JPH0433167Y2 - - Google Patents

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JPH0433167Y2
JPH0433167Y2 JP1985062495U JP6249585U JPH0433167Y2 JP H0433167 Y2 JPH0433167 Y2 JP H0433167Y2 JP 1985062495 U JP1985062495 U JP 1985062495U JP 6249585 U JP6249585 U JP 6249585U JP H0433167 Y2 JPH0433167 Y2 JP H0433167Y2
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JP
Japan
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slide rail
center pillar
shoulder belt
buckle
slider
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用のシートベルト装置に関
し、詳しくは、搭乗者の胸部にたすき掛けされる
シヨルダーベルトの上端部がドアの開閉に応じて
前後に移動するようにした自動車用パツシブシー
トベルト装置に関する。
【従来の技術】
実公昭59−31485号公報にもみられるように、
自動車用パツシブシートベルト装置として従来一
般に知られるものは、センターピラーからサイド
ルーフを経てフロントピラーまで敷設されたスラ
イドレールを備え、このスライドレールに沿つて
移動可能なスライダ(ランナ)にバツクル(アン
カプレート)を介してシヨルダーベルト(ウエビ
ング)の上端部を連結している。なお、センター
ピラーには、シヨルダーベルトの装着状態を保持
するためにスライダのロツク機構が装備されてい
る。 図4はこのようなパツシブシートベルト装置の
一従来例を示しており、自動車のセンターピラー
1からサイドルーフ2を経てフロントピラー3に
至るスライドレール4には、スライダ5が移動可
能に嵌合している。そしてこのスライダ5と一体
のフツク5aにバツクル6が固定され、そのタン
グ6aにシヨルダーベルト7の上端部が挿通して
連結されている。 また、前記スライドレール4は、センターピラ
ー1からサイドルーフ2にかけてのコーナ部Xが
O点を中心とする比較的小さな内半径Rの円弧を
描いて屈曲しており、スライダ5およびバツクル
6は上記O点を中心としてコーナ部Xを旋回移動
する。 なお、スライダ5がロツク機構に係止されたシ
ヨルダーベルト7の装着状態において、バツクル
6は前方のタング6aを若干下方に向けた傾斜姿
勢に保持されてシヨルダーベルト7の圧迫感をな
くすようにされている。
【考案が解決しようとする課題】 ここで、第4図の従来例において、スライダ5
がスライドレール4に沿つてそのコーナ部Xを移
動する際のバツクル6上の各点の移動軌跡につい
て考察すると、例えば第4図で下側となるスライ
ドレール4寄りの角部のA点は、スライダ5の中
央部からスライドレール4に下ろした法線上にな
く、この法線から下方に離れた位置にあるため、
O点を中心として後方のセンターピラー1側へ膨
らむ円弧状の旋回軌跡を描く。また、タング6a
の中央部のB点も、バツクル6がそのタング6a
を若干下方に向けて傾斜している関係から上記法
線より下方に離れた位置にあるため、O点を中心
として同様に後方のセンターピラー1側へ膨らむ
円弧状の旋回軌跡を描く。 ところで、前述のようにスライドレール4のコ
ーナ部Xの内半径Rが比較的小さく、その曲率中
心であるO点がバツクル6の移動軌跡の内側近傍
に存在しているため、前記A点およびB点がO点
を中心として後方へ膨らむ円弧状の旋回軌跡を描
く際の後方への膨出量eが大きくなり、その軌跡
曲線はそれぞれγ,βで示すようになる。 ここで、スライドレール4はトリムで覆われる
のが一般的であり、この場合、トリムとバツクル
6との間に所定のクリアランスを設けないと、バ
ツクル6の角部のA点が軌跡曲線γに沿つて移動
する際にトリムと緩衝する虞がある。 特に、バツクル6のタング6a中央部のB点が
軌跡曲線βに沿つて移動すると、シヨルダーベル
ト7の装着時にシヨルダーベルト7の実長が一旦
伸びてから縮むので、搭乗者の肩に対する圧着感
が変動してシヨルダーベルト7の装着感を損な
い、またシヨルダーベルト7の装着状態が解除さ
れる際には、一旦シヨルダーベルト7の上端部が
後方に引つ張られて搭乗者の肩に圧迫感を与える
等の不都合がある。 もつとも、スライドレール4のコーナ部Xの曲
率半径をできるだけ大きくすれば、前記軌跡曲線
γ,βの後方への膨出量を減少してこれらの問題
を解決することができるが、センターピラー1の
形状等、デザイン上の制約からコーナ部Xの曲率
半径を簡単には大きくできないのが実状である。 そこで本考案は、センターピラーのデザイン上
の制約を満足できるものでありながら、シヨルダ
ーベルト着脱時の装着感を改善できる自動車用パ
ツシブシートベルト装置を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本考案による自動車用パツシ
ブシートベルト装置は、センターピラーからサイ
ドルーフを経てフロントピラーまで車室内に敷設
されたスライドレールと、このスライドレールに
沿つて移動可能なスライダと、このスライダに固
定されたバツクルと、このバツクルのタングに連
結されたシヨルダーベルトとを備える自動車用パ
ツシブシートベルト装置において、上記スライド
レールは、センターピラーからサイドルーフにか
けてのコーナ部を、センターピラー側が大きくサ
イドレール側が小さい曲率半径をもつて連続的に
屈曲させたことを手段としている。
【作用】
このような手段によれば、スライドレールのコ
ーナ部が、上下方向に延びるセンターピラー側で
曲率半径の大きなものとなつているため、スライ
ダがセンターピラー側のコーナ部を上下方向に移
動する際、バツクルは大きな旋回半径をもつて回
動する。このため、バツクルのタング中央部の旋
回軌跡は後方へ大きく膨出することがなくなる。
従つて、シヨルダーベルトの着脱時にシヨルダー
ベルトが一旦後方へ引つ張られることがなくな
り、シヨルダーベルト着脱時の装着感が向上す
る。 また、スライドレールのコーナ部において、セ
ンターピラー側のみが大きな曲率半径で緩やかに
前方へ屈曲し、サイドルーフ側は小さな曲率半径
で前方へ屈曲しているので、センターピラーの幅
寸法を増大する必要がなく、センターピラーのデ
ザイン上の制約も満足する。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の図面に基づい
て具体的に説明する。 第1図は自動車の乗降口となるドア廻りの内側
上部を示しており、図中符号11はフロントピラ
ー、12はサイドルーフ、13はセンターピラー
をそれぞれ示している。 フロントピラー11のルーフ寄りから、サイド
ルーフ12、センターピラー13のルーフ寄り端
にかけてスライドレール20が敷設されている。
このスライドレール20はドアの周囲に臨む内周
側が開口した溝形をしており、開口部20aは第
3図に示すようにスライダ31が脱出しないよう
に絞込まれた形状になつている。 前記スライドレール20は、フロントピラー1
1に沿つているスライドレールフロントピラー部
21と、サイドルーフ12に沿つているスライド
レールサイドルーフ部22と、センターピラー1
3に沿つているスライドレールセンターピラー部
23とが連続したもので、内部にはスライダ31
が収容される空間が形成され、開口部20aはそ
の内部空間より幅が狭くなつている。 ここで第2図に示すように、スライドレールサ
イドルーフ部22と、スライドレールセンターピ
ラー部23とは曲線状のコーナ部Xで連続してお
り、このコーナ部Xの内周は、センターピラー1
3寄りがO1点を中心とする比較的大きな曲率半
径R1の曲線、サイドルーフ12寄りがO2点
を中心とする比較的小さな曲率半径R2の曲線
からなり、両曲線,が連続したものになつて
いる。 スライドーレールセンターピラー部23の直線
部に沿つた中心線Y1と、曲線ととの連続点
T1との間には前方へ向かつて距離Sが生じてい
る。そして上記連続点T1における曲線の接線T
2は前記中心線Y1と角度αで交差している。 スライドレール20のうち、スライドレールセ
ンターピラー部23の末端近くには、ロツクピン
24が固定されていて、このロツクピン24に対
してシヨルダーベルト35の上端部のランナ30
が係止状態に保持されるようになつている。 前記ランナ30は、スライドレール20内に嵌
合して摺動自在なスライダ31と一体のフツク3
2と、このフツク32に連結固定されたバツクル
33と、バツクル33の端部のタング34からな
り、このタング34にシヨルダーベルト35の上
端部が連結されている。またシヨルダーベルト3
5の下端部は車体中央部に配置されたリトラクタ
36に巻装されている。 次に、本考案の一実施例による自動車用パツシ
ブシートベルト装置の使用例について説明する。 まず、搭乗者が装着しているシヨルダーベルト
35を外す場合には、ランナ30におけるフツク
32とロツクピン24との係合状態が解除され、
スライダ31がスライドレール20のスライドレ
ールセンターピラー部23からコーナ部Xを経て
スライドレールサイドルーフ部22、スライドレ
ールフロントピラー部21へと移動する。またシ
ヨルダーベルト35の装着時にはスライダ31が
これと全く反対方向に移動してフツク32とロツ
クピン24とが係合状態となる。そしてシヨルダ
ーベルト35の上端部に連結されたバツクル33
がスライダ31と一体となつて移動することでシ
ヨルダーベルト35の着脱が行われる。 ここで、スライダ31がスライドレール20の
コーナ部Xを旋回移動する際、バツクル33もス
ライダ31の旋回中心O1,O2廻りに旋回移動
する。この場合、コーナ部Xのセンターピラー1
3側を構成して上下方向に延びる曲線部分は曲
率半径がR1と比較的大きいので、スライダ31
が曲線部分を上下方向に旋回移動する際のバツ
クル33の旋回半径も比較的大きなものとなる。 このため、バツクル33のスライドレール20
寄りの下側角部のA点およびタング34中央部の
B点の軌跡曲線はm,nのようになり、後方へ大
きく膨出するとがなくなる。特にシヨルダーベル
ト35の上端部との連結点となる上記B点の軌跡
曲線nが後方へ大きく膨出しなくなることから、
シヨルダーベルト35の着脱時にシヨルダーベル
ト35が一旦後方へ引つ張られることがなくなる
のであり、こうしてシヨルダーベルト35の着脱
時の装着感が向上する。 一方、スライドレール20のコーナ部Xは、セ
ンターピラー13側のみが比較的大きな曲率半径
の曲線をもつて緩やかに前方へ屈曲し、サイド
ルーフ12側は比較的小さな曲率半径の曲線を
もつて前方へ屈曲しているので、センターピラー
13の幅寸法を増大する必要がなく、センターピ
ラー13のデザイン上の制約も満足する。 なお、スライドレール20のコーナ部Xは曲線
と曲線が連続しているので、スライダ31の
移動は円滑である。
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、スライド
レールのコーナ部が、上下方向に延びるセンター
ピラー側で曲率半径の大きなものとなつているた
め、スライダがセンターピラー側のコーナ部を上
下方向に移動する際、バツクルは大きな旋回半径
をもつて回動する。このため、バツクルのタング
中央部の旋回軌跡は後方へ大きく膨出することが
なくなる。従つて、シヨルダーベルトの着脱時に
シヨルダーベルトが一旦後方へ引つ張られること
がなくなるのであり、シヨルダーベルト着脱時の
装着感を向上することができる。 また、スライドレールのコーナ部において、セ
ンターピラー側のみが大きな曲率半径で緩やかに
前方へ屈曲し、サイドルーフ側は小さな曲率半径
で前方へ屈曲しているので、センターピラーの幅
寸法を増大する必要がなく、センターピラーのデ
ザイン上の制約も満足する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動車用パツシブシート
ベルト装置の概略構成を説明する側面図、第2図
は第1図の部拡大図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図は第2図に相当する従来
例の部分拡大図である。 1……センターピラー、2……サイドルーフ、
3……フロントピラー、4……スライドレール、
5……スライダ、6……バツクル、7……シヨル
ダーベルト、11……フロントピラー、12……
サイドルーフ、13……センターピラー、20…
…スライドレール、20a……開口部、21……
スライドレールフロントピラー部、22……スラ
イドレールサイドルーフ部、23……スライドレ
ールセンターピラー部、24……ロツクピン、3
0……ランナ、31……スライダ、32……フツ
ク、33……バツクル、34……タング、35…
…シヨルダーベルト、36……リトラクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 センターピラーからサイドルーフを経てフロン
    トピラーまで車室内に敷設されたスライドレール
    と、このスライドレールに沿つて移動可能なスラ
    イダと、このスライダに固定されたバツクルと、
    このバツクルのタングに連結されたシヨルダーベ
    ルトとを備える自動車用パツシブシートベルト装
    置において、 上記スライドレールは、センターピラーからサ
    イドルーフにかけてのコーナ部を、センターピラ
    ー側が大きくサイドレール側が小さい曲率半径を
    もつて連続的に屈曲させたことを特徴とする自動
    車用パツシブシートベルト装置。
JP1985062495U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0433167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985062495U JPH0433167Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985062495U JPH0433167Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177947U JPS61177947U (ja) 1986-11-06
JPH0433167Y2 true JPH0433167Y2 (ja) 1992-08-10

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ID=30591763

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985062495U Expired JPH0433167Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897540A (ja) * 1981-12-04 1983-06-10 Nissan Motor Co Ltd 自動車用シ−トベルト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61177947U (ja) 1986-11-06

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