JPH04339332A - 光記録ディスクおよびその製造方法 - Google Patents
光記録ディスクおよびその製造方法Info
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- JPH04339332A JPH04339332A JP3111776A JP11177691A JPH04339332A JP H04339332 A JPH04339332 A JP H04339332A JP 3111776 A JP3111776 A JP 3111776A JP 11177691 A JP11177691 A JP 11177691A JP H04339332 A JPH04339332 A JP H04339332A
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録ディスク、特に
光透過性の基板と、この基板の上に直接または中間層を
介して形成された記録膜と、この記録膜の上に設けられ
た保護膜とを有する光記録ディスクおよびその製造方法
に関する。
光透過性の基板と、この基板の上に直接または中間層を
介して形成された記録膜と、この記録膜の上に設けられ
た保護膜とを有する光記録ディスクおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光記録ディスク、例えば光磁気記
録ディスクとしては、図4に示されるような構成のもの
が知られている。すなわち、図4に示されるように、デ
ィスク状の基板51の上には、誘電体膜52が設けられ
、この誘電体膜52のうえには、金属の記録膜53が設
けられ、この記録膜53の上には誘電体保護膜54が設
けられる。さらに、誘電体保護膜54の上には、通常、
接着層55を介して、保護板58が接合される。さらに
、このような光記録ディスクの外周側面には、記録膜5
3の、特に、側面を保護するため、樹脂等の充填剤57
が充填される。
録ディスクとしては、図4に示されるような構成のもの
が知られている。すなわち、図4に示されるように、デ
ィスク状の基板51の上には、誘電体膜52が設けられ
、この誘電体膜52のうえには、金属の記録膜53が設
けられ、この記録膜53の上には誘電体保護膜54が設
けられる。さらに、誘電体保護膜54の上には、通常、
接着層55を介して、保護板58が接合される。さらに
、このような光記録ディスクの外周側面には、記録膜5
3の、特に、側面を保護するため、樹脂等の充填剤57
が充填される。
【0003】このような従来の光記録ディスクの、特に
、薄膜は、通常、図5および図6に示されるような方法
で製造される。すなわち、図5に示されるように、まず
、真空成膜装置のベルジャ(図示しない)内の基板ホル
ダ60に固定されたディスク状の基板51の周縁上に、
リング状のマスク80が載置される。このマスク80の
内周面80aは、マスクの中心線とほぼ平行になってい
る。このマスク80を設置した後、スパッタ等の真空成
膜法で基板上に誘電体膜52、記録膜53および誘電体
保護膜54が積層される(図6)。しかる後、マスク8
0を外し、接着層55を介して、保護板58が接合され
、さらに光記録ディスクの外周側面に充填剤57が充填
される(図4)。
、薄膜は、通常、図5および図6に示されるような方法
で製造される。すなわち、図5に示されるように、まず
、真空成膜装置のベルジャ(図示しない)内の基板ホル
ダ60に固定されたディスク状の基板51の周縁上に、
リング状のマスク80が載置される。このマスク80の
内周面80aは、マスクの中心線とほぼ平行になってい
る。このマスク80を設置した後、スパッタ等の真空成
膜法で基板上に誘電体膜52、記録膜53および誘電体
保護膜54が積層される(図6)。しかる後、マスク8
0を外し、接着層55を介して、保護板58が接合され
、さらに光記録ディスクの外周側面に充填剤57が充填
される(図4)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光記録ディスクの構成では、記録膜の外周端は露出し、
また、外周端を覆ったにしても有機物の充填剤でしか覆
えないために、記録膜の腐食を防止するには十分とは言
えない。従って、長期間放置した場合、光記録ディスク
の記録膜が外周部から腐食し始め、製品の安全性が保証
できなくるという問題が生じる。
光記録ディスクの構成では、記録膜の外周端は露出し、
また、外周端を覆ったにしても有機物の充填剤でしか覆
えないために、記録膜の腐食を防止するには十分とは言
えない。従って、長期間放置した場合、光記録ディスク
の記録膜が外周部から腐食し始め、製品の安全性が保証
できなくるという問題が生じる。
【0005】このような課題を解決するために本発明は
創案されたものであり、その目的は上記の問題点を解決
し、記録膜の耐食牲に優れる構造を有する光記録ディス
クをおよびその製造方法を提供することにある。
創案されたものであり、その目的は上記の問題点を解決
し、記録膜の耐食牲に優れる構造を有する光記録ディス
クをおよびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、光透過性の基板と、この基板の上に直接ま
たは中間層を介して形成された記録膜と、この記録膜の
上に設けられた保護膜とを有する光記録ディスクにおい
て、前記保護膜は、誘電体保護膜であり、記録膜の上部
平坦面および側面の全面を一体的に被覆するように構成
した。
に本発明は、光透過性の基板と、この基板の上に直接ま
たは中間層を介して形成された記録膜と、この記録膜の
上に設けられた保護膜とを有する光記録ディスクにおい
て、前記保護膜は、誘電体保護膜であり、記録膜の上部
平坦面および側面の全面を一体的に被覆するように構成
した。
【0007】また、ディスク基板の周縁部の上に、リン
グ形状のマスクであって、リング内周部全周に亘って顎
部を備えるマスクを載置した後、スパッタ法により、前
記基板の上に記録膜を成膜し、しかる後、この記録膜成
膜時における不活性ガス圧よりも高い作動圧力で誘電体
保護膜をスパッタ法により成膜するように構成した。
グ形状のマスクであって、リング内周部全周に亘って顎
部を備えるマスクを載置した後、スパッタ法により、前
記基板の上に記録膜を成膜し、しかる後、この記録膜成
膜時における不活性ガス圧よりも高い作動圧力で誘電体
保護膜をスパッタ法により成膜するように構成した。
【0008】
【作用】本発明の光記録ディスクの記録膜は、その上部
平坦面および側面の全面が一体的に誘電体保護膜で被覆
されているので、特に記録膜の側面(外周端)からの腐
食が防止でき、耐久性が向上する。本発明の光記録ディ
スク製造方法は、リング形状のマスクであって、リング
内周部全周に亘って顎部を備えるマスクを用い、記録膜
成膜時における不活性ガス圧よりも高い不活性ガス圧で
誘電体保護膜を成膜するので、記録膜の側面端部を誘電
体保護膜で覆うことができる。
平坦面および側面の全面が一体的に誘電体保護膜で被覆
されているので、特に記録膜の側面(外周端)からの腐
食が防止でき、耐久性が向上する。本発明の光記録ディ
スク製造方法は、リング形状のマスクであって、リング
内周部全周に亘って顎部を備えるマスクを用い、記録膜
成膜時における不活性ガス圧よりも高い不活性ガス圧で
誘電体保護膜を成膜するので、記録膜の側面端部を誘電
体保護膜で覆うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の光記録ディスクの一例として
光磁気記録ディスクを例にとって説明する。図1には、
光磁気記録ディスク1の外周部が見えるように切り欠か
かれた概略断面斜視図が示される。
光磁気記録ディスクを例にとって説明する。図1には、
光磁気記録ディスク1の外周部が見えるように切り欠か
かれた概略断面斜視図が示される。
【0010】光磁気記録ディスク1は、ディスク状の基
板11と、この基板11の上に設けられる中間層として
の誘電体膜12と、この誘電体膜12の上に設けられる
記録膜13と、この記録膜13の上に設けられる誘電体
保護膜14とを有している。さらに、通常、誘電体保護
膜14の上には、接着層15を介して、保護板18が接
合される。さらに、このような光記録ディスクの外周側
面には、記録膜13の、特に、側面をさらに保護するた
め、樹脂等の充填剤17を充填することが好ましい。
板11と、この基板11の上に設けられる中間層として
の誘電体膜12と、この誘電体膜12の上に設けられる
記録膜13と、この記録膜13の上に設けられる誘電体
保護膜14とを有している。さらに、通常、誘電体保護
膜14の上には、接着層15を介して、保護板18が接
合される。さらに、このような光記録ディスクの外周側
面には、記録膜13の、特に、側面をさらに保護するた
め、樹脂等の充填剤17を充填することが好ましい。
【0011】ディスク状の基板11は、光透過性のガラ
スや、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メ
チル(PMMA)等の樹脂から形成される。このような
基板11の厚さは0.5〜1.5mm程度とされる。基
板11の上に設けられる誘電体膜12は、ZnS、Si
O、SiO2 、SiNx 、AlN、AlON、Ca
F2 等の誘電体材料から形成される。このような誘電
体膜12の厚さは、通常、50〜150nm程度である
。
スや、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メ
チル(PMMA)等の樹脂から形成される。このような
基板11の厚さは0.5〜1.5mm程度とされる。基
板11の上に設けられる誘電体膜12は、ZnS、Si
O、SiO2 、SiNx 、AlN、AlON、Ca
F2 等の誘電体材料から形成される。このような誘電
体膜12の厚さは、通常、50〜150nm程度である
。
【0012】このような誘電体膜12に形成される記録
膜13は、TbFeCo、GdTbFe、GaTbCo
、GdFeBi、DyFe、GdFe、GdCo、Bi
SmYbCoGeIG、BiSmErGaIG、GdI
G、CoCr、CrO2 、PtCo、EuOFe、E
uO、MnCuBi、MnAlGe、MnBi等の光磁
気記録材料から形成される。このような記録膜の厚さは
通常、15〜100nmである。本発明の対象となる他
の記録膜材料としては、光記録可能な公知の種々の金属
材料が挙げられ、具体的には、Te系のピット形成タイ
プの記録材や、As−Te−Ge系、Sn−Te−Se
系、TeOx 系、Sb2 Se3 等の相変化による
記録材料等が一例として挙げられる。記録膜13の厚さ
は、15〜100nm程度である。このような記録膜1
3の外周端部は13aは、図示のごとく誘電体膜12の
外周端部12aを覆うようにすることが好ましい。記録
膜の劣化は、空気や水と触れることによって促進され、
これを防止するためである。
膜13は、TbFeCo、GdTbFe、GaTbCo
、GdFeBi、DyFe、GdFe、GdCo、Bi
SmYbCoGeIG、BiSmErGaIG、GdI
G、CoCr、CrO2 、PtCo、EuOFe、E
uO、MnCuBi、MnAlGe、MnBi等の光磁
気記録材料から形成される。このような記録膜の厚さは
通常、15〜100nmである。本発明の対象となる他
の記録膜材料としては、光記録可能な公知の種々の金属
材料が挙げられ、具体的には、Te系のピット形成タイ
プの記録材や、As−Te−Ge系、Sn−Te−Se
系、TeOx 系、Sb2 Se3 等の相変化による
記録材料等が一例として挙げられる。記録膜13の厚さ
は、15〜100nm程度である。このような記録膜1
3の外周端部は13aは、図示のごとく誘電体膜12の
外周端部12aを覆うようにすることが好ましい。記録
膜の劣化は、空気や水と触れることによって促進され、
これを防止するためである。
【0013】記録膜13の上には誘電体保護膜14が設
けられる。このような誘電体保護膜14は、図示のごと
く記録膜の上部平坦面13bのみならず側面13aの全
面を一体的に被覆するように形成されている.これによ
り、記録膜側面からの腐食が防止される。このような誘
電体保護膜14は、ZnS、SiO、SiO2 、Si
Nx 、AlN、AlON、CaF2 等の材質から形
成され、その厚さは、通常、50〜100nm程度であ
る。 このような誘電体保護膜14上には前述したように接着
層15を介して、保護板18が接合される。接着層15
としては、紫外線硬化型樹脂、ホットメルト、両面テー
プ等の材料が用いられ、保護板18としては、ガラス、
PC、PMMA等の材料が用いられる。光記録ディスク
の外周側面には、より好ましい態様として、紫外線硬化
型樹脂、ホットメルト樹脂等の充填剤17が充填される
。
けられる。このような誘電体保護膜14は、図示のごと
く記録膜の上部平坦面13bのみならず側面13aの全
面を一体的に被覆するように形成されている.これによ
り、記録膜側面からの腐食が防止される。このような誘
電体保護膜14は、ZnS、SiO、SiO2 、Si
Nx 、AlN、AlON、CaF2 等の材質から形
成され、その厚さは、通常、50〜100nm程度であ
る。 このような誘電体保護膜14上には前述したように接着
層15を介して、保護板18が接合される。接着層15
としては、紫外線硬化型樹脂、ホットメルト、両面テー
プ等の材料が用いられ、保護板18としては、ガラス、
PC、PMMA等の材料が用いられる。光記録ディスク
の外周側面には、より好ましい態様として、紫外線硬化
型樹脂、ホットメルト樹脂等の充填剤17が充填される
。
【0014】次に、上述してきた本発明の光記録ディス
クの製造方法を、図2および図3に基づいて説明する。 真空成膜法としてはスパッタ法が用いられる。まず、真
空成膜装置のベルジャ(図示しない)内の基板ホルダ2
0にディスク状の基板11を固定する。ついで、このデ
ィスク状の基板11の周縁上に、リング状のマスク30
を載置する。このマスク30の内周面の形状に特徴を有
する。
クの製造方法を、図2および図3に基づいて説明する。 真空成膜法としてはスパッタ法が用いられる。まず、真
空成膜装置のベルジャ(図示しない)内の基板ホルダ2
0にディスク状の基板11を固定する。ついで、このデ
ィスク状の基板11の周縁上に、リング状のマスク30
を載置する。このマスク30の内周面の形状に特徴を有
する。
【0015】すなわち、マスク30の内周面は、載置面
31に対してマスクの内側に突出する傾斜面を備える顎
部32と、この顎部32の最内側からこんどは外方に傾
斜する傾斜面33とを内周の全周に亘って有する。顎部
32の載置面31に対する傾斜は、10〜60度、好ま
しくは35〜55度である。このような顎部32を設け
ることにより、成膜されるべく膜材料が適宜、回り込み
、前記記録膜13の側面端部13aを覆うことができる
。
31に対してマスクの内側に突出する傾斜面を備える顎
部32と、この顎部32の最内側からこんどは外方に傾
斜する傾斜面33とを内周の全周に亘って有する。顎部
32の載置面31に対する傾斜は、10〜60度、好ま
しくは35〜55度である。このような顎部32を設け
ることにより、成膜されるべく膜材料が適宜、回り込み
、前記記録膜13の側面端部13aを覆うことができる
。
【0016】このようなマスク30を基板11上に載置
した後、誘電体材料をターゲットとして、誘電体膜12
を積層させる。この場合、誘電体膜12の外周端面は図
3に示されるように回り込みが生じないような形状とす
ることが好ましく、スパッタ条件としての、不活性ガス
圧(スパッタ圧)を0.5Pa以下、特に、0.02〜
0.2Paとすることが好ましい。不活性ガスとしては
、アルゴン、ヘリウム、クリプトン等が用いられるが、
通常、経済性を考えて、アルゴンが用いられる。
した後、誘電体材料をターゲットとして、誘電体膜12
を積層させる。この場合、誘電体膜12の外周端面は図
3に示されるように回り込みが生じないような形状とす
ることが好ましく、スパッタ条件としての、不活性ガス
圧(スパッタ圧)を0.5Pa以下、特に、0.02〜
0.2Paとすることが好ましい。不活性ガスとしては
、アルゴン、ヘリウム、クリプトン等が用いられるが、
通常、経済性を考えて、アルゴンが用いられる。
【0017】ついで、この誘電体膜12の上に記録膜1
3をスパッタ法で成膜する。この場合、記録膜13の外
周端面は図3に示されるようにわずかに回り込みが生じ
るような形状とすることが好ましく、スパッタ条件とし
ての、不活性ガス圧(例えば、アルゴンガス圧)を前記
誘電体膜の成膜時のそれよりも高くすることが好ましい
。具体的な不活性ガス圧は0.2〜0.6Pa程度とさ
れる。
3をスパッタ法で成膜する。この場合、記録膜13の外
周端面は図3に示されるようにわずかに回り込みが生じ
るような形状とすることが好ましく、スパッタ条件とし
ての、不活性ガス圧(例えば、アルゴンガス圧)を前記
誘電体膜の成膜時のそれよりも高くすることが好ましい
。具体的な不活性ガス圧は0.2〜0.6Pa程度とさ
れる。
【0018】ついで、この記録膜13の上に誘電体保護
膜14をスパッタ法で成膜する。この場合、スパッタ条
件としての、不活性ガス圧(例えば、アルゴンガス圧)
を前記記録膜の成膜時のそれよりも高くする。マスクの
顎部の傾斜に沿って、誘電体保護膜14の膜材料が回り
込み、前記記録膜13の側面端部13aを覆うことがで
きるようにするためである。これにより、耐食性は格段
と向上する。具体的な不活性ガス圧は0.6〜2Pa、
好ましくは0.8〜1.2Paとされる。
膜14をスパッタ法で成膜する。この場合、スパッタ条
件としての、不活性ガス圧(例えば、アルゴンガス圧)
を前記記録膜の成膜時のそれよりも高くする。マスクの
顎部の傾斜に沿って、誘電体保護膜14の膜材料が回り
込み、前記記録膜13の側面端部13aを覆うことがで
きるようにするためである。これにより、耐食性は格段
と向上する。具体的な不活性ガス圧は0.6〜2Pa、
好ましくは0.8〜1.2Paとされる。
【0019】以上の3種の膜を成膜するに際しての、そ
の他のスパッタ条件は、例えば、電力0.2〜1.5k
W、ターゲット電圧0.2〜1.0kV、ターゲット間
隔50〜200mm、ターゲット径100〜300mm
、基板温度20〜100℃である。このようなスパッタ
成膜工程が完了した後、基板に所定の薄膜を形成したも
のをベルジャから搬出し、しかる後、マスク80を外し
、接着層55を介して、保護板58を接合し、さらに光
記録ディスクの外周側面に充填剤57を充填する。
の他のスパッタ条件は、例えば、電力0.2〜1.5k
W、ターゲット電圧0.2〜1.0kV、ターゲット間
隔50〜200mm、ターゲット径100〜300mm
、基板温度20〜100℃である。このようなスパッタ
成膜工程が完了した後、基板に所定の薄膜を形成したも
のをベルジャから搬出し、しかる後、マスク80を外し
、接着層55を介して、保護板58を接合し、さらに光
記録ディスクの外周側面に充填剤57を充填する。
【0020】以下、具体的実験例に基づいて本発明をさ
らに詳細に説明する。 実験例 真空成膜装置のベルジャ内の基板ホルダに直径30cm
、厚さ1.2mmのガラス基板を固定した。ついで、こ
のディスク状の基板の周縁上に外径40cm、内径29
cm、厚さ5mmの顎部を有するマスクを載置した。な
お、載置面に対する顎部の傾斜は45度とした。
らに詳細に説明する。 実験例 真空成膜装置のベルジャ内の基板ホルダに直径30cm
、厚さ1.2mmのガラス基板を固定した。ついで、こ
のディスク状の基板の周縁上に外径40cm、内径29
cm、厚さ5mmの顎部を有するマスクを載置した。な
お、載置面に対する顎部の傾斜は45度とした。
【0021】ついで、誘電体材料としては、ZnSをタ
ーゲットとして誘電体膜をスパッタ法で80nm厚に成
膜させた。この場合における不活性ガス圧(スパッタ圧
)は0.04Paとした。不活性ガスはアルゴンを用い
た。この誘電体膜の上にTbFeCoの記録膜を90n
m厚さにスパッタ法で成膜させた。不活性ガス圧は、0
.6Paとした。
ーゲットとして誘電体膜をスパッタ法で80nm厚に成
膜させた。この場合における不活性ガス圧(スパッタ圧
)は0.04Paとした。不活性ガスはアルゴンを用い
た。この誘電体膜の上にTbFeCoの記録膜を90n
m厚さにスパッタ法で成膜させた。不活性ガス圧は、0
.6Paとした。
【0022】ついで、この記録膜の上にZnSの誘電体
保護膜をスパッタ法で100nm厚に成膜させた。不活
性ガス圧は、1.3Paとした。このように作成した本
発明の光記録ディスクの外周側面をSEM(走査電子顕
微鏡)で観察したところ、記録膜の側面は完全に誘電体
保護膜で被覆されていることが確認された。また、高温
高湿試験で、従来の方法で製造した光記録ディスクとの
耐食性を比較評価したところ、本発明の光記録ディスク
の耐食性は、従来のそれと比べて格段と向上することが
確認された。
保護膜をスパッタ法で100nm厚に成膜させた。不活
性ガス圧は、1.3Paとした。このように作成した本
発明の光記録ディスクの外周側面をSEM(走査電子顕
微鏡)で観察したところ、記録膜の側面は完全に誘電体
保護膜で被覆されていることが確認された。また、高温
高湿試験で、従来の方法で製造した光記録ディスクとの
耐食性を比較評価したところ、本発明の光記録ディスク
の耐食性は、従来のそれと比べて格段と向上することが
確認された。
【0023】なお、上記の実施例では、片面記録の光磁
気記録ディスクを例にとって説明してきたが、基板の上
に記録膜を備えた一対の板体を、記録面を対向させた状
態で接合させた、いわゆる両面記録の光磁気記録ディス
クとしてもよい。また、本発明はピット形成タイプや相
変化タイプや色変化タイプの光記録ディスクにも適合で
きることは勿論である。
気記録ディスクを例にとって説明してきたが、基板の上
に記録膜を備えた一対の板体を、記録面を対向させた状
態で接合させた、いわゆる両面記録の光磁気記録ディス
クとしてもよい。また、本発明はピット形成タイプや相
変化タイプや色変化タイプの光記録ディスクにも適合で
きることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、光透過性の基板と、この基板
の上に直接または中間層を介して形成された記録膜と、
この記録膜の上に設けられた保護膜とを有する光記録デ
ィスクにおいて、前記保護膜は、誘電体保護膜であり、
記録膜の上部平坦面および側面の全面を一体的に被覆す
るように形成されているので、記録膜の側面からの腐食
起因物質の侵入を防止でき、光記録ディスクの耐食牲は
格段と向上する。
の上に直接または中間層を介して形成された記録膜と、
この記録膜の上に設けられた保護膜とを有する光記録デ
ィスクにおいて、前記保護膜は、誘電体保護膜であり、
記録膜の上部平坦面および側面の全面を一体的に被覆す
るように形成されているので、記録膜の側面からの腐食
起因物質の侵入を防止でき、光記録ディスクの耐食牲は
格段と向上する。
【0025】また、本発明はディスク基板の周縁部の上
に、リング形状のマスクであって、リング内周部全周に
亘って顎部を備えるマスクを載置した後、スパッタ法に
より、前記基板の上に記録膜を成膜し、しかる後、この
記録膜成膜時における不活性ガス圧よりも高い不活性ガ
ス圧で誘電体保護膜を成膜するので、誘電体保護膜は記
録膜の上部平坦面および側面の全面を一体的に被覆する
ように形成され、光記録ディスクの耐食牲は格段と向上
する。
に、リング形状のマスクであって、リング内周部全周に
亘って顎部を備えるマスクを載置した後、スパッタ法に
より、前記基板の上に記録膜を成膜し、しかる後、この
記録膜成膜時における不活性ガス圧よりも高い不活性ガ
ス圧で誘電体保護膜を成膜するので、誘電体保護膜は記
録膜の上部平坦面および側面の全面を一体的に被覆する
ように形成され、光記録ディスクの耐食牲は格段と向上
する。
【図1】本発明の光磁気記録ディスクの外周部が見える
ように切り欠かれた概略断面斜視図である。
ように切り欠かれた概略断面斜視図である。
【図2】本発明の光磁気記録ディスクの製造方法を説明
するため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概
略断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置され
た図である。
するため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概
略断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置され
た図である。
【図3】本発明の光磁気記録ディスクの製造方法を説明
するため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概
略断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置され
、しかる後、スパッタ薄膜が形成された図である。
するため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概
略断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置され
、しかる後、スパッタ薄膜が形成された図である。
【図4】従来の光磁気記録ディスクの外周部が見えるよ
うに切り欠かれた概略断面斜視図である。
うに切り欠かれた概略断面斜視図である。
【図5】従来の光磁気記録ディスクの製造方法を説明す
るため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概略
断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置された
図である。
るため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概略
断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置された
図である。
【図6】従来の光磁気記録ディスクの製造方法を説明す
るため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概略
断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置され、
しかる後、スパッタ薄膜が形成された図である。
るため、基板の外周部が見えるように切り欠かれた概略
断面斜視図であって、基板のうえにマスクが載置され、
しかる後、スパッタ薄膜が形成された図である。
11…基板
13…記録膜
14…誘電体保護膜
30…マスク
Claims (6)
- 【請求項1】 光透過性の基板と、この基板の上に直
接または中間層を介して形成された記録膜と、この記録
膜の上に設けられた保護膜とを有する光記録ディスクに
おいて、前記保護膜は、誘電体保護膜であり、記録膜の
上部平坦面および側面の全面を一体的に被覆するように
形成されていることを特徴とする光記録ディスク。 - 【請求項2】 前記誘電体保護膜の材料は、ZnS、
SiNx 、AlN、AlON、SiO、SiO2 、
CaF2 等であることを特徴とする光記録ディスク。 - 【請求項3】 ディスク基板の周縁部の上に、リング
形状のマスクであって、リング内周部全周に亘って顎部
を備えるマスクを載置した後、スパッタ法により、前記
基板の上に記録膜を成膜し、しかる後、この記録膜成膜
時における不活性ガス圧よりも高い不活性ガス圧で誘電
体保護膜をスパッタ法により成膜することを特徴とする
光記録ディスクの製造方法。 - 【請求項4】前記誘電体保護膜の成膜時の不活性ガス圧
は、前記マスクの顎部の傾斜に沿って、膜材料が回り込
み、前記記録膜の側面端部を覆うことができるような圧
力であることを特徴とする請求項3に記載の光記録ディ
スクの製造方法。 - 【請求項5】 前記誘電体保護膜の成膜時の不活性ガ
ス圧は、0.5〜3Paであることを特徴とする請求項
3に記載の光記録ディスクの製造方法。 - 【請求項6】 基板と記録膜の間に、中間層としての
誘電体膜がスパッタ法により形成され、この誘電体膜の
成膜時の不活性ガス圧は、記録膜の成膜時の不活性ガス
圧よりも低いことを特徴とする請求項3に記載の光記録
ディスクの製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3111776A JPH04339332A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光記録ディスクおよびその製造方法 |
| US07/788,421 US5382460A (en) | 1991-05-16 | 1991-11-06 | Optical recording disk and production process therefor |
| DE4138109A DE4138109A1 (de) | 1991-05-16 | 1991-11-19 | Optische aufzeichnungsplatte und verfahren zu ihrer herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3111776A JPH04339332A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光記録ディスクおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339332A true JPH04339332A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14569881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3111776A Pending JPH04339332A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光記録ディスクおよびその製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5382460A (ja) |
| JP (1) | JPH04339332A (ja) |
| DE (1) | DE4138109A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2068618A1 (en) * | 1991-05-21 | 1992-11-22 | Tadahiko Mizukuki | Optical recording medium and production thereof |
| US5726969A (en) * | 1994-12-28 | 1998-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical recording medium having dual information surfaces |
| US5714222A (en) * | 1995-01-23 | 1998-02-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical recording medium and process for producing same |
| DE69729990T2 (de) * | 1996-03-11 | 2004-12-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Optischer datenaufzeichnungsmedium, verfahren zur herstellung dasselbe und verfahren zur wiedergabe/löschen einer aufzeichnung |
| US5989669A (en) * | 1996-09-24 | 1999-11-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical information recording disc |
| US6319580B1 (en) * | 1998-06-16 | 2001-11-20 | Hitachi Maxell, Ltd. | Recording disk and producing method therefor |
| TWI317516B (en) * | 2002-06-07 | 2009-11-21 | Fujifilm Corp | Photo-data recording media |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4981743A (en) * | 1988-07-25 | 1991-01-01 | Unisys Corporation | Overcoat composition for optical record |
| JP2797359B2 (ja) * | 1989-01-09 | 1998-09-17 | 東レ株式会社 | 光記録媒体 |
| US5100700A (en) * | 1989-03-10 | 1992-03-31 | Ricoh Company, Ltd. | Information recording medium |
| JPH03224790A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-03 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| JP2543230B2 (ja) * | 1990-06-20 | 1996-10-16 | 松下電器産業株式会社 | 光学情報記録媒体 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3111776A patent/JPH04339332A/ja active Pending
- 1991-11-06 US US07/788,421 patent/US5382460A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-19 DE DE4138109A patent/DE4138109A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4138109A1 (de) | 1992-11-19 |
| US5382460A (en) | 1995-01-17 |
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