JPH0432907B2 - - Google Patents
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- JPH0432907B2 JPH0432907B2 JP15761384A JP15761384A JPH0432907B2 JP H0432907 B2 JPH0432907 B2 JP H0432907B2 JP 15761384 A JP15761384 A JP 15761384A JP 15761384 A JP15761384 A JP 15761384A JP H0432907 B2 JPH0432907 B2 JP H0432907B2
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- Japan
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- slurry
- cement
- floor
- pouring
- parts
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は構築物の下地床に各種石膏、ボルトラ
ンドセメントその他の水硬性セメントを含有する
スラリーを流し延べたのち硬化させて水平平滑な
床面を形成させるセルフレベリング工法に関す
る。 (従来の技術) セルフレベリング工法とは、よく知られている
ように、構築物の下地床に水硬性セメントを含有
するスラリー(以下、単にスラリーということも
ある。)を流し込んで自然流動させたのち硬化さ
せることによりレベル精度のよい水平面を形成さ
せる工法(流し延べ床工法とも云われている。)
である。 すなわち、この工法は下地床に流し込んだスラ
リーを、それがなお充分流動性を保持しているう
ちに重力の作用により自然流動させて水平平滑な
施工面(新しい床面)を形成させる工法であつ
て、かかる見地から、従来この工法においては、
一旦下地床にスラリーを流し延べた後は、スラリ
ーを殊更にかく乱させるような事態は極力避け、
流し延べたままの状態で放置(静置)させるの
が、レベル精度の良好な床面を形成させる点から
みて好ましいとされている。 (本発明が解決しようとする問題点) したがつて、この工法においては下地床にスラ
リーを流し延べ終つた時点において、用いたスラ
リーが適切なものではなかつたこと、たとえばス
ラリーの組成が適切でなかつたり、原料の使用量
に過不足があることが判明し、流し延べ終了後の
スラリーに特定の原料成分を後添加してスラリー
を適正化させることが必要となつた場合において
も、何等このような適正化手段を施すことなく、
そのまま放置しているのが実情である。 これは、流し延べ終了後のスラリーに原料成分
を後添加することによつてスラリーを適正化する
ことができても、既に硬化が進行し、粘度が増加
しつつあるスラリーを原料成分の添加によりかく
乱させるようなことは、スラリーの自然流動によ
つて新たに形成された(或は形成されつつある)
床面に悪影響を及ぼし、その良好なレベル精度の
発現(新たに形成された床面の仕上がりの平たん
さを向上させること)が損われるとの危惧による
ものである。 したがつて、前記のような場合は、施工が不満
足な結果、ないしは失敗に終るという問題が生じ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる従来の問題点を解決すべ
く種々研究した結果、流し延べ終了後のスラリー
に原料成分を後添加した場合でも、その後添加が
スラリーが未だ流動性を保つているうちに行なわ
れ、かつ原料成分を添加した後、スラリーを撹拌
混合して均質化させた場合は、施工面のレベル精
度の発現が何等損われることなく、スラリーを適
正化することができるばかりか、驚くべきことに
は、この場合においては、単にスラリーの適正化
ができるだけではなく、最初から適正なスラリー
を下地床に流し延べ、その後、施工面のレベル精
度を向上させるため、常法にしたがい左官用のト
ンボやコテを用いてスラリー表面を均した場合に
くらべて格段に施工面のレベル精度を向上させる
ことができることを見出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は「構築物の下地床に水硬性
セメントを含有するスラリーを流し延べて平滑床
面を形成させるセルフレベリング工法において、
上記下地床に上記スラリーを流し延べた後、スラ
リーが未だ流動状態を保つているうちに、該スラ
リーに水硬性セメント、骨材、分散剤、増粘剤、
膨張剤、膨張抑制剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結
調節剤および水のようなスラリー原料の1種また
は2種以上を後添加し、次いで撹拌混合してスラ
リーを均質化させることを特徴とするセルフレベ
リング工法。」に係るものである。 ここで本発明をなすに至つた動機について説明
すると、本発明者らは、先に特願昭58−74032号
(特開昭59−2103157号)において、セルフレベリ
ング工法においては、下地床にスラリーを流し延
べた後、短時間のうちにスラリー表面にその内部
のスラリーとは性状が異なつた皮膜が生成する
が、スラリーが未だ流動状態を保つているうち
に、スラリーを撹拌混合して均質化させた場合
は、かかる処理がなされない場合にくらべて、施
工面のレベル精度を格段に向上させることができ
ることを開示した。 本発明はかかる事実を基にしてなされたもので
あつて、上記のごとく、下地床にスラリーを流し
延べた後、一定条件下にスラリーをかく乱させる
ことは効果上、何等差し支えないばかりか、むし
ろ予想外の好ましい効果が得られることから、そ
のかく乱に先立ち、スラリーに原料成分を後添加
して、上記効果に加えてスラリーの適正化を計ろ
うとしたものである。 本発明に用いる水硬性セメントとは、従来セル
フレベリング工法において通常用いられている石
膏や無機セメント類であつて、石膏系セメントと
しては、例えばα半水石膏、β半水石膏、型無
水石膏等、無機セメント系としては、例えば普通
ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメン
ト、超早強ポルトランドセメント、中庸ポルトラ
ンドセメント、特殊ポルトランドセメント、高炉
セメント、フライアツシユセメント、急硬性セメ
ント、アルミナセメント、高炉水砕スラグ、高炉
スラグおよびフライアツシユ等を例示することが
できる。 実施工にあたり、これらのセメントのみを用い
ることもあるが、通常これらセメント類に骨材、
たとえば川砂、山砂、海砂、珪砂、各種軽量骨
材、各種スラグその他の骨材が混合され、更に必
要に応じてこの種のセルフレベリング工法用セメ
ントに常用されている各種分散剤、増粘剤、膨張
剤、膨張抑制剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結調節
剤等の添加剤が配合される。 したがつて、本発明における水硬性セメントを
含有するスラリーとは、上記セメントの単独また
はこれと骨材および添加剤の1種または2種以上
との混合物に適宜の水を加えて混練したものをい
う。 本発明において上記水硬性セメントを含有する
スラリーの調製および該スラリーに後添加される
添加剤を例示すれば、以下のごとくである。 Γ分散剤…アルキルアリルスルホン酸塩系、芳香
族多環縮合物スルホン酸塩系、ポリオール系、
メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系、高級
多価アルコール系、オキシ有機酸塩系、リグニ
ン系またはポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル系のもの。 Γ増粘剤…カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、ハイドロオキシエチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキ
サイドまたは天然高分子多糖類。 Γ膨張剤…カルシウムスルホアルミネート、酸化
カルシウムまたは鉄粉。 Γ膨張抑制剤…ホウ砂、硫酸カリ、クエン酸ソー
ダ、ロツシエル塩、消石灰、コハク酸またはマ
レイン酸。 Γ収縮抑制剤…尿素、メチル尿素、エチル尿素、
アセトアミドまたはカルシウムシアナミド。 Γ消泡剤…シリコン系、酸化エチレン−酸化プロ
ピレン系のもの。 Γ凝結調節剤…ポリペプトン、アミノ酸誘導体、
クエン酸、グリコール酸、シヨ糖、硫酸カリウ
ム、芒硝、硫酸アルミニウム、水酸化カリウ
ム、酸化カルシウム、アルミン酸ソーダ、カリ
ミヨウバン、珪酸ソーダ、フツ化カリウム、フ
ツ化ナトリウム、塩化カルシウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウムまたは
水酸化カリウム。 本発明において施工の対象とされる構築物の下
地床とは、いわゆる構築物の基礎下地であつて、
たとえば打設コンクリート、PCコンクリート、
ALC軽量コンクリート、セメントモルタル、木
毛セメント板、木片セメント板等の新設ないしは
既設のものを例示することができる。 本発明においては、このような構築物の下地床
に前記水硬性セメントを含有するスラリーを流し
延べたのち、スラリーが未だ流動状態を保つてい
るうちに、該スラリーに、叙上の水硬性セメン
ト、骨材、分散剤、増粘剤、膨張剤、膨張抑制
剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結調節剤および水の
ようなスラリー原料の1種または2種以上を後添
加する。 この際、後添加するスラリー原料は、流し延べ
たスラリーの性状に応じて適宜選択される。たと
えば、該スラリーの流動性が悪い場合、その原因
は種々あるが、通常組成の点から水、分散剤等が
不足しているので、これらを後添加し、一方、ス
ラリーに浮水が生じる場合は、通常水が過剰なの
で、水以外の原料成分(セメント、分散剤、骨材
その他の成分)を後添加する。 また、この種の工法においては、水硬性セメン
トとしてポルトランドセメントその他類似のセメ
ント類が用いられた場合、最初から適正な組成
(流動性の点から)のスラリーを下地床に流し延
べた場合でも、スラリーが硬化した後に床面に亀
裂が生じることがあり、従来問題とされていた
が、このような場合、流し延べ終了後のスラリー
に、適当な時機に急速硬化剤を添加することによ
りかかるトラブルを防止することができる。 セルフレベリング工法においては、既述のごと
く、下地床にスラリーを流し延べた後、短時間の
うちに(通常直ちに)スラリー表面にその内部と
は性状が異なつた皮膜が生成するが、スラリーを
撹拌混合して均質化させた場合は、施工面のレベ
ル精度が向上するという好ましい効果が得られ
る。 したがつて、本発明においては、流し延べ終了
後のスラリーにスラリー原料を後添加したのち、
適宜の機器によりスラリーを撹拌混合して均質化
させる。 その際、後添加した原料成分も撹拌混合されて
スラリーが全体として均質化されることは云うま
でもない。 この際用いられる機具は、スラリーおよび後添
加された原料成分を撹拌混合してセラリーを均質
化し得るものであれば如何なる形状、構造のもの
であつてもよいが、所期の目的・効果が達成され
るかぎりにおいて、なるべく構造が簡単で使い易
いものを用いるのが経済性、作業性等の点からみ
て望ましい。 このように機具として、たとえば第1〜4図に
示したような従来の左官用のトンボやコテに棒状
突起物を多数取り付けたもの、さらにその棒状突
起物に側枝突起を付けたものあるいはこれに類似
する形状を有するもの等が挙げられる。 以下、図面を参照しつつこれらの機具のいくつ
かについて説明すると、第1図のイは左官用のコ
テに、基板に直角に棒状突起物を多数取り付けた
ものであつて、棒状突起物の材質としては金属、
プラスチツク、ゴム、木、竹等が用いられる。 棒状突起物の長さが余りにも短いと、作業時に
コテの基板がスラリーと接触して作業性を悪化さ
せるので、通常棒の長さは流し延べたスラリーの
厚み以上、好ましくは2倍以上にする。 棒の先端は撹拌操作が円滑に行なえるよう丸く
し、棒が細すぎると強度が不充分であり、反対に
太すぎると不必要にスラリーをかく乱させるの
で、通常、その直径は1〜5mm程度にする。 棒状突起物の取付間隔は狭すぎると作業時にス
ラリーを動かしすぎるし、反対に広すぎるとスラ
リーを充分に撹拌混合することができないので、
通常2〜10cmとする。 棒の取り付け方式としては、基板に対してラン
ダム状、整列状あるいは千鳥状等任意に配列させ
てよいが、通常基板に1〜5列に千鳥状に配列さ
せるのが最も撹拌効率がよく、配列を5列を超え
て余りにも多くすると作業性が悪くなる。 第1図のロは、イの棒状突起物に側枝突起を付
けたものであり、イを用いた場合よりも撹拌効果
の向上が期待される。 第1図のハは、イにおける基板の代りに網目状
の板を用いた場合の例である。 第2図のニ〜ヘは、左官用のトンボに棒状突起
物を適用した場合の例であり、第3図のオは棒状
突起物の代りに網目状回転枠を取り付けた場合の
例である。 また、第3図のヌ,ルは木製または金属製の円
板、リング状枠等の下部に直径方向に沿つて棒状
突起物を2〜5cm間隔に取り付けたり、棒の代り
に板状の突起物を多数取り付けた場合の例であ
る。 更にまた、第4図のワ〜ヨは庭園清掃用の熊手
や農耕用のレーキ等に類似した形状のものの例で
ある。 なお、前述の棒状突起物あるいは側枝付棒状突
起物が付されたトンボ状またはコテ状機具におい
て、これらの突起物の代りに、該突起物と同じ高
さを有する巾0.5〜10cmの板状突起物を多数取り
付けることもできる。 この際、板状突起物の取付け間隔、配列状態等
はスラリーの撹拌混合に適したものにすることは
云うまでもない。 次に、これらの機具の使用方法について説明す
ると、通常施工後、直ちにスラリー表面に皮膜が
生成する。従つて、下地床にスラリーを流し延べ
た後、スラリー原料を後添加してからただちに或
はスラリーが未だ流動状態を保つている間の適当
な時期を見計らつて上記のトンボまたはコテを、
それぞれの棒状突起物または板状突起物等がスラ
リー面と垂直になるよう保持しながら流し延べた
スラリー層の全域にわたつて直線運動又は円運動
させつつくまなくスラリー中を移動させる。 網目状回転枠が取り付けられたトンボを使用す
る場合は、上記と同様、施工面全域にわたつてく
まなく回転枠をスラリー中で転がしながら移動さ
せる。 また、棒状突起物または板状突起物が付けられ
た円板、リング状枠等の機具が用いられた場合
は、適当な動力により円板等を回転させながら上
記と同様の処理をする。 なお、必要に応じて叙上のトンボ、コテ等を動
力によりけん引したり、動力振動を与えながらけ
ん引することもできる。 下地床に流し延べ、かつスラリー原料が後添加
されたスラリーについて、このような処理をする
ことにより、スラリーおよび後添加されたスラリ
ー原料が撹拌混合されて、スラリーが均質化され
る。 本発明を実施するにあたり、かかる処理は一回
だけではなく、スラリーが流動性を保持している
あいだであれば何回でも繰り返すことができる。 また、用いられるスラリーの種類によつては、
処理後、再びスラリー表面に皮膜が形成されるこ
とがあるので、このような場合は、表面皮膜が生
じなくなるまで処理を繰り返すこともできる。 更にまた、本発明においては必要に応じてスラ
リー粘度が増加した時点においても、スラリーに
散水をして当該処理を繰り返すことができる。 次に実施例により本発明を具体的に説明する
が、以下の各実施例中、単に部とあるのはすべて
重量をあらわすものとする。 (実施例) 実施例 1 水道水40部を高速電動ミキサーに仕込み回転さ
せながら、分散剤としてマイテイーFD(商標、花
王石鹸(株)製)0.3部、増粘剤としてカルボキシメ
チルセルロース(CMC)0.2部、消泡剤として
KM73(商標、信越化学工業(株)製)0.02部および
凝結調節剤としてパフタードP−11(商標、味の
素(株)製)0.2部を予め混合したものを投入し、次
いで水硬性セメントとして、α型半水石膏80部、
β型半水石膏20部および骨材として20メツシユパ
スの川砂100部を投入後、3分間混練して流し延
べ用スラリーを調製した。混練直後のスラリーの
フロー値は203mm(直径50mm、高さ51mmの塩化ビ
ニル製円筒枠にスラリーを満たしてガラス板上に
おき円筒枠を垂直に引き上げたときガラス板上に
円形に広がつたスラリーの直径をあらわす。以下
同様。)で流し延べには適当な流動性であつた。 スラリーをミキサー中に45分間放置した後、予
めアクリル系プライマーで処理し、かつ4つの区
画に仕切られた試験床(モルタル床)の各々に厚
さ5mmで流し延べた。(各区間の面積は2m2) 第1区画(対照例) 流し延べたスラリーのセルフレベリング性が悪
く、その表面に凸凹が生じた。このスラリーのフ
ロー値は178mmであつた。 第2区画(対照例) スラリーを流し延べた後、巾10cm×長さ500mm
×厚さ10mmの木製板に、長さ5cm直径2mmの鉄棒
を30mm間隔で三列にチドリ状に打ち込んだ撹拌用
具を用いて撹拌混合した。その結果スラリー表面
は平滑になつたがなお若干の引つかきキズが残つ
た。 第3区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、分散剤としてのメル
メントL−10(商標、昭和電工(株)製液状品)0.1部
を園芸用スプレーによつてスラリー全面に均一に
噴霧すると同時に前述の撹拌用具にてスラリーを
充分撹拌して均質化させた。撹拌後スラリーの一
部を取り出しフロー値を測定した結果198mmであ
つた。 第4区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、水道水0.5部を園芸
用スプレーによつてスラリー全面に均一に噴霧す
ると同時に、前記と同様の撹拌用具にてスラリー
全体を充分撹拌して均質化させた。撹拌後、スラ
リーの一部を取り出し、フロー値を測定した結果
209mmであつた。 各区画に流し延べたスラリーが硬化した後、そ
の表面の仕上がりの平たんさ(レベル精度)を
JASS−5T−604(コンクリートの仕上がりの平た
んさの試験方法)に準じて測定した結果および硬
化物(40×40×160mm角棒)の7日圧縮強度(硬
化後7日目の圧縮強度)を測定した結果は第1表
の通りであつた。
ンドセメントその他の水硬性セメントを含有する
スラリーを流し延べたのち硬化させて水平平滑な
床面を形成させるセルフレベリング工法に関す
る。 (従来の技術) セルフレベリング工法とは、よく知られている
ように、構築物の下地床に水硬性セメントを含有
するスラリー(以下、単にスラリーということも
ある。)を流し込んで自然流動させたのち硬化さ
せることによりレベル精度のよい水平面を形成さ
せる工法(流し延べ床工法とも云われている。)
である。 すなわち、この工法は下地床に流し込んだスラ
リーを、それがなお充分流動性を保持しているう
ちに重力の作用により自然流動させて水平平滑な
施工面(新しい床面)を形成させる工法であつ
て、かかる見地から、従来この工法においては、
一旦下地床にスラリーを流し延べた後は、スラリ
ーを殊更にかく乱させるような事態は極力避け、
流し延べたままの状態で放置(静置)させるの
が、レベル精度の良好な床面を形成させる点から
みて好ましいとされている。 (本発明が解決しようとする問題点) したがつて、この工法においては下地床にスラ
リーを流し延べ終つた時点において、用いたスラ
リーが適切なものではなかつたこと、たとえばス
ラリーの組成が適切でなかつたり、原料の使用量
に過不足があることが判明し、流し延べ終了後の
スラリーに特定の原料成分を後添加してスラリー
を適正化させることが必要となつた場合において
も、何等このような適正化手段を施すことなく、
そのまま放置しているのが実情である。 これは、流し延べ終了後のスラリーに原料成分
を後添加することによつてスラリーを適正化する
ことができても、既に硬化が進行し、粘度が増加
しつつあるスラリーを原料成分の添加によりかく
乱させるようなことは、スラリーの自然流動によ
つて新たに形成された(或は形成されつつある)
床面に悪影響を及ぼし、その良好なレベル精度の
発現(新たに形成された床面の仕上がりの平たん
さを向上させること)が損われるとの危惧による
ものである。 したがつて、前記のような場合は、施工が不満
足な結果、ないしは失敗に終るという問題が生じ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる従来の問題点を解決すべ
く種々研究した結果、流し延べ終了後のスラリー
に原料成分を後添加した場合でも、その後添加が
スラリーが未だ流動性を保つているうちに行なわ
れ、かつ原料成分を添加した後、スラリーを撹拌
混合して均質化させた場合は、施工面のレベル精
度の発現が何等損われることなく、スラリーを適
正化することができるばかりか、驚くべきことに
は、この場合においては、単にスラリーの適正化
ができるだけではなく、最初から適正なスラリー
を下地床に流し延べ、その後、施工面のレベル精
度を向上させるため、常法にしたがい左官用のト
ンボやコテを用いてスラリー表面を均した場合に
くらべて格段に施工面のレベル精度を向上させる
ことができることを見出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は「構築物の下地床に水硬性
セメントを含有するスラリーを流し延べて平滑床
面を形成させるセルフレベリング工法において、
上記下地床に上記スラリーを流し延べた後、スラ
リーが未だ流動状態を保つているうちに、該スラ
リーに水硬性セメント、骨材、分散剤、増粘剤、
膨張剤、膨張抑制剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結
調節剤および水のようなスラリー原料の1種また
は2種以上を後添加し、次いで撹拌混合してスラ
リーを均質化させることを特徴とするセルフレベ
リング工法。」に係るものである。 ここで本発明をなすに至つた動機について説明
すると、本発明者らは、先に特願昭58−74032号
(特開昭59−2103157号)において、セルフレベリ
ング工法においては、下地床にスラリーを流し延
べた後、短時間のうちにスラリー表面にその内部
のスラリーとは性状が異なつた皮膜が生成する
が、スラリーが未だ流動状態を保つているうち
に、スラリーを撹拌混合して均質化させた場合
は、かかる処理がなされない場合にくらべて、施
工面のレベル精度を格段に向上させることができ
ることを開示した。 本発明はかかる事実を基にしてなされたもので
あつて、上記のごとく、下地床にスラリーを流し
延べた後、一定条件下にスラリーをかく乱させる
ことは効果上、何等差し支えないばかりか、むし
ろ予想外の好ましい効果が得られることから、そ
のかく乱に先立ち、スラリーに原料成分を後添加
して、上記効果に加えてスラリーの適正化を計ろ
うとしたものである。 本発明に用いる水硬性セメントとは、従来セル
フレベリング工法において通常用いられている石
膏や無機セメント類であつて、石膏系セメントと
しては、例えばα半水石膏、β半水石膏、型無
水石膏等、無機セメント系としては、例えば普通
ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメン
ト、超早強ポルトランドセメント、中庸ポルトラ
ンドセメント、特殊ポルトランドセメント、高炉
セメント、フライアツシユセメント、急硬性セメ
ント、アルミナセメント、高炉水砕スラグ、高炉
スラグおよびフライアツシユ等を例示することが
できる。 実施工にあたり、これらのセメントのみを用い
ることもあるが、通常これらセメント類に骨材、
たとえば川砂、山砂、海砂、珪砂、各種軽量骨
材、各種スラグその他の骨材が混合され、更に必
要に応じてこの種のセルフレベリング工法用セメ
ントに常用されている各種分散剤、増粘剤、膨張
剤、膨張抑制剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結調節
剤等の添加剤が配合される。 したがつて、本発明における水硬性セメントを
含有するスラリーとは、上記セメントの単独また
はこれと骨材および添加剤の1種または2種以上
との混合物に適宜の水を加えて混練したものをい
う。 本発明において上記水硬性セメントを含有する
スラリーの調製および該スラリーに後添加される
添加剤を例示すれば、以下のごとくである。 Γ分散剤…アルキルアリルスルホン酸塩系、芳香
族多環縮合物スルホン酸塩系、ポリオール系、
メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系、高級
多価アルコール系、オキシ有機酸塩系、リグニ
ン系またはポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル系のもの。 Γ増粘剤…カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、ハイドロオキシエチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキ
サイドまたは天然高分子多糖類。 Γ膨張剤…カルシウムスルホアルミネート、酸化
カルシウムまたは鉄粉。 Γ膨張抑制剤…ホウ砂、硫酸カリ、クエン酸ソー
ダ、ロツシエル塩、消石灰、コハク酸またはマ
レイン酸。 Γ収縮抑制剤…尿素、メチル尿素、エチル尿素、
アセトアミドまたはカルシウムシアナミド。 Γ消泡剤…シリコン系、酸化エチレン−酸化プロ
ピレン系のもの。 Γ凝結調節剤…ポリペプトン、アミノ酸誘導体、
クエン酸、グリコール酸、シヨ糖、硫酸カリウ
ム、芒硝、硫酸アルミニウム、水酸化カリウ
ム、酸化カルシウム、アルミン酸ソーダ、カリ
ミヨウバン、珪酸ソーダ、フツ化カリウム、フ
ツ化ナトリウム、塩化カルシウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウムまたは
水酸化カリウム。 本発明において施工の対象とされる構築物の下
地床とは、いわゆる構築物の基礎下地であつて、
たとえば打設コンクリート、PCコンクリート、
ALC軽量コンクリート、セメントモルタル、木
毛セメント板、木片セメント板等の新設ないしは
既設のものを例示することができる。 本発明においては、このような構築物の下地床
に前記水硬性セメントを含有するスラリーを流し
延べたのち、スラリーが未だ流動状態を保つてい
るうちに、該スラリーに、叙上の水硬性セメン
ト、骨材、分散剤、増粘剤、膨張剤、膨張抑制
剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結調節剤および水の
ようなスラリー原料の1種または2種以上を後添
加する。 この際、後添加するスラリー原料は、流し延べ
たスラリーの性状に応じて適宜選択される。たと
えば、該スラリーの流動性が悪い場合、その原因
は種々あるが、通常組成の点から水、分散剤等が
不足しているので、これらを後添加し、一方、ス
ラリーに浮水が生じる場合は、通常水が過剰なの
で、水以外の原料成分(セメント、分散剤、骨材
その他の成分)を後添加する。 また、この種の工法においては、水硬性セメン
トとしてポルトランドセメントその他類似のセメ
ント類が用いられた場合、最初から適正な組成
(流動性の点から)のスラリーを下地床に流し延
べた場合でも、スラリーが硬化した後に床面に亀
裂が生じることがあり、従来問題とされていた
が、このような場合、流し延べ終了後のスラリー
に、適当な時機に急速硬化剤を添加することによ
りかかるトラブルを防止することができる。 セルフレベリング工法においては、既述のごと
く、下地床にスラリーを流し延べた後、短時間の
うちに(通常直ちに)スラリー表面にその内部と
は性状が異なつた皮膜が生成するが、スラリーを
撹拌混合して均質化させた場合は、施工面のレベ
ル精度が向上するという好ましい効果が得られ
る。 したがつて、本発明においては、流し延べ終了
後のスラリーにスラリー原料を後添加したのち、
適宜の機器によりスラリーを撹拌混合して均質化
させる。 その際、後添加した原料成分も撹拌混合されて
スラリーが全体として均質化されることは云うま
でもない。 この際用いられる機具は、スラリーおよび後添
加された原料成分を撹拌混合してセラリーを均質
化し得るものであれば如何なる形状、構造のもの
であつてもよいが、所期の目的・効果が達成され
るかぎりにおいて、なるべく構造が簡単で使い易
いものを用いるのが経済性、作業性等の点からみ
て望ましい。 このように機具として、たとえば第1〜4図に
示したような従来の左官用のトンボやコテに棒状
突起物を多数取り付けたもの、さらにその棒状突
起物に側枝突起を付けたものあるいはこれに類似
する形状を有するもの等が挙げられる。 以下、図面を参照しつつこれらの機具のいくつ
かについて説明すると、第1図のイは左官用のコ
テに、基板に直角に棒状突起物を多数取り付けた
ものであつて、棒状突起物の材質としては金属、
プラスチツク、ゴム、木、竹等が用いられる。 棒状突起物の長さが余りにも短いと、作業時に
コテの基板がスラリーと接触して作業性を悪化さ
せるので、通常棒の長さは流し延べたスラリーの
厚み以上、好ましくは2倍以上にする。 棒の先端は撹拌操作が円滑に行なえるよう丸く
し、棒が細すぎると強度が不充分であり、反対に
太すぎると不必要にスラリーをかく乱させるの
で、通常、その直径は1〜5mm程度にする。 棒状突起物の取付間隔は狭すぎると作業時にス
ラリーを動かしすぎるし、反対に広すぎるとスラ
リーを充分に撹拌混合することができないので、
通常2〜10cmとする。 棒の取り付け方式としては、基板に対してラン
ダム状、整列状あるいは千鳥状等任意に配列させ
てよいが、通常基板に1〜5列に千鳥状に配列さ
せるのが最も撹拌効率がよく、配列を5列を超え
て余りにも多くすると作業性が悪くなる。 第1図のロは、イの棒状突起物に側枝突起を付
けたものであり、イを用いた場合よりも撹拌効果
の向上が期待される。 第1図のハは、イにおける基板の代りに網目状
の板を用いた場合の例である。 第2図のニ〜ヘは、左官用のトンボに棒状突起
物を適用した場合の例であり、第3図のオは棒状
突起物の代りに網目状回転枠を取り付けた場合の
例である。 また、第3図のヌ,ルは木製または金属製の円
板、リング状枠等の下部に直径方向に沿つて棒状
突起物を2〜5cm間隔に取り付けたり、棒の代り
に板状の突起物を多数取り付けた場合の例であ
る。 更にまた、第4図のワ〜ヨは庭園清掃用の熊手
や農耕用のレーキ等に類似した形状のものの例で
ある。 なお、前述の棒状突起物あるいは側枝付棒状突
起物が付されたトンボ状またはコテ状機具におい
て、これらの突起物の代りに、該突起物と同じ高
さを有する巾0.5〜10cmの板状突起物を多数取り
付けることもできる。 この際、板状突起物の取付け間隔、配列状態等
はスラリーの撹拌混合に適したものにすることは
云うまでもない。 次に、これらの機具の使用方法について説明す
ると、通常施工後、直ちにスラリー表面に皮膜が
生成する。従つて、下地床にスラリーを流し延べ
た後、スラリー原料を後添加してからただちに或
はスラリーが未だ流動状態を保つている間の適当
な時期を見計らつて上記のトンボまたはコテを、
それぞれの棒状突起物または板状突起物等がスラ
リー面と垂直になるよう保持しながら流し延べた
スラリー層の全域にわたつて直線運動又は円運動
させつつくまなくスラリー中を移動させる。 網目状回転枠が取り付けられたトンボを使用す
る場合は、上記と同様、施工面全域にわたつてく
まなく回転枠をスラリー中で転がしながら移動さ
せる。 また、棒状突起物または板状突起物が付けられ
た円板、リング状枠等の機具が用いられた場合
は、適当な動力により円板等を回転させながら上
記と同様の処理をする。 なお、必要に応じて叙上のトンボ、コテ等を動
力によりけん引したり、動力振動を与えながらけ
ん引することもできる。 下地床に流し延べ、かつスラリー原料が後添加
されたスラリーについて、このような処理をする
ことにより、スラリーおよび後添加されたスラリ
ー原料が撹拌混合されて、スラリーが均質化され
る。 本発明を実施するにあたり、かかる処理は一回
だけではなく、スラリーが流動性を保持している
あいだであれば何回でも繰り返すことができる。 また、用いられるスラリーの種類によつては、
処理後、再びスラリー表面に皮膜が形成されるこ
とがあるので、このような場合は、表面皮膜が生
じなくなるまで処理を繰り返すこともできる。 更にまた、本発明においては必要に応じてスラ
リー粘度が増加した時点においても、スラリーに
散水をして当該処理を繰り返すことができる。 次に実施例により本発明を具体的に説明する
が、以下の各実施例中、単に部とあるのはすべて
重量をあらわすものとする。 (実施例) 実施例 1 水道水40部を高速電動ミキサーに仕込み回転さ
せながら、分散剤としてマイテイーFD(商標、花
王石鹸(株)製)0.3部、増粘剤としてカルボキシメ
チルセルロース(CMC)0.2部、消泡剤として
KM73(商標、信越化学工業(株)製)0.02部および
凝結調節剤としてパフタードP−11(商標、味の
素(株)製)0.2部を予め混合したものを投入し、次
いで水硬性セメントとして、α型半水石膏80部、
β型半水石膏20部および骨材として20メツシユパ
スの川砂100部を投入後、3分間混練して流し延
べ用スラリーを調製した。混練直後のスラリーの
フロー値は203mm(直径50mm、高さ51mmの塩化ビ
ニル製円筒枠にスラリーを満たしてガラス板上に
おき円筒枠を垂直に引き上げたときガラス板上に
円形に広がつたスラリーの直径をあらわす。以下
同様。)で流し延べには適当な流動性であつた。 スラリーをミキサー中に45分間放置した後、予
めアクリル系プライマーで処理し、かつ4つの区
画に仕切られた試験床(モルタル床)の各々に厚
さ5mmで流し延べた。(各区間の面積は2m2) 第1区画(対照例) 流し延べたスラリーのセルフレベリング性が悪
く、その表面に凸凹が生じた。このスラリーのフ
ロー値は178mmであつた。 第2区画(対照例) スラリーを流し延べた後、巾10cm×長さ500mm
×厚さ10mmの木製板に、長さ5cm直径2mmの鉄棒
を30mm間隔で三列にチドリ状に打ち込んだ撹拌用
具を用いて撹拌混合した。その結果スラリー表面
は平滑になつたがなお若干の引つかきキズが残つ
た。 第3区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、分散剤としてのメル
メントL−10(商標、昭和電工(株)製液状品)0.1部
を園芸用スプレーによつてスラリー全面に均一に
噴霧すると同時に前述の撹拌用具にてスラリーを
充分撹拌して均質化させた。撹拌後スラリーの一
部を取り出しフロー値を測定した結果198mmであ
つた。 第4区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、水道水0.5部を園芸
用スプレーによつてスラリー全面に均一に噴霧す
ると同時に、前記と同様の撹拌用具にてスラリー
全体を充分撹拌して均質化させた。撹拌後、スラ
リーの一部を取り出し、フロー値を測定した結果
209mmであつた。 各区画に流し延べたスラリーが硬化した後、そ
の表面の仕上がりの平たんさ(レベル精度)を
JASS−5T−604(コンクリートの仕上がりの平た
んさの試験方法)に準じて測定した結果および硬
化物(40×40×160mm角棒)の7日圧縮強度(硬
化後7日目の圧縮強度)を測定した結果は第1表
の通りであつた。
【表】
第1表から明らかなように本発明によれば仕上
り平坦差は著しく向上する。 実施例 2 水道水46部を高速電動ミキサーに仕込み回転さ
せながら、分散剤として7−7500(商標日本ゼオ
ン(株)製)0.4部、増粘剤としてケルザン(商標、
三晶(株)製)0.1部、消泡剤としてシリコーン
KM73(商標、信越化学工業(株)製)0.02部および
凝結調節剤としてポリペプトン(試薬)0.1部を
混合したものを投入し、次いで水硬性セメントと
してα半水石膏100部および骨材として硅砂100部
を投入後、3分間混練して流し延べ用スラリーを
調製した。混練直後のスラリーのフロー値は233
mmであつた。流し延べ用下地床(試験床)はあら
かじめエチレン酢ビ系のプライマーを処理したモ
ルタル床で2m2づつの3区画であつた。スラリー
を各区画に厚さ10mmになるように流し延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーに浮水が生じた。 第2区画(本発明方法) 流し延べ終了後のスラリーに硅砂(6号)を5
部、ムラのないようその全面に撤布し、ただちに
実施例1で用いたのと同じ撹拌用具によりその全
面を充分撹拌し、硅砂を完全に混合させた。処理
後のスラリーのフロー値は208mmであつた。 第3区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、ただちにCMC0.05
部を粉体でスラリー全面に撤布し、実施例1で用
いたのと同じ撹拌用具にてその全面を充分撹拌
し、完全に混合させた。処理後のスラリーのフロ
ー値は213mmであつた。 各区画について、スラリーが硬化した後、その
表面の白華の有無および、硬化後3日後にエポキ
シ系接着剤によりビニル床タイルを硬化面に接着
させ、さらに2週間後にその表面接着強度を測定
した。その結果は第2表の通りである。
り平坦差は著しく向上する。 実施例 2 水道水46部を高速電動ミキサーに仕込み回転さ
せながら、分散剤として7−7500(商標日本ゼオ
ン(株)製)0.4部、増粘剤としてケルザン(商標、
三晶(株)製)0.1部、消泡剤としてシリコーン
KM73(商標、信越化学工業(株)製)0.02部および
凝結調節剤としてポリペプトン(試薬)0.1部を
混合したものを投入し、次いで水硬性セメントと
してα半水石膏100部および骨材として硅砂100部
を投入後、3分間混練して流し延べ用スラリーを
調製した。混練直後のスラリーのフロー値は233
mmであつた。流し延べ用下地床(試験床)はあら
かじめエチレン酢ビ系のプライマーを処理したモ
ルタル床で2m2づつの3区画であつた。スラリー
を各区画に厚さ10mmになるように流し延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーに浮水が生じた。 第2区画(本発明方法) 流し延べ終了後のスラリーに硅砂(6号)を5
部、ムラのないようその全面に撤布し、ただちに
実施例1で用いたのと同じ撹拌用具によりその全
面を充分撹拌し、硅砂を完全に混合させた。処理
後のスラリーのフロー値は208mmであつた。 第3区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、ただちにCMC0.05
部を粉体でスラリー全面に撤布し、実施例1で用
いたのと同じ撹拌用具にてその全面を充分撹拌
し、完全に混合させた。処理後のスラリーのフロ
ー値は213mmであつた。 各区画について、スラリーが硬化した後、その
表面の白華の有無および、硬化後3日後にエポキ
シ系接着剤によりビニル床タイルを硬化面に接着
させ、さらに2週間後にその表面接着強度を測定
した。その結果は第2表の通りである。
【表】
第2表から明らかなように本発明によれば白華
を防止し、ビニル床タイルとの表面接着強度も向
上する。 実施例 3 水道水55部を高速電動ミキサーに仕込み、回転
させながら分散剤としてメルメントF−10(商標、
昭和電工(株)製)0.5部、増粘剤としてハイメトロ
ーズ(商標、信越化学(株)製)0.2部、消泡剤とし
てSN−デフオーマー14−HP(商標サンノプコ(株)
製)0.1部、および凝結調節剤としてカリミヨウ
バン1.0部を予め混合したものを投入し、次いで
水硬性セメントとして型無水石膏60部、フライ
アツシユセメント40部および骨材として海砂100
部を投入後3分間混練して流し延べ用スラリーを
調製した。混練直後のスラリーのフロー値は228
mmであつた。 流し延べ用下地床(試験床)は、あらかじめア
クリル系のプライマーを処理したモルタル床で2
m2づつの3区画であつた。スラリーを各区画に厚
さ10mmになるように流し延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーに浮水が生じた。 第2区画(対照例) スラリーを流し延べた後、1時間経過後、実施
例1で用いたのと同じ撹拌用具によりスラリー全
面を充分引つかき完全に撹拌した。その結果、浮
水が消失した。 第3区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、フライアツシユセメ
ント10部及び砂10部を混合した粉体をスラリー全
面に撤布し、実施例1で用いたのと同じ撹拌用具
にてその全面を充分撹拌し、完全に混合させた。
処理後のスラリーのフロー値は199mmであつた。 各区画に流し延べたスラリーが硬化後のその表
面白華の有無、硬化物(40×40×160mm角棒)の
7日圧縮強度および7日後エポキシ系接着剤によ
りビニル床タイルを接着し、さらに2週間後の表
面接着強度を測定した結果は下記のとうりであつ
た。
を防止し、ビニル床タイルとの表面接着強度も向
上する。 実施例 3 水道水55部を高速電動ミキサーに仕込み、回転
させながら分散剤としてメルメントF−10(商標、
昭和電工(株)製)0.5部、増粘剤としてハイメトロ
ーズ(商標、信越化学(株)製)0.2部、消泡剤とし
てSN−デフオーマー14−HP(商標サンノプコ(株)
製)0.1部、および凝結調節剤としてカリミヨウ
バン1.0部を予め混合したものを投入し、次いで
水硬性セメントとして型無水石膏60部、フライ
アツシユセメント40部および骨材として海砂100
部を投入後3分間混練して流し延べ用スラリーを
調製した。混練直後のスラリーのフロー値は228
mmであつた。 流し延べ用下地床(試験床)は、あらかじめア
クリル系のプライマーを処理したモルタル床で2
m2づつの3区画であつた。スラリーを各区画に厚
さ10mmになるように流し延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーに浮水が生じた。 第2区画(対照例) スラリーを流し延べた後、1時間経過後、実施
例1で用いたのと同じ撹拌用具によりスラリー全
面を充分引つかき完全に撹拌した。その結果、浮
水が消失した。 第3区画(本発明方法) スラリーを流し延べた後、フライアツシユセメ
ント10部及び砂10部を混合した粉体をスラリー全
面に撤布し、実施例1で用いたのと同じ撹拌用具
にてその全面を充分撹拌し、完全に混合させた。
処理後のスラリーのフロー値は199mmであつた。 各区画に流し延べたスラリーが硬化後のその表
面白華の有無、硬化物(40×40×160mm角棒)の
7日圧縮強度および7日後エポキシ系接着剤によ
りビニル床タイルを接着し、さらに2週間後の表
面接着強度を測定した結果は下記のとうりであつ
た。
【表】
実施例 4
水道水50部を高速電動ミキサーに仕込み、回転
させながら分散剤としてメルメントF−10(商標、
昭和電工(株)製)0.5部、増粘剤としてハイメトロ
ーズ(商標、信越化学工業(株)製)0.2部、消泡剤
としてSNデフオーマー14−HP(商標サンノプコ
(株)製)0.1部、膨脹剤としてデンカCSA(商標、電
気化学工業(株)製)10部を予め混合したものを投入
し、次いで水硬性セメントとしてB種高炉セメン
ト100部および骨材として川砂(20メツシユパス
品)100部を投入後3分間混練して流し延べ用ス
ラリーを調製した。このスラリーの混練直後のフ
ロー値は224mmであつた。 流し延べ用下地床(試験床)は、あらかじめア
クリル系のプライマーを処理したモルタル床で2
m2づつの3区画であつた。スラリーを各区間に厚
さ10mmになるように流し延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーに浮水が生じた。 第2区画(対照例) スラリーを流し延べた後、1時間経過した後、
実施例1で用いたのと同じ撹拌用具でスラリー全
面を充分に撹拌して完全にスラリーを均質化させ
た。その結果、浮水は消失した。 第3区画(本発明方法) スラリーの流し延べ終了後、該スラリーに凝結
調節剤として硫酸アルミニウムの粉末を1.0部ス
ラリー全面に散布したのち実施例1で用いたのと
同じ撹拌用具で十分ひつかき完全に混合させた。 各区画に流し延べたスラリーについて、硬化時
間、硬化物表面の白華の有無、および亀裂の有無
を測定した結果、第4表の通りであつた。
させながら分散剤としてメルメントF−10(商標、
昭和電工(株)製)0.5部、増粘剤としてハイメトロ
ーズ(商標、信越化学工業(株)製)0.2部、消泡剤
としてSNデフオーマー14−HP(商標サンノプコ
(株)製)0.1部、膨脹剤としてデンカCSA(商標、電
気化学工業(株)製)10部を予め混合したものを投入
し、次いで水硬性セメントとしてB種高炉セメン
ト100部および骨材として川砂(20メツシユパス
品)100部を投入後3分間混練して流し延べ用ス
ラリーを調製した。このスラリーの混練直後のフ
ロー値は224mmであつた。 流し延べ用下地床(試験床)は、あらかじめア
クリル系のプライマーを処理したモルタル床で2
m2づつの3区画であつた。スラリーを各区間に厚
さ10mmになるように流し延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーに浮水が生じた。 第2区画(対照例) スラリーを流し延べた後、1時間経過した後、
実施例1で用いたのと同じ撹拌用具でスラリー全
面を充分に撹拌して完全にスラリーを均質化させ
た。その結果、浮水は消失した。 第3区画(本発明方法) スラリーの流し延べ終了後、該スラリーに凝結
調節剤として硫酸アルミニウムの粉末を1.0部ス
ラリー全面に散布したのち実施例1で用いたのと
同じ撹拌用具で十分ひつかき完全に混合させた。 各区画に流し延べたスラリーについて、硬化時
間、硬化物表面の白華の有無、および亀裂の有無
を測定した結果、第4表の通りであつた。
【表】
第4表から明らかなように本発明によれば硬化
物の亀裂を防止できる。 実施例 5 水道水55部を高速電動ミキサーに仕込み、回転
させながら、分散剤としてメルメントF−10(商
標、昭和電工(株)製)0.7部、増粘剤としてハイメ
トローズ(商標、信越化学工業(株)製)0.2部、消
泡剤としてSNデフオーマー14−HP(商標、サン
ノプコ(株)製)0.1部および膨脹剤として小野田エ
クスパン(商標、小野田セメント(株)製)10部を予
め混合したものを投入し、次いで水硬性セメント
として普通ポルトランドセメント100部および骨
材として海砂(20メツシユパス品)100部を投入
後、3分間混練して流し延べ用スラリーを調製し
た。このスラリーの混練直後のフロー値は178mm
であつた。 流し延べ用下地床(試験床)は、あらかじめエ
チレン酢ビ系のプライマーを処理したモルタル床
で2m2づつの3区画であつた。 スラリーを各区画に厚さ10mmになるように流し
延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーについて左官用のト
ンボでその表面を均したが、均しむらが生じた。 第2区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーについて実施例1で
用いたのと同じ撹拌用具で撹拌混合処理をした。 第3区画(本発明) スラリーを流し延べた後、凝結調節剤としてア
ルミン酸ソーダ1部を水6部に溶解して水溶液を
作り、園芸用スプレーによつて撤布し、同時に実
施例1で用いた撹拌用具でスラリー全面を充分引
つかき撹拌混合した。 各区画に流し延べたスラリーについて、硬化時
間、新たに形成された床面の仕上がりの平たんさ
(レベル精度)、硬化物表面の亀裂の有無を測定し
た結果を第5表に示す。
物の亀裂を防止できる。 実施例 5 水道水55部を高速電動ミキサーに仕込み、回転
させながら、分散剤としてメルメントF−10(商
標、昭和電工(株)製)0.7部、増粘剤としてハイメ
トローズ(商標、信越化学工業(株)製)0.2部、消
泡剤としてSNデフオーマー14−HP(商標、サン
ノプコ(株)製)0.1部および膨脹剤として小野田エ
クスパン(商標、小野田セメント(株)製)10部を予
め混合したものを投入し、次いで水硬性セメント
として普通ポルトランドセメント100部および骨
材として海砂(20メツシユパス品)100部を投入
後、3分間混練して流し延べ用スラリーを調製し
た。このスラリーの混練直後のフロー値は178mm
であつた。 流し延べ用下地床(試験床)は、あらかじめエ
チレン酢ビ系のプライマーを処理したモルタル床
で2m2づつの3区画であつた。 スラリーを各区画に厚さ10mmになるように流し
延べた。 第1区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーについて左官用のト
ンボでその表面を均したが、均しむらが生じた。 第2区画(対照例) 流し延べ終了後のスラリーについて実施例1で
用いたのと同じ撹拌用具で撹拌混合処理をした。 第3区画(本発明) スラリーを流し延べた後、凝結調節剤としてア
ルミン酸ソーダ1部を水6部に溶解して水溶液を
作り、園芸用スプレーによつて撤布し、同時に実
施例1で用いた撹拌用具でスラリー全面を充分引
つかき撹拌混合した。 各区画に流し延べたスラリーについて、硬化時
間、新たに形成された床面の仕上がりの平たんさ
(レベル精度)、硬化物表面の亀裂の有無を測定し
た結果を第5表に示す。
【表】
第5表から明らかなように本発明によれば新た
に形成された床面の仕上がりの平たんさを向上さ
せると同時に亀裂の発生を防止できる。 (発明の効果) 次に本発明の効果について説明すると、例えば
下地床に流し延べたスラリーの流動性が悪くて、
スラリー表面に充分な平滑面が形成されない場合
は、水の後添加や分散剤を後添加することによつ
てスラリーの流動性を高めて、充分な自己平滑性
をスラリーに賦与することができる。 また従来、スラリーを流し述べた後、ある時間
を経過してもスラリーはまだ流動性を保つている
が、その表面に消泡不能なこわばりをもつている
場合は、発泡を生じ、硬化後、盛り上がつた発泡
跡を生じたりする。このような場合には、スラリ
ーがまだ流動性を保つているあいだに水や分散剤
を後添加することによりスラリーの流動性を良好
にして脱泡を促進させることができ、その際更に
消泡剤の後添加が可能であり、これら原料後添加
後の撹拌操作により完全に脱泡することができ
る。 さらに、混練水過剰の場合は、流し延べたスラ
リーに起る骨材沈降、ブリージング等の現象によ
り、硬化後床面に不陸、白華、亀裂等が生ずる
が、このような場合、スラリーに水硬性セメン
ト、砂、増粘剤等を後添加することにより骨材沈
降、ブリージング等を防止することができて、硬
化後の不陸、白華、亀裂等が防止できる。 さらに、既に述べたように、この種工法におい
て水硬性セメントとして、無機セメント物質、例
えば普通ポルトランドセメント、早強ポルトラン
ドセメント、高炉セメント、フライアツシユセメ
ント等が用いられた場合は、流し延べたスラリー
の自己平滑性が悪く、また硬化後、床面に亀裂を
発生するという欠点を有していた。 しかし、このようなセメントが用いられた場合
でも、本発明にしたがえばスラリーの自己平滑性
については、流し延べ後スラリーが未だ流動状態
を保つているうちにスラリーを撹拌混合してスラ
リーを均質化しレベル精度を向上させることがで
きるし、硬化後の床面の亀裂の発生に対しては、
流し延べ後、スラリーに硬化剤を後添加し短時間
(通常数分〜6時間、好ましくは数分〜3ないし
4時間)に硬化させることにより亀裂を防止でき
る。 叙上のごとく、本発明にしたがえばスラリーを
下地床に流し延べたのちにおいてもスラリーの物
性を修正することが可能であり、従来はスラリー
を下地床に流し延べたのちは、単に左官用のトン
ボやコテによつて床面のレベル精度を向上させる
作業が修正の主体となつており、これについては
熟練した左官技術を必要としていた。いわんや一
度流し延べたスラリーの物性を組成の点から修正
することは全く不可能であつた。 従つて従来、流し延べたスラリーが硬化した後
すなわち流し延べた翌日、不陸面をサンダーがけ
によつて調整したり、硬練り材でしごいて仕上げ
たり、発泡跡やピンホールの補修等を行う必要が
あつたが、本発明にしたがえばこのような補修作
業は不必要であり省力化と施工に要する期間の短
縮が可能で、大きな経済効果となる。 さらに従来、セメント系セルフレベリング材の
最大の欠点であつた自己平滑性不良と硬化後の亀
裂発生の問題については、再三述べるように本発
明によつて一挙に解決可能となつた。
に形成された床面の仕上がりの平たんさを向上さ
せると同時に亀裂の発生を防止できる。 (発明の効果) 次に本発明の効果について説明すると、例えば
下地床に流し延べたスラリーの流動性が悪くて、
スラリー表面に充分な平滑面が形成されない場合
は、水の後添加や分散剤を後添加することによつ
てスラリーの流動性を高めて、充分な自己平滑性
をスラリーに賦与することができる。 また従来、スラリーを流し述べた後、ある時間
を経過してもスラリーはまだ流動性を保つている
が、その表面に消泡不能なこわばりをもつている
場合は、発泡を生じ、硬化後、盛り上がつた発泡
跡を生じたりする。このような場合には、スラリ
ーがまだ流動性を保つているあいだに水や分散剤
を後添加することによりスラリーの流動性を良好
にして脱泡を促進させることができ、その際更に
消泡剤の後添加が可能であり、これら原料後添加
後の撹拌操作により完全に脱泡することができ
る。 さらに、混練水過剰の場合は、流し延べたスラ
リーに起る骨材沈降、ブリージング等の現象によ
り、硬化後床面に不陸、白華、亀裂等が生ずる
が、このような場合、スラリーに水硬性セメン
ト、砂、増粘剤等を後添加することにより骨材沈
降、ブリージング等を防止することができて、硬
化後の不陸、白華、亀裂等が防止できる。 さらに、既に述べたように、この種工法におい
て水硬性セメントとして、無機セメント物質、例
えば普通ポルトランドセメント、早強ポルトラン
ドセメント、高炉セメント、フライアツシユセメ
ント等が用いられた場合は、流し延べたスラリー
の自己平滑性が悪く、また硬化後、床面に亀裂を
発生するという欠点を有していた。 しかし、このようなセメントが用いられた場合
でも、本発明にしたがえばスラリーの自己平滑性
については、流し延べ後スラリーが未だ流動状態
を保つているうちにスラリーを撹拌混合してスラ
リーを均質化しレベル精度を向上させることがで
きるし、硬化後の床面の亀裂の発生に対しては、
流し延べ後、スラリーに硬化剤を後添加し短時間
(通常数分〜6時間、好ましくは数分〜3ないし
4時間)に硬化させることにより亀裂を防止でき
る。 叙上のごとく、本発明にしたがえばスラリーを
下地床に流し延べたのちにおいてもスラリーの物
性を修正することが可能であり、従来はスラリー
を下地床に流し延べたのちは、単に左官用のトン
ボやコテによつて床面のレベル精度を向上させる
作業が修正の主体となつており、これについては
熟練した左官技術を必要としていた。いわんや一
度流し延べたスラリーの物性を組成の点から修正
することは全く不可能であつた。 従つて従来、流し延べたスラリーが硬化した後
すなわち流し延べた翌日、不陸面をサンダーがけ
によつて調整したり、硬練り材でしごいて仕上げ
たり、発泡跡やピンホールの補修等を行う必要が
あつたが、本発明にしたがえばこのような補修作
業は不必要であり省力化と施工に要する期間の短
縮が可能で、大きな経済効果となる。 さらに従来、セメント系セルフレベリング材の
最大の欠点であつた自己平滑性不良と硬化後の亀
裂発生の問題については、再三述べるように本発
明によつて一挙に解決可能となつた。
第1〜第4図の各図面において、イ〜ヨの各符
号で示される図形は、それぞれ本発明において好
適に用いられるスラリー撹拌用機具であらわすも
のである。
号で示される図形は、それぞれ本発明において好
適に用いられるスラリー撹拌用機具であらわすも
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構築物の下地床に水硬性セメントを含有する
スラリーを流し延べて平滑床面を形成させるセル
フレベリング工法において、上記下地床に上記ス
ラリーを流し延べた後、スラリーが未だ流動状態
を保つているうちに、該スラリーに水硬性セメン
ト、骨材、分散剤、増粘剤、膨張剤、膨張抑制
剤、収縮抑制剤、消泡剤、凝結調節剤および水の
ようなスラリー原料の1種または2種以上を後添
加し、次いで撹拌混合してスラリーを均質化させ
ることを特徴とするセルフレベリング工法。 2 水硬性セメントがα半水石膏、β半水石膏、
型無水石膏、普通ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメ
ント、中庸熱ポルトランドセメント、特殊ポルト
ランドセメント、高炉セメント、フライアツシユ
セメント、急硬性セメント、アルミナセメント、
高炉水砕スラグ、高炉スラグおよびフライアツシ
ユの1種または2種以上である特許請求の範囲第
1項記載の工法。 3 水硬性セメントを含有するスラリーが、水硬
性セメントの単独またはこれと骨材、分散剤、増
粘剤、膨張剤、膨張抑制剤、収縮抑制剤、消泡剤
および凝結調節剤からなる群から選ばれた1種ま
たは2種以上の添加剤との混合物の水性スラリー
である特許請求の範囲第1項記載の工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15761384A JPS6136455A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | セルフレベリング工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15761384A JPS6136455A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | セルフレベリング工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136455A JPS6136455A (ja) | 1986-02-21 |
| JPH0432907B2 true JPH0432907B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=15653553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15761384A Granted JPS6136455A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | セルフレベリング工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136455A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4870465B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2012-02-08 | デルタ工業株式会社 | 車両用シートバックのロック構造 |
| KR102609216B1 (ko) * | 2020-11-23 | 2023-12-05 | 심용래 | 무수축 미장 몰탈 조성물 및 그 시공방법 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15761384A patent/JPS6136455A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6136455A (ja) | 1986-02-21 |
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