JPH04324436A - 投写スクリーン製造用の紡糸口金及び同スクリーンの製造方法 - Google Patents
投写スクリーン製造用の紡糸口金及び同スクリーンの製造方法Info
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- JPH04324436A JPH04324436A JP9512991A JP9512991A JPH04324436A JP H04324436 A JPH04324436 A JP H04324436A JP 9512991 A JP9512991 A JP 9512991A JP 9512991 A JP9512991 A JP 9512991A JP H04324436 A JPH04324436 A JP H04324436A
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Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロジェクションテレ
ビやマイクロフィルムリーダー等の画面として用いられ
る透過型や反射型の投写スクリーン、その製造方法及び
その製造に使用する紡糸口金に関連するものであり、更
に詳しくは、両面にレンチキュラーを備えた透過型ある
いは反射型の投写スクリーンとその製造方法並びにその
製造に使用する紡糸口金に関するものである。
ビやマイクロフィルムリーダー等の画面として用いられ
る透過型や反射型の投写スクリーン、その製造方法及び
その製造に使用する紡糸口金に関連するものであり、更
に詳しくは、両面にレンチキュラーを備えた透過型ある
いは反射型の投写スクリーンとその製造方法並びにその
製造に使用する紡糸口金に関するものである。
【0002】なお、本明細書で「紡糸口金」という用語
は、所謂ダイも含むものであり、また本明細書における
「オリフィスの肩部分」という用語は、隣接するオリフ
ィスの横断面図をストランドの光出射側に対応する側を
上にして眺めた場合、これらオリフィスの両肩に相当す
る部分を意味するものであり、この部分にストランドの
光出射側で且つ光出射部を除く両周辺部に八の字型に形
成される遮光性補助部用の溶融重合体が注入される。
は、所謂ダイも含むものであり、また本明細書における
「オリフィスの肩部分」という用語は、隣接するオリフ
ィスの横断面図をストランドの光出射側に対応する側を
上にして眺めた場合、これらオリフィスの両肩に相当す
る部分を意味するものであり、この部分にストランドの
光出射側で且つ光出射部を除く両周辺部に八の字型に形
成される遮光性補助部用の溶融重合体が注入される。
【0003】
【従来の技術】投写スクリーンは、プロジェクションテ
レビジョン、マイクロフィルムリーダー等の表示目的の
ために広く用いられている。このような投写スクリーン
は、観察側から見たときに明るいように、また視野角が
拡大するように入射面又は出射面あるいは入射面と出射
面の両面に所定のレンズを備えているのが通常である。
レビジョン、マイクロフィルムリーダー等の表示目的の
ために広く用いられている。このような投写スクリーン
は、観察側から見たときに明るいように、また視野角が
拡大するように入射面又は出射面あるいは入射面と出射
面の両面に所定のレンズを備えているのが通常である。
【0004】両面にレンチキュラーレンズまたはフライ
アイレンズ等を設けることは、例えば、特開昭58−5
9436号、実公昭52−4932号、特開昭57−8
1254号、特開昭57−81255号及び特開昭58
−108523号等の各公報に開示されている。
アイレンズ等を設けることは、例えば、特開昭58−5
9436号、実公昭52−4932号、特開昭57−8
1254号、特開昭57−81255号及び特開昭58
−108523号等の各公報に開示されている。
【0005】ところで、両面レンチキュラーレンズ等を
製造する方法としては、押出成形法、セルキャストによ
る注型法、又は加熱プレス法等が現在実用化されている
。しかし、両面にレンチキュラーレンズを備えた投写ス
クリーンにおいて所望の光学特性をもたせるには、両面
のレンチキュラーレンズ又はフライアイレンズ相互の位
置関係を精確に制御することが必須要件である。
製造する方法としては、押出成形法、セルキャストによ
る注型法、又は加熱プレス法等が現在実用化されている
。しかし、両面にレンチキュラーレンズを備えた投写ス
クリーンにおいて所望の光学特性をもたせるには、両面
のレンチキュラーレンズ又はフライアイレンズ相互の位
置関係を精確に制御することが必須要件である。
【0006】両面レンチキュラーレンズ等を精確に作る
ためには、(1) 両側の母型自体の寸法精度が高いこ
と、(2) 成形時の型温度が均一で、樹脂の成形収縮
も一様なこと、(3) 両面の位置合わせが精確でガタ
つきがないこと、等が要求される。
ためには、(1) 両側の母型自体の寸法精度が高いこ
と、(2) 成形時の型温度が均一で、樹脂の成形収縮
も一様なこと、(3) 両面の位置合わせが精確でガタ
つきがないこと、等が要求される。
【0007】例えば、レンズピッチ1mm、厚さ1mm
で、1m角の両面レンチキュラーレンズを作成する際、
その横ずれ、板厚の許容精度をそれぞれ±2%以内とす
ると、両面レンチキュラーレンズ相互の精度は上記1(
1),(2),(3)の全誤差要因を合わせて、横方向
にも、板厚方向にも±20μ以内に収めなければならな
いことになる。
で、1m角の両面レンチキュラーレンズを作成する際、
その横ずれ、板厚の許容精度をそれぞれ±2%以内とす
ると、両面レンチキュラーレンズ相互の精度は上記1(
1),(2),(3)の全誤差要因を合わせて、横方向
にも、板厚方向にも±20μ以内に収めなければならな
いことになる。
【0008】近年、大型テレビの高精度化(ファイン化
)への指向が強まり、スクリーンのレンチキュラーレン
ズもファインピッチ化が求められているが、現在の工業
的な技術水準では、1m四方もあるプラスチック製レン
チキュラーレンズ板の表裏両面の位置ずれを上記の値以
下に抑え、スクリーン上でのレンチキュラーレンズのフ
ァインピッチ化をすることは容易でない。このため、入
射面と出射面のレンチキュラーレンズ単位が一体化した
円柱状体をレンズ単位に用いると、少なくとも両面のレ
ンチキュラーレンズ相互間の位置関係は確保しやすいと
考えられる。このような考えは、例えば、特開昭47−
28925号、実開昭59−121647号、実開昭5
9−121645号及び実開昭59−123850号の
各公報に具体的に開示されている。ところが、上記開示
技術に従ってスクリーンを試作してみると、直ちに理解
できることであるが、いずれの場合も必ず円柱状レンズ
相互の間に隙間が発生し、そこから洩れてくる直進光線
が、例えばシースルー、ホットバンド等を発生し、投写
スクリーンにとっては甚だ不具合なものとなり、良好な
光学特性を有するスクリーンを製作することが実際上不
可能となってしまう。
)への指向が強まり、スクリーンのレンチキュラーレン
ズもファインピッチ化が求められているが、現在の工業
的な技術水準では、1m四方もあるプラスチック製レン
チキュラーレンズ板の表裏両面の位置ずれを上記の値以
下に抑え、スクリーン上でのレンチキュラーレンズのフ
ァインピッチ化をすることは容易でない。このため、入
射面と出射面のレンチキュラーレンズ単位が一体化した
円柱状体をレンズ単位に用いると、少なくとも両面のレ
ンチキュラーレンズ相互間の位置関係は確保しやすいと
考えられる。このような考えは、例えば、特開昭47−
28925号、実開昭59−121647号、実開昭5
9−121645号及び実開昭59−123850号の
各公報に具体的に開示されている。ところが、上記開示
技術に従ってスクリーンを試作してみると、直ちに理解
できることであるが、いずれの場合も必ず円柱状レンズ
相互の間に隙間が発生し、そこから洩れてくる直進光線
が、例えばシースルー、ホットバンド等を発生し、投写
スクリーンにとっては甚だ不具合なものとなり、良好な
光学特性を有するスクリーンを製作することが実際上不
可能となってしまう。
【0009】このことは、現在入手可能な透明ファイバ
ー状の円柱状体の直径には、少なくとも±数%程度のバ
ラツキが生じるため、単にこれらの円柱状体を並べただ
けでは、必然的にその間に隙間が生じるからである。ま
た、たとえ相互に押付け合う力をこれらの円柱状体に加
えながら、前記円柱状体を並べたとしても、それらを強
固に固定する手段がなければ、やはり結果として隙間が
できてしまう。
ー状の円柱状体の直径には、少なくとも±数%程度のバ
ラツキが生じるため、単にこれらの円柱状体を並べただ
けでは、必然的にその間に隙間が生じるからである。ま
た、たとえ相互に押付け合う力をこれらの円柱状体に加
えながら、前記円柱状体を並べたとしても、それらを強
固に固定する手段がなければ、やはり結果として隙間が
できてしまう。
【0010】このため、本発明者等はストランドを溶融
押出しする際の錘間斑による悪影響をなくし、透光性ス
トランドからなる均一なスクリーンを得ようとして、多
数本のプラスチック系透光性ストランドの外表面を接合
(融着)してシート状にする投写スクリーンの製造方法
や、多数本のプラスチック系透光性ストランドを最初か
らシート状に溶融押出しする投写スクリーンの製造方法
を提案した。更にまた、上記のような投写スクリーンの
製造法において、所謂複合紡糸法の技術を利用して、透
光性主体部と、この主体部とは異なった光学的特性を有
する補助部とからなるストランドを押出し、スクリーン
を製造する方法も提案している。
押出しする際の錘間斑による悪影響をなくし、透光性ス
トランドからなる均一なスクリーンを得ようとして、多
数本のプラスチック系透光性ストランドの外表面を接合
(融着)してシート状にする投写スクリーンの製造方法
や、多数本のプラスチック系透光性ストランドを最初か
らシート状に溶融押出しする投写スクリーンの製造方法
を提案した。更にまた、上記のような投写スクリーンの
製造法において、所謂複合紡糸法の技術を利用して、透
光性主体部と、この主体部とは異なった光学的特性を有
する補助部とからなるストランドを押出し、スクリーン
を製造する方法も提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】多数のプラスチック系
透光性ストランドの外表面を接合してシートを形成し、
投写スクリーンを製造する方法において、スクリーンの
光学特性、特にこのスクリーンをカラープロジェクショ
ンテレビに取り付けて観察する際のコントラストを向上
させるためには、隣接するストランドの接合によって形
成される谷又は溝部分に遮光部を設けることが必要であ
る。この遮光部は、ストランドの光出射側で、光出射部
の両側に一様に配置されていることが重要である。
透光性ストランドの外表面を接合してシートを形成し、
投写スクリーンを製造する方法において、スクリーンの
光学特性、特にこのスクリーンをカラープロジェクショ
ンテレビに取り付けて観察する際のコントラストを向上
させるためには、隣接するストランドの接合によって形
成される谷又は溝部分に遮光部を設けることが必要であ
る。この遮光部は、ストランドの光出射側で、光出射部
の両側に一様に配置されていることが重要である。
【0012】遮光部を上述のように谷又は溝部分に配置
するには、一般に次のような方法が採用されている。 (1) 先ずストランドの頂上部分にマスキングを施し
、次いで光出射側表面全体に黒色塗料を塗布し、最後に
マスクを剥がす、(2) 先ず光出射側表面全体に黒色
のフォトレジストを塗布し、次いでストランドの頂上部
分のみに光が当たるように光出射側表面を露光し、光が
当たらなかった谷(又は溝)部分のみを硬化させ、最後
にストランド頂上部分の未硬化フォトレジストを除去す
る、(3) スキージーを用いて谷(又は溝)部分のみ
に黒色塗料を塗布する。しかるに、これらの方法は、い
ずれも工程が複雑であり、しかも遮光部を光出射部の両
側に、且つストランドの長さ方向に沿って、精確に配置
するには極めて大きな困難が伴う。
するには、一般に次のような方法が採用されている。 (1) 先ずストランドの頂上部分にマスキングを施し
、次いで光出射側表面全体に黒色塗料を塗布し、最後に
マスクを剥がす、(2) 先ず光出射側表面全体に黒色
のフォトレジストを塗布し、次いでストランドの頂上部
分のみに光が当たるように光出射側表面を露光し、光が
当たらなかった谷(又は溝)部分のみを硬化させ、最後
にストランド頂上部分の未硬化フォトレジストを除去す
る、(3) スキージーを用いて谷(又は溝)部分のみ
に黒色塗料を塗布する。しかるに、これらの方法は、い
ずれも工程が複雑であり、しかも遮光部を光出射部の両
側に、且つストランドの長さ方向に沿って、精確に配置
するには極めて大きな困難が伴う。
【0013】したがって、充分に満足できる光学特性を
持った投写スクリーンをより効果的に製造することが強
く望まれている。本発明は、かかる要望に応えるべく鋭
意開発されたものである。
持った投写スクリーンをより効果的に製造することが強
く望まれている。本発明は、かかる要望に応えるべく鋭
意開発されたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本件における第1の発明
は、(a)互いに平行に配置され、しかもシート状に形
成された多数のプラスチック系透光性ストランドから構
成されており、(b)前記ストランドは、透光性主体部
と遮光性補助部とからなり、(c)更に、前記遮光性補
助部がストランドの光出射側で、且つ光出射部を除く両
周辺部に断面が八の字型で、ストランドの長さ方向に沿
って配置されていることを特徴とする投写スクリーンに
関するものである。
は、(a)互いに平行に配置され、しかもシート状に形
成された多数のプラスチック系透光性ストランドから構
成されており、(b)前記ストランドは、透光性主体部
と遮光性補助部とからなり、(c)更に、前記遮光性補
助部がストランドの光出射側で、且つ光出射部を除く両
周辺部に断面が八の字型で、ストランドの長さ方向に沿
って配置されていることを特徴とする投写スクリーンに
関するものである。
【0015】第2の発明は、熱可塑性重合体を多数のオ
リフィスを備えた紡糸口金から溶融状態で吐出させて多
数のプラスチック系透光性ストランド又はこれらのスト
ランドからなるシートを形成し、投写スクリーンを製造
する方法において、上記オリフィスより透光性主体部と
遮光性補助部をそれぞれ形成する溶融重合体を、上記遮
光性補助部がストランドの光出射側で、且つ光出射部を
除く両周辺部に断面が八の字型に配置されるように、同
時に吐出させることを特徴とする投写スクリーンの製造
方法に関するものであり、さらに、その一実施様態とし
て、上記多数のオリフィスが環状に配置された紡糸口金
を使用し、形成された環状シートを紡糸口金の下方又は
上方に配設されたリングガイドを通過させた後、平面状
に変形し、好適には上記環状シートを、先ず第1リング
ガイドを通過させ、次いで第1リングガイドよりも小さ
い径を有する第2リングガイドを通過させた後、平面状
に変形する方法が含まれている。
リフィスを備えた紡糸口金から溶融状態で吐出させて多
数のプラスチック系透光性ストランド又はこれらのスト
ランドからなるシートを形成し、投写スクリーンを製造
する方法において、上記オリフィスより透光性主体部と
遮光性補助部をそれぞれ形成する溶融重合体を、上記遮
光性補助部がストランドの光出射側で、且つ光出射部を
除く両周辺部に断面が八の字型に配置されるように、同
時に吐出させることを特徴とする投写スクリーンの製造
方法に関するものであり、さらに、その一実施様態とし
て、上記多数のオリフィスが環状に配置された紡糸口金
を使用し、形成された環状シートを紡糸口金の下方又は
上方に配設されたリングガイドを通過させた後、平面状
に変形し、好適には上記環状シートを、先ず第1リング
ガイドを通過させ、次いで第1リングガイドよりも小さ
い径を有する第2リングガイドを通過させた後、平面状
に変形する方法が含まれている。
【0016】また、第3の発明は、(a)紡糸口金の吐
出面に開口している、透光性主体部用の溶融重合体を押
出すための多数のオリフィスと、(b)遮光性補助部用
の溶融重合体を流すための流路と、(c)上記遮光性補
助部用の流路の下端部分と上記投光性主体部用のオリフ
ィスとを連結するオリフィスと、を有し、(d)上記連
結用オリフィスは、隣接する透光性主体部用のオリフィ
スの中間位置に傾斜した状態で延長しており、(e)し
かも、上記連結用オリフィスは、紡糸口金吐出面よりも
僅かに手前の位置で、透光性主体部用のオリフィスの肩
部分に、遮光性補助部用の溶融重合体が、透光性主体部
用の溶融重合体の流れの中に、その流れに沿って注入さ
れるように開口している。
出面に開口している、透光性主体部用の溶融重合体を押
出すための多数のオリフィスと、(b)遮光性補助部用
の溶融重合体を流すための流路と、(c)上記遮光性補
助部用の流路の下端部分と上記投光性主体部用のオリフ
ィスとを連結するオリフィスと、を有し、(d)上記連
結用オリフィスは、隣接する透光性主体部用のオリフィ
スの中間位置に傾斜した状態で延長しており、(e)し
かも、上記連結用オリフィスは、紡糸口金吐出面よりも
僅かに手前の位置で、透光性主体部用のオリフィスの肩
部分に、遮光性補助部用の溶融重合体が、透光性主体部
用の溶融重合体の流れの中に、その流れに沿って注入さ
れるように開口している。
【0017】第4の発明として、(a)紡糸口金の吐出
面に開口している、透光性主体部用の溶融重合体を押出
すための多数のオリフィスと、(b)紡糸口金吐出面よ
りも僅かに手前の位置まで、上記透光性主体部用のオリ
フィスに平行で且つ垂直に延長して設けられた、遮光性
補助部用の溶融重合体を流すための流路と、(c)上記
遮光性補助部用の流路の下端部分と上記投光性主体部用
のオリフィスとを連結するオリフィスと、を有し、(d
)上記連結用オリフィスは、水平に延長しており、(e
)しかも、上記連結用オリフィスは、透光性主体部用の
オリフィスの肩部分に、遮光性補助部用の溶融重合体が
透光性主体部用の溶融重合体の流れを横切る方向で注入
されるように開口していることを特徴とする紡糸口金が
ある。
面に開口している、透光性主体部用の溶融重合体を押出
すための多数のオリフィスと、(b)紡糸口金吐出面よ
りも僅かに手前の位置まで、上記透光性主体部用のオリ
フィスに平行で且つ垂直に延長して設けられた、遮光性
補助部用の溶融重合体を流すための流路と、(c)上記
遮光性補助部用の流路の下端部分と上記投光性主体部用
のオリフィスとを連結するオリフィスと、を有し、(d
)上記連結用オリフィスは、水平に延長しており、(e
)しかも、上記連結用オリフィスは、透光性主体部用の
オリフィスの肩部分に、遮光性補助部用の溶融重合体が
透光性主体部用の溶融重合体の流れを横切る方向で注入
されるように開口していることを特徴とする紡糸口金が
ある。
【0018】
【作用】以下、図面を参照しながら、本発明を作用と共
に更に詳しく説明する。図1及び図2は本発明の投写ス
クリーンの例を模式的に示しており、図中1はプラスチ
ック系透光性ストランドであり、2は該プラスチック系
透光性ストランド1の透光部を構成する透光性主体部、
3は同プラスチック系透光性ストランド1の遮光部を構
成する遮光性補助部である。
に更に詳しく説明する。図1及び図2は本発明の投写ス
クリーンの例を模式的に示しており、図中1はプラスチ
ック系透光性ストランドであり、2は該プラスチック系
透光性ストランド1の透光部を構成する透光性主体部、
3は同プラスチック系透光性ストランド1の遮光部を構
成する遮光性補助部である。
【0019】本発明の投写スクリーンは、単一のシート
からなるものがより望ましいが、2枚又はそれ以上のシ
ートを連結して構成してもよい。
からなるものがより望ましいが、2枚又はそれ以上のシ
ートを連結して構成してもよい。
【0020】透光性ストランド1の透光部を構成する透
光性主体部2は、光透過性のよい熱可塑性重合体、例え
ばアクリル系ポリマー、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、架橋型シリコンポリマー、架橋型アクリレートポリ
マー、イオン架橋型ポリマー等の熱可塑性重合体によっ
て形成される。この透光性主体部2は適宜な着色剤によ
って着色されていてもよいし、光拡散剤が混入されてい
てもよい。また、特別な波長の選択吸収能力を有する第
2成分を添加することも可能である。
光性主体部2は、光透過性のよい熱可塑性重合体、例え
ばアクリル系ポリマー、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、架橋型シリコンポリマー、架橋型アクリレートポリ
マー、イオン架橋型ポリマー等の熱可塑性重合体によっ
て形成される。この透光性主体部2は適宜な着色剤によ
って着色されていてもよいし、光拡散剤が混入されてい
てもよい。また、特別な波長の選択吸収能力を有する第
2成分を添加することも可能である。
【0021】透光性ストランド1の遮光部を構成する遮
光性補助部3としては、前記透光性主体部2に使われる
重合体と同種の重合体にカーボンブラックなどの外光吸
収性物質を添加した混合物を用いることが好ましい。
光性補助部3としては、前記透光性主体部2に使われる
重合体と同種の重合体にカーボンブラックなどの外光吸
収性物質を添加した混合物を用いることが好ましい。
【0022】透光性ストランド1の太さは、スクリーン
の大きさや用途、目的によっても異なるが、概ね0.1
〜1.5mm程度のものが選ばれ、この範囲にあればス
クリーン上でのレンチキュラーレンズのファインピッチ
化に十分寄与する。
の大きさや用途、目的によっても異なるが、概ね0.1
〜1.5mm程度のものが選ばれ、この範囲にあればス
クリーン上でのレンチキュラーレンズのファインピッチ
化に十分寄与する。
【0023】本発明の投写スクリーンは原理的には溶融
押出しの手法によって製作される。以下、図3〜図8を
参照しながら本発明に係る投写スクリーン、その製造方
法並びにその製造に用いる紡糸口金について更に詳しく
説明する。
押出しの手法によって製作される。以下、図3〜図8を
参照しながら本発明に係る投写スクリーン、その製造方
法並びにその製造に用いる紡糸口金について更に詳しく
説明する。
【0024】図3は上記投写スクリーンの製造装置を模
式的に示したものであり、同図において、11は押出機
、13は紡糸口金12を備えた紡糸口金ホルダー、14
は第1リングガイド、15は第2リングガイド、16は
鏝状ガイド、17はストレートガイド、18はニップロ
ーラー、19はシート巻取り機である。図示例では、溶
融した熱可塑性重合体を下向きオリフィス(吐出口)よ
り吐出させているが、押出し方向は上方でもよいし、斜
め上方でもよい。 図4は第3の発明である紡糸口金例の縦断面及び吐出面
をそれぞれ略図的に示している。図5は第4の発明であ
る紡糸口金例の縦断面及び吐出面をそれぞれ略図的に示
している。図6は第1リングガイドの断面図であり、図
7は第2リングガイドの断面図である。図8は鏝ガイド
の断面を略図的に示している。
式的に示したものであり、同図において、11は押出機
、13は紡糸口金12を備えた紡糸口金ホルダー、14
は第1リングガイド、15は第2リングガイド、16は
鏝状ガイド、17はストレートガイド、18はニップロ
ーラー、19はシート巻取り機である。図示例では、溶
融した熱可塑性重合体を下向きオリフィス(吐出口)よ
り吐出させているが、押出し方向は上方でもよいし、斜
め上方でもよい。 図4は第3の発明である紡糸口金例の縦断面及び吐出面
をそれぞれ略図的に示している。図5は第4の発明であ
る紡糸口金例の縦断面及び吐出面をそれぞれ略図的に示
している。図6は第1リングガイドの断面図であり、図
7は第2リングガイドの断面図である。図8は鏝ガイド
の断面を略図的に示している。
【0025】本発明では、熱可塑性重合体を溶融押出し
する際には、図4及び図5に例示するような紡糸口金1
2を使用する。これらの図において、(a) は紡糸口
金12の縦断面を、(b) は遮光性補助材の流路を組
み込んだ紡糸口金12の平断面をそれぞれ略図的に示す
ものである。また、これらの図において、12−1は透
光性主体部2用の溶融重合体を押出すための主体部用オ
リフィスであり、12−2は遮光性補助部3用の溶融重
合体の流路であり、12−3は前記補流路12−2と透
光性主体部用オリフィス12−1を連結する連結オリフ
ィスである。
する際には、図4及び図5に例示するような紡糸口金1
2を使用する。これらの図において、(a) は紡糸口
金12の縦断面を、(b) は遮光性補助材の流路を組
み込んだ紡糸口金12の平断面をそれぞれ略図的に示す
ものである。また、これらの図において、12−1は透
光性主体部2用の溶融重合体を押出すための主体部用オ
リフィスであり、12−2は遮光性補助部3用の溶融重
合体の流路であり、12−3は前記補流路12−2と透
光性主体部用オリフィス12−1を連結する連結オリフ
ィスである。
【0026】その構造を説明すると、図4に示す紡糸口
金12では、透光性主体部2用の溶融重合体を押出すた
めの、垂直に延長する主体部用オリフィス12−1は、
一つのオリフィス12−1から押出されるストランドが
隣接する主体部用オリフィス12−1から押出されるス
トランドとベーラス効果(溶融重合体の弾性回復)によ
って互いに接合するような間隔で、又は隣接するオリフ
ィス12−1,12−1 の外周部が僅かに接する程度
の間隔で、しかも一定のパターンで、多数が紡糸口金1
2の吐出面に開口しており、また、遮光性補助部3用の
溶融重合体の流路12−2が設けられ、この流路12−
2は透光性主体部用のオリフィス12−1と連結オリフ
ィス12−3によって連結されている。連結オリフィス
12−3は隣接する主体部用オリフィス12−1,12
−1 の丁度中間の位置に下傾斜した状態で延長して設
けられ、しかも、連結オリフィス12−3は主体部用オ
リフィス12−1の紡糸口金吐出面よりも僅かに手前の
位置で、主体部用オリフィス12−1,12−1 の肩
部分に、好ましくは肩部分のみに、遮光性補助部3用の
溶融重合体を透光性主体部2用の溶融重合体の流れの中
に、その流れに沿って流動するように斜め上方から注入
するように開口している。
金12では、透光性主体部2用の溶融重合体を押出すた
めの、垂直に延長する主体部用オリフィス12−1は、
一つのオリフィス12−1から押出されるストランドが
隣接する主体部用オリフィス12−1から押出されるス
トランドとベーラス効果(溶融重合体の弾性回復)によ
って互いに接合するような間隔で、又は隣接するオリフ
ィス12−1,12−1 の外周部が僅かに接する程度
の間隔で、しかも一定のパターンで、多数が紡糸口金1
2の吐出面に開口しており、また、遮光性補助部3用の
溶融重合体の流路12−2が設けられ、この流路12−
2は透光性主体部用のオリフィス12−1と連結オリフ
ィス12−3によって連結されている。連結オリフィス
12−3は隣接する主体部用オリフィス12−1,12
−1 の丁度中間の位置に下傾斜した状態で延長して設
けられ、しかも、連結オリフィス12−3は主体部用オ
リフィス12−1の紡糸口金吐出面よりも僅かに手前の
位置で、主体部用オリフィス12−1,12−1 の肩
部分に、好ましくは肩部分のみに、遮光性補助部3用の
溶融重合体を透光性主体部2用の溶融重合体の流れの中
に、その流れに沿って流動するように斜め上方から注入
するように開口している。
【0027】図5に示す紡糸口金12では、透光性主体
部2用の溶融重合体を押出すための、垂直に延長する主
体部用オリフィス12−1が、一つのオリフィス12−
1から押出されるストランドが隣接する主体部用オリフ
ィス12−1から押出されるストランドとベーラス効果
によって互いに接合するような間隔で、又は隣接するオ
リフィス12−1,12−1 の外周部が僅かに接する
程度の間隔で、しかも一定のパターンで、多数が紡糸口
金12の吐出面に開口しており、また、遮光性補助部3
用の溶融重合体の流路12−2が、主体部用オリフィス
12−1の紡糸口金吐出面よりも僅かに手前の位置まで
、主体部用オリフィス12−1に平行して垂直に延長し
て設けられており、この流路12−2は紡糸口金吐出面
よりも僅かに手前の位置で、水平方向に設けられた連結
オリフィス12−3によって主体部用オリフィス12−
1と連結されており、しかも、この連結オリフィス12
−3は主体部用オリフィス12−1,12−1 の肩部
分、好ましくは肩部分のみに、遮光性補助部3用の溶融
重合体を、透光性主体部2用の溶融重合体の流れの中に
、その流れを横切る方向で注入するように開口している
。
部2用の溶融重合体を押出すための、垂直に延長する主
体部用オリフィス12−1が、一つのオリフィス12−
1から押出されるストランドが隣接する主体部用オリフ
ィス12−1から押出されるストランドとベーラス効果
によって互いに接合するような間隔で、又は隣接するオ
リフィス12−1,12−1 の外周部が僅かに接する
程度の間隔で、しかも一定のパターンで、多数が紡糸口
金12の吐出面に開口しており、また、遮光性補助部3
用の溶融重合体の流路12−2が、主体部用オリフィス
12−1の紡糸口金吐出面よりも僅かに手前の位置まで
、主体部用オリフィス12−1に平行して垂直に延長し
て設けられており、この流路12−2は紡糸口金吐出面
よりも僅かに手前の位置で、水平方向に設けられた連結
オリフィス12−3によって主体部用オリフィス12−
1と連結されており、しかも、この連結オリフィス12
−3は主体部用オリフィス12−1,12−1 の肩部
分、好ましくは肩部分のみに、遮光性補助部3用の溶融
重合体を、透光性主体部2用の溶融重合体の流れの中に
、その流れを横切る方向で注入するように開口している
。
【0028】ここで、遮光性補助部3を、ストランドの
光出射側横断面の光出射部を除く周辺部に八の字型に、
且つストランドの長さ方向に沿って、精度よく均一に配
置するには、図4及び図5に示すような紡糸口金12を
使用し、透光性主体部2と遮光性補助部3用の各溶融重
合体を透光性主体部オリフィス12−1の流路内で複合
させるようにすることが望ましい。
光出射側横断面の光出射部を除く周辺部に八の字型に、
且つストランドの長さ方向に沿って、精度よく均一に配
置するには、図4及び図5に示すような紡糸口金12を
使用し、透光性主体部2と遮光性補助部3用の各溶融重
合体を透光性主体部オリフィス12−1の流路内で複合
させるようにすることが望ましい。
【0029】これらの方法によると、ストランド横断面
内における遮光性補助部3の位置精度を充分に保つこと
が可能であり、隣接する透光性主体部2,2 間の谷間
部分に流入する遮光性補助部3,3 同士の接合も容易
に行うことができる。
内における遮光性補助部3の位置精度を充分に保つこと
が可能であり、隣接する透光性主体部2,2 間の谷間
部分に流入する遮光性補助部3,3 同士の接合も容易
に行うことができる。
【0030】紡糸口金12としては、多数の主体部用オ
リフィス12−1,12−1,…が連続的に環状に配置
された紡糸口金12を用いると、紡糸口金を加熱したと
きの各オリフィスの温度分布が均一となり、この結果、
溶融押出しの際の透光性ストランド1の錘間斑が無くな
り、しかも均一な形状で捩れ等のない透光性ストランド
1を得ることができる。しかし、本発明ではオリフィス
を略馬蹄形状又は直線上に配置した紡糸口金を使用する
ことも可能である。また、溶融押出しの際、吐出量の安
定性を確保するために定量ポンプを設置してもよい。
リフィス12−1,12−1,…が連続的に環状に配置
された紡糸口金12を用いると、紡糸口金を加熱したと
きの各オリフィスの温度分布が均一となり、この結果、
溶融押出しの際の透光性ストランド1の錘間斑が無くな
り、しかも均一な形状で捩れ等のない透光性ストランド
1を得ることができる。しかし、本発明ではオリフィス
を略馬蹄形状又は直線上に配置した紡糸口金を使用する
ことも可能である。また、溶融押出しの際、吐出量の安
定性を確保するために定量ポンプを設置してもよい。
【0031】溶融押出しされたストランド1,1,…の
接合は、押出された多数のストランド1,1,…を平面
上に密着するように並列させ、隣接ストランド1,1
を加熱状態で接合(融着)させる方式によって行うこと
も可能であるが、所謂ベーラス効果を利用して行うのが
好ましい。
接合は、押出された多数のストランド1,1,…を平面
上に密着するように並列させ、隣接ストランド1,1
を加熱状態で接合(融着)させる方式によって行うこと
も可能であるが、所謂ベーラス効果を利用して行うのが
好ましい。
【0032】また、環状に押出された多数の溶融ストラ
ンド1,1,…を、透光性主体部2のガラス転移点以上
の温度で、投写スクリーンの出射側が第1, 第2の各
リングガイド14,15 の内側に接触するようにして
、引取りながら隣接ストランド1,1 同士を接合させ
る方式も有利である。このようにすると、両リングガイ
ド14,15 の絞りにより、張力の安定化を図ること
ができる。
ンド1,1,…を、透光性主体部2のガラス転移点以上
の温度で、投写スクリーンの出射側が第1, 第2の各
リングガイド14,15 の内側に接触するようにして
、引取りながら隣接ストランド1,1 同士を接合させ
る方式も有利である。このようにすると、両リングガイ
ド14,15 の絞りにより、張力の安定化を図ること
ができる。
【0033】その結果、多数の溶融ストランド1,1,
…から形成された環状のシートを、リングガイド14,
15 の下部(工程の下流方向)に設けられた鏝状ガイ
ド16で、環状から平面状に展開する際、シートに加わ
る張力変動が吐出部にまで影響するのが抑制され、得ら
れるシートの中央部と端部におけるストランドピッチの
差が少なくなり、安定した条件でのストランド押出しが
可能となる。
…から形成された環状のシートを、リングガイド14,
15 の下部(工程の下流方向)に設けられた鏝状ガイ
ド16で、環状から平面状に展開する際、シートに加わ
る張力変動が吐出部にまで影響するのが抑制され、得ら
れるシートの中央部と端部におけるストランドピッチの
差が少なくなり、安定した条件でのストランド押出しが
可能となる。
【0034】なお、1個の環状リングを使用するときは
、環状から平面状へ展開するシートの幅が大きくなると
、溶融ストランドの安定な押出しを長時間継続して行う
ための操作条件、例えば許容されるストランドの押出し
条件、リングを設置する位置範囲などが狭くなる。
、環状から平面状へ展開するシートの幅が大きくなると
、溶融ストランドの安定な押出しを長時間継続して行う
ための操作条件、例えば許容されるストランドの押出し
条件、リングを設置する位置範囲などが狭くなる。
【0035】このようなときは、図示例のように第1リ
ングガイド14の下部(工程の下流方向)に、第1リン
グガイド14よりも小さい径の第2リングガイド15を
設置すると、採用可能な操作条件の範囲が拡大し、同時
に第1リングガイド14と第2リングガイド15の間隔
を調節することによって、製造可能なストランドピッチ
の範囲が広がり、より高精度でピッチ斑の少ないシート
が得られる。なお、各リングガイドの内径や紡糸口金か
らの位置は、必要に応じて調整可能である。
ングガイド14の下部(工程の下流方向)に、第1リン
グガイド14よりも小さい径の第2リングガイド15を
設置すると、採用可能な操作条件の範囲が拡大し、同時
に第1リングガイド14と第2リングガイド15の間隔
を調節することによって、製造可能なストランドピッチ
の範囲が広がり、より高精度でピッチ斑の少ないシート
が得られる。なお、各リングガイドの内径や紡糸口金か
らの位置は、必要に応じて調整可能である。
【0036】透光性ストランド1は、第1リングガイド
14及び第2リングガイド15の内壁にそれぞれ沿いな
がら引取られ、鏝状ガイド16及び棒状のストレートガ
イド17によって環状のシートから平面状のシートに変
形され、同時に棒状のストレートガイド17でシートの
進行方向を変え、ニップローラー18により引き取られ
、巻取り機19で巻き取られて、投写スクリーンとなる
。このようにして作られたシートからなる投写スクリー
ンをカラープロジェクションテレビに取り付けると、乱
れが少なく、高解像度の画面が得られる。
14及び第2リングガイド15の内壁にそれぞれ沿いな
がら引取られ、鏝状ガイド16及び棒状のストレートガ
イド17によって環状のシートから平面状のシートに変
形され、同時に棒状のストレートガイド17でシートの
進行方向を変え、ニップローラー18により引き取られ
、巻取り機19で巻き取られて、投写スクリーンとなる
。このようにして作られたシートからなる投写スクリー
ンをカラープロジェクションテレビに取り付けると、乱
れが少なく、高解像度の画面が得られる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を図示実施例によって更に詳し
く説明するが、本実施例では図3、図4、図6〜9に示
すような装置を使用して図1に示すような投写スクリー
ンを製作した。
く説明するが、本実施例では図3、図4、図6〜9に示
すような装置を使用して図1に示すような投写スクリー
ンを製作した。
【0038】用いた紡糸口金12は、図4にその要部を
示しているが、透光性主体部用オリフィス12−1が1
000個環状に配列され、これに対し遮光性補助部用の
オリフィス12−2が1000個連結されているもので
ある。主体部用オリフィス12−1(孔径1mm、1.
15mmピッチ)には、ポリカーボネート(三菱瓦斯化
学(株)製、ユーピロン♯2000)に4重量%の無機
シリカを加えた混合物の溶融物を1オリフィス当たり0
.5g/分供給すると共に、補助部用の連結オリフィス
12−3(孔径0.50mm)には上記ポリカーボネー
ト混合物に更に2重量%のカーボンブラックを加えた混
合物の溶融物を1連結オリフィス当たり0.05g/分
供給し、紡糸口金温度260℃で下向きに押出した。
示しているが、透光性主体部用オリフィス12−1が1
000個環状に配列され、これに対し遮光性補助部用の
オリフィス12−2が1000個連結されているもので
ある。主体部用オリフィス12−1(孔径1mm、1.
15mmピッチ)には、ポリカーボネート(三菱瓦斯化
学(株)製、ユーピロン♯2000)に4重量%の無機
シリカを加えた混合物の溶融物を1オリフィス当たり0
.5g/分供給すると共に、補助部用の連結オリフィス
12−3(孔径0.50mm)には上記ポリカーボネー
ト混合物に更に2重量%のカーボンブラックを加えた混
合物の溶融物を1連結オリフィス当たり0.05g/分
供給し、紡糸口金温度260℃で下向きに押出した。
【0039】押出し後、ストランドの接合(融着)で形
成された環状シートを内径30cmの第1リングガイド
14と、次いで内径15cmの第2リングガイド15の
内壁に沿って3.4m/分の速度で引取りながら、鏝状
ガイド16と棒状ストレートガイド17によって平面状
のシートにした。なお、上記4種類のガイド14〜17
内にはすべて20℃の温水を通してシートを冷却した。
成された環状シートを内径30cmの第1リングガイド
14と、次いで内径15cmの第2リングガイド15の
内壁に沿って3.4m/分の速度で引取りながら、鏝状
ガイド16と棒状ストレートガイド17によって平面状
のシートにした。なお、上記4種類のガイド14〜17
内にはすべて20℃の温水を通してシートを冷却した。
【0040】このようにして得られたシートは、直径が
0.4mmの1000本の透光性ストランドが平面上に
均一に配列され、しかもストランドの光出射側の、光出
射部を除くストランド周辺部には遮光性補助部3が断面
八の字型に形成されていた。
0.4mmの1000本の透光性ストランドが平面上に
均一に配列され、しかもストランドの光出射側の、光出
射部を除くストランド周辺部には遮光性補助部3が断面
八の字型に形成されていた。
【0041】次に、このシートを図9に示すような装置
によって広幅のものとし、透過型の投写スクリーンを製
作した。すなわち、クリールスタンドにセットしたロー
ル22から3枚のシートを第1ニップローラー23を用
いて引き取り、雰囲気温度140℃の第1遠赤外線ヒー
ター24中を、第2ニップローラー25によって、1.
05倍に伸長させながら通してシートの捲きぐせを取り
除き、次いで、第3ニップローラー28により雰囲気温
度160℃の第2遠赤外線ヒーター26中を1.1倍に
伸長させながら通して更に加熱し、直ちに湾曲バー状の
屈曲ガイド27によって互いのシートを近接させながら
溶融接合させ、所定の速度でカッター29に供給し、1
mの長さに切断した。
によって広幅のものとし、透過型の投写スクリーンを製
作した。すなわち、クリールスタンドにセットしたロー
ル22から3枚のシートを第1ニップローラー23を用
いて引き取り、雰囲気温度140℃の第1遠赤外線ヒー
ター24中を、第2ニップローラー25によって、1.
05倍に伸長させながら通してシートの捲きぐせを取り
除き、次いで、第3ニップローラー28により雰囲気温
度160℃の第2遠赤外線ヒーター26中を1.1倍に
伸長させながら通して更に加熱し、直ちに湾曲バー状の
屈曲ガイド27によって互いのシートを近接させながら
溶融接合させ、所定の速度でカッター29に供給し、1
mの長さに切断した。
【0042】得られた投写スクリーンをカラープロジェ
クションテレビに取り付けて観察したところ、正面のみ
ならず、斜め方向から見ても明るく、鮮明で、色調なら
びにコントラストも良好な画面が得られた。
クションテレビに取り付けて観察したところ、正面のみ
ならず、斜め方向から見ても明るく、鮮明で、色調なら
びにコントラストも良好な画面が得られた。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、 (1)レンチキュラーレンズピッチの極めて小さな両面
レンチキュラー型投写スクリーンが製造できる、(2)
特に、二段接触式リングガイドを使用するときは、シー
トの幅斑が少なく、レンチキュラーレンズピッチが安定
している、 (3)ガイドを冷却するときは、表面状態の良好なスク
リーンが得られる、 (4)第1リングガイドと第2リングガイドの間の間隔
や第2リングガイドの内径を調節すると、ストランドピ
ッチを自由に設定できる。 (5)遮光性補助部をストランドに均一に配置すること
ができるので、コントラストのよい投写スクリーンが得
られる、等の利点がある。
れば、 (1)レンチキュラーレンズピッチの極めて小さな両面
レンチキュラー型投写スクリーンが製造できる、(2)
特に、二段接触式リングガイドを使用するときは、シー
トの幅斑が少なく、レンチキュラーレンズピッチが安定
している、 (3)ガイドを冷却するときは、表面状態の良好なスク
リーンが得られる、 (4)第1リングガイドと第2リングガイドの間の間隔
や第2リングガイドの内径を調節すると、ストランドピ
ッチを自由に設定できる。 (5)遮光性補助部をストランドに均一に配置すること
ができるので、コントラストのよい投写スクリーンが得
られる、等の利点がある。
【図1】本発明に係る投写スクリーン例の一部を示す模
式的断面図である。
式的断面図である。
【図2】本発明に係る他の投写スクリーン例の一部を示
す模式的断面図である。
す模式的断面図である。
【図3】本発明方法を実施するのに使用する一装置例の
概略的な側面図である。
概略的な側面図である。
【図4】本発明に係る紡糸口金の一例を示す概略的な構
造図である。
造図である。
【図5】本発明に係る紡糸口金の他の例を示す概略的な
構造図である。
構造図である。
【図6】本発明方法に使用する第1リングガイド例の概
略断面図である。
略断面図である。
【図7】本発明方法に使用する第2リングガイド例の概
略断面図である。
略断面図である。
【図8】本発明方法に使用する鏝状ガイド例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図9】細巾のシートを接合して広巾の投写シートを製
造する装置の概略的な側面図である。
造する装置の概略的な側面図である。
1 透光性ストランド
2 透光性主体部
3 遮光性補助部
11 押出機
12 紡糸口金
12−1 (透光性)主体部用オリフィス12−
2 (遮光性)補助部用流路12−3
連結オリフィス 13 紡糸口金ホルダー14
第1リングガイド15 第2リン
グガイド16 鏝状ガイド 17 棒状ストレートガイド18
ニップローラー 19 巻取り機 22 ロール 23 第1ニップローラー24
第1赤外線ヒーター25 第2
ニップローラー26 第2赤外線ヒータ
ー27 屈曲ガイド 28 第3ニップローラー29
カッター
2 (遮光性)補助部用流路12−3
連結オリフィス 13 紡糸口金ホルダー14
第1リングガイド15 第2リン
グガイド16 鏝状ガイド 17 棒状ストレートガイド18
ニップローラー 19 巻取り機 22 ロール 23 第1ニップローラー24
第1赤外線ヒーター25 第2
ニップローラー26 第2赤外線ヒータ
ー27 屈曲ガイド 28 第3ニップローラー29
カッター
Claims (6)
- 【請求項1】(a)互いに平行に配置され、しかもシー
ト状に形成された多数のプラスチック系透光性ストラン
ドから構成されており、(b)前記ストランドは、透光
性主体部と遮光性補助部とからなり、(c)更に、前記
遮光性補助部がストランドの光出射側で、且つ光出射部
を除く両周辺部に断面が八の字型で、ストランドの長さ
方向に沿って配置されていることを特徴とする投写スク
リーン。 - 【請求項2】 熱可塑性重合体を多数のオリフィスを
備えた紡糸口金から溶融状態で吐出させて多数のプラス
チック系透光性ストランド又はこれらのストランドから
なるシートを形成し、投写スクリーンを製造する方法に
おいて、上記オリフィスより透光性主体部と遮光性補助
部をそれぞれ形成する溶融重合体を、上記遮光性補助部
がストランドの光出射側で、且つ光出射部を除く両周辺
部に断面が八の字型に配置されるように、同時に吐出さ
せることを特徴とする投写スクリーンの製造方法。 - 【請求項3】 上記多数のオリフィスが環状に配置さ
れた紡糸口金を使用し、形成された環状シートを紡糸口
金の下方又は上方に配設されたリングガイドを通過させ
た後、平面状に変形することを特徴とする請求項2記載
の投写スクリーンの製造方法。 - 【請求項4】 上記環状シートを、先ず第1リングガ
イドを通過させ、次いで第1リングガイドよりも小さい
径を有する第2リングガイドを通過させた後、平面状に
変形することを特徴とする請求項3記載の投写スクリー
ンの製造方法。 - 【請求項5】(a)紡糸口金の吐出面に開口している、
透光性主体部用の溶融重合体を押出すための多数のオリ
フィスと、(b)遮光性補助部用の溶融重合体を流すた
めの流路と、(c)上記遮光性補助部用の流路の下端部
分と上記投光性主体部用のオリフィスとを連結するオリ
フィスと、を有し、(d)上記連結用オリフィスは、隣
接する透光性主体部用のオリフィスの中間位置に傾斜し
た状態で延長しており、(e)しかも、上記連結用オリ
フィスは、紡糸口金吐出面よりも僅かに手前の位置で、
透光性主体部用のオリフィスの肩部分に遮光性補助部用
の溶融重合体が透光性主体部用の溶融重合体の流れの中
に、その流れに沿って注入されるように開口しているこ
とを特徴とする紡糸口金。 - 【請求項6】(a)紡糸口金の吐出面に開口している、
透光性主体部用の溶融重合体を押出すための多数のオリ
フィスと、(b)紡糸口金吐出面よりも僅かに手前の位
置まで、上記透光性主体部用のオリフィスに平行で且つ
垂直に延長して設けられた、遮光性補助部用の溶融重合
体を流すための流路と、(c)上記遮光性補助部用の流
路の下端部分と上記投光性主体部用のオリフィスとを連
結するオリフィスと、を有し、(d)上記連結用オリフ
ィスは、水平に延長しており、(e)しかも、上記連結
用オリフィスは、透光性主体部用のオリフィスの肩部分
に、遮光性補助部用の溶融重合体が透光性主体部用の溶
融重合体の流れを横切る方向で注入されるように開口し
ていることを特徴とする紡糸口金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3095129A JP2758281B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 投写スクリーン製造用の紡糸口金及び同スクリーンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3095129A JP2758281B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 投写スクリーン製造用の紡糸口金及び同スクリーンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04324436A true JPH04324436A (ja) | 1992-11-13 |
| JP2758281B2 JP2758281B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=14129216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3095129A Expired - Fee Related JP2758281B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 投写スクリーン製造用の紡糸口金及び同スクリーンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2758281B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01245235A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 透過型スクリーンおよびその製造方法 |
| JPH02146536A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 透過型スクリーン及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3095129A patent/JP2758281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01245235A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 透過型スクリーンおよびその製造方法 |
| JPH02146536A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 透過型スクリーン及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2758281B2 (ja) | 1998-05-28 |
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