JPH04331606A - 建設車両用ラジアルタイヤ - Google Patents
建設車両用ラジアルタイヤInfo
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
される偏平率が85%以下のラジアルタイヤに関する。
アルタイヤとしては、例えば、子午線方向に延びるスチ
ールコードが埋設された少なくとも1枚のカーカスプラ
イからなるトロイダル状のカーカス層と、カーカス層の
半径方向外側に配置され、スチールコードが埋設された
少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層と、ベ
ルト層の半径方向外側に配置されたトレッドと、を備え
、子午線断面におけるトレッドの外表面が2000mm
から7000mm程度の単一曲率半径の円弧から構成さ
れたものが知られている。
うな従来の建設車両用ラジアルタイヤにあっては、ベル
ト端における発熱、歪が大きく、この結果、ベルト端に
セパレーションが発生し易いという問題点がある。その
理由は、ラジアルタイヤを負荷転動させると、サイドウ
ォール部が外側に向かって膨出するよう撓むため、その
影響を受けてタイヤ赤道面Eからトレッド幅Wの0.2
5倍だけ離れた点C近傍が半径方向内側に凹み(バック
リングし)、この結果、トレッド部における接地圧が、
図2に仮想線で示すように前記点C近傍では低く、これ
ら点Cの幅方向両側、即ちタイヤ赤道面E近傍およびタ
イヤ赤道面Eからトレッド幅Wの 0.375倍だけ離
れた点A近傍では高くなるのである。そして、このよう
に接地圧の高い部位は、接地時に大きな歪が発生するた
め、発熱して高温となるが、これら接地圧の高い部位の
うち、前記点A近傍には一般にベルト端が位置している
ため、これらベルト端に大きな歪、高温が作用し、該ベ
ルト端にセパレーションが発生し易くなるのである。そ
して、このような問題は、ラジアルタイヤの偏平率が低
くなるに従い、特に偏平率が85%以下となると顕著と
なるのである。
低減して、ベルト端セパレーションを効果的に抑制する
ことができる建設車両用ラジアルタイヤを提供すること
を目的とする。
線方向に延びるスチールコードが埋設された少なくとも
1枚のカーカスプライからなるトロイダル状のカーカス
層と、カーカス層の半径方向外側に配置され、スチール
コードが埋設された少なくとも2枚のベルトプライから
なるベルト層と、ベルト層の半径方向外側に配置された
トレッドと、を備え、偏平率が85%以下である建設車
両用ラジアルタイヤにおいて、子午線断面におけるトレ
ッド外表面を少なくとも、幅方向中央がタイヤ赤道面E
上に位置する第1領域と、第1領域より幅方向両外側に
それぞれ位置するとともに、タイヤ赤道面Eからトレッ
ド幅Wの 0.375倍だけ離れた点Aを含む第2領域
と、第1領域と第2領域との間に位置する第3領域から
構成し、かつ、前記第1領域を、幅D1がトレッド幅W
の 0.2倍から 0.4倍の範囲で、曲率半径R1が
3000mm以上の円弧から、各第2領域を、幅D2が
トレッド幅Wの0.15倍から 0.375倍の範囲で
、曲率半径R2が3000mm以上の円弧から、各第3
領域を、曲率半径R3が第1、第2領域の曲率半径R1
、R2より小である円弧から構成し、さらに、タイヤ赤
道面Eと第1領域との交点Bから前記点Aまでの半径方
向距離Lを該交点Bにおけるタイヤ外径Fの 0.00
3倍から 0.012倍の範囲とすることにより達成す
ることができる。
るとする。このとき、該タイヤは負荷された荷重によっ
てサイドウォール部が撓むため、前述のように点C近傍
が半径方向内側に凹み(バックリングし)、この結果、
トレッド部における接地圧が、前記点C近傍では低く、
これら点Cの幅方向両側、即ちタイヤ赤道面E近傍およ
び点A近傍で高くなろうとする。しかしながら、この発
明では、タイヤ赤道面E近傍に大曲率半径の第1領域を
、点A近傍にも大曲率半径の第2領域を設けることによ
り、これら第1、第2領域間に位置する第3領域近傍、
即ち点Cの近傍を、従来の単一曲率半径のトレッド外表
面より半径方向外側に突出させている。この結果、該点
C近傍での接地圧が高くなり、一方、この影響を受けて
タイヤ赤道面E近傍および点A近傍での接地圧が低くな
り、結果としてトレッド部における接地圧が図2に実線
で示すようにほぼ均一化するのである。これにより、点
A近傍に位置するベルト端での歪、発熱が低減し、該ベ
ルト端におけるセパレーションが効果的に抑制されるの
である。なお、請求項2、3に記載のように、第1、第
2領域を直線から構成しても、前述と同様の効果を得る
ことができる。
説明する。図1において、11は大型建設車両、例えば
ホイールローダー、スクレーパー等に装着される偏平率
が85%以下である空気入りラジアルタイヤであり、こ
のタイヤ11は、ビード12がそれぞれ埋設された一対
のビード部13と、これらビード部13からほぼ半径方
向外側に向かって延びるサイドウォール部14と、これ
らサイドウォール部14の半径方向外端同士を連ねる略
円筒状のトレッド部15と、を有する。また、このタイ
ヤ11は一方のビード部13から他方のビード部に亘っ
て延びるトロイダル状をしたカーカス層21によって補
強されており、このカーカス層21の幅方向両端部は前
記ビード12の回りに軸方向内側から軸方向外側に向か
って折り返されている。このカーカス層21は少なくと
も1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ22から
構成され、各カーカスプライ22内にはタイヤ赤道面E
に直交する(ラジアル方向に延びる)多数本のスチール
コードが埋設されている。前記カーカス層21の半径方
向外側にはベルト層25が配置され、このベルト層25
は少なくとも2枚、この実施例では4枚のベルトプライ
26から構成されている。各ベルトプライ26内にはタ
イヤ赤道面Eに対して鋭角で傾斜した多数本のスチール
コードが埋設され、これらのスチールコードは少なくと
も隣接する2枚のベルトプライ26において互いに交差
している。そして、このベルト層25の幅方向両端(ベ
ルト端)はタイヤ赤道面Eからトレッド幅Wの 0.3
75倍だけ離れた点A近傍に位置している。ここで、ト
レッド幅Wは、トレッド端27がこの実施例のように小
さな円弧面から構成されているときは、トレッド部15
の外表面の延長線と、サイドウォール部14の外表面の
延長線との交点間で測定する。また、このベルト層25
の半径方向外側には保護層30が配置され、この保護層
30は少なくとも1枚、この実施例では2枚の保護プラ
イ31から構成されている。各保護プライ31内にはタ
イヤ赤道面Eに対する傾斜角が前記ベルトプライ26内
のスチールコードとほぼ同角度である伸びの大きいスチ
ールコードが多数本埋設されている。これらベルト層2
5、保護層30の半径方向外側には外表面に多数の溝3
4が形成されたトレッド35が配置されている。
ッド35の外表面は、少なくとも第1、第2、第3領域
41、42、43の3種類の領域、この実施例ではさら
に第4領域44を加えた4種類の領域から構成されてい
る。ここで、第1領域41は、その幅方向中央がタイヤ
赤道面E上に位置しており、この結果、第1領域41は
トレッドセンターから幅方向両側に向かって同量だけ延
び、その幅D1はトレッド幅Wの 0.2倍から 0.
4倍の範囲である。また、この第1領域41は曲率半径
R1が3000mm以上の円弧あるいは無限大の直線か
らなる。ここで、第1領域41の幅D1がトレッド幅W
の 0.2倍から 0.4倍の範囲であり、また、その
曲率半径R1が3000mm以上であるのは、この幅D
1または曲率半径R1が前記範囲を外れると、タイヤ赤
道面Eからトレッド幅Wの 0.375倍だけ離れた点
A近傍での接地圧が高くなって、トレッド部15におけ
る接地圧分布の均一化が図れないからである。また、前
記第2領域42は第1領域41の幅方向両外側に位置し
前記点Aを含んでいる。 そして、各第2領域42はその幅D2がトレッド幅Wの
0.15倍から0.375倍の範囲で、曲率半径R2
が3000mm以上の円弧あるいは無限大の直線から構
成されている。その理由は、第2領域42の幅D2がト
レッド幅Wの0.15倍未満であると、点A近傍での接
地圧が高くなってトレッド部15における接地圧分布の
均一化が図れないからであり、一方、D2が 0.37
5倍を超えると、第1、第2、第3領域41、42、4
3の幅D1、D2、D3の合計値がトレッド幅Wの値を
超えてしまうからであり、さらに、曲率半径R2が30
00mm以下であると、点A近傍での接地圧が高くなっ
てトレッド部15における接地圧分布の均一化が図れな
いからである。そして、各第2領域42の内端、即ちタ
イヤ赤道面E側端は、タイヤ赤道面Eからトレッド幅W
の 0.125倍から 0.225倍だけ離れた位置に
位置している。また、この第2領域42に含まれる点A
から、タイヤ赤道面Eと第1領域41との交点Bまでの
半径方向距離Lは、該交点Bにおけるタイヤ外径Fの
0.003倍から 0.012倍の範囲でなければなら
ない。その理由は、前記半径方向距離Lがタイヤ外径F
の 0.003倍未満であると、トレッド35の外表面
が大きな単一曲率半径の円弧とほぼ同様となるため、点
A近傍での接地圧が高くなってトレッド部15における
接地圧分布の均一化が図れないからであり、一方、 0
.012倍を超えると、トレッド35の外表面が小さな
単一曲率半径の円弧とほぼ同様となるため、トレッドセ
ンター(タイヤ赤道面E近傍)での接地圧が高くなって
接地圧分布の均一化が図れないからである。前記第1、
第2領域41、42間には、幅D3がトレッド幅Wの
0.025倍から O.125倍の範囲で、曲率半径R
3が第1、第2領域41、42の曲率半径R1、R2の
双方より小さな円弧からなる前記第3領域43が配置さ
れ、これらの第3領域43は、前記第1、第2領域41
、42がそのままぶつかり合ってトレッド35の外表面
に周方向に延びる鈍角エッジが形成されるのを阻止しタ
イヤ11の外観を良好ならしめている。ここで、各第3
領域43の曲率半径R3は、第1、第2領域41、42
の曲率半径R1、R2のうちの小さい方の曲率半径より
2000mm以上小さいことが好ましい。その理由は、
前記差が2000mm未満であると、これら第3領域4
3と第1、第2領域41、42との境界に前述のような
エッジが発生するおそれがあるからである。また、第4
領域44は第2領域42の幅方向外側にそれぞれ配置さ
れ、これらの第4領域44は曲率半径R4が前記第1、
第2領域41、42の曲率半径R1、R2双方より小さ
い。
に装着して転動させると、該タイヤ11は負荷された荷
重によってそのサイドウォール部14が撓み、前述のよ
うに点C近傍が半径方向内側に凹む(バックリングする
)。この結果、トレッド部15における接地圧が、タイ
ヤ赤道面Eからトレッド幅Wの0.25倍だけ離れた点
C近傍では低く、これら点Cの幅方向両側、即ちタイヤ
赤道面E近傍および点A近傍で高くなろうとする。しか
しながら、このタイヤ11では、前述のようにタイヤ赤
道面E近傍に大曲率半径の第1領域41を、点A近傍に
大曲率半径の第2領域42を設けているため、これら第
1、第2領域間41、42に位置する第3領域43近傍
、即ち点Cの近傍が、図1に仮想線で示す従来の単一曲
率半径のトレッド外表面より半径方向外側に突出し、こ
の結果、該点C近傍での接地圧が高くなり、一方、この
影響を受けてタイヤ赤道面E近傍および点A近傍での接
地圧が低くなり、結果としてトレッド部15における接
地圧分布がほぼ均一化する。 これにより、点A近傍に位置するベルト端での歪、発熱
が低減し、該ベルト端におけるセパレーションが効果的
に抑制される。
っては、トレッド部の外表面が単一曲率半径6000m
mの円弧から構成された従来タイヤと、この発明を適用
した供試タイヤと、を準備した。ここで、各タイヤはサ
イズが45/65 R45 L5で、偏平率が約65%
であり、内部構造に関しては前記実施例で説明した通り
である。また、供試タイヤの第1領域41に関しては、
幅D1( 300mm)がトレッド幅W(1010mm
)の 0.297倍で、曲率半径R1が無限大(直線)
であり、また、第2領域42に関しては、幅D2( 2
15mm)がトレッド幅Wの 0.213倍で、曲率半
径R2が5000mmで、幅方向内端がタイヤ赤道面E
からトレッド幅Wの 0.208倍だけ離れており、さ
らに、第3領域43に関しては、幅D3(60mm)が
トレッド幅Wの0.06倍で、曲率半径R3が800m
mであり、また、第4領域44に関しては、曲率半径R
4が1000mmであり、半径方向距離L(16mm)
はタイヤ外径F(2730mm)の0.0059倍であ
った。なお、この供試タイヤにおいて、第2領域42の
曲率中心Oとタイヤ赤道面Eとの間の軸方向距離Mは約
135mmである。次に、このような各タイヤに 5
.25kgf/cm2の内圧を充填した後、40 to
nの荷重を負荷しながらドラムに押し付け、そのときの
トレッド部15の各部における接地圧を測定した。その
結果は図2に示されているが、この図からわかるように
、供試タイヤにあっては、接地圧の最大値と最小値との
差が、経験的に問題の生じない値として知られている1
kgf/cm2以内となっている。また、前述の各タイ
ヤに32 ton(80%ロード)を負荷させながらド
ラム上を 5km/hで1日だけならし走行させ、次い
で、40 ton( 100%ロード)で3日走行させ
た後、3日経過する度に4ton(10%ロード)の荷
重をステップ的に増加させて、これらタイヤのトレッド
部15にベルト端セパレーションに基づくバーストが発
生するまで走行させた。その結果は、従来タイヤにあっ
ては180%ロードに至ったときバーストが発生したが
、供試タイヤにあっては250%ロードまでバーストの
発生はなく耐久性が向上した。
42の幅方向外側に第4領域44を配置したが、この発
明においては、第4領域はなくてもよい。
、ベルト端における発熱、歪を低減して、ベルト端セパ
レーションを効果的に抑制することができる。
。
グラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】子午線方向に延びるスチールコードが埋設
された少なくとも1枚のカーカスプライからなるトロイ
ダル状のカーカス層と、カーカス層の半径方向外側に配
置され、スチールコードが埋設された少なくとも2枚の
ベルトプライからなるベルト層と、ベルト層の半径方向
外側に配置されたトレッドと、を備え、偏平率が85%
以下である建設車両用ラジアルタイヤにおいて、子午線
断面におけるトレッド外表面を少なくとも、幅方向中央
がタイヤ赤道面E上に位置する第1領域と、第1領域よ
り幅方向両外側にそれぞれ位置するとともに、タイヤ赤
道面Eからトレッド幅Wの 0.375倍だけ離れた点
Aを含む第2領域と、第1領域と第2領域との間に位置
する第3領域から構成し、かつ、前記第1領域を、幅D
1がトレッド幅Wの 0.2倍から 0.4倍の範囲で
、曲率半径R1が3000mm以上の円弧から、各第2
領域を、幅D2がトレッド幅Wの0.15倍から 0.
375倍の範囲で、曲率半径R2が3000mm以上の
円弧から、各第3領域を、曲率半径R3が第1、第2領
域の曲率半径R1、R2より小である円弧から構成し、
さらに、タイヤ赤道面Eと第1領域との交点Bから前記
点Aまでの半径方向距離Lを該交点Bにおけるタイヤ外
径Fの 0.003倍から0.012倍の範囲としたこ
とを特徴とする建設車両用ラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記第1領域を、曲率半径が無限大の直線
から構成した請求項1記載の建設車両用ラジアルタイヤ
。 - 【請求項3】前記第2領域を、曲率半径が無限大の直線
から構成した請求項1記載の建設車両用ラジアルタイヤ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03130399A JP3075487B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 建設車両用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03130399A JP3075487B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 建設車両用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331606A true JPH04331606A (ja) | 1992-11-19 |
| JP3075487B2 JP3075487B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15033371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03130399A Expired - Lifetime JP3075487B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 建設車両用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075487B2 (ja) |
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-
1991
- 1991-05-02 JP JP03130399A patent/JP3075487B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3075487B2 (ja) | 2000-08-14 |
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