JPH04338A - 高温で耐摩耗性に優れた銅基焼結合金 - Google Patents
高温で耐摩耗性に優れた銅基焼結合金Info
- Publication number
- JPH04338A JPH04338A JP10011590A JP10011590A JPH04338A JP H04338 A JPH04338 A JP H04338A JP 10011590 A JP10011590 A JP 10011590A JP 10011590 A JP10011590 A JP 10011590A JP H04338 A JPH04338 A JP H04338A
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- boride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、常温および高温、特に高温で耐摩耗性に優
れた銅基焼結合金に関するものであり、内燃機関のバル
ブガイド部材またはターボチャージャーの軸受は部材等
の摺動部材に用いられる銅基焼結合金に関するものであ
る。
れた銅基焼結合金に関するものであり、内燃機関のバル
ブガイド部材またはターボチャージャーの軸受は部材等
の摺動部材に用いられる銅基焼結合金に関するものであ
る。
従来、内燃機関の各種機械部品を製造するための部材と
して、チル鋳物などの鉄系材料、重量%で、Cu−28
%Zn−6%A、Qの代表組成を有する銅基溶製合金、
または特開平1−42537号公報に示されるCu−1
0%5n−0,3%P−3%N+の代表組成に黒鉛など
の固体潤滑剤を添加した銅基焼結合金が知られている。
して、チル鋳物などの鉄系材料、重量%で、Cu−28
%Zn−6%A、Qの代表組成を有する銅基溶製合金、
または特開平1−42537号公報に示されるCu−1
0%5n−0,3%P−3%N+の代表組成に黒鉛など
の固体潤滑剤を添加した銅基焼結合金が知られている。
しかし、最近の内燃機関は、高出力化にともない、燃焼
室内の温度は従来よりも一層高温となっており、従って
、燃焼室近傍に一部露出している摺動部材、例えばバル
ブガイ、ド、ターボチャ−ジャーの軸受けなども従来よ
りは一層高温に曝らされている。かかる摺動部材は高温
になるほど耐摩耗性および耐焼付き性が低下し、また、
内燃機関の燃焼室内の温度と外部の温度との間に著しい
差が生じ、内燃機関の燃焼室の内部から外部にかけて取
付けられている摺動部材、例えばバルブガイドまたはタ
ーボチャージャーの軸受けなども燃焼室近傍に露出して
いる部分は従来より一層高温に曝らされ、特に、燃焼室
近傍のバルブガイドの径は熱膨張により従来よりも一層
拡大し、そのため、バルブガイドとバルブの間に隙間が
生じ、それによって、 (a) エンジンオイルが燃焼室に人込み、排ガス規
制に定められる基準を満たさなくなる、(b) バル
ブガイドとバルブの間に隙間が生じるとバルブガイドの
機能が十分に作用せず、作動中にバルブが振動し、バル
ブの機能が低下する、などの問題も生じていた。
室内の温度は従来よりも一層高温となっており、従って
、燃焼室近傍に一部露出している摺動部材、例えばバル
ブガイ、ド、ターボチャ−ジャーの軸受けなども従来よ
りは一層高温に曝らされている。かかる摺動部材は高温
になるほど耐摩耗性および耐焼付き性が低下し、また、
内燃機関の燃焼室内の温度と外部の温度との間に著しい
差が生じ、内燃機関の燃焼室の内部から外部にかけて取
付けられている摺動部材、例えばバルブガイドまたはタ
ーボチャージャーの軸受けなども燃焼室近傍に露出して
いる部分は従来より一層高温に曝らされ、特に、燃焼室
近傍のバルブガイドの径は熱膨張により従来よりも一層
拡大し、そのため、バルブガイドとバルブの間に隙間が
生じ、それによって、 (a) エンジンオイルが燃焼室に人込み、排ガス規
制に定められる基準を満たさなくなる、(b) バル
ブガイドとバルブの間に隙間が生じるとバルブガイドの
機能が十分に作用せず、作動中にバルブが振動し、バル
ブの機能が低下する、などの問題も生じていた。
これ等の問題に対して上記チル鋳物などの鉄系材料は、
熱伝導率が低く、また耐焼付き性およびなじみ性も低い
ことから、内燃機関の燃焼室近傍に一部露出している摺
動部材、例えばバルブガイドまたはターボチャージャー
の軸受は部材として用いた場合、熱伝導率が低いために
内燃機関の燃焼室近傍に一部露出している部分での熱膨
張が大きく生じ、バルブまたは軸受けとの間に隙間が生
じるので好ましくない。また、Cu−28%Zn6%A
gの代表組成を有する銅基溶製合金が用いられているが
、この銅基溶製合金は、バルブガイドまたはターボチャ
ージャーの軸受は部材としては熱伝導性に問題はないも
のの、耐摩耗性および耐熱性が不足し、さらに気孔がな
いために耐焼付き性およびなじみ性も不足している。そ
のため、上記黒鉛などの固体潤滑剤を添加した銅基焼結
合金が用いられるようになってきたが、この銅基焼結合
金は、熱伝導性、耐焼付き性およびなじみ性に問題は少
ないものの、耐摩耗性および耐熱性が不足している。
熱伝導率が低く、また耐焼付き性およびなじみ性も低い
ことから、内燃機関の燃焼室近傍に一部露出している摺
動部材、例えばバルブガイドまたはターボチャージャー
の軸受は部材として用いた場合、熱伝導率が低いために
内燃機関の燃焼室近傍に一部露出している部分での熱膨
張が大きく生じ、バルブまたは軸受けとの間に隙間が生
じるので好ましくない。また、Cu−28%Zn6%A
gの代表組成を有する銅基溶製合金が用いられているが
、この銅基溶製合金は、バルブガイドまたはターボチャ
ージャーの軸受は部材としては熱伝導性に問題はないも
のの、耐摩耗性および耐熱性が不足し、さらに気孔がな
いために耐焼付き性およびなじみ性も不足している。そ
のため、上記黒鉛などの固体潤滑剤を添加した銅基焼結
合金が用いられるようになってきたが、この銅基焼結合
金は、熱伝導性、耐焼付き性およびなじみ性に問題は少
ないものの、耐摩耗性および耐熱性が不足している。
そこで、本発明者らは、上述のような問題を解決するた
めには、常温および高温、特に高温において耐摩耗性お
よび耐焼付き性に優れかつ熱伝導性に優れた材料をバル
ブガイドまたはターボチャージャーの軸受は部材として
用いることのできる銅基焼結合金を得るべく研究を行っ
た結果、Zn:10〜40重量%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
のCu合金素地中に、平均粒径:1〜1otInを有す
る硼化物が1〜15容量%均一に分散し、かつ空孔が1
〜15容量%分布した組織を有する銅基焼結合金は、熱
伝導性に優れかつ高温で耐焼付き性および耐摩耗性に優
れており、そのため、この銅基焼結合金を内燃機関のバ
ルブガイドまたはターボチャージャーの軸受は部材とし
て用いた場合、特に、この銅基焼結合金を内燃機関のバ
ルブガイド部材として用いた場合、バルブガイドの熱伝
導性が優れているために内燃機関の燃焼室近傍で高温に
加熱されても、燃焼室近傍に露出しているバルブガイド
部分の熱は外部に逃げて高温とはならず、したがってバ
ルブガイドの径が熱膨張により拡大することがなく、上
記(a)および(b)に示されるバルブガイドとしての
機能低下もなく、長期にわたり優れた効果を発揮すると
いう知見を得たのである。
めには、常温および高温、特に高温において耐摩耗性お
よび耐焼付き性に優れかつ熱伝導性に優れた材料をバル
ブガイドまたはターボチャージャーの軸受は部材として
用いることのできる銅基焼結合金を得るべく研究を行っ
た結果、Zn:10〜40重量%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
のCu合金素地中に、平均粒径:1〜1otInを有す
る硼化物が1〜15容量%均一に分散し、かつ空孔が1
〜15容量%分布した組織を有する銅基焼結合金は、熱
伝導性に優れかつ高温で耐焼付き性および耐摩耗性に優
れており、そのため、この銅基焼結合金を内燃機関のバ
ルブガイドまたはターボチャージャーの軸受は部材とし
て用いた場合、特に、この銅基焼結合金を内燃機関のバ
ルブガイド部材として用いた場合、バルブガイドの熱伝
導性が優れているために内燃機関の燃焼室近傍で高温に
加熱されても、燃焼室近傍に露出しているバルブガイド
部分の熱は外部に逃げて高温とはならず、したがってバ
ルブガイドの径が熱膨張により拡大することがなく、上
記(a)および(b)に示されるバルブガイドとしての
機能低下もなく、長期にわたり優れた効果を発揮すると
いう知見を得たのである。
この発明は、かかる知見にもとづいてなされたものであ
って、この発明の銅基焼結合金は、上記組成を有する素
地中に、平均粒径:1〜10μsの範囲内の硼化物が1
〜15容量%均一に分散し、がっ空孔が1〜15容量%
分布した組織を有する銅基焼結合金に特徴を有するもの
である。
って、この発明の銅基焼結合金は、上記組成を有する素
地中に、平均粒径:1〜10μsの範囲内の硼化物が1
〜15容量%均一に分散し、がっ空孔が1〜15容量%
分布した組織を有する銅基焼結合金に特徴を有するもの
である。
上記硼化物は、少なくともTi硼化物、Zr硼化物、C
r硼化物のうち一種または二種以上を含むことが必要で
ある。
r硼化物のうち一種または二種以上を含むことが必要で
ある。
つぎに、この発明のバルブガイド用銅基焼結合金の硼化
物および空孔を上記のごとく限定した理由について説明
する。
物および空孔を上記のごとく限定した理由について説明
する。
(a) Zn
znは、Cuと共に素地を形成し、合金の高温下での強
度および靭性を向上させる作用があり、高温での耐焼付
き性並びに常温および高温での耐摩耗性を改善する作用
を有するか、10重量%未満ではその効果がなく、一方
、40重量%を越えて含有すると、熱伝導度が低下する
と共に高温化での耐焼付き性が低下するようになる。
度および靭性を向上させる作用があり、高温での耐焼付
き性並びに常温および高温での耐摩耗性を改善する作用
を有するか、10重量%未満ではその効果がなく、一方
、40重量%を越えて含有すると、熱伝導度が低下する
と共に高温化での耐焼付き性が低下するようになる。
したがって、Znの含有量は、10〜40重量%に定め
た。
た。
(b)空孔
空孔は、摺動面に分布し、油溜の役割をし、特に高温化
で空孔が変形することによる耐焼付き性およびなじみ性
の改善に寄与するが、1容量%未満ではその効果が得ら
れず、一方、15容量%より多く分布すると強度が低下
するのみてなく、熱伝導度が低下することにより逆に耐
熱性が悪くなり、高温下での耐焼付き性が低下し、また
耐摩耗性も低下するので好ましくない。
で空孔が変形することによる耐焼付き性およびなじみ性
の改善に寄与するが、1容量%未満ではその効果が得ら
れず、一方、15容量%より多く分布すると強度が低下
するのみてなく、熱伝導度が低下することにより逆に耐
熱性が悪くなり、高温下での耐焼付き性が低下し、また
耐摩耗性も低下するので好ましくない。
したがって、空孔の分布量は、1〜15容量%に定めた
。
。
(c)硼化物
硼化物はこの発明の銅基焼結合金素地中に均一に分散し
て、常温および高温での凝着部の成長を抑制することか
ら耐摩耗性を向上させ、熱変形を防止しかつ耐熱性の改
善によって高温化での耐摩耗性を向上させる作用がある
が、平均粒径:1tm未満および1容量%では効果かな
く、一方、その平均粒径が10tmを越えて粗大化する
か、15容量%を越えると、合金の強度および靭性か低
下するほか、相手攻撃性を増すので好ましくない。した
がって、硼化物は、平均粒径:1〜1ounてかつその
合計を1〜15容量%に定めた。この発明の銅基焼結合
金素地中に均一に分散している硼化物は、少なくともT
i硼化物、Z「硼化物、C「硼化物のうち一種または二
種以上であることが必要である。
て、常温および高温での凝着部の成長を抑制することか
ら耐摩耗性を向上させ、熱変形を防止しかつ耐熱性の改
善によって高温化での耐摩耗性を向上させる作用がある
が、平均粒径:1tm未満および1容量%では効果かな
く、一方、その平均粒径が10tmを越えて粗大化する
か、15容量%を越えると、合金の強度および靭性か低
下するほか、相手攻撃性を増すので好ましくない。した
がって、硼化物は、平均粒径:1〜1ounてかつその
合計を1〜15容量%に定めた。この発明の銅基焼結合
金素地中に均一に分散している硼化物は、少なくともT
i硼化物、Z「硼化物、C「硼化物のうち一種または二
種以上であることが必要である。
なお、この発明の銅基焼結合金は、不可避不純物として
P、Mg 、Snおよびpbを含有する場合があるが、
その含有量が合計で1.5%以下であれば、合金特性が
何等損なわれるものでないので、その含有量を許容でき
る。
P、Mg 、Snおよびpbを含有する場合があるが、
その含有量が合計で1.5%以下であれば、合金特性が
何等損なわれるものでないので、その含有量を許容でき
る。
この発明のZn:10〜40重量%を含有し、残りがC
uおよび不可避不純物からなる組成のCu合金素地中に
、平均粒径:1〜10umを有する硼化物が1〜15容
量%均一に分散し、かつ空孔が1〜15容量%分布した
組織を有する銅基焼結合金を製造するには、予め硼化物
をCu−Zn合金中に分散したCu−Zn母合金を水ア
トマイズすることにより得られたCu−Zn合金粉末を
原料粉末として用いる。この原料粉末は、素地中に微細
硼化物が強固に結合している。また、上記素地中に微細
硼化物が強固に結合しているCu−Zn合金粉末を通常
のCu−Znアトマイズ粉末に混合した混合粉末を使用
してもよい。
uおよび不可避不純物からなる組成のCu合金素地中に
、平均粒径:1〜10umを有する硼化物が1〜15容
量%均一に分散し、かつ空孔が1〜15容量%分布した
組織を有する銅基焼結合金を製造するには、予め硼化物
をCu−Zn合金中に分散したCu−Zn母合金を水ア
トマイズすることにより得られたCu−Zn合金粉末を
原料粉末として用いる。この原料粉末は、素地中に微細
硼化物が強固に結合している。また、上記素地中に微細
硼化物が強固に結合しているCu−Zn合金粉末を通常
のCu−Znアトマイズ粉末に混合した混合粉末を使用
してもよい。
さらに、通常用いるステアリン酸亜鉛等の固定潤滑剤に
平均粒径10虜以下の硼化物を添加・混合し、得られた
混合粉末と通常のCu−Znアトマイズ粉末を混合し、
これを成形プレスして圧粉体とし、この圧粉体を成形し
てもこの発明の銅基焼結合金を得ることができる。また
、アセトン、アルコール等の有機溶媒を用いて湿式混合
しても良い。
平均粒径10虜以下の硼化物を添加・混合し、得られた
混合粉末と通常のCu−Znアトマイズ粉末を混合し、
これを成形プレスして圧粉体とし、この圧粉体を成形し
てもこの発明の銅基焼結合金を得ることができる。また
、アセトン、アルコール等の有機溶媒を用いて湿式混合
しても良い。
つぎに、この発明の銅基焼結合金を実施例により具体的
に説明する。
に説明する。
先ず、平均粒径:1〜101mの硼化物が均一に分散し
てなるCu−Zn母合金を作製し、このCu−Zn母合
金を水アトマイズすることにより上記Cu−Zn母合金
とほぼ同一組成の原料粉末を作製し、これら原料粉末を
5〜7ton/cdの範囲内の所定の圧力で圧粉体にプ
レス成形し、露点−〇℃〜−30℃の水素ガス中、85
0〜950℃の範囲内の所定の温度で1時間保持の条件
で焼結し、ついで空孔量をコントロールするために、必
要に応じて300〜600℃の範囲内の所定の温度に1
分間保持後、再加圧を行うことにより、第1表に示され
る空孔量および硼化物平均粒径を有する本発明Cu基焼
結合金1〜19および比較Cu基焼結合金1〜9からな
る、たて: 10m111%横: 10mm、長さ=4
5闘の寸法を有するブロックを作製した。
てなるCu−Zn母合金を作製し、このCu−Zn母合
金を水アトマイズすることにより上記Cu−Zn母合金
とほぼ同一組成の原料粉末を作製し、これら原料粉末を
5〜7ton/cdの範囲内の所定の圧力で圧粉体にプ
レス成形し、露点−〇℃〜−30℃の水素ガス中、85
0〜950℃の範囲内の所定の温度で1時間保持の条件
で焼結し、ついで空孔量をコントロールするために、必
要に応じて300〜600℃の範囲内の所定の温度に1
分間保持後、再加圧を行うことにより、第1表に示され
る空孔量および硼化物平均粒径を有する本発明Cu基焼
結合金1〜19および比較Cu基焼結合金1〜9からな
る、たて: 10m111%横: 10mm、長さ=4
5闘の寸法を有するブロックを作製した。
さらに、通常のCu−Zn合金アトマイズ粉末に平均粒
径:5unのTI硼化物、Zr硼化物、およびCr硼化
物を配合し、混合し、プレス成形して圧粉体とし、この
圧粉体を焼結した本発明Cu基焼結合金20〜22から
なる、たて=10關、横=10mm、長さ: 45mm
の寸法を有するブロックを作製した。
径:5unのTI硼化物、Zr硼化物、およびCr硼化
物を配合し、混合し、プレス成形して圧粉体とし、この
圧粉体を焼結した本発明Cu基焼結合金20〜22から
なる、たて=10關、横=10mm、長さ: 45mm
の寸法を有するブロックを作製した。
このようにして作製された本発明Cu基焼結合金1〜2
2および比較Cu基焼結合金1〜9からなるブロックの
熱伝導率を測定し、その結果を第1表に示した。上記比
較Cu基焼結合金1〜9は、成分含有量、硼化物平均粒
径または空孔含有量の内のいずれかがこの発明の範囲か
ら外れたもの(第1表において峯印を付して示した)で
ある。
2および比較Cu基焼結合金1〜9からなるブロックの
熱伝導率を測定し、その結果を第1表に示した。上記比
較Cu基焼結合金1〜9は、成分含有量、硼化物平均粒
径または空孔含有量の内のいずれかがこの発明の範囲か
ら外れたもの(第1表において峯印を付して示した)で
ある。
一方、ブロック・オン・リング型摩耗試験の相手材とし
て、通常、内燃機関のバルブ材として知られている5U
H3鋼材で外径: 40mm1内径:30■■、厚さ:
15m+sの寸法を有するリングを作製し、上記ブロッ
クおよびリングを用い、第1図に示されるように、ブロ
ック1をリング2に接するように組合わせ、リング2の
周囲に潤滑油として冷凍機油を塗布した後、ブロック1
に荷重:2kgをかけ、室温および温度二600℃の雰
囲気下でリング2を摺動速度:1.2m/秒で回転せし
め、摩擦係数が急増して焼付きと判定されるに至るまで
リング2の回転を続け、焼付きに至るまでの時間および
焼付きに至った時点でのブロック1の摩耗量を測定する
と共にリング2の面状態を観察するブロック・オン・リ
ング型摩耗試験機を用いた加速摩耗試験を実施し、それ
等の測定値および観察結果を第1表に示した。上記リン
グ面の観察結果は、試験後のリング2の面がほぼ平滑で
あるときは01荒れ面であるときはΔ、凝着面であると
きはXとして第1表に示した。
て、通常、内燃機関のバルブ材として知られている5U
H3鋼材で外径: 40mm1内径:30■■、厚さ:
15m+sの寸法を有するリングを作製し、上記ブロッ
クおよびリングを用い、第1図に示されるように、ブロ
ック1をリング2に接するように組合わせ、リング2の
周囲に潤滑油として冷凍機油を塗布した後、ブロック1
に荷重:2kgをかけ、室温および温度二600℃の雰
囲気下でリング2を摺動速度:1.2m/秒で回転せし
め、摩擦係数が急増して焼付きと判定されるに至るまで
リング2の回転を続け、焼付きに至るまでの時間および
焼付きに至った時点でのブロック1の摩耗量を測定する
と共にリング2の面状態を観察するブロック・オン・リ
ング型摩耗試験機を用いた加速摩耗試験を実施し、それ
等の測定値および観察結果を第1表に示した。上記リン
グ面の観察結果は、試験後のリング2の面がほぼ平滑で
あるときは01荒れ面であるときはΔ、凝着面であると
きはXとして第1表に示した。
第1表に示される結果から、本発明Cu基焼結合金1〜
22は、いずれも従来Cu基基調製合金比べて、熱伝導
性に優れ、さらに−段と優れた耐摩耗性および耐焼付き
性をもち、また比較Cu基焼結合金1〜9に見られるよ
うに、構成成分、硼化物平均粒径または空孔量のうちい
ずれかでもこの発明の範囲または条件から外れると、熱
伝導性、高温下での耐摩耗性、耐焼付き性もしくは相手
攻撃性、のうち少なくともいずれかの性質が劣ったもの
となることが明らかである。
22は、いずれも従来Cu基基調製合金比べて、熱伝導
性に優れ、さらに−段と優れた耐摩耗性および耐焼付き
性をもち、また比較Cu基焼結合金1〜9に見られるよ
うに、構成成分、硼化物平均粒径または空孔量のうちい
ずれかでもこの発明の範囲または条件から外れると、熱
伝導性、高温下での耐摩耗性、耐焼付き性もしくは相手
攻撃性、のうち少なくともいずれかの性質が劣ったもの
となることが明らかである。
上述のように、この発明のCu基焼結合金は、熱伝導性
、高温下での耐摩耗性、耐焼付き性もしくは耐相手攻撃
性を共に有するので、高出力化に伴う高温度に曝らされ
る内燃機関の構造部材とくにバルブガイド部材として用
いても、燃焼室近傍のバルブガイドの温度が上昇するこ
となく、したかって、バルブガイドの径が拡大せず、エ
ンジンオイルのリークもなく、高出力内燃機関の構造部
材とくにバルブガイドとして十分に対応することができ
、実用に際しては、優れた性能を長期にわたって発揮す
ることにより工業1優れた効果をもたらすものである。
、高温下での耐摩耗性、耐焼付き性もしくは耐相手攻撃
性を共に有するので、高出力化に伴う高温度に曝らされ
る内燃機関の構造部材とくにバルブガイド部材として用
いても、燃焼室近傍のバルブガイドの温度が上昇するこ
となく、したかって、バルブガイドの径が拡大せず、エ
ンジンオイルのリークもなく、高出力内燃機関の構造部
材とくにバルブガイドとして十分に対応することができ
、実用に際しては、優れた性能を長期にわたって発揮す
ることにより工業1優れた効果をもたらすものである。
第1図は、ブロック・オン・リング型摩耗試験方法を示
す説明図である。 1・・・ブロック、 2・・・す°ング。
す説明図である。 1・・・ブロック、 2・・・す°ング。
Claims (2)
- (1)Zn:10〜40重量%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
のCu合金素地中に、 平均粒径:1〜10μmを有する硼化物:1〜15容量
%が均一に分散し、かつ空孔が1〜15容量%分布した
組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗性に優れた
銅基焼結合金。 - (2)上記硼化物は、Ti硼化物、Zr硼化物、および
Cr硼化物のうち少なくとも一種または二種以上を含み
、かつそれらの硼化物の合計が1〜15容量%であるこ
とを特徴とする請求項1記載の高温で耐摩耗性に優れた
銅基焼結合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10011590A JPH04338A (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 高温で耐摩耗性に優れた銅基焼結合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10011590A JPH04338A (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 高温で耐摩耗性に優れた銅基焼結合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04338A true JPH04338A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14265367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10011590A Pending JPH04338A (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 高温で耐摩耗性に優れた銅基焼結合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04338A (ja) |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP10011590A patent/JPH04338A/ja active Pending
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