JPH04324051A - 能動音響減衰器 - Google Patents
能動音響減衰器Info
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- JPH04324051A JPH04324051A JP3094319A JP9431991A JPH04324051A JP H04324051 A JPH04324051 A JP H04324051A JP 3094319 A JP3094319 A JP 3094319A JP 9431991 A JP9431991 A JP 9431991A JP H04324051 A JPH04324051 A JP H04324051A
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- signal
- duct
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Links
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Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、ダクト内の騒音
を検出して逆相の音波を発生し、減衰させる能動音響減
衰器に関する。
を検出して逆相の音波を発生し、減衰させる能動音響減
衰器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビルの空調システムなどのように
、ダクトを敷設して空調機と接続し、ダクトに温度調整
された空気を送り込んだり、室内からの排気を行ったり
するシステムを考えてみると、送風や排気に際して生ず
る振動がダクト内を伝わり、室内に騒音を撒き散らすと
云ったことが起きる。そこで、騒音を小さくする試みが
なされており、これは一般に音響減衰器を用いる。原理
的には本体運転時におけるダクト内騒音をマイクロフォ
ン(以下、単にマイクと称する)で検出し、これに対応
する逆位相の音波(消音音波信号)を発生してダクト内
に送ることにより相殺し、消音させると云うものである
。
、ダクトを敷設して空調機と接続し、ダクトに温度調整
された空気を送り込んだり、室内からの排気を行ったり
するシステムを考えてみると、送風や排気に際して生ず
る振動がダクト内を伝わり、室内に騒音を撒き散らすと
云ったことが起きる。そこで、騒音を小さくする試みが
なされており、これは一般に音響減衰器を用いる。原理
的には本体運転時におけるダクト内騒音をマイクロフォ
ン(以下、単にマイクと称する)で検出し、これに対応
する逆位相の音波(消音音波信号)を発生してダクト内
に送ることにより相殺し、消音させると云うものである
。
【0003】ところで、このような音響減衰器をダクト
に適用する場合に考慮すべき点は、ダクトの断面寸法に
よって減衰させるべき周波数帯域が変化すると云うこと
である。例えば、ダクトの断面寸法が200 mm角の
場合、0〜800Hz、断面寸法350mm角の場合、
0〜500Hzの周波数帯域であり、ダクトの断面寸法
に応じたこれらの周波数帯の帯域外の音響に対しては消
音音波信号の周波数が遮断されるように設定しないと、
騒音を消すどころかむしろ増大させてしまう。
に適用する場合に考慮すべき点は、ダクトの断面寸法に
よって減衰させるべき周波数帯域が変化すると云うこと
である。例えば、ダクトの断面寸法が200 mm角の
場合、0〜800Hz、断面寸法350mm角の場合、
0〜500Hzの周波数帯域であり、ダクトの断面寸法
に応じたこれらの周波数帯の帯域外の音響に対しては消
音音波信号の周波数が遮断されるように設定しないと、
騒音を消すどころかむしろ増大させてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ダクトを持つシステム
において、そのシステムの運転時におけるダクト内騒音
を音響減衰器を用いて消音する場合、発生騒音の周波数
とレベルを検知して、それと逆位相で同レベルの打ち消
し信号(消音音波信号)を発生させてダクト内に送り、
互いに打ち消し合うことを利用して騒音の減衰を図る。 この場合、ダクト径に応じて消音音波信号の周波数帯の
成分が規制され、これを越える周波数成分の消音音波信
号が含まれるときは、消音どころかむしろ騒音の増大が
生じるばかりでなく、最悪の場合は発振してしまうこと
もある。
において、そのシステムの運転時におけるダクト内騒音
を音響減衰器を用いて消音する場合、発生騒音の周波数
とレベルを検知して、それと逆位相で同レベルの打ち消
し信号(消音音波信号)を発生させてダクト内に送り、
互いに打ち消し合うことを利用して騒音の減衰を図る。 この場合、ダクト径に応じて消音音波信号の周波数帯の
成分が規制され、これを越える周波数成分の消音音波信
号が含まれるときは、消音どころかむしろ騒音の増大が
生じるばかりでなく、最悪の場合は発振してしまうこと
もある。
【0005】そのため、ダクト径に対応した適切な消音
音波信号の周波数帯となるように設定する必要がある。
音波信号の周波数帯となるように設定する必要がある。
【0006】従来はそのために検出系と消音音波出力系
にそれぞれ消音制御する周波数帯の上限を定める低域フ
ィルタを設定する必要があった。この設定周波数はダク
ト内径により変化することから、対象とするダクトの径
に応じた最適な遮断周波数に設定したものを使用する必
要があった。
にそれぞれ消音制御する周波数帯の上限を定める低域フ
ィルタを設定する必要があった。この設定周波数はダク
ト内径により変化することから、対象とするダクトの径
に応じた最適な遮断周波数に設定したものを使用する必
要があった。
【0007】このため、ダクトの寸法が変わると、低域
フィルタの遮断周波数をダクト寸法に応じて変更する必
要があるが、この変更は手間がかかり、また、能動音響
減衰器の現場での据付時にこのような変更を行おうとし
ても現実にはは困難である。従って、予め、ダクトの寸
法に合わせて音響減衰器の低域フィルタを設定したもの
を現場に運び、据え付けるようにするが、これではコス
トがかさみ、また、標準化が図れない。
フィルタの遮断周波数をダクト寸法に応じて変更する必
要があるが、この変更は手間がかかり、また、能動音響
減衰器の現場での据付時にこのような変更を行おうとし
ても現実にはは困難である。従って、予め、ダクトの寸
法に合わせて音響減衰器の低域フィルタを設定したもの
を現場に運び、据え付けるようにするが、これではコス
トがかさみ、また、標準化が図れない。
【0008】そこで、この発明の目的とするところは、
据え付けて運転する際にダクト寸法に対応した最適な遮
断周波数になるように自動調整でき、ダクト寸法に関係
なく標準化できるようにしてコストダウンを図ることが
できるようにした能動音響減衰器を提供することにある
。
据え付けて運転する際にダクト寸法に対応した最適な遮
断周波数になるように自動調整でき、ダクト寸法に関係
なく標準化できるようにしてコストダウンを図ることが
できるようにした能動音響減衰器を提供することにある
。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は次のように構成する。すなわち、騒音源からの
騒音を検出してその周波数とレベルに対応する逆相の消
音音波を発生し、騒音を相殺して減衰させることにより
消音をする能動音響減衰器において、前記騒音を検出し
てその周波数とレベルに対応する検出信号を得る検出手
段と、この検出手段の検出信号を濾波すると共に設定信
号に応じた遮断周波数に設定される遮断周波数可変調整
可能なフィルタ手段と、このフィルタ手段の抽出出力を
受け、当該抽出出力に対応する周波数および出力レベル
の逆相信号を消音信号として出力すると共に、モニタ検
出系からのモニタ信号により減衰後の騒音のレベルと周
波数との情報を受け、残存騒音の周波数帯に対応した最
適遮断周波数を得るための設定信号を発生するコントロ
−ル手段と、このコントロ−ル手段からの消音信号を受
けてこの信号に対応した音波を発生し、騒音の減衰を行
う消音発生手段と、減衰後の騒音のレベルと周波数との
検出を行って前記コントロ−ル手段に前記情報として与
えるモニタ手段とより構成する。
本発明は次のように構成する。すなわち、騒音源からの
騒音を検出してその周波数とレベルに対応する逆相の消
音音波を発生し、騒音を相殺して減衰させることにより
消音をする能動音響減衰器において、前記騒音を検出し
てその周波数とレベルに対応する検出信号を得る検出手
段と、この検出手段の検出信号を濾波すると共に設定信
号に応じた遮断周波数に設定される遮断周波数可変調整
可能なフィルタ手段と、このフィルタ手段の抽出出力を
受け、当該抽出出力に対応する周波数および出力レベル
の逆相信号を消音信号として出力すると共に、モニタ検
出系からのモニタ信号により減衰後の騒音のレベルと周
波数との情報を受け、残存騒音の周波数帯に対応した最
適遮断周波数を得るための設定信号を発生するコントロ
−ル手段と、このコントロ−ル手段からの消音信号を受
けてこの信号に対応した音波を発生し、騒音の減衰を行
う消音発生手段と、減衰後の騒音のレベルと周波数との
検出を行って前記コントロ−ル手段に前記情報として与
えるモニタ手段とより構成する。
【0010】
【作用】このような構成の本装置は、検出手段により騒
音を検出してその周波数とレベルに対応する検出信号を
得、この検出信号をフィルタ手段にて濾波すると共に、
コントロ−ル手段はこの濾波後の検出信号(抽出出力)
を受けて、当該抽出出力に対応する周波数および出力レ
ベルの逆相信号を消音信号として消音発生手段に出力す
る。消音発生手段はこの消音信号を受けてこの信号に対
応した音波を発生し、騒音の減衰を行う。一方、モニタ
手段は減衰後の騒音のレベルと周波数との検出を行って
前記コントロ−ル手段に与え、コントロ−ル手段は残存
騒音の周波数帯に対応した最適遮断周波数を得るための
設定信号を発生してフィルタ手段に与えるので、フィル
タ手段はこの設定信号に応じた遮断周波数に設定される
。
音を検出してその周波数とレベルに対応する検出信号を
得、この検出信号をフィルタ手段にて濾波すると共に、
コントロ−ル手段はこの濾波後の検出信号(抽出出力)
を受けて、当該抽出出力に対応する周波数および出力レ
ベルの逆相信号を消音信号として消音発生手段に出力す
る。消音発生手段はこの消音信号を受けてこの信号に対
応した音波を発生し、騒音の減衰を行う。一方、モニタ
手段は減衰後の騒音のレベルと周波数との検出を行って
前記コントロ−ル手段に与え、コントロ−ル手段は残存
騒音の周波数帯に対応した最適遮断周波数を得るための
設定信号を発生してフィルタ手段に与えるので、フィル
タ手段はこの設定信号に応じた遮断周波数に設定される
。
【0011】この結果、減衰後の騒音のレベルと周波数
に対応した消音すべき周波数帯についても検出信号から
抽出できるようにフィルタ手段は調整されるので、減衰
消音させるべき周波数帯は標準の周波数帯より実施させ
れば、打ち消されずに残る周波数帯の騒音をモニタ系に
より調べられ、当該打ち消されずに残る周波数帯の騒音
があるときに、検出系の検出周波数帯をその消されずに
残る周波数帯が検出できるようにフィルタ手段の遮断周
波数を伸ばすので、ダクトサイズに合う最適な騒音周波
数帯域の範囲で検出と減衰制御を行うことができるよう
になる。
に対応した消音すべき周波数帯についても検出信号から
抽出できるようにフィルタ手段は調整されるので、減衰
消音させるべき周波数帯は標準の周波数帯より実施させ
れば、打ち消されずに残る周波数帯の騒音をモニタ系に
より調べられ、当該打ち消されずに残る周波数帯の騒音
があるときに、検出系の検出周波数帯をその消されずに
残る周波数帯が検出できるようにフィルタ手段の遮断周
波数を伸ばすので、ダクトサイズに合う最適な騒音周波
数帯域の範囲で検出と減衰制御を行うことができるよう
になる。
【0012】そして、フィルタの周波数帯域を可変とし
たことにより、ダクト径寸法にかかわりなく、音響減衰
効果を保持した能動音響減衰器を提供できるので、能動
音響減衰器は標準化することができ、コストダウンを図
ることができる。
たことにより、ダクト径寸法にかかわりなく、音響減衰
効果を保持した能動音響減衰器を提供できるので、能動
音響減衰器は標準化することができ、コストダウンを図
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0014】図1は本発明による能動音響減衰器の一実
施例を示すブロック図である。図1において、1はダク
ト、2はダクト1内を伝わって来る音(音響,音波)、
3は検出マイク、4はモニタマイク、5はスピーカ、6
は帯域通過フィルタ、7a,8bはアンプ、8a,8b
はA/D変換器、9は帯域通過フィルタ、10はパワー
アンプ、11はD/A変換器、12はコントローラ、1
3は低域通過フィルタである。
施例を示すブロック図である。図1において、1はダク
ト、2はダクト1内を伝わって来る音(音響,音波)、
3は検出マイク、4はモニタマイク、5はスピーカ、6
は帯域通過フィルタ、7a,8bはアンプ、8a,8b
はA/D変換器、9は帯域通過フィルタ、10はパワー
アンプ、11はD/A変換器、12はコントローラ、1
3は低域通過フィルタである。
【0015】検出マイク3はダクト1に取り付けられ、
ダクト1内を伝わって来る音2を検出して電気信号に変
換するものである。また、帯域通過フィルタ6はスイッ
チドキャパシタを使用しており、検出マイク3にて出力
された電気信号を受けて所定の帯域成分の周波数帯のも
のを通すフィルタである。アンプ7aはこの帯域通過フ
ィルタ6を介して与えられる電気信号を増幅するもので
あり、A/D変換器8aはこの増幅後の電気信号をディ
ジタル信号に変換してコントローラ12に与えるもので
ある。
ダクト1内を伝わって来る音2を検出して電気信号に変
換するものである。また、帯域通過フィルタ6はスイッ
チドキャパシタを使用しており、検出マイク3にて出力
された電気信号を受けて所定の帯域成分の周波数帯のも
のを通すフィルタである。アンプ7aはこの帯域通過フ
ィルタ6を介して与えられる電気信号を増幅するもので
あり、A/D変換器8aはこの増幅後の電気信号をディ
ジタル信号に変換してコントローラ12に与えるもので
ある。
【0016】コントローラ12はこのディジタル信号を
受けてダクト内音響の周波数、位相や大きさ(音のレベ
ル)を演算し、各周波数毎の逆位相で同じ大きさの音の
データ(消音成分信号)を生成して出力する機能を有す
る。
受けてダクト内音響の周波数、位相や大きさ(音のレベ
ル)を演算し、各周波数毎の逆位相で同じ大きさの音の
データ(消音成分信号)を生成して出力する機能を有す
る。
【0017】D/A変換器11はコントローラ12の出
力する消音成分信号(ディジタル信号)をアナログ信号
化するものであり、低域通過フィルタ13はこのアナロ
グ信号を受けてこれの低域成分を抽出して出力するもの
であり、パワーアンプ10は信号はこの低域通過フィル
タ13により抽出された信号を増幅する回路であり、ス
ピーカ5はこのパワーアンプ10の出力を音に変換して
ダクト1内に送出するためのものである。検出マイク3
により検出された信号をもとにダクト1内騒音を打ち消
すようにするため、スピーカ5は騒音源から見て検出マ
イク3より下流の適宜なる位置に設ける。
力する消音成分信号(ディジタル信号)をアナログ信号
化するものであり、低域通過フィルタ13はこのアナロ
グ信号を受けてこれの低域成分を抽出して出力するもの
であり、パワーアンプ10は信号はこの低域通過フィル
タ13により抽出された信号を増幅する回路であり、ス
ピーカ5はこのパワーアンプ10の出力を音に変換して
ダクト1内に送出するためのものである。検出マイク3
により検出された信号をもとにダクト1内騒音を打ち消
すようにするため、スピーカ5は騒音源から見て検出マ
イク3より下流の適宜なる位置に設ける。
【0018】モニタマイク4はダクト1に取り付けられ
、ダクト1内を伝わって来る音2を検出して電気信号に
変換するものであるが、ここではスピーカ5による消音
操作後のダクト1内騒音をモニタするため、騒音源から
見てスピーカ5より下流の適宜なる位置に設ける。また
、帯域通過フィルタ9はスイッチドキャパシタを使用し
ており、モニタマイク4にて検出されて出力された電気
信号を受けてこの信号のうち、所定の帯域成分の周波数
帯のものを通すフィルタである。アンプ7bはこの帯域
通過フィルタ9を介して与えられる電気信号を増幅する
ものであり、A/D変換器8bはこの増幅後の電気信号
をディジタル信号に変換してコントローラ12に与える
ものである。
、ダクト1内を伝わって来る音2を検出して電気信号に
変換するものであるが、ここではスピーカ5による消音
操作後のダクト1内騒音をモニタするため、騒音源から
見てスピーカ5より下流の適宜なる位置に設ける。また
、帯域通過フィルタ9はスイッチドキャパシタを使用し
ており、モニタマイク4にて検出されて出力された電気
信号を受けてこの信号のうち、所定の帯域成分の周波数
帯のものを通すフィルタである。アンプ7bはこの帯域
通過フィルタ9を介して与えられる電気信号を増幅する
ものであり、A/D変換器8bはこの増幅後の電気信号
をディジタル信号に変換してコントローラ12に与える
ものである。
【0019】また、コントローラ12は上記の機能の他
、モニタマイク4にて検出されて入力されたデータによ
り、打ち消されずに残ったダクト内騒音の周波数成分と
その音のレベルを知って、帯域通過フィルタ6および9
の遮断周波数を制御し、発生している騒音の周波数成分
に対応した検出周波数帯域となるようにこれら帯域通過
フィルタ6および9の制御係数を制御する機能も有する
。
、モニタマイク4にて検出されて入力されたデータによ
り、打ち消されずに残ったダクト内騒音の周波数成分と
その音のレベルを知って、帯域通過フィルタ6および9
の遮断周波数を制御し、発生している騒音の周波数成分
に対応した検出周波数帯域となるようにこれら帯域通過
フィルタ6および9の制御係数を制御する機能も有する
。
【0020】図2は帯域通過フィルタ6および9で用い
られるスイッチドキャパシタ・フィルタ回路の一例であ
る。スイッチドキャパシタは広く使用されている技術で
あり、原理的にはコンデンサ(キャパシタ)の入出力を
スイッチで交互に所定の時間tで切り替え、充放電する
ことで、切り替え周期の間に入力側から出力側に流れる
電荷ΔQは当該キャパシタの充電電荷をCV1 、放電
出力をCV2 とすると、ΔQ=CV1 −CV2 =
C(V1 −V2 )と表わせ、切り替え周期をTc
と置くと、周期Tc の間に流れる平均電流をiとする
とi=ΔQ÷Tc =C(V1 −V2 )÷Tc と
置けることから、切り替え周波数をfcとすると1÷f
c=Tc で、i=ΔQ×fc =C(V1 −V2
)fc となり、iはキャパシタの容量Cと切り替え周
波数fcと電圧(V1 −V2 )に比例し、等価的な
抵抗RはR=(V1−V2 )÷i=(1÷C×fc
)となってキャパシタの容量Cと切り替え周波数fcに
のみ、依存すると云うものである。
られるスイッチドキャパシタ・フィルタ回路の一例であ
る。スイッチドキャパシタは広く使用されている技術で
あり、原理的にはコンデンサ(キャパシタ)の入出力を
スイッチで交互に所定の時間tで切り替え、充放電する
ことで、切り替え周期の間に入力側から出力側に流れる
電荷ΔQは当該キャパシタの充電電荷をCV1 、放電
出力をCV2 とすると、ΔQ=CV1 −CV2 =
C(V1 −V2 )と表わせ、切り替え周期をTc
と置くと、周期Tc の間に流れる平均電流をiとする
とi=ΔQ÷Tc =C(V1 −V2 )÷Tc と
置けることから、切り替え周波数をfcとすると1÷f
c=Tc で、i=ΔQ×fc =C(V1 −V2
)fc となり、iはキャパシタの容量Cと切り替え周
波数fcと電圧(V1 −V2 )に比例し、等価的な
抵抗RはR=(V1−V2 )÷i=(1÷C×fc
)となってキャパシタの容量Cと切り替え周波数fcに
のみ、依存すると云うものである。
【0021】図2のスイッチドキャパシタ・フィルタ回
路はオペアンプ21、キャパシタ22aおよび22b、
スイッチドキャパシタ23aおよび23b、および可変
発振器24からなる帯域通過フィルタを構成している。
路はオペアンプ21、キャパシタ22aおよび22b、
スイッチドキャパシタ23aおよび23b、および可変
発振器24からなる帯域通過フィルタを構成している。
【0022】具体的には次のように構成している。すな
わち、オペアンプ21の非反転入力端子はスイッチドキ
ャパシタ23aおよび23bの直列回路を介して入力端
子に接続されており、オペアンプ21の非反転入力端子
と接地点との間にはキャパシタ22bが接続されている
。また、オペアンプ21の反転入力端子と、前記直列接
続されたスイッチドキャパシタ23aおよび23bの接
続点との間にキャパシタ22aが接続され、オペアンプ
21の反転入力端子と出力端子との間を接続して構成す
ると共に、可変発振器24の出力クロックでスイッチド
キャパシタ23aおよび23bのスイッチング周期をコ
ントロ−ルしている。可変発振器24の発振周波数は前
記コントロ−ラ12により制御される。
わち、オペアンプ21の非反転入力端子はスイッチドキ
ャパシタ23aおよび23bの直列回路を介して入力端
子に接続されており、オペアンプ21の非反転入力端子
と接地点との間にはキャパシタ22bが接続されている
。また、オペアンプ21の反転入力端子と、前記直列接
続されたスイッチドキャパシタ23aおよび23bの接
続点との間にキャパシタ22aが接続され、オペアンプ
21の反転入力端子と出力端子との間を接続して構成す
ると共に、可変発振器24の出力クロックでスイッチド
キャパシタ23aおよび23bのスイッチング周期をコ
ントロ−ルしている。可変発振器24の発振周波数は前
記コントロ−ラ12により制御される。
【0023】この回路における帯域通過フィルタはスイ
ッチドキャパシタ23a,23bを抵抗として用いるR
C回路網によるフィルタであり、このスイッチドキャパ
シタと等価な抵抗Rは次式 R=(V1 −V2 )÷i=(1÷C×
fc ) …(a) 但し、C
はコンデンサの容量、fは周波数である。
ッチドキャパシタ23a,23bを抵抗として用いるR
C回路網によるフィルタであり、このスイッチドキャパ
シタと等価な抵抗Rは次式 R=(V1 −V2 )÷i=(1÷C×
fc ) …(a) 但し、C
はコンデンサの容量、fは周波数である。
【0024】で決定されるため、このフィルタ回路の遮
断周波数は可変発振器24の発振周波数fで決定される
。このことから、フィルタ回路の遮断周波数は可変発振
器24の発振周波数fを調整することにより容易に変更
が可能である。
断周波数は可変発振器24の発振周波数fで決定される
。このことから、フィルタ回路の遮断周波数は可変発振
器24の発振周波数fを調整することにより容易に変更
が可能である。
【0025】次にこのような構成の本装置の作用につい
て説明する。ダクト1内を伝わって来る音(音響,音波
)2は検出マイク3によりキャッチされ、電気信号に変
換される。そして、この電気信号は帯域通過フィルタ6
により、濾波された後、アンプ7aで増幅され、A/D
変換器8aによりディジタル信号化されてコントローラ
12に取り込まれる。コントローラ12は音響の周波数
、位相や大きさ(音のレベル)を演算し、各周波数毎の
逆位相で同じ大きさの音のデータを生成してD/A変換
器11に送る。D/A変換器11ではこのデータをアナ
ログ化した後、低域通過フィルタ13に送って低域成分
のみを取り出し、アンプ10に送り、ここで増幅してか
らスピーカ5を通してダクト1内に放出し、ダクト内騒
音である音2を打ち消す。
て説明する。ダクト1内を伝わって来る音(音響,音波
)2は検出マイク3によりキャッチされ、電気信号に変
換される。そして、この電気信号は帯域通過フィルタ6
により、濾波された後、アンプ7aで増幅され、A/D
変換器8aによりディジタル信号化されてコントローラ
12に取り込まれる。コントローラ12は音響の周波数
、位相や大きさ(音のレベル)を演算し、各周波数毎の
逆位相で同じ大きさの音のデータを生成してD/A変換
器11に送る。D/A変換器11ではこのデータをアナ
ログ化した後、低域通過フィルタ13に送って低域成分
のみを取り出し、アンプ10に送り、ここで増幅してか
らスピーカ5を通してダクト1内に放出し、ダクト内騒
音である音2を打ち消す。
【0026】このとき打ち消されずに残った他の周波数
成分のダクト内騒音は、モニタマイク4により検出され
て電気信号化され、帯域通過フィルタ9により濾波され
た後、アンプ7により増幅され、A/D変換器8により
ディジタル信号化されてからコントローラ12に取り込
まれ、制御係数を変更する要素となる。この繰り返しに
より、音響減衰が行われる。
成分のダクト内騒音は、モニタマイク4により検出され
て電気信号化され、帯域通過フィルタ9により濾波され
た後、アンプ7により増幅され、A/D変換器8により
ディジタル信号化されてからコントローラ12に取り込
まれ、制御係数を変更する要素となる。この繰り返しに
より、音響減衰が行われる。
【0027】コントローラ12ではモニタマイク4によ
り検出される打ち消されずに残ったダクト内騒音の周波
数成分とその音のレベルを知って、帯域通過フィルタ6
および9の遮断周波数を制御し、発生している騒音の周
波数成分に対応した検出周波数帯域となるようにこれら
帯域通過フィルタ6および9の制御係数を制御する。図
2の構成による帯域通過フィルタ6および9では、その
遮断周波数を決定するのは可変発振器24の出力クロッ
ク(これによってフィルタを構成するスイッチドキャパ
シタの抵抗成分としての値が決定される)であるから、
打ち消されずに残ったダクト内騒音の周波数成分をも含
む最適な遮断周波数になるような制御信号を帯域通過フ
ィルタ6および9の可変発振器24に与える。
り検出される打ち消されずに残ったダクト内騒音の周波
数成分とその音のレベルを知って、帯域通過フィルタ6
および9の遮断周波数を制御し、発生している騒音の周
波数成分に対応した検出周波数帯域となるようにこれら
帯域通過フィルタ6および9の制御係数を制御する。図
2の構成による帯域通過フィルタ6および9では、その
遮断周波数を決定するのは可変発振器24の出力クロッ
ク(これによってフィルタを構成するスイッチドキャパ
シタの抵抗成分としての値が決定される)であるから、
打ち消されずに残ったダクト内騒音の周波数成分をも含
む最適な遮断周波数になるような制御信号を帯域通過フ
ィルタ6および9の可変発振器24に与える。
【0028】ここで、帯域通過フィルタ9はではモニタ
用のマイク4からの検出出力を受けて、打ち消されずに
残ったダクト内騒音の周波数成分を調べるためのモニタ
系に使用するものであるから、例えば、帯域通過フィル
タ6の遮断周波数より幾分高い周波数に設定するように
コントロ−ラ12に制御させる。
用のマイク4からの検出出力を受けて、打ち消されずに
残ったダクト内騒音の周波数成分を調べるためのモニタ
系に使用するものであるから、例えば、帯域通過フィル
タ6の遮断周波数より幾分高い周波数に設定するように
コントロ−ラ12に制御させる。
【0029】この結果、初期時は標準の遮断周波数が得
られるように制御係数を設定して騒音の検出とそれに基
づく消音信号の発生を行い、騒音の打ち消しを行うと共
に、打ち消されない周波数成分の騒音の有無をモニタ系
にてモニタし、打ち消されない周波数成分の騒音がある
場合は検出系の帯域通過フィルタ6の遮断周波数をモニ
タ系の検出周波数とそのレベルに応じて調整すべく制御
係数を可変制御し、検出する騒音の周波数帯域を現実に
対応したものとなるように制御することから、打ち消す
べき騒音の周波数帯域とその各周波数の騒音レベルに対
応した逆相の消音信号をスピーカ5から出力させること
ができ、対象とするダクト1のサイズが変わってもが最
適に減衰消音することができるようになる。
られるように制御係数を設定して騒音の検出とそれに基
づく消音信号の発生を行い、騒音の打ち消しを行うと共
に、打ち消されない周波数成分の騒音の有無をモニタ系
にてモニタし、打ち消されない周波数成分の騒音がある
場合は検出系の帯域通過フィルタ6の遮断周波数をモニ
タ系の検出周波数とそのレベルに応じて調整すべく制御
係数を可変制御し、検出する騒音の周波数帯域を現実に
対応したものとなるように制御することから、打ち消す
べき騒音の周波数帯域とその各周波数の騒音レベルに対
応した逆相の消音信号をスピーカ5から出力させること
ができ、対象とするダクト1のサイズが変わってもが最
適に減衰消音することができるようになる。
【0030】また、減衰消音させるべき周波数帯は標準
の周波数帯より実施させ、打ち消されずに残る周波数帯
の騒音をモニタ系により調べ、当該打ち消されずに残る
周波数帯の騒音があるときは、検出系の検出周波数帯を
その消されずに残る周波数帯が検出できるようにフィル
タ回路の遮断周波数を伸ばすようにしたので、ダクトサ
イズに合う最適な騒音周波数帯域の範囲で検出と減衰制
御を行うことができるようになる。
の周波数帯より実施させ、打ち消されずに残る周波数帯
の騒音をモニタ系により調べ、当該打ち消されずに残る
周波数帯の騒音があるときは、検出系の検出周波数帯を
その消されずに残る周波数帯が検出できるようにフィル
タ回路の遮断周波数を伸ばすようにしたので、ダクトサ
イズに合う最適な騒音周波数帯域の範囲で検出と減衰制
御を行うことができるようになる。
【0031】このように本発明はダクト騒音を減らすた
めの能動音響減衰器において、固定式の帯域フィルタか
ら、スイッチドキャパシタを抵抗成分として利用し、ス
イッチングの切り替え周期により抵抗値を変えることが
できるようした可変式のCR回路形帯域フィルタに変更
した。これにより、より適切な帯域フィルタの設定によ
る音響減衰性能の増大(最適化)をディジタル制御によ
り行うことができ、標準化が可能になってダクト径寸法
の変更に伴う部品交換の手間の削減やコストダウン等の
実現が可能になる。
めの能動音響減衰器において、固定式の帯域フィルタか
ら、スイッチドキャパシタを抵抗成分として利用し、ス
イッチングの切り替え周期により抵抗値を変えることが
できるようした可変式のCR回路形帯域フィルタに変更
した。これにより、より適切な帯域フィルタの設定によ
る音響減衰性能の増大(最適化)をディジタル制御によ
り行うことができ、標準化が可能になってダクト径寸法
の変更に伴う部品交換の手間の削減やコストダウン等の
実現が可能になる。
【0032】尚、本発明は上記し、且つ、図面に示す実
施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して実施し得るものであり、例えば、上記実
施例はダクト内の騒音の減衰を例に説明したが、他のパ
イプ類、筐体類、室内等の騒音減衰に対しても適用可能
である。
施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して実施し得るものであり、例えば、上記実
施例はダクト内の騒音の減衰を例に説明したが、他のパ
イプ類、筐体類、室内等の騒音減衰に対しても適用可能
である。
【0033】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明に使用する帯域フィルタ回路の構成を示
す回路図。
す回路図。
1…ダクト、2…ダクト1内を伝わって来る音響(音波
)、3…検出マイク、4…モニタマイク、5…スピーカ
、6…帯域通過フィルタ、7a,7b…アンプ、8a,
8b…A/D変換器、9…帯域通過フィルタ、10…パ
ワーアンプ、11…D/A変換器、12…コントローラ
、13…低域通過フィルタ、21…オペアンプ、22a
,22b…キャパシタ、32a,23b…スイッチドキ
ャパシタ、24…可変発振器。
)、3…検出マイク、4…モニタマイク、5…スピーカ
、6…帯域通過フィルタ、7a,7b…アンプ、8a,
8b…A/D変換器、9…帯域通過フィルタ、10…パ
ワーアンプ、11…D/A変換器、12…コントローラ
、13…低域通過フィルタ、21…オペアンプ、22a
,22b…キャパシタ、32a,23b…スイッチドキ
ャパシタ、24…可変発振器。
Claims (1)
- 【請求項1】 騒音源からの騒音を検出してその周波
数とレベルに対応する逆相の消音音波を発生し、騒音を
相殺して減衰させることにより消音をする能動音響減衰
器において、前記騒音を検出してその周波数とレベルに
対応する検出信号を得る検出手段と、この検出手段の検
出信号を濾波すると共に設定信号に応じた遮断周波数に
設定される遮断周波数可変調整可能なフィルタ手段と、
このフィルタ手段の抽出出力を受け、当該抽出出力に対
応する周波数および出力レベルの逆相信号を消音信号と
して出力すると共に、モニタ検出系からのモニタ信号に
より減衰後の騒音のレベルと周波数との情報を受け、残
存騒音の周波数帯に対応した最適遮断周波数を得るため
の設定信号を発生するコントロ−ル手段と、このコント
ロ−ル手段からの消音信号を受けてこの信号に対応した
音波を発生し、騒音の減衰を行う消音発生手段と、減衰
後の騒音のレベルと周波数との検出を行って前記コント
ロ−ル手段に前記情報として与えるモニタ手段とより構
成することを特徴とする能動音響減衰器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3094319A JPH04324051A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 能動音響減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3094319A JPH04324051A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 能動音響減衰器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04324051A true JPH04324051A (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=14106960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3094319A Withdrawn JPH04324051A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 能動音響減衰器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04324051A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5733320A (en) * | 1995-02-06 | 1998-03-31 | Augustine Medical, Inc. | Source of inflating medium with active noise cancellation for an inflatable thermal care apparatus |
| US6648750B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-11-18 | Titon Hardware Limited | Ventilation assemblies |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP3094319A patent/JPH04324051A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5733320A (en) * | 1995-02-06 | 1998-03-31 | Augustine Medical, Inc. | Source of inflating medium with active noise cancellation for an inflatable thermal care apparatus |
| US6648750B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-11-18 | Titon Hardware Limited | Ventilation assemblies |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |