JPH04333055A - トナーの製造方法 - Google Patents

トナーの製造方法

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JPH04333055A
JPH04333055A JP3102541A JP10254191A JPH04333055A JP H04333055 A JPH04333055 A JP H04333055A JP 3102541 A JP3102541 A JP 3102541A JP 10254191 A JP10254191 A JP 10254191A JP H04333055 A JPH04333055 A JP H04333055A
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resin
particles
toner
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fine particles
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JP3102541A
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Hidenori Kin
英憲 金
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法などに使用
されている乾式現像用トナーに関する。詳しくは、多層
構造を有するトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691に示させているカールソンプロセスを基
本として、これまでに多数の方法が提案されている。一
般には光導電性物質を用いた感光体上に静電気的潜像を
形成し、次に前記潜像に‘トナー’と呼ばれる微粉末を
選択的に付着させ、現像を行い前記潜像を顕像化する。 この顕像化したトナーを必要に応じて紙などの転写材に
転写した後、熱及び圧力、または溶剤蒸気などにより定
着し画像形成物を得るものである。
【0003】現像方法としては乾式現像方式、液体現像
方式に大別できる。さらに乾式現像方式としてはキャリ
アを使用する二成分現像方式として磁気ブラシ現像法、
カスケード現像法などが知られていて、また、一成分現
像方式としては、ジャンピング現像法、FEED現像法
、磁気ブラシ現像法などが知られている。これらの現像
方式に使用されるトナーは、さらに絶縁性と導電性に分
類される。一般にこれらの現像方法に使用されるトナー
は樹脂中に染料、顔料などの着色剤、帯電制御剤などを
分散させた約10μmの微粒子の表面に種種の物質を付
着させたものが使用されている。しかし、これらの微粉
末を前記の現像方法に用いるためには種種の物理的化学
的特性が要求される。要求される現像剤の特性としては
、おもに粒径・帯電性・電気抵抗・磁気特性・凝集性・
流動性等があり、改良がなされている。なかでもトナー
搬送に影響を与える凝集性、流動性についてはこれまで
に多数の提案がなされており、例えばシリカ粉末をトナ
ーの表面に付着させることにより流動性を向上させるこ
とが一般に知られている。
【0004】トナー表面に種種の物質を付着させる方法
としては、流動乾燥炉などを使用して熱により付着させ
る方法、ボールミルなどの混合機を用いて機械的な力に
より付着させる方法などが知られている。また、噴霧乾
燥方法、噴霧造粒方法などがある。他には、高速ジェッ
ト気流により分散すると同時に、処理剤と接触させる方
法(平2−42452)等も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
付着方法では、表面に付着した微粒子の付着力が弱く、
トナー搬送時及び現像時にトナー表面から剥がれてしま
い使用雰囲気温度によって容易に凝集が起こり、ブロッ
キングやケーキングによりトナーの現像特性が低下する
という欠点を有している。さらに剥がれた微粒子により
装置内汚染が生じ、画像劣化、機械故障などの悪影響を
及ぼすという欠点を有している。さらに、重合法によっ
て、SiO2粒子を固定化する場合、材料選択性が非常
に狭くなるという欠点を有している。さらに表面に付着
している微粒子の量によりトナーそれぞれで帯電量が異
なり、画質に悪影響を与えるという欠点を有している。
【0006】従って本発明の目的は、上記課題を解決す
るもので 1)凝集防止(保存性) 2)高流動性 3)微粒子飛散の防止 4)安定な帯電性 5)簡単な製法 上記特性を有するトナーの製造方法を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトナー製造方法
は、乾式現像法に使用し、少なくとも結着樹脂と着色剤
よりなる内核粒子の外表面に無機物微粒子と樹脂微粒子
を用いて樹脂被覆層を形成したトナーにおいて、内核粒
子の外表面に粒径が0.1μm以下である無機物微粒子
と粒径が1μm以下である樹脂微粒子の混合粒子を湿式
で付着させ、次に前記樹脂微粒子を溶解させる溶剤で処
理する事により、無機物微粒子を含む樹脂被覆層を形成
することを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1に本発明のトナー製造方法のフローチャ
ートを示す。少なくとも結着樹脂1と着色剤2からなる
原料を用いて混練粉砕法、スプレードライ法、重合法等
によりトナー内核6を作製する。次に、トナー内核6に
樹脂微粒子3と無機物微粒子4を付着させる外添処理9
を行い樹脂及び無機物微粒子外添内核粒子7を作製する
。次に樹脂及び無機物微粒子外添内核粒子7に樹脂微粒
子3を溶解する溶剤5を接触させ被膜処理10を行い、
無機物微粒子含有樹脂被膜トナー8を作製する。本発明
に用いる内核粒子は結着樹脂と少なくとも1種類以上の
トナー成分を含有する粒子を使用する。トナー成分とし
ては、着色剤、電荷制御剤、磁性粉、導電剤、離型剤、
分散剤などを必要に応じて選択するものである。トナー
内核は、粒径1〜40μmのものを使用することができ
る。形状は球形でも不定型でも構わない。
【0009】内核粒子表面に無機物微粒子と樹脂微粒子
の混合粉体を付着させる湿式の方法としては、内核粒子
表面と樹脂微粒子表面のゼータ電位差による静電付着力
を利用したヘテロ凝集法、混合分散液のボールミル等で
のミリングによる湿式ミリング法、粉体インク内核粒子
をカップリング剤で処理してから樹脂微粒子と混合、付
着処理するカップリング剤法、樹脂溶液樹脂粒子分散系
における界面沈澱法等が適応可能である。ヘテロ凝集法
では、内核粒子と樹脂微粒子の粒径比は3以上が好まし
く、また内核粒子と樹脂微粒子のゼータ電位は正負逆極
性になるように組成を調整することが好ましい。湿式ミ
リング法では、内核粒子と樹脂微粒子の粒径比は5以上
が好ましい。カップリング剤法では、内核粒子と樹脂微
粒子の粒径比は3以上が好ましく、内核粒子にシラン、
チタン、クロム、アルミ、有機リン、過酸化シリル等の
カップリング剤を添加、もしく表面処理し、樹脂微粒子
にはカップリング剤の官能基と反応可能な官能基を有す
るように組成を調整する必要がある。界面沈澱法では、
樹脂微粒子と溶解性が異なる樹脂の溶液に樹脂微粒子を
分散し、内核粒子を分散して樹脂が不溶性の溶剤を添加
することによる沈澱現象を利用して、内核粒子表面に樹
脂微微子を付着させる。
【0010】次に溶剤処理をする方法としては噴霧乾燥
法、液浸法などがあるが接触時間を制御できるものであ
れば何でも良い。好ましくは粉体コーティング装置、例
えば、ディスパーコート(日清製粉)、コートマイザー
(フロイント産業)などを使用する。
【0011】内核粒子の組成としては特に限定されるも
のではなく、一般的なものを使用することができる。例
えば、結着樹脂としてはポリスチレン及び共重合体、例
えば、水素添加スチレン樹脂、スチレン・イソブチレン
共重合体、ABS樹脂、ASA樹脂、AS樹脂,AAS
樹脂、ACS樹脂、AES樹脂、スチレン・Pクロロス
チレン共重合体、スチレン・プロピレン共重合体、スチ
レン・ブタジエン架橋ポリマー、スチレン・ブタジエン
・塩素化パラフィン共重合体、スチレン・アリル・アル
コール共重合体、スチレン・ブタジエンゴムエマルジョ
ン、スチレン・マレイン酸エステル共重合体、スチレン
・イソブチレン共重合体、スチレン・無水マレイン酸共
重合体、アクリレート系樹脂あるいはメタアクリレート
系樹脂及びその共重合体、スチレン・アクリル系樹脂及
びその共重合体、例えば、スチレン・アクリル共重合体
、スチレン・ジエチルアミノ・エチルメタアクリレート
共重合体、スチレン・ブタジエン・アクリル酸エステル
共重合体、スチレン・メチルメタアクリレート共重合体
、スチレン・nーブチルメタアクリレート共重合体、ス
チレン・ジエチルアミノ・エチルメタアクリレート共重
合体、スチレン・メチルメタアクリレート・n−ブチル
アクリレート共重合体、スチレン・メチルメタアクリレ
ート・ブチルアクリレート・N−(エトキシメチル)ア
クリルアミド共重合体、スチレン・グリシジルメタアク
リレート共重合体、スチレン・ブタジエン・ジメチル・
アミノエチルメタアクリレート共重合体、スチレン・ア
クリル酸エステル・マレイン酸エステル共重合体、スチ
レン・メタアクリル酸メチル・アクリル酸2ーエチルヘ
キシル共重合体、スチレン・n−ブチルアリレート・エ
チルグリコールメタアクリレート共重合体、スチレン・
n−ブチルメタアクリレート・アクリル酸共重合体、ス
チレン・n−ブチルメタアクリレート・無水マレイン酸
共重合体、スチレン・ブチルアクリレート・イソブチル
マレイン酸ハーフエステル・ジビニルベンゼン共重合体
、ポリエステル及びその共重合体、ポリエチレン及びそ
の共重合体、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリプロ
ピレン及びその共重合体、フッソ樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリビニルアルコール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
ビニルブチラール樹脂などを一種類あるいは、二種類以
上ブレンドしたものを使用する事ができる。また、樹脂
以外の物質としてワックス等も使用することができる。 例えば、キャンデリラワックス、カルナバワックス、ラ
イスワックス等の植物系天然ワックス、みつろう、ラノ
リン等の動物系天然ワックス、モンタンワックス、オゾ
ケライト等の鉱物系天然ワックス、パラフィンワックス
、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の天
然石油系ワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャ
ー・トロプシュワックス等の合成炭化水素ワックス、モ
ンタンワックス誘導体、パラフィンワックス誘導体等の
変性ワックス、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導体等の
水素化ワックス、合成ワックス等のワックス類、ステア
リン酸、パルミチン酸等の高級脂肪酸類、低分子量ポリ
エチレン、酸化ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン
・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・酢酸ビニル
共重合体等のオレフィン共重合体を一種あるいは二種以
上を用いる。
【0012】着色剤としてはカーボンブラック、スピリ
ットブラック、ニグロシンなどの黒色染・顔料を使用す
る。カラー用としては、フタロシアニン、ローダミンB
レーキ、ソーラピュアイエロー8G、キナクリドン、ポ
リタングストリン酸、インダスレンブルー、スルホンア
ミド誘導体などの染料、または顔料を使用することがで
きる。さらに、分散剤として、金属石鹸、ポリエチレン
グリコールなど、帯電制御剤として、電子受容性の有機
錯体、塩素化ポリエステル、ニトロフニン酸、第4級ア
ンモニウム塩、ピリジニル塩などを添加することができ
る。この他に磁性用トナーとして磁性粉末、例えば、F
e3O4、Fe2O3、Fe、Cr、Niなどを用いる
【0013】次に本発明に用いる無機物微粒子としては
、Si02、TiO2、Zn0、Al2O3(α型、β
型)、TiON、TiBaO3、MgO、ZrO2、C
aCO3、NiO、SnO、クレー、タルク、ケイ砂、
雲母、SiN、SiC、Ba2SO4、カーボンブラッ
ク等の微粒子を使用する事ができる。また、樹脂微粒子
としてはポリメチルメタアクリレート、ポリエチルメタ
アクリレート、ポリnーブチルメタアクリレート、ポリ
エステル、(スチレンーブタジエン)コポリマー、(P
VC、PVA、PVAc)コポリマー、ポリγーメチル
ーグルタメート、フッ素樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、
ベンゾクアナミン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂
、ナイロン66/6、ナイロン11、ナイロン12、ポ
リスチレン樹脂、架橋ポリスチレン樹脂、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエチレン
樹脂、セルロース等を使用する。
【0014】内核粒子の表面に混合粉体を付着させた後
、樹脂微粒子を溶解処理する溶剤としては、内核粒子及
び樹脂微粒子の材質により決定される。このため水系、
有機溶剤系等のものを使用する事ができる。
【0015】以上前記方法によって無機物微粒子を含む
樹脂被覆層を形成する事により、処理後の分級などの操
作を必要とせず、簡単に流動性及び保存性の優れたトナ
ーを製造することができる。
【0016】以下に本実施例をより詳細に説明する。
【0017】(実施例1) <内核粒子の作製> スチレン/メチルアクリレート      90wt%
ポリプロピレン                  
    6wt%帯電制御剤            
              2wt%カーボンブラッ
ク                    2wt%
上記組成の原料を使用し、スクリュウ押出機で混練し、
冷却後粗粉砕する。次にジェット粉砕機で微粉砕し、分
級して5〜20μmの内核粒子を作製した。
【0018】<無機物微粒子と樹脂微粒子の付着>無機
物微粒子として粒径0.02μmのSiO2、樹脂微粒
子としてポリブチルメタアクリレート(PBMA)を用
いた。PBMAの粒径は0.4μm、ガラス転移点83
℃のものを使用した。前記内核粒子を、樹脂粒子   
         PBMA(5%分散)無機物微粒子
        SiO2 (3%分散)からなる、分
散水溶液1000mlに混合し、ボールミルでの湿式ミ
リング法による付着処理を行い、続いてスプレードライ
ヤーにより乾燥、樹脂粒子付着トナーを得た。
【0019】この時SiO2量は、PBMA表面への被
覆率換算で約150%であった。得られた粉体粒子の過
剰な、付着に寄与していないPBMAは分級した際、除
去されていた。分級後の粒子を電子顕微鏡観察したとこ
ろ、PBMA粒子とSiO2微粒子が内核粒子の表面に
剥がれず、付着していることが明かとなった。
【0020】<溶剤処理>上記方法で作製した微粒子付
着の内核粒子に対して溶剤処理を行った。溶剤としてア
セトンを用いた。この溶剤に粉体を1.0秒接触させ、
その後、乾燥温度60℃で噴霧乾燥してアセトンを蒸発
させた。この溶剤処理により得られた粒子は粒子同士の
結着も無く、粒子それぞれが独立した状態の集合体であ
った。また、本実施例で作製した粒子を電子顕微鏡によ
り断面観察したところ、内核粒子の表面に、0.2〜0
.3μmの樹脂被覆層が形成されていた。さらに、樹脂
層にSiO2が均一に分散され、被覆層表面にもSiO
2が露出しているのが確認された。さらに、本実施例で
作製したトナーの安息角を測定したところ30°の高流
動性を示した。
【0021】さらに、本実施例で作製したトナーを一成
分非接触型現像機とOPC感光体を有するレーザープリ
ンターに搭載して、画像形成を行ったところブロッキン
グやケーキングを起こす事なく、鮮明な画像を形成する
ことができ、さらに3万枚の耐久テストを行ったところ
初期と同様にブロッキングやケーキングを起こす事なく
鮮明な画像を得ることができた。さらに本実施例で作製
したトナーを容器に密閉し、30℃ー80%の環境下に
三ヶ月間保存して同様なテストを行ったが凝集などの特
性上の劣化はなく、鮮明な画像を得ることができた。
【0022】(比較例1)実施例1で作製した内核粒子
を無機物微粒子であるSiO2と樹脂微粒子であるPB
MAからなる被覆層を表面に形成させないでそのまま実
施例1で用いたレーザプリンターに搭載して画像形成を
行ったところ、トナーの流動性が悪く、さらに現像器内
で凝集を起こし、鮮明な画像を形成することができなか
った。
【0023】(比較例2)実施例1で作製した内核粒子
に、実施例1の<無機物微粒子と樹脂微粒子の付着>と
同様の方法で無機物微粒子と樹脂微粒子を付着させ、溶
剤処理をしないままのトナーを作製した。このトナーを
実施例1で用いたレーザープリンターに搭載して画像形
成を行ったところ、トナーの流動性が悪く、さらに現像
器内で凝集を起こし、鮮明な画像を形成することができ
なかった。また付着物の剥がれが生じ、現像器内の汚染
が起こっていた。また、このトナーの安息角を測定した
ところ、48゜で流動性が悪かった。
【0024】(実施例2)本実施例では内核粒子として
、ワックスを主成分とし、磁性粉と着色剤を有する粒子
を用いた。その他、実施例1と同様に行った。
【0025】<内核粒子の作製> パラフィンワックス              30
wt%カルナバワックス              
  30wt%Fe3O4             
           38wt%カーボンブラック 
                 2wt%上記組成
の原料を使用し、バッチ式混練機で混練し、冷却後粗粉
砕する。次に、ジェット粉砕機で微粉砕後、分級して平
均粒径10μm、分布5〜25μmの内核粒子を作製し
た。
【0026】<無機物微粒子と樹脂微粒子の付着>実施
例1と同様なPBMAとSiO2を使用し、また同様な
組成で処理を行った。得られた粒子は実施例1と同様な
状態であった。
【0027】<溶剤処理>溶剤としてはキシレンを用い
た。接触時間は1秒、乾燥温度は60℃で噴霧乾燥した
。得られた粒子は実施例1と同様に粒子同士の結着も無
く、粒子それぞれが独立した状態の集合体であった。 また、安息角を測定したところ32°の高流動性を示し
た。(内核粒子の安息角は45°以上であった。)さら
に、得られたトナーを電子顕微鏡により断面観察したと
ころ、内核粒子の表面に0.2〜0.3μmの樹脂被覆
層が形成されていた。
【0028】さらに、本実施例で作製したトナーを一成
分磁気ブラシ現像機とOPC感光体を有するレーザープ
リンターに搭載して画像を形成したところブロッキング
やケーキングを起こす事無く、さらに定着温度120℃
という低温で鮮明な画像を形成する事が出来た。さらに
3万枚の耐久テストを行ったところ初期と同様にブロッ
キングやケーキングを起こす事なく鮮明な画像を得るこ
とができた。さらに本実施例で作製したトナーを容器に
密閉し、30℃ー80%の環境下に三ヶ月間保存して同
様なテストを行ったが凝集などの特性上の劣化はなく、
鮮明な画像を得ることができた。
【0029】(実施例3)実施例2と同様な内核粒子と
無機物微粒子SiO2、樹脂微粒子PBMAを用い、無
機物微粒子と樹脂微粒子の粒径を変化させてトナーを作
製した。 表1と表2に実験Noと粒径の関係を示す。 表1は樹脂微粒子として実施例1で用いたPBMA:0
.4μmを用い、SiO2粒子の粒径を変えて作製した
ものである。表2は無機物微粒子として実施例1で用い
たSiO2:0.02μmを用い、樹脂微粒子の粒径を
変えて作製したものである。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】<無機物微粒子と樹脂微粒子の付着>実験
No.1〜3では、PBMAは分散量を5%とし、Si
O2の分散量をPBMA表面に対する被覆率150%に
なるような組成で分散水溶液を作成した。また、実験N
o.4〜6では、SiO2の分散量を2%とし、PBM
Aの分散量をSiO2がPBMA表面に対し被覆率15
0%になるような分散水溶液を作成した。このような分
散水溶液1000mlに内核粒子を混合し、60℃にて
10時間混合攪拌してカップリング反応による付着処理
を行い、続いてスプレードライヤーにより乾燥、樹脂粒
子付着トナーを得た。
【0033】<溶剤処理>このトナーを実施例2<溶剤
処理>と同様の処理を行った。但し、接触時間は粒径に
応じて変化させた。前記材料により作製したトナーの結
果を表3に示す。さらにこれらのトナーについて、実施
例2と同様に画像形成を行い、画像評価した。その結果
を表4に示す。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】’鮮明’の定義は地かぶりが無く、画像濃
度が1.5以上の画像である。
【0037】本実施例より、無機物微粒子の粒径が0.
1μmよりも大きい場合、樹脂微粒子の粒径が1.0μ
mより大きい場合にはいずれも流動性が悪化し、画像も
鮮明なものが得られない事が明かとなった。
【0038】(実施例4)実施例1の内核粒子とPBM
AおよびSiO2微粒子を用い、SiO2量を変化させ
て行った。SiO2量は樹脂微粒子表面への被覆率換算
で行った。表5に分散量を示す。
【0039】これらの分散比で、分散水溶液1000m
lを作成し、24時間混合攪拌して、ヘテロ凝集法によ
り付着処理を行い、続いてスプレードライヤーにより乾
燥と乳化剤溶解被膜化を同時に行い樹脂被膜トナーを作
製した。
【0040】さらに、実施例1の<溶剤処理>と同様に
処理を行ってそれぞれトナーを作製した。これらのトナ
ーを用いて実施例1と同様に画像形成を行い、画像評価
を行った。結果を表6に示す。
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】尚、No.10はSiO2の剥離が激しく
生じ、装置汚染を生じた。また、安息角はNo.7と1
0が46°、No.8が31゜、No.9が32°であ
った。  この様に換算被覆率が100%より小さいと
表面露出SiO2が減り流動性が低下する。さらにまた
、200%を越えるとSiO2が過剰になり、逆に流動
性が低下するものと考えられる。
【0044】以上実施例を述べたが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではなく、さらに、被覆層内に
その他のトナー成分を添加する事も可能である。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明のトナーの製造
方法によれば、乾式現像法に使用し、少なくとも結着樹
脂と着色剤よりなる内核粒子の外表面に無機物微粒子と
樹脂微粒子を用いて樹脂被覆層を形成したトナーにおい
て、内核粒子の外表面に粒径が0.1μm以下である無
機物微粒子と粒径が1μm以下である樹脂微粒子の混合
粒子を湿式で付着させ、次に前記樹脂微粒子を溶解させ
る溶剤で処理する事により、無機物微粒子を含む樹脂被
覆層を形成するため、無機物微粒子が安定して付着し、
流動性が高く、凝集が生じることがほとんどない。また
、装置内の汚染がほとんどない。さらにトナーの帯電量
の経時変化がなく安定なため、画質が常に鮮明であると
いう効果を有する。
【0046】さらに本発明のトナー製造方法によれば、
内核粒子の組成、構造に関わらず、種種の樹脂成分と無
機物成分からなる被覆層を均一に、かつ簡単に膜厚制御
を行って上記特性を満足するトナーを簡単に作製できる
という、これまでの多層構造トナー作製方法に較べて多
大の効果を有する。従って、本発明のトナー製造方法は
優れた機能を有する多層構造トナーの低コスト化にさら
に大きく貢献する事が出来る。
【0047】さらに、本発明のトナー製造方法は、電子
写真、静電記録、静電印刷、磁気記録法などを用いた画
像形成装置、つまり複写機、プリンター、ファクシミリ
などに広く応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー製造方法のフローチャート。
【図2】本発明のトナー製造方法により作成されたトナ
ーの構成図。
【符号の説明】
1・・・結着樹脂 2・・・着色剤 3・・・樹脂微粒子 4・・・無機物微粒子 5・・・溶剤 6・・・トナー内核 7・・・樹脂及び無機物微粒子外添内核粒子8・・・無
機物含有樹脂被膜トナー 9・・・外添処理 10・・・被膜処理 11・・・樹脂被膜層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  乾式現像法に使用し、少なくとも結着
    樹脂と着色剤よりなる内核粒子の外表面に、無機物微粒
    子と樹脂微粒子を用いて樹脂被覆層を形成したトナーに
    おいて、内核粒子の外表面に粒径が0.1μm以下であ
    る無機物微粒子と粒径が1μm以下である樹脂微粒子の
    混合粒子を湿式で付着させ、次に前記樹脂微粒子を溶解
    させる溶剤で処理する事により、無機物微粒子を含む樹
    脂被覆層を形成することを特徴とするトナーの製造方法
JP3102541A 1991-05-08 1991-05-08 トナーの製造方法 Pending JPH04333055A (ja)

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JP3102541A JPH04333055A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 トナーの製造方法

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JP3102541A JPH04333055A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 トナーの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085495A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Sharp Corp トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置

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