象を生じるプ
ラントからの所定のデータサンプリング時刻毎の複数種
の操業データ及び検出された特定事象に基づいて,先ず
定性記号付与手段が予め複数に分割された上記操業デー
タの区分のいずれかの区分に含まれる操業データに,当
該操業データの大きさを表現する定性記号を付与する。 上記各種の操業データには予め優先順位が定められてお
り,これらの操業データの定性記号及び上記検出された
特定事象は定性記号記憶手段にデータサンプリング時刻
毎に格納される。そして,記号列抽出手段はある特定事
象が発生した時点から遡った所定期間内の最上位優先順
位の操業データの定性記号よりなる記号列パターンを上
記定性記号記憶手段に格納された定性記号から抽出する
。また,特定事象検索手段は上記抽出された記号列パタ
ーンと同一の記号列パターンを上記定性記号記憶手段に
格納された定性記号列から検索し,該検索された定性記
号記憶手段の記号列パターンに対応した上記ある特定事
象発生時点のデータサンプリング時刻における上記特定
事象を定性記号記憶手段から検索する。そこで,上記特
定事象検索手段が上記ある特定事象とは異なる特定事象
を抽出したとき,付加パターン作成手段は上記ある特定
事象とは異なる特定事象を抽出した記号列パターンに,
上記所定期間に対応した優先順位を考慮した別種の操業
データの記号列パターンを付加して付加記号列パターン
を作成する。そして上記付加パターン作成手段は上記付
加記号列パターンを上記最上位優先順位の記号列パター
ンに代えて特定事象検索手段に入力して上記ある特定事
象を抽出するまで上記付加記号列パターンの作成を繰り
返す。このようにして,上記特定事象検索手段が上記異
なる特定事象を抽出し得なかった場合の記号列パターン
及び/若しくは上記付加パターン作成手段により作成さ
れた付加記号列パターンはパターン記憶手段に格納され
る。そして,上記パターン記憶手段に格納された記号列
パターン及び/若しくは上記付加記号列パターンよりな
る条件部と上記ある特定事象よりなる結論部とを備えた
ルールがルール作成手段により作成される。従って,上
記特定事象検索手段が上記ある特定事象を抽出するまで
ルールの条件が強化されるので,上記ルールはある特定
事象の発生を精度良く予知することができる。
ラントからの所定のデータサンプリング時刻毎の複数種
の操業データ及び検出された特定事象に基づいて,先ず
定性記号付与手段が予め複数に分割された上記操業デー
タの区分のいずれかの区分に含まれる操業データに,当
該操業データの大きさを表現する定性記号を付与する。 上記各種の操業データには予め優先順位が定められてお
り,これらの操業データの定性記号及び上記検出された
特定事象は定性記号記憶手段にデータサンプリング時刻
毎に格納される。そして,記号列抽出手段はある特定事
象が発生した時点から遡った所定期間内の最上位優先順
位の操業データの定性記号よりなる記号列パターンを上
記定性記号記憶手段に格納された定性記号から抽出する
。また,特定事象検索手段は上記抽出された記号列パタ
ーンと同一の記号列パターンを上記定性記号記憶手段に
格納された定性記号列から検索し,該検索された定性記
号記憶手段の記号列パターンに対応した上記ある特定事
象発生時点のデータサンプリング時刻における上記特定
事象を定性記号記憶手段から検索する。そこで,上記特
定事象検索手段が上記ある特定事象とは異なる特定事象
を抽出したとき,付加パターン作成手段は上記ある特定
事象とは異なる特定事象を抽出した記号列パターンに,
上記所定期間に対応した優先順位を考慮した別種の操業
データの記号列パターンを付加して付加記号列パターン
を作成する。そして上記付加パターン作成手段は上記付
加記号列パターンを上記最上位優先順位の記号列パター
ンに代えて特定事象検索手段に入力して上記ある特定事
象を抽出するまで上記付加記号列パターンの作成を繰り
返す。このようにして,上記特定事象検索手段が上記異
なる特定事象を抽出し得なかった場合の記号列パターン
及び/若しくは上記付加パターン作成手段により作成さ
れた付加記号列パターンはパターン記憶手段に格納され
る。そして,上記パターン記憶手段に格納された記号列
パターン及び/若しくは上記付加記号列パターンよりな
る条件部と上記ある特定事象よりなる結論部とを備えた
ルールがルール作成手段により作成される。従って,上
記特定事象検索手段が上記ある特定事象を抽出するまで
ルールの条件が強化されるので,上記ルールはある特定
事象の発生を精度良く予知することができる。
【0006】一方,上記第2の発明によれば,上記第1
の発明において上記パターン記憶手段に格納された記号
列パターン及び/若しくは付加記号列パターンに対し,
パターン更新手段が上記それぞれのパターンの最下位優
先順位の記号列パターンから少なくとも1つの定性記号
を削除して記号削除パターンを作成すると共に該記号削
除パターンを上記定性記号記憶手段から検索する。そし
てこのとき検索された記号削除パターンに対応した特定
事象発生時点のデータサンプリング時刻に上記ある特定
事象が格納されている場合に,上記パターン更新手段は
上記パターン記憶手段の記号列パターン若しくは上記付
加記号列パターンを上記記号削除パターンに書換え更新
する。上記削除から書換え更新までの処理はパターン更
新手段により少なくとも1回以上繰り返される。従って
,パターン更新手段により書換え更新された上記記号列
パターン若しくは付加記号列パターンは上記ある特定事
象を予知するためのルールの条件部として適用される場
合に記号削除以前のパターンと比べてそのパターン構成
が小さくなる。
の発明において上記パターン記憶手段に格納された記号
列パターン及び/若しくは付加記号列パターンに対し,
パターン更新手段が上記それぞれのパターンの最下位優
先順位の記号列パターンから少なくとも1つの定性記号
を削除して記号削除パターンを作成すると共に該記号削
除パターンを上記定性記号記憶手段から検索する。そし
てこのとき検索された記号削除パターンに対応した特定
事象発生時点のデータサンプリング時刻に上記ある特定
事象が格納されている場合に,上記パターン更新手段は
上記パターン記憶手段の記号列パターン若しくは上記付
加記号列パターンを上記記号削除パターンに書換え更新
する。上記削除から書換え更新までの処理はパターン更
新手段により少なくとも1回以上繰り返される。従って
,パターン更新手段により書換え更新された上記記号列
パターン若しくは付加記号列パターンは上記ある特定事
象を予知するためのルールの条件部として適用される場
合に記号削除以前のパターンと比べてそのパターン構成
が小さくなる。
【0007】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに
,図1は本発明の一実施例に係る時系列データルール作
成装置が適用された地盤改良装置を示す概略構成図,図
2は上記時系列データルール作成装置のブロック構成図
,図3は上記地盤改良装置からの数値データの残差の経
時変化を示すグラフ図,図4は上記時系列データルール
作成装置の定性記号記憶手段に記憶された定性記号及び
詰まり事象データの格納状態を示す説明図,図5は詰ま
り事象に関与する全ての要因のパターン長Mの記号列パ
ターンよりなるある詰まり事例を示す説明図,図6は上
記時系列データルール作成装置の処理手順を示すフロー
チャートである。本実施例に係る時系列データルール作
成装置1が適用される地盤改良装置20は,図1に示す
ように,地盤28を掘削して粉状の地盤改良剤を注入す
る掘削注入機21と,上記地盤改良剤を一時貯溜する改
良剤サイロ22と,上記改良剤サイロ22からの地盤改
良剤を所定量分上記掘削注入機21に空気圧送により供
給する供給機23とより主としてなっている。上記掘削
注入機21はモータ26により回転駆動される掘削軸2
5の先端に,土砂を攪拌しつつ上記掘削軸25を地盤2
8中に掘り進める攪拌翼27を備えている。また,上記
改良剤サイロ22は回転するスリット羽根式の供給ホイ
ル(図外)を備え,上記供給ホイルの回転数や供給空気
24の圧力等により上記地盤改良剤の供給量が決定され
る。そして,上記地盤改良剤は,掘削軸25が地盤28
から抜き出されるとき,攪拌翼27近傍の噴射口から地
盤28中へ空気と共に噴射されて周囲の土砂と所定比率
で攪拌混合されることにより土砂と化合する。これによ
って,地盤28中に改良柱体29が形成される。上記地
盤改良装置20は,運転中に上記噴射口の近傍で地盤改
良剤の詰まりを生じ,中途で運転を停止せざるを得ない
ことがある。そして,このように中途で運転が停止され
ると,運転再開までに多くの手間と長い時間を要する。 上記したような詰まり事象はいきなり生じるものではな
く,その前兆として供給空気24の圧力や供給ホイルの
回転数に特徴的な変動が起こる。
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに
,図1は本発明の一実施例に係る時系列データルール作
成装置が適用された地盤改良装置を示す概略構成図,図
2は上記時系列データルール作成装置のブロック構成図
,図3は上記地盤改良装置からの数値データの残差の経
時変化を示すグラフ図,図4は上記時系列データルール
作成装置の定性記号記憶手段に記憶された定性記号及び
詰まり事象データの格納状態を示す説明図,図5は詰ま
り事象に関与する全ての要因のパターン長Mの記号列パ
ターンよりなるある詰まり事例を示す説明図,図6は上
記時系列データルール作成装置の処理手順を示すフロー
チャートである。本実施例に係る時系列データルール作
成装置1が適用される地盤改良装置20は,図1に示す
ように,地盤28を掘削して粉状の地盤改良剤を注入す
る掘削注入機21と,上記地盤改良剤を一時貯溜する改
良剤サイロ22と,上記改良剤サイロ22からの地盤改
良剤を所定量分上記掘削注入機21に空気圧送により供
給する供給機23とより主としてなっている。上記掘削
注入機21はモータ26により回転駆動される掘削軸2
5の先端に,土砂を攪拌しつつ上記掘削軸25を地盤2
8中に掘り進める攪拌翼27を備えている。また,上記
改良剤サイロ22は回転するスリット羽根式の供給ホイ
ル(図外)を備え,上記供給ホイルの回転数や供給空気
24の圧力等により上記地盤改良剤の供給量が決定され
る。そして,上記地盤改良剤は,掘削軸25が地盤28
から抜き出されるとき,攪拌翼27近傍の噴射口から地
盤28中へ空気と共に噴射されて周囲の土砂と所定比率
で攪拌混合されることにより土砂と化合する。これによ
って,地盤28中に改良柱体29が形成される。上記地
盤改良装置20は,運転中に上記噴射口の近傍で地盤改
良剤の詰まりを生じ,中途で運転を停止せざるを得ない
ことがある。そして,このように中途で運転が停止され
ると,運転再開までに多くの手間と長い時間を要する。 上記したような詰まり事象はいきなり生じるものではな
く,その前兆として供給空気24の圧力や供給ホイルの
回転数に特徴的な変動が起こる。
【0008】そこで,本発明者らは上記詰まり事象の前
兆となる種々の数値データ(以下,詰まり事象の要因と
いう)の変動に基づいて,上記詰まり事象の発生を確実
に予知するべく,以下の時系列データルール作成装置1
(以下,ルール作成装置1という)を開発した。上記ル
ール作成装置1は,図2に示すように,地盤改良装置2
0からの50msec毎に入力される供給空気24の圧
力,供給機23内の供給ホイルの回転数等といった各種
の数値データに含まれるノイズを除去するノイズ除去手
段2と,ノイズ除去後の数値データと該数値データに最
小2乗法を適用して得たトレンド式との残差e(k)(
(4)式参照)を算出して上記数値データの変化傾向を
取り除くトレンド除去手段3と,予め設定された複数の
閾値−m3 〜+p3 (図3)により複数に分割され
た区分の,いずれかの区分に含まれる残差e(k)に当
該残差の大きさを表現する定性記号NB〜PB(図3)
を付与する記号化手段4と,地盤改良装置20に設けら
れた詰まり検出器(図外)からの詰まり事象データ(Y
/N)と上記数値データの種類毎の定性記号をデータサ
ンプリング時刻毎に格納する定性記号記憶手段5と,詰
まり事象が発生した時点から遡った所定期間内の操業デ
ータの定性記号よりなる記号列パターンを上記定性記号
記憶手段に格納された定性記号から抽出するパターン抽
出手段8と,該パターン抽出装置8により抽出された全
ての要因に係る記号列パターン及びこれらの記号列パタ
ーンを構成する各定性記号に対応したフラグをそれぞれ
格納するパターン記憶手段9と,このパターン記憶手段
9に格納された記号列パターンを条件部とするルールの
誤報チェックを行う誤報チェック手段10と,上記ルー
ルの条件部の内容の冗長性をチェックする冗長性チェッ
ク手段11と上記ルールの条件部に取り込まれるべき記
号列パターンの数値データの種類(要因)を選択する要
因選択手段7と一定の条件のもとで複数のルールの条件
部の内容を統合化してひとつのルールとするルール統合
手段12とを具備してなっている。上記パターン記憶手
段9には,上記パターン抽出手段により抽出された記号
列パターンを格納するパターン記憶領域9p と上記フ
ラグを格納するフラグ記憶領域9f が確保され,この
フラグ記憶領域9f のフラグは上記パターン記憶領域
9p の各要因毎であってパターン長Mの各定性記号毎
に対応して設けられている。なお,上記ノイズ除去手段
2,トレンド除去手段3,記号化手段4,要因選択手段
7,パターン抽出手段8,誤報チェック手段10,冗長
性チェック手段11,ルール統合手段12は,それぞれ
上記ルール作成装置1の図示せぬ演算部が備えたメモリ
に,予め格納された動作プログラムによって具現化され
る。
兆となる種々の数値データ(以下,詰まり事象の要因と
いう)の変動に基づいて,上記詰まり事象の発生を確実
に予知するべく,以下の時系列データルール作成装置1
(以下,ルール作成装置1という)を開発した。上記ル
ール作成装置1は,図2に示すように,地盤改良装置2
0からの50msec毎に入力される供給空気24の圧
力,供給機23内の供給ホイルの回転数等といった各種
の数値データに含まれるノイズを除去するノイズ除去手
段2と,ノイズ除去後の数値データと該数値データに最
小2乗法を適用して得たトレンド式との残差e(k)(
(4)式参照)を算出して上記数値データの変化傾向を
取り除くトレンド除去手段3と,予め設定された複数の
閾値−m3 〜+p3 (図3)により複数に分割され
た区分の,いずれかの区分に含まれる残差e(k)に当
該残差の大きさを表現する定性記号NB〜PB(図3)
を付与する記号化手段4と,地盤改良装置20に設けら
れた詰まり検出器(図外)からの詰まり事象データ(Y
/N)と上記数値データの種類毎の定性記号をデータサ
ンプリング時刻毎に格納する定性記号記憶手段5と,詰
まり事象が発生した時点から遡った所定期間内の操業デ
ータの定性記号よりなる記号列パターンを上記定性記号
記憶手段に格納された定性記号から抽出するパターン抽
出手段8と,該パターン抽出装置8により抽出された全
ての要因に係る記号列パターン及びこれらの記号列パタ
ーンを構成する各定性記号に対応したフラグをそれぞれ
格納するパターン記憶手段9と,このパターン記憶手段
9に格納された記号列パターンを条件部とするルールの
誤報チェックを行う誤報チェック手段10と,上記ルー
ルの条件部の内容の冗長性をチェックする冗長性チェッ
ク手段11と上記ルールの条件部に取り込まれるべき記
号列パターンの数値データの種類(要因)を選択する要
因選択手段7と一定の条件のもとで複数のルールの条件
部の内容を統合化してひとつのルールとするルール統合
手段12とを具備してなっている。上記パターン記憶手
段9には,上記パターン抽出手段により抽出された記号
列パターンを格納するパターン記憶領域9p と上記フ
ラグを格納するフラグ記憶領域9f が確保され,この
フラグ記憶領域9f のフラグは上記パターン記憶領域
9p の各要因毎であってパターン長Mの各定性記号毎
に対応して設けられている。なお,上記ノイズ除去手段
2,トレンド除去手段3,記号化手段4,要因選択手段
7,パターン抽出手段8,誤報チェック手段10,冗長
性チェック手段11,ルール統合手段12は,それぞれ
上記ルール作成装置1の図示せぬ演算部が備えたメモリ
に,予め格納された動作プログラムによって具現化され
る。
【0009】本実施例に係るルール作成装置1は,上記
したように構成されている。引き続き,図6を中心とし
図1乃至図5を用いて,上記ルール作成装置1により地
盤改良装置20における地盤改良剤の詰まり事象を予知
するためのルールを作成する処理手順について説明する
。なお,図6中S1,S2,・・・はそれぞれ上記ルー
ル作成装置1の動作ステップを示す。先ず,地盤改良装
置20からの供給ホイルの回転数,供給空気24の圧力
等の時系列上の数値データx(i)(iは50msec
毎のデータサンプリング時刻を示し,i=1,2,3・
・・である)はルール作成装置1のノイズ除去手段2に
入力される。ノイズ除去手段2は上記数値データx(i
)に基づいてある時点iから10点(n=10)先の時
刻迄の移動平均数値データy(j),y(j+1),・
・・を(1)式((1)−1,(1)−2,…)を用い
て時刻i毎に求める。 但し,x(i);i=1,2,3,・・・ (5
0msec) y(i);i=1,2,3,・・・ (n=10
)これにより,母データである当初の数値データx(i
)に含まれるノイズが除去される。なお,上記移動平均
数値データに代えて上記10点の時刻の期間毎の平均値
を求めてもよい。
したように構成されている。引き続き,図6を中心とし
図1乃至図5を用いて,上記ルール作成装置1により地
盤改良装置20における地盤改良剤の詰まり事象を予知
するためのルールを作成する処理手順について説明する
。なお,図6中S1,S2,・・・はそれぞれ上記ルー
ル作成装置1の動作ステップを示す。先ず,地盤改良装
置20からの供給ホイルの回転数,供給空気24の圧力
等の時系列上の数値データx(i)(iは50msec
毎のデータサンプリング時刻を示し,i=1,2,3・
・・である)はルール作成装置1のノイズ除去手段2に
入力される。ノイズ除去手段2は上記数値データx(i
)に基づいてある時点iから10点(n=10)先の時
刻迄の移動平均数値データy(j),y(j+1),・
・・を(1)式((1)−1,(1)−2,…)を用い
て時刻i毎に求める。 但し,x(i);i=1,2,3,・・・ (5
0msec) y(i);i=1,2,3,・・・ (n=10
)これにより,母データである当初の数値データx(i
)に含まれるノイズが除去される。なお,上記移動平均
数値データに代えて上記10点の時刻の期間毎の平均値
を求めてもよい。
【0010】続いて,ノイズ除去手段2からの移動平均
数値データはトレンド除去手段3に入力され(2)〜(
3)式によってその変化傾向が除去される。 y(j)=a(k)+b(k
)(k−j)Δt
+e(j)
…(2)但し,Δt=
tj+1 −tj (N=20)k=1,
2,3,・・・ j=k−N+1,k−N+2,・・・,k
Y(j)=A(k)+B(k)(k−j)
Δt …(3)
e(k)=y(k)−Y(k)
…(4)即ち,(2)式で示
すモデル式と,このモデル式に含まれる誤差e(j)の
2乗和を最小にするときのa(k),b(k)をそれぞ
れA(k),B(k)とする(3)式で示すトレンド式
とから,(4)式を用いて求められる残差e(k)には
,上記移動平均数値データの変化傾向が含まれないこと
になる。一方,上記ルール作成装置1では,(5)式で
示すN個の要因群Xの各要因xN の選択優先順位が外
部から,例えばマニュアルによって要因選択手段7に設
定入力される(S1)。 X={x1 ,
x2 ,・・・,xN } …
(5)この場合,地盤改良装置20にとって詰まり事象
発生を予知する上で経験上重要な指標となる要因から順
に優先順位が設定される。例えば,第1優先順位の要因
x1 を上記供給ホイルの回転数とし,第2優先順位の
要因x2 を上記供給空気24の圧力として以下同様に
優先順に設定されて上記要因選択手段7に格納される。
数値データはトレンド除去手段3に入力され(2)〜(
3)式によってその変化傾向が除去される。 y(j)=a(k)+b(k
)(k−j)Δt
+e(j)
…(2)但し,Δt=
tj+1 −tj (N=20)k=1,
2,3,・・・ j=k−N+1,k−N+2,・・・,k
Y(j)=A(k)+B(k)(k−j)
Δt …(3)
e(k)=y(k)−Y(k)
…(4)即ち,(2)式で示
すモデル式と,このモデル式に含まれる誤差e(j)の
2乗和を最小にするときのa(k),b(k)をそれぞ
れA(k),B(k)とする(3)式で示すトレンド式
とから,(4)式を用いて求められる残差e(k)には
,上記移動平均数値データの変化傾向が含まれないこと
になる。一方,上記ルール作成装置1では,(5)式で
示すN個の要因群Xの各要因xN の選択優先順位が外
部から,例えばマニュアルによって要因選択手段7に設
定入力される(S1)。 X={x1 ,
x2 ,・・・,xN } …
(5)この場合,地盤改良装置20にとって詰まり事象
発生を予知する上で経験上重要な指標となる要因から順
に優先順位が設定される。例えば,第1優先順位の要因
x1 を上記供給ホイルの回転数とし,第2優先順位の
要因x2 を上記供給空気24の圧力として以下同様に
優先順に設定されて上記要因選択手段7に格納される。
【0011】続いて,上記残差e(k)を複数の区分に
識別するための複数の閾値−m3 〜+p3 が外部か
ら記号化手段4に設定入力されて格納される(S2,図
3)。そこで上記残差e(k)が記号化手段4に入力さ
れると(S3),上記記号化手段4はこのとき入力され
た残差e(k)と上記閾値とを(6)式((6)−1〜
(6)−7)を用いて比較し,当該残差e(k)にその
値の大きさを表現する定性記号NB〜PBを付与する(
S4)。 e≦−m3 →NB (6)−1−m3
<e≦−m2 →NM (6)−2−
m2 <e≦−m1 →NS (6)−
3−m1 <e≦+p1 →ZE (6
)−4+p1 <e≦+p2 →PS
(6)−5+p2 <e≦+p3 →PM
(6)−6+p3 <e →P
B (6)−7なお,上記定性記号は上記残
差e(k)の値がNB=極めて小さい,NM=小さい,
NS=やや小さい,ZE=殆ど変化なし,PS=やや大
きい,PM=大きい,PB=極めて大きい,であること
を示す。即ち,上記記号化手段4が本発明にいう定性記
号付与手段である。これらの時刻j毎の各要因の定性記
号は,図4に示すように,時系列記号データとして上記
定性記号記憶手段5に格納される。また,上記詰まり検
出器からの詰まり事象データ(Y/N)も時刻j毎に記
憶される。この場合,上記詰まり事象データは,詰まり
事象が発生して詰まり検出器からの入力があったときを
Yで示し,上記入力がないときをNで示す。通常,上記
定性記号や詰まり事象データは過去に発生した複数件の
詰まり事象に係るものがそれぞれ詰まり事象毎に用いら
れる。 一方,上記詰まり事象が発生した時点(例え
ば図4の時刻j=11)から予知期間Lを見越して過去
に遡った所定期間の期間長Mが外部からパターン抽出手
段8に設定入力され格納される(S5)。上記期間長M
はこの期間内の要因x1 〜xN 毎の定性記号よりな
る時系列方向の記号列パターンを特定するために設定さ
れた期間長であって上記記号列パターンのパターン長M
を表す。本実施例装置では,上記パターン長M内の記号
列パターンに基づいて上記詰まり事象を予知するための
ルールが作成される。上記パターン長M内の全ての要因
の記号列パターンよりなるある詰まり事例Pを図5に示
す。上記詰まり事例Pは複数件の詰まり事象毎に作成さ
れ,それぞれパターン記憶手段9のパターン記憶領域9
p に事例毎に記憶される。そして,上記要因選択手段
7のカウンタの要因抽出回数Kが1の値に初期設定され
る(S6)。
識別するための複数の閾値−m3 〜+p3 が外部か
ら記号化手段4に設定入力されて格納される(S2,図
3)。そこで上記残差e(k)が記号化手段4に入力さ
れると(S3),上記記号化手段4はこのとき入力され
た残差e(k)と上記閾値とを(6)式((6)−1〜
(6)−7)を用いて比較し,当該残差e(k)にその
値の大きさを表現する定性記号NB〜PBを付与する(
S4)。 e≦−m3 →NB (6)−1−m3
<e≦−m2 →NM (6)−2−
m2 <e≦−m1 →NS (6)−
3−m1 <e≦+p1 →ZE (6
)−4+p1 <e≦+p2 →PS
(6)−5+p2 <e≦+p3 →PM
(6)−6+p3 <e →P
B (6)−7なお,上記定性記号は上記残
差e(k)の値がNB=極めて小さい,NM=小さい,
NS=やや小さい,ZE=殆ど変化なし,PS=やや大
きい,PM=大きい,PB=極めて大きい,であること
を示す。即ち,上記記号化手段4が本発明にいう定性記
号付与手段である。これらの時刻j毎の各要因の定性記
号は,図4に示すように,時系列記号データとして上記
定性記号記憶手段5に格納される。また,上記詰まり検
出器からの詰まり事象データ(Y/N)も時刻j毎に記
憶される。この場合,上記詰まり事象データは,詰まり
事象が発生して詰まり検出器からの入力があったときを
Yで示し,上記入力がないときをNで示す。通常,上記
定性記号や詰まり事象データは過去に発生した複数件の
詰まり事象に係るものがそれぞれ詰まり事象毎に用いら
れる。 一方,上記詰まり事象が発生した時点(例え
ば図4の時刻j=11)から予知期間Lを見越して過去
に遡った所定期間の期間長Mが外部からパターン抽出手
段8に設定入力され格納される(S5)。上記期間長M
はこの期間内の要因x1 〜xN 毎の定性記号よりな
る時系列方向の記号列パターンを特定するために設定さ
れた期間長であって上記記号列パターンのパターン長M
を表す。本実施例装置では,上記パターン長M内の記号
列パターンに基づいて上記詰まり事象を予知するための
ルールが作成される。上記パターン長M内の全ての要因
の記号列パターンよりなるある詰まり事例Pを図5に示
す。上記詰まり事例Pは複数件の詰まり事象毎に作成さ
れ,それぞれパターン記憶手段9のパターン記憶領域9
p に事例毎に記憶される。そして,上記要因選択手段
7のカウンタの要因抽出回数Kが1の値に初期設定され
る(S6)。
【0012】そこで先ず,上記要因選択手段7は設定さ
れた上記優先順位に従って第1優先順位の要因x1 を
選択する(S7)。次いで,パターン抽出手段8は全て
の詰まり事例に対し上記パターン長Mの要因x1 に係
る記号列パターンp1,1 (x1 ),p1,2 (
x1 ),・・・をそれぞれ抽出し(S8),(7)式
で示す第1次マッチングパターン群P1 とする(S9
)。 P1 =(p1,1
OR p1,2 OR ・・・) …
(7)上記記号列パターンはルールの条件部として用い
られる,いわゆるマッチングパターンである。この場合
,パターン抽出手段8が,上記記号列パターンp1,1
(x1 ),p1,2 (x1 )・・・の各定性記
号に対応するフラグ記憶領域9f のフラグをたてるこ
とによりこのときのマッチングパターン群が上記パター
ン記憶領域9pから抽出される。即ち,上記パターン抽
出手段8及びフラグ記憶領域9fのフラグが本発明にい
う記号列抽出手段である。続いて,上記第1次マッチン
グパターン群P1 は誤報チェック手段10により誤報
の発生をチェックされる(S10)。この場合誤報とは
,例えば上記第1次マッチングパターン群P1 を構成
する事例毎の記号列パターンを条件部とするルールを用
いて上記詰まり事象を予知する場合に,実際には地盤改
良装置20に詰まり事象が発生していないにもかかわら
ず,上記詰まり事象の発生が予知されることをいう。そ
こで,誤報チェック手段10は,上記第1次マッチング
パターン群P1 の各記号列パターンと同一の上記要因
x1 の記号列パターンを定性記号記憶手段5の定性記
号列から検索する。そして,上記同一の記号列パターン
が検索されれば,該検索された記号列パターンの最終時
刻から予知期間L先のデータサンプリング時刻(例えば
図4の時刻j=11)における詰まり事象データY(あ
る特定事象)を上記定性記号記憶手段5から検索する。 即ち,上記誤報チェック手段10が本発明にいう特定事
象検索手段である。そして,当該データサンプリング時
刻における詰まり事象データがYであれば(S11,N
O),上記検索された記号列パターンを取り込んだルー
ルによっては詰まり事象予知の誤報を発生しないと考え
られる。従って,当該マッチングパターン群P1 は引
き続き冗長性解消ステップ(S30以降)に導かれる。
れた上記優先順位に従って第1優先順位の要因x1 を
選択する(S7)。次いで,パターン抽出手段8は全て
の詰まり事例に対し上記パターン長Mの要因x1 に係
る記号列パターンp1,1 (x1 ),p1,2 (
x1 ),・・・をそれぞれ抽出し(S8),(7)式
で示す第1次マッチングパターン群P1 とする(S9
)。 P1 =(p1,1
OR p1,2 OR ・・・) …
(7)上記記号列パターンはルールの条件部として用い
られる,いわゆるマッチングパターンである。この場合
,パターン抽出手段8が,上記記号列パターンp1,1
(x1 ),p1,2 (x1 )・・・の各定性記
号に対応するフラグ記憶領域9f のフラグをたてるこ
とによりこのときのマッチングパターン群が上記パター
ン記憶領域9pから抽出される。即ち,上記パターン抽
出手段8及びフラグ記憶領域9fのフラグが本発明にい
う記号列抽出手段である。続いて,上記第1次マッチン
グパターン群P1 は誤報チェック手段10により誤報
の発生をチェックされる(S10)。この場合誤報とは
,例えば上記第1次マッチングパターン群P1 を構成
する事例毎の記号列パターンを条件部とするルールを用
いて上記詰まり事象を予知する場合に,実際には地盤改
良装置20に詰まり事象が発生していないにもかかわら
ず,上記詰まり事象の発生が予知されることをいう。そ
こで,誤報チェック手段10は,上記第1次マッチング
パターン群P1 の各記号列パターンと同一の上記要因
x1 の記号列パターンを定性記号記憶手段5の定性記
号列から検索する。そして,上記同一の記号列パターン
が検索されれば,該検索された記号列パターンの最終時
刻から予知期間L先のデータサンプリング時刻(例えば
図4の時刻j=11)における詰まり事象データY(あ
る特定事象)を上記定性記号記憶手段5から検索する。 即ち,上記誤報チェック手段10が本発明にいう特定事
象検索手段である。そして,当該データサンプリング時
刻における詰まり事象データがYであれば(S11,N
O),上記検索された記号列パターンを取り込んだルー
ルによっては詰まり事象予知の誤報を発生しないと考え
られる。従って,当該マッチングパターン群P1 は引
き続き冗長性解消ステップ(S30以降)に導かれる。
【0013】一方,上記詰まり事象データがN(異なる
特定事象)のとき(S11,YES),上記第1次マッ
チングパターン群P1 の各記号列パターンと同一の記
号列パターンが上記定性記号記憶手段5に存在している
にもかかわらず,この記号列パターンによっては,上記
誤報を発することになる。そのため,このような記号列
パターンよりなるルールの条件は強化される必要がある
。 そこで,誤報チェック手段10は上記誤報を発すること
になる全ての記号列パターンpK,i ,pK,j ,
・・・(以下,誤報パターンという。添字iはi番目の
詰まり事例,jはj番目の詰まり事例を示す)を上記第
1次マッチングパターン群P1 から抽出し(S20)
,これらの誤報パターンによって第K(K=1)次誤報
パターンEK を(8)式のように決定する(S21)
。 EK ={pK,i OR PK,j
OR ・・・}…(8)そして,次に優先順位の
高い要因があれば(S22,YES),要因選択手段7
は要因抽出回数KをK+1に繰り上げて(S23),次
順位の要因xK+1,例えばx2 を選択する(S24
)。そして,上記誤報を発することとなる記号列パター
ンの期間長Mに対応した要因xK+1 の記号列パター
ンを上記パターン記憶領域9p の当該事例から抽出す
る(S25)。上記要因xK+1 の記号列パターンは
要因xK の記号列パターンに対し付加(AND条件)
されて付加パターンが作成される。例えば,上記誤報パ
ターンpK,i ,pK,j ,・・・についての付加
パターンは(9)式((9)−1,…)のように示され
る。 なお,(9)式中の,例えば記号列パターンpK+
1,i,1 の添字について,K+1は優先順位がK+
1番目であり,iは詰まり事例番号であり,1は当該記
号列パターンがその事例中に複数存在する場合の識別番
号であることを示す。そこで,上記パターン抽出手段8
により作成された付加記号列パターンと,ステップS1
1において誤報を発しないと判断された記号列パターン
(このパターンを例えばpK,s ,pK,t とする
)とから,第K+1次マッチングパターン群pK+1
が(10)式のように決定される。(S26)。 PK+1 =(pK,s O
R pK,t OR ・・・
OR (pK,i AND
pK+1,i,1 )
OR (pK,i AND pK+
1,i,2 )
OR ・・・
OR (pK,j AND pK+1,j,1
) OR ・
・・)
…(10) PK+1
=(pK+1,1 OR pK+1,2
OR pK+1,
3 ・・・)
…(11)(11)式は(10)式右辺の各記号列パ
ターンの添字を新たな添字に整理統合したものである。 上記第K+1次マッチングパターン群PK+1 はステ
ップS10において上記と同様の誤報チェック処理がな
され,そのときのマッチングパターン群について誤報を
発することがないと(S11,NO)判断されるまで,
上記ステップS10,S11,S20〜S26が繰り返
される。これにより,上記マッチングパターン群中の誤
報パターンに優先順位を考慮した次の要因の記号列パタ
ーンが上記繰り返しステップの実行毎に付加される。従
って,上記ステップS11において誤報を生じないと判
断されたとき,このときのマッチングパターン群には上
記詰まり事象の予知に最小限必要な要因が全て取り込ま
れたことになる。 即ち,上記要因選択手段7,パターン抽出手段8及びフ
ラグ記憶領域9f のフラグが本発明にいう付加パター
ン作成手段である。なお,まだマッチングパターン群に
対し次の要因を取り込む必要があるにも拘らわず上記繰
り返しステップの実行中に次の要因が見つからない場合
には(S22,NO),現在設定されている上記閾値や
上記パターン長の設定条件の下ではこれ以上誤報を発生
することのないように,ルールの条件を強化し得ないと
考えられる。そこで,処理ステップはステップS2に戻
り,記号化手段4における残差e(k)の層別条件,即
ち上記閾値やパターン抽出手段8におけるパターン長が
マニュアルにより変更設定される(S2,S5)。
特定事象)のとき(S11,YES),上記第1次マッ
チングパターン群P1 の各記号列パターンと同一の記
号列パターンが上記定性記号記憶手段5に存在している
にもかかわらず,この記号列パターンによっては,上記
誤報を発することになる。そのため,このような記号列
パターンよりなるルールの条件は強化される必要がある
。 そこで,誤報チェック手段10は上記誤報を発すること
になる全ての記号列パターンpK,i ,pK,j ,
・・・(以下,誤報パターンという。添字iはi番目の
詰まり事例,jはj番目の詰まり事例を示す)を上記第
1次マッチングパターン群P1 から抽出し(S20)
,これらの誤報パターンによって第K(K=1)次誤報
パターンEK を(8)式のように決定する(S21)
。 EK ={pK,i OR PK,j
OR ・・・}…(8)そして,次に優先順位の
高い要因があれば(S22,YES),要因選択手段7
は要因抽出回数KをK+1に繰り上げて(S23),次
順位の要因xK+1,例えばx2 を選択する(S24
)。そして,上記誤報を発することとなる記号列パター
ンの期間長Mに対応した要因xK+1 の記号列パター
ンを上記パターン記憶領域9p の当該事例から抽出す
る(S25)。上記要因xK+1 の記号列パターンは
要因xK の記号列パターンに対し付加(AND条件)
されて付加パターンが作成される。例えば,上記誤報パ
ターンpK,i ,pK,j ,・・・についての付加
パターンは(9)式((9)−1,…)のように示され
る。 なお,(9)式中の,例えば記号列パターンpK+
1,i,1 の添字について,K+1は優先順位がK+
1番目であり,iは詰まり事例番号であり,1は当該記
号列パターンがその事例中に複数存在する場合の識別番
号であることを示す。そこで,上記パターン抽出手段8
により作成された付加記号列パターンと,ステップS1
1において誤報を発しないと判断された記号列パターン
(このパターンを例えばpK,s ,pK,t とする
)とから,第K+1次マッチングパターン群pK+1
が(10)式のように決定される。(S26)。 PK+1 =(pK,s O
R pK,t OR ・・・
OR (pK,i AND
pK+1,i,1 )
OR (pK,i AND pK+
1,i,2 )
OR ・・・
OR (pK,j AND pK+1,j,1
) OR ・
・・)
…(10) PK+1
=(pK+1,1 OR pK+1,2
OR pK+1,
3 ・・・)
…(11)(11)式は(10)式右辺の各記号列パ
ターンの添字を新たな添字に整理統合したものである。 上記第K+1次マッチングパターン群PK+1 はステ
ップS10において上記と同様の誤報チェック処理がな
され,そのときのマッチングパターン群について誤報を
発することがないと(S11,NO)判断されるまで,
上記ステップS10,S11,S20〜S26が繰り返
される。これにより,上記マッチングパターン群中の誤
報パターンに優先順位を考慮した次の要因の記号列パタ
ーンが上記繰り返しステップの実行毎に付加される。従
って,上記ステップS11において誤報を生じないと判
断されたとき,このときのマッチングパターン群には上
記詰まり事象の予知に最小限必要な要因が全て取り込ま
れたことになる。 即ち,上記要因選択手段7,パターン抽出手段8及びフ
ラグ記憶領域9f のフラグが本発明にいう付加パター
ン作成手段である。なお,まだマッチングパターン群に
対し次の要因を取り込む必要があるにも拘らわず上記繰
り返しステップの実行中に次の要因が見つからない場合
には(S22,NO),現在設定されている上記閾値や
上記パターン長の設定条件の下ではこれ以上誤報を発生
することのないように,ルールの条件を強化し得ないと
考えられる。そこで,処理ステップはステップS2に戻
り,記号化手段4における残差e(k)の層別条件,即
ち上記閾値やパターン抽出手段8におけるパターン長が
マニュアルにより変更設定される(S2,S5)。
【0014】上記したように,上記フラグ記憶領域9f
のフラグにより確定された,詰まり事象予知の誤報を
生じることのない最終的なマッチングパターン群PF
は,引き続いてパターン長の冗長性解消ステップ(S3
0以降)に供される。上記マッチングパターン群PF
の各記号列パターン(付加記号列パターンを含む)の一
例を(12)式に示す。
のフラグにより確定された,詰まり事象予知の誤報を
生じることのない最終的なマッチングパターン群PF
は,引き続いてパターン長の冗長性解消ステップ(S3
0以降)に供される。上記マッチングパターン群PF
の各記号列パターン(付加記号列パターンを含む)の一
例を(12)式に示す。
【数1】
なお(12)式の記号要素Zは上記定性記号NB〜PB
を示す。そこで,ステップS30では上記冗長性チェッ
ク手段11が,ある記号列パターンpF,i の最下位
優先順位の要因xr の記号列パターンから最後部の記
号要素Zr,M を仮に削除する。上記記号要素Zr,
M はフラグ記憶領域9f の対応するフラグを倒すこ
とにより仮に削除される。更に,冗長性チェック手段1
1は記号削除パターンと同じ記号列パターンを上記定性
記号記憶手段5から検索し,このとき検索された記号削
除パターンに対応した詰まり事象発生時点のデータサン
プリング時刻に上記詰まり事象データYが格納されてい
るか否かをチェックする。即ち,上記ステップS10と
同様の誤報チェック処理が実行される。そこで,上記詰
まり事象データYが格納されていなければ(S31,Y
ES),冗長性チェック手段11は上記記号削除パター
ンの要因Xr のこの時点において最後部の記号要素Z
r,M−1 を更に削除した記号削除パターンを作成す
る。上記要因xr の記号列パターン最後部からの記号
要素の削除動作は,上記詰まり事象データYが抽出され
るまで順次繰り返される。そして,上記詰まり事象デー
タYが抽出されたとき(S31,NO),パターン記憶
領域9p に格納されているマッチングパターン群PF
の上記ある記号列パターンpF,i をこのときの記
号削除パターンに書換え更新する(S32)。上記した
ような記号削除パターンの作成から上記書換え更新まで
の処理ステップ(S30〜S32)は上記マッチングパ
ターン群PF の残りの記号列パターンについてもそれ
ぞれ実行される。即ち,上記フラグ記憶領域9f のフ
ラグ,誤報チェック手段10,冗長性チェック手段11
が本発明にいうパターン更新手段である。今度は逆に,
上記書換え更新された記号削除パターンの要因xr の
最先部の記号要素Zr,1 から最後部に向けて順次削
除,誤報チェック,記号削除パターンの書換え更新の処
理動作が行われる(S33〜S35)。これらの処理動
作は上記ステップS30〜32と同様にマッチングパタ
ーン群PF の各記号列パターンについて順次実行され
る。なお,上記記号列パターンから削除される記号要素
の削除開始位置としては,上記最先部若しくは最後部に
限らず,例えば任意の位置であってもよい。
を示す。そこで,ステップS30では上記冗長性チェッ
ク手段11が,ある記号列パターンpF,i の最下位
優先順位の要因xr の記号列パターンから最後部の記
号要素Zr,M を仮に削除する。上記記号要素Zr,
M はフラグ記憶領域9f の対応するフラグを倒すこ
とにより仮に削除される。更に,冗長性チェック手段1
1は記号削除パターンと同じ記号列パターンを上記定性
記号記憶手段5から検索し,このとき検索された記号削
除パターンに対応した詰まり事象発生時点のデータサン
プリング時刻に上記詰まり事象データYが格納されてい
るか否かをチェックする。即ち,上記ステップS10と
同様の誤報チェック処理が実行される。そこで,上記詰
まり事象データYが格納されていなければ(S31,Y
ES),冗長性チェック手段11は上記記号削除パター
ンの要因Xr のこの時点において最後部の記号要素Z
r,M−1 を更に削除した記号削除パターンを作成す
る。上記要因xr の記号列パターン最後部からの記号
要素の削除動作は,上記詰まり事象データYが抽出され
るまで順次繰り返される。そして,上記詰まり事象デー
タYが抽出されたとき(S31,NO),パターン記憶
領域9p に格納されているマッチングパターン群PF
の上記ある記号列パターンpF,i をこのときの記
号削除パターンに書換え更新する(S32)。上記した
ような記号削除パターンの作成から上記書換え更新まで
の処理ステップ(S30〜S32)は上記マッチングパ
ターン群PF の残りの記号列パターンについてもそれ
ぞれ実行される。即ち,上記フラグ記憶領域9f のフ
ラグ,誤報チェック手段10,冗長性チェック手段11
が本発明にいうパターン更新手段である。今度は逆に,
上記書換え更新された記号削除パターンの要因xr の
最先部の記号要素Zr,1 から最後部に向けて順次削
除,誤報チェック,記号削除パターンの書換え更新の処
理動作が行われる(S33〜S35)。これらの処理動
作は上記ステップS30〜32と同様にマッチングパタ
ーン群PF の各記号列パターンについて順次実行され
る。なお,上記記号列パターンから削除される記号要素
の削除開始位置としては,上記最先部若しくは最後部に
限らず,例えば任意の位置であってもよい。
【0015】このように,上記ルール作成装置1は,必
要最小限の要因をマッチングパターン群PF の記号列
パターンとして取り込む一方,上記記号列パターンの最
下位優先順位の要因から誤報を生じることのない範囲で
記号要素Zを削除し得るので,このマッチングパターン
群PF を用いたルールの条件部の冗長性を解消するこ
とができる。これによって,例えばルール推論の演算速
度を向上化できる。一方,ルール統合手段12は,冗長
性解消ステップ実行済のマッチングパターン群において
これに含まれる記号列パターンの記号要素のうち,ある
サンプリング時刻の記号要素のレベル(定性記号NP〜
PB)が1ランク異なるのみで他の残りの記号要素がい
ずれも同一である場合にこれらの記号列パターンを一つ
に統合する(S36)。例えば,以下に示す(13)式
と(14)式に示す2つの記号列パターンp1,1 (
x1 ),p1,2 (x2 )において,最先部の記
号要素のレベルがそれぞれPB,PMであって1ランク
のレベル差であり,他の残りの記号要素が全て同じあっ
たとき,ルール統合手段12は最先部の記号要素のレベ
ルを共通のPBMとして(15)式に示すような1つの
新たな記号列パターンに統合し,上記パターン記憶領域
9p に書換え更新する。これによって,上記マッチン
グパターン群PF の冗長性はより一層解消される。 p1,1 (x1 )={PB,
・・・・・・} …(13)
p1,2 (x1 )={PM,・
・・・・・} …(14)
p1,1 (x1 )={PBM,・
・・・・} …(15)このよ
うにして,フラグ記憶領域9f のフラグにより最終的
に書換え更新されたマッチングパターン群PF は上記
演算部により地盤改良装置20の詰まり事象を予知する
ためのルールの条件部として用いられる一方,上記詰ま
り事象データYは上記ルールの結論部として用いられる
。即ち,上記演算部が,パターン記憶手段に格納された
記号列パターン及び/若しくは上記付加記号列パターン
よりなる条件部と上記ある特定事象よりなる結論部とを
備えたルールを作成する本発明のルール作成手段である
。
要最小限の要因をマッチングパターン群PF の記号列
パターンとして取り込む一方,上記記号列パターンの最
下位優先順位の要因から誤報を生じることのない範囲で
記号要素Zを削除し得るので,このマッチングパターン
群PF を用いたルールの条件部の冗長性を解消するこ
とができる。これによって,例えばルール推論の演算速
度を向上化できる。一方,ルール統合手段12は,冗長
性解消ステップ実行済のマッチングパターン群において
これに含まれる記号列パターンの記号要素のうち,ある
サンプリング時刻の記号要素のレベル(定性記号NP〜
PB)が1ランク異なるのみで他の残りの記号要素がい
ずれも同一である場合にこれらの記号列パターンを一つ
に統合する(S36)。例えば,以下に示す(13)式
と(14)式に示す2つの記号列パターンp1,1 (
x1 ),p1,2 (x2 )において,最先部の記
号要素のレベルがそれぞれPB,PMであって1ランク
のレベル差であり,他の残りの記号要素が全て同じあっ
たとき,ルール統合手段12は最先部の記号要素のレベ
ルを共通のPBMとして(15)式に示すような1つの
新たな記号列パターンに統合し,上記パターン記憶領域
9p に書換え更新する。これによって,上記マッチン
グパターン群PF の冗長性はより一層解消される。 p1,1 (x1 )={PB,
・・・・・・} …(13)
p1,2 (x1 )={PM,・
・・・・・} …(14)
p1,1 (x1 )={PBM,・
・・・・} …(15)このよ
うにして,フラグ記憶領域9f のフラグにより最終的
に書換え更新されたマッチングパターン群PF は上記
演算部により地盤改良装置20の詰まり事象を予知する
ためのルールの条件部として用いられる一方,上記詰ま
り事象データYは上記ルールの結論部として用いられる
。即ち,上記演算部が,パターン記憶手段に格納された
記号列パターン及び/若しくは上記付加記号列パターン
よりなる条件部と上記ある特定事象よりなる結論部とを
備えたルールを作成する本発明のルール作成手段である
。
【0016】上記したように,本実施例のルール作成装
置1は,地盤改良装置20からのデータサンプリング時
刻毎の数値データを定性記号に変換した後,これらの定
性記号よりなる時系列的な記号列パターンであって地盤
改良装置20の詰まり事象に関わるものを抽出すること
ができる。この記号列パターンは数値データの取扱いに
不慣れな人にとってもパターンとして認識し易い。従っ
て,上記抽出された記号列パターンに基づいて,たとえ
人手であっても詰まり予知のルール作成が容易になる。 一方,ルールの条件部に用いられる記号列パターンにお
いて誤報が生じる場合には,上記誤報が生じなくなるま
で当該記号列パターンに優先順位を考慮した別の記号列
パターンが付加される。これによって,上記ルールの条
件が厳しくされるので,当該ルールを用いた場合,上記
詰まり事象を極めて精度良く予知することができる。加
えて,上記ルール作成装置1は最下位優先順位の要因に
係る記号列パターンについて誤報を生じない範囲で当該
パターンの記号要素を削除したり,あるいは極めて近似
した記号列パターン同士を一つに統合するので,ルール
条件部の内容が冗長でなくなる。なお,本実施例のルー
ル作成装置1は地盤改良装置20の掘削軸25における
地盤改良剤の詰まり事象に適用されたが,それに限定さ
れるものではなく,あるプラントに対して大きな影響を
及ぼすような特定の事象を上記プラントからの時系列デ
ータに基づいて精度良く予知する場合に好適である。
置1は,地盤改良装置20からのデータサンプリング時
刻毎の数値データを定性記号に変換した後,これらの定
性記号よりなる時系列的な記号列パターンであって地盤
改良装置20の詰まり事象に関わるものを抽出すること
ができる。この記号列パターンは数値データの取扱いに
不慣れな人にとってもパターンとして認識し易い。従っ
て,上記抽出された記号列パターンに基づいて,たとえ
人手であっても詰まり予知のルール作成が容易になる。 一方,ルールの条件部に用いられる記号列パターンにお
いて誤報が生じる場合には,上記誤報が生じなくなるま
で当該記号列パターンに優先順位を考慮した別の記号列
パターンが付加される。これによって,上記ルールの条
件が厳しくされるので,当該ルールを用いた場合,上記
詰まり事象を極めて精度良く予知することができる。加
えて,上記ルール作成装置1は最下位優先順位の要因に
係る記号列パターンについて誤報を生じない範囲で当該
パターンの記号要素を削除したり,あるいは極めて近似
した記号列パターン同士を一つに統合するので,ルール
条件部の内容が冗長でなくなる。なお,本実施例のルー
ル作成装置1は地盤改良装置20の掘削軸25における
地盤改良剤の詰まり事象に適用されたが,それに限定さ
れるものではなく,あるプラントに対して大きな影響を
及ぼすような特定の事象を上記プラントからの時系列デ
ータに基づいて精度良く予知する場合に好適である。
【0017】
【発明の効果】第1の発明は上記したように構成されて
いる。従って,プラントの特定事象の発生を極めて精度
良く予知するためのルールを作成することができる。ま
た,第2の発明は上記したように構成されているので,
上記プラントの特定事象の発生を極めて精度良く予知す
るためのルールであって且つ条件部の内容が冗長でない
ルールを作成することができる。
いる。従って,プラントの特定事象の発生を極めて精度
良く予知するためのルールを作成することができる。ま
た,第2の発明は上記したように構成されているので,
上記プラントの特定事象の発生を極めて精度良く予知す
るためのルールであって且つ条件部の内容が冗長でない
ルールを作成することができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る時系列データルー
ル作成装置が適用された地盤改良装置を示す概略構成図
。
ル作成装置が適用された地盤改良装置を示す概略構成図
。
【図2】 上記時系列データルール作成装置のブロッ
ク構成図。
ク構成図。
【図3】 上記地盤改良装置からの数値データの残差
の経時変化を示すグラフ図。
の経時変化を示すグラフ図。
【図4】 上記時系列データルール作成装置の定性記
号記憶手段に記憶された定性記号及び詰まり事象データ
の格納状態を示す説明図。
号記憶手段に記憶された定性記号及び詰まり事象データ
の格納状態を示す説明図。
【図5】 詰まり事象に関与する全ての要因のパター
ン長Mの記号列パターンよりなるある詰まり事例を示す
説明図。
ン長Mの記号列パターンよりなるある詰まり事例を示す
説明図。
【図6】 上記時系列データルール作成装置の処理手
順を示すフローチャート。
順を示すフローチャート。
1…時系列データルール作成装置
4…記号化手段(定性記号付与手段)
5…定性記号記憶手段
8…パターン抽出手段(記号列抽出手段)9…パターン
記憶手段 9p …パターン記憶領域 9f …フラグ記憶領域 10 …誤報チェック手段 11…冗長性チェック手段 20…地盤改良装置
記憶手段 9p …パターン記憶領域 9f …フラグ記憶領域 10 …誤報チェック手段 11…冗長性チェック手段 20…地盤改良装置
Claims (2)
- 【請求項1】 特定事象を生じるプラントからの所定
のデータサンプリング時刻毎の複数種の操業データ及び
検出された特定事象に基づいて上記特定事象の発生を予
知するためのルールを作成する時系列データルール作成
装置において,予め複数に分割された上記操業データの
区分の,いずれかの区分に含まれる操業データに当該操
業データの大きさを表現する定性記号を付与する定性記
号付与手段と,優先順位の定められた各種の操業データ
の定性記号及び上記検出された特定事象を上記データサ
ンプリング時刻毎に格納する定性記号記憶手段と,ある
特定事象が発生した時点から遡った所定期間内の最上位
優先順位の操業データの定性記号よりなる記号列パター
ンを上記定性記号記憶手段に格納された定性記号から抽
出する記号列抽出手段と,上記定性記号記憶手段の定性
記号列から上記最上位優先順位の操業データの定性記号
よりなる記号列パターンと同一の記号列パターンを検索
し,該検索された記号列パターンに対応した上記ある特
定事象発生時点のデータサンプリング時刻における上記
特定事象を上記定性記号記憶手段から検索する特定事象
検索手段と,上記特定事象検索手段が上記ある特定事象
とは異なる特定事象を抽出した記号列パターンに,上記
所定期間に対応した優先順位を考慮した別種の操業デー
タの記号列パターンを付加して付加記号列パターンを作
成し,該付加記号列パターンを上記特定事象検索手段に
上記最上位優先順位の記号列パターンに代えて入力して
上記ある特定事象を抽出するまで上記付加記号列パター
ンの作成を繰り返す付加パターン作成手段と,上記特定
事象検索手段が上記異なる特定事象を抽出し得なかった
場合の記号列パターン及び/若しくは上記付加パターン
作成手段により作成された付加記号列パターンを格納す
るパターン記憶手段と,上記パターン記憶手段に格納さ
れた記号列パターン及び/若しくは上記付加記号列パタ
ーンよりなる条件部と上記ある特定事象よりなる結論部
とを備えたルールを作成するルール作成手段とを具備し
てなることを特徴とする時系列データルール作成装置。 - 【請求項2】 特定事象を生じるプラントからの所定
のデータサンプリング時刻毎の複数種の操業データ及び
検出された特定事象に基づいて上記特定事象の発生を予
知するためのルールを作成する時系列データルール作成
装置において,予め複数に分割された上記操業データの
区分の,いずれかの区分に含まれる操業データに当該操
業データの大きさを表現する定性記号を付与する定性記
号付与手段と,優先順位の定められた各種の操業データ
の定性記号及び上記検出された特定事象を上記データサ
ンプリング時刻毎に格納する定性記号記憶手段と,ある
特定事象が発生した時点から遡った所定期間内の最上位
優先順位の操業データの定性記号よりなる記号列パター
ンを上記定性記号記憶手段に格納された定性記号から抽
出する記号列抽出手段と,上記定性記号記憶手段の定性
記号列から上記最上位優先順位の操業データの定性記号
よりなる記号列パターンと同一の記号列パターンを検索
し,該検索された記号列パターンに対応した上記ある特
定事象発生時点のデータサンプリング時刻における上記
特定事象を上記定性記号記憶手段から検索する特定事象
検索手段と,上記特定事象検索手段が上記ある特定事象
とは異なる特定事象を抽出した記号列パターンに,上記
所定期間に対応した優先順位を考慮した別種の操業デー
タの記号列パターンを付加して付加記号列パターンを作
成し,該付加記号列パターンを上記特定事象検索手段に
上記最上位優先順位の記号列パターンに代えて入力して
上記ある特定事象を抽出するまで上記付加記号列パター
ンの作成を繰り返す付加パターン作成手段と,上記特定
事象検索手段が上記異なる特定事象を抽出し得なかった
場合の記号列パターン及び/若しくは上記付加パターン
作成手段により作成された付加記号列パターンを格納す
るパターン記憶手段と,上記パターン記憶手段に格納さ
れた記号列パターン若しくは上記付加記号列パターンの
最下位優先順位の記号列パターンから少なくともひとつ
の定性記号を削除して記号削除パターンを作成するとと
もに該記号削除パターンを上記定性記号記憶手段から検
索し,該検索された記号削除パターンに対応した特定事
象発生時点のデータサンプリング時刻に上記ある特定事
象が格納されている場合に,上記パターン記憶手段の記
号列パターン若しくは上記付加記号列パターンを上記記
号削除パターンに書換え更新し,上記削除から書換え更
新までの処理を少なくとも1回以上繰り返すパターン更
新手段と,上記パターン記憶手段に格納された記号列パ
ターン及び/若しくは上記付加記号列パターンよりなる
条件部と上記ある特定事象よりなる結論部とを備えたル
ールを作成するルール作成手段とを具備してなることを
特徴とする時系列データルール作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088885A JPH04323414A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | 時系列データルール作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088885A JPH04323414A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | 時系列データルール作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323414A true JPH04323414A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=13955442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3088885A Pending JPH04323414A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | 時系列データルール作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04323414A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109024603A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-12-18 | 中国三峡建设管理有限公司 | 灌浆工艺状态切换方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6017202A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-29 | ア−・ベ−・ボルボ・ペンタ | ロ−タ装置 |
| JPH04166698A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-12 | Mitsui Miike Mach Co Ltd | 反転軸流ファン |
-
1991
- 1991-04-20 JP JP3088885A patent/JPH04323414A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6017202A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-29 | ア−・ベ−・ボルボ・ペンタ | ロ−タ装置 |
| JPH04166698A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-12 | Mitsui Miike Mach Co Ltd | 反転軸流ファン |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109024603A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-12-18 | 中国三峡建设管理有限公司 | 灌浆工艺状态切换方法 |
| CN109024603B (zh) * | 2018-08-09 | 2021-06-08 | 中国三峡建设管理有限公司 | 灌浆工艺状态切换方法 |
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