JPH0433022B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433022B2 JPH0433022B2 JP58212299A JP21229983A JPH0433022B2 JP H0433022 B2 JPH0433022 B2 JP H0433022B2 JP 58212299 A JP58212299 A JP 58212299A JP 21229983 A JP21229983 A JP 21229983A JP H0433022 B2 JPH0433022 B2 JP H0433022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloroacrylonitrile
- copolymer
- alpha
- acid
- derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C5/00—Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
- G03C5/60—Processes for obtaining vesicular images
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Description
発明の背景
本発明は写真、特に、非感水性写真材料にビジ
キユラー像(vesicular image)を形成すること
に関する。 ビジキユラー像は写真の露光領域に生成・固定
された小さな気泡即ちガスの微細泡によつて構成
され、そしてそれは光を反射する。一般的に、フ
イルムは支持材料上にビヒクルと称されるコロイ
ドまたは樹脂ケーチングを有しており、そして該
コーチング中には感光剤もつぱら通常はジアゾ化
合物が分散されている。フイルムを像様光線に選
択的に露出したとき、感光剤は分解してガス分子
−ジアゾ化合物の場合には窒素−を放出する。通
常、ガスは直ちに微細泡を形成しないが、フイル
ムを加熱現像するとそうなる。それは思うにビヒ
クルが加熱によつて十分に弛緩されるのでガス分
子がビヒクル中で気泡になりそしてその気泡が膨
張するからであろう。得られた微細泡は露光域の
ビヒクルを光透過に対して不透明にして光を反射
しそして光を散乱するのでそれは白く見える。 初期のビジキユラー材料はビヒクルとしてゼラ
チンを使用していた。それはビジキユラー像が急
速に退行すると云う欠点を有していた。その後の
研究により、この問題はゼラチンの感水性に一因
があると云うことが解明された。ゼラチンビヒク
ルは大気から湿気を吸収して軟くなるので、微細
泡を崩壊して画像を破壊する。 今では、ビヒクルとしてポリマーまたは樹脂を
用いることが好ましい。特に好ましいビヒクルと
してはNotleyの米国特許第3620743号および第
3622336号に開示されているものが挙げられる。
米国特許第3620743号には、α−クロロアクリロ
ニトリルのホモポリマーおよびα−クロロアクリ
ロニトリルと他のビニル単量体のコポリマー(但
し、コポリマー中のこのビニル単量体のモリ分率
は0.50未満である)からなる群から選択された水
不溶性ポリマーからつくられたビヒクルが開示さ
れている。米国特許第3622336号には、α−クロ
ロアクリロニトリルとα−メタクリロニトリルの
コポリマーであるビヒクルが開示されている。 それより以前に、幾人かの研究者によつて、ポ
リ(α−クロロアクリロニトリル)は高温例えば
200℃〜400℃で分解して着色した共役線状および
環化ポリマーを生ずると云うことが明らかにされ
ていた。この所見の出所はN.GrassieとE.M.
Grantの論文「ポリ(α−クロロアクリロニトリ
ル)の熱分解(Thermal Degradation of Poly
(α−chloroacrylonitrile)」ジヤーナル・オブ・
ポリマー・サイエンスNo.16、pp.591〜599(1967)
である。この分解の機構は温度に依存する変動速
度でのHClの損失、および更にHCNの損失を包
含する。また、HClの損失はかなり低温即ち100
℃で起り得ると云うことも判明している。100℃
でのHCl損失の原因はジアゾニウム塩とポリ(α
−クロロアクリロニトリル)樹脂との同時存在に
帰因すると思われる。HClの脱離は90℃では数日
間かかり、そして100℃では数時間である。この
分解はフイルムに紫色の高濃度かぶりを生ぜしめ
るのでフイルムを画像形成に不適にすると云う望
ましくない効果を有する。 発明の概要 本発明はビジキユラー像形成組成物用安定剤を
包含する。本発明に係るビジキユラー像形成組成
物は下記成分 (a) フイルム支持体上に薄いフイルムとして被覆
された本質的にクロロアクリロニトリルのホモ
ポリマーまたはクロロアクリロニトリルと他の
単量体のコポリマーである樹脂ビヒクル、およ
びその中に均質に分散された (b) 樹脂ビヒクルに不溶なガスを放出する感光
剤、および (c) 安息香酸の誘導体である安定剤 からなる。 この安定剤は感光剤としてジアゾ化合物を使用
するビジキユラー像形成組成物において特に適す
る。この安定剤はα−クロロアクリロニトリルの
ホモポリマーやα−クロロアクリロニトリルと他
の単量体のコポリマーから作製されたフイルムの
崩解を防止する。 従来使用されていた又は示唆されていた酸の代
りに又はと共に安息香酸誘導体を使用することに
よつて、α−クロロアクリロニトリルのホモポリ
マー又はコポリマーからなるビジキユラー像形成
組成物から形成されるビジキユラー像の長期保存
特性は十分に改善される。 詳細な説明 ビジキユラー像形成組成物のビヒクル用として
意図する材料はα−クロロアクリロニトリルのホ
モポリマー、α−クロロアクリロニトリルと他の
ビニル単量体のコポリマー、およびα−クロロア
クリロニトリルとα−メタクリロニトリルのコポ
リマーからなる群から選択された水不溶性ポリマ
ーとして記述したもよい。好ましくは、α−クロ
ロアクリロニトリル/ビニル単量体のコポリマー
に用いられるビニル単量体のモル分率は約0.50未
満である。ビニル単量体は好ましくはスチレン、
ビニルトルエン、α−メチルスチレン、およびア
クリロニトリルからなる群から選択される。α−
クロロアクリロニトリル/α−メタクリロニトリ
ルのコポリマーはクロロアクリロニトリル対メタ
クリロニトリルの比が1対4から4対1までであ
り、そして望ましくはこの比は1対1から1対3
までであり、さらに1対2に近づくことがより望
ましい。 未配合のα−クロロアクリロニトリルのホモポ
リマーやコポリマーは優れた特性を有するが、相
溶性の他のポリマーがかなりの量、一般に約50重
量%まで許容できる。配合に適するポリマーとし
ては酢酸セルロース、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、ポリ塩化ビニリデンとアクリロニトリルの
コポリマー、ポリメチルメタクリレート等が挙げ
られる。 ビヒクルを生成するために行われる重合または
共重合は一般に溶液、乳濁液または懸濁液で、そ
して一般には触媒および熱の適用によつて行うこ
とができるが、その詳細は本発明の構成要件では
ない。配合は妥当な場合には共通溶剤中で行つて
もよいし又は相溶性溶剤を混合することによつて
行つてもよい。 感光剤は照射時にガスを遊離する能力によつて
特徴付けられる。窒素を遊離する感光剤は特に有
効である。好ましい感光剤はジアゾニウム塩であ
る。 米国特許第3032414号や第3485631号に開示され
ている適当な感光剤は例えばp−ジアゾジフエニ
ルアミン硫酸塩、p−ジアゾジエチルアニリン塩
化亜鉛、p−ジアゾエチルヒドロキシエチルアニ
リン塩化亜鉛、p−ジアゾエチルメチルアニリン
塩化亜鉛、p−ジアゾジエチルメチルアニリン塩
化亜鉛、p−ジアゾエチルヒドロキシエチルアニ
リン塩化亜鉛、1−ジアゾ−2−オキシナフタリ
ン−4−スルホネート、p−ジエチルアミノベン
ゼンジアゾニウムクロリドZnCl2、4−ベンジル
アミノ−2,5−ジエトキシベンゼンジアゾニウ
ムクロリド、4−ジアゾ−1−シクロヘキシルア
ニリンのp−クロロベンゼンスルホネート、4−
ジアゾ−2−メトキシ−1−シクロヘキシルアミ
ノベンゼンのp−クロロベンゼンスルホネート、
4−N−メチルシクロヘキシル−アミノ−ベンゼ
ンジアゾニウムクロリドの塩化錫複塩、p−アセ
トアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、p−ジ
メチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、3
−メチル−4−ジエチルアミノベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、4−モルホリノベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、4−ピペリジル−2,5−ジエト
キシベンゼンジアゾニウムクロリド、1−ジメチ
ルアミノナフタリン−4−ジアゾニウムクロリ
ド、4−フエニルアミノジアゾベンゼンジアゾニ
ウムクロリドを包含する。また、「ジアゾオキシ
ド」として周知のo−キノリンジアジドのような
他の物質も窒素ガス発生感光剤として適する。 安定剤は安息香酸の誘導体である。安定剤とし
て有効な安息香酸の誘導体例はo−ヒドロキシ安
息香酸(サリチル酸)、その誘導体、p−スルホ
安息香酸、その誘導体である。ここで使用されて
いる用語「誘導体」はそれから誘導される構造基
と同じ構造基を含有する有機化合物を意味する。
特に、用語「安息香酸誘導体」はアリール基上に
置換基例えばビドロキシ基、ハロ基、スルホ基、
炭素原子1個から8個を有するアルキル基、フエ
ニル基を含有する安息香酸のような化合物を意味
する。好ましい安定剤は5−スルホサリチル酸で
ある。安息香酸誘導体群のうちのその他の具体的
安定剤はp−スルホ安息香酸−カリウム塩や5−
クロロサリチル酸等である。 フイルム支持体は適当な材料であればよい。像
担持記録が透過原稿として使用されるべきもので
ある場合には、ポリエチレンテレフタレートのよ
うなポリエステル、ガラス、ポリエチレン、また
はポリプロピレンが直に使用できる。支持体から
ビジキユラー像担持層への可塑剤の拡散を防止す
るために中間層を被覆する場合には酢酸セルロー
スが使用できる。コーチングに使用される溶剤に
よつて支持体が侵されないように中間層が存在す
る場合には、ポリカーボネート例えば「Lexan」
または配向ポリスチレンが使用できる。画像が反
射によつて観察されるべきものである場合には不
透明支持体を使用してもよいが、それは現像され
た微細泡(反射して白色に見える)のコントラス
トが最大になるように暗色または黒色であるべき
である。かかる材料としては金属箔、着色プラス
チツク、またはペーパーが挙げられる。 ビヒクルはα−クロロアクリロニトリルのホモ
ポリマーまたはコポリマーを適当な溶剤中で配合
樹脂と混合することによつて製造される。好まし
い配合樹脂としては塩化ビニリデンとアクリロニ
トリルのコポリマーやポリ(塩化ビニリデン)が
挙げられる。好ましい溶剤はメチルエチルケトン
である。感光剤と安定剤即ち安息香酸誘導体は、
好ましくは像形成組成物の早期ゲル化を阻止する
薬剤と共に、予備混合される。メタノールは好ま
しいゲル化防止剤である。感光剤と安定剤を含有
する混合物に、ビヒクル混合物および必要なその
他添加剤を添加する。例えば特定染料やスピード
向上剤をこの時点で添加できる。不活性な光吸収
染料の添加は背景部濃度を比較的わずかに増加す
るだけでビジキユラー像コントラストの改善を期
待できる。シリコーン油の添加はフイルムのスピ
ードを向上させるために望ましい。 組成物中の感光剤の量はビヒクルの重量に対し
て約5.0〜約20.0%の範囲にあるべきである。好
ましい量はビヒクルの重量に対して約10.0〜約
16.0%である。組成物中の安定剤の量はビヒクル
の乾量に対して約4.0〜約16.0%の範囲にあるべ
きであり、そしてその好ましい量は約6.4〜約8.8
%である。 安息香酸の誘導体の濃度が高過ぎると像形成組
成物のゲル化を生ずる。ビヒクルの乾量に対して
約47〜約175重量%のメタノールと約0.40〜約1.6
重量%のチオ尿素の添加は組成物のゲル化を防止
する。チオ尿素の濃度がそれにより高くなると紫
色になる傾向が増す。ゲル化に影響する他の因子
は老化およびジアゾニウム塩の純度、クロロアク
リロニトリルホモポリマーまたはコポリマーに用
いられる溶剤の純度、およびポリマーの分子量で
ある。 コーチング溶液は従来のコーチング技術によつ
て支持体材料に適用することができる。グラビ
ア、リバースロール、および押出バー塗布操作が
好ましい。厚さ約2〜約100ミクロンの乾燥フイ
ルムを生ずるように十分な量のコーチング材料を
適用すべきである。乾燥の時間および温度は溶剤
の本質的な完全除去を確保して後続の現像温度付
与時のフイルムコーチングのふくれ傾向を抑制す
るように、かつ感光剤の過度の熱分解を避けるよ
うに調節すべきである。代表的な乾燥温度は一般
に70℃〜170℃である。 本発明のビジキユラーフイルムから作製された
サンプルの光学濃度を測定するために、次の式を
使用した: D=log10O=log10100/%T =log10(φz)/(φi) 但し D:光学濃度 O:不透明度 %T:%透過率 φi:透過光 φz:入射光 本発明のビジキユラー像形成フイルムの安定度
を試験するために、被覆サンプルを切断し、段階
ウエツジを介して紫外光に露出し、そして老化促
進のため100℃のオーブン内に置いた。濃度測定
はいずれもマクベスTD525濃度計(コルモルゲ
ン社製、ニユーヨーク州ニユーバーグ)で投影モ
ードで行つた。 本発明をさらに下記実施例によつて説明する。 実施例 1〜18 ビジキユラー像形成組成物を次のように製造し
た: メチルエチルケトン1320g中にα−クロロアク
リロニトリルのホモポリマー150gおよび塩化ビ
ニリデンとアクリロニトリルのコポリマー(ダ
ウ・ケミカル社製サラン F−120)30gを溶解
することによつてビヒクルのストツク溶液を製造
した。これ等ポリマーは穏やかな撹拌によつて溶
解された。 メタノール、5−スルホサリチル酸、およびジ
アゾニウム塩をプレミツクスした。各実施例に使
用したメタノールと5−スルホサリチル酸の量は
第1表に示されている。ジアゾニウム塩、即ち1
−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−4−モルホリノ
ベンゼンボロフルオリド(即ちテトラフルオロボ
レート)の量はどの実施例でも一定に保つた。そ
の量は0.36gであつた。それから、このプレミツ
クスにビヒクル溶液、染料、およびシリコーン油
を添加した。各実施例に使用したビヒクル溶液の
量もまた第1表に示されている。染料即ちアセト
ール・ブルーRLSの量、およびシリコーン油の
量はどの実施例でも一定に保つた。それ等の量は
染料0.09gおよびシリコーン油1滴であつた。こ
の像形成組成物含有透明溶液ナイフコーターによ
つて4ミルのポリエチレンテレフタレートフイル
ム支持体上に被覆し、そして残存溶液を除去する
ために230〓で2分15秒間乾燥した。これ等被覆
サンプルは段階ウエツジを介して紫外線に露出さ
れ、そして老化促進のため100℃のオーブン内に
置かれた。結果は第1表に示されている。
キユラー像(vesicular image)を形成すること
に関する。 ビジキユラー像は写真の露光領域に生成・固定
された小さな気泡即ちガスの微細泡によつて構成
され、そしてそれは光を反射する。一般的に、フ
イルムは支持材料上にビヒクルと称されるコロイ
ドまたは樹脂ケーチングを有しており、そして該
コーチング中には感光剤もつぱら通常はジアゾ化
合物が分散されている。フイルムを像様光線に選
択的に露出したとき、感光剤は分解してガス分子
−ジアゾ化合物の場合には窒素−を放出する。通
常、ガスは直ちに微細泡を形成しないが、フイル
ムを加熱現像するとそうなる。それは思うにビヒ
クルが加熱によつて十分に弛緩されるのでガス分
子がビヒクル中で気泡になりそしてその気泡が膨
張するからであろう。得られた微細泡は露光域の
ビヒクルを光透過に対して不透明にして光を反射
しそして光を散乱するのでそれは白く見える。 初期のビジキユラー材料はビヒクルとしてゼラ
チンを使用していた。それはビジキユラー像が急
速に退行すると云う欠点を有していた。その後の
研究により、この問題はゼラチンの感水性に一因
があると云うことが解明された。ゼラチンビヒク
ルは大気から湿気を吸収して軟くなるので、微細
泡を崩壊して画像を破壊する。 今では、ビヒクルとしてポリマーまたは樹脂を
用いることが好ましい。特に好ましいビヒクルと
してはNotleyの米国特許第3620743号および第
3622336号に開示されているものが挙げられる。
米国特許第3620743号には、α−クロロアクリロ
ニトリルのホモポリマーおよびα−クロロアクリ
ロニトリルと他のビニル単量体のコポリマー(但
し、コポリマー中のこのビニル単量体のモリ分率
は0.50未満である)からなる群から選択された水
不溶性ポリマーからつくられたビヒクルが開示さ
れている。米国特許第3622336号には、α−クロ
ロアクリロニトリルとα−メタクリロニトリルの
コポリマーであるビヒクルが開示されている。 それより以前に、幾人かの研究者によつて、ポ
リ(α−クロロアクリロニトリル)は高温例えば
200℃〜400℃で分解して着色した共役線状および
環化ポリマーを生ずると云うことが明らかにされ
ていた。この所見の出所はN.GrassieとE.M.
Grantの論文「ポリ(α−クロロアクリロニトリ
ル)の熱分解(Thermal Degradation of Poly
(α−chloroacrylonitrile)」ジヤーナル・オブ・
ポリマー・サイエンスNo.16、pp.591〜599(1967)
である。この分解の機構は温度に依存する変動速
度でのHClの損失、および更にHCNの損失を包
含する。また、HClの損失はかなり低温即ち100
℃で起り得ると云うことも判明している。100℃
でのHCl損失の原因はジアゾニウム塩とポリ(α
−クロロアクリロニトリル)樹脂との同時存在に
帰因すると思われる。HClの脱離は90℃では数日
間かかり、そして100℃では数時間である。この
分解はフイルムに紫色の高濃度かぶりを生ぜしめ
るのでフイルムを画像形成に不適にすると云う望
ましくない効果を有する。 発明の概要 本発明はビジキユラー像形成組成物用安定剤を
包含する。本発明に係るビジキユラー像形成組成
物は下記成分 (a) フイルム支持体上に薄いフイルムとして被覆
された本質的にクロロアクリロニトリルのホモ
ポリマーまたはクロロアクリロニトリルと他の
単量体のコポリマーである樹脂ビヒクル、およ
びその中に均質に分散された (b) 樹脂ビヒクルに不溶なガスを放出する感光
剤、および (c) 安息香酸の誘導体である安定剤 からなる。 この安定剤は感光剤としてジアゾ化合物を使用
するビジキユラー像形成組成物において特に適す
る。この安定剤はα−クロロアクリロニトリルの
ホモポリマーやα−クロロアクリロニトリルと他
の単量体のコポリマーから作製されたフイルムの
崩解を防止する。 従来使用されていた又は示唆されていた酸の代
りに又はと共に安息香酸誘導体を使用することに
よつて、α−クロロアクリロニトリルのホモポリ
マー又はコポリマーからなるビジキユラー像形成
組成物から形成されるビジキユラー像の長期保存
特性は十分に改善される。 詳細な説明 ビジキユラー像形成組成物のビヒクル用として
意図する材料はα−クロロアクリロニトリルのホ
モポリマー、α−クロロアクリロニトリルと他の
ビニル単量体のコポリマー、およびα−クロロア
クリロニトリルとα−メタクリロニトリルのコポ
リマーからなる群から選択された水不溶性ポリマ
ーとして記述したもよい。好ましくは、α−クロ
ロアクリロニトリル/ビニル単量体のコポリマー
に用いられるビニル単量体のモル分率は約0.50未
満である。ビニル単量体は好ましくはスチレン、
ビニルトルエン、α−メチルスチレン、およびア
クリロニトリルからなる群から選択される。α−
クロロアクリロニトリル/α−メタクリロニトリ
ルのコポリマーはクロロアクリロニトリル対メタ
クリロニトリルの比が1対4から4対1までであ
り、そして望ましくはこの比は1対1から1対3
までであり、さらに1対2に近づくことがより望
ましい。 未配合のα−クロロアクリロニトリルのホモポ
リマーやコポリマーは優れた特性を有するが、相
溶性の他のポリマーがかなりの量、一般に約50重
量%まで許容できる。配合に適するポリマーとし
ては酢酸セルロース、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、ポリ塩化ビニリデンとアクリロニトリルの
コポリマー、ポリメチルメタクリレート等が挙げ
られる。 ビヒクルを生成するために行われる重合または
共重合は一般に溶液、乳濁液または懸濁液で、そ
して一般には触媒および熱の適用によつて行うこ
とができるが、その詳細は本発明の構成要件では
ない。配合は妥当な場合には共通溶剤中で行つて
もよいし又は相溶性溶剤を混合することによつて
行つてもよい。 感光剤は照射時にガスを遊離する能力によつて
特徴付けられる。窒素を遊離する感光剤は特に有
効である。好ましい感光剤はジアゾニウム塩であ
る。 米国特許第3032414号や第3485631号に開示され
ている適当な感光剤は例えばp−ジアゾジフエニ
ルアミン硫酸塩、p−ジアゾジエチルアニリン塩
化亜鉛、p−ジアゾエチルヒドロキシエチルアニ
リン塩化亜鉛、p−ジアゾエチルメチルアニリン
塩化亜鉛、p−ジアゾジエチルメチルアニリン塩
化亜鉛、p−ジアゾエチルヒドロキシエチルアニ
リン塩化亜鉛、1−ジアゾ−2−オキシナフタリ
ン−4−スルホネート、p−ジエチルアミノベン
ゼンジアゾニウムクロリドZnCl2、4−ベンジル
アミノ−2,5−ジエトキシベンゼンジアゾニウ
ムクロリド、4−ジアゾ−1−シクロヘキシルア
ニリンのp−クロロベンゼンスルホネート、4−
ジアゾ−2−メトキシ−1−シクロヘキシルアミ
ノベンゼンのp−クロロベンゼンスルホネート、
4−N−メチルシクロヘキシル−アミノ−ベンゼ
ンジアゾニウムクロリドの塩化錫複塩、p−アセ
トアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、p−ジ
メチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、3
−メチル−4−ジエチルアミノベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、4−モルホリノベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、4−ピペリジル−2,5−ジエト
キシベンゼンジアゾニウムクロリド、1−ジメチ
ルアミノナフタリン−4−ジアゾニウムクロリ
ド、4−フエニルアミノジアゾベンゼンジアゾニ
ウムクロリドを包含する。また、「ジアゾオキシ
ド」として周知のo−キノリンジアジドのような
他の物質も窒素ガス発生感光剤として適する。 安定剤は安息香酸の誘導体である。安定剤とし
て有効な安息香酸の誘導体例はo−ヒドロキシ安
息香酸(サリチル酸)、その誘導体、p−スルホ
安息香酸、その誘導体である。ここで使用されて
いる用語「誘導体」はそれから誘導される構造基
と同じ構造基を含有する有機化合物を意味する。
特に、用語「安息香酸誘導体」はアリール基上に
置換基例えばビドロキシ基、ハロ基、スルホ基、
炭素原子1個から8個を有するアルキル基、フエ
ニル基を含有する安息香酸のような化合物を意味
する。好ましい安定剤は5−スルホサリチル酸で
ある。安息香酸誘導体群のうちのその他の具体的
安定剤はp−スルホ安息香酸−カリウム塩や5−
クロロサリチル酸等である。 フイルム支持体は適当な材料であればよい。像
担持記録が透過原稿として使用されるべきもので
ある場合には、ポリエチレンテレフタレートのよ
うなポリエステル、ガラス、ポリエチレン、また
はポリプロピレンが直に使用できる。支持体から
ビジキユラー像担持層への可塑剤の拡散を防止す
るために中間層を被覆する場合には酢酸セルロー
スが使用できる。コーチングに使用される溶剤に
よつて支持体が侵されないように中間層が存在す
る場合には、ポリカーボネート例えば「Lexan」
または配向ポリスチレンが使用できる。画像が反
射によつて観察されるべきものである場合には不
透明支持体を使用してもよいが、それは現像され
た微細泡(反射して白色に見える)のコントラス
トが最大になるように暗色または黒色であるべき
である。かかる材料としては金属箔、着色プラス
チツク、またはペーパーが挙げられる。 ビヒクルはα−クロロアクリロニトリルのホモ
ポリマーまたはコポリマーを適当な溶剤中で配合
樹脂と混合することによつて製造される。好まし
い配合樹脂としては塩化ビニリデンとアクリロニ
トリルのコポリマーやポリ(塩化ビニリデン)が
挙げられる。好ましい溶剤はメチルエチルケトン
である。感光剤と安定剤即ち安息香酸誘導体は、
好ましくは像形成組成物の早期ゲル化を阻止する
薬剤と共に、予備混合される。メタノールは好ま
しいゲル化防止剤である。感光剤と安定剤を含有
する混合物に、ビヒクル混合物および必要なその
他添加剤を添加する。例えば特定染料やスピード
向上剤をこの時点で添加できる。不活性な光吸収
染料の添加は背景部濃度を比較的わずかに増加す
るだけでビジキユラー像コントラストの改善を期
待できる。シリコーン油の添加はフイルムのスピ
ードを向上させるために望ましい。 組成物中の感光剤の量はビヒクルの重量に対し
て約5.0〜約20.0%の範囲にあるべきである。好
ましい量はビヒクルの重量に対して約10.0〜約
16.0%である。組成物中の安定剤の量はビヒクル
の乾量に対して約4.0〜約16.0%の範囲にあるべ
きであり、そしてその好ましい量は約6.4〜約8.8
%である。 安息香酸の誘導体の濃度が高過ぎると像形成組
成物のゲル化を生ずる。ビヒクルの乾量に対して
約47〜約175重量%のメタノールと約0.40〜約1.6
重量%のチオ尿素の添加は組成物のゲル化を防止
する。チオ尿素の濃度がそれにより高くなると紫
色になる傾向が増す。ゲル化に影響する他の因子
は老化およびジアゾニウム塩の純度、クロロアク
リロニトリルホモポリマーまたはコポリマーに用
いられる溶剤の純度、およびポリマーの分子量で
ある。 コーチング溶液は従来のコーチング技術によつ
て支持体材料に適用することができる。グラビ
ア、リバースロール、および押出バー塗布操作が
好ましい。厚さ約2〜約100ミクロンの乾燥フイ
ルムを生ずるように十分な量のコーチング材料を
適用すべきである。乾燥の時間および温度は溶剤
の本質的な完全除去を確保して後続の現像温度付
与時のフイルムコーチングのふくれ傾向を抑制す
るように、かつ感光剤の過度の熱分解を避けるよ
うに調節すべきである。代表的な乾燥温度は一般
に70℃〜170℃である。 本発明のビジキユラーフイルムから作製された
サンプルの光学濃度を測定するために、次の式を
使用した: D=log10O=log10100/%T =log10(φz)/(φi) 但し D:光学濃度 O:不透明度 %T:%透過率 φi:透過光 φz:入射光 本発明のビジキユラー像形成フイルムの安定度
を試験するために、被覆サンプルを切断し、段階
ウエツジを介して紫外光に露出し、そして老化促
進のため100℃のオーブン内に置いた。濃度測定
はいずれもマクベスTD525濃度計(コルモルゲ
ン社製、ニユーヨーク州ニユーバーグ)で投影モ
ードで行つた。 本発明をさらに下記実施例によつて説明する。 実施例 1〜18 ビジキユラー像形成組成物を次のように製造し
た: メチルエチルケトン1320g中にα−クロロアク
リロニトリルのホモポリマー150gおよび塩化ビ
ニリデンとアクリロニトリルのコポリマー(ダ
ウ・ケミカル社製サラン F−120)30gを溶解
することによつてビヒクルのストツク溶液を製造
した。これ等ポリマーは穏やかな撹拌によつて溶
解された。 メタノール、5−スルホサリチル酸、およびジ
アゾニウム塩をプレミツクスした。各実施例に使
用したメタノールと5−スルホサリチル酸の量は
第1表に示されている。ジアゾニウム塩、即ち1
−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−4−モルホリノ
ベンゼンボロフルオリド(即ちテトラフルオロボ
レート)の量はどの実施例でも一定に保つた。そ
の量は0.36gであつた。それから、このプレミツ
クスにビヒクル溶液、染料、およびシリコーン油
を添加した。各実施例に使用したビヒクル溶液の
量もまた第1表に示されている。染料即ちアセト
ール・ブルーRLSの量、およびシリコーン油の
量はどの実施例でも一定に保つた。それ等の量は
染料0.09gおよびシリコーン油1滴であつた。こ
の像形成組成物含有透明溶液ナイフコーターによ
つて4ミルのポリエチレンテレフタレートフイル
ム支持体上に被覆し、そして残存溶液を除去する
ために230〓で2分15秒間乾燥した。これ等被覆
サンプルは段階ウエツジを介して紫外線に露出さ
れ、そして老化促進のため100℃のオーブン内に
置かれた。結果は第1表に示されている。
【表】
【表】
上記表から明らかなように、5−スルホサリチ
ル酸の濃度が6.2〜12.5重量%の範囲にあり、メ
タノールの濃度が50〜175重量%の範囲にあり、
そしてチオ尿素の濃度が0.4〜1.0重量%の範囲に
ある場合に、現像ビジキユラー像の最も有効な安
定化が達成された。尚、上記濃度はいずれもポリ
(α−クロロアクリロニトリル)ビヒクルの乾量
に対する値である。 実施例 19〜36 メチルエチルケトン1220g中にα−クロロアク
リロニトリルとメタクリロニトリルのコポリマー
150gおよび塩化ビニリデンとアクリロニトリル
のコポリマー(ダウ・ケミカル社製サラン F−
120)を溶解することによつて溶液を製造した。
これ等ポリマーは穏やかな撹拌によつて溶解され
た。 実施例1〜18と同じように、メタノール、5−
スルホサリチル酸、およびジアゾニウム塩をプレ
ミツクスした。各実施例で使用されたビヒクル溶
液の量および5−スルホサリチル酸の量は第2表
に示されている。ジアゾニウム塩即ち1−ジアゾ
−2,5−ジエトキシ−4−モルホリノベンゼン
ボロフルオリドはいずれの実施例においても一定
に保たれた。その量は0.36gであつた。染料即ち
アセトール・ブルーRLSの量、およびシリコー
ン油の量は各実施例で一定に保たれた。これ等の
量は染料0.09gおよびシリコーン油1滴であつ
た。 この像形成組成物を含有する透明な溶液をナイ
フコーターによつて4ミルのポリエチレンテレフ
タレートフイルム支持体上に被覆し、そして残存
溶剤を除去するために230〓で2分15秒間乾燥し
た。被覆サンプルは段階ウエツジを介して紫外線
に露出され、そして老化促進のため100℃のオー
ブン中に置かれた。 結果は第2表に示されている。
ル酸の濃度が6.2〜12.5重量%の範囲にあり、メ
タノールの濃度が50〜175重量%の範囲にあり、
そしてチオ尿素の濃度が0.4〜1.0重量%の範囲に
ある場合に、現像ビジキユラー像の最も有効な安
定化が達成された。尚、上記濃度はいずれもポリ
(α−クロロアクリロニトリル)ビヒクルの乾量
に対する値である。 実施例 19〜36 メチルエチルケトン1220g中にα−クロロアク
リロニトリルとメタクリロニトリルのコポリマー
150gおよび塩化ビニリデンとアクリロニトリル
のコポリマー(ダウ・ケミカル社製サラン F−
120)を溶解することによつて溶液を製造した。
これ等ポリマーは穏やかな撹拌によつて溶解され
た。 実施例1〜18と同じように、メタノール、5−
スルホサリチル酸、およびジアゾニウム塩をプレ
ミツクスした。各実施例で使用されたビヒクル溶
液の量および5−スルホサリチル酸の量は第2表
に示されている。ジアゾニウム塩即ち1−ジアゾ
−2,5−ジエトキシ−4−モルホリノベンゼン
ボロフルオリドはいずれの実施例においても一定
に保たれた。その量は0.36gであつた。染料即ち
アセトール・ブルーRLSの量、およびシリコー
ン油の量は各実施例で一定に保たれた。これ等の
量は染料0.09gおよびシリコーン油1滴であつ
た。 この像形成組成物を含有する透明な溶液をナイ
フコーターによつて4ミルのポリエチレンテレフ
タレートフイルム支持体上に被覆し、そして残存
溶剤を除去するために230〓で2分15秒間乾燥し
た。被覆サンプルは段階ウエツジを介して紫外線
に露出され、そして老化促進のため100℃のオー
ブン中に置かれた。 結果は第2表に示されている。
【表】
【表】
上記表から明らかなように、5−スルホサリチ
ル酸の濃度が5.8〜12.0重量%の範囲にあり、メ
タノールの濃度が47〜164重量%の範囲にあり、
そしてチオ尿素の濃度が0.4〜1.3重量%の範囲に
ある場合に、現像ビジキユラー像の有効な安定化
が達成された。尚、上記濃度はいずれもα−クロ
ロアクリロニトリル/メタクリロニトリルのコポ
リマービヒクルの乾量に対する値である。 実施例 37〜41 これ等実施例はジアゾニウム塩/ポリ(α−ク
ロロアクリロニトリル)のビジキユラー像形成系
用の安定剤としての芳香族スルホン酸の有効性を
評価するためのものである。 下記化合物をジアゾニウム塩とポリ(α−クロ
ロアクリロニトリル)のフイルム系用の安定剤と
して使用した: (1) 5−スルホサリチル酸 (2) ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 (3) p−スルホ安息香酸−カリウム塩 (4) p−クロロベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 (5) 5−クロロサリチル酸 樹脂プレミツクスは下記成分から構成した: 2重量%のポリ塩化ビニリデン(ダウケミカル社
製サラン F310) 10重量%のポリ(α−クロロアクリロニトリ
ル) 88重量%の2−ブタノン ジアゾニウム塩は1−ジアゾ−2,5−ジエト
キシ−4−モルホリノベンゼンボロフルオリドで
あつた。実施例37〜41に使用された各成分の量は
下記表に示されている。
ル酸の濃度が5.8〜12.0重量%の範囲にあり、メ
タノールの濃度が47〜164重量%の範囲にあり、
そしてチオ尿素の濃度が0.4〜1.3重量%の範囲に
ある場合に、現像ビジキユラー像の有効な安定化
が達成された。尚、上記濃度はいずれもα−クロ
ロアクリロニトリル/メタクリロニトリルのコポ
リマービヒクルの乾量に対する値である。 実施例 37〜41 これ等実施例はジアゾニウム塩/ポリ(α−ク
ロロアクリロニトリル)のビジキユラー像形成系
用の安定剤としての芳香族スルホン酸の有効性を
評価するためのものである。 下記化合物をジアゾニウム塩とポリ(α−クロ
ロアクリロニトリル)のフイルム系用の安定剤と
して使用した: (1) 5−スルホサリチル酸 (2) ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 (3) p−スルホ安息香酸−カリウム塩 (4) p−クロロベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 (5) 5−クロロサリチル酸 樹脂プレミツクスは下記成分から構成した: 2重量%のポリ塩化ビニリデン(ダウケミカル社
製サラン F310) 10重量%のポリ(α−クロロアクリロニトリ
ル) 88重量%の2−ブタノン ジアゾニウム塩は1−ジアゾ−2,5−ジエト
キシ−4−モルホリノベンゼンボロフルオリドで
あつた。実施例37〜41に使用された各成分の量は
下記表に示されている。
【表】
混合物は100℃で老化された。各安定剤による
ジアゾニウム塩の安定化が光学濃度に与える影響
を下記表に示す。
ジアゾニウム塩の安定化が光学濃度に与える影響
を下記表に示す。
【表】
上記表から明らかなように、5−スルホサリチ
ル酸はその他の酸のどれよいも非常に優れた安定
剤である。しかしながら、p−スルホ安息香酸−
カリウム塩や4−クロロサリチル酸もまたジアゾ
ニウム塩/ポリ(α−クロロアクリロニトリル)
系から形成されたビジキユラー像の安定化を向上
させた。2番目に良い安定剤p−スルホ安息香酸
−カリウム塩は赤色背景部をもたらした。安息香
酸の誘導体ではないベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩やp−クロロベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩は安定剤として適さなかつた。 実施例 42 この実施例はジアゾニウム塩の特性が5−スル
ホサリチル酸の安定化効力を左右するかどうかを
検べるためのものである。クエン酸のみをもつて
製造した像形成組成物のものとその効果を比較し
た。 被検ジアゾニウム塩は下記成分からなる溶液中
に溶解した: 5−スルホサリチル酸 0.36g 樹脂プレミツクス 35.0g 2重量%のポリ塩化ビニリデン (ダウ・ケミカル社製サラン F310) 10重量%のポリ(α−クロロアクリロニトリル) 88重量%の2−ブタノン チオ尿素 0.02g メタノール 5.0g 各試験サンプルに使用されたジアゾニウム塩の
量は0.36gであつた。各フイルムは100℃で老化
された。
ル酸はその他の酸のどれよいも非常に優れた安定
剤である。しかしながら、p−スルホ安息香酸−
カリウム塩や4−クロロサリチル酸もまたジアゾ
ニウム塩/ポリ(α−クロロアクリロニトリル)
系から形成されたビジキユラー像の安定化を向上
させた。2番目に良い安定剤p−スルホ安息香酸
−カリウム塩は赤色背景部をもたらした。安息香
酸の誘導体ではないベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩やp−クロロベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩は安定剤として適さなかつた。 実施例 42 この実施例はジアゾニウム塩の特性が5−スル
ホサリチル酸の安定化効力を左右するかどうかを
検べるためのものである。クエン酸のみをもつて
製造した像形成組成物のものとその効果を比較し
た。 被検ジアゾニウム塩は下記成分からなる溶液中
に溶解した: 5−スルホサリチル酸 0.36g 樹脂プレミツクス 35.0g 2重量%のポリ塩化ビニリデン (ダウ・ケミカル社製サラン F310) 10重量%のポリ(α−クロロアクリロニトリル) 88重量%の2−ブタノン チオ尿素 0.02g メタノール 5.0g 各試験サンプルに使用されたジアゾニウム塩の
量は0.36gであつた。各フイルムは100℃で老化
された。
【表】
亜鉛
【表】
ン塩化亜鉛
4−ジアゾ−2,5−ジメトキ .07/1.84 .09/
1.91 68 .12/1.19 44
シフエニルモルホリン塩化
.53/1.42 112
亜鉛
上記結果から示されるように、5−スルホサリ
チル酸の使用によつて、ポリ(α−クロロアクリ
ロニトリル)ビジキユラー系におけるボロフルオ
リドおよび塩化ジアゾニウム塩の像安定性は十分
に改善される。また、5−スルホサリチル酸は他
のジアゾニウム塩含有系にも勿論有効である。α
−クロロアクリロニトリルのホモポリマーまたは
コポリマーからなるビヒクルおよびジアゾニウム
塩を含有するビジキユラー像形成系のための安定
剤として、5−スルホサリチル酸はクエン酸より
優れている。
4−ジアゾ−2,5−ジメトキ .07/1.84 .09/
1.91 68 .12/1.19 44
シフエニルモルホリン塩化
.53/1.42 112
亜鉛
上記結果から示されるように、5−スルホサリ
チル酸の使用によつて、ポリ(α−クロロアクリ
ロニトリル)ビジキユラー系におけるボロフルオ
リドおよび塩化ジアゾニウム塩の像安定性は十分
に改善される。また、5−スルホサリチル酸は他
のジアゾニウム塩含有系にも勿論有効である。α
−クロロアクリロニトリルのホモポリマーまたは
コポリマーからなるビヒクルおよびジアゾニウム
塩を含有するビジキユラー像形成系のための安定
剤として、5−スルホサリチル酸はクエン酸より
優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光学的に透明な熱可塑性疎水性フイルム内に
形成された光散乱性不連続の分布パターンの形態
で記録することができる、α−クロロアクリロニ
トリルのホモポリマーまたはコポリマーとその中
に実質的に均一に分散された光分解性物質からな
るビジキユラー像形成材料にして、前記物質は露
光時に揮発性生成物に分解するので前記ポリマー
の光照射域にのみ前記光散乱性不連続が形成さ
れ、それによつて前記記録がなされる、前記ビジ
キユラー像形成材料において、その中に安息香酸
の誘導体が像安定化量で存在することを特徴とす
る、ビジキユラー像形成材料。 2 安息香酸の誘導体が5−スルホサリチル酸、
5−クロロサリチル酸、およびp−スルホ安息香
酸一カリウム塩からなる群から選択される、特許
請求の範囲第1項の材料。 3 コポリマーがα−クロロアクリロニトリル単
量体と他のビニル単量体(但し、他のビニル単量
体のモル分率は約0.50未満である)から生成され
る、特許請求の範囲第1項の材料。 4 コポリマーがα−クロロアクリロニトリル単
量体と他のビニル単量体(但し、他のビニル単量
体のモル分率は約0.50未満である)から生成され
る、特許請求の範囲第2項の材料。 5 コポリマーがα−クロロアクリロニトリル単
量体とα−メタクリロニトリル単量体から生成さ
れる、特許請求の範囲第1項の材料。 6 コポリマーがα−クロロアクリロニトリル単
量体とα−メタクリロニトリル単量体から生成さ
れる、特許請求の範囲第2項の材料。 7 コポリマーが1対4から4対1までのα−ク
ロロアクリロニトリル対α−メタクリロニトリル
比を有する、特許請求の範囲第5項の材料。 8 コポリマーが1対4から4対1までのα−ク
ロロアクリロニトリル対α−メタクリロニトリル
比を有する、特許請求の範囲第6項の材料。 9 光分解性物質が輻射線露出時に窒素発生可能
な感光性ジアゾニウム化合物である、特許請求の
範囲第1項の材料。 10 光分解物質が輻射線露出時に窒素発生可能
な感光性ジアゾニウム化合物である、特許請求の
範囲第2項の材料。 11 安息香酸の誘導体が乾燥ポリマー成分の約
4.0〜約16.0重量%に等しい量で存在する、特許
請求の範囲第1項の材料。 12 安息香酸の誘導体が乾燥ポリマー成分の約
4.0〜約16.0重量%に等しい量で存在する、特許
請求の範囲第2項の材料。 13 酢酸セルロース、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、塩化ビニリデンとアクリロニトリルのコポ
リマー、およびポリ(メチルメタクリレート)か
らなる群から選択された第2の有機ポリマー物質
を含有している、特許請求の範囲第1項の材料。 14 酢酸セルロース、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、塩化ビニリデンとアクリロニトリルのコポ
リマー、およびポリ(メチルメタクリレート)か
らなる群から選択された第二の有機ポリマー物質
を含有している、特許請求の範囲第2項の材料。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/440,874 US4430414A (en) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | Image stabilizers for vesicular film |
| US440874 | 1982-11-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59102231A JPS59102231A (ja) | 1984-06-13 |
| JPH0433022B2 true JPH0433022B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=23750529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58212299A Granted JPS59102231A (ja) | 1982-11-12 | 1983-11-11 | ビジキユラ−像形成材料 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4430414A (ja) |
| EP (1) | EP0109286B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59102231A (ja) |
| DE (1) | DE3378078D1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4734378A (en) * | 1985-06-26 | 1988-03-29 | Abbott Laboratories | Precipitation of interfering proteins in fluorescence polarization immunoassay for digoxin |
| FR2615682B1 (fr) * | 1987-05-19 | 1989-07-13 | Thomson Csf | Geophone comportant un element sensible en polymere piezoelectrique |
| JP2527476B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1996-08-21 | ダイセル化学工業株式会社 | 光情報記録媒体 |
| US6794107B2 (en) | 2002-10-28 | 2004-09-21 | Kodak Polychrome Graphics Llc | Thermal generation of a mask for flexography |
| US20070047420A1 (en) * | 2005-08-25 | 2007-03-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical information recording medium, optical information recording method and optical information reproducing method |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2703756A (en) | 1951-12-12 | 1955-03-08 | Gen Aniline & Film Corp | Vesicular prints and process of making same |
| US3408192A (en) | 1964-06-10 | 1968-10-29 | Ibm | Light-sensitive diazotype compositions and elements |
| US3620743A (en) | 1969-12-15 | 1971-11-16 | Norman T Notley | Vehicles for vesicular photographic materials |
| US3622336A (en) | 1970-01-27 | 1971-11-23 | Norman Thomas Notley | Vesicular light-sensitive materials comprising a copolymer of chloroacrylonitrile and methacrylonitrile |
| US3661589A (en) | 1970-02-18 | 1972-05-09 | Norman T Notley | Interfacial vesicular print materials and methods of preparation |
| JPS5146696B2 (ja) * | 1973-07-23 | 1976-12-10 | ||
| FR2288993A1 (fr) * | 1974-08-23 | 1976-05-21 | Kalvar Corp | Melanges de resines pour ameliorer les systemes vesiculaires |
| JPS5129922A (en) * | 1974-09-06 | 1976-03-13 | Konishiroku Photo Ind | 2 seibunkeijiazogatasoseibutsu |
| US4152156A (en) | 1974-10-15 | 1979-05-01 | Xidex Corporation | Duplication-proof photographic film |
| JPS606498B2 (ja) * | 1975-11-11 | 1985-02-19 | グンゼ株式会社 | 光増感された小泡状感光感熱記録材料 |
| US4093463A (en) * | 1977-02-22 | 1978-06-06 | Eastman Kodak Company | Water soluble binder overcoat on vesicular element containing N2 -releasing agent |
| JPS54121802A (en) * | 1978-03-13 | 1979-09-21 | Tokyo Ouka Kougiyou Kk | Photosensitive printing plate |
| ZA796403B (en) * | 1978-12-11 | 1980-12-31 | Bexford Ltd | Recording materials |
-
1982
- 1982-11-12 US US06/440,874 patent/US4430414A/en not_active Expired - Lifetime
-
1983
- 1983-11-11 EP EP83306910A patent/EP0109286B1/en not_active Expired
- 1983-11-11 JP JP58212299A patent/JPS59102231A/ja active Granted
- 1983-11-11 DE DE8383306910T patent/DE3378078D1/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4430414A (en) | 1984-02-07 |
| EP0109286B1 (en) | 1988-09-21 |
| JPS59102231A (ja) | 1984-06-13 |
| EP0109286A3 (en) | 1986-03-12 |
| DE3378078D1 (en) | 1988-10-27 |
| EP0109286A2 (en) | 1984-05-23 |
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