JPH04326538A - 微小プローブの製造方法 - Google Patents
微小プローブの製造方法Info
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- JPH04326538A JPH04326538A JP12172591A JP12172591A JPH04326538A JP H04326538 A JPH04326538 A JP H04326538A JP 12172591 A JP12172591 A JP 12172591A JP 12172591 A JP12172591 A JP 12172591A JP H04326538 A JPH04326538 A JP H04326538A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走査型トンネル顕微鏡ま
たはその原理を応用した高密度記録再生装置等に用いら
れる微小プローブ及びカンチレバー型プローブの製造方
法に関するものである。
たはその原理を応用した高密度記録再生装置等に用いら
れる微小プローブ及びカンチレバー型プローブの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、導体の表面原子の電子構
造を直接観測できる走査型トンネル顕微鏡(以下、ST
Mと略す)が開発され(G.Binnig etal
.,Phys.Rev.Lett.49(1982)5
7)、単結晶、非晶質を問わず実空間像を著しく高い分
解能(ナノメートル以下)で測定できるようになった。 STMは金属のプローブと導電性物質の間に電圧を加え
て、1nm程度の距離まで近づけるとトンネル電流が流
れることを利用している。この電流は両者の距離変化に
非常に敏感で指数関数的に変化するので、トンネル電流
を一定に保つようにプローブを走査することにより実空
間の表面構造を原子オーダの分解能で観察することがで
きる。STMを用いた解析は導電性材料に限られるが、
導電性材料の表面に薄く形成された絶縁膜の構造解析に
も応用され始めている。更に、係る装置・手段は微小電
流を検知する方法を用いているため、媒体に損傷を与え
ずに、かつ低電力で観測できる利点をも有する。また、
大気中での動作も可能である。
造を直接観測できる走査型トンネル顕微鏡(以下、ST
Mと略す)が開発され(G.Binnig etal
.,Phys.Rev.Lett.49(1982)5
7)、単結晶、非晶質を問わず実空間像を著しく高い分
解能(ナノメートル以下)で測定できるようになった。 STMは金属のプローブと導電性物質の間に電圧を加え
て、1nm程度の距離まで近づけるとトンネル電流が流
れることを利用している。この電流は両者の距離変化に
非常に敏感で指数関数的に変化するので、トンネル電流
を一定に保つようにプローブを走査することにより実空
間の表面構造を原子オーダの分解能で観察することがで
きる。STMを用いた解析は導電性材料に限られるが、
導電性材料の表面に薄く形成された絶縁膜の構造解析に
も応用され始めている。更に、係る装置・手段は微小電
流を検知する方法を用いているため、媒体に損傷を与え
ずに、かつ低電力で観測できる利点をも有する。また、
大気中での動作も可能である。
【0003】このSTMは試料表面と対向するプローブ
先端の曲率半径が小さいほど分解能が高いとされている
。理想的には先端が1原子程度まで尖っていることが望
まれている。更にこのSTMの応用例の一つとして超高
密度記録・再生装置があるが、勿論、高い記録密度を達
成するために先端部の曲率半径が小さいことが要求され
ている。と同時に、記録・再生システムの機能向上、特
に高速化の観点から、多数のプローブを同時に駆動する
こと(プローブのマルチ化)が提案され、この為に同一
基板上に作製された特性の揃ったプローブが求められて
いる。
先端の曲率半径が小さいほど分解能が高いとされている
。理想的には先端が1原子程度まで尖っていることが望
まれている。更にこのSTMの応用例の一つとして超高
密度記録・再生装置があるが、勿論、高い記録密度を達
成するために先端部の曲率半径が小さいことが要求され
ている。と同時に、記録・再生システムの機能向上、特
に高速化の観点から、多数のプローブを同時に駆動する
こと(プローブのマルチ化)が提案され、この為に同一
基板上に作製された特性の揃ったプローブが求められて
いる。
【0004】従来、上記の様な微小プローブの形成方法
として、半導体製造プロセス技術を使いシリコンの異方
性エッチングにより、マルチに配列した微小プローブが
記載されている(特開昭61−206148号公報)。 又、リフトオフ法を応用した微小プローブの形成方法が
提案されている。
として、半導体製造プロセス技術を使いシリコンの異方
性エッチングにより、マルチに配列した微小プローブが
記載されている(特開昭61−206148号公報)。 又、リフトオフ法を応用した微小プローブの形成方法が
提案されている。
【0005】以下、この方法による微小プローブの製造
方法を図2に示す。まず最初に、支持体1上に、プロー
ブ引き出し電極2とリフトオフ層3と円形ないし多角形
のマスク開口部6を有するマスク層4からなる層状構造
の複合薄膜を用意する。
方法を図2に示す。まず最初に、支持体1上に、プロー
ブ引き出し電極2とリフトオフ層3と円形ないし多角形
のマスク開口部6を有するマスク層4からなる層状構造
の複合薄膜を用意する。
【0006】次に、図2(a)に示すように、支持体1
を回転させた状態で支持体1上の複合薄膜に対して斜め
方向から開口部に向かって、所望のプローブ材料8を蒸
着する。この時、マスク層4上にもプローブ材料8が蒸
着され、かつ、マスク層4の開口部端にも蒸着されるた
めに、蒸着の進行に伴ってマスク開口部6が覆われ開口
部面積が減少する(図2(b))。その結果、マスク層
4下に先端の尖った円錐ないし角錐状の蒸着物質による
微小突起が形成される。
を回転させた状態で支持体1上の複合薄膜に対して斜め
方向から開口部に向かって、所望のプローブ材料8を蒸
着する。この時、マスク層4上にもプローブ材料8が蒸
着され、かつ、マスク層4の開口部端にも蒸着されるた
めに、蒸着の進行に伴ってマスク開口部6が覆われ開口
部面積が減少する(図2(b))。その結果、マスク層
4下に先端の尖った円錐ないし角錐状の蒸着物質による
微小突起が形成される。
【0007】その後、リフトオフ層3を化学処理等によ
って取り除くことによって、前記支持体上の微小プロー
ブ9を得ることができる(図2(c))。
って取り除くことによって、前記支持体上の微小プロー
ブ9を得ることができる(図2(c))。
【0008】一方、記録媒体との間隔が微調整可能な駆
動手段上に存在するトンネル電流発生用プローブからな
る変換器から電圧印加することによって記録媒体表面の
仕事関数を変化させ、記録書き込みし、また、仕事関数
の変化によるトンネル電流の変化を検知して、情報の読
み出しを行う、最小記録面積が10nm平方となる記録
再生装置が提案されている。
動手段上に存在するトンネル電流発生用プローブからな
る変換器から電圧印加することによって記録媒体表面の
仕事関数を変化させ、記録書き込みし、また、仕事関数
の変化によるトンネル電流の変化を検知して、情報の読
み出しを行う、最小記録面積が10nm平方となる記録
再生装置が提案されている。
【0009】かかる装置においては、試料を探針で数n
m〜数μmの範囲で走査する必要があり、その際の移動
機構として圧電体素子(バイモルフ)が用いられる。こ
の例としては、3本の圧電体素子をx,y,z方向に沿
って互いに直行するように組み合わせ、その交点に探針
を配置したトライポッド型や、円筒型の圧電体素子の外
周面の電極を分割して一端を固定し、他端に探針を取り
付け、各々の分割電極に対応させて円筒を変形させて走
査する円筒型などのタイプがある。
m〜数μmの範囲で走査する必要があり、その際の移動
機構として圧電体素子(バイモルフ)が用いられる。こ
の例としては、3本の圧電体素子をx,y,z方向に沿
って互いに直行するように組み合わせ、その交点に探針
を配置したトライポッド型や、円筒型の圧電体素子の外
周面の電極を分割して一端を固定し、他端に探針を取り
付け、各々の分割電極に対応させて円筒を変形させて走
査する円筒型などのタイプがある。
【0010】さらに圧電体バイモルフを用いたカンチレ
バー型プローブが提案されている(USP No.4
,912,822)。以下このカンチレバー型プローブ
の製造方法について図5を用いて説明する。
バー型プローブが提案されている(USP No.4
,912,822)。以下このカンチレバー型プローブ
の製造方法について図5を用いて説明する。
【0011】まずシリコン基板21上に形成された保護
層22の裏面の一部に開口部を設け、しかる後にKOH
水溶液を用いた異方性エッチングにより、シリコンメン
ブレン23を形成する(図5(a))。次に金属電極2
4,26,28と圧電体25,27の積層構造から成る
圧電体バイモルフを保護層22上に形成する(図5(b
))。次にリフトオフ層29を該圧電バイモルフ上を含
めた基板上に形成した後、該圧電体バイモルフ上に開口
部を形成する。続いて、プローブ材料30を蒸着により
形成する(図5(c))。次にリフトオフ層29を溶解
して不用のプローブ材料30を除去することにより、プ
ローブ31を得る。続いて、保護膜32を表面に形成す
る(図5(d))。次に裏面方向からプラズマエッチン
グを行い、シリコンメンブレン3を除去し、続いて保護
層32を除去することでカンチレバー型プローブを製造
している(図5(e))。
層22の裏面の一部に開口部を設け、しかる後にKOH
水溶液を用いた異方性エッチングにより、シリコンメン
ブレン23を形成する(図5(a))。次に金属電極2
4,26,28と圧電体25,27の積層構造から成る
圧電体バイモルフを保護層22上に形成する(図5(b
))。次にリフトオフ層29を該圧電バイモルフ上を含
めた基板上に形成した後、該圧電体バイモルフ上に開口
部を形成する。続いて、プローブ材料30を蒸着により
形成する(図5(c))。次にリフトオフ層29を溶解
して不用のプローブ材料30を除去することにより、プ
ローブ31を得る。続いて、保護膜32を表面に形成す
る(図5(d))。次に裏面方向からプラズマエッチン
グを行い、シリコンメンブレン3を除去し、続いて保護
層32を除去することでカンチレバー型プローブを製造
している(図5(e))。
【0012】この様に作製されたカンチレバー型プロー
ブは■ プローブが圧電変位素子上に形成されている
ため、プローブ位置をX,Y,Zの3次元的に移動させ
ることができる。■ 半導体製造プロセス技術を用い
て形成されるため小型化及びマルチ化が容易であり、さ
らに大量生産も可能である。というような利点がある。
ブは■ プローブが圧電変位素子上に形成されている
ため、プローブ位置をX,Y,Zの3次元的に移動させ
ることができる。■ 半導体製造プロセス技術を用い
て形成されるため小型化及びマルチ化が容易であり、さ
らに大量生産も可能である。というような利点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示す従来のプローブ製造法ではリフトオフ層にフォトレ
ジスト等の有機材料、又はAl2O3等を用い、マスク
開口部下のリフトオフ層の加工方法としては等方性エッ
チングにより加工し、アンダーカットを生じさせている
。 しかしこの方法ではエッチングむらのためアンダーカッ
トを制御するのは難しく、特にリフトオフ層にフォトレ
ジストを用い、アセトンで加工する場合には加工時間が
数秒と短いため、アンダーカットを制御するのは困難で
あった。このためプローブを形成する際にアンダーカッ
トが小さいとプローブ下にレジストが残り、リフトオフ
時にプローブも除去されてたり、又アンダーカットが大
きいとマスク層が湾曲し、開口部の高さ位置が変化する
ため、プローブの高さ、形状がバラツクという問題があ
った。
示す従来のプローブ製造法ではリフトオフ層にフォトレ
ジスト等の有機材料、又はAl2O3等を用い、マスク
開口部下のリフトオフ層の加工方法としては等方性エッ
チングにより加工し、アンダーカットを生じさせている
。 しかしこの方法ではエッチングむらのためアンダーカッ
トを制御するのは難しく、特にリフトオフ層にフォトレ
ジストを用い、アセトンで加工する場合には加工時間が
数秒と短いため、アンダーカットを制御するのは困難で
あった。このためプローブを形成する際にアンダーカッ
トが小さいとプローブ下にレジストが残り、リフトオフ
時にプローブも除去されてたり、又アンダーカットが大
きいとマスク層が湾曲し、開口部の高さ位置が変化する
ため、プローブの高さ、形状がバラツクという問題があ
った。
【0014】一方、図5に示す従来のカンチレバー型プ
ローブの製造方法に於いて、この製造工程順序は重要で
ある。というのは先にシリコンメンブレンを除去し、圧
電バイモルフからなるカンチレバーを形成した後にプロ
ーブ形成を行う場合には、カンチレバーは厚さがたかだ
か1〜2μmの片持ち梁形状となっているため、その先
端にプローブ用の開口部を形成することは極めて困難だ
からである。そこで従来例の様にプローブ形成後にシリ
コンメンブレンを除去しカンチレバー型プローブを製造
している。しかしながらこの場合には以下の様な問題点
があった。■ プローブの保護が有機材料等の比較的
軟らかい材料で行われていたため、後工程であるプラズ
マエッチング時にプローブが損傷、又は変形する場合が
あった。これはプラズマエッチング時にプローブの形成
された面をエッチング装置の陰極電極上に設置するため
に生じていた。■ プローブに直接、保護膜が形成さ
れるため、後で保護膜を除去する時に完全に除去するこ
とが困難であったため、プローブが汚染されプローブの
特性を劣化させていた。
ローブの製造方法に於いて、この製造工程順序は重要で
ある。というのは先にシリコンメンブレンを除去し、圧
電バイモルフからなるカンチレバーを形成した後にプロ
ーブ形成を行う場合には、カンチレバーは厚さがたかだ
か1〜2μmの片持ち梁形状となっているため、その先
端にプローブ用の開口部を形成することは極めて困難だ
からである。そこで従来例の様にプローブ形成後にシリ
コンメンブレンを除去しカンチレバー型プローブを製造
している。しかしながらこの場合には以下の様な問題点
があった。■ プローブの保護が有機材料等の比較的
軟らかい材料で行われていたため、後工程であるプラズ
マエッチング時にプローブが損傷、又は変形する場合が
あった。これはプラズマエッチング時にプローブの形成
された面をエッチング装置の陰極電極上に設置するため
に生じていた。■ プローブに直接、保護膜が形成さ
れるため、後で保護膜を除去する時に完全に除去するこ
とが困難であったため、プローブが汚染されプローブの
特性を劣化させていた。
【0015】本発明の目的は上述の従来技術の問題点に
鑑みなされたものであって、プローブを再現性よく形成
でき、且つマルチ化した場合に形状のそろったプローブ
が得られる微小プローブの製造方法を提供することにあ
る。
鑑みなされたものであって、プローブを再現性よく形成
でき、且つマルチ化した場合に形状のそろったプローブ
が得られる微小プローブの製造方法を提供することにあ
る。
【0016】本発明の目的は、プローブの損傷を低減さ
せ、特性の向上が図れるカンチレバー型プローブの製造
方法を提供することにある。
せ、特性の向上が図れるカンチレバー型プローブの製造
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の微小プ
ローブ製造方法によれば、リフトオフ層にポジ型フォト
レジストを用い、斜め露光を用いたフォトリソグラフィ
により、リフトオフ層の開口部を逆テーパー形状に形成
するものである。ここでフォトマスクとなるマスク層は
リフトオフ層上に形成されているため、容易に斜め露光
が任意の角度で行える。さらにフォトリソグラフィーを
用いることにより、リフトオフ層の開口部の形状を容易
に制御できるようにしたものである。
ローブ製造方法によれば、リフトオフ層にポジ型フォト
レジストを用い、斜め露光を用いたフォトリソグラフィ
により、リフトオフ層の開口部を逆テーパー形状に形成
するものである。ここでフォトマスクとなるマスク層は
リフトオフ層上に形成されているため、容易に斜め露光
が任意の角度で行える。さらにフォトリソグラフィーを
用いることにより、リフトオフ層の開口部の形状を容易
に制御できるようにしたものである。
【0018】すなわち、本発明の特徴とするところは蒸
着及びリフトオフ法により形成される微小プローブの製
造方法に於いて、リフトオフ層にポジ型フォトレジスト
を用い、該リフトオフ層上に開口部を有するマスク層を
形成したのち斜め露光により、該マスク層開口部下のリ
フトオフ層を感光させ、その後現像により開口部下に逆
テーパーパターンを形成する微小プローブの製造方法で
ある。
着及びリフトオフ法により形成される微小プローブの製
造方法に於いて、リフトオフ層にポジ型フォトレジスト
を用い、該リフトオフ層上に開口部を有するマスク層を
形成したのち斜め露光により、該マスク層開口部下のリ
フトオフ層を感光させ、その後現像により開口部下に逆
テーパーパターンを形成する微小プローブの製造方法で
ある。
【0019】また、本発明のカンチレバー型プローブの
製造方法によれば、プローブ材料の堆積後に形成された
、リフトオフ層上のプローブ材料を後工程でのプローブ
の保護膜として用いることにより、プローブに直接保護
膜を形成することなくプローブの保護ができる様にした
ものである。
製造方法によれば、プローブ材料の堆積後に形成された
、リフトオフ層上のプローブ材料を後工程でのプローブ
の保護膜として用いることにより、プローブに直接保護
膜を形成することなくプローブの保護ができる様にした
ものである。
【0020】すなわち本発明の特徴とするところは、基
板及び基板上に形成された梁状の圧電変位素子、該圧電
変位素子の自由端側に設けられたプローブから構成され
るカンチレバー型プローブの製造方法に於いて、基板上
に金属電極と圧電体の積層よりなる圧電バイモルフを形
成する第1工程、前記第1工程を完了した基板の前記圧
電バイモルフのある側の全面上にリフトオフ層を形成す
る第2工程、前記第2工程を完了した前記圧電バイモル
フ上の前記リフトオフ層に開口部を形成する第3工程、
前記第3工程を完了した前記リフトオフ層上にプローブ
材料を堆積する第4工程、前記第4工程を完了した基板
の前記圧電バイモルフ下の基板をエッチングにより除去
し梁形状とする第5工程、前記第5工程を完了した基板
の前記リフトオフ層を除去する第6工程を連続して含ん
で形成されるカンチレバー型プローブの製造方法である
。
板及び基板上に形成された梁状の圧電変位素子、該圧電
変位素子の自由端側に設けられたプローブから構成され
るカンチレバー型プローブの製造方法に於いて、基板上
に金属電極と圧電体の積層よりなる圧電バイモルフを形
成する第1工程、前記第1工程を完了した基板の前記圧
電バイモルフのある側の全面上にリフトオフ層を形成す
る第2工程、前記第2工程を完了した前記圧電バイモル
フ上の前記リフトオフ層に開口部を形成する第3工程、
前記第3工程を完了した前記リフトオフ層上にプローブ
材料を堆積する第4工程、前記第4工程を完了した基板
の前記圧電バイモルフ下の基板をエッチングにより除去
し梁形状とする第5工程、前記第5工程を完了した基板
の前記リフトオフ層を除去する第6工程を連続して含ん
で形成されるカンチレバー型プローブの製造方法である
。
【0021】続いて図面を用いて本発明を説明する。図
1は本発明の微小プローブの製造工程図である。
1は本発明の微小プローブの製造工程図である。
【0022】図1(a)に於いて、先ず支持体1を用意
する。該支持体1は表面凹凸の小さい材料が好ましく、
例えば#7059フュージョン、溶融石英さらには表面
を研磨した#7059、石英、シリコンウェハー等を用
いることができる。又駆動機構を有する基板、例えばP
LZT圧電体、基板に形成された圧電素子、さらには静
電力を用いた片持ち梁(カンチレバー)及び両持ち梁等
を用いることができる。次に支持体1上にプローブ引き
出し電極2を形成する。該プローブ引き出し電極2はト
ンネル電流を取り出す配線であるから高導電性を有して
いれば良い。次にプローブ引き出し電極2上にリフトオ
フ層3を形成する。該リフトオフ層3としてはポジ型フ
ォトレジストを用いて、感光性を失わない条件でベーキ
ングをする必要がある。次にマスク層4をリフトオフ層
3上に形成する。該マスク層4は後工程でフォトマスク
としての役割りがあるため、紫外線を通さない金属材料
が好ましい。次にマスク層4上にレジスト層5を形成す
る。該レジスト層5のベーキング条件としては、リフト
オフ層のベーキング温度以下とすることが好ましい。
する。該支持体1は表面凹凸の小さい材料が好ましく、
例えば#7059フュージョン、溶融石英さらには表面
を研磨した#7059、石英、シリコンウェハー等を用
いることができる。又駆動機構を有する基板、例えばP
LZT圧電体、基板に形成された圧電素子、さらには静
電力を用いた片持ち梁(カンチレバー)及び両持ち梁等
を用いることができる。次に支持体1上にプローブ引き
出し電極2を形成する。該プローブ引き出し電極2はト
ンネル電流を取り出す配線であるから高導電性を有して
いれば良い。次にプローブ引き出し電極2上にリフトオ
フ層3を形成する。該リフトオフ層3としてはポジ型フ
ォトレジストを用いて、感光性を失わない条件でベーキ
ングをする必要がある。次にマスク層4をリフトオフ層
3上に形成する。該マスク層4は後工程でフォトマスク
としての役割りがあるため、紫外線を通さない金属材料
が好ましい。次にマスク層4上にレジスト層5を形成す
る。該レジスト層5のベーキング条件としては、リフト
オフ層のベーキング温度以下とすることが好ましい。
【0023】続いて図1(b)に於いて、レジスト層5
をフォトリソグラフィーを用いてパターニングし、露出
したマスク層4をエッチング除去する。しかる後、支持
体を露光光源に対して傾斜させ、回転させながら全面を
露光させることによりマスク開口部下を感光させる。尚
ここでは支持体を回転させながら露光しているが、多方
向から露光を行っても同様の効果が得られる。
をフォトリソグラフィーを用いてパターニングし、露出
したマスク層4をエッチング除去する。しかる後、支持
体を露光光源に対して傾斜させ、回転させながら全面を
露光させることによりマスク開口部下を感光させる。尚
ここでは支持体を回転させながら露光しているが、多方
向から露光を行っても同様の効果が得られる。
【0024】続いて図1(c)に於いて、感光部分の現
像を行うことにより、露光入射角に対応した逆テーパー
形状の開口部が得られる。又レジスト層5も同様に除去
される。尚、ここでは斜め露光と現像により逆テーパー
形状を得ているが、露光入射角が深く(基板面に対して
平行に近い角度)なった場合には開口部直下が感光され
ないことが生じるため、一度基板面に対して垂直方向か
ら露光し感光させた方が良い。
像を行うことにより、露光入射角に対応した逆テーパー
形状の開口部が得られる。又レジスト層5も同様に除去
される。尚、ここでは斜め露光と現像により逆テーパー
形状を得ているが、露光入射角が深く(基板面に対して
平行に近い角度)なった場合には開口部直下が感光され
ないことが生じるため、一度基板面に対して垂直方向か
ら露光し感光させた方が良い。
【0025】続いて図1(d)に於いて、支持体を回転
させながら、斜め蒸着により、プローブ材料8を形成す
る。該形成方法としては従来公知の薄膜形成技術で充分
であるが、リフトオフ法によりプローブを形成するため
、蒸着時に方向性の高い方法が好ましい。例えば真空蒸
着法、イオンビームスパッタ法等が挙げられる。更にプ
ローブ材料8としては酸化しにくい、高導電性の材料が
好ましく、例えばプラチナ、金、パラジウム等が挙げら
れる。さらに好ましくは硬い材料であるWC,TiC等
が良い。
させながら、斜め蒸着により、プローブ材料8を形成す
る。該形成方法としては従来公知の薄膜形成技術で充分
であるが、リフトオフ法によりプローブを形成するため
、蒸着時に方向性の高い方法が好ましい。例えば真空蒸
着法、イオンビームスパッタ法等が挙げられる。更にプ
ローブ材料8としては酸化しにくい、高導電性の材料が
好ましく、例えばプラチナ、金、パラジウム等が挙げら
れる。さらに好ましくは硬い材料であるWC,TiC等
が良い。
【0026】続いて図1(e)に於いて、リフトオフ層
3を有機溶剤等を用いて除去することにより、プローブ
9が形成される。
3を有機溶剤等を用いて除去することにより、プローブ
9が形成される。
【0027】以下、図面を参照しつつ本発明のカンチレ
バー型プローブの製造方法を説明する。図3は本発明の
各製造工程の断面図である。
バー型プローブの製造方法を説明する。図3は本発明の
各製造工程の断面図である。
【0028】まず図3(a)に於いてシリコン基板21
上に保護層22を形成し、続いてフォトエッチングによ
り該保護層22に開口部を設けた後、異方性エッチング
により露出したシリコンを途中まで加工しシリコンメン
ブレンを形成する。尚該保護層22としては、該シリコ
ン基板21と選択的にエッチング可能な材料、例えば窒
化シリコン、酸化シリコン等が適用できる。又異方性エ
ッチングのエッチング液としては基板の結晶方位により
エッチング速度が異なる液、例えば水酸化カリウム水溶
液、アンモニア水、ヒドラジン、エチレンジアミンとピ
ロカテコールの水溶液等が適用できる。
上に保護層22を形成し、続いてフォトエッチングによ
り該保護層22に開口部を設けた後、異方性エッチング
により露出したシリコンを途中まで加工しシリコンメン
ブレンを形成する。尚該保護層22としては、該シリコ
ン基板21と選択的にエッチング可能な材料、例えば窒
化シリコン、酸化シリコン等が適用できる。又異方性エ
ッチングのエッチング液としては基板の結晶方位により
エッチング速度が異なる液、例えば水酸化カリウム水溶
液、アンモニア水、ヒドラジン、エチレンジアミンとピ
ロカテコールの水溶液等が適用できる。
【0029】次に図3(b)に於いて、該保護層22上
に下電極24を形成後、圧電体25、中電極26、圧電
体27、上電極28を順次形成し圧電バイモルフを形成
する。尚、該上、中、下電極は圧電体の駆動用電極であ
り、Al,Au,Cr等の金属を堆積させて形成される
。又圧電体5,7としてはZnO,AlN等の圧電材料
を用い、マグネトロンスパッタ等によりC軸配向の膜を
形成する。
に下電極24を形成後、圧電体25、中電極26、圧電
体27、上電極28を順次形成し圧電バイモルフを形成
する。尚、該上、中、下電極は圧電体の駆動用電極であ
り、Al,Au,Cr等の金属を堆積させて形成される
。又圧電体5,7としてはZnO,AlN等の圧電材料
を用い、マグネトロンスパッタ等によりC軸配向の膜を
形成する。
【0030】次に図3(c)に於いて、リフトオフ層2
9を該圧電バイモルフを含む基板上に形成し、その後該
圧電バイモルフ上に開口部を形成する。尚リフトオフ層
29としてはフォトレジスト材料であるRD−2000
N(日立化成製)や有機材料上に形成された無機材料の
2層構成等の逆テーパー形状又は下層のアンダーカット
などにより開口部を形成する。続いて該リフトオフ層2
9上にプローブ材料を蒸着等により形成する。この時蒸
着に伴い開口部径が徐々に小さくなるため、開口部下に
円錐状の突起が形成されることを利用している。尚この
方法は従来公知の技術である。又該プローブ材料として
は貴金属及び貴金属合金又はWC,TiC等の金属炭化
物を適用できる。
9を該圧電バイモルフを含む基板上に形成し、その後該
圧電バイモルフ上に開口部を形成する。尚リフトオフ層
29としてはフォトレジスト材料であるRD−2000
N(日立化成製)や有機材料上に形成された無機材料の
2層構成等の逆テーパー形状又は下層のアンダーカット
などにより開口部を形成する。続いて該リフトオフ層2
9上にプローブ材料を蒸着等により形成する。この時蒸
着に伴い開口部径が徐々に小さくなるため、開口部下に
円錐状の突起が形成されることを利用している。尚この
方法は従来公知の技術である。又該プローブ材料として
は貴金属及び貴金属合金又はWC,TiC等の金属炭化
物を適用できる。
【0031】次に図3(d)に於いて、シリコンメンブ
レン23を裏面よりエッチングしシリコンメンブレン2
3を除去し、さらにリフトオフ層29を除去することに
よりカンチレバー型プローブを製造する(図3(e))
。以上の製造工程に係る薄膜の作製方法は従来公知の技
術、例えば半導体産業で一般に用いられている真空蒸着
法やスパッタ法、化学気相成長法などの薄膜作製技術や
フォトリソグラフ技術およびエッチング技術を適用する
ことができ、その作製方法は本発明を制限するものでは
ない。
レン23を裏面よりエッチングしシリコンメンブレン2
3を除去し、さらにリフトオフ層29を除去することに
よりカンチレバー型プローブを製造する(図3(e))
。以上の製造工程に係る薄膜の作製方法は従来公知の技
術、例えば半導体産業で一般に用いられている真空蒸着
法やスパッタ法、化学気相成長法などの薄膜作製技術や
フォトリソグラフ技術およびエッチング技術を適用する
ことができ、その作製方法は本発明を制限するものでは
ない。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例にてさらに具体的に説
明する。
明する。
【0033】実施例1
微小プローブの製造を実施した。製造工程は図1に沿っ
ている。
ている。
【0034】先ず図1(a)に示すように支持体1上に
厚さ100nmの金蒸着膜をパターニングし、プローブ
引き出し電極2を形成する。続いてポジ型フォトレジス
トAZ4620(ヘキスト社製)をスピナーによって塗
布し、更に100℃,30分でプリベークを行いリフト
オフ層3を形成した。スピナーの回転数は5000rp
mとし、この時得られたレジスト膜厚は6.0μmであ
った。続いてリフトオフ層3上に厚さ300nmのアル
ミニウム蒸着膜を形成しマスク層4とした。続いて、マ
スク層4上にポジ型フォトレジストAZ1370(ヘキ
スト社製)をスピナーによって塗布し、更に80℃,1
5分でプリベークを行い、膜厚1.3μmのレジスト層
5を形成した。
厚さ100nmの金蒸着膜をパターニングし、プローブ
引き出し電極2を形成する。続いてポジ型フォトレジス
トAZ4620(ヘキスト社製)をスピナーによって塗
布し、更に100℃,30分でプリベークを行いリフト
オフ層3を形成した。スピナーの回転数は5000rp
mとし、この時得られたレジスト膜厚は6.0μmであ
った。続いてリフトオフ層3上に厚さ300nmのアル
ミニウム蒸着膜を形成しマスク層4とした。続いて、マ
スク層4上にポジ型フォトレジストAZ1370(ヘキ
スト社製)をスピナーによって塗布し、更に80℃,1
5分でプリベークを行い、膜厚1.3μmのレジスト層
5を形成した。
【0035】次に図1(b)に示すように微小プローブ
を形成しようとする領域に対して紫外線光を照射、レジ
スト層5を露光し現像処理によって露光部分のレジスト
を除去した。この時現像液にはMIF−312(ヘキス
ト社製)を水で半分に希釈したものを用い、現像時間を
30秒とした。さらに露出したAlをりん酸系のエッチ
ャントでエッチングし、マスク開口部6を形成した。続
いて紫外線光源に対して基板面を15°傾斜させ、基板
を回転させながら、紫外線7を全面に照射した。この時
、露光装置にはMA−10(ミカサ製)を用い、露光時
間を40秒とした。
を形成しようとする領域に対して紫外線光を照射、レジ
スト層5を露光し現像処理によって露光部分のレジスト
を除去した。この時現像液にはMIF−312(ヘキス
ト社製)を水で半分に希釈したものを用い、現像時間を
30秒とした。さらに露出したAlをりん酸系のエッチ
ャントでエッチングし、マスク開口部6を形成した。続
いて紫外線光源に対して基板面を15°傾斜させ、基板
を回転させながら、紫外線7を全面に照射した。この時
、露光装置にはMA−10(ミカサ製)を用い、露光時
間を40秒とした。
【0036】次に図1(c)に示すように現像処理を行
い、リフトオフ層3に逆テーパー形状の開口部を形成し
た。この時、現像液にはAZデベロッパー(ヘキスト社
製)を用い、現像時間は60秒とした。
い、リフトオフ層3に逆テーパー形状の開口部を形成し
た。この時、現像液にはAZデベロッパー(ヘキスト社
製)を用い、現像時間は60秒とした。
【0037】次に図1(d)に示すように、係る形状の
構造体上に、プローブ材料8として金を蒸着した。蒸着
は基板を回転させた状態で、斜め方向(基板鉛直方向に
対して15°方向)から行った。該蒸着によってプロー
ブ材料8がマスク開口部6下の基板1上に成長すると同
時にマスク層4上にも成長し、蒸着の進行とともにマス
ク開口部6の面積が減少した。
構造体上に、プローブ材料8として金を蒸着した。蒸着
は基板を回転させた状態で、斜め方向(基板鉛直方向に
対して15°方向)から行った。該蒸着によってプロー
ブ材料8がマスク開口部6下の基板1上に成長すると同
時にマスク層4上にも成長し、蒸着の進行とともにマス
ク開口部6の面積が減少した。
【0038】更に図1(e)に示すようにリフトオフに
より、不用部分を除去し、先端の尖ったプローブ9を得
た。この時リフトオフにはアセトンを用い、超音波洗浄
により、リフトオフ層3を溶解した。
より、不用部分を除去し、先端の尖ったプローブ9を得
た。この時リフトオフにはアセトンを用い、超音波洗浄
により、リフトオフ層3を溶解した。
【0039】次に上述した方法により作製した微小プロ
ーブをSEM(走査型電子顕微鏡)で観察したところ、
先端が鋭利に形成されているプローブを確認した。尚プ
ローブ形状は底部の直径6μm、高さ6.5μmであり
先端曲率半径は0.06μmであった。
ーブをSEM(走査型電子顕微鏡)で観察したところ、
先端が鋭利に形成されているプローブを確認した。尚プ
ローブ形状は底部の直径6μm、高さ6.5μmであり
先端曲率半径は0.06μmであった。
【0040】実施例2
プローブをマルチにし、プローブ材料をTiCに変更し
た以外は全て実施例1と同様にしてプローブを作製した
。尚TiCの成膜にはイオンビームスパッタを用いた。 プローブ数はマトリックス状に配置し、25個とした。 尚プローブ間のピッチは20μmとし、開口径は4μm
とした。こうして形成したプローブをSEMで観察した
ところ、プローブ形状は底部の直径6μm±0.2μm
、高さ6.4μm±0.1μm、先端曲率半径は0.0
5μm±0.02μmのバラツキ内に収っており、マル
チにした場合に形状のそろったプローブが得られる事が
判った。
た以外は全て実施例1と同様にしてプローブを作製した
。尚TiCの成膜にはイオンビームスパッタを用いた。 プローブ数はマトリックス状に配置し、25個とした。 尚プローブ間のピッチは20μmとし、開口径は4μm
とした。こうして形成したプローブをSEMで観察した
ところ、プローブ形状は底部の直径6μm±0.2μm
、高さ6.4μm±0.1μm、先端曲率半径は0.0
5μm±0.02μmのバラツキ内に収っており、マル
チにした場合に形状のそろったプローブが得られる事が
判った。
【0041】実施例3
カンチレバー型プローブの製造を実施した。製造工程は
図3に沿っている。
図3に沿っている。
【0042】まずシリコン半導体基板21上に保護層2
2として膜厚200nmの窒化シリコン膜をLP−CV
D法により形成し、続いてフォトエッチング法により該
保護層22に開口部を設けた後、水酸化カリウム水溶液
を用いた異方性エッチングにより露出したシリコンを加
工し、厚さ30μmのシリコンメンブレン23を形成し
た(図3(a))。
2として膜厚200nmの窒化シリコン膜をLP−CV
D法により形成し、続いてフォトエッチング法により該
保護層22に開口部を設けた後、水酸化カリウム水溶液
を用いた異方性エッチングにより露出したシリコンを加
工し、厚さ30μmのシリコンメンブレン23を形成し
た(図3(a))。
【0043】次に保護層22上に下電極24を形成後に
圧電体25、中電極26、圧電体27、上電極28を順
次形成し圧電バイモルフを形成した。ここで該電極には
蒸着による厚さ100nmの金を用いた。又、圧電体に
は、マグネトロンスパッタ法により厚さ300nmのZ
nOを用いた(図3(b))。
圧電体25、中電極26、圧電体27、上電極28を順
次形成し圧電バイモルフを形成した。ここで該電極には
蒸着による厚さ100nmの金を用いた。又、圧電体に
は、マグネトロンスパッタ法により厚さ300nmのZ
nOを用いた(図3(b))。
【0044】次にリフトオフ層29としてRD−200
0Nフォトレジスト(日立化成製)を2.0μm全面に
塗布し、フォトリソグラフィー法によりφ2μmの開口
部を形成した。続いて該リフトオフ層29上にプローブ
材料としてパラジウムを蒸着により、3μm堆積させた
。尚この時に開口部にプローブ31が形成された(図3
(c))。
0Nフォトレジスト(日立化成製)を2.0μm全面に
塗布し、フォトリソグラフィー法によりφ2μmの開口
部を形成した。続いて該リフトオフ層29上にプローブ
材料としてパラジウムを蒸着により、3μm堆積させた
。尚この時に開口部にプローブ31が形成された(図3
(c))。
【0045】次にプラズマエッチングによりシリコンメ
ンブレン23を加工したのち、リフトオフ層29をアセ
トンで除去することにより、カンチレバー型プローブを
製造した(図3(d),(e))。
ンブレン23を加工したのち、リフトオフ層29をアセ
トンで除去することにより、カンチレバー型プローブを
製造した(図3(d),(e))。
【0046】以上の様にして作製したカンチレバー型プ
ローブを走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察した
ところ、プローブは高さ3μm、底部の直径2.8μm
の円錐形状であった。又プローブ先端の変形は生じてい
なかった。さらに該カンチレバー型プローブをSTM装
置に組み込み評価を行った。図4はSTM装置のブロッ
ク図であり、図中201はバイアス印加用電源、202
はトンネル電流増幅回路、203はカンチレバー駆動用
ドライバ、204はカンチレバー、205はプローブ、
206はサンプルである。ここでプローブ205とサン
プル206との間を流れるトンネル電流Itを検出し、
Itが一定となるようにフィードバックをかけ、カンチ
レバーを駆動し、プローブ205とサンプル206との
間隔を一定に、保っている。ここでサンプルにはHOP
G基板を用い、バイアス電流1nA,スキャンエリア1
00Å×100Åで観察したところ、良好な原子像を再
現性良く得ることができた。このことからプローブがレ
ジスト残渣等の汚染を受けていないことが確認できた。
ローブを走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察した
ところ、プローブは高さ3μm、底部の直径2.8μm
の円錐形状であった。又プローブ先端の変形は生じてい
なかった。さらに該カンチレバー型プローブをSTM装
置に組み込み評価を行った。図4はSTM装置のブロッ
ク図であり、図中201はバイアス印加用電源、202
はトンネル電流増幅回路、203はカンチレバー駆動用
ドライバ、204はカンチレバー、205はプローブ、
206はサンプルである。ここでプローブ205とサン
プル206との間を流れるトンネル電流Itを検出し、
Itが一定となるようにフィードバックをかけ、カンチ
レバーを駆動し、プローブ205とサンプル206との
間隔を一定に、保っている。ここでサンプルにはHOP
G基板を用い、バイアス電流1nA,スキャンエリア1
00Å×100Åで観察したところ、良好な原子像を再
現性良く得ることができた。このことからプローブがレ
ジスト残渣等の汚染を受けていないことが確認できた。
【0047】実施例4
リフトオフ層29以外は実施例3と全く同様の製造方法
でカンチレバー型プローブを形成した。この時リフトオ
フ層29としてはポジ型フォトレジストAZ4620(
ヘキスト社製)を5μm厚に塗布した上にアルミニウム
を300nm厚形成し、アルミニウムにフォトエッチン
グ法で開口部を形成したのち、露出したAZ4620を
等方的に加工したものを用いた。又プローブ材料には厚
さ6μmのパラジウムとし、リフトオフにはアセトンを
用いた。
でカンチレバー型プローブを形成した。この時リフトオ
フ層29としてはポジ型フォトレジストAZ4620(
ヘキスト社製)を5μm厚に塗布した上にアルミニウム
を300nm厚形成し、アルミニウムにフォトエッチン
グ法で開口部を形成したのち、露出したAZ4620を
等方的に加工したものを用いた。又プローブ材料には厚
さ6μmのパラジウムとし、リフトオフにはアセトンを
用いた。
【0048】以上の様に作製したカンチレバー型プロー
ブをSEMで観察したところ、プローブは高さ5.5μ
m、底部の直径4μmに形成されており、先端部の変形
は生じていなかった。さらに実施例3と同様にSTMに
組み込んで評価したところ、実施例3と同等の結果を得
た。
ブをSEMで観察したところ、プローブは高さ5.5μ
m、底部の直径4μmに形成されており、先端部の変形
は生じていなかった。さらに実施例3と同様にSTMに
組み込んで評価したところ、実施例3と同等の結果を得
た。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の微小プロー
ブ製造方法によれば、リフトオフ層の開口部を斜め露光
を用いたフォトリソグラフィーにより形成するため、開
口部形状を再現性よく制御できる様になった。このこと
から微小プローブを再現性よく形成でき、且つマルチ化
した場合に形状のそろったプローブが得られるという効
果がある。
ブ製造方法によれば、リフトオフ層の開口部を斜め露光
を用いたフォトリソグラフィーにより形成するため、開
口部形状を再現性よく制御できる様になった。このこと
から微小プローブを再現性よく形成でき、且つマルチ化
した場合に形状のそろったプローブが得られるという効
果がある。
【0050】また、本発明のカンチレバー型プローブの
製造方法では、プローブ材料の堆積後に形成されたリフ
トオフ層のプローブ材料を保護膜として用いることによ
り以下の効果が得られる。■ プローブがプローブ材
料により保護されているため、後工程での損傷、変形が
生じにくいことにより、歩留りが向上する。■ プロ
ーブに直接保護層が形成されないため、プローブ表面を
汚染しなくなり、STMプローブに用いた場合特性が向
上する。■ 新たに保護膜を形成しないで済むため、
製造工程の短縮が図れる。
製造方法では、プローブ材料の堆積後に形成されたリフ
トオフ層のプローブ材料を保護膜として用いることによ
り以下の効果が得られる。■ プローブがプローブ材
料により保護されているため、後工程での損傷、変形が
生じにくいことにより、歩留りが向上する。■ プロ
ーブに直接保護層が形成されないため、プローブ表面を
汚染しなくなり、STMプローブに用いた場合特性が向
上する。■ 新たに保護膜を形成しないで済むため、
製造工程の短縮が図れる。
【図1】本発明の微小プローブの製造工程図を示す。
【図2】従来の微小プローブの製造工程図を示す。
【図3】本発明のカンチレバー型プローブの製造工程図
を示す。
を示す。
【図4】STM装置のブロック図を示す。
【図5】従来のカンチレバー型プローブの製造工程図を
示す。
示す。
1 支持体
2 プローブ引き出し電極
3 リフトオフ層
4 マスク層
5 レジスト層
6 マスク開口部
7 紫外線
8 プローブ材料
9 プローブ
21 基板
22 保護層
23 シリコンメンブレン
24 下電極
25 圧電体
26 中電極
27 圧電体
28 上電極
29 リフトオフ層
30 プローブ材料
31 プローブ
32 保護膜
201 バイアス印加用電源
202 トンネル電流増幅回路
203 カンチレバー駆動用ドライバ204 カン
チレバー 205 プローブ 206 サンプル
チレバー 205 プローブ 206 サンプル
Claims (2)
- 【請求項1】 蒸着及びリフトオフ法により形成され
る微小プローブの製造方法に於いて、該リフトオフ法に
用いるリフトオフ層にポジ型フォトレジストを用い、該
リフトオフ層上に開口部を有するマスク層を形成したの
ち、斜め露光により、該マスク層開口部下のリフトオフ
層を感光させ、その後現像により開口部下に逆テーパー
パターンを形成することを特徴とする微小プローブの製
造方法。 - 【請求項2】 基板及び基板上に形成された梁状の圧
電変位素子、該圧電変位素子の自由端側に設けられたプ
ローブから構成されるカンチレバー型プローブの製造方
法に於いて、基板上に金属電極と圧電体の積層よりなる
圧電バイモルフを形成する第1工程、前記第1工程を完
了した基板の前記圧電バイモルフのある側の全面上にリ
フトオフ層を形成する第2工程、前記第2工程を完了し
た前記圧電バイモルフ上の前記リフトオフ層に開口部を
形成する第3工程、前記第3工程を完了した前記リフト
オフ層上にプローブ材料を堆積する第4工程、前記第4
工程を完了した基板の前記圧電バイモルフ下の基板をエ
ッチングにより除去し梁形状とする第5工程、前記第5
工程を完了した基板の前記リフトオフ層を除去する第6
工程を連続して含んでなることを特徴とするカンチレバ
ー型プローブの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12172591A JP2884448B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 微小プローブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12172591A JP2884448B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 微小プローブの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04326538A true JPH04326538A (ja) | 1992-11-16 |
| JP2884448B2 JP2884448B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=14818339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12172591A Expired - Fee Related JP2884448B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 微小プローブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884448B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08220140A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Nippon Denshi Zairyo Kk | プローブカードの製造方法及びプローブカード |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP12172591A patent/JP2884448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08220140A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Nippon Denshi Zairyo Kk | プローブカードの製造方法及びプローブカード |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2884448B2 (ja) | 1999-04-19 |
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