JPH04330020A - 6−置換−2−ビニルナフタレンの製造方法 - Google Patents

6−置換−2−ビニルナフタレンの製造方法

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JPH04330020A
JPH04330020A JP3247320A JP24732091A JPH04330020A JP H04330020 A JPH04330020 A JP H04330020A JP 3247320 A JP3247320 A JP 3247320A JP 24732091 A JP24732091 A JP 24732091A JP H04330020 A JPH04330020 A JP H04330020A
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vinylnaphthalene
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hydrogenation
hydrogen fluoride
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JP3247320A
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Mohammad Aslam
ホハマッド・アスラム
Iii Henry C Linstid
ヘンリー・シー・リンスティッド,ザ・サード
Kenneth G Davenport
ケネス・ジー・ダヴェンポート
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Hoechst Celanese Corp
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/45Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
    • C07C45/46Friedel-Crafts reactions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C13/00Cyclic hydrocarbons containing rings other than, or in addition to, six-membered aromatic rings
    • C07C13/28Polycyclic hydrocarbons or acyclic hydrocarbon derivatives thereof
    • C07C13/32Polycyclic hydrocarbons or acyclic hydrocarbon derivatives thereof with condensed rings
    • C07C13/47Polycyclic hydrocarbons or acyclic hydrocarbon derivatives thereof with condensed rings with a bicyclo ring system containing ten carbon atoms
    • C07C13/48Completely or partially hydrogenated naphthalenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/20Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C43/215Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring having unsaturation outside the six-membered aromatic rings

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は6−置換−2−ビニルナフタレン
の新規な製造方法に関する。特に、本発明は2−置換ナ
フタレン及び6−置換−2−アシルナフタレンからの6
−置換−2−ビニルナフタレンの製造に関する。
【0002】6−置換−2−アシルナフタレンはポリマ
ー、医薬品、その他の有価化学薬品(value−ad
ded  chemicals)の形成に用いられる芳
香族モノマーの先駆体としての用途を有する。6−置換
−2−アシルナフタレンの製造に関しては特許と技術文
献との両方において非常に考察されている。典型的には
、6−置換ナフタレンをフリーデルークラフツ触媒の存
在下でアシル化する。この分野の初期改良はフリーデル
ークラフツ反応のための有用な溶媒を発見する試みに基
づいていた。一つの試みは米国特許第3,234,28
6号であり、この特許は非常に有害なニトロベンゼン溶
媒を2−ニトロプロパンに取り替えることを述べている
。 文献は典型的に、2−置換ナフタレンのフリーデルーク
ラフツ型アシル化がフリーデルークラフツ触媒の存在下
で実施されうるという一般的コメントを含んでいる。通
常、この陳述はニトロベンゼンもしくは塩素化炭化水素
中での塩化アルミニウムもしくは塩化亜鉛触媒を用いた
、又は最適にはフッ化水素の存在下での三フッ化ホウ素
を用いた実験に特に言及することによって実証されてい
る。文献は大抵、2−置換ナフタレン環上のアシル置換
の位置を確認していない、又は開示されたテクノロジー
を用いて大規模な生産プログラムが開発されうるほど充
分な選択性でこのような置換を6−位置に形成していな
い。
【0003】先行技術の教えを用いては、プロセスの商
業化は困難であった。それらの無水状態でルイス酸触媒
として用いられる塩化アルミニウム、塩化亜鉛及び同様
な塩は水を急速に吸収して、加水分解し、反応に無用な
ものになる。溶媒として用いられるニトロベンゼンとポ
リハロゲン化炭化水素とは高沸点の有害な物質であり、
このようなものとして好ましくない溶媒である。
【0004】通常の処理中に不可避に必要である水の存
在下でニトロ炭化水素は分離不能なエマルジョンを生ず
る。また、通常のフリーデルークラフツ触媒は、ニトロ
炭化水素と混合したときに、抑制することが困難な実質
的な発熱反応を発生する。転化率は低い。ニトロ炭化水
素中で金属ハリドを用いる場合には、異性体混合物が一
般に生じ、付加的な分離工程が必要になる。
【0005】米国特許第4,593,125号は2−位
置において電子供与置換基によって置換されたナフタレ
ンの改良アシル化方法に関する。この発明者の目的は高
転化率、高い位置選択性(regioselectiv
ity)によって殆ど排他的に6−置換−2−アシルナ
フタレンを得ることによってポリエステル、医薬品、そ
の他の有価化学薬品のための芳香族モノマーの先駆体を
開発することであった。この上記特許に開示された方法
では、アシル化すべきナフタレン化合物を実質的に無水
のフッ化水素及びアシル化剤と、ナフタレン化合物の6
−置換−2−アシルナフタレンへの実質的に完全な転化
のために充分な時間接触させる。
【0006】6−置換−2−ビニルルナフタレンも芳香
族ポリマーの形成のモノマー先駆体として有望な用途を
有しているのみでなく、薬剤学的用途及び種々な化学薬
品の先駆体としての用途も有している。エチルナフタレ
ンからビニルナフタレンを形成する提案されたルートは
米国特許第2,468,759号に開示されている。こ
れに開示されているように、エチルナフタレンはメチル
ナフチルカルビノールとメチルナフチルケトンとの混合
物に酸化される。メチルナフチルケトンは水素化されて
メチルナフチルカルビノールになり、メチルナフチルカ
ルビノールは脱水されてビニルナフタレンになる。この
特許には6−置換−2−ビニルルナフタレンの形成は開
示されていない。さらに、ナフトンから対応カルビノー
ルへの広い条件とあらゆる水素化触媒とにわたる水素化
は、エチルナフタレンへの過剰水素化が容易に生ずるの
で、単なる簡単な方法ではない。さらに、脱水反応をプ
ロセス条件の使用と触媒の種類とによって制御して、形
成されるビニルナフタレンの重合を抑制又は最小にしな
ければならない。
【0007】従って、6−置換−2−ビニルルナフタレ
ンの改良製造方法を提供することが本発明の目的である
【0008】本発明の方法は電子供与置換基によって2
−位置において置換したナフタレンの位置選択性アシル
化によって開始する。本発明のこの段階では、アシル化
すべきナフタレン化合物を実質的に無水のフッ化水素と
接触させ、適当量のアシル化剤と接触させ、ナフタレン
化合物の6−置換−2−アシルナフタレンへの実質的に
完全な転化を生ずるために充分な時間約40℃〜約10
0℃に加熱する。次に、フッ化水素を蒸発によって除去
し、ナフトンを単離する。本発明の方法の初期段階は適
当に置換したナフタレンのアシル化に有用であるが、特
に式:
【0009】
【0010】[式中、Rはヒドロキシ、低級アルキル、
低級アルコキシ、フェノキシ、低級アルキルチオ及びハ
ロである]で示される化合物のアシル化に特に有用であ
る。
【0011】本発明の方法によると、次にナフトンに対
してカルボニル基のヒドロキシ部分への転化のための水
素化と、アルコール置換基のナフタレン環オレフィン置
換基への脱水との連続段階を実施することによって、6
−置換−2−アシルナフタレンを6−置換−2−ビニル
ナフタレンへ転化させる。従って、方法のこの部分では
、6−置換−2−アシルナフタレンを好ましくは水素化
触媒の存在下で水素と接触させて、カルボニル基を対応
アルコール含有置換基に転化させる。水素化反応の次に
、1−(6’−置換−2’−ナフチル)アルカノールを
脱水触媒の存在下で脱水すると、オレフィン置換基が生
ずる。脱水段階中に、フリーラジカル抑制剤を用いて、
形成される6−置換−2−ビニルナフタレンの重合を阻
止する。6−位置の置換基は実質的に反応せずに残留す
る。
【0012】2−置換ナフタレンから6−置換−2−ビ
ニルナフタレンへの転化のために提案される反応段階を
概略的に示すことによって、本発明は最も良く説明され
る。
【0013】
【0014】式中、Rはヒドロキシ、低級アルキル、低
級アルコキシ、フェノキシ、低級アルキルチオ及びハロ
から成る群の要素であり;XはFl、Cl、Br、OH
、及び−0−C(=O)−R’から成る群から選択され
;R’は低分子量C1〜C4アルキルであり;R”はR
’からH  1個をマイナスした基であり、例えばR’
がCH3である場合、R”はCH2であり、R’がCH
3−CH2である場合、R”はCH3−CHであり、R
’がCH3−CH2ーCH2である場合、R”はCH3
−CH2−CHである;触媒1はフリーデルークラフツ
触媒であり;触媒2は一般に知られた水素化触媒であり
、例えば炭素付きPd、ラネーニッケル等である。
【0015】上述したように、6−置換−2−アシルナ
フタレンは2−置換ナフタレンのアシル化によって製造
される。典型的に、本発明の方法のこの初期段階に最も
有用な出発物質は式:
【0016】
【0017】[式中、Rはヒドロキシ、低級アルキル、
低級アルコキシ、フェノキシ、低級アルキルチオ及びハ
ロから成る群の要素である]によって特徴づけられる。
【0018】本発明に関して用いられるかぎり、低級ア
ルキルはC1〜C4アルキルを意味し、メチル、エチル
、n−プロピル、イソープロピル、n−ブチル、sec
−ブチル、イソーブチル及びtert−ブチル部分を含
む。
【0019】低級アルコキシはメトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、イソープロポキシ、n−ブトキシ、se
c−ブトキシ、イソーブトキシ及びtert−ブトキシ
から成る群の要素であることを意味する。
【0020】低級アルキルチオはメチルチオ、エチルチ
オ、n−プロピルチオ、イソープロピルチオ、n−ブチ
ルチオ、sec−ブチルチオ、イソブチルチオ又はte
rt−ブチルチオである。
【0021】ハロはフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨー
ドを含む。
【0022】本発明の方法に特に有用な化合物は2−ナ
フトール、2−メチルナフタレン、2−エチルナフタレ
ン、2−イソプロピルナフタレン、2−メトキシナフタ
レン、2−エトキシナフタレン、2−メチルチオナフタ
レン、2−エチルチオナフタレン、2−フルオロナフタ
レン、2−クロロナフタレン、2−ブロモナフタレン等
を含む。
【0023】本発明の方法に特に最も有用なアシル化剤
は低級アルキルカルボン酸又は、例えばカルボン酸ハリ
ドもしくはカルボン酸無水物のような、低級アルキルカ
ルボン酸の誘導体を含み、この場合低級アルキルとはC
2〜C4カルボン酸とその誘導体を意味する。
【0024】本発明に特に有用なアシル化剤の例は酢酸
、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、無水酢酸、無水プロ
ピオン酸、塩化アセチル、塩化プロピオニル、フッ化ア
セチル、フッ化プロピオニル、フッ化ブチリル、臭化ア
セチル、臭化プロピオニル等を含む。
【0025】アシル化段階はバッチ式又は半連続式に実
施することができる。方法のアシル化段階は、フッ化水
素が高い蒸気圧を有し、約周囲室温において沸騰する有
害物質であり、アシル化段階は通常例えば約60℃〜約
80℃のような周囲室温より高い温度で実施されるので
、閉鎖系で実施されるべきである。
【0026】方法のアシル化段階は通常次のように実施
される。適当に置換されたナフタレンを実質的に無水の
フッ化水素と接触させる。過剰なフッ化水素が許容され
、収率又は位置選択性の検知可能な低下を生じないが、
約1:25から約1:50までのナフタレン誘導体対フ
ッ化水素のモル比を用いることが最も有利である。
【0027】この反応は付加的な溶媒の不存在下で実施
されうる。しかし、付加的な不活性溶媒を用いることは
、反応にとって不利ではない。典型的には、このような
付加的不活性溶媒は塩素化炭化水素等を含むことができ
る。
【0028】好ましくは、混合物を含む容器を液化ガス
、固体二酸化炭素又は同様な物質の極低温混合物と接触
させることによって、混合物を少なくとも約−30℃に
冷却する。アシル化剤を加え、反応器を反応温度におい
てフッ化水素の蒸気圧に耐えるように密閉する。アシル
化剤の添加前の反応器の冷却は混合中に生ずる反応を最
小にするためにのみ役立つ。
【0029】典型的には、次に、反応器を反応温度に加
熱する。ここに述べる方法では、約40℃未満の温度に
おいて、例えば周囲室温において若干の反応が生ずるが
、2−アシルー6−置換ナフタレンへの最大の転化及び
最大の位置選択性は約40℃〜約100℃において生ず
る。好ましい実施態様では、約60℃〜約80℃の温度
範囲において反応が生ずる。
【0030】好ましい実施態様では、好ましい温度範囲
における約60分の反応時間が出発物質から生成物への
高い転化を生じ、生成物のアシル異性体は高い割合の目
的生成物を含み、好ましくない副生成物は形成されない
【0031】上記のような、個々の反応物質とフッ化水
素との添加の順序は具体例に過ぎない。2−置換ナフタ
レンとアシル化剤とを混合し、フッ化水素の沸点未満に
冷却し、次にフッ化水素と不活性溶媒とを加えることも
本発明の範囲内に入ると考えるべきであり;フッ化水素
中アシル化剤の冷却溶液に2−置換ナフタレンを加える
ことも本発明の方法の添加もしくは混合段階を実施する
ための同等の方法であると考えるべきである。このアシ
ル化段階は参考文献としてここに関係する米国特許第4
,593,125号に詳述されている。
【0032】本発明の方法の次の段階は6−置換−2−
アシルナフタレンから6−置換−2−ビニルナフタレン
への転化を含む。本発明を理解するために、方法のこの
段階を6−置換−2−アシルナフタレンから6−置換−
2−ビニルナフタレンへの転化に関して説明する。しか
し、本発明が炭素数2〜4のアシル化剤によってアシル
化された2−置換ナフタレンに適することを理解すべき
である。このように、方法のこの段階は概略的上記に示
したアシル化生成物の連続的な水素化と脱水とを含む。
【0033】例えば、方法のこの段階では、6−置換−
2−アシルナフタレンを1−(6’−置換−2’−ナフ
チル)エタノールに水素化する。水素化は約50〜50
0psig.の水素圧及び約50〜175℃の温度にお
いて行われる。水素化触媒は反応媒質中に存在する。如
何なる水素化触媒も使用可能である。例えば、ニッケル
、パラジウム、白金、ルテニウム等を含むVIII族金
属を用いることができる。亜クロム酸銅も6−置換−2
−アシルナフタレンの水素化に有用である。触媒は担体
に支持せずに用いることができるが、例えばシリカ、ア
ルミナ、シリカーアルミナ等の担体のような、適当な担
体に触媒を支持することもできる。炭素も水素化触媒の
適当な担体でありうる。
【0034】水素化後に、水素化生成物を処理して、目
的の1−(6’−置換−2’−ナフチル)エタノールを
比較的純粋な形で回収することができる。これは粗水素
化生成物を大気圧よりも充分に低い圧力において、カル
ビノール置換基の実質的な脱水が生ずる温度よりも低い
温度を生ずるように蒸留することによって実施すること
ができる。
【0035】本発明によると、水素化段階から生ずる1
−(6’−置換−2’−ナフチル)エタノールを適切に
は例えば活性化アルミナのような表面触媒である脱水触
媒と接触させながら通すことによって、1−(6’−置
換−2’−ナフチル)エタノールを6−置換−2−ビニ
ルナフタレンへ転化させる。適当な温度と圧力の条件下
で、カルビノール置換基の脱水が行われる。少なくとも
130℃の温度、約1〜約10mmHgの圧力において
、適当な脱水触媒の存在下で、1−(6’−置換−2’
−ナフチル)エタノールが実質的に完全に脱水される。 形成される6−置換−2−ビニルナフタレンの重合を阻
止するために、フリーラジカル抑制剤を用いる。フリー
ラジカル抑制剤の濃度は、反応に供給されるアルコール
量を基準にして、典型的に約100ppm〜約1重量%
の範囲内である。例えばt−ブチルカテコール、ヒドロ
キノン及びフェノチアジンのような、一般に公知のフリ
ーラジカル抑制剤の如何なるものも使用可能であり、濃
度の増加はナフタレン環の置換基の種類に典型的に依存
する。
【0036】脱水中に生ずるビニルナフタレンの重合を
避けるための付加的な予防措置として、脱水反応の温度
と暴露時間との適切なバランスをとることが必要である
。温度が高すぎる場合又は時間が短すぎる場合には、ビ
ニルナフタレンの好ましくない重合が生ずる。上述のよ
うなフリーラジカル抑制剤と約130℃〜約200℃の
範囲内の脱水温度とを、例えばKHSO4、p−トルエ
ンスルホン酸、メタンスルホン酸、リン酸、亜硫酸水素
アンモニウム等のような表面触媒と共に用いることによ
って、第2アルコールからナフタレン環に結合したビニ
ル基への高度な転化が実質的に重合なしに達成されるよ
うに、空間−速度(space−velocity)を
容易に調節することができる。
【0037】脱水は大気圧で行われるのが最も適切であ
るが、これより高い又は低い圧力も、経済的ではないと
しても、使用可能である。表面触媒上の1−(6’−置
換−2’−ナフチル)エタノール蒸気の分圧を、この蒸
気を例えば二酸化炭素のような適当な不活性希釈剤ガス
によって希釈することによって、減ずることが好ましい
【0038】このようにして、工業的目的のために充分
に純粋な生成物が得られる。しかし、より高度に精製さ
れた生成物が望ましい場合には、又は触媒の不活性化に
よって脱水が未変化カルビノール置換基の実質的割合を
残している場合には、ビニルナフタレンの実質的な重合
が生ずる温度よりも低い温度を生ずるように、大気圧よ
り充分に低い圧力における蒸留によって生成物を精製す
ることができる。
【0039】反応と生成物の回収とを含む、本発明によ
る方法を下記実施例においてさらに詳細に説明する。他
に指示しないかぎり、全ての%量は重量%である。
【0040】実施例 段階1:6−メトキシー2−アセトナフトンの製造2.
0ガロンーハステロイ(Hastelloy)C  オ
ートクレーブに2−メトキシナフタレン(420g、2
.66モル)と無水酢酸(298g、2.9モル)を装
入した。反応器を密閉し、冷却し(−40℃)、ウォー
ターアスピレーター(water  aspirato
r)によって排気した。無水HF(2.1kg、106
モル)を反応器に移し入れた。反応器を室温に加温し、
次に80℃において2時間加熱した。加熱期間が終了し
た後に、反応器を室温に冷却し、HFをKOHスクラバ
ーに排出した。全てのHFが排出された後に、反応器の
内容を酢酸エチル(5リットル)によって希釈し、粉砕
氷上に注入した。反応混合物のpHを45%KOH水溶
液によって7.0に調節した。酢酸エチル層を分離し、
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮し
て粗6−メトキシー2−アセトナフトン(497g)を
得た。粗生成物を蒸留して(0.1mm)、固体(39
8g)を得た。この固体を氷酢酸と水によって再結晶し
て、純粋な6−メトキシー2−アセトナフトン(376
g)を得た。
【0041】段階2:1−(6’−メトキシ−2’−ナ
フチル)エタノールの製造 500ccステンレス鋼反応器に6−メトキシー2−ア
セトナフトン(60g、0.3モル)、メタノール(2
00ml)及び5%Pd/C(51%湿潤)(4.8g
)を装入した。反応器を50℃に加熱し、3時間加熱し
た。反応器を排出させ、触媒を濾過によって取り出し、
溶媒を回転蒸発器によって除去して、固体を得た。 酢酸/水による再結晶によって、96%純度の1−(6
’−メトキシ−2’−ナフチル)エタノール(57g)
を得た。
【0042】段階3:6−メトキシー2−ビニルナフタ
レンの製造 1−(6’−メトキシ−2’−ナフチル)エタノール(
20.2g、0.1モル)、硫酸水素カリウム(0.1
5g)及びt−ブチルカテコール(0.15g)を丸底
フラスコに装入した。このフラスコをクーゲルーロール
(Kugel−Rohr)装置と真空ポンプとに結合し
、徐々に加熱した。外部温度が130℃に達した時に、
真空を開始した。生成物の大部分が130〜180℃に
おいて留出した。生成物を無水エタノールから再結晶し
て、100%純度6−メトキシー2−ビニルナフタレン
(6.7g)を得た。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式: [式中、Rはフッ化水素と反応しないオルトーパラ指向
    性電子供与基である]で示される2−置換ナフタレン化
    合物からの6−置換−2−ビニルナフタレンの製造方法
    であって、次の工程:前記ナフタレンとアシル化剤との
    混合物を実質的に無水のフッ化水素と、40℃〜100
    ℃の温度において、ナフタレン化合物を6−置換−2−
    アシルナフタレンに実質的に完全にアシル化するために
    充分な時間、接触させる工程;前記6−置換−2−アシ
    ルナフタレン化合物を水素化してカルボニル置換基をヒ
    ドロキシ部分に転化させる工程;前記水素化生成物をフ
    リーラジカル抑制剤の存在下で脱水して前記ヒドロキシ
    部分をオレフィン置換基に転化させる工程;及び脱水後
    に形成された6−置換−2−ビニルナフタレンを単離す
    る工程を含む方法。
  2. 【請求項2】  アシル化剤が低級アルキルカルボン酸
    、低級アルキルカルボン酸無水物及び低級アルキルカル
    ボン酸ハリドから成る群から選択される要素である請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  Rがヒドロキシ、低級アルキル、低級
    アルコキシ、低級アルキルチオ及びハロから成る群から
    選択される要素である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】  アシル化温度が60℃〜80℃であり
    、反応時間が30分〜180分である請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】  反応混合物中のナフタレン化合物対フ
    ッ化水素モル比が1:25から1:50までの範囲内で
    ある請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記アシル化剤が無水酢酸である請求
    項2記載の方法。
  7. 【請求項7】  前記水素化が水素化触媒の存在下で行
    われる請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】  前記脱水が脱水触媒の存在下で行われ
    る請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】  式: [式中、Rはフッ化水素と反応しないオルトーパラ指向
    性電子供与基であり、R’は炭素数1〜4のアルキル基
    である]で示される6−置換ー2−アシルナフタレン化
    合物からの6−置換−2−ビニルナフタレンの製造方法
    であって、次の工程:前記6−置換−2−アシルナフタ
    レン化合物を水素化してカルボニル置換基をヒドロキシ
    部分に転化させる工程;前記水素化生成物をフリーラジ
    カル抑制剤の存在下で脱水して前記ヒドロキシ部分をオ
    レフィン置換基に転化させる工程;及び脱水後に形成さ
    れた6−置換−2−ビニルナフタレンを単離する工程を
    含む方法。
  10. 【請求項10】  前記水素化が水素化触媒の存在下で
    行われる請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】  前記脱水が脱水触媒の存在下で行わ
    れる請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】  Rがヒドロキシ、低級アルキル、低
    級アルコキシ、低級アルコキシ、チオ、低級アルキルチ
    オ及びハロから成る群から選択される要素である請求項
    9記載の方法。
JP3247320A 1990-09-26 1991-09-26 6−置換−2−ビニルナフタレンの製造方法 Pending JPH04330020A (ja)

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