JPH04331504A - 高速応答高精度複合増幅器 - Google Patents
高速応答高精度複合増幅器Info
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- JPH04331504A JPH04331504A JP91183990A JP18399091A JPH04331504A JP H04331504 A JPH04331504 A JP H04331504A JP 91183990 A JP91183990 A JP 91183990A JP 18399091 A JP18399091 A JP 18399091A JP H04331504 A JPH04331504 A JP H04331504A
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- JP
- Japan
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- amplifier
- pole
- input
- output
- zero
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/08—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements
- H03F1/083—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements in transistor amplifiers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の分野は、データ獲得シス
テム用の高精度増幅器であり、更に詳しくは、カスケー
ド接続された2つの集積回路演算増幅器(オペアンプ)
からなる高精度複合増幅器である。
テム用の高精度増幅器であり、更に詳しくは、カスケー
ド接続された2つの集積回路演算増幅器(オペアンプ)
からなる高精度複合増幅器である。
【0002】
【従来の技術】高精度増幅器は本技術分野で知られてい
る。ここにおいて用語として使用されている高精度は約
0.005%の精度を必要とするものである。一般に、
増幅器から得られる精度はとりわけ増幅器の開ループ利
得に関係していることが知られている。高速動作を必要
としない用途においては、充分な利得を有する単一段の
オペアンプが商用的に利用されている。しかしながら、
高速オペアンプは高速性能を達成するために行われる兼
ね合いのために開ループ利得がかなり低い。ここで用語
として使用されている高速用途とは約700ナノ秒(n
S)の整定時間(settling time )を必
要とする用途である。用途が高精度および高速の両方を
必要とする場合には、出力が必要な整定時間(700n
S)以内で、かつ必要な精度(0.005%)以内に安
定しなければならないことを意味している。
る。ここにおいて用語として使用されている高精度は約
0.005%の精度を必要とするものである。一般に、
増幅器から得られる精度はとりわけ増幅器の開ループ利
得に関係していることが知られている。高速動作を必要
としない用途においては、充分な利得を有する単一段の
オペアンプが商用的に利用されている。しかしながら、
高速オペアンプは高速性能を達成するために行われる兼
ね合いのために開ループ利得がかなり低い。ここで用語
として使用されている高速用途とは約700ナノ秒(n
S)の整定時間(settling time )を必
要とする用途である。用途が高精度および高速の両方を
必要とする場合には、出力が必要な整定時間(700n
S)以内で、かつ必要な精度(0.005%)以内に安
定しなければならないことを意味している。
【0003】有効な単一段の高速オペアンプの利得の低
減のために、従来の高速高精度増幅器はしばしばカスケ
ード接続された2つの高速オペアンプで構成されていた
。この構成においては、この対のオペアンプの正味の利
得は個々の利得の積であり、これは高精度用には充分な
ものである。しかしながら、複合構成を安定化するため
に、補償ネットワークが必要である。従来の補償ネット
ワークは低速用途には充分動作していたが、複合増幅器
の高速性能、例えば整定時間を悪化させていた。従って
、従来の構成の複合オペアンプは必要な精度を達成する
ことはできたが、使用される補償回路による遅延のため
に高速性能において制限されていた。
減のために、従来の高速高精度増幅器はしばしばカスケ
ード接続された2つの高速オペアンプで構成されていた
。この構成においては、この対のオペアンプの正味の利
得は個々の利得の積であり、これは高精度用には充分な
ものである。しかしながら、複合構成を安定化するため
に、補償ネットワークが必要である。従来の補償ネット
ワークは低速用途には充分動作していたが、複合増幅器
の高速性能、例えば整定時間を悪化させていた。従って
、従来の構成の複合オペアンプは必要な精度を達成する
ことはできたが、使用される補償回路による遅延のため
に高速性能において制限されていた。
【0004】
【発明の概要】本発明による高速高性能複合増幅器はカ
スケード接続された第1および第2の演算増幅器と第2
の演算増幅器に接続された補償ネットワークとを有して
いる。補償ネットワークは複合増幅器の開ループ応答特
性においてゼロ、第1の極および第2の極を発生する。 補償ネットワークは、補償ネットワークの開ループ応答
特性の第2の極をゼロにほぼ等しくして、この結果第2
の極でゼロを相殺するように形成される。
スケード接続された第1および第2の演算増幅器と第2
の演算増幅器に接続された補償ネットワークとを有して
いる。補償ネットワークは複合増幅器の開ループ応答特
性においてゼロ、第1の極および第2の極を発生する。 補償ネットワークは、補償ネットワークの開ループ応答
特性の第2の極をゼロにほぼ等しくして、この結果第2
の極でゼロを相殺するように形成される。
【0005】本発明の1つの主利点は高精度複合増幅器
用の高速性能の改良、すなわち整定時間の低減である。 本発明により教示される極/ゼロ相殺は複合増幅器の開
ループ応答特性を簡単化して、実際上単一段増幅器のよ
り簡単で高速な単一極応答特性のように作用させる。こ
の結果、複合増幅器の整定時間はかなり低減している。
用の高速性能の改良、すなわち整定時間の低減である。 本発明により教示される極/ゼロ相殺は複合増幅器の開
ループ応答特性を簡単化して、実際上単一段増幅器のよ
り簡単で高速な単一極応答特性のように作用させる。こ
の結果、複合増幅器の整定時間はかなり低減している。
【0006】本発明により教示される極/ゼロ相殺を達
成するために、第2の演算増幅器は第1および第2の外
部補償接続点を有するようにし、補償ネットワークは第
1および第2の外部補償接続点の間に並列に接続された
コンデンサおよび抵抗を有するようにする。外部補償を
使用することは第2の極の位置に対してより大きな制御
をもたらすという利点があり、部品の許容差および温度
変化に対する敏感さを低くする。
成するために、第2の演算増幅器は第1および第2の外
部補償接続点を有するようにし、補償ネットワークは第
1および第2の外部補償接続点の間に並列に接続された
コンデンサおよび抵抗を有するようにする。外部補償を
使用することは第2の極の位置に対してより大きな制御
をもたらすという利点があり、部品の許容差および温度
変化に対する敏感さを低くする。
【0007】
【発明の目的】本発明の主目的は、第2の極でゼロを相
殺するためにゼロの位置を調整また微調整することがで
きる複合増幅器を提供することにある。従って、複合増
幅器はゼロが第2の極にほぼ等しくなるようにゼロを調
整する調整回路を有するようにする。調整回路は第1の
演算増幅器の出力と第2の演算増幅器の入力との間に接
続された抵抗分圧器で構成し、この抵抗分圧器の抵抗の
少なくとも1つは可変とする。
殺するためにゼロの位置を調整また微調整することがで
きる複合増幅器を提供することにある。従って、複合増
幅器はゼロが第2の極にほぼ等しくなるようにゼロを調
整する調整回路を有するようにする。調整回路は第1の
演算増幅器の出力と第2の演算増幅器の入力との間に接
続された抵抗分圧器で構成し、この抵抗分圧器の抵抗の
少なくとも1つは可変とする。
【0008】本発明の上述および他の目的および利点は
次の説明から明らかになるであろう。この説明では、本
発明の好適実施例を図示する添付図面を参照する。しか
しながら、このような実施例は本発明の全範囲を示して
いるものではないので、本発明の範囲の解釈には特許請
求の範囲を参照されたい。
次の説明から明らかになるであろう。この説明では、本
発明の好適実施例を図示する添付図面を参照する。しか
しながら、このような実施例は本発明の全範囲を示して
いるものではないので、本発明の範囲の解釈には特許請
求の範囲を参照されたい。
【0009】
【実施例の説明】図1を参照すると、コンピュータ断層
撮影(CT)データ獲得サブシステム1は、複数の入力
チャンネル2の各々にアナログ入力信号を受信する。入
力信号の調整(図示せず)の後、入力チャンネル2はマ
ルチプレクサ3に接続され、マルチプレクサ3は画像処
理コントローラ4の制御の下に一度に1つの入力チャン
ネル2を選択する。マルチプレクサ3の出力は選択され
た入力チャンネルのアナログ入力信号に対応するアナロ
グ信号である。出力5はデータコンバータ6の入力とし
て接続されている。データコンバータ6はアナログ出力
5を以下に説明するように別々の指数部7および小数部
8からなる浮動小数点ディジタル出力に変換する。出力
7および8はそれから画像処理コントローラ4によって
サンプリングされ、周知の方法で処理される。
撮影(CT)データ獲得サブシステム1は、複数の入力
チャンネル2の各々にアナログ入力信号を受信する。入
力信号の調整(図示せず)の後、入力チャンネル2はマ
ルチプレクサ3に接続され、マルチプレクサ3は画像処
理コントローラ4の制御の下に一度に1つの入力チャン
ネル2を選択する。マルチプレクサ3の出力は選択され
た入力チャンネルのアナログ入力信号に対応するアナロ
グ信号である。出力5はデータコンバータ6の入力とし
て接続されている。データコンバータ6はアナログ出力
5を以下に説明するように別々の指数部7および小数部
8からなる浮動小数点ディジタル出力に変換する。出力
7および8はそれから画像処理コントローラ4によって
サンプリングされ、周知の方法で処理される。
【0010】典型的なCTシステムにおいては、入力チ
ャンネル2が全体で16個あり、各入力チャンネル2は
47個の異なるX線検出器(図示せず)からの複合多重
信号自身であるアナログ信号である。多くのCTシステ
ムの設計および動作要求条件では、各入力チャンネル2
の47個の全ての検出信号が1ミリ秒(mS)毎に順次
サンプリングされなければならない。例えば、1mS毎
に全体で752のサンプルになる。従来の増幅器の速度
制限により、必要な時間以内に全てのサンプルを獲得す
るために素多重方式で並列に動作する全体で12個のデ
ータコンバータ6を利用することが必要であった。
ャンネル2が全体で16個あり、各入力チャンネル2は
47個の異なるX線検出器(図示せず)からの複合多重
信号自身であるアナログ信号である。多くのCTシステ
ムの設計および動作要求条件では、各入力チャンネル2
の47個の全ての検出信号が1ミリ秒(mS)毎に順次
サンプリングされなければならない。例えば、1mS毎
に全体で752のサンプルになる。従来の増幅器の速度
制限により、必要な時間以内に全てのサンプルを獲得す
るために素多重方式で並列に動作する全体で12個のデ
ータコンバータ6を利用することが必要であった。
【0011】これに対して、本発明の高速増幅器を使用
した場合には、1mS以内に同じ数のサンプルを獲得す
るのに2つのデータコンバータ6のみしか必要ではない
。 このようなデータコンバータ6の1つが図1に示され、
これは16個の入力チャンネル2の中の8個の入力チャ
ンネルに対して動作するように構成されている。第2の
データコンバータ(図示せず)は別の8個のチャンネル
に対して動作するものであることを理解されたい。ハー
ドウェアおよび価格におけるこのような実質的な削減は
本発明の高速増幅器によって可能となるものである。
した場合には、1mS以内に同じ数のサンプルを獲得す
るのに2つのデータコンバータ6のみしか必要ではない
。 このようなデータコンバータ6の1つが図1に示され、
これは16個の入力チャンネル2の中の8個の入力チャ
ンネルに対して動作するように構成されている。第2の
データコンバータ(図示せず)は別の8個のチャンネル
に対して動作するものであることを理解されたい。ハー
ドウェアおよび価格におけるこのような実質的な削減は
本発明の高速増幅器によって可能となるものである。
【0012】更に図1を参照すると、データコンバータ
6は浮動小数点増幅器(FPA)10および通常のアナ
ログ−ディジタル(A/D)変換器11の2つの主構成
要素を有している。浮動小数点増幅器10はプリスケー
ラとして作用し、入力5に対して離散的な増幅率を供給
し、入力をA/D変換器11による変換のための最適な
範囲内に設定する。浮動小数点増幅器10の増幅率すな
わち「利得」は一般に2の累乗であり、この実施例では
増幅率は1,8および64である。選択された増幅率が
ディジタル浮動小数点の2ビットの指数部7としてFP
A10によって符号化される。A/D変換器11の出力
8はディジタル浮動小数点数の小数部を表している。指
数部7および小数部8からなるディジタル浮動小数点数
は更に処理されるために画像処理コントローラ4に入力
される。
6は浮動小数点増幅器(FPA)10および通常のアナ
ログ−ディジタル(A/D)変換器11の2つの主構成
要素を有している。浮動小数点増幅器10はプリスケー
ラとして作用し、入力5に対して離散的な増幅率を供給
し、入力をA/D変換器11による変換のための最適な
範囲内に設定する。浮動小数点増幅器10の増幅率すな
わち「利得」は一般に2の累乗であり、この実施例では
増幅率は1,8および64である。選択された増幅率が
ディジタル浮動小数点の2ビットの指数部7としてFP
A10によって符号化される。A/D変換器11の出力
8はディジタル浮動小数点数の小数部を表している。指
数部7および小数部8からなるディジタル浮動小数点数
は更に処理されるために画像処理コントローラ4に入力
される。
【0013】図2を参照すると、浮動小数点増幅器10
の入力5はまず利得1の増幅器20によってバッファさ
れる。増幅器20の出力はアナログマルチプレクサ21
の1つの入力に「X1」入力として供給される。また、
増幅器20の出力は反転増幅器22の入力に接続されて
いる。この反転増幅器22は−8の利得を有している。 増幅器22の出力は、−1および−8の利得をそれぞれ
有している反転増幅器23および26の入力に接続され
ている。従って、増幅器26の出力は元の入力信号5の
+64(−8×−8)倍の正味の増幅を表し、アナログ
マルチプレクサ21の「X64」入力に接続されている
。同様にして、増幅器23の出力はアナログマルチプレ
クサ21の「X8」入力(−8×−1=+8)に接続さ
れている。また、増幅器22の出力は区分選択回路24
の入力に接続されている。
の入力5はまず利得1の増幅器20によってバッファさ
れる。増幅器20の出力はアナログマルチプレクサ21
の1つの入力に「X1」入力として供給される。また、
増幅器20の出力は反転増幅器22の入力に接続されて
いる。この反転増幅器22は−8の利得を有している。 増幅器22の出力は、−1および−8の利得をそれぞれ
有している反転増幅器23および26の入力に接続され
ている。従って、増幅器26の出力は元の入力信号5の
+64(−8×−8)倍の正味の増幅を表し、アナログ
マルチプレクサ21の「X64」入力に接続されている
。同様にして、増幅器23の出力はアナログマルチプレ
クサ21の「X8」入力(−8×−1=+8)に接続さ
れている。また、増幅器22の出力は区分選択回路24
の入力に接続されている。
【0014】図2および図3を参照すると、データコン
バータ6によって受け入れられる入力の範囲を増大する
ために、入力5は3つの区分に概念的に分割されている
。区分選択回路24は区分1,2または3にそれぞれ対
応する利得X64,X8またはX1の適当な値を選択す
るように周知の方法で動作する。区分選択回路24は、
入力25を(1)A/D変換器11のアナログ入力のフ
ルスケール値に対応するしきい値および(2)フルスケ
ール値の8分の1に対応するしきい値と比較する。 区分選択回路25の入力は既に8の増幅率で増幅されて
いるので、実際に使用されるしきい値はフルスケールの
1/64および1/8の元の入力信号5の値に対応して
いる。
バータ6によって受け入れられる入力の範囲を増大する
ために、入力5は3つの区分に概念的に分割されている
。区分選択回路24は区分1,2または3にそれぞれ対
応する利得X64,X8またはX1の適当な値を選択す
るように周知の方法で動作する。区分選択回路24は、
入力25を(1)A/D変換器11のアナログ入力のフ
ルスケール値に対応するしきい値および(2)フルスケ
ール値の8分の1に対応するしきい値と比較する。 区分選択回路25の入力は既に8の増幅率で増幅されて
いるので、実際に使用されるしきい値はフルスケールの
1/64および1/8の元の入力信号5の値に対応して
いる。
【0015】しきい値の比較に基づいて、区分選択回路
24は指数部7を構成する2本の2進制御線を符号化す
る。指数部7はアナログマルチプレクサ21の制御入力
および画像処理コントローラ4の2ビット指数部の両方
に接続されている。アナログマルチプレクサ21は入力
信号5が存在する区分に従って増幅度X1,X8または
X64を有する増幅器20,23または26の1つの出
力を選択する。これは、アナログマルチプレクサ21の
出力27がA/D変換器11のフルスケール入力を超え
ることなくできる限り大きくなることを補償している。
24は指数部7を構成する2本の2進制御線を符号化す
る。指数部7はアナログマルチプレクサ21の制御入力
および画像処理コントローラ4の2ビット指数部の両方
に接続されている。アナログマルチプレクサ21は入力
信号5が存在する区分に従って増幅度X1,X8または
X64を有する増幅器20,23または26の1つの出
力を選択する。これは、アナログマルチプレクサ21の
出力27がA/D変換器11のフルスケール入力を超え
ることなくできる限り大きくなることを補償している。
【0016】データコンバータ6によって変換されるチ
ャンネルの数が多いので、相対的な変換速度はかなり高
い。サンプル当り2.33マイクロ秒(μS)の変換速
度が本実施例では好ましい。A/D変換器11は2.3
3μSの好ましいサンプリング周期を有するサンプルお
よびホールド型のものである。入力マルチプレクサ3に
よって選択される入力チャンネル2を変更するときには
、新しく選択されるチャンネル2上の信号は入力マルチ
プレクサ3および浮動小数点増幅器10を通って伝播し
なければならず、2.33μSの期間が終了する少し前
にA/D変換器11の入力において安定にならなければ
ならない。これは、浮動小数点増幅器10を通る経路は
増幅器20,22,23および26の中の2つまたは3
つが直列に接続されたところを通る伝播を必要とするの
で、浮動小数点増幅器10内の増幅器20,22,23
および26は広い周波数帯域およびきわめて短い整定時
間を持っていなければならないことを必要とする。好ま
しい整定時間は増幅器あたり700nS台のものである
か、または3つの増幅器が直列に接続された場合には3
×700nS=2.1μSとなる。
ャンネルの数が多いので、相対的な変換速度はかなり高
い。サンプル当り2.33マイクロ秒(μS)の変換速
度が本実施例では好ましい。A/D変換器11は2.3
3μSの好ましいサンプリング周期を有するサンプルお
よびホールド型のものである。入力マルチプレクサ3に
よって選択される入力チャンネル2を変更するときには
、新しく選択されるチャンネル2上の信号は入力マルチ
プレクサ3および浮動小数点増幅器10を通って伝播し
なければならず、2.33μSの期間が終了する少し前
にA/D変換器11の入力において安定にならなければ
ならない。これは、浮動小数点増幅器10を通る経路は
増幅器20,22,23および26の中の2つまたは3
つが直列に接続されたところを通る伝播を必要とするの
で、浮動小数点増幅器10内の増幅器20,22,23
および26は広い周波数帯域およびきわめて短い整定時
間を持っていなければならないことを必要とする。好ま
しい整定時間は増幅器あたり700nS台のものである
か、または3つの増幅器が直列に接続された場合には3
×700nS=2.1μSとなる。
【0017】図3のグラフはデータコンバータ6の正味
の伝達関数を示している。理想的には、3つの区分1−
3は完全に整列して連続しているものである。この整列
に影響を与える2つの要因がある。すなわち、各区分の
傾斜およびゼロの切取りすなわちオフセットである。各
区分のオフセットが周知のオートゼロ回路、またはディ
ジタルオートゼロ回路によって補正することができる。
の伝達関数を示している。理想的には、3つの区分1−
3は完全に整列して連続しているものである。この整列
に影響を与える2つの要因がある。すなわち、各区分の
傾斜およびゼロの切取りすなわちオフセットである。各
区分のオフセットが周知のオートゼロ回路、またはディ
ジタルオートゼロ回路によって補正することができる。
【0018】各区分の傾斜はその区分に適応される正味
の増幅利得を示している。従って、各増幅器20,22
,23および26の利得は所望の精度にあったレベルに
対して正確であることを保証する必要がある。この実施
例においては、その所望の精度は0.005%である。 1の利得において必要な速度および精度を有することが
できる単一段オペアンプが有効である。例えば、増幅器
20および23にはこのような単一段オペアンプが使用
されている。
の増幅利得を示している。従って、各増幅器20,22
,23および26の利得は所望の精度にあったレベルに
対して正確であることを保証する必要がある。この実施
例においては、その所望の精度は0.005%である。 1の利得において必要な速度および精度を有することが
できる単一段オペアンプが有効である。例えば、増幅器
20および23にはこのような単一段オペアンプが使用
されている。
【0019】しかしながら、増幅器22および26にお
けるようにかなりの値の利得が必要である場合には、以
下に詳細に説明するように単一段オペアンプは精度およ
び速度において制限される。カスケードに接続された2
つのオペアンプからなる複合増幅器は必要な精度を有す
るものとして上首尾に使用されていたが、このような増
幅器は受け入れることができないような長い整定時間を
発生する。また、この長い整定時間は達成し得る最大サ
ンプリング速度を制限する要因ともなっている。本発明
は必要な利得、精度およびサンプリング速度を増大する
ことができる極めて速い整定時間を有する増幅器を提供
する。
けるようにかなりの値の利得が必要である場合には、以
下に詳細に説明するように単一段オペアンプは精度およ
び速度において制限される。カスケードに接続された2
つのオペアンプからなる複合増幅器は必要な精度を有す
るものとして上首尾に使用されていたが、このような増
幅器は受け入れることができないような長い整定時間を
発生する。また、この長い整定時間は達成し得る最大サ
ンプリング速度を制限する要因ともなっている。本発明
は必要な利得、精度およびサンプリング速度を増大する
ことができる極めて速い整定時間を有する増幅器を提供
する。
【0020】図4を参照すると、基本的な反転閉ループ
増幅器29の利得は次式によって近似される。
増幅器29の利得は次式によって近似される。
【0021】
【数1】
例えば、−8の利得はR2=8×R1であるときに達成
される。抵抗R1およびR2の比率は市販されている精
度の合った抵抗対として必要な精度で入手することがで
きる。しかしながら、式1によって与えられる近似は正
確ではない。正確な利得の式は次の通りである。
される。抵抗R1およびR2の比率は市販されている精
度の合った抵抗対として必要な精度で入手することがで
きる。しかしながら、式1によって与えられる近似は正
確ではない。正確な利得の式は次の通りである。
【0022】
【数2】
ここにおいて、「A」は増幅器30の開ループ直流利得
である。
である。
【0023】この後者の利得式(2)は、A×(R1/
(R1+R2))の項が1よりもはるかに大きい場合に
はより簡単な前の式(1)に変形することができる。こ
の近似計算が正しい程度は簡単な利得式(1)の精度を
決定する。「利得8」の増幅器(例えば、R2=8×R
1)に対して0.005%の所望の精度を達成するには
、式(2)の「A」の値は180,000ボルト/ボル
トよりも大きくなければならない。R1=R2の場合の
「利得1」の増幅器の場合には、「A」の値は同じ精度
を達成するために40,000ボルト/ボルト台である
ことが必要なだけであることに注意されたい。
(R1+R2))の項が1よりもはるかに大きい場合に
はより簡単な前の式(1)に変形することができる。こ
の近似計算が正しい程度は簡単な利得式(1)の精度を
決定する。「利得8」の増幅器(例えば、R2=8×R
1)に対して0.005%の所望の精度を達成するには
、式(2)の「A」の値は180,000ボルト/ボル
トよりも大きくなければならない。R1=R2の場合の
「利得1」の増幅器の場合には、「A」の値は同じ精度
を達成するために40,000ボルト/ボルト台である
ことが必要なだけであることに注意されたい。
【0024】市販の高速オペアンプは閉ループ利得が1
の用途に適した開ループ利得(A:約40,000)に
制限されるが、より高い閉ループ増幅率の場合には制限
されない。例えば、本実施例におけるように「利得8」
の増幅器においては、180,000より大きな開ルー
プ利得「A」が必要であるが、高速の単一オペアンプに
は商業的に得られていない。高速単一段オペアンプの開
ループ利得における制限は高速性能を達成するために行
われる設計上の兼ね合いによるものである。
の用途に適した開ループ利得(A:約40,000)に
制限されるが、より高い閉ループ増幅率の場合には制限
されない。例えば、本実施例におけるように「利得8」
の増幅器においては、180,000より大きな開ルー
プ利得「A」が必要であるが、高速の単一オペアンプに
は商業的に得られていない。高速単一段オペアンプの開
ループ利得における制限は高速性能を達成するために行
われる設計上の兼ね合いによるものである。
【0025】この不適当な開ループ利得状態に対する1
つの解決方法は製造時点においてR1またはR2を調整
して補償することである。この方法は、増幅器の開ルー
プ利得が温度および時間とともに非常にドリフトしやす
いので受け入れることができない。
つの解決方法は製造時点においてR1またはR2を調整
して補償することである。この方法は、増幅器の開ルー
プ利得が温度および時間とともに非常にドリフトしやす
いので受け入れることができない。
【0026】他の解決方法は増幅器の開ループ利得を増
大することである。これは図5に示すようにカスケード
に2つのオペアンプ段31および32を接続することに
よって本技術分野で知られているように達成することが
できる。この場合、カスケード対の開ループ利得は個々
の段の開ループ利得に等しい。しかしながら、図5の基
本的なカスケード接続は何の補償もされていず、発振し
易いので、実際的な解決方法ではない。
大することである。これは図5に示すようにカスケード
に2つのオペアンプ段31および32を接続することに
よって本技術分野で知られているように達成することが
できる。この場合、カスケード対の開ループ利得は個々
の段の開ループ利得に等しい。しかしながら、図5の基
本的なカスケード接続は何の補償もされていず、発振し
易いので、実際的な解決方法ではない。
【0027】図6に示すように、補償した形式のオペア
ンプのカスケード接続は従来の高精度増幅器用に通常使
用されている。図6の増幅器構成は必要な精度を達成す
るに充分な開ループ直流利得を有しているが、使用され
ている補償ネットワークのために受け入れることができ
ない長い整定時間を有している。これは、増幅器の出力
が所望の精度に安定するのに比較的長い時間待つことを
必要とするため、図6の増幅器構成は高速用には受け入
れることができない。
ンプのカスケード接続は従来の高精度増幅器用に通常使
用されている。図6の増幅器構成は必要な精度を達成す
るに充分な開ループ直流利得を有しているが、使用され
ている補償ネットワークのために受け入れることができ
ない長い整定時間を有している。これは、増幅器の出力
が所望の精度に安定するのに比較的長い時間待つことを
必要とするため、図6の増幅器構成は高速用には受け入
れることができない。
【0028】次に、図6の増幅器構成に固有の高速性能
が悪い原因および本発明による改良された高速性能につ
いて説明する。通常の単一段オペアンプを代表する複素
周波数演算子(S)についての開ループ周波数応答特性
は次に示す簡単な単一極の式によって示される。
が悪い原因および本発明による改良された高速性能につ
いて説明する。通常の単一段オペアンプを代表する複素
周波数演算子(S)についての開ループ周波数応答特性
は次に示す簡単な単一極の式によって示される。
【0029】
【数3】
ここにおいて、T1は単一段オペアンプの構造および内
部補償によって決定される固有の時定数である。
部補償によって決定される固有の時定数である。
【0030】上の式は高周波極がなければ一般に有効で
ある。この高周波極は一般に閉ループ増幅器のダイナミ
ック応答特性に大きな影響を与えない。これは式(2)
の「A」の値の代わりに式(3)の「A(S)」の式を
まず使用し、それから逆ラプラス変換を行うことによっ
て数学的に示すことができ、図4の単一段増幅器構成の
単一ステップ入力に対する時間領域応答特性は次の式に
よって示される。
ある。この高周波極は一般に閉ループ増幅器のダイナミ
ック応答特性に大きな影響を与えない。これは式(2)
の「A」の値の代わりに式(3)の「A(S)」の式を
まず使用し、それから逆ラプラス変換を行うことによっ
て数学的に示すことができ、図4の単一段増幅器構成の
単一ステップ入力に対する時間領域応答特性は次の式に
よって示される。
【0031】
【数4】
すなわち、単一ステップ応答特性は簡単な一次または単
一時定数応答特性である。時定数T2は非反転利得([
R1+R2]/R1)とラジアンで表される開ループ利
得1の周波数の逆数(T1/A)との積にほぼ等しい。
一時定数応答特性である。時定数T2は非反転利得([
R1+R2]/R1)とラジアンで表される開ループ利
得1の周波数の逆数(T1/A)との積にほぼ等しい。
【0032】例えば、単一段増幅器が最終の値の0.0
05%(e−t/T2 <5×10−5)以内に安定す
るのに必要な整定時間は時定数T2の約10倍である。 従って、必要な700nSの安定精度を達成するには、
時定数T2は約70nSであることが必要である。「利
得8」の増幅器の場合には、125メガラジアン/秒、
すなわち約20メガヘルツの開ループ利得1の周波数は
T2に対して70nSの値を達成する必要がある。不幸
にして、上述したように、その高さの周波数応答特性を
有する市販の単一段演算増幅器はかなり低い開ループ直
流利得を有し、所望の絶対精度を達成するにはあまりに
も低すぎる。
05%(e−t/T2 <5×10−5)以内に安定す
るのに必要な整定時間は時定数T2の約10倍である。 従って、必要な700nSの安定精度を達成するには、
時定数T2は約70nSであることが必要である。「利
得8」の増幅器の場合には、125メガラジアン/秒、
すなわち約20メガヘルツの開ループ利得1の周波数は
T2に対して70nSの値を達成する必要がある。不幸
にして、上述したように、その高さの周波数応答特性を
有する市販の単一段演算増幅器はかなり低い開ループ直
流利得を有し、所望の絶対精度を達成するにはあまりに
も低すぎる。
【0033】逆に、図6の複合増幅器の開ループ周波数
応答特性は次式で示す2次式である。
応答特性は次式で示す2次式である。
【0034】
【数5】
ここにおいて、A1およびA2は複合増幅器のカスケー
ド接続されたオペアンプのそれぞれの開ループ利得であ
る。
ド接続されたオペアンプのそれぞれの開ループ利得であ
る。
【0035】上述した一次開ループ応答特性の場合にお
けるように、閉ループ単一ステップ応答特性は次のよう
に基本的な2次応答特性の形を有するように数学的に示
すことができる。
けるように、閉ループ単一ステップ応答特性は次のよう
に基本的な2次応答特性の形を有するように数学的に示
すことができる。
【0036】
【数6】
更に、T6およびT7の両方は式(4)のT2よりも常
に大きいものであることがわかる。悪い場合でも、T6
またはT7のより大きい方の値は小さい方の値よりも何
倍も大きい。明らかなように、T6またはT7の大きい
方の値の対応する係数、例えば「B」または「C」はそ
れぞれかなり小さい。しかしながら、それにも関わらず
一般に約700nSの高速整定時間内に0.005%の
安定精度を達成することができない。
に大きいものであることがわかる。悪い場合でも、T6
またはT7のより大きい方の値は小さい方の値よりも何
倍も大きい。明らかなように、T6またはT7の大きい
方の値の対応する係数、例えば「B」または「C」はそ
れぞれかなり小さい。しかしながら、それにも関わらず
一般に約700nSの高速整定時間内に0.005%の
安定精度を達成することができない。
【0037】本発明は、式(3)の1次表現の簡単な形
式が得られるように、すなわち式(5)のT4およびT
5が等しくなるようにT4およびT5を制御する信頼性
のある安定な装置を提供する。改良された回路の構成図
が図7に示されている。
式が得られるように、すなわち式(5)のT4およびT
5が等しくなるようにT4およびT5を制御する信頼性
のある安定な装置を提供する。改良された回路の構成図
が図7に示されている。
【0038】この回路は必要な極/ゼロ相殺をどのよう
に行うかを理解するために、まず式(5)の極の各一方
およびゼロが種々の回路要素についてどこで発生するか
を理解することが必要である。T3に関連する第1の極
は、R3,C1およびA3で形成される積分器の利得が
増幅器A3の直流開ループ利得に等しい最も高い周波数
で発生される低い周波数の極である。T4に関連するゼ
ロは点V1からV3までの回路利得が利得1に達する周
波数で発生する。T5に関連する第2の極はオペアンプ
A4の開ループ利得によって設定される高い周波数の極
である。通常よく調整されず、したがってT4に関連す
るゼロを正確に相殺しないのはT5によって決定される
後者の、すなわち第2の極である。この相殺の欠乏は上
述した貧弱な設定が原因である。
に行うかを理解するために、まず式(5)の極の各一方
およびゼロが種々の回路要素についてどこで発生するか
を理解することが必要である。T3に関連する第1の極
は、R3,C1およびA3で形成される積分器の利得が
増幅器A3の直流開ループ利得に等しい最も高い周波数
で発生される低い周波数の極である。T4に関連するゼ
ロは点V1からV3までの回路利得が利得1に達する周
波数で発生する。T5に関連する第2の極はオペアンプ
A4の開ループ利得によって設定される高い周波数の極
である。通常よく調整されず、したがってT4に関連す
るゼロを正確に相殺しないのはT5によって決定される
後者の、すなわち第2の極である。この相殺の欠乏は上
述した貧弱な設定が原因である。
【0039】図7の増幅回路は、第2の増幅器A4が外
部補償されたオペアンプであるという点において従来の
カスケード増幅回路と異なっている。外部補償を使用す
ることによって、T5に対する制御の度合をかなり大き
くすることができる。外部補償は一対の外部補償接続点
の間、詳しくは増幅器A4の出力45と外部補償入力4
6との間に並列に接続されたコンデンサC3と抵抗R6
によって行われる。C3に並列にR6を接続することは
本発明の独特な点であって、C3のみを使用したり、ま
たは抵抗に直列にC3を使用する通常の方法と異なって
いる。以下に説明するように、C3に並列な抵抗は利得
を犠牲にしているが、所望の極/ゼロ相殺を達成するの
に必要な制御を行う。
部補償されたオペアンプであるという点において従来の
カスケード増幅回路と異なっている。外部補償を使用す
ることによって、T5に対する制御の度合をかなり大き
くすることができる。外部補償は一対の外部補償接続点
の間、詳しくは増幅器A4の出力45と外部補償入力4
6との間に並列に接続されたコンデンサC3と抵抗R6
によって行われる。C3に並列にR6を接続することは
本発明の独特な点であって、C3のみを使用したり、ま
たは抵抗に直列にC3を使用する通常の方法と異なって
いる。以下に説明するように、C3に並列な抵抗は利得
を犠牲にしているが、所望の極/ゼロ相殺を達成するの
に必要な制御を行う。
【0040】図8を参照すると、本発明によって行われ
る補償が必要な極/ゼロ相殺をどのように達成するかが
わかる。演算増幅器A4は、ほとんど全ての現在のオペ
アンプを代表するものであるが、2つの段50および5
1で構成されている。入力段51は通常差動段と称され
る。この差動段51は+および−入力52および53の
間の差動入力電圧を出力54のシングルエンデッド形の
電流I1に変換する。差動段51の伝達関数は単一相互
コンダクタンス値gmによって次のように定められる。
る補償が必要な極/ゼロ相殺をどのように達成するかが
わかる。演算増幅器A4は、ほとんど全ての現在のオペ
アンプを代表するものであるが、2つの段50および5
1で構成されている。入力段51は通常差動段と称され
る。この差動段51は+および−入力52および53の
間の差動入力電圧を出力54のシングルエンデッド形の
電流I1に変換する。差動段51の伝達関数は単一相互
コンダクタンス値gmによって次のように定められる。
【0041】
【数7】
第2の、すなわち出力段51はシングルエンデッド形の
電流入力I1をシングルエンデッド形の電圧出力Voに
変換するように作用し、−Aoの反転利得を備えている
。R6の影響を無視すると、出力段51の直流伝達関数
は次の通りである。
電流入力I1をシングルエンデッド形の電圧出力Voに
変換するように作用し、−Aoの反転利得を備えている
。R6の影響を無視すると、出力段51の直流伝達関数
は次の通りである。
【0042】
Vo=−Ao・I1
(8)同様にして、出力段51の直流伝達関数は
次式によって定められる。
(8)同様にして、出力段51の直流伝達関数は
次式によって定められる。
【0043】
【数8】
上述した式を全演算増幅器A4まで拡大し、更にR6を
無視すると、次に示す直流および交流伝達関数が得られ
る。
無視すると、次に示す直流および交流伝達関数が得られ
る。
【0044】
直流利得=−Ao・gm
(10) 交流利得=−gm/(S・
C3)
(11)直流の式(11)は高周波に対して適応さ
れ、ここでその値は対応する直流の式(10)よりも大
きい。すなわち、式(5)のT5に対応する周波数は直
流の式(10)および交流の式(11)の値が等しくな
る周波数に等しい。不幸なことに、その周波数はAoお
よびgmの関数として変化し、比較的不安定な傾向があ
る。この不安定性は式(5)における確実な極/ゼロ相
殺を妨げている。
(10) 交流利得=−gm/(S・
C3)
(11)直流の式(11)は高周波に対して適応さ
れ、ここでその値は対応する直流の式(10)よりも大
きい。すなわち、式(5)のT5に対応する周波数は直
流の式(10)および交流の式(11)の値が等しくな
る周波数に等しい。不幸なことに、その周波数はAoお
よびgmの関数として変化し、比較的不安定な傾向があ
る。この不安定性は式(5)における確実な極/ゼロ相
殺を妨げている。
【0045】しかしながら、R6を追加することによっ
て、A4に対して次に示す新しい伝達関数が得られる。
て、A4に対して次に示す新しい伝達関数が得られる。
【0046】
【数9】
この式(12)は、R6およびC3によって決定される
一定の周波数極を得るために増幅器の直流開ループ利得
の幾分かが犠牲にされていることを示している。直流開
ループ利得の損失は、以下に詳細に説明するように全体
の直流開ループ利得がまだかなり大きいものであるので
重大な損失ではない。
一定の周波数極を得るために増幅器の直流開ループ利得
の幾分かが犠牲にされていることを示している。直流開
ループ利得の損失は、以下に詳細に説明するように全体
の直流開ループ利得がまだかなり大きいものであるので
重大な損失ではない。
【0047】図7を再び参照すると、抵抗R4およびR
5aがオペアンプA3の出力とオペアンプA4の入力と
の間に分圧器の構成で接続されている。この結果の減衰
は、カスケード接続されたオペアンプ対の開ループ利得
がまず第1に大きいために増幅器の全体の精度にあまり
影響を与えない。特に、本実施例に好ましいオペアンプ
は、オペアンプA3に対してはイリノイ州アディソンの
バーブラウン(Burr Brown)社から入手し得
るタイプOPA−111であり、オペアンプA4に対し
てはマサチューセッツ州ノーウッドのアナログデバイシ
ズ(Analog Devices)社から入手し得る
タイプAD380である。 OPA−111は500,000ボルト/ボルトの開ル
ープ利得を有し、AD380は25,000ボルト/ボ
ルトの開ループ利得を有し、積A3×A4は1.25×
1010になる。上述したように、約180,000ボ
ルト/ボルトは0.005%の所望の精度を達成するの
に充分なものであり、C3,R6の補償ネットワークお
よびR4,R5aの分圧器によって生ずる減衰は無視す
ることができる。また、オペアンプA3はそれ自身で1
80,000ボルト/ボルトの利得要求条件を超える開
ループ直流利得を有する高利得タイプのものである。し
かしながら、カスケード構成においては、オペアンプA
3はオフセットエラー積分器として機能するので、オペ
アンプA4に必要とされるものと同じほど高い周波数応
答特性を必要としない。これはA3用に低速高利得オペ
アンプを使用できる。
5aがオペアンプA3の出力とオペアンプA4の入力と
の間に分圧器の構成で接続されている。この結果の減衰
は、カスケード接続されたオペアンプ対の開ループ利得
がまず第1に大きいために増幅器の全体の精度にあまり
影響を与えない。特に、本実施例に好ましいオペアンプ
は、オペアンプA3に対してはイリノイ州アディソンの
バーブラウン(Burr Brown)社から入手し得
るタイプOPA−111であり、オペアンプA4に対し
てはマサチューセッツ州ノーウッドのアナログデバイシ
ズ(Analog Devices)社から入手し得る
タイプAD380である。 OPA−111は500,000ボルト/ボルトの開ル
ープ利得を有し、AD380は25,000ボルト/ボ
ルトの開ループ利得を有し、積A3×A4は1.25×
1010になる。上述したように、約180,000ボ
ルト/ボルトは0.005%の所望の精度を達成するの
に充分なものであり、C3,R6の補償ネットワークお
よびR4,R5aの分圧器によって生ずる減衰は無視す
ることができる。また、オペアンプA3はそれ自身で1
80,000ボルト/ボルトの利得要求条件を超える開
ループ直流利得を有する高利得タイプのものである。し
かしながら、カスケード構成においては、オペアンプA
3はオフセットエラー積分器として機能するので、オペ
アンプA4に必要とされるものと同じほど高い周波数応
答特性を必要としない。これはA3用に低速高利得オペ
アンプを使用できる。
【0048】抵抗R4およびR5aによって形成される
抵抗分圧器の有益な効果は2つある。第1に、そして最
も重要なことには、図7の回路を実際に具体化した場合
には漂遊容量が回路に発生して、特にC3,R6の補償
ネットワークに影響を与える。この影響は実際の部品に
関連する製造上の許容差とともに、所望の正確な極/ゼ
ロ相殺を妨げる。R5aを調整可能にすることによって
、実際の回路の不完全さをできる限り除去することがで
き、これにより極/ゼロ相殺を最適化できることは本発
明の重要な発見である。
抵抗分圧器の有益な効果は2つある。第1に、そして最
も重要なことには、図7の回路を実際に具体化した場合
には漂遊容量が回路に発生して、特にC3,R6の補償
ネットワークに影響を与える。この影響は実際の部品に
関連する製造上の許容差とともに、所望の正確な極/ゼ
ロ相殺を妨げる。R5aを調整可能にすることによって
、実際の回路の不完全さをできる限り除去することがで
き、これにより極/ゼロ相殺を最適化できることは本発
明の重要な発見である。
【0049】R5aを調整する手順は次の通りである。
非常に速い、例えば直角な立ち上がり時間を有する矩形
波信号発生器(図示せず)が図7の増幅器の入力40に
接続される。それから、出力45が、速い立ち上がり時
間の信号を表示するに充分な帯域幅を有しているオシロ
スコープ(図示せず)で監視される。抵抗R5aが矩形
波入力に対して最適な応答特性となるように、例えばオ
ーバーシュートがない最良の立ち上がり時間を持つよう
に調整される。最適な整定時間を形成するようにR4/
R5aのネットワークによって生ずる減衰が本実施例で
使用される部品に対しては約0.2と0.25との間に
なるように実験的に決定される。好ましくは、R5aに
対する調整範囲は説明した範囲にわたっておよびいくら
か超えて減衰を行うように形成される。
波信号発生器(図示せず)が図7の増幅器の入力40に
接続される。それから、出力45が、速い立ち上がり時
間の信号を表示するに充分な帯域幅を有しているオシロ
スコープ(図示せず)で監視される。抵抗R5aが矩形
波入力に対して最適な応答特性となるように、例えばオ
ーバーシュートがない最良の立ち上がり時間を持つよう
に調整される。最適な整定時間を形成するようにR4/
R5aのネットワークによって生ずる減衰が本実施例で
使用される部品に対しては約0.2と0.25との間に
なるように実験的に決定される。好ましくは、R5aに
対する調整範囲は説明した範囲にわたっておよびいくら
か超えて減衰を行うように形成される。
【0050】抵抗R4およびR5aによって形成される
分圧器の第2の利点はオペアンプA3によって生ずる雑
音を減衰させることである。ゼロ入力信号状態の近くの
間では、素子の不完全さのためにA3によって発生する
雑音はカスケード接続されたオペアンプA4によって直
接増幅される。R4,R5aのネットワークによる減衰
は雑音を低減するように作用し、これにより低レベル入
力状態の間のカスケード接続されたオペアンプ対の信号
対雑音比を改良する。
分圧器の第2の利点はオペアンプA3によって生ずる雑
音を減衰させることである。ゼロ入力信号状態の近くの
間では、素子の不完全さのためにA3によって発生する
雑音はカスケード接続されたオペアンプA4によって直
接増幅される。R4,R5aのネットワークによる減衰
は雑音を低減するように作用し、これにより低レベル入
力状態の間のカスケード接続されたオペアンプ対の信号
対雑音比を改良する。
【0051】図7の増幅器の残りの部品について説明す
ると、抵抗R1およびR2の比は増幅器の利得を設定す
る。そういうものとして、抵抗R1およびR2は本技術
分野で知られているように、それらの比が0.005%
以内に入るようにレーザによりトリミングされて、正確
に調整された対である。R2対R1の比は図2の「利得
8」の増幅器22および26の場合には8.0000対
1.0000である。R3,C1およびオペアンプA3
のネットワークは従来の複合増幅器の場合のように安定
な動作に対する必要な補償を行う第1の、すなわち低い
周波数の極を発生する。
ると、抵抗R1およびR2の比は増幅器の利得を設定す
る。そういうものとして、抵抗R1およびR2は本技術
分野で知られているように、それらの比が0.005%
以内に入るようにレーザによりトリミングされて、正確
に調整された対である。R2対R1の比は図2の「利得
8」の増幅器22および26の場合には8.0000対
1.0000である。R3,C1およびオペアンプA3
のネットワークは従来の複合増幅器の場合のように安定
な動作に対する必要な補償を行う第1の、すなわち低い
周波数の極を発生する。
【0052】最後に、図7の増幅器の実際の回路は出力
信号があまり大きくなると飽和する。この状態は飽和か
ら出るのにかなりの付加時間を必要とするので好ましく
ない。増幅器が飽和することを防止するために、本技術
分野で知られているように、出力クランプ50を設ける
ことが好ましい。出力クランプ50はVout が増幅
器A4の飽和電圧に達することを防止するように作用す
る。 A4が飽和すると、A3を通常の非常に限られた動作範
囲外で(すなわち、ゼロ電圧に非常に近い入力および出
力で)動作させることになる。オペアンプA3,R3お
よびC1によって形成される積分増幅器は比較的遅いの
で、複合増幅器はオーバードライブ入力が除去された後
、回復するのに長い時間を必要とすることになる。図7
に示す特定のクランプは単極正出力電圧用に設けられて
いる。同様に、負の電圧クランプをバイポーラ動作用に
並列に加えることもできる。
信号があまり大きくなると飽和する。この状態は飽和か
ら出るのにかなりの付加時間を必要とするので好ましく
ない。増幅器が飽和することを防止するために、本技術
分野で知られているように、出力クランプ50を設ける
ことが好ましい。出力クランプ50はVout が増幅
器A4の飽和電圧に達することを防止するように作用す
る。 A4が飽和すると、A3を通常の非常に限られた動作範
囲外で(すなわち、ゼロ電圧に非常に近い入力および出
力で)動作させることになる。オペアンプA3,R3お
よびC1によって形成される積分増幅器は比較的遅いの
で、複合増幅器はオーバードライブ入力が除去された後
、回復するのに長い時間を必要とすることになる。図7
に示す特定のクランプは単極正出力電圧用に設けられて
いる。同様に、負の電圧クランプをバイポーラ動作用に
並列に加えることもできる。
【図1】本発明の高速高精度複合増幅器を使用したコン
ピュータ断層撮影(CT)スキャナ用のデータ獲得サブ
システムのブロック図である。
ピュータ断層撮影(CT)スキャナ用のデータ獲得サブ
システムのブロック図である。
【図2】図1のデータ獲得サブシステムの一部を構成す
る浮動小数点増幅器のブロック図である。
る浮動小数点増幅器のブロック図である。
【図3】図1のデータ獲得サブシステムの一部を形成す
るデータコンバータの正味の伝達関数を示すグラフであ
る。
るデータコンバータの正味の伝達関数を示すグラフであ
る。
【図4】従来の反転増幅器の構成図である。
【図5】従来の無補償複合増幅器の構成図である。
【図6】従来の補償型複合増幅器の構成図である。
【図7】図2の浮動小数点増幅器の一部を形成する利得
8の反転形の複合増幅器の構成図である。
8の反転形の複合増幅器の構成図である。
【図8】図7の増幅器の一部を形成する外部補償付きオ
ペアンプの構成図である。
ペアンプの構成図である。
1 コンピュータ断層撮影データ獲得サブシステム2
入力チャンネル 3 マルチプレクサ 4 画像処理コントローラ 6 データコンバータ 10 浮動小数点増幅器 11 A/D変換器 A3,A4 演算増幅器(オペアンプ)R1〜R9
抵抗 C1〜C3 コンデンサ
入力チャンネル 3 マルチプレクサ 4 画像処理コントローラ 6 データコンバータ 10 浮動小数点増幅器 11 A/D変換器 A3,A4 演算増幅器(オペアンプ)R1〜R9
抵抗 C1〜C3 コンデンサ
Claims (8)
- 【請求項1】 カスケード接続された第1および第2
の演算増幅器段、ならびに複合増幅器の開ループ応答特
性にゼロ、第1の極および第2の極を作る補償ネットワ
ークを有する高精度複合増幅器であって、前記補償ネッ
トワークが補償ネットワークの開ループ応答特性の第2
の極をゼロにほぼ等しくして、この結果第2の極でゼロ
を相殺し、これにより複合増幅器の整定時間を低減する
ように形成されていることを特徴とする複合増幅器。 - 【請求項2】 前記第2の演算増幅器は第1および第
2の外部補償接続点を有し、前記補償ネットワークは前
記第1および第2の外部補償接続点の間に並列に接続さ
れたコンデンサおよび抵抗を有する請求項1記載の複合
増幅器。 - 【請求項3】 前記第2の極がゼロにほぼ等しくなる
ように第2の極を調整する調整回路を有する請求項1記
載の複合増幅器。 - 【請求項4】 前記調整回路は前記第1の演算増幅器
の出力と前記第2の演算出力の入力との間に接続された
抵抗分圧器を有し、該抵抗分圧器の抵抗の少なくとも1
つは可変である請求項3記載の複合増幅器。 - 【請求項5】 カスケード接続された第1および第2
の演算増幅段と、第1および第2の演算増幅器に接続さ
れ、複合増幅器の開ループ応答特性にゼロ、第1の極お
よび第2の極を作る補償ネットワークであって、開ルー
プ応答特性の第2の極をゼロにほぼ等しくして、この結
果第2の極でゼロを相殺し、これにより複合増幅器の整
定時間を低減するように形成された補償ネットワークと
、を有する高速高精度複合増幅器。 - 【請求項6】 前記第2の演算増幅器は第1および第
2の外部補償接続点を有し、前記補償ネットワークは前
記第1および第2の外部補償接続点の間に並列に接続さ
れたコンデンサおよび抵抗を有する請求項5記載の増幅
器。 - 【請求項7】 第2の極がゼロにほぼ等しくなるよう
にゼロを調整する調整回路を有する請求項6記載の増幅
器。 - 【請求項8】 前記調整回路は第1の演算増幅器の出
力と前記第2の演算増幅器の入力との間に接続された抵
抗分圧器を有し、該抵抗分圧器の抵抗の少なくとも1つ
は可変である請求項7記載の増幅器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US546,649 | 1990-06-29 | ||
| US07/546,469 US5045805A (en) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | High precision composite amplifier with improved high speed response |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331504A true JPH04331504A (ja) | 1992-11-19 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP91183990A Pending JPH04331504A (ja) | 1990-06-29 | 1991-06-28 | 高速応答高精度複合増幅器 |
Country Status (6)
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|---|---|
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| EP (1) | EP0463880A1 (ja) |
| JP (1) | JPH04331504A (ja) |
| CN (1) | CN1057740A (ja) |
| CA (1) | CA2042146A1 (ja) |
| IL (1) | IL98509A0 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030023200A (ko) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | 삼성중공업 주식회사 | 채널 스위칭 모듈을 이용한 항해기록기의 다중 영상 캡쳐시스템 |
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- 1991-06-27 EP EP91305848A patent/EP0463880A1/en not_active Withdrawn
- 1991-06-28 JP JP91183990A patent/JPH04331504A/ja active Pending
- 1991-06-29 CN CN91104533A patent/CN1057740A/zh active Pending
Patent Citations (1)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0463880A1 (en) | 1992-01-02 |
| US5045805A (en) | 1991-09-03 |
| CN1057740A (zh) | 1992-01-08 |
| CA2042146A1 (en) | 1991-12-30 |
| IL98509A0 (en) | 1992-07-15 |
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|---|---|---|---|
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