JPH04328992A - 波形等化システム - Google Patents

波形等化システム

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JPH04328992A
JPH04328992A JP3125389A JP12538991A JPH04328992A JP H04328992 A JPH04328992 A JP H04328992A JP 3125389 A JP3125389 A JP 3125389A JP 12538991 A JP12538991 A JP 12538991A JP H04328992 A JPH04328992 A JP H04328992A
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JP
Japan
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signal
luminance
color
reference signal
reproduced
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Application number
JP3125389A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Harumatsu
光男 春松
Minoru Otani
稔 大谷
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ信号の伝送を行う
機器における伝送歪を補償するための波形等化システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図13はビデオ信号を伝送するための伝
送システムの概念図である。
【0003】同図に示すように、ビデオ信号は送信側処
理系A、伝送路B、受信側処理系Cを夫々介して伝送さ
れる。そして、この伝送システムとしては例えばVTR
、パッケージメディア、CATV等種々考えられる。
【0004】具体的には、VTRでは送信側処理系Aは
記録信号処理手段、伝送路Bはテープ・ヘッド系、受信
側処理系Cは再生信号処理手段に夫々対応し、また、ビ
デオディスクやビデオソフト等のパッケージメディアで
は送信側処理系Aは原盤作成・マスターテープ作成時の
記録信号処理手段、伝送路Bは各種パッケージメディア
、受信側処理系Cは再生信号処理手段に夫々対応し、そ
してCATVでは送信側処理系Aは送信信号処理手段、
伝送路Bは有線(光ケーブル等)、受信側処理系Cは中
継器または端末における受信信号処理手段に夫々対応す
る。
【0005】これら各種の伝送システムにおいては、夫
々各伝送特性の補償、即ち、伝送系で生じる歪を補償す
るための波形等化システムが種々提案されている。
【0006】この伝送系で生じる歪を補償するための波
形等化システムの一例としてVTR等で用いられている
以下の(1),(2) を例にとって説明する。
【0007】即ち、補償手段(1) としては、記録時
、ビデオ信号の垂直ブランキング期間の一部に再生周波
数帯域幅の上限付近の周波数を有する基準信号を挿入し
たビデオ信号を記録し、再生時、再生信号から抽出した
基準信号を周波数特性可変手段に供給して基準信号の再
生レベルが一定となるよう再生し、再生時の周波数特性
を揃え伝送特性の劣化を補償する磁気記録再生装置が知
られている(例えば特開昭61−41284号)。
【0008】また、補償手段(2) としては、記録時
、ビデオ信号のブランキング期間の一部にランプ信号を
挿入したビデオ信号を記録し、再生時、再生信号から抽
出した再生ランプ信号と基準ランプ信号とをレベル比較
して補正量を検出し、これをもとに再生ビデオ信号のレ
ベル補正を行い伝送特性の劣化を補償する映像信号の記
録再生方法が知られている(例えば特開昭61−466
81号)。
【0009】
【発明を解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の補償手段(1),(2) には次のような問題
点があった。
【0010】即ち、補償手段(1) においては、補償
の対象が周波数特性のみであるから、この他の劣化(リ
ンギングやスミアなど)は補償できず、また、基準信号
が単一周波数でなので再生信号の周波数特性がリニアの
場合にしか適切な補償ができず、これ以外のものに用い
ると不都合な場合があった。
【0011】また、補償手段(2) においては、補償
の対象がリニアリティとゲインのみであるから、この他
の劣化の補償は依然としてできず、ノンリニアな歪(ホ
ワイト/ダーククリップ、エンファシス等による歪)に
も対応できなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は下記の構成になる波形等化システムを
提供する。
【0013】伝送された映像信号の伝送歪を補償する波
形等化システムであって、送信側処理系の前段に設けら
れ、伝送すべき映像信号に係る輝度信号中の特定位置に
輝度基準信号を挿入すると共に、前記輝度基準信号の所
定位置に同期して位相が反転しあるいはこの所定位置か
ら一定時間内に位相が反転する色基準信号を前記伝送す
べき映像信号に係る色信号中の特定位置に挿入する基準
信号挿入手段と、受信側処理系を介して伝送された輝度
信号が供給される輝度信号伝送系の最終出力信号から再
生輝度基準信号を取り込むと共に、前記受信側処理系を
介して伝送された再生色信号が供給される色信号伝送系
の最終出力信号から再生色基準信号を取り込み、前記再
生輝度基準信号及び前記再生色基準信号が伝送時に受け
た歪を夫々検出する検出手段と、この検出手段にて検出
した輝度信号伝送系及び色信号伝送系の各伝送歪分を夫
々打ち消すフィルタ手段と、前記再生輝度基準信号及び
前記再生色基準信号の同期ずれを前記検出手段にて検出
して得た検出信号に基づいてこの同期ずれを除去する同
期手段とを備えた波形等化手段とを有することを特徴と
する波形等化システム。
【0014】伝送された映像信号の伝送歪を補償する波
形等化システムであって、送信側処理系の前段に設けら
れ、伝送すべき映像信号に係る輝度信号中の特定位置に
輝度基準信号を挿入すると共に、前記輝度基準信号の所
定位置に同期して位相が反転しあるいはこの所定位置か
ら一定時間内に位相が反転する色基準信号を前記伝送す
べき映像信号に係る色信号中の特定位置に挿入する基準
信号挿入手段と、受信側処理系を介して伝送された輝度
信号が供給される輝度信号伝送系の最終出力信号及び前
記受信側処理系を介して伝送された再生色信号が供給さ
れる色信号伝送系の最終出力信号を加算して得た再生映
像信号から再生輝度基準信号及び再生色基準信号を取り
込み、前記再生輝度基準信号及び前記再生色基準信号が
伝送時に受けた歪を夫々検出する検出手段と、この検出
手段にて検出した輝度信号伝送系及び色信号伝送系の各
伝送歪分を夫々打ち消すフィルタ手段と、前記再生輝度
基準信号及び前記再生色基準信号の同期ずれを前記検出
手段にて検出して得た検出信号に基づいてこの同期ずれ
を除去する同期手段とを備えた波形等化手段とを有する
ことを特徴とする波形等化システム。
【0015】
【実施例】図1は本発明になる波形等化システムの一実
施例構成図である。
【0016】同図に示すように、波形等化システム1は
、図13に示した伝送システム中、送信側処理系Aの前
段に基準信号挿入手段Dを設けると共に、受信側処理系
Cの後段に波形等化手段Eを設けたものと同一構成であ
り、また、波形等化手段Eは後述するように、検出手段
10とディジタルフィルタ手段13,20と同期手段4
8,51とを備えている。
【0017】そして、波形等化システム1は、送信側処
理系Aの前段に設けられ、伝送すべき映像信号に係る輝
度信号中の特定位置に輝度基準信号を挿入すると共に、
前記輝度基準信号の所定位置に同期して位相が反転しあ
るいはこの所定位置から一定時間内に位相が反転する色
基準信号を前記伝送すべき映像信号に係る色信号中の特
定位置に挿入する基準信号挿入手段Dと、受信側処理系
Cを介して伝送された輝度信号が供給される輝度信号伝
送系の最終出力信号から再生輝度基準信号を取り込むと
共に、前記受信側処理系Cを介して伝送された再生色信
号が供給される色信号伝送系の最終出力信号から再生色
基準信号を取り込み、前記再生輝度基準信号及び前記再
生色基準信号が伝送時に受けた歪を夫々検出する検出手
段10と、この検出手段10にて検出した輝度信号伝送
系及び色信号伝送系の各伝送歪分を夫々打ち消すフィル
タ手段13,20と、前記再生輝度基準信号及び前記再
生色基準信号の同期ずれを前記検出手段10にて検出し
て得た検出信号に基づいてこの同期ずれを除去する同期
手段48,51とを備えた波形等化手段Eとを有するこ
とにより、輝度信号伝送系及び色信号伝送系の各最終出
力信号から再生輝度基準信号及び再生色基準信号を取り
込むから、両信号伝送系が受けた最終的な伝送時の歪を
夫々検出でき、伝送系全体の伝送特性をより精度良く補
償できる。
【0018】また、波形等化システム1は、上記した基
準信号挿入手段Dを有し、受信側処理系Cを介して伝送
された輝度信号が供給される輝度信号伝送系の最終出力
信号及び前記受信側処理系Cを介して伝送された再生色
信号が供給される色信号伝送系の最終出力信号を加算し
て得た再生映像信号から再生輝度基準信号及び再生色基
準信号を取り込み、前記再生輝度基準信号及び前記再生
色基準信号が伝送時に受けた歪を夫々検出する検出手段
10と、この検出手段10にて検出した輝度信号伝送系
及び色信号伝送系の各伝送歪分を夫々打ち消すフィルタ
手段13,20と、前記再生輝度基準信号及び前記再生
色基準信号の同期ずれを前記検出手段10にて検出して
得た検出信号に基づいてこの同期ずれを除去する同期手
段48,51とを備えた波形等化手段Eとを有すること
により、輝度信号伝送系及び色信号伝送系の各最終出力
信号を加算して得た再生映像信号(コンポジットビデオ
信号)から再生輝度基準信号及び再生色基準信号を取り
込むから、再生輝度基準信号及び再生色基準信号を別々
に2系統で取り込むものに対して、この取り込みには1
系統でよいため、両信号伝送系が受けた最終的な伝送時
の歪を夫々検出でき、伝送系全体の伝送特性をより精度
良く補償でき、また回路構成が簡単になる。
【0019】以下、VTRを例にとって説明する。
【0020】図2は本発明になる波形等化システムの要
部である基準信号挿入手段Dの一実施例構成図、図3は
基準信号の波形図であり、同図(A)は輝度基準信号、
同図(B)は色基準信号、図4,図10は夫々輝度基準
信号及び色基準信号が挿入された記録輝度信号及び記録
色信号の波形図であり、同図(A)〜同図(D)は第1
フィールド〜第4フィールドにおける記録輝度信号及び
記録色信号の各波形、図5は本発明になる波形等化シス
テムの受信側処理系Cに設けられるくし型フィルタの構
成図、図6はくし型フィルタの入出力信号波形図であり
、同図(A),(C),(E)は夫々くし型フィルタの
入力再生輝度信号波形、同図(B),(D),(F)は
夫々くし型フィルタの出力再生輝度基準信号波形、図7
,図8は夫々本発明になる波形等化システムの要部であ
る波形等化手段Eの第1,第2実施例構成図、図9は伝
送特性の劣化を補償する説明図であり、同図(A)は記
録時の信号波形、同図(B)は再生信号波形、同図(C
)は主信号経路波形、同図(D)は逆相の擬似歪波形、
同図(E)は主信号経路波形と逆相の擬似歪との加算波
形、図11,図12は夫々タイミング回路を説明するた
めの構成図である。
【0021】さて、図2において、2は基準信号挿入回
路、2Aは同期分離回路、2Bはタイミング発生回路、
2Cはクロック発生回路、2D,2Eは基準信号記憶回
路(ROM1,ROM2)、2F,2GはD/A変換器
(DAC)、2H,2Iは低域フィルタ回路(LPF)
、a,b,d,e,g,h,j,kは固定接点、c,f
,i,lは可動接点、SW1,SW2,SW3,SW4
は切換スイッチ、3はY/C分離回路である。
【0022】図2に示す基準信号挿入回路2は波形等化
システム1の送信側処理系Aに相当するVTRの記録信
号処理手段(輝度(Y)信号記録処理手段及び色(C)
信号記録処理手段)の前段に設けられている。
【0023】なお、ここでは詳述しないが、上記したV
TRの輝度信号記録処理手段はAGC回路、クランプ回
路、プリエンファシス回路、クリップ回路、FM変調器
、高域フィルタ、記録増幅器、回転トランス等を経てビ
デオヘッドに順次至るものであり、また上記した色信号
記録処理手段はACC回路、周波数変換器、低域フィル
タ、キラー回路等を経て輝度信号記録処理手段の記録増
幅器に順次至るものである。
【0024】ところで、VTRの入力信号としては輝度
信号(Y)と色信号(C)とのセパレート入力用のS端
子(Separate terminal ,S入力,
輝度信号入力端子と色信号入力端子とが一体になった端
子)と、コンポジット信号入力用のコンポジットビデオ
信号入力端子(コンポジットビデオ入力)とを備えてい
る。
【0025】このS端子は上記した基準信号挿入回路2
の入力側に設けられた信号切換スイッチSW1,SW2
の一方の入力端子に夫々接続され、また、コンポジット
ビデオ信号入力端子はY/C分離回路3を介してこの信
号切換スイッチSW1,SW2の他方の入力端子に夫々
接続される。
【0026】この切換スイッチSW1,SW2はS端子
あるいはY/C分離回路3を介してコンポジットビデオ
信号入力端子から供給される入力信号に応じて図示せぬ
制御手段等を介して後述するように連動切換される。Y
/C分離回路3はコンポジットビデオ信号を信号分離し
て得た輝度信号(Y)と色信号(C)とを出力する。
【0027】・コンポジットビデオ信号入力端子にのみ
信号が印加される場合切換スイッチSW1,SW2はコ
ンポジットビデオ信号をY/C分離回路3にて分離して
得た輝度信号(Y)と色信号(C)とを選択するように
切り換えられる(即ち切換スイッチSW1の可動接点c
は固定接点b側に、切換スイッチSW2の可動接点fは
固定接点e側に夫々連動して切り換えられる)。
【0028】・コンポジットビデオ信号入力端子とS端
子とに同時に信号が印加される場合切換スイッチSW1
,SW2はS端子側の輝度信号と色信号とを選択するよ
うに切り換えられる(即ち、図示する切り換え状態であ
り、切換スイッチSW1の可動接点cは固定接点a側に
、切換スイッチSW2の可動接点fは固定接点d側に夫
々連動して切り換えられる)。
【0029】・S端子入力信号にのみ信号が印加される
場合切換スイッチSW1,SW2はS端子の輝度信号と
色信号とを選択するように切り換えられる。
【0030】こうして、切換スイッチSW1,SW2を
介して基準信号挿入回路2の入力側に供給された輝度信
号と色信号のうち、輝度信号は同期分離回路2A及び切
換スイッチSW3の一方の入力端子hに供給される。
【0031】同期分離回路2Aに供給される輝度信号は
ここで同期分離された後、タイミング発生回路2Bに対
して水平同期信号と垂直同期信号を出力する。また、色
信号はクロック発生回路2C及び切換スイッチSW4の
一方の入力端子kに供給される。
【0032】上記したタイミング発生回路2Bは同期分
離回路2Aから供給される水平及び垂直同期信号に基づ
いて、クロック発生回路2Cに対しそこに供給される色
信号からカラーバースト信号を抜き出すバーストゲート
パルスを生成出力し、また、記憶回路2D,2Eに対し
後述する輝度基準信号及び色基準信号(図3(A),(
B)に夫々図示)に応じたデータ信号を夫々読み出すア
ドレス信号を生成出力し、さらに、上記した切換スイッ
チSW3,SW4に対し信号切換制御信号を生成出力す
る。
【0033】上記したクロック発生回路2Cはタイミン
グ発生回路2Bから供給されるバーストゲートパルスを
基に、ここに供給された色信号からカラーバースト信号
を抜き出し、このバーストゲートパルスに同期したカラ
ーバースト周波数の整数倍(例えば4倍の周波数)のク
ロックを発生出力する。このクロックは基準信号挿入回
路2を構成する全ての回路のマスタークロックとしての
役割を果たす。
【0034】上記した記憶回路2Dは輝度基準信号に応
じたデータ、記憶回路2Eは色基準信号に応じたデータ
を夫々記憶格納しており、タイミング発生回路2Bから
供給されるアドレス信号に従ってこれらのデータを夫々
出力する。
【0035】記憶回路2D,2Eから出力した各データ
信号はD/A変換器2F,2Gにてアナログのデータ信
号に変換された後、低域フィルタ回路2H,2Iに供給
され、ここで不要な高域成分が除去された後、輝度基準
信号及び色基準信号として切換スイッチSW3,SW4
の他方の入力端子g,jに夫々供給される。
【0036】切換スイッチSW3は上記した切換スイッ
チSW1の可動接点cを通過しこの固定接点hに印加さ
れる入力輝度信号と、上記した低域フィルタ回路2Hを
介して固定接点gに印加される輝度基準信号とを上記し
たタイミング発生回路2Bから供給される切換制御信号
のタイミングに応じて交互に切換え、交互に切換えられ
た入力輝度信号あるいは輝度基準信号は一の直列信号と
して可動接点iを介して図示せぬ輝度信号記録系(Y信
号記録系)の例えばAGC回路へ出力される。
【0037】切換スイッチSW4は上記した切換スイッ
チSW2の可動接点fを通過しこの固定接点kに印加さ
れる入力色信号と、上記した低域フィルタ回路2Iを介
して固定接点jに印加される色基準信号とを上記したタ
イミング発生回路2Bから供給される切換制御信号のタ
イミングに応じて交互に切換え、交互に切換えられた入
力色信号あるいは色基準信号は一の直列信号として可動
接点lを介して図示せぬ色信号記録系(C信号記録系)
の例えばACC回路回路へ出力される。
【0038】ここで、上記した輝度基準信号について説
明する。
【0039】輝度基準信号は輝度信号伝送系(輝度信号
記録処理手段→テープ・ヘッド系→輝度信号再生処理手
段)における伝送歪(伝送特性の劣化)を補償する目的
で使用され、輝度信号としての特徴を備え、かつこの伝
送歪を確実に検出できる信号である。
【0040】図3(A)に示すのは輝度基準信号波形の
一例であり、この輝度基準信号はSINX/X の立ち
上がり特性を持つバー波形として、垂直ブランキング期
間内の特定のライン内(例えば第12ライン)に挿入さ
れる。
【0041】ここで用いているSINX/X の特性は
例えば波形等化システムの全帯域を補償するためにシス
テム伝送帯域までフラットな周波数特性を持ち(例えば
S−VHS であれば約5MHz)、それ以上の周波数
では適当なカーブで減衰するような適当な窓関数をかけ
た特性(例えば自乗余弦特性)である。
【0042】上記した色基準信号について説明する。
【0043】色基準信号は色信号伝送系(色信号記録処
理手段→テープ・ヘッド系→色信号再生処理手段)にお
ける伝送歪を補償する目的で使用され、色信号としての
特徴を備え、かつこの伝送歪を確実に検出できる信号で
ある。
【0044】図3(B)に示すのは直角2相変調された
色信号伝送系における色基準信号の一例であり、この色
基準信号は例えば色信号帯域の下限周波数(例えば3.
08MHz)から上限周波数(例えば4.08MHz)
までリニアに周波数が増加する正弦掃引信号であって、
中心周波数である色副搬送波周波数(例えば3.58M
Hz)の位置で位相が反転する信号である。
【0045】図3(A),(B)において、輝度基準信
号と色基準信号とのタイミング位置関係は輝度基準信号
のバー波形の立ち上がりの50% の時間と色基準信号
の位相が反転する時間が一致するように両信号の同期を
とる。
【0046】この理由は、後述するように、伝送によっ
て生じた再生輝度基準信号及び再生色基準信号の同期ず
れを検出手段10で容易に検出できるようにするためで
あり、検出手段10にてこれを検出して得た検出信号に
基づいてタイミング回路43でこの同期ずれを除去する
ためである。
【0047】図4は輝度基準信号及び色基準信号が挿入
された記録輝度信号及び記録色信号の波形であって、N
TSCビデオ信号における輝度基準信号及び色基準信号
のタイミング位置を示すものである。
【0048】同図(A)〜(D)に示すように、図3(
A)に示した輝度基準信号は第1フィールド〜第4フィ
ールドにおける各輝度信号の第12ライン(12H)の
映像信号期間に挿入されており、輝度基準信号が挿入さ
れる映像信号期間に隣接した第11ライン,第13ライ
ンの各映像信号期間はブランキング状態とされている。
【0049】また、図3(B)に示した色基準信号は上
記した輝度基準信号の挿入タイミングと同様に、第1フ
ィールド〜第4フィールドにおける各色信号の第12ラ
インの映像信号期間に挿入されており、色基準信号が挿
入される映像信号期間に隣接した第11ライン,第13
ラインの各映像信号期間はブランキング化されているが
、カラーシーケンスを合わせるために、奇数フィールド
(第1,第3フィールド)の色基準信号と偶数フィール
ド(第2,第4フィールド)の色基準信号とは互いに色
相が反転する(逆相となる)ように記録される。
【0050】この状態は、同図(A)〜(D)において
、第1フィールドは「C+」,第2フィールドは「C−
」,第3フィールドは「C−」,第4フィールドは「C
+」の各記号で示してあり、カラーバースト位相との関
係は4フィールド(フレームA,B)毎に一巡する。
【0051】さて、波形等化システム1の受信側処理系
Cには、図5に示すライン相関型のくし型フィルタ4を
ノイズキャンセラとして搭載されることがある。
【0052】例えば、図5に示す2ライン相関型のくし
型フィルタ4が受信側処理系Cに搭載されている場合、
図6(A)に示す輝度基準信号の前後1ラインにブラン
キングがかけられていない輝度信号をこのフィルタ4に
入力すると、同図(B)に示す信号が出力され、輝度基
準信号が挿入された第12ラインには、輝度基準信号の
1/2の振幅とライン相関のない前1ライン(あるいは
後1ライン)の1/2の振幅とが加算された信号がここ
に現れる。
【0053】このように、不特定な前1ライン(あるい
は後1ライン)の信号によって再生輝度基準信号には妨
害を受けて伝送特性とは無関係な不特定な歪が発生する
ため、特性補償が良好にできない。
【0054】また、図6(C)に示す輝度基準信号の前
1ラインのみブランキングがかけられている輝度信号を
このフィルタ4に入力すると、同図(D)に示す信号が
出力され、輝度基準信号が挿入された第12ラインには
、輝度基準信号の1/2の振幅とライン相関のない前1
ライン(あるいは後1ライン)の1/2の振幅とが加算
された信号がここに現れる場合がある。
【0055】このように、不特定な後ラインの信号によ
って再生輝度基準信号は妨害を受けて伝送特性とは無関
係な不特定な歪が発生するため、特性補償が良好にでき
ない。
【0056】上記したことを解消するために、同図(E
)に示す輝度基準信号の前後1ラインにブランキングが
かけられている輝度信号をこのフィルタ4に入力すると
、同図(F)に示す信号が出力され、ここには輝度基準
信号の1/2の振幅の再生輝度基準信号のみが現れるこ
とにより、この信号は不特定な妨害をうけることなく、
特性補償ができる。
【0057】上記したくし型フィルタ4は、遅延回路(
1H遅延)5、加算回路6、減衰回路(1/2)7から
構成される。
【0058】また、ノイズキャンセラとして3ライン相
関型のくし型フィルタが用いられた場合、同様に、図6
(A),(C)に夫々示す輝度信号を入力すると、同図
(B),(D)に夫々示す信号が出力され、再生輝度基
準信号は妨害を受けて伝送特性とは無関係な不特定な歪
が発生するため、特性補償が良好にできないが、同図(
E)に示す輝度信号を入力すると、同図(F)に示す信
号が出力され、再生輝度基準信号は妨害を受けず特性補
償が良好にできることはいうまでもない。
【0059】ここで、少なくとも輝度基準信号挿入期間
(第12ライン)だけはノイズキャンセラの動作を停止
させても良く、こうすることによって、ノイズキャンセ
ラによる妨害は発生せず、また、同図(F)に示するよ
うに、振幅が1/2になることもない。
【0060】色信号系はCNR(カラーノイズリダクシ
ョン)などのノイズキャンセラを用いることがあるので
、このような場合には、色基準信号挿入期間(輝度基準
信号挿入期間(第12ライン)に対応する期間)だけ期
間ループを切る等してこの動作を停止させる必要がある
【0061】上記した図6(A)〜(F)についての説
明は輝度信号についてのものであるが、ここでは詳述し
ないが、色信号についても、同図(E)に示す輝度信号
と同様に、色基準信号の前後1ラインにブランキングが
かけられている色信号をこのフィルタ4に入力すると、
同図(F)に示す信号と同様に、ここには色基準信号の
1/2の振幅の再生色基準信号のみが現れることにより
、この信号は不特定な妨害をうけることなく、特性補償
ができることはいうまでもない。
【0062】ところで、図2に示した基準信号挿入手段
D(基準信号挿入回路2)にて輝度基準信号が挿入され
た輝度信号及び色基準信号が挿入された色信号は、VT
Rでは記録信号処理手段である送信側処理系Aに夫々供
給され各記録プロセスを経て、記録輝度信号及び記録色
信号とされた後、伝送路Bであるテープ・ヘッド系を介
して記録され、そして、再生時、この伝送路BからVT
Rでは再生信号処理手段である受信側処理系Cに夫々供
給され各再生プロセスを経て、上記した記録輝度信号及
び記録色信号を再生して再生輝度信号及び再生色信号を
得た後、後述する輝度信号伝送系の最終段の出力である
再生輝度信号及び色信号伝送系の最終段の出力である再
生色信号(輝度信号伝送系の最終段の出力である再生輝
度信号及び色信号伝送系の最終段の出力である再生色信
号を加算して得た再生映像信号)から抽出された再生輝
度基準信号及び再生色基準信号に基づいて伝送歪が極め
て低減され波形等化して得た再生輝度信号及び再生色信
号(再生映像信号、コンポジットビデオ信号)の出力を
行う。
【0063】上記した波形等化手段Eは検出手段10と
フィルタ手段13,20と同期手段48,51とを備え
ている。
【0064】図7,図8は本発明になる波形等化システ
ムの要部である波形等化手段の第1,第2実施例構成図
であり、上記した同期手段48,51は図11,図12
に図示してある。
【0065】図7,図8,図11,図12において、8
A,24Aは再生輝度信号伝送特性補償回路、8B,2
4Bは再生色信号伝送特性補償回路、9はクロック発生
回路、10はCPU(検出手段)、11,18,44,
45はA/D変換器(ADC)、12,19,26,2
8は遅延回路(DLY)、13,20はトランスバーサ
ルフィルタ(フィルタ手段)、14,21,25,27
は加算器、15は可変遅延回路(VDL)、16,22
はD/A変換器(DAC)、17,23は低域(LPF
)フィルタ、Cは受信側処理系、Eは波形等化手段であ
る。再生輝度信号伝送特性補償回路8Aは遅延回路12
,トランスバーサルフィルタ13,加算器14から構成
されるフィードバック制御系、再生色信号伝送特性補償
回路8Bは遅延回路19,トランスバーサルフィルタ2
0,加算器21から構成されるフィードバック制御系で
あり、また、再生輝度信号伝送特性補償回路24Aはト
ランスバーサルフィルタ13,加算器25,遅延回路2
6から構成されるフィードフォワード制御系、再生色信
号伝送特性補償回路24Bはトランスバーサルフィルタ
20,加算器27,遅延回路28から構成されるフィー
ドフォワード制御系である。
【0066】図7,図8に示す波形等化手段Eは波形等
化システム1の受信側処理系Cに相当するVTRの再生
信号処理手段(輝度(Y)信号再生処理手段及び色(C
)信号再生処理手段)の後段に設けられている。
【0067】なお、ここでは詳述しないが、上記したV
TRの輝度信号再生処理手段はビデオヘッドを経て回転
トランス等からプリアンプ回路、チャンネルスイッチャ
、高域フィルタ回路、ドロップアウト補償回路(DOC
)、リミッタ回路、FM復調器、ディエンファシス回路
、低域フィルタ回路等に順次至るものであり、また上記
した色信号再生処理手段は、輝度信号再生処理手段のプ
リアンプ回路を経て低域フィルタ、ACC回路、周波数
変換器、帯域フィルタ回路、キラースイッチ等に順次至
るものである。
【0068】さて、図7に示すように、上記した輝度信
号再生処理手段から供給された再生輝度信号(再生Y)
はクロック発生回路9及びA/D変換器11に夫々供給
され、また、上記した色信号再生処理手段から供給され
た再生色信号(再生C)はクロック発生回路9及びA/
D変換器18に夫々供給される。
【0069】クロック発生回路9は図2に示した基準信
号挿入回路2におけるクロック発生回路2Cから発生す
るクロックと同様なクロックを生成出力する。即ち、ク
ロック発生回路9は再生輝度信号から抜き出した水平及
び垂直同期信号に基づいて再生色信号からバーストゲー
トパルスを生成し、このバーストゲートパルスを用いて
再生色信号からカラーバースト信号を抜き出し、バース
トゲートパルスに同期したカラーバースト周波数の整数
倍(例えば4倍の周波数)のクロックを発生出力する。
【0070】クロック発生回路9から出力するクロック
は、再生輝度信号伝送特性補償回路8A、再生色信号伝
送特性補償回路8B、A/D変換器11,18,44,
45、可変遅延回路15、D/A変換器16,22に対
して夫々供給される。
【0071】ここで、図7に示す波形等化手段Eの波形
等化につき図9,図11を用いて説明する。
【0072】なお、ここでは説明の都合上、再生輝度信
号についてのみ波形等化を説明するが、再生色信号につ
いてもこれと同様に波形等化を行えることは言うまでも
ない。
【0073】さて、前述した基準信号挿入回路2から出
力され輝度基準信号が挿入された記録輝度信号(図9(
A)に示す波形aa)は記録信号処理手段における各記
録プロセスを経て記録輝度信号とされた後、テープ・ヘ
ッド系を介して記録される。
【0074】再生時、再生信号処理手段における各再生
プロセスを経て再生された再生輝度信号(同図(B)に
示す波形bb)は、波形等化手段EのA/D変換器11
にてA/D変換されたデジタルデータ信号として多段の
シフトレジスタからなる遅延回路12とトランスバーサ
ルフィルタ13に夫々供給される。
【0075】遅延回路12からは遅延信号(同図(C)
に示す波形ccに応じたデジタル信号)が出力され、ま
たトランスバーサルフィルタ13からは補償信号(同図
(D)に示す波形ddに応じたデジタル信号)が出力さ
れる。
【0076】このトランスバーサルフィルタ13はCP
U10の制御によって、上記した遅延信号中の伝送特性
の劣化に応じた信号成分を打ち消すようこの信号成分と
は逆相の関係の上記した補償信号を出力する。
【0077】こうして、加算器14において、遅延回路
12からの遅延信号にトランスバーサルフィルタ13か
らの補償信号を加算することによって、ここから伝送特
性の劣化に応じた信号成分が打ち消された遅延信号(同
図(E)に示す波形eeに応じたデジタル信号)が出力
される。
【0078】ここで、上記した遅延回路12をシフトレ
ジスタで構成するのは、加算器14でトランスバーサル
フィルタ13からの補償信号とのタイミングを合わせる
ためであり、トランスバーサルフィルタ13のタップ数
に応じて一義的に決定される遅延量を実現するためであ
る。
【0079】加算器14から出力され伝送特性の劣化を
補償された再生輝度基準信号を含む再生輝度信号は可変
遅延器15に供給される。
【0080】可変遅延器15はCPU10からの制御信
号(検出信号)に応じて遅延量が可変される例えば可変
長のシフトレジスタからなる。可変遅延器15はここに
供給された再生輝度信号(再生輝度基準信号)のタイミ
ングを再生色信号(再生色基準信号)のタイミングに半
クロック単位で大まかに合わせた後、この再生輝度信号
は半クロック単位で出力する。
【0081】可変遅延器15の出力はD/A変換器16
に供給され、ここでD/A変換された後、低域フィルタ
回路17を介して輝度信号伝送系の最終出力である再生
輝度信号となり、S端子の一方の輝度信号出力端子へ出
力されると共に、最終段の再生輝度信号はA/D変換器
44にて再びA/D変換されたデジタルデータ信号とし
てCPU10に供給された後、CPU10から図11に
示すタイミング回路51に対してクロック選択信号を供
給することによって、再生基準信号をタイミング合せの
後に取り込むフィードバック制御なので、伝送系のD/
A変換器16及び低域フィルタ回路17の遅延のばらつ
きを含めた伝送歪を制御できると共に、クロックを遅ら
せるためのバッファの遅延量を管理しなくても最適のク
ロックを選択することができる。このときの精度はバッ
ファの遅延量そのもので決定されるので、きわめて高精
度(1〜2nsec)にタイミングを合せることが可能
である。
【0082】このように、可変遅延器15は再生色信号
の半クロック単位で再生輝度信号のタイミングを再生色
信号のタイミングの半クロック単位で合わせられるが、
さらに半クロック以内の微小のタイミング合わせ(微小
遅延量)もタイミング回路51を用いることによって、
半クロック単位以内の高精度のタイミング合わせができ
る。
【0083】ここで、輝度信号伝送系の最終段である低
域フィルタ回路17から出力される再生輝度信号には再
生輝度基準信号が挿入されてはいるが、この挿入位置は
再生輝度信号の垂直ブランキング期間内にあるので、こ
のまま再生輝度信号を低域フィルタ回路23からの再生
色信号と共に図示せぬTV受像機等の再生手段に供給す
ることによって、良好な再生画像を得ることができるが
、この再生輝度基準信号を抜き出した再生輝度信号を得
るためには、図7中、可変遅延器15とD/A変換器1
6との間に、前述の図2に示した基準信号挿入回路2と
相補的な基準信号抜出回路を介挿すれば良い。
【0084】タイミング回路51のA/D変換器44か
らCPU10に出力される再生輝度信号は、CPU10
によって、図4(A)〜(D)に示す輝度信号及び色信
号のタイミングに従い、再生輝度信号から抜き出した再
生輝度基準信号波形(上記波形bb)と記録輝度信号波
形(上記波形aa)と同一の正規の波形とを比較して得
た差分に応じた制御信号をトランスバーサルフィルタ1
3に対して出力し、この差分が発生しないようトランス
バーサルフィルタ13の係数を可変される。
【0085】CPU10では毎フィールド再生される再
生輝度基準信号を取り込んでおり、再生輝度基準信号波
形が記録時の輝度基準信号波形と同一になるようにトラ
ンスバーサルフィルタ13の係数を徐々に更新していく
。このときの計算に用いる再生波形はS/Nの向上を図
るために、数フィールド期間同期加算を行って使用する
【0086】上記したのは、輝度信号伝送系における伝
送特性の劣化を補償することについて述べたが、色信号
伝送系においても同様に伝送特性の劣化を補償すること
ができ、これによって、トータルな輝度信号及び色信号
両伝送系における伝送の劣化を高精度に補償することが
できる。
【0087】即ち、色信号伝送系においては、前述した
基準信号挿入回路2から出力され色基準信号が挿入され
た記録色信号は記録信号処理手段における各記録プロセ
スを経て記録色信号とされた後、テープ・ヘッド系を介
して記録される。
【0088】再生時、再生信号処理手段における各再生
プロセスを経て再生された再生色信号は、波形等化手段
EのA/D変換器18にてA/D変換されたデジタルデ
ータ信号として多段のシフトレジスタからなる遅延回路
19とトランスバーサルフィルタ20に夫々供給される
【0089】遅延回路19からは遅延信号が出力され、
またトランスバーサルフィルタ20からは補償信号が出
力される。このトランスバーサルフィルタ20はCPU
10の制御によって、上記した遅延信号中の伝送特性の
劣化に応じた信号成分を打ち消すようこの信号成分とは
逆相の関係の上記した補償信号を出力する。
【0090】こうして、加算器21において、遅延回路
19からの遅延信号にトランスバーサルフィルタ20か
らの補償信号を加算することによって、ここから伝送特
性の劣化に応じた信号成分が打ち消された再生色信号が
出力される。
【0091】ここで、上記した遅延回路19をシフトレ
ジスタで構成するのは、加算器21でトランスバーサル
フィルタ20からの補償信号とのタイミングを合わせる
ためであり、トランスバーサルフィルタ20のタップ数
に応じて一義的に決定される遅延量を実現するためであ
る。
【0092】加算器21から出力され伝送特性の劣化を
補償された再生色基準信号を含む再生色信号は、D/A
変換器22に供給されD/A変換された後、低域フィル
タ回路23を介して、色信号伝送系の最終出力である再
生色信号となり、S端子の他方の色信号出力端子へ出力
されると共に、最終段の再生色信号はA/D変換器45
にて再びA/D変換されたデジタルデータ信号としてC
PU10に供給される。
【0093】この結果、CPU10は再生色信号伝送特
性補償回路8B(24B)によって除去可能な再生色信
号の伝送歪と、加算器21の出力側からD/A変換器2
2を介して低域フィルタ回路23の出力側に至るまでの
間の再生輝度信号に対する再生色信号のタイミングのず
れ等の伝送歪とに基づいてトランスバーサルフィルタ1
8に制御信号を出力する。
【0094】こうして、可変遅延器15は再生色信号の
半クロック単位で再生輝度信号のタイミングを再生色信
号のタイミングの半クロック単位で合わせられるが、さ
らに半クロック以内の微小のタイミング合わせ(微小遅
延量)もタイミング回路51を用いることによって、半
クロック単位以内の高精度のタイミング合わせができる
【0095】ここで、色信号伝送系の最終段である低域
フィルタ回路23から出力される再生色信号には再生色
基準信号が挿入されてはいるが、この挿入位置は再生色
信号の垂直ブランキング期間内にあるので、実用上差支
えはないが、この再生色基準信号を抜き出した再生色信
号を得るためには、図7中、加算器21とD/A変換器
22との間に、前述の図2に示した基準信号挿入回路2
と相補的な基準信号抜出回路を介挿すれば良い。
【0096】詳しくは、上述した図3(A),(B)に
示す輝度基準信号と色基準信号とのタイミング位置関係
は輝度基準信号のバー波形の立ち上がりの50% の時
間と色基準信号の位相が反転する時間が一致するように
両信号の同期をとられているので、伝送によって生じた
再生基準信号間のこの同期ずれをCPU10で検出し、
CPU10でこれを検出して得た検出信号に基づいてタ
イミング回路48,51でこの同期ずれを除去し、半ク
ロック単位以内の高精度のタイミング合わせすることで
あるが、例えば輝度基準信号がTパルスまたは2Tパル
ス信号である場合には、そのピーク位置の時間と、色基
準信号の位相が反転する時間が一致するように設  ま
た、輝度基準信号のある定めた位置(上記ではバー波形
の場合その立ち上がりの50% の時間、Tパルスまた
は2Tパルス信号である場合そのピーク位置の時間)か
ら予めある一定の時間と定めておけば必ずしも一致する
時間でなくても良い。
【0097】また、ここでは詳述しないが、後述する図
12に示すように、CPU10は低域フィルタ回路17
を介した輝度信号伝送系最終段の再生輝度信号と低域フ
ィルタ回路23を介した色信号伝送系最終段の再生色信
号とを加算器47にて加算して得たコンポジットビデオ
出力信号をA/D変換器46でA/D変換して得たデジ
タルデータ信号を取り込んでも、上記したのと同様な効
果が得られることは勿論である。
【0098】これによって、再生輝度信号及び再生色信
号から生成されるコンポジットビデオ出力で発生する両
信号のタイミングのずれを高精度に補償することができ
る。
【0099】CPU10では毎フィールド再生される再
生色基準信号を取り込んでおり、再生色基準信号波形が
記録時の色基準信号波形と同一になるようにトランスバ
ーサルフィルタ13の係数を徐々に更新していく。
【0100】このときの計算に用いる再生波形はS/N
の向上を図るために、数フィールド期間同期加算を行っ
て使用する。
【0101】また、上記したコンポジットビデオ出力を
扱う場合、CPU10では再生輝度基準信号及び再生色
基準信号をコンポジットビデオ出力として毎フィールド
取り込んでいるが、これは計算に先立って、S/Nの向
上を図るために偶数フィールドと奇数フィールド別に数
フィールド期間同期加算を行って使用する。
【0102】このコンポジットビデオ出力に係る偶/奇
数フィールド毎に得られたコンポジットビデオ基準信号
を夫々加算することによって、再生輝度基準信号を得、
減算することによって再生色基準信号を得る。
【0103】CPU10では予め記録時の各基準信号波
形を記憶しているので、各基準信号波形が記録時の各基
準信号と同じになるように、トランスバーサルフィルタ
13,20の係数を徐々に更新していくことによって伝
送系の特性補償を行う。
【0104】ところで、上記したトランスバーサルフィ
ルタ13,20の係数の更新の基本的なアルゴリズムと
しては最急降下法を用い、次の式(1)のようなタップ
更新式を用いる。
【0105】   Cn*=Cn−αen             
                     式(1)
但し、Cn    現在のn番目のタップ係数Cn* 
 更新後の現在のn番目のタップ係数en    n番
目の誤差信号 α    修正係数(<1) タップの更新は数フィールド毎に、垂直ブランキング期
間内に行われ、輝度信号及び色信号の有効走査区間、カ
ラーバースト信号区間、水平垂直同期信号区間では行わ
ないようにする。
【0106】上記した図9(B)に示す波形bbは同図
(A)に示す波形aaを再生して得られるものであり、
伝送特性の歪によってリンギングが生じている。
【0107】同図(D)の波形ddはCPU10によっ
てその係数が制御されるフィルタ出力であって、波形b
bに含まれる歪の逆相成分を持っている。
【0108】上記した輝度基準信号及び色基準信号は、
輝度信号及び色信号の垂直ブランキング期間において第
12ラインに挿入され、第11,第13ラインのブラン
キングラインを含めると第11ライン〜第13ラインを
使用しているが、これに限らず、第10ライン〜第13
ライン、第17ライン〜第20ラインの期間なら任意に
設定しても良い。
【0109】但し、第14ライン〜第16ライン、第2
1ラインは文字放送で利用されているので、これと共存
する必要がなければこのラインを利用しても良い。
【0110】また、上記した輝度基準信号及び色基準信
号は1ライン/フィールドで4フィールドシーケンスと
して説明したが、図10(A)〜(D)のように2ライ
ン/フィールドで4フィールドシーケンスとしても良い
【0111】この場合、ブランキングをかける前後2ラ
インを含めて合計4ラインで構成し、輝度基準信号は各
フィールドの第11ラインと第12ラインに同じ信号を
記録し、色基準信号は同一ラインに輝度信号と同じタイ
ミングで挿入する。
【0112】色基準信号は連続するライン同士及び奇数
フィールドの次の偶数フィールドの同じラインでは色相
が反転するように設定する。
【0113】これは、伝送系内にフィールド又はフレー
ム間の相関を利用した演算回路(Y/C分離回路やノイ
ズリダクション等)を有する場合、この演算回路で色基
準信号を輝度基準信号と誤って検出し誤動作するのを防
止するためである。
【0114】図10は輝度基準信号及び色基準信号が挿
入された記録輝度信号及び記録色信号の波形図であり、
NTSCビデオ信号における輝度基準信号及び色基準信
号のタイミング位置を示すものである。
【0115】同図(A)〜(D)に示すように、図3(
A)に示した輝度基準信号は第1フィールド〜第4フィ
ールドにおける各輝度信号の第11,12ライン(11
H,12H)の映像信号期間に夫々挿入されており、第
10ライン,第13ライン(10H,13H)の各映像
信号期間はブランキング化されている。
【0116】また、図3(B)に示した色基準信号は上
記した輝度基準信号の挿入タイミングと同様に、第1フ
ィールド〜第4フィールドにおける各色信号の第11,
12ラインの映像信号期間に夫々挿入されており、第1
0ライン,第13ラインの各映像信号期間はブランキン
グ化されているが、カラーシーケンスを合わせるために
、奇数フィールド(第1,第3フィールド)の色基準信
号と偶数フィールド(第2,第4フィールド)の色基準
信号とは互いに色相が反転する(逆相となる)ように記
録される。
【0117】この状態は、同図(A)〜(D)において
、第1フィールドの第11,12ラインの色基準信号は
夫々「C+」,「C−」、第2フィールドは夫々「C−
」,「C+」、第3フィールドは夫々「C−」,「C+
」、第4フィールドは夫々「C+」,「C−」の各記号
で示してあり、カラーバースト位相との関係は4フィー
ルド(フレームA,B)毎に一巡する。
【0118】また、色基準信号は画面上で見るための信
号ではないので、伝送系内にフィールド/フレーム相関
を利用した演算回路がなければ必ずしもカラーシーケン
スを満足する必要はない。
【0119】例えば毎フィールド同じ信号を挿入しても
支障ない。
【0120】上記した図7に示した再生輝度信号伝送特
性補償回路8A,8Bは夫々フィードバック制御系であ
り、上記した説明もこれに沿って説明しているが、この
代わりに、図8に示す再生輝度信号伝送特性補償回路2
4A,24Bのようにフィードフォワード制御系を用い
ても良い。さらに両者を組み合わせても良い。
【0121】図8に示す波形等化手段Eは、前述した図
7に示す波形等化手段Eから再生輝度信号伝送特性補償
回路8A,8Bを取り外し、この代わりに再生輝度信号
伝送特性補償回路24A,24Bを用いて構成さたもの
であり、これ以外の構成部分は図7に示した構成部分と
同一であるので、同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略するが、図7に示す波形等化手段Eと同様
に再生輝度信号及び再生色信号の波形等化を行えること
はいうまでもない。
【0122】なお、この場合、再生信号伝送特性補償回
路8A,8Bはフィードバック制御系であるから、上記
した式(1)を用いたタップ更新式を用いることはでき
ないが、CPU10の制御によって行われるトランスバ
ーサルフィルタ13,20に対するタップの更新は数フ
ィールド毎に、垂直ブランキング期間内に行われ、輝度
信号及び色信号の有効走査区間、カラーバースト信号区
間、水平垂直同期信号区間では行わないようにすること
は勿論である。
【0123】ところで、上述の図7,図8に示したクロ
ック発生回路9はバーストゲートパルスに同期したカラ
ーバースト周波数の整数倍(例えば4倍の周波数)のク
ロックを発生出力するのであるが、このクロックの代わ
りに、再生輝度信号に含まれる水平同期信号に同期しか
つその整数倍(例えばNTSC映像信号であれば910
倍の周波数)のクロックを用いても良く、また、再生色
信号に含まれるカラーバースト信号に同期しかつその整
数倍(例えばNTSC映像信号であれば、4倍の色副搬
送周波数)のクロックを用いても良い。
【0124】さて、TBC(タイムベースコレクタ)の
ない家庭用のVTRでは、色副搬送周波数と水平/垂直
同期信号の周波数との位相関係が常に一定でなく時間軸
変動しているため、再生色信号(あるいは再生輝度信号
)から生成したクロックを色信号及び輝度信号両伝送系
に共通に用いると両信号伝送系間に時間軸上の誤差が生
じるという問題がある。
【0125】これを解決するために、図11に示す構成
のタイミング回路51を輝度信号伝送系の可変遅延器1
5とD/A変換器16間に介挿接続し、可変遅延器15
でクロック発生回路9からの半クロック単位で大まかに
再生輝度基準信号と再生色基準信号とのタイミング合わ
せがなされた後、CPU10の制御によって、少しずつ
位相の異なる(例えば1〜2nsecずつずれた)クロ
ックの中からこのタイミングのずれに最も近いクロック
をマルチプレクサ39で選択し、フリップフロップ回路
42にて可変遅延器15から出力される再生輝度信号を
このクロックに同期してD/A変換器16にてD/A変
換することによって、半クロック以内のタイミング合わ
せを可能とする方法を用いる。
【0126】位相の異なるクロックは遅延時間が1〜2
nsec程度のバッファ回路40a,40b,40c,
…,40nを適当な段数だけ多段縦続接続し、バッファ
回路40a,40b,40c,…,40nの各出力側を
マルチプレクサ39の並列入力側に接続することによっ
て生成することができる。
【0127】こうして、タイミング回路43においてC
PU10からマルチプレクサ39に供給されるクロック
選択信号を変化させることによって、マルチプレクサ3
9から出力されるクロックの位相を可変してゆき、この
可変制御は数フィールド毎に再生輝度信号と再生色信号
とのタイミングが合う(収束する)まで更新される。
【0128】上記した図11に示す構成のタイミング回
路51は輝度信号伝送系の可変遅延器15とD/A変換
器16との間に介挿接続し、再生色信号のタイミングに
再生輝度信号のタイミングを合せるものであるが、ここ
では詳述しないが、タイミング回路51を色信号伝送系
の再生色信号伝送特性補償回路8B(24B)とD/A
変換器22との間に介挿接続し、上記したことと同様に
、再生輝度信号のタイミングに再生色信号のタイミング
を合せられることは勿論である。
【0129】また、これを解決するために、図12に示
す構成のタイミング回路48があり、タイミング回路4
8は輝度信号伝送系の可変遅延器15とD/A変換器1
6間に介挿接続することによって、CPU10からマル
チプレクサ39に供給されるクロック選択信号を変化さ
せることによって、マルチプレクサ39から出力される
クロックの位相を可変してゆき、この可変制御は数フィ
ールド毎に再生輝度信号と再生色信号とのタイミングが
合う(収束する)まで更新される。前述したものと同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略した。
【0130】こうして、タイミング回路48においてC
PU10からマルチプレクサ39に供給されるクロック
選択信号を変化させることによって、マルチプレクサ3
9から出力されるクロックの位相を可変してゆき、この
可変制御は数フィールド毎に再生輝度信号と再生色信号
とのタイミングが合う(収束する)まで更新される。
【0131】この方式によればコンポジッシビデオ信号
状態における再生輝度信号と再生色信号とのタイミング
が補償されるという利点と、再生基準波形の取り込み回
路(A/D変換器44,45)が再生輝度信号と再生色
信号別々にある図11に比べ、1系統で済む(A/D変
換器46で済む)という利点がある。
【0132】また、再生基準信号をタイミング合わせの
後に取り込むフィードバック制御なので、伝送系のD/
A変換器や低域フィルタ回路の遅延のばらつきを含めて
制御できると共に、クロックを遅らせるためのバッファ
の遅延量を管理しなくても最適のクロックを選択するこ
とができるので極めて高精度(1〜2nsec)にタイ
ミングを合わせることが可能である。
【0133】上記した図11に示す構成のタイミング回
路51、図12に示す構成のタイミング回路48は夫々
輝度信号伝送系の可変遅延器15とD/A変換器16と
の間に介挿接続し、再生色信号のタイミングに再生輝度
信号のタイミングを合せるものであるが、ここでは詳述
しないが、タイミング回路43を色信号伝送系の再生色
信号伝送特性補償回路8B(24B)とD/A変換器2
2との間に介挿接続し、上記したことと同様に、再生輝
度信号のタイミングに再生色信号のタイミングを合せら
れることは勿論である。
【0134】上述したのは、周知の構成のVTRに本発
明のシステムを適用した場合について説明したが、これ
以外に例えば、磁気ディスク、光ディスク等のほかの記
録/再生手段でも適用できる。
【0135】また、ビデオディスクやビデオソフト等の
パッケージメディアのように、ユーザ側で記録プロセス
が無い場合にもパッケージメディア作成時に基準信号を
含めて記録しておけば同じ効果が得られる。
【0136】また、記録/再生の場合に限らず、一般に
信号を伝送するようなシステム、例えばCATVや無線
通信などにも送信側で基準信号を含めて送信し、受信側
でこれを波形等化することによって同じ効果が得られる
【0137】また、上記した基準信号は、映像信号の少
なくとも2水平同期期間以上に連続して挿入することも
可能であり、この場合には、Y/C分離のためのくし形
フィルタで妨害がない(2ラインくし形フィルタでも2
H目の基準信号は完全に分離可能)。
【0138】また、上記した基準信号は、4フィールド
シーケンスで挿入することも可能であり、この場合には
、伝送系内にフィールドまたはフレーム間の相関を利用
した演算回路(Y/C分離回路やノイズリダクション等
)を有する場合にも、この演算回路で色基準信号を輝度
基準信号と誤って検出して誤動作するのを防止できる

0139】。
【発明の効果】本発明になる波形等化システムは、輝度
信号及び色信号伝送系の各出力信号に基づく両再生基準
信号を取り込み、この取り込んだ再生基準信号が伝送時
に受けた歪を夫々検出する検出手段、両再生基準信号の
同期を取る同期手段を有するため、各伝送系が受けた最
終的な伝送時の歪を独立して検出できるので、各伝送系
に応じた最適かつあらゆる歪成分(特に伝送系間のジッ
タ)の補正が高精度にしかも伝送系毎に単独にでき、ま
た、従来の周波数特性やリニアリティあるいはゲインな
どの特定された歪の補正に限らず、これと同時にリンギ
ングやスミア等のあらゆる歪を除去できる効果があり、
さらに、すくなくとも2系統の伝送系に対して上記特性
補償を行うと同時に、それぞれの伝送系間のタイミング
を合せるために伝送系間のタイミングを容易に検出でき
、これによって、本発明システムを製品毎に記録再生の
伝送系のバラツキがあるVTR等の伝送機器に適用した
場合には、各伝送機器間の伝送特性のバラツキによる影
響のない品質が一定した伝送機器を安定して提供するこ
とができる効果がある。
【0140】また、本発明になる波形等化システムは、
上記した構成に加え輝度信号及び色信号伝送系の各出力
信号を加算して得た再生映像信号を検出手段において取
り込む構成を有しているから、上記した効果に加え、再
生映像信号(コンポジットビデオ信号)状態における輝
度信号及び色信号のタイミングの一致が高精度に保証で
き、また、再生輝度基準信号及び再生色基準信号を別々
に取り込む信号路を1系統にすることができるので、回
路構成が簡単になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる波形等化システムの一実施例構成
図である。
【図2】本発明になる波形等化システムの要部である基
準信号挿入手段の一実施例構成図である。
【図3】基準信号の波形図である。
【図4】輝度基準信号及び色基準信号が挿入された記録
輝度信号及び記録色信号の波形図である。
【図5】本発明になる波形等化システムの受信側処理系
に設けられるくし型フィルタの構成図である。
【図6】くし型フィルタの入出力信号波形図である。
【図7】本発明になる波形等化システムの要部である波
形等化手段の第1実施例構成図である。
【図8】本発明になる波形等化システムの要部である波
形等化手段の第2実施例構成図である。
【図9】伝送特性の劣化を補償する説明図である。
【図10】輝度基準信号及び色基準信号が挿入された記
録輝度信号及び記録色信号の波形図である。
【図11】タイミング回路を説明するための構成図であ
る。
【図12】タイミング回路を説明するための構成図であ
る。
【図13】ビデオ信号を伝送するための伝送システムの
概念図である。
【符号の説明】
1  波形等化システム 10  CPU(検出手段) 13,20  トランスバーサルフィルタ(フィルタ手
段) 48,51  タイミング回路(同期手段)A  送信
側処理系 B  伝送路 C  受信側処理系 D  基準信号挿入手段 E  波形等化手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送された映像信号の伝送歪を補償する波
    形等化システムであって、送信側処理系の前段に設けら
    れ、伝送すべき映像信号に係る輝度信号中の特定位置に
    輝度基準信号を挿入すると共に、前記輝度基準信号の所
    定位置に同期して位相が反転しあるいはこの所定位置か
    ら一定時間内に位相が反転する色基準信号を前記伝送す
    べき映像信号に係る色信号中の特定位置に挿入する基準
    信号挿入手段と、受信側処理系を介して伝送された輝度
    信号が供給される輝度信号伝送系の最終出力信号から再
    生輝度基準信号を取り込むと共に、前記受信側処理系を
    介して伝送された再生色信号が供給される色信号伝送系
    の最終出力信号から再生色基準信号を取り込み、前記再
    生輝度基準信号及び前記再生色基準信号が伝送時に受け
    た歪を夫々検出する検出手段と、この検出手段にて検出
    した輝度信号伝送系及び色信号伝送系の各伝送歪分を夫
    々打ち消すフィルタ手段と、前記再生輝度基準信号及び
    前記再生色基準信号の同期ずれを前記検出手段にて検出
    して得た検出信号に基づいてこの同期ずれを除去する同
    期手段とを備えた波形等化手段とを有することを特徴と
    する波形等化システム。
  2. 【請求項2】伝送された映像信号の伝送歪を補償する波
    形等化システムであって、送信側処理系の前段に設けら
    れ、伝送すべき映像信号に係る輝度信号中の特定位置に
    輝度基準信号を挿入すると共に、前記輝度基準信号の所
    定位置に同期して位相が反転しあるいはこの所定位置か
    ら一定時間内に位相が反転する色基準信号を前記伝送す
    べき映像信号に係る色信号中の特定位置に挿入する基準
    信号挿入手段と、受信側処理系を介して伝送された輝度
    信号が供給される輝度信号伝送系の最終出力信号及び前
    記受信側処理系を介して伝送された再生色信号が供給さ
    れる色信号伝送系の最終出力信号を加算して得た再生映
    像信号から再生輝度基準信号及び再生色基準信号を取り
    込み、前記再生輝度基準信号及び前記再生色基準信号が
    伝送時に受けた歪を夫々検出する検出手段と、この検出
    手段にて検出した輝度信号伝送系及び色信号伝送系の各
    伝送歪分を夫々打ち消すフィルタ手段と、前記再生輝度
    基準信号及び前記再生色基準信号の同期ずれを前記検出
    手段にて検出して得た検出信号に基づいてこの同期ずれ
    を除去する同期手段とを備えた波形等化手段とを有する
    ことを特徴とする波形等化システム。
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