JPH04339879A - 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いる被覆組成物 - Google Patents
不飽和ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いる被覆組成物Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
テル樹脂組成物及び被覆組成物に関し、接着性に優れ、
更に自動車や車両等で用いられる亜鉛鋼板の被覆材料と
して有用な、良好な密着性、塗膜物性に優れる不飽和ポ
リエステル樹脂組成物を提供するものである。
用パテとしては、(1)エポキシ系(2)アクリル系(
3)アミノアルキッド系(3)ウレタン系(4)不飽和
ポリエステル樹脂系などが知られている。
剤で希釈するパテは、有機溶剤が硬化時に揮散すること
により肉やせ、クラックが生じ易く、特に肉付けが出来
ない欠点があり、一方、2液ウレタン系パテ組成物の場
合は、更に、乾燥時間が長く、下地調整に手間取ると言
う問題がある。
成物は、有機溶剤をほとんど使用しないで代替として、
ビニル系重合性単量体で粘度調整が可能であるのでパテ
の肉付け作業が可能である。又、レドックス触媒を使用
することにより、乾燥時間は自由に調整することが出来
るなど塗装前工程の多大な省力化を可能にするというメ
リットがあり多くの実需に供されている。
車両用の鋼板に防錆の目的で亜鉛メッキが施されるよう
になり、不飽和ポリエステル樹脂系パテの場合、かかる
処理鋼板への密着性が著しく低下し実用上のトラブルを
引き起こし、塗装後のブリスターが発生したり、塗装が
剥離する事態が多くなっている。かかる対策として塗装
前にリン酸等で亜鉛メッキ鋼板をプライマー処理するこ
とが試みられているが、未だ不十分であり、その解決が
必要とされている。
意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
固形分での酸価が、37〜70である空乾性不飽和ポリ
エステル、好ましくはアリールエーテル基を有する空乾
性不飽和ポリエステル、(B)ビニル系単量体からなる
こと、好ましくは(A)/(B)が、50〜80部/2
0〜50部(重量比)であること、好ましくは被覆用で
ある不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供するものであ
る。
固形分での酸価が37〜70であり、この原料は、(1
)多塩基酸、多価アルコール及び多価アルコールアリル
エーテルを縮合させたもの、或は、(2)多塩基酸、多
価アルコール及び動植物油またはその脂肪酸やダイマー
酸を縮合させた物、或は、(3)多塩基酸、多価アルコ
ールと(1)、(2)以外の空気乾燥性を有する化合物
と縮合させた物である。
れ、必要に応じて飽和酸が併用される。不飽和酸として
は、例えば、無水マレイン酸、マレイン酸、フマール酸
、無水イタコン酸、イタコン酸などが挙げられる。飽和
酸としては、無水フタル酸、フタル酸、テレフタル酸、
イソフタル酸、ヘット酸、アジピン酸、テトラヒドロ無
水フタル酸、トリメリット酸、無水トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、無水ピロメリット酸、2.3ーエンドメ
チレンテトラヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。
ルコールとしては、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、2−メチルプロパン−1
,3−ジオール、ネオペンチルグリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ビスフェ
ノールA,水素化ビスフェノールA、エチレングリコー
ルカーボネート、ビスフェノール−A−ジオキシプロピ
ルエーテル、2,2−ジ(−4−ヒドロキシプロポキシ
ジフェニル)プロパン、トリメチロールプロパン、トリ
メチロールエタン、ペンタエリスリトール、グリセリン
等が挙げられ、単独あるいは併用される。その他にエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド等の付加物も同
様に使用できる。また、グリコール類と酸成分の一部と
しポリエチレンテレフタレート等の重縮合物も使用でき
る。
しては、具体例として、ペンタエリスリトールトリアリ
ルエーテル、トリメチロルプロパンジアリルエーテル、
グリセリンモノアリルエーテル、トリメチロールエタン
ジアリルエーテル、グリセリンジアリルエーテル等が挙
げられる。いずれも、分子中に少なくとも1個の水酸基
を含有するエーテルである。アリル基の含有量は、不飽
和ポリエステルの多塩基酸成分に対して、多価アルコー
ルアリルエーテルとして2〜40モル%、好ましくは1
0〜30モル%が適当である。動植物油または、その脂
肪酸としてはアマニ油、大豆油、椰子油など及びその脂
肪酸やダイマー酸などが挙げられる。上記以外の空乾成
分としては、ジシクロペンタジエン、及びその誘導体が
挙げられる。動植物油または、その脂肪酸としてはアマ
ニ油、大豆油、椰子油など及びその脂肪酸やダイマー酸
など含有率は、多塩基酸成分に対して、2から40モル
%、好ましくは10から30モル%が適当である。ジシ
クロペンタジエン、及びその誘導体の含有率も上記と同
様である。
ある場合、例えば、テトラヒド無水フタル酸、2,3−
エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸等を用いる場
合では、多価アルコールアリルエーテル、動植物油また
は、その脂肪酸としてはアマニ油、大豆油、椰子油など
及びその脂肪酸やダイマー酸、ジシクロペンタジエン、
及びその誘導体は、必ずしも併用する必要はない。
えば、スチレン、ビニルトルエン、モノクロロスチレン
、ジアリルフタレート、メタクリル酸メチル、酢酸ビニ
ル、メタクリル酸グリシジルを始め公知の不飽和ポリエ
ステル樹脂用の架橋単量体がいずれも用いられる。その
含有量は、20〜50重量部が適当である。
重量部より少ない場合、空気硬化性が悪く、また、耐水
密着性も悪く、使用に耐えない。80重量部より多い場
合では、粘度が高くなりすぎて作業性が悪く使用に耐え
ない。
、37より小さい場合では、耐水密着性が悪く使用に耐
えない。70より大きい場合では、樹脂として安定性が
悪く使用に耐えない。更に、より好ましくは酸価45〜
60である。
る硬化剤、硬化促進剤、希釈剤、熱可塑性樹脂、充填剤
などが必要に応じて添加される。硬化剤とは、紫外線硬
化剤、電子線硬化剤、光硬化剤、熱硬化剤から選択され
る1種類以上のものであり、通常熱硬化剤である。熱硬
化剤としては、メチルエチルケトンパーオキサイド、シ
クロヘキサノンパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、ターシャリーブチルパ
ーベンゾエート等が挙げられ、紫外線硬化剤とは、光増
感性物質が添加され、その具体的なものとしては、ベン
ゾインアルキルエーテルのようなベンゾインエーテル系
、ベンゾフェノン、ベンジル、メチルオルソベンゾイル
ベンゾエートなどのベンゾフェノン系、ベンジルジメチ
ルケタール、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4′−イソ
プロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノ
ン、1,1−ジクロロアセトフェノンなどのアセトフェ
ノン系、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキ
サントン、2−イソプロピルチオキサントンなどのチオ
キサントン系などが挙げられる。この使用量は、樹脂1
00重量部に対して通常0.1から10重量部、好まし
くは1から5重量部とするのがよい。
コバルト、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、
ジメチルアニリン、ジエチルアニリン、ジメチルパラト
ルイジン等が挙げられる。
ルエン、キシレン、メラノール、エタノール、ブタノー
ル、アセトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチル
ケトン、セロソルブなどが挙げられる。
スアセテートブチレート、ニトロセルロース、塩化ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、及びこの
共重合体、ブチル化メラミン樹脂、ブチル化尿素樹脂な
どが挙げられる。
、亜リン酸、油脂類、シリコーンオイル、界面活性剤類
、パラフィンワックスなどが挙げられる。パテとするに
は、充填剤、タルクを添加する。本発明の組成物は、塗
料等の被覆用組成物、特に亜鉛鋼板の用いられる自動車
あるいは、車両用板金用パテ、スチール家具用プライマ
ー、建築物の目地部分、サッシまわり、ガラスのはめ込
み部分等のシーリング材として有用であるが、一般木工
用の塗装にも無論使用可能である。塗装方法としては、
スプレー塗装、ヘラ塗り、等任意の手段が採用される。
に上塗り塗料を塗布することが出来る。その上塗り塗料
は、従来より用いられている着色塗料及びメタリック塗
料などで、例えばアクリルウレタン樹脂、アクリルアル
キッド樹脂、アクリルセルロース、アセテートブチレー
ト樹脂、アルキッドメラミン樹脂などが挙げられる。
に説明するが本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。以下において部および%は特に断わりのないか
ぎりすべて重量基準であるものとする。
トルフラスコに無水マレイン酸980g、テトラヒドロ
無水フタル酸1520g、ジエチレングリコール531
g、トリエチレングリコール450g、ペンタエリスリ
トールトリアリルエーテル512g、ヒドロキノンを原
料に対して200ppm仕込み、180℃にて反応させ
、ソリッド酸価が60の不飽和ポリエステル樹脂ソリッ
ドを得た。本ソリッド66部にスチレン34部を添加し
、空乾性不飽和ポリエステル樹脂(A−1)を得た。
トルフラスコに無水マレイン酸490g、無水ハイミッ
ク酸(日立化成(株)製品)820 g、ジエチレング
リコール954g、ヒドロキノンを原料に対して200
ppm仕込み、200℃にて反応させ、ソリッド酸価が
50の不飽和ポリエステル樹脂ソリッドを得た。本ソリ
ッド66部にスチレン34部を添加し、空乾性不飽和ポ
リエステル樹脂(A−2)を得た。
トルフラスコにフマル酸928g、テトラヒドロ無水フ
タル酸304 g、ジエチレングリコール1060g、
アマニ油脂肪酸550g、ヒドロキノンを原料に対して
200ppm仕込み、200℃にて反応させ、ソリッド
酸価が55の不飽和ポリエステル樹脂ソリッドを得た。 本ソリッド66部にスチレン34部を添加し、空乾性不
飽和ポリエステル樹脂(A−3)を得た。
トルフラスコに無水マレイン酸1176g、テトラヒド
ロ無水フタル酸1520g、ジエチレングリコール53
1g、トリエチレングリコール750g、ペンタエリス
リトールトリアリルエーテル512g、ヒドロキノンを
原料に対して200ppm仕込み、180℃にて反応さ
せ、ソリッド酸価が80の不飽和ポリエステル樹脂ソリ
ッドを得た。本ソリッド66部にスチレン34部を添加
し、空乾性不飽和ポリエステル樹脂(B−1)を得た。 本樹脂は、数日後、白色の沈澱を生じた。
トルフラスコに無水マレイン酸490g、無水ハイミッ
ク酸(日立化成(株)製品)820 g、ジエチレング
リコール1113g、ヒドロキノンを原料に対して20
0ppm仕込み、200℃にて反応させ、ソリッド酸価
が20の不飽和ポリエステル樹脂ソリッドを得た。本ソ
リッド66部にスチレン34部を添加し、空乾性不飽和
ポリエステル樹脂(B−2)を得た。
トルフラスコにフマル酸928g、テトラヒドロ無水フ
タル酸304 g、ジエチレングリコール1160g、
アマニ油脂肪酸550g、ヒドロキノンを原料に対して
200ppm仕込み、200℃にて反応させ、ソリッド
酸価が20の不飽和ポリエステル樹脂ソリッドを得た。 本ソリッド66部にスチレン34部を添加し、空乾性不
飽和ポリエステル樹脂(B−3)を得た。
て、促進剤、過酸化物を表−1の様に配合し、つき板合
板上に刷毛にて254μmの厚さで塗布した。
カットし、粘着テープを貼り付けた後急速に剥離したと
きの剥離個数を調べ、100個中5個以下を(○)、6
〜30個を(△)、31個以上を(×)と評価した。
、促進剤、タルクなどを添加し、パテ組成物とした。 これに、過酸化物を添加し、磨き亜鉛メッキ鋼板上にヘ
ラ付けにて500マイクロの厚さで塗布した。
、耐水折り曲げ、耐熱折り曲げ、引っ張りせん断強度)
を測定した。その測定法は、以下の通りである。
着性を判断する。 耐熱折り曲げ:110℃、30分間熱処理した後の塗装
板の密着性を判定する。 耐水折り曲げ:水中に1日間浸漬した後の塗装板の密着
性を判定する。 引っ張りせん断強度:JIS−K−6850に準ずる。 配合及び物性結果を表−2に示した。
リエステルを用いることにより、接着性、特に亜鉛鋼板
との密着性、塗膜物性に優れる樹脂組成物、さらに被覆
用組成物を提供できる。
Claims (3)
- 【請求項1】(A)固形分での酸価が、37〜70であ
る空乾性不飽和ポリエステル (B)ビニル系重合性単量体からなることを特徴とする
不飽和ポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項2】(A)/(B)が、50〜80部/20〜
50部(重量比)である請求項1の不飽和ポリエステル
樹脂組成物。 - 【請求項3】被覆用であることを特徴とする請求項1の
不飽和ポリエステル樹脂組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03113098A JP3102577B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いる被覆組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03113098A JP3102577B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いる被覆組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339879A true JPH04339879A (ja) | 1992-11-26 |
| JP3102577B2 JP3102577B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=14603433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03113098A Expired - Lifetime JP3102577B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いる被覆組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3102577B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP03113098A patent/JP3102577B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3102577B2 (ja) | 2000-10-23 |
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