JPH043301B2 - - Google Patents

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JPH043301B2
JPH043301B2 JP58016597A JP1659783A JPH043301B2 JP H043301 B2 JPH043301 B2 JP H043301B2 JP 58016597 A JP58016597 A JP 58016597A JP 1659783 A JP1659783 A JP 1659783A JP H043301 B2 JPH043301 B2 JP H043301B2
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roller
cylinder
varnish
paper
blanket cylinder
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F23/00Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
    • B41F23/08Print finishing devices, e.g. for glossing prints

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は輪転印刷機の印刷ユニツトと排紙装置
との間や独立したニス塗り機内などに設けて印刷
後の紙の印刷面にニスを塗布する印刷物ニス塗り
装置に関するものである。
〔従来技術〕
輪転印刷機で印刷された紙の印刷面は、インキ
の乾きが遅いために〓後の工程において汚損し易
く、また枚葉紙の場合には排紙積載時に裏移りが
発生するので、これを防止するために乾燥装置を
印刷済の紙の搬送径路内に設けたり、あるいはこ
の箇所でスプレパウダを散布したりすることが行
なわれている。しかしながら乾燥装置は設備が大
掛りになり、また散粉の場合は紙がざらついて光
沢がなくなつたり、追刷り時に障害となつたりす
るので、これに代るものとして印刷紙面にニスを
塗布して汚損を防止し併せて紙面に光沢を与える
ことが、例えば本の表紙やカタログ,パンフレツ
トなど美麗さを要求される印刷物を主体にして実
施されている。
この種のニス塗り装置は独立したニス塗り機と
して設けられることもあるが、直接の作業時間が
倍加される他に紙の積替えなどもあつて作業能率
が悪いので、近年はこれを印刷機の排紙搬送径路
内に設けることが一般的に行なわれている。そし
てその構造としては、印刷装置の版胴に装着され
た刷版の表面に水を供給する給水装置と同じよう
な配列のローラ群を設け、ニス舟内に蓄えたニス
をこのローラ群を介してゴム胴の表面に供給しゴ
ム胴と圧胴との間を通過する紙へゴム胴からニス
を転移させるようにしたものが多い。
ところが従来のニス塗り装置においては、ゴム
胴の1回転中における円周方向のニス厚の均一性
という点に関して問題があつた。すなわち、枚葉
紙の場合、紙の全面にニスを塗ると、端の方のニ
スが裏面へ回り込んで紙や胴周面が汚れるので、
これを避けるために紙のサイズよりわずかに小さ
い範囲にニスを塗布することが行なわれている。
その方法としてはゴム胴のブランケツトと胴周面
との間に中敷を介挿し、その厚さと大きさとを加
減して中敷の薄いところや無いところでは着けロ
ーラの周面とゴム胴の周面とが対向してもニスが
転移されず、またゴム胴と圧胴との印圧が掛から
ずにここへはニスが塗布されないようにしてい
る。ところが胴の周長と中敷の周長との関係が中
敷のサイズすなわちニス塗りする紙のサイズによ
つて変化し、着けローラからゴム胴に転移されず
に戻つてくる量や円周方向の位置関係が変化す
る。そして着けローラに戻つたニスは新たに着け
ローラに転移されてくるニスと合流し、その箇所
だけニス厚が厚くなつて着けローラと上流側のロ
ーラとのニツプ部を通過したのちゴム胴へ向う。
このときニス厚の厚い箇所がゴム胴の中敷のない
箇所に再び対向すればよいが、周長の差の関係で
位相がずれるので、このまゝゴム胴に転移される
と、ゴム胴上のニス層には、咥え側が厚く尻側が
薄いいわゆるローラ目と称される円周方向へのニ
ス厚むらが発生する。そこでこれを避けるために
メツシユローラまたはアニロツクスローラと称さ
れる周面に多数の溝を円周方向と軸方向と軸方向
に設けたローラを着けローラに用いニス厚を各方
向へ均一にならすことが試みられているが、溝の
ピツチでニスの膜厚が決まつてしまうので、膜厚
を変えるために何種類かのローラを用意してその
都度交換しなければならず面倒であるとともに、
満足した効果を期待することができなかつた。
〔発明の概要〕
本発明は以上のような点に鑑みなされたもの
で、ニス転移上流側の元ローラ,調量ローラと下
流側の着けローラ,ゴム胴とをそれぞれ別々の駆
動源により回転駆動し、ゴム胴、元ローラの回転
と着けローラ,調量ローラの回転とを逆方向にし
て調量ローラと着けローラとの間の接触部で互の
周面が滑りながら逆方向へ向うように構成するこ
とにより、着けローラからゴム胴へ転移せずに戻
つたニスを滑り接触部で上流側へ戻してニス舟へ
落下させ、予備のメツシユローラ等を必要とせず
簡単な構成で塗布ニス厚の均一化と正確な調整を
可能にした印刷物ニス塗り装置を提供するもので
ある。以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本発明に係るニス塗り装
置の実施例を示し、第1図はこれを実施した4色
刷枚葉輪転印刷機の概要側面図、第2図は同じく
4色目の印刷ユニツトとニス塗りユニツトとの概
要側面図、第3図はニス塗り装置の側面図、第4
図はゴム胴,着けローラ近傍の展開断面図、第5
図は元ローラ、調量ローラ近傍の展開断面図であ
る。図において、印刷機1は給紙装置2と、4色
の印刷ユニツト3と、ニス塗りユニツト4、およ
び排紙装置5とを備えており、これら各装置は別
途に組立てられて接合されている。各印刷ユニツ
ト3には、周面に刷版が装着された版胴6と、版
面にインキを供給する図示しないインキ装置と、
湿し水を供給する給水装置7とが設けられてお
り、版胴6にはインキと湿し水とで版面に形成さ
れた画像が転写されるゴム胴8が対接されてい
る。各印刷ユニツト3には倍径の圧胴9がゴム胴
8に対接して配設されており、隣接する各圧胴9
間には、同じく倍径の渡し胴10が両圧胴9に対
接して設けられている。またニス塗りユニツト4
にも倍径の圧胴11が他の圧胴と同高位に設けら
れており、この圧胴11と4色目の圧胴9との間
にも渡し胴12が配設されている。そして給紙装
置2の紙積台上に積載された紙13は、図示しな
いサツカ装置で1枚ずつ吸引されて差板14上へ
送り出されたのち、スイング装置で1色目の圧胴
9の爪に咥え替えられ、このあと渡し胴10、圧
胴9とで交互に爪の咥え替えを行ないながら搬送
される間にゴム胴8との間で4色の印刷が施さ
れ、ニス塗りユニツト4の圧胴11の爪に咥えら
れて周面に巻き付けられる。排紙装置5は圧胴1
1に対接する排紙胴15およびこれと同軸上に固
定された左右一対のスプロケツト16とを備えて
おり、左右の各スプロケツト16と排紙フレーム
17前端部のスプロケツト18との間には多数の
排紙爪を一定間隔で備えた排紙チエーン19が張
架されている。そして圧胴11の爪に咥えられた
紙13は排紙チエーン19の排紙爪に咥え替えら
れて搬送され、搬送終端部で排紙爪から解放され
て紙積台20上に落下積載される。
概略以上のように構成された印刷機1のニス塗
りユニツト4には、以下説明するニス塗り装置2
1が設けられている。すなわち、左右のフレーム
22には前記ゴム胴8と同径で周面にプランケツ
トが巻かれたゴム胴23が、二重構造のころがり
軸受24と平軸受25とを介して軸支されてい
る。そしてこのゴム胴23は原動側と駆動連結さ
れた胴ギア26の回転により図に矢印Aで示方向
に回転するとともに、前記両軸受24,25の外
径軸芯と胴軸芯とがそれぞれ図に符号t1,t2で示
すように偏心されており、軸受24に枢着された
レバー27をエアシリンダで往復動させることに
より後述する着けローラ68と圧胴11に対する
ゴム胴23の着脱が行なわれ、また軸受25に枢
着された図示しないレバーをハンドルで往復動さ
せることによりゴム胴23と圧胴1との接触圧調
節が行なわれるように構成されている。
28はゴム胴23をフレーム22の外方におい
て支持するためのブラケツトである。
一方、片側のフレーム22の外側に固定された
ブラケツト29には、直流可変モータ30が固定
支持されており、その軸にカツプリング31で直
結されたギアボツクス32は、同じくフレーム2
2の外側に固定されたブラケツト33に固定支持
されている。ギアボツクス32にはモータ直結軸
と直交して内部のベベルギアでこれと駆動連結さ
れた駆動ギア軸34が軸支されており、この駆動
ギア軸34には、フレーム22から突出するスタ
ツド35で回転を支持された駆動ギア36が固定
されている。フレーム22には駆動ギア36と噛
合う中間ギア37を回転自在に支持するギア軸3
8が軸受39を介して軸支されており、このギア
軸38のフレーム22内側突出軸受部には、他端
を反対側のフーム22の軸受40に軸支された元
ローラ41の一端が回転自在に軸支されている。
元ローラ41はニス舟42に蓄えられたニス43
に浸されており、そのギア軸38近傍の鍔部には
元ローラギア44が固定されている。符号45,
46で示すものは中間ギア37および元ローラギ
ア44とそれぞれ噛合して中間ギア37の回転を
元ローラ41に伝達するギアであつて、フーム2
2側の軸受47に軸支されたギア軸48に軸着さ
れており、元ローラ41はこの駆動によつて図に
矢印Bで示す方向に回転する。元ローラ41の鍔
部と軸受40との間、ならびにギア軸38の鍔部
と軸受39との間には、L字状に形成されたロー
ラアーム49,50がスラストベアリングを介し
て遊装されており、ローラアーム49,50の一
方の遊端部には、逆T字状に形成されたT字アー
51がピン52によつて揺動自在に枢着されてい
る。左右のT字アーム51の一方の遊端部には、
図に符号t3で示すように軸受部を偏心させた軸受
53が回動調節自在に固定されており、この軸受
53には、弾性表面を有する調量ローラ54が周
面を元ローラ41の周面に対接させて軸支されて
いる。この調量ローラ54は、その軸端部に固定
されたギア55を前記元ローラギア44に噛合さ
せることにより、図に矢印Cで示す方向に回転す
るとともに、ボルトを弛めて軸受53を回動させ
ることにより、元ローラ41に対するニツプ圧が
調節されるように構成されている。また一方のロ
ーラアーム49とT字アーム51とは、図に符号
t4で示す偏心部を一端に設けたバー56によつて
連結されており、偏心部のピン57を手動で回動
させることにより元ローラ41を調量ローラ54
に対して着脱できるように構成されている。符号
58で示すものは、大径部58aと小径部58b
とを備えたカムであつて、左右のフーム22間に
軸架されたカム軸59の両フレーム22近接部に
固定されており、そのカム面にはT字アーム51
の遊端部に図に符号t5で示すように偏心調節自在
に枢着されたころ60が対接されている。フレー
ム22に植設されたスタツド61には、回動調節
自在なばね軸62が一端をT字アーム51に枢着
されて軸支されており、T字アーム51はばね軸
62上の圧縮コイルばね63によつてころ60上
をカム58に圧接させる方向の回動力を付勢され
ている。カム軸59の一端に固定されたレバー6
4の遊端部には、フーム22側に一端に枢着され
たエアシリンダ65のピストンロツド66が枢着
されており、ピストンロツド66を伸縮させるこ
とによりカム58が回動して、ころ60とT字ア
ーム51を介し着ローラ68に対し、調量ローラ
54が着脱されるように構成されている。
さらにゴム胴23の上方には、軸受67が左右
のフレーム22に軸支されており、この軸受67
には、以下説明する回転駆動機構によりモータ3
0側と胴ギア26側とから回転駆動されて回転す
る着けローラ68が軸支されている。すなわちモ
ータ30近傍におけるフーム22に固定された軸
受69には、フーム22から突出するブラケツト
70で他端を軸支されたクラツチ軸71の一端が
軸支されており、このクラツチ軸71上には前記
駆動ギア36と噛合してモータ30側の回転をク
ラツク軸71に伝達するギア72が固定されてい
る。また、クラツチ軸71上の一方向クラツチ7
3(後述)に固定されたクラツチギア74は、着
けローラ68の軸端部に固定された着けローラギ
ア75と噛合している。そして一方向クラツチ7
3は回転を一方向へのみ伝達する従来周知の構造
を有するものであつて、本装置においては着けロ
ーラ68が被駆動側となり、モータ30側の回転
のみが着けローラ68に伝達されるように構成さ
れている。さらに、着けローラ68の軸端部にも
同じ構造の一方向クラツチ76が装着されてお
り、これに固定されたクラツチギア77は前記ゴ
ム胴23の胴ギア26と噛合している。そして、
一方向クラツチ76は同じく着けローラ68側が
被駆動側であつて、ゴム胴23側の回転のみが着
けローラ68に伝達されるように構成されてい
る。このように着けローラ68はモータ側とゴム
胴23側との両方から一方向クラツチ73,76
を介して回転駆動されるが、両方の一方向クラツ
チ73,76が同時に回転を伝達することがな
く、駆動側回転の速いいずれか一方の一方向クラ
ツチが回転を伝達し遅い方が空転するように構成
されている。そして着けローラ68は、駆動ギア
軸34との間をギア36,72,75を介して駆
動連結されていることにより駆動ギア軸34と同
方向に回転し、また調量ローラ54は駆動ギア軸
34との間をギア36,37,45,46,4
4,55を介して駆動連結さていることにより駆
動ギア軸34と同方向に回転するので、着けロー
ラ68は図に矢印Dで示すように調量ローラ54
と同方向に回転する。したがつて、両ローラ6
8,54の相対接する周面同士は互に逆方向へ周
回して滑り合う。さらに着けローラ68上には図
示しないアームで支持されたライダローラ78が
着脱自在に対接されている。
以上のように構成されたニス塗り装置21の動
作を説明する。ニス塗り作業を行なう場合には偏
心部のピン57を手動で回動させ元ローラ41に
対し調量ローラ54を圧接させたのち、ニス塗り
装置21のモータ30を始動させエアシリンダ6
5によりカム58を回動させると、カム58の小
径部58bにころ60が対向し、圧縮コイルばね
63の弾発力により調量ローラ54が着けローラ
68に対して圧接される。このときモータ30の
回転はギアボツクス32内のベベルギアと、ギア
36,37,45,46,44,55を介して元
ローラ41と調量ローラ54とに伝達され、また
ギア36,72と一方向クラツチ73およびギア
74,75を介して着けローラ68へ伝達され
る。ゴム胴23は圧胴11から離間して共に停止
している。このようにして各ローラが回転するこ
とによりニス舟42内のニス43は元ローラ41
で引き上げられ、調量ローラ54の接触圧によつ
て膜厚が調節されたのち着ローラ68に転移して
元ローラ41との間を循環する。そこで本機を回
転させて給紙装置2で紙13を差板14上へ供給
すると、紙13が搬送されるとともに、印刷ユニ
ツト3のゴム胴8が胴入れされ、紙13にはゴム
胴8と圧胴9との間で4色の印刷が施されて印刷
後の紙13はニス塗りユニツト4へ向う。紙13
がニス塗りユニツト4に達すると、タイミング規
正装置からの指令により偏心の平軸受25が回動
してゴム胴23が胴入れされ、圧胴11と着けロ
ーラ68とに圧接される。したがつて着けローラ
68と元ローラ41との間で循環していたニスが
ゴム胴23に転移してゴム胴23と圧胴11との
間を搬送される紙13に塗布される。ニス塗りさ
れた紙13は排紙チエーン19で搬送されて紙積
台20上に積載される。そしてこのゴム胴23の
胴入れ状態において、着けローラ68へはモータ
30側から一方向クラツチ73を介しての回転伝
達が続けられており、またゴム胴23の胴入れに
よつてゴム胴23側の回転もギア26,77と一
方向クラツチ76とを介して着けローラ68に伝
達されているが、ゴム胴23側の回転の方がモー
タ30側の回転より速いので、回転は一方向クラ
ツチ76によつてのみ伝達され、他方の一方向ク
ラツチ73は空転している。
このようなニス塗り装置におけるニスの転移に
ついてさらに詳しく説明すると、先ずニス舟42
内のニス43は、元ローラ41が矢印B方向へ回
転することにより引き上げられて反対方向Cへ回
転する調量ローラ54との接触点を通過する。こ
のとき調量ローラ54は軸受53の回動によつて
あらかじめ接触圧が調節されているので、通過過
するニスはこれによつて調量されながらその半分
は調量ローラ54に転移し、半分は元ローラ41
の回転によつてニス舟43へ戻される。この場
合、両ローラ41,54はモータ30によつて駆
動されておりギア44,55の歯数差により調量
ローラ54が元ローラ41よりも少し速い目に回
転している。そして調量ローラ54に転移したニ
スは着けローラ68との接触点を通過するが、こ
のとき着けローラ68はゴム胴23側から一方向
クラツチ76を介して調量ローラ54と同方向に
回転しているので、ころ60の回動によつて調節
された両ローラ54,68のすき間分だけが調量
ローラ54に付着したままニス舟42側へ戻り、
残りは着けローラ68に付着してゴム胴23との
接触点へ向う。接触点ではその半分がゴム胴23
に転移し半分が転移せずに着けローラ68に付着
したまま戻される。ところがゴム胴23はブラン
ケツトの両端装着箇所が切欠かれており、また前
述したとおりプランケツトと胴周面との間の中敷
が紙サイズにしたがい調節されて薄いところや無
いところがあるので、これらの箇所では着けロー
ラ68とゴム胴23とが接触しておらず、ニスは
ゴム胴23に転移せずに全量が着けローラ68へ
戻される。着けローラ68に戻つたニスは調量ロ
ーラ54との接触点に達するが、両ローラ54,
68の同方向への回転によつて接触点が逆方向へ
滑つているので、戻されたニスの量がいかに多く
ても接触点のすき間分だけしか通過せず、余りは
ニス舟42側へ戻される。そして両ローラ54,
68のすき間すなわちニスの膜厚は前記ころ60
の回動によつて調節されるとともに、速度可変モ
ータ30の変速によつて決められ、常に所望の一
定量が保たれてゴム胴23に転移する。なお、両
ローラ54,68の接触点からゴム胴23までの
周長が長くしかも運ばれるニスが重力で進行方向
とは逆方向に流れようとしてニスの膜厚がわずか
にむらになることがあるが、そこにはライダロー
ラ78が設けられているので、このわずかなニス
厚むらが修正される。
第6図および第7図は本発明の他の実施例を示
す側面図と断面図であつて、元ローラ41と調量
ローラ54とは図示しないモータ側からチエーン
101とギア102,103の噛合によつて回転
駆動されており、またゴム胴23と着けローラ6
8とは、機台のライン軸側から胴ギア104とギ
ア105との噛合によつて回転駆動されている。
そして前記実施例と同様に、ゴム胴23と元ロー
ラ41とは矢印A,Bで示すように同方向に回転
しており、また調量ローラ54と着けローラ68
とは矢印C,Dで示すようにゴム胴23,元ロー
ラ41とは反対方向に回転している。元ローラ4
1は、調量ローラ54を軸支する軸受106に回
動自在に支持されたアーム107に偏心支軸10
8を介して軸支されており、符号t8で示す偏心部
を有する偏心支軸108を回動させることにより
調量ローラ54に対する元ローラ41の接触圧が
調節されるように構成されている。また、アーム
107は左右一対の圧縮コイルばね109によつ
て第6図反時計方向への回動力を付勢されてお
り、つまみ110を回動させることにより元ロー
ラ41のひねり調節ができるように構成されてい
る一方、アーム107に隣接して軸受106に支
持されたL字バー111にはT字レバー112が
回動自在に枢着されており、着けローラ68はこ
のT字レバー112の一方の遊端部に軸支されて
いる。L字レバー111とT字レバー112との
間には両ローラ54,68を接させる圧縮コイル
ばね113が介装されており、つまみ114を回
動させることにより両ローラ54,68間の接触
圧が調節されるように構成されている。T字レバ
ー112の他方の遊端部にはエアシリンダ115
のピストンロツド116の作用端が枢着されてお
り、またL字レバー111の先端部近傍には、そ
の回動を規制しゴム胴23,着けローラ68間の
接触圧を規制する調節ねじ117と、反対方向へ
の回動を規制するストツパ118とが設けられて
いる。そして、第6図に示す位置からエアシリン
ダ115のピストンロツド116を収縮させる
と、T字レバー112とL字レバー107とが一
体となつて回動して先ず着けローラ68がゴム胴
23から離れ、次いでL字レバー112がストツ
パー118に当接するとT字レバー112のみが
圧縮コイルばね113を圧縮しながら回動して着
けローラ68が調量ローラ54から離間するよう
に構成されている。この状態からピストンロツド
116を伸長させると、着けローラ68は調量ロ
ーラ54へ圧接されたのちゴム胴23に圧接され
る。
このように構成されたニス塗り装置21Aにお
いては、各ローラの支持構造と着脱構造とが前記
実施例と異なるだけであつて、各ローラの配置な
らびにゴム胴23,元ローラ41の回転方向と調
量ローラ54,着けローラ68の回転方向とが反
対方向であることは前記実施例と同じである。但
し各ローラはゴゴム胴23に対して排紙装置5側
に設設けられているので、ニスは着けローラ68
の下側からゴム胴23へ転移される。このように
構成されていて調量ローラ54と着けローラ68
との周面が接触点において互に逆方向へ滑つてい
るので、ゴム胴23に転移せずに着けローラ68
へ戻されたニスは、その量が多くても接触点のす
き間分だけしか通過せず、余りはすべてニス舟4
2側へ戻される。
なお、前記各実施例は着けローラ68をゴム胴
23に直接対接させた例を示したが、着けローラ
68とゴム胴23との間に、ゴム胴23に対し整
数比径を有する胴を入れても同様の効果が得られ
る。また、前記各実施例は本発明を印刷機1の印
刷ユニツト3と排紙装置5との間に設けた例を示
したが、ニス塗りユニツト4の前後に給紙装置2
と排紙装置5とを直接連結して独立したニス塗り
専用機としても同様に実施することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば印刷物ニス塗り装置において、ニス転移上流
側の元ローラ,調量ローラと、下流側の着けロー
ラ,ゴム胴23とをそれぞれ別々の駆動源により
回転駆動し、ゴム胴,元ローラの回転と着けロー
ラ,調量ローラの回転とを逆方向にして調量ロー
ラと着けローラとの間の接触部で互の周面が滑り
ながら逆方向へ向うように構成すことにより、着
けローラからゴム胴へ供給されたのち胴の切欠き
や中敷欠如部等のため転移せずに着けローラへ戻
されたニスは、その一部が前記接触部のすき間を
通過するのみで余はすべてニス舟側へ戻されるの
で、供給ニスが全量戻されてもこれが新たに供給
されようとするニス量に影響を与えることがな
く、ニス塗り開始直後より常時最適のニス膜厚を
確保することができ印刷物の品質が著しく向上す
る。したがつて従来のようにメツシユローラを設
ける必要がなくて紙サイズ変更のたびのローラ交
換等がなくなり、また洗浄が容易になるととも
に、元ローラ側の駆動源を変速するだけでニス膜
厚を容易に調節することができるので、作業能率
が向上し、労力が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明に係る印刷物ニス
塗り装置の実施例を示し、第1図はこれを実施し
た4色刷枚葉輪転印刷機の概要側面図、第2図は
同じく4色目の印刷ユニツトとニス塗りユニツト
との概要側面図、第3図はニス塗り装置の側面
図、第4図はゴム胴、着けローラ近傍の展開断面
図、第5図は元ローラ、調量ローラ近傍の展開断
面図、第6図は本発明の他の実施例を示すニス塗
り装置の側面図、第7図は同じく断面図である。 13……紙、21……印刷物ニス塗り装置、2
3……ゴム胴、26……胴ギア、30……モー
タ、41……元ローラ、42……ニス舟、43…
…ニス、54……調量ローラ、68……着けロー
ラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 印刷紙を周面に添接させ主駆動源により回転
    駆動されるゴム胴と、このゴム胴に対接し前記主
    駆動源によりゴム胴と同期して回転駆動される着
    けローラと、容器内のニスに浸漬され副駆動源に
    より回転駆動される元ローラと、前記着けローラ
    および元ローラに対接し前記副駆動源により回転
    駆動される調量ローラとを備えるとともに、前記
    ゴム胴と元ローラとの回転を同方向とし、前記着
    けローラと調量ローラとの回転を、前記ゴム胴お
    よび元ローラに対し逆方向としたことを特徴とす
    る印刷物ニス塗り装置。
JP1659783A 1983-02-03 1983-02-03 印刷物ニス塗り装置 Granted JPS59162051A (ja)

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