JPH04335010A - 無水マレイン酸−アルキルビニルエーテル共重合体の製造法 - Google Patents

無水マレイン酸−アルキルビニルエーテル共重合体の製造法

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JPH04335010A
JPH04335010A JP13331691A JP13331691A JPH04335010A JP H04335010 A JPH04335010 A JP H04335010A JP 13331691 A JP13331691 A JP 13331691A JP 13331691 A JP13331691 A JP 13331691A JP H04335010 A JPH04335010 A JP H04335010A
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vinyl ether
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alkyl vinyl
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Hiroaki Shimizu
博昭 清水
Yuji Yagi
八木 勇治
Kazuhiko Hosaka
和彦 保坂
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無水マレイン酸とアル
キルビニルエーテルの共重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無水マレイン酸とアルキルビニル
エーテルの共重合体の製造は、ラジカル重合により行わ
れている。この重合は種々の実施態様により、例えば無
溶剤で、溶液重合として又は沈澱重合として行うことが
できる。例えば米国特許4370454 号によれば、
溶剤を添加することなく撹拌される粉末床中で無水マレ
イン酸とメチルビニルエーテルを共重合させること、そ
して西独特許540101号明細書によれば、無水マレ
イン酸とアルキルビニルエーテルとの溶液重合に適する
溶剤が開示されている。沈澱重合法としては、米国特許
3553183 号明細書には、ベンゼンを溶剤として
使用することが開示されている。また、特開平1−14
9810号公報には、溶剤として飽和脂肪族カルボン酸
及び1価の飽和アルコールからの少なくとも5個の炭素
原子を有するエステルを使用することが提案されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、溶剤としてベ
ンゼンを使用することは、約20重量%の単量体濃度ま
でしか重合体の微細懸濁液が得られないという事実があ
り、より高い濃度では塊の形成が起こり、このものは撹
拌機及び重合装置の壁への共重合体の固着を生じるとい
う欠点を有していた。この欠点を適当な分散剤を用いて
減少する試みとして、英国特許1063056 号明細
書には、塊状固着防止剤の存在下に共重合を行うことが
提案されている。この塊状固着防止剤としてポリスチレ
ン、ポリアクリル酸ブチルエステル、ポリビニルイソブ
チルエーテル及び種々の他の単独重合体及び共重合体が
知られている。また、米国特許3532771 号明細
書には、無水マレイン酸とアルキルビニルエーテルとを
ベンゼン中で共重合させる際に粒子の接着を防止するた
めに、特別のポリアルキレングリコールビニルエーテル
が用いられる。
【0004】しかし、これらの方法で得られた重合体は
、塊状固着防止剤やポリアルキレングリコールビニルエ
ーテルが添加されるため、本来の共重合体とは溶解性等
において異なる挙動を示すので、用途が限定されてしま
うという欠点を有していた。さらに、特開平1−149
810号公報で使用されている溶剤では、重合懸濁液中
の固形分含有量が30重量%以上になると、溶剤が共重
合体に吸収され、見かけ上溶剤の無い状態となり、撹拌
及び濾過が不可能となり、工業的規模で共重合体を製造
することは困難であるという欠点を有していた。そのほ
か、ベンゼン及びハロゲン化炭化水素例えば塩化メチレ
ン、又は1,1,1−トリクロルエタンは沈澱重合とし
て進行することが知られているが、これら溶剤は生態学
的に問題のある溶剤である。ここで固形分含有量を30
重量%以上にする目的は、下記(1)(2)起因してい
る。(1) 工業的規模で生産を行うためには、製造プ
ロセス及び生産性向上が重要である。(2) メチルビ
ニルエーテル−無水マレイン酸共重合体の製造プロセス
としては、溶媒中で懸濁重合を行い、更に濾過により共
重合体と溶媒を分離する方法が工程上最も簡便で好まし
いが、懸濁液状で取り扱える共重合体固形分濃度は、重
合缶内の固着が生じない約20重量%が限界であり、生
産性向上のためには、重合缶内の固着が無く、30重量
%以上の共重合体固形分濃度で安定に操業できる重合方
法が望まれている。
【0005】そこで、本発明者らは、鋭意検討した結果
、生態学的に問題のある溶剤の使用が避けられ、そして
他の添加剤も使用しないで作業することができ、かつ重
合懸濁液中の固形分含有量が30〜35重量%で安定に
製造でき、濾過ができる無水マレイン酸とアルキルビニ
ルエーテルの共重合体の製造方法を見いだし本発明を完
成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、無
水マレイン酸とアルキルビニルエーテルを溶媒中でラジ
カル共重合させるに際し、溶媒として炭酸ジエチルを用
いることを特徴とする無水マレイン酸とアルキルビニル
エーテルの共重合体の製造方法である。以下さらに本発
明について詳しく説明する。
【0007】本発明に用いられるアルキルビニルエーテ
ルとしては、メチルビニルエーテル、エチルビニルエー
テル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニ
ルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビ
ニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、ド
デシルビニルエーテル及びオクタデシルビニルエーテル
が挙げられ、その中でもメチルビニルエーテルが特に好
ましい。また、種々のアルキルビニルエーテルの混合物
も使用される。
【0008】重合は、通常のラジカル生成剤により開始
され、例えば次のものが開始剤として用いられる。アシ
ルパーオキシド例えばジアセチルパーオキシド、ジベン
ゾイルパーオキシド及びジラウリルパーオキシド、パー
エステル例えばビバリン酸三級ブチルパーエステル及び
2−エチルヘキサン酸三級ブチルパーオキシド、パーオ
キシド例えばジ三級ブチルパーオキシド、パーカーボネ
ート例えばジシクロヘキシルパーオキシジカーボネート
ならびにアゾ化合物例えば2,2’−アゾビスイソブチ
ロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)、1,1’− アゾビス(1−シクロヘ
キサンカーボニトリル)及びジメチル−2,2’−アゾ
ビス(イソブチレート)等である。使用される開始剤の
量は、すなわち共重合に用いられる無水マレイン酸に対
し0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜1 重
量%である。
【0009】無水マレイン酸及びアルキルビニルエーテ
ルはよく知られているように1:1のモル比で重合して
、厳密な交互共重合体を与える。無水マレイン酸とアル
キルビニルエーテルの使用割合はいかなる割合であって
もよいが、無水マレイン酸の完全な反応率を達成するた
めには、無水マレイン酸1モルに対してアルキルビニル
エーテルを1モル以上使用することが好ましい。本発明
に使用する溶剤又は共重合用の反応媒質は、炭酸ジエチ
ルである。炭酸ジエチルの使用量は、共重合体固形分濃
度により決定される。得られる共重合体固形分濃度は、
15〜40重量%に調節できるが、好ましくは20〜3
5重量%に調節するのが好ましい。
【0010】共重合は常法により行われる。条件は個々
には共重合体がどのような分子量を有すべきかに依存す
る。低又は中程度の分子量を有する共重合体を製造する
場合には、炭酸ジエチル中の無水マレイン酸の溶液及び
開始剤を装入しておき、そしてアルキルビニルエーテル
を特定の時間をかけて分添供給することが好ましい。 又、一般の連鎖移動剤の使用も可能である。分子量は既
知の手段で単量体濃度、開始剤量、単量体供給速度及び
温度の変化により変えることができる。高分子量を有す
る共重合体を製造する場合には、アルキルビニルエーテ
ルを分添供給するのではなく、無水マレイン酸、炭酸ジ
エチル、開始剤及びアルキルビニルエーテルを一括投入
し重合を行う。重合温度は20〜120℃までの広い範
囲で変えることができる。重合圧力には特に制限はない
【0011】溶剤としてベンゼンを用いると、塊状固着
防止剤及び特別なポリアルキレングリコールエーテルを
併用する場合にだけ30重量%の共重合体を含有する重
合懸濁液が得られるが、本発明の場合にはこれら添加剤
の不使用においても、30〜35重量%の共重合体懸濁
液を安定に製造することが可能であり、その際重合体は
塊となることがなく、重合装置の壁又は撹拌機に粘着す
ることもない。本発明の方法においては共重合体は比較
的大きい粒子の形すなわち、平均粒子径1〜50μm 
で得られるので、共重合体粒子を例えば濾過により重合
体懸濁液から容易に収得することができる。共重合体の
乾燥は常法により行うことができ、その場合は重合の際
に得られる懸濁液がそのままで、又は濾過後の溶剤で湿
ったフィルターケーキが用いられる。このためには普通
の乾燥装置、例えばロール乾燥器、ベルト乾燥器、かい
形乾燥器、噴霧乾燥器又は流動床乾燥器を使用できる。
【0012】得られた共重合体は、種々の用途に利用で
きる中間体である。例えば無水マレイン酸及びアルキル
ビニルエーテルからの共重合体をアルコールと反応させ
ることにより、ヘアスプレーの結合剤として用いられる
反応生成物が得られる。前記の共重合体を苛性ソーダ液
で完全に又は部分的に中和することにより対応するナト
リウム塩が得られ、このものは1〜10重量%の量で洗
剤の添加物として用いられる。共重合体の遊離酸(水溶
液中での加水分解により得られる)ならびに共重合体の
アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩は、練り歯磨き
に用いられる。架橋された共重合体例えば無水マレイン
酸、メチルビニルエーテル及びブタンジオールジアクリ
レートからの共重合体は、繊維用捺染のりの濃化剤とし
て用いられる。尚、共重合体の分子量はGPC(Gel
 Permeation Chromatograph
y )を使用し測定した。それぞれの分子量は、ジメチ
ルホルムアミド中の共重合体の0.1重量%溶液を用い
測定された。分子量の基準としてスチレンを使用した。
【0013】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明について具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。 実施例1 撹拌機、還流冷却器及び分添供給装置が装備された1.
5リットル容のガラスオートクレーブを用いた。反応を
空気遮断下で実施できるようにするため、オートクレー
ブに、真空接続部及び窒素導管を接続した。重合容器の
加熱は、水浴上で行った。無水マレイン酸127gを投
入し、オートクレーブを閉じ、真空置換後、窒素を導入
し常圧に戻した。次いで炭酸ジエチル397g及びメチ
ルビニルエーテル150gを投入し、無水マレイン酸が
溶解するまで約15分間撹拌した。この混合物を60℃
に加熱し、ラウロイルパーオキサイド1g及び炭酸ジエ
チル100gから成る開始剤液の12mlを加え、5時
間重合させた。その際、反応混合物を60℃に保つよう
に、水浴の温度を制御した。開始剤液を添加後、約15
分程度で濁りが生じ重合開始が認められた。最初は、希
薄液状の白色の懸濁液は、反応時間が進むにつれて次第
に粘稠になり、全ての無水マレイン酸が反応した後、過
剰のメチルビニルエーテルを蒸発させた。残留する重合
体液は容易に反応器より取り出せ、撹拌翼及び反応器壁
への付着は少なく、又容易に取り除けた。得られた重合
懸濁液を吸引濾過し、真空乾燥器を用い50℃で乾燥し
た。白色の粉末が197g得られた。結果を表1に示す
【0014】
【表1】
【0015】比較例1 実施例1と同じ装置に無水マレイン酸127gを投入し
、オートクレーブを閉じ、真空置換後、窒素を導入し常
圧に戻した。次いで酢酸イソプロピル397g及びメチ
ルビニルエーテル150gを投入した。無水マレイン酸
が溶解するまで約15分間撹拌した。この混合物を60
℃に加熱し、ラウロイルパーオキサイド1g及び酢酸イ
ソプロピル100gから成る開始剤液の18mlを加え
、5時間重合させた。その際、反応混合物を60℃に保
つように、水浴の温度を制御した。開始剤液を添加後、
約15分程度で濁りが生じ重合開始が認められた。 最初は希薄状の白色の懸濁液は、反応時間が進むにつれ
て次第に粘稠となり、重合終了時には、溶剤が生成した
共重合体に吸収され、見かけ上溶剤が無くなった。過剰
のメチルビニルエーテルを蒸発させ、オートクレーブを
開放し、溶剤を吸収した共重合体を掻き出した。得られ
た重合物は濾過ができなかった。この重合物を直接真空
乾燥器に入れ50℃で乾燥した。白色の粉末が194g
得られた。結果を表1に示す。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に炭酸ジエチ
ルを用いることにより、生態学的に問題のある溶媒の使
用が避けられ、反応モノマーに対して良溶媒であり、生
成共重合体に対しては、極めて貧溶媒であるので沈澱重
合となると共に重合懸濁液中の固形分含有量が30〜3
5重量%まで安定な懸濁液となり、この液は濾過できる
。また、生成共重合体が反応器壁や撹拌翼に付着するこ
とがない。さらに、脱液乾燥工程においても共重合体が
溶解、融着することがないため非常に取扱い易く、工業
的規模で生産性を向上させ好適に共重合体を製造できる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無水マレイン酸とアルキルビニルエー
    テルを溶媒中でラジカル共重合させるに際し、溶媒とし
    て炭酸ジエチルを用いることを特徴とする無水マレイン
    酸とアルキルビニルエーテルの共重合体の製造方法。
JP3133316A 1991-05-10 1991-05-10 無水マレイン酸−アルキルビニルエーテル共重合体の製造法 Expired - Lifetime JP3012703B2 (ja)

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