JPH0432383Y2 - - Google Patents

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JPH0432383Y2
JPH0432383Y2 JP19374987U JP19374987U JPH0432383Y2 JP H0432383 Y2 JPH0432383 Y2 JP H0432383Y2 JP 19374987 U JP19374987 U JP 19374987U JP 19374987 U JP19374987 U JP 19374987U JP H0432383 Y2 JPH0432383 Y2 JP H0432383Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は紙匹等の帯状体の巻取ロールの取卸し
を個々に安全確実に行なえるようにした巻取装置
に関するものである。
[従来の技術] 例えば、広幅の紙匹はスリツタにより幅方向に
切断され、巻取ドラムの両側にちどり状に配置さ
れたコアに夫々巻取られている。
近年、印刷技術等の高速化に伴い、巻取ロール
の巻取径が増大する傾向にあり、巻取ロールの重
量もますます増大している。
従つて、大重量の巻取ロールを巻取装置から外
してテーブル上に載置する作業も、細心の注意が
必要とされている。
従来は、第7図に示すように巻取ロールaの巻
取りが終了すると、該巻取ロールa下方のリフタ
ーbが上昇し、ストツパーcを突出した状態で巻
取ロールaを載置し、次いでテーブルdと同じ高
さの位置まで戻り、ストツパーcが引き込まれて
巻取ロールaがテーブルd上を転動して排出され
るようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、厚薄の生じた紙を巻取つた巻取ロール
aは、巻取径が巻取ロールa間或は巻取ロールa
内で不均一となり、全幅で一定の高さに上昇する
リフターbでは、紙の薄い部分がぶかぶかしてリ
フターbにより持上げられず、巻取機から外れ難
かつた。
又、前記リフターbは、流体圧シリンダfによ
り昇降するため、必ずしも安定な構造ではなく、
巻取ロールaが前述のように巻取径が不均一にな
ると、リフターbに偏荷重がかかり、安全性及び
機械的安定性の面で問題があつた。
更に、該リフターbは巻取ドラムeと略同一長
さであり、巻取ロールaが1個の場合でも全体を
昇降させなければならなかつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述の従来のリフターの問題点を解決
し、個々の巻取ロールを安定且つ確実に巻卸すこ
とができるようにすることを目的としてなしたも
ので、巻取ドラムの少なくとも一側方に少なくと
も一対の支持フレームを、巻取ドラム側を支持点
として傾動可能に夫々配設し、該各支持フレーム
に傾動用流体圧アクチユエータを連結して該各支
持フレームを傾動可能とし、該各支持フレームに
ロール支持走行体を移動可能に備え、該各ロール
支持走行体をロール巻卸し位置において各ロール
支持点よりも反巻取ドラム側のローラを中心に垂
直面内を回動し得るよう構成したことを特徴とす
る巻取装置にかかるものである。
[作用] 巻取ロールを支持する各支持フレームが、傾動
用流体圧アクチユエータにより所要の角度まで傾
動されるので、巻取ロールの数と同数の支持フレ
ーム対が安定して傾動され、又巻取ロールがテー
ブル上に着地される瞬間、ロール支持走行体がロ
ール取卸し位置においてロール支持点よりも反巻
取ドラム側のローラを中心に回動するため、着地
の際の衝撃が吸収され、巻取ロールの取卸しが安
全、確実に行なわれる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図乃至第6図は本考案の一実施例であり、
巻取ドラムの両側にちどり状に巻取ロール1の取
卸装置2を配設した例である。すなわち、巻取ロ
ール1の幅以上の間隔で一対の支持フレーム4,
4′を垂直面内を平行に回動し得るようピン5,
5′により夫々枢着し、該各支持フレーム4,
4′の下方に配設した流体圧シリンダ6,6′のピ
ストンロツド7,7′を該各支持フレーム4,
4′の下側にピン8,8′連結し、該ピストンロツ
ド7,7′の突出及び引込みにより前記各支持フ
レーム4,4′を回動し得るようにする。
該各支持フレーム4,4′のピン5,5′枢着部
に、該各ピン5,5′を中心として円弧状のギヤ
9,9′を設け、回転式の回転角度検出器10,
10′の検知軸11,11′に固定したピニオン1
2,12′を前記各ギヤ9,9′に噛合させる。
該各支持フレーム4,4′上に巻取ロール支持
走行体13,13′を長手方向略全長に亘つて移
動可能に配設する。該巻取ロール支持走行体1
3,13′は各支持フレーム4,4′上を移動し得
るようになつており、巻取ロール1を保持するチ
ヤツク装置を有している。
前記各巻取りロール支持走行体13,13′は、
夫々ロール支持点14の前後に夫々左右一対のロ
ーラ15,15と16,16を軸17,18の両
端に有しており、前記各支持フレーム4,4′の
ガイドレール19,19,19′,19′上に、図
示してない駆動モータ或は流体圧シリンダ等によ
り移動し得るよう載置し、該各ガイドレール1
9,19,19′,19′の下面側に接し得るよう
前後に左右一対のローラ20,20と21,21
を回転可能に軸22,23の両端に取り付けてあ
る。該前方のローラ20,20すなわち各ロール
支持点14よりも巻取ドラム側に位置するローラ
20,20は後方のローラ21,21すなわち各
ロール支持点14よりも反巻取ドラム側に位置す
るローラ21,21に比べ転動面を狭幅とし、巻
取ロール取卸し位置Aにおける前記各ガイドレー
ル19,19,19′,19′の下面側に、前記各
前方のローラ20,20と当接する部分に略同じ
幅で凹状溝24,24を夫々設け、該各凹状溝2
4,24に前記各ローラ20,20が嵌入し得る
ようにしてある。前記下側の後方のローラ21,
21は上側の後方のローラ16,16よりも反巻
取ドラム側に位置している。
更に、前記支持フレーム4,4′のうちいずれ
か一方の支持フレーム4の側面長手方向に、巻取
ロール1のロール径を磁気或は光センサー等によ
り非接触で検出する巻取径検出器27を設けてあ
る。
図中、25は支持フレーム4,4′の巻取ロー
ル1の排出側下方に設置したテーブル、26はス
トツパを示す。
次に、巻取径検出器27による巻取ロール径検
出値から支持フレーム4,4′の回転角度を決定
する制御回路について第6図により説明する。
前記巻取径検出器27からの巻取径検出信号を
支持フレーム傾斜角度演算器28に送つて巻取ロ
ール1の巻取径から支持フレーム4,4′の傾斜
角度を演算し、該傾斜角度信号PAを比較演算制
御器29に送るようにする。
前記2つの回転角度検出器10,10′からの
検出角度信号P1,P2を夫々前記比較演算制御器
17に送つて、前記傾斜角度信号PAと比較し、
P1<PA及びP2<PAのとき前記各流体圧シリンダ
6,6′のロツド側に圧力流体が供給されるよう
ソレノイドバルブ30,30′が夫々x,z側に
切換えられたままとする。支持フレーム4,4′
の傾動中に、P1とP2との差が所定の許容角度差
ΔP以内であればソレノイドバルブ30,30′を
そのまま保持し、P1とP2との差がΔPよりも大き
い場合はP1とP2のうち大きい方のソレノイドバ
ルブを中立とし他方のソレノイドバルブをそのま
ま保持し、P1とP2との差がΔP以内となつたとこ
ろで前記一方のソレノイドバルブが中立からxま
たはz側に切換えられるようにする。
P1又はP2がPAと等しくなつたとき各ソレノイ
ドバルブ30,30′が夫々中立位置に切換えら
れるようにする。
以上のように構成したので、巻取りを終了した
ときに巻取ロール1の巻取径が巻取径検出器27
によつて検出され、該巻取径検出信号が支持フレ
ーム傾斜角度演算器28に送られて、該傾斜角度
演算器28に予め入力設定された巻取径と傾斜角
度との関係グラフから支持フレーム4,4′の傾
斜角度が演算され、該傾斜角度信号PAが比較演
算制御器29に送られる。
巻取り作業の終了と同時に自動的に或は手動に
より、巻取ロール1が巻卸し位置Aに至つていな
い場合は各巻取ロール支持走行体13,13′が
巻取ロール1を保持したまま取卸し位置Aまで移
動せしめられ、各ソレノイドバルブ30,30′
が中立位置から夫々x,z側に切換えられ、各流
体圧シリンダ6,6′のロツド側に圧力流体が供
給され、各ピストンロツド7,7′が引き込まれ
て各支持フレーム4,4′がピン5,5′を中心に
下降方向に夫々傾動する。
該各支持フレーム4,4′の傾動角度は、各支
持フレーム4,4′のピン枢着部の円弧状のギヤ
9,9′により回転角度検出器10,10′のピニ
オン12,12′が夫々回転せしめられて検出さ
れ、該各検出角度信号P1,P2が比較演算制御器
29に夫々送られる。
該P1,P2が前記PAよりも小さい間は、各支持
フレーム4,4′が目標の角度まで傾動していな
いことを示すので、各ソレノイドバルブ30,3
0′はx又はz側に切換えられたまま保持される。
この際、各支持フレーム4,4′の傾動は同期
させ、支持する巻取ロール1が傾かないようにす
る必要があるので、比較演算制御器29内におい
て、P1とP2の差の絶対値が許容角度差ΔPよりも
大きくなつた場合は、傾動角度の大きい方の支持
フレーム4又は4′側のソレノイドバルブ30又
は30′が一時的に中立に切換えられる。他のソ
レノイドバルブ30又は30′はそのままx又は
z側に保持され、P1とP2との差がΔPよりも小さ
くなつたところで、一時的に中立に切換えられて
いたソレノイドバルブ30又は30′がx又はz
側に切換えられ、ピストンロツド7,7′の引き
込み、すなわち各支持フレーム4,4′の傾動が
継続される。
P1又はP2がPAと等しくなつたところで、各ソ
レノイドバルブ30,30′が中立に切換えられ
て、各支持フレーム4,4′の傾動が停止される
と同時に巻取ロール1がテーブル25上に接地さ
れ、る。このとき、巻取ロール1は所定の速度で
下降されるため、テーブル25上に着地する際、
巻取ロール1がテーブル25からの反力を受け、
チヤツク、ガイドレール19,19′、下面側の
各ローラ20,20,21,21等に負荷がかか
り、破損、変形等のおそれがあるが、ガイドレー
ル19,19′下面側の前方の各ローラ20,2
0が該レール19,19′下面の凹状溝24,2
4の下方に位置しているため、巻取ロール1がテ
ーブル25に着地するときの反力は、前記各ロー
ラ20,20が各凹状溝24,24に嵌入し、ガ
イドレール19,19′下面側の後方の各ローラ
21,21を中心に各巻取ロール支持走行体1
3,13′が回動することにより吸収される。
両端のチヤツクを外すことにより巻取ロール1
の取卸しが可能になる。
巻取ロール1の取卸しが終了した後自動的に又
は手動により各ソレノイドバルブ30,30′が
w及びy側に切換えられて各ピストンロツド7,
7′が突出せしめられ、各支持フレーム4,4′が
水平位置に戻される。
なお、本考案の巻取装置は上述の実施例のみに
限定されるものではなく、支持フレームの傾動手
段、ロール支持走行体の移動手段は他の手段を用
いてもよいこと、紙匹以外の帯状体の巻取、取卸
しにも適用し得ること等本考案の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の巻取装置によれば、
巻取ドラムの側方に支持フレーム対を傾動用流体
圧シリンダにより傾動可能に配設し且つロール支
持走行体を支持フレームにロール取卸し位置にお
いて回動し得るように配設したので、支持フレー
ム対を安定に傾動することができると共に巻取ロ
ール着地時の衝撃を緩和吸収することができ、巻
取ロールの取卸しを安全、確実に行なうことがで
き、更に巻取ロールを支持する支持フレーム対の
みを傾動させるので、従来のような全幅昇降に比
べ動力エネルギーが大幅に節減される等の種々の
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例の説明図、第
2図は第1図に示した巻取ロール支持走行体の詳
細説明図、第3図は第2図の−方向矢視図、
第4図は第2図の−方向矢視図、第5図は第
2図における下後ローラが凹状溝部通過時の説明
図、第6図は第1図で示した装置の制御回路図、
第7図は従来の取卸装置の一例を示す図である。 1は巻取ロール、2は取卸装置、4,4′は支
持フレーム、6,6′は流体圧シリンダ、13,
13′は巻取ロール支持走行体、15,16,2
0,21はローラ、19,19′はガイドレール、
24は凹状溝、25はテーブルを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取ドラムの少なくとも一側方に少なくとも一
    対の支持フレームを、巻取ドラム側を支持点とし
    て傾動可能に夫々配設し、該各支持フレームに傾
    動用流体圧アクチユエータを連結して該各支持フ
    レームを傾動可能とし、該各支持フレームにロー
    ル支持走行体を夫々移動可能に備え、該各ロール
    支持走行体をロール取卸し位置において各ロール
    支持点よりも反巻取ドラム側のローラを中心に垂
    直面内を回動し得るよう構成したことを特徴とす
    る巻取装置。
JP19374987U 1987-12-21 1987-12-21 Expired JPH0432383Y2 (ja)

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