JPH04331900A - 埋設金属管類の防食被覆損傷検知装置 - Google Patents
埋設金属管類の防食被覆損傷検知装置Info
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- JPH04331900A JPH04331900A JP10159591A JP10159591A JPH04331900A JP H04331900 A JPH04331900 A JP H04331900A JP 10159591 A JP10159591 A JP 10159591A JP 10159591 A JP10159591 A JP 10159591A JP H04331900 A JPH04331900 A JP H04331900A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地中に埋設した金属
管の外面に施された防食被覆の損傷を検知する装置に関
するものである。
管の外面に施された防食被覆の損傷を検知する装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】一般に地中埋設金属管には、外面にアスフ
ァルト等のれき青質の、或いはポリエチレン等の熱可塑
性樹脂の被覆を施したり、必要により電気防食を併用し
て土壌腐食や電食等の腐食を防止する措置が講じられる
。とりわけ、防食被覆は金属管を腐食環境から遮断し防
食するうえで重要であり、電気絶縁性に優れピンホ−ル
等の欠陥が少ないことが望ましい。最近は電気絶縁性に
優れたポリエチレン被覆が広く採用され、さらに金属管
敷設工事の技術進歩が相俟って、防食被覆の損傷は工事
の際に見過した当て疵などが極く僅か散在する程度で、
防食被覆金属管を敷設できるようになった。防食被覆の
品質向上は埋設金属管の信頼性向上に著しく寄与する。 電気防食の併用により、金属管の防食が最も経済的、効
率的になる。
ァルト等のれき青質の、或いはポリエチレン等の熱可塑
性樹脂の被覆を施したり、必要により電気防食を併用し
て土壌腐食や電食等の腐食を防止する措置が講じられる
。とりわけ、防食被覆は金属管を腐食環境から遮断し防
食するうえで重要であり、電気絶縁性に優れピンホ−ル
等の欠陥が少ないことが望ましい。最近は電気絶縁性に
優れたポリエチレン被覆が広く採用され、さらに金属管
敷設工事の技術進歩が相俟って、防食被覆の損傷は工事
の際に見過した当て疵などが極く僅か散在する程度で、
防食被覆金属管を敷設できるようになった。防食被覆の
品質向上は埋設金属管の信頼性向上に著しく寄与する。 電気防食の併用により、金属管の防食が最も経済的、効
率的になる。
【0003】しかし、いかに防食被覆の品質が優れてい
ても、多くの場合金属管が道路路面下に埋設されるので
、第三者の土木工事等で被覆や管体に損傷を受ける機会
がしばしばあって、その結果、腐食や破損による流体の
流出事故等を招くおそれがある。この種の事故を未然に
防止する方法として、一般に埋設金属管の管理者によっ
て巡回点検や第三者の土木工事に立ち合う等の維持管理
が実施されているが、管理がゆきとどかない夜間工事や
推進配管工事等もあり、目視による維持管理を補完する
管理手段が必要とされている。
ても、多くの場合金属管が道路路面下に埋設されるので
、第三者の土木工事等で被覆や管体に損傷を受ける機会
がしばしばあって、その結果、腐食や破損による流体の
流出事故等を招くおそれがある。この種の事故を未然に
防止する方法として、一般に埋設金属管の管理者によっ
て巡回点検や第三者の土木工事に立ち合う等の維持管理
が実施されているが、管理がゆきとどかない夜間工事や
推進配管工事等もあり、目視による維持管理を補完する
管理手段が必要とされている。
【0004】従来、防食の検知方法として、電気防食が
適用された埋設金属管では、「ガス導管防食ハンドブッ
ク」(社団法人日本ガス協会)40〜57ペ−ジに示す
管内電流測定法がある。これは、管内電流の変化から防
食被覆の損傷を検知する。この方法の概要を図6及び図
7に示す。図6は損傷検知の原理を示す。図6において
、管内電流測定回路は、埋設金属管2の長手方向に間隔
をおいて配置され直流電源装置26に接続された端子8
及び9からなる電位差信号検出部60と、この検出部6
0の検出信号を表示する直流電位差計29で構成されて
いる。直流電源装置26が出力する防食電流は、金属管
路に散在する被覆損傷部の金属を防食し金属管を帰路と
するので、検出部60ではその金属管部分を帰路とする
防食電流を電位差に変換して検出し直流電位差計29に
表示する。図7に、防食被覆に損傷が発生する前後の電
位差を直流電位差計で測定した値を示す。図7中のe0
は地中を流れる迷走電流の一部が金属管2を経路する
ために生ずる雑音電圧、e1は金属管2を帰路とする防
食電流Iによる電位差、e2 は時刻tにおいて新た
に防食被覆損傷3が生じ防食電流が(I+△i)に増加
した後の電位差、また、rは端子8と9の間の金属管の
直流電気抵抗を表わす。
適用された埋設金属管では、「ガス導管防食ハンドブッ
ク」(社団法人日本ガス協会)40〜57ペ−ジに示す
管内電流測定法がある。これは、管内電流の変化から防
食被覆の損傷を検知する。この方法の概要を図6及び図
7に示す。図6は損傷検知の原理を示す。図6において
、管内電流測定回路は、埋設金属管2の長手方向に間隔
をおいて配置され直流電源装置26に接続された端子8
及び9からなる電位差信号検出部60と、この検出部6
0の検出信号を表示する直流電位差計29で構成されて
いる。直流電源装置26が出力する防食電流は、金属管
路に散在する被覆損傷部の金属を防食し金属管を帰路と
するので、検出部60ではその金属管部分を帰路とする
防食電流を電位差に変換して検出し直流電位差計29に
表示する。図7に、防食被覆に損傷が発生する前後の電
位差を直流電位差計で測定した値を示す。図7中のe0
は地中を流れる迷走電流の一部が金属管2を経路する
ために生ずる雑音電圧、e1は金属管2を帰路とする防
食電流Iによる電位差、e2 は時刻tにおいて新た
に防食被覆損傷3が生じ防食電流が(I+△i)に増加
した後の電位差、また、rは端子8と9の間の金属管の
直流電気抵抗を表わす。
【0005】
被覆損傷3が生じる前の電位差
e1 =r・I+e0 (
V)・・・(1)被覆損傷3が生じた後の電位差 e2 =r・(I+△i)+e0 (V)・・・
(2)被覆損傷3が生じる前後の電位差の変化分△e=
e2 −e1 =r・△i (V
)・・・(3)即ち、直流電位差計29が表示する電位
差eが、e1 からe2に△eだけ変化する様子を監視
することにより新たな被覆損傷の発生を検知することが
できる。
V)・・・(1)被覆損傷3が生じた後の電位差 e2 =r・(I+△i)+e0 (V)・・・
(2)被覆損傷3が生じる前後の電位差の変化分△e=
e2 −e1 =r・△i (V
)・・・(3)即ち、直流電位差計29が表示する電位
差eが、e1 からe2に△eだけ変化する様子を監視
することにより新たな被覆損傷の発生を検知することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法には
次のような問題があって防食被覆の損傷を正確に検知で
きないことがある。すなわち、金属管2の長手方向に離
して金属管2に接続する端子8と9の間隔は、施工面、
或いは維持管理面から、通常50〜100m程度に制約
されるため、この間の金属管2の直流電気抵抗は小さく
、また新たな損傷が余り大きくない範囲では、新たな損
傷による防食電流の増加分が小さいので電位差eの変化
もごく僅かである。一方、金属管2には、直流電気鉄道
の漏れ電流や周辺の地中構造物の防食電流等が混じり合
い脈動した迷走電流の一部が流れ、端子8と9間で雑音
電圧を生じ防食電流による電位差に重畳する。この雑音
電圧は、直流分であることから除去が難しく、しかも変
動が大きいことから、損傷による防食電流のわずかな増
加分を検出するために、計器の感度を上げて小さな電位
差の変化を検知することが難しい。
次のような問題があって防食被覆の損傷を正確に検知で
きないことがある。すなわち、金属管2の長手方向に離
して金属管2に接続する端子8と9の間隔は、施工面、
或いは維持管理面から、通常50〜100m程度に制約
されるため、この間の金属管2の直流電気抵抗は小さく
、また新たな損傷が余り大きくない範囲では、新たな損
傷による防食電流の増加分が小さいので電位差eの変化
もごく僅かである。一方、金属管2には、直流電気鉄道
の漏れ電流や周辺の地中構造物の防食電流等が混じり合
い脈動した迷走電流の一部が流れ、端子8と9間で雑音
電圧を生じ防食電流による電位差に重畳する。この雑音
電圧は、直流分であることから除去が難しく、しかも変
動が大きいことから、損傷による防食電流のわずかな増
加分を検出するために、計器の感度を上げて小さな電位
差の変化を検知することが難しい。
【0007】本発明は、防食被覆の小さい損傷を正確に
検知することを目的とする。
検知することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の検知装置は、外
面に防食被覆1を施して地中に埋設した金属管2と電極
5との間に交流信号発信器4を接続した発信部100と
、金属管2の長手方向に間隔をおいて配置した端子8及
び9からなる電位差信号検出部60と、前記検出部60
に隣接して配置した金属管の端子6及び地中に埋設した
照合電極7からなる参照信号検出部50と、この参照信
号検出部50の信号を入力する波形整形器16と、前記
電位差信号検出部60の信号を入力する交流増幅器14
と、掛算器18とロ−パスフィルタ20からなるロック
インアンプ70と、このロックインアンプ70とその出
力を表示する表示器80からなる検知器90を備え、発
信部100から交流信号電流を通じて、参照信号検出部
50により検出する金属管2の対地信号電圧と電位差信
号検出部60により検出する金属管部分を流れる信号電
流によって生じる電位差をロックインアンプ70に入力
し、波形整形器16においてゲ−ト信号に整形した参照
信号と交流増幅器14において増幅した電位差信号を掛
算器18において乗算して二信号の周波数の和と差の成
分の信号に変換した後、ロ−パスフィルタ20において
参照信号と非同期信号の雑音電圧を除去し、同期した信
号を出力して表示器80に表示する構成としたことを特
徴とする。
面に防食被覆1を施して地中に埋設した金属管2と電極
5との間に交流信号発信器4を接続した発信部100と
、金属管2の長手方向に間隔をおいて配置した端子8及
び9からなる電位差信号検出部60と、前記検出部60
に隣接して配置した金属管の端子6及び地中に埋設した
照合電極7からなる参照信号検出部50と、この参照信
号検出部50の信号を入力する波形整形器16と、前記
電位差信号検出部60の信号を入力する交流増幅器14
と、掛算器18とロ−パスフィルタ20からなるロック
インアンプ70と、このロックインアンプ70とその出
力を表示する表示器80からなる検知器90を備え、発
信部100から交流信号電流を通じて、参照信号検出部
50により検出する金属管2の対地信号電圧と電位差信
号検出部60により検出する金属管部分を流れる信号電
流によって生じる電位差をロックインアンプ70に入力
し、波形整形器16においてゲ−ト信号に整形した参照
信号と交流増幅器14において増幅した電位差信号を掛
算器18において乗算して二信号の周波数の和と差の成
分の信号に変換した後、ロ−パスフィルタ20において
参照信号と非同期信号の雑音電圧を除去し、同期した信
号を出力して表示器80に表示する構成としたことを特
徴とする。
【0009】
【作用】この発明の検知装置の作用を、本発明の検知装
置の構成を示す図1、および、図1に示す金属管2と検
知装置の電気接続系の電気的等価回路を示す図4、を参
照して説明する。電気的等価回路(図4)のrd は電
極5の接地抵抗、25はリモ−トア−スである大地、7
は地中においた照合電極、dZm は端子8と9の間の
金属管のインピ−ダンス、gは被覆損傷部3の漏れコン
ダクタンス、dZ,dYは金属管の分布定数、dEは端
子6と照合電極7の間の信号電圧(金属管2の対地信号
電圧)、dEs は電極5と金属管2の間の信号電気(
発信部100の金属管2の対地信号電圧)、である。
置の構成を示す図1、および、図1に示す金属管2と検
知装置の電気接続系の電気的等価回路を示す図4、を参
照して説明する。電気的等価回路(図4)のrd は電
極5の接地抵抗、25はリモ−トア−スである大地、7
は地中においた照合電極、dZm は端子8と9の間の
金属管のインピ−ダンス、gは被覆損傷部3の漏れコン
ダクタンス、dZ,dYは金属管の分布定数、dEは端
子6と照合電極7の間の信号電圧(金属管2の対地信号
電圧)、dEs は電極5と金属管2の間の信号電気(
発信部100の金属管2の対地信号電圧)、である。
【0010】ロックインアンプ70において信号処理を
可能にするためには、参照信号のS/N比が十分大きい
ことが必要条件である。図4において、発信器4から電
極5,電極5の接地抵抗rd ,大地25,被覆損傷部
3,金属管2、及び分布定数dY,dZ、で構成する閉
回路に、交流信号電圧を印加して電流を通じる。この信
号電流により参照信号検出部50では、発信器4の出力
電圧に比例し且つ同期した次式の対地信号電圧dEが検
出される。
可能にするためには、参照信号のS/N比が十分大きい
ことが必要条件である。図4において、発信器4から電
極5,電極5の接地抵抗rd ,大地25,被覆損傷部
3,金属管2、及び分布定数dY,dZ、で構成する閉
回路に、交流信号電圧を印加して電流を通じる。この信
号電流により参照信号検出部50では、発信器4の出力
電圧に比例し且つ同期した次式の対地信号電圧dEが検
出される。
【0011】
dE=dEs ×cosh{dγ(L−x)}/c
osh(dγ・L) (V)
・・・(4) ここで、dEs :発信部100に
おける金属管2の対地信号電圧(V)
dγ:伝搬定数
(1/m)。
osh(dγ・L) (V)
・・・(4) ここで、dEs :発信部100に
おける金属管2の対地信号電圧(V)
dγ:伝搬定数
(1/m)。
【0012】
【数1】
【0013】
dZ:金属管2の単位長さ当たりインピ−ダンス (
Ω/m) dY:金属管2の単位長さ当たり漏れアドミタンス(S
/m) L:金属管2の長さ
(m)x:発信器4から参照信号
検出部50までの距離(m)。
Ω/m) dY:金属管2の単位長さ当たり漏れアドミタンス(S
/m) L:金属管2の長さ
(m)x:発信器4から参照信号
検出部50までの距離(m)。
【0014】(4),(5)式から、対地信号電圧dE
は、防食被覆の品質が優れた金属管路では漏れアドミタ
ンスdYが小さいので伝搬定数dγも小さく、従って、
減衰が小さいことが明らかである。通常、対地信号電圧
dEは十分大きく雑音電圧を無視できるので、ロックイ
ンアンプ70における参照信号の必要条件を十分満足す
る。
は、防食被覆の品質が優れた金属管路では漏れアドミタ
ンスdYが小さいので伝搬定数dγも小さく、従って、
減衰が小さいことが明らかである。通常、対地信号電圧
dEは十分大きく雑音電圧を無視できるので、ロックイ
ンアンプ70における参照信号の必要条件を十分満足す
る。
【0015】一方、電位差信号検出部60では、インピ
−ダンスdZm とその部分を流れる信号電流dIによ
り次式の電位差を検出する。
−ダンスdZm とその部分を流れる信号電流dIによ
り次式の電位差を検出する。
【0016】
de1 =dZm ・dI+de0
(V)
・・・(6) この信号電流dIは次式のように表わされる。
(V)
・・・(6) この信号電流dIは次式のように表わされる。
【0017】
dI=dIs ×sinh{dγ(L
−x)}/sinh(dγ・L) (A)
・・・(7) 上式においてde0 は金属管2を経路とする迷走電流
等が起因した雑音電圧である。
−x)}/sinh(dγ・L) (A)
・・・(7) 上式においてde0 は金属管2を経路とする迷走電流
等が起因した雑音電圧である。
【0018】ロックインアンプ70では、参照信号と前
記電位差信号を入力して参照信号と非同期の雑音電圧を
除去し、参照信号と同期した目的信号を次式の直流電圧
で出力する。
記電位差信号を入力して参照信号と非同期の雑音電圧を
除去し、参照信号と同期した目的信号を次式の直流電圧
で出力する。
【0019】
X1 =|dZm ・dI|cosθ
1 (V) ・・
・(8) また、新たな被覆損傷3が生じて交流信号電流が(
dI+△di)に増加すると、上式の直流電圧は次式の
ように変化する。
1 (V) ・・
・(8) また、新たな被覆損傷3が生じて交流信号電流が(
dI+△di)に増加すると、上式の直流電圧は次式の
ように変化する。
【0020】
X2 =|dZm ・(dI+△di
)|cosθ2 (V) ・・・(8′) 図5は、図4における電圧,電流の関係をベクトル
図で示す。図5のθ1 ,θ2 はそれぞれ管対地信号
電圧と電位差(dZm ・dI)及び{dZm ・(d
I+△di)}との位相差である。即ち、交流信号を使
用することにより雑音除去を容易にして、S/N比の良
い目的信号を抽出するので、微小な電位差を表示器80
の利得を上げて表示することができる。従って、表示器
80の電位差の変化の様子を監視することにより、新た
な防食被覆の損傷3を容易に検知することができる。
)|cosθ2 (V) ・・・(8′) 図5は、図4における電圧,電流の関係をベクトル
図で示す。図5のθ1 ,θ2 はそれぞれ管対地信号
電圧と電位差(dZm ・dI)及び{dZm ・(d
I+△di)}との位相差である。即ち、交流信号を使
用することにより雑音除去を容易にして、S/N比の良
い目的信号を抽出するので、微小な電位差を表示器80
の利得を上げて表示することができる。従って、表示器
80の電位差の変化の様子を監視することにより、新た
な防食被覆の損傷3を容易に検知することができる。
【0021】
【実施例】次にこの発明の実施例を、図1から図3によ
って説明する。
って説明する。
【0022】図1は、この発明の第一実施例を示し、検
知器90の信号処理方式が一位相方式のロックインアン
プであることを特徴とする。その作用および効果は前項
で詳細に述べた。
知器90の信号処理方式が一位相方式のロックインアン
プであることを特徴とする。その作用および効果は前項
で詳細に述べた。
【0023】図2は、この発明の第二実施例を示し、検
知器90において、交流増幅器14及び波形整形器16
と直列に接続した第一掛算器18,第一ロ−パスフィル
タ20からなる一位相方式のロックインアンプと、前記
交流増幅器14及び波形整形器の出力の位相を90度移
相する移相回路17と直列に接続した第二掛算器19,
第二ロ−パスフィルタ21からなるもう一つの一位相方
式のロックインアンプと、その二つの出力信号を演算す
る第一演算回路22、及び第二演算回路23で構成する
二位相方式のロックインアンプ70を用いたことを特徴
とする。この第二実施例における第一ロ−パスフィルタ
20の出力は(8)式に示す通りである。また、第二ロ
−パスフィルタ21の出力は参照信号の位相が90度シ
フトしていることにより次式の直流電圧を出力する。
知器90において、交流増幅器14及び波形整形器16
と直列に接続した第一掛算器18,第一ロ−パスフィル
タ20からなる一位相方式のロックインアンプと、前記
交流増幅器14及び波形整形器の出力の位相を90度移
相する移相回路17と直列に接続した第二掛算器19,
第二ロ−パスフィルタ21からなるもう一つの一位相方
式のロックインアンプと、その二つの出力信号を演算す
る第一演算回路22、及び第二演算回路23で構成する
二位相方式のロックインアンプ70を用いたことを特徴
とする。この第二実施例における第一ロ−パスフィルタ
20の出力は(8)式に示す通りである。また、第二ロ
−パスフィルタ21の出力は参照信号の位相が90度シ
フトしていることにより次式の直流電圧を出力する。
【0024】
Y1 =|dZm ・dI|sinθ
1 (V) ・・
・(9) 第1演算回路22ではX1 ,Y1 の二信号を次
式の演算を行いその結果を出力する。
1 (V) ・・
・(9) 第1演算回路22ではX1 ,Y1 の二信号を次
式の演算を行いその結果を出力する。
【0025】
【数2】
【0026】第2演算回路23では前記二信号を次式の
演算を行いその結果を出力する。
演算を行いその結果を出力する。
【0027】
θ1 =1/tan・(Y1 /X1
)
・・・(11) いま、何等かの原因により交流信号電流がdIから
(dI+△di)に増加したとすれば、上記(9)〜(
11)式はそれぞれ次のように変化する。
)
・・・(11) いま、何等かの原因により交流信号電流がdIから
(dI+△di)に増加したとすれば、上記(9)〜(
11)式はそれぞれ次のように変化する。
【0028】
Y2 =|dZm ・(dI+△di
)|sinθ2 (V) ・・・(9′)
)|sinθ2 (V) ・・・(9′)
【0029】
【数3】
【0030】
θ2 =1/tan・(Y2 /X2
) ・・
・(11′) 従って、この第二実施例によれば、(8)及び(8
′)式における電位差の変化に限らず、(10)及び(
10′)式における電位差の絶対値の変化や(11)及
び(11′)式における金属管2の対地信号電圧dEと
電位差との位相差の変化を検知できるので、損傷部の詳
細な状況を知ることができる。
) ・・
・(11′) 従って、この第二実施例によれば、(8)及び(8
′)式における電位差の変化に限らず、(10)及び(
10′)式における電位差の絶対値の変化や(11)及
び(11′)式における金属管2の対地信号電圧dEと
電位差との位相差の変化を検知できるので、損傷部の詳
細な状況を知ることができる。
【0031】図3は、この発明の第三実施例を示す。こ
の第三実施例では、発信部100を金属管2上の任意の
一ヶ所に配置し、検知器90を金属管2上の長手方向に
間隔をおいて複数組配置して防食被覆の損傷を生じた概
略地点を検知する方法の一部を示し、検知部200は検
知部300より発信器側に配置している。図3において
、発信器4から交流信号電流を通じると、各検知部にお
ける表示器80はそれぞれ(8)〜(11)式に示す電
位差及び位相を表示する。いま、検知部200において
有意な電位差の変化を検知し、検知部300では検知し
ていないとすれば、新たな被覆損傷3が検知部200と
検知部300の間で発生していることを察知できる。 また、検知部200と検知部300の両方において有意
な電位差の変化を検知したときには検知部300から反
発信器側に損傷が発生したことを察知できる。このよう
に、隣接する検知部間の電位差や位相の変化を比較する
ことにより被覆損傷を生じた概略地点を知ることができ
る。また、第三実施例における各検知部200,300
の出力を遠隔集中監視することにより、埋設金属管2の
管理者が知らない間に生じた被覆や管体の損傷とその概
略位置を迅速に見逃すことなく検知することができる。
の第三実施例では、発信部100を金属管2上の任意の
一ヶ所に配置し、検知器90を金属管2上の長手方向に
間隔をおいて複数組配置して防食被覆の損傷を生じた概
略地点を検知する方法の一部を示し、検知部200は検
知部300より発信器側に配置している。図3において
、発信器4から交流信号電流を通じると、各検知部にお
ける表示器80はそれぞれ(8)〜(11)式に示す電
位差及び位相を表示する。いま、検知部200において
有意な電位差の変化を検知し、検知部300では検知し
ていないとすれば、新たな被覆損傷3が検知部200と
検知部300の間で発生していることを察知できる。 また、検知部200と検知部300の両方において有意
な電位差の変化を検知したときには検知部300から反
発信器側に損傷が発生したことを察知できる。このよう
に、隣接する検知部間の電位差や位相の変化を比較する
ことにより被覆損傷を生じた概略地点を知ることができ
る。また、第三実施例における各検知部200,300
の出力を遠隔集中監視することにより、埋設金属管2の
管理者が知らない間に生じた被覆や管体の損傷とその概
略位置を迅速に見逃すことなく検知することができる。
【0032】なお、発信器4の出力周波数は、金属管2
の長手方向における対地信号電圧の減衰を抑制する上で
500Hz以下の低周波数であることが望ましい。
の長手方向における対地信号電圧の減衰を抑制する上で
500Hz以下の低周波数であることが望ましい。
【0033】
【効果】この発明によれば、例えば直流電気鉄道の漏れ
電流等の迷走電流が大きくとも容易に除去してS/N比
の良い目的信号を抽出することができるので、表示装置
80の利得を上げて被覆損傷3による電位差の微小な変
化を検知することができる。また、管対地信号電圧を参
照信号とすることにより発信部100と検知部50がは
なれていてもロックインアンプ70による信号処理が可
能である。管対地信号電圧は、発信器4の出力周波数と
同期し、かつ、S/N比が大きいので、ロックインアン
プ70の参照信号として必要な条件を満たしている。
電流等の迷走電流が大きくとも容易に除去してS/N比
の良い目的信号を抽出することができるので、表示装置
80の利得を上げて被覆損傷3による電位差の微小な変
化を検知することができる。また、管対地信号電圧を参
照信号とすることにより発信部100と検知部50がは
なれていてもロックインアンプ70による信号処理が可
能である。管対地信号電圧は、発信器4の出力周波数と
同期し、かつ、S/N比が大きいので、ロックインアン
プ70の参照信号として必要な条件を満たしている。
【図1】 本発明の第一実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】 本発明の第二実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】 本発明の第三実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】 図1の、金属管2,発信部100および検
出器90の電気接続系を電気的等価回路で表した電気回
路図である。
出器90の電気接続系を電気的等価回路で表した電気回
路図である。
【図5】 図4に示す等価回路における電圧,電流の
ベクトル図である。
ベクトル図である。
【図6】 従来提案されている管内電流測定装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図7】 図6に示す直流電位差計29の検出値を示
すグラフである。
すグラフである。
1:被覆 2
:金属管3:新たな損傷
4:発信器5:電極 6,8,
9:金属管に接続した端子 7:照合電極 14:交流
増幅器16:波形整形器 17
:移相回路18,19:掛算器 2
0,21:ロ−パスフィルタ 22,23:演算回路 5
0:参取信号検出部 60:電位差信号検出部 70:ロックイン
アンプ80:表示器
90:検知器100:発信部
26:直流電源装置200,300:検知部
29:直流電位差計
:金属管3:新たな損傷
4:発信器5:電極 6,8,
9:金属管に接続した端子 7:照合電極 14:交流
増幅器16:波形整形器 17
:移相回路18,19:掛算器 2
0,21:ロ−パスフィルタ 22,23:演算回路 5
0:参取信号検出部 60:電位差信号検出部 70:ロックイン
アンプ80:表示器
90:検知器100:発信部
26:直流電源装置200,300:検知部
29:直流電位差計
Claims (1)
- 【請求項1】外面に防食被覆1を施して地中に埋設した
金属管2と電極5との間に交流信号発信器4を接続した
発信部100と、金属管2の長手方向に間隔をおいて配
置した端子8及び9からなる電位差信号検出部60と、
前記検出部60に隣接して配置した金属管の端子6及び
地中に埋設した照合電極7からなる参照信号検出部50
と、この参照信号検出部50の信号を入力する波形整形
器16と、前記電位差信号検出部60の信号を入力する
交流増幅器14と、掛算器18とロ−パスフィルタ20
からなるロックインアンプ70と、このロックインアン
プ70とその出力を表示する表示器80からなる検知器
90を備え、発信部100から交流信号電流を通じて、
参照信号検出部50により検出する金属管2の対地信号
電圧と電位差信号検出部60により検出する金属管部分
を流れる信号電流によって生じる電位差をロックインア
ンプ70に入力し、波形整形器16においてゲ−ト信号
に整形した参照信号と交流増幅器14において増幅した
電位差信号を掛算器18において乗算して二信号の周波
数の和と差の成分の信号に変換した後、ロ−パスフィル
タ20において参照信号と非同期信号の雑音電圧を除去
し、同期した信号を出力して表示器80に表示する構成
としたことを特徴とする埋設金属管類の防食被覆損傷検
知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159591A JPH04331900A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 埋設金属管類の防食被覆損傷検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159591A JPH04331900A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 埋設金属管類の防食被覆損傷検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331900A true JPH04331900A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14304738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10159591A Withdrawn JPH04331900A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 埋設金属管類の防食被覆損傷検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04331900A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007033133A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 防食状態監視方法及びシステム |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP10159591A patent/JPH04331900A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007033133A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 防食状態監視方法及びシステム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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