JPH043400B2 - - Google Patents

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JPH043400B2
JPH043400B2 JP15515185A JP15515185A JPH043400B2 JP H043400 B2 JPH043400 B2 JP H043400B2 JP 15515185 A JP15515185 A JP 15515185A JP 15515185 A JP15515185 A JP 15515185A JP H043400 B2 JPH043400 B2 JP H043400B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はセフアロスポリン誘導体の製造法に関
する。さらに詳しくは本発明はセフアロスポリン
系抗生物質の中間体として有用は化合物の製造法
に関する。すなわちセフアロスポリン化合物の3
位メチル基に種々の求核性残基を導入するための
中間体として有用な3−ヨードメチルセフアロス
ポリン化合物の製造法に関するものである。
<従来技術とその問題点> 従来、3−アシルオキシメチルセフアロスポリ
ン化合物から3−ヨードメチルセフアロスポリン
化合物を得る方法としては、例えば特開昭57−
126492号公報に記載されている如く、硫酸,スル
ホン酸等の強酸とNaI等のヨウ化水素酸の塩を用
いる方法が知られている。しかしながらかかる方
法で、収率よく目的の3−ヨードメチル体を得る
ためには、例えば高価なトリクロロメタンスルホ
ン酸をかなり過剰に用いる必要があるなど必ずし
も経済的な方法ではなく、さらに出発物質の3−
アシルオキシメチルセフアロスポリン化合物の7
位は実質的に遊離のアミンであることが必要であ
り、使用する原料化合物に制限がある。一方特公
昭57−13553号公報には3−アシルオキシメチル
セフアロスポリン化合物に3−ハロゲン化ホウ素
を作用させて3−ハロメチルセフアロスポリン化
合物を製造する方法が記載されているが、3−ヨ
ードメチルセフアロスポリンを得るためには、3
−ヨウ化ホウ素の調製が必要であり〔文献アンゲ
バンテ・ケミー〔Augew.Chem.),69,P478
(1957)〕工業的に有利な方法とは言い難い。
<発明の目的> 本発明者等は3−アシルオキシセフアロスポリ
ン化合物から3−ヨードメチルセフアロスポリン
化合物をさらに工業的に有利な方法で製造する方
法を種々検討した結果、3−アシルオキシセフア
ロスポリン化合物に、3−フツ化ホウ素の存在下
に、ヨウ化水素酸またはその塩を反応せしめるこ
とにより、3−ヨードメチルセフアロスポリン化
合物が工業的に有利に得ることを見出し本発明の
到達したものである。
<発明の開示> 本発明は下記式〔〕 〔式中、R1はアミノ基,保護されたアミノ基、
またはアシルアミノ基を表わし、R2はアシルオ
キシ基を表わす。〕 で表わされる3−アシルオキシメチルセフアロス
ポリン化合物またはその塩またはそのエステル
に、3−フツ化ホウ素の存在下に、ヨウ化水素酸
またはその塩を反応せしめることを特徴とする下
記式〔〕 〔式中、R1は上記定義に同じ。〕 で表わされる3−ヨードメチルセフアロスポリン
化合物またはその塩またはそのエステルの製造法
である。
本発明の出発物質である式〔〕の化合物にお
けるR1はアミノ基,保護されたアミノ基または
アシルアミノ基を示すが、通常は最も簡便な遊離
のアミノ基のまま反応に供せられる。しかし、該
アミノ基は適当な保護基で保護されていても良い
し、アシル基でアシル化されていても良い。かか
る保護基としては有機合成反応で一般にアミノ基
に用いられる保護基があげられる。具体的な例と
しては、メチルカルバメート,p−フルオレニル
メチルカルバメート,2,2,2−トリクロルエ
チルカルバメート,t−ブチルカルバメート,フ
エニルカルバメート,ベンジルカルバメート,各
種置換ベンジルカルバメート,s−ベンジルカル
バメート等のカルバメート保護基;N′−ピペリ
ジニルカルボニルウレア,N′−p−トルエンス
ルホニルアミノカルボニルウレア等の尿素タイプ
保護基;ホルムアミド,アセトアミド,クロルア
セトアミド,トリクロロアセトアミド,フエニル
アセトアミド,フエノキシアセトアミド,置換N
−プロピオニルアセトアミド,ベンツアミド,フ
タルイミド等のアシルアミド保護基;N−アリー
ル,N−フエナシル,N−ベンジル,N−トリチ
ル,N−ベンジルオキシメチル等のN−置換アル
キル保護基;N−(N′,N′−ジメチルアミノメチ
レン),N,N′−イソプロピリデンジアミノ,N
−ベンジリデン等のイミノ基保護基;N−ニトロ
ン,N−オキシドやジフエニルホスフイン等の異
項原子保護基;トリメチルシリル等のシリル保護
基;トリフロロ酢酸,ギ酸,p−トルエンスルホ
ン酸等との塩などがあげられる。またアシルアミ
ノ基のアシル基としては上述の保護基として用い
られるものの他、セフアロスポリンの7位に抗菌
力増強等抗生物質本来の目的に用いられるアシル
基であつて良い。かかるアシル基としては例えば
これまで公知のペニシリンおよびセフアロスポリ
ンのそれぞれ6位および7位に用いられているも
のから選んでよい。この様なアシル基の例として
は、以下のものが挙げられる。
(A) 式〔A〕 R3−CO− ………〔A〕 〔式中、R3は水素原子,アルキル,アリル
または複素環基を表わす。〕 で表わされる基。
(B) 式〔〕 〔式中、R4は水素原子,アミノ酸残基また
はアミノ基の保護基を表わす。R5はアルキル,
アリルまたは複素環基を表わす。〕 で表わされる塩。
(C) 式〔〕 〔式中、R6はアリル又は複素還基,nは0
〜2の整数を表わす。R5は上記定義に同じ。〕 で表わされる基。
(D) 式〔D〕 〔式中、R7はアルキル,アリルまたは複素
環基を表わす。R8は水素原子またはアルキル
を表わす。〕 で表わされる基。
(E) 式〔E〕 〔式中、R7は上記定義に同じ。R9はアルキ
レンまたはアルケニレンを表わす。R10はアリ
ル,複素環基,カルボキシルもしくはそのエス
テル、またはモノもしくはジアルキルアミノ基
を表わす。
で表わされる基。
(F) 式〔F〕 〔式中、R11は水素原子またはカルボキシル
基の保護基を表わす。R7は上記定義に同じ。〕 (G) 式〔G〕 〔式中、R7は上記定義に同じ。〕 で表わされる基。
(H) 式〔H〕 R12−R13−CH2−CO− ………〔H〕 〔式中、R12はシアノ,アリル,フエノキ
シ,アルキル,アシルオキシ,アルケニルまた
は複素環基を表わす。R13は単なる結合手また
は−S−を表わす。〕 で表わされる基。
式〔A〕〜〔H〕のR3,R5,R7,R8,R12
おけるアルキルとしては、直鎖状または分枝状の
炭素数1〜6のアルキルがよく、例えばメチル,
エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブ
チル,iso−ブチル,sec−ブチル,tert−ブチル,
n−ペンチル,iso−ペンチル,n−ヘキシル,
イソヘキシルなどが挙げられる。R12のアルケニ
ルとしては、例えばビニール,アリール,イソプ
ロペニルなどが挙げられる。R3,R5,R6,R7
R10の複素環基としては、窒素,酸素,硫黄など
のヘテロ原子を1〜数個含む5〜8員数またはそ
の縮合環などで炭素原子に結合手を有するものが
用いられ、たとえば2−または3−フリル,2−
アミノチアゾール,2−アミノ−3,5−チアゾ
ール,2−または3−チエニル,2−または3−
ピロリジニル,2−,3−または4−ピリジル,
N−オキシド−2−,3−または4−ピリジル,
2−,3−または4−ピペリジニル,2−,3−
または4−ピラニル,2−,3−または4−チオ
ピラニル,ピラジニル,2−,4−または5−チ
アゾリル,2−,4−または5−オキサゾリル,
3−,4−または5−イソチアゾリル,3−,4
−または5−イソオキサゾリル,2−,4−また
は5−イミダゾリル,3−,4−または5−ピラ
ゾリル,3−または4−ピリダジニル,N−オキ
シド−3−または4−ピリダジニル,2−,4−
または5−ピリミジニル,N−オキシド−3−,
4−または5−ピリミジニル,ピペラジニル,4
−または5−(1,2,3−チアジアゾリル),3
−または5−(1,2,4−チアジアゾリル),
1,3,4−チアジアゾリル,1,2,5−チア
ジアゾリル,4−または5−(1,2,3−オキ
サジアゾリル),3−または5−(1,2,4−オ
キサジアゾリル),1,3,4−オキサジアゾリ
ル,1,2,5−オキサジアゾリル,1,2,3
−または1,2,4−トリアゾリル,1Hまたは
2H−テトラゾリル,ピリド〔2,3−d〕ピリ
ミジル,ベンゾピラニル,1,3−,1,5−,
1,6−,1,7−,2,7−または2,6−ナ
フチリジル,キノリル,チエノ(2,3−b〕ピ
リジルなどがあげられる。
R3,R5,R6,R7,R10,R12のアリルとしては
フエニル,α−ナフチル,β−ナフチル,ビフエ
ニル,アントリルなどがあげられる。
R9のアルキレンとしては、例えばメチレン,
エチレン,トリメチレン,テトラメチレンなどが
あげられる。
R9のアルケニレンとしては、例えばビニレン,
イソプロペニレンなどが挙げられる。
これらアルキル,アルケニル,アリル,複素環
基,アルキレン,アルケニレンには1個または複
数個の同一もしくは異なる種類の置換基を有して
いても良いが、かかる置換基としては、例えばア
ルキル,アルコキシ,アルケニル,アリル,アラ
ルキル,メルカプト,アルキルチオ,アリルチ
オ,アラルキルチオ,アルキルスルホニル,アリ
ルスルホニル,ヒドロキシ,オキソ,チオキソ,
ハロゲン,ニトロ,アミノ,モノアルキルアミ
ノ,ジアルキルアミノ,アシルアミノ,シアノ,
カルバモイル,カルバモイルオキシ,カルボキ
シ,アシル,アシルオキシ,置換アルキルなどが
用いられる。
R4のアミノ酸残基としては、例えばグリシン,
アラニン,アスパラギン酸などのアミノ酸の残基
が挙げられる。
R4のアミノ基の保護基としては、例えばトリ
クロロエトキシカルボニル,ベンジルオキシカル
ボニル,p−トルエンスルホニル,トリチル,ホ
ルミルなどが挙げられる。
R10のカルボキシルのエステルとしては、例え
ばメトキシカルボニル,エトキシカルボニル,n
−ブトキシカルボニルなどのエステルが挙げられ
る。
R10のモノアルキルアミノ基としては、例えば
メチルアミノ,エチルアミノ,n−プロピルアミ
ノ基などが挙げられ、ジアルキルアミノ基として
は、例えばジメチルアミノ,ジエチルアミノ,ジ
−n−プロピルアミノ基などが挙げられる。
R11のカルボキシル基の保護基としては、例え
ばメチル,エチル,プロピルなどのアルキル基な
どが挙げられる。
R12のアシルオキシ基としては、例えばアセチ
ルオキシ,プロピオニルオキシ,ブチリルオキ
シ,バレリルオキシ基などが挙げられる。
式〔〕の化合物におけるR2はアシルオキシ
基であり通常はセフアロスポリン系抗生物質の基
礎原料であるセフアロスポリンC由来のアセトキ
シ基が最も普通に用いられる。他のアシルオキシ
基としては、例えばトリフルオロアセチルオキ
シ,トリクロロアセチルオキシ,プロピオニルオ
キシ,3−カルボキシプロピオニルオキシ,3−
エトキシカルバモイルオキシ基などが挙げられ
る。
本発明の出発物質である式〔〕の化合物の4
位は通常遊離のカルボン酸のまま反応に供せられ
るが、該カルボキシル基は塩またはエステル化さ
れていてもさしつかえない。塩としてはナトリウ
ム,カリウム,リチウム等のアルカリ金属塩;ア
ンモニウムトリアルキルアンモニウム等有機アミ
ン塩があげられる。エステルとしては反応に不活
性で通常有機化学の分野でカルボキシル基の保護
基として用いられるもので利用できる。例えばメ
チル,エチル,n−プロピル,イソプロピル,t
−ブチル,t−アミル,ベンジル,p−ニトロベ
ンジル,p−メトキシベンジル,ベンツヒドリ
ル,1−インダニル,フエナンシ,フエニル,p
−ニトロフエニル,メトキシメチル,ベンジルオ
キシメチル,テトラヒドロピラニル,ジアシルメ
チル,222−トリクロルエチル,2−トリメチル
シリルエチル,2−メチルチオエチル,2−(p
−トルエンスルホニル)エチル,トリメチルシリ
ル,t−ブチルジメチルシリル,s−t−ブチ
ル,s−フエニル,s−2−ピリジル等のエステ
ル残基;トリメチルシリル,t−ブチルジメチル
シリルなどのシリル基;チオエステル基などが用
いられる。
本発明によれば上記原料物質〔〕を3−フツ
化ホウ素の存在下に、ヨウ化水素酸またはその塩
と反応せしめることにより目的とする式〔〕の
化合物を得ることができる。ヨウ化水素酸の塩と
しては、ヨウ化リチウム,ヨウ化ナトリウム,ヨ
ウ化カリウム等アルカリ金属塩;ヨウ化テトラメ
チルアンモニウム,ヨウ化テトラエチルアンモニ
ウム,ヨウ化テトラn−ブチルアンモニウム等の
有機アンモニウム塩が挙げられる。これらヨウ化
水素酸またはその塩の用いる量は通常、原料物質
()に対し等モルもしくはやや過剰に用いられ
る。
もう一方の反応試薬である3−フツ化ホウ素は
無水遊離系のままでも、エチルエーテルなどのエ
ーテル,メタノール,エタノールなどのアルコー
ル,酢酸,トリフルオロ酢酸,プロピオン酸など
の有機酸、アセトニトリルなどのニトリルアミド
等の溶媒和物の形でも用いることができる。3−
フツ化ホウ素の原料物質(1)に対し用いる量は通常
0.5〜5倍モル、好ましくは1〜4倍モル用いら
れる。
反応は通常溶媒中で加熱または冷却下に行なわ
れる。用いられる溶媒としてはアセトン,メチル
エチルケトン,アセトニトリル,テトラヒドロフ
ラン,ジオキサン,スルホラン,無水亜硫酸,ニ
トロベンゼン等があげられる。反応温度および時
間は用いる溶媒および3−フツ化ホウ素の用いる
溶媒和物の形に応じて適宜選択される。
通常、反応温度は−10℃〜60℃であり、反応時
間は数分間〜数時間である。
反応後の後処理は、次のようにして行なわれ
る。反応混合物に対して溶解度の低い非溶媒例え
ばエーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサン等
に反応混合物を投入し、得られる固型物を分離
し、次いで固型物を再結晶,クロマトグラフイー
等の通常の精製手段に付すことにより目的とする
3−ヨードメチルセフアロスポリン化合物を単離
精製することができる。
以下、この発明を実施例により説明する。
実施例 1 7−アミノセフアロスポラン酸2.72g
(10mmol)、ヨウ化ナトリウム1.5g(10mmol)
のアセトニトリル15mlの混合物に3−フツ化ホウ
素のアセトニトリル溶液5ml(30mmol)を氷冷
下で加え、30℃で15分間撹拌する。この溶液をエ
ーテル100ml中へ分散させ、析出した沈殿を取
減圧乾燥し、黄土色の7−アミノ−3−ヨードメ
チル−セフエム−4−カルボン酸を65%の収率で
得た。
N.M.R.(DCl)δ: 5.39(d,1H,J=5Hz),5.18(d,1H,J=
5Hz),4.54(s,2H),3.80(brm,2H) I.R.(ヌジヨール): 1775cm-1 実施例 2 7−アミノセフアロスポラン酸2.72g
(10mmol)、ヨウ化ナトリウム1.5g(10mmol)
のアセトニトリル15mlの混合物に、3−フツ化ホ
ウ素エーテラート4.26g(30mmol)を氷冷下で
加え、40℃で4時間撹拌する。この溶液を同様に
処理し黄土色の7−アミノ−3−ヨードメチル−
セフエム−4−カルボン酸を32%の収率で得た。
実施例 3 7−アミノセフアロスポラン酸2.72g
(10mmol)のアセトニトリル15mlの混合物に3
−フツ化ホウ素のアセトニトリル溶液5ml
(30mmol)を氷冷下で加え30℃で15分間撹拌す
る。この溶液を同様に処理し、黄土色の7−アミ
ノ−3−ヨードメチル−セフエム−4−カルボン
酸を62%の収率で得た。
実施例 4 7−アミノセフアロスポラン2.72g、ヨウ化ナ
トリウム1.5gのアセトン15mlの混合物に三フツ
化ホウ素のアセトン溶液5ml(30mmol)を氷冷
下で加え、30℃で15分間撹拌する。この溶液を同
様に処理し、黄土色の7−アミノ−3−ヨードメ
チル−セフエム−4−カルボン酸を53%の収率で
得た。
実施例 5 (6R,7R)−7−〔(Z)−2−(2−ビストリ
メチルシリルアミノチアゾール−4−イル)−2
−メトキシイミノアセトアミド〕−3−アセトキ
シメチル−3−セフエム−4−カルボン酸3.0g、
ヨウ化ナトリウム0.75gのアセトニトリル15mlの
混合物に三フツ化ホウ素のアセトニトリル溶液5
mlも氷冷下で加え、40℃,15分間撹拌した。反応
後実施例1と同様の処理をして、(6R,7R)−7
−〔(Z)−2−(2−ビストリメチルシリルアミノ
チアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノア
セトアミド〕−3−ヨードメチル−3−セフエム
−4−カルボキシレート1.40g(収率41%)を得
た。
実施例 6 (6R,7R)−7−〔(Z)−2−(2−ビストリ
チルアミノチアゾール−4−イル)−2−(2−メ
トキシカルボニルプロピル−2−イルオキシイミ
ノ)アセトアミド〕−3−アセトキシメチル−3
−セフエム−4−カルボン酸3.36g、ヨウ化ナト
リウム0.75gのアセトニトリル15mlの混合物に三
フツ化ホウ素のアセトニトリル溶液5mlを氷冷下
で加え、40℃,15分間撹拌した。反応後実施例1
と同様の処理をして、(6R,7R)−7−〔(Z)−
2−(2−ビストリメチルシリルアミノチアゾー
ル−4−イル)−2−メトキシカルボニルプロピ
ル−2−イルオキシイミノ)アセトアミド〕−3
−ヨードメチル−3−セフエム−4−カルボン酸
1.44g(収率38%)を得た。
参考例 実施例により得られた7−アミノ−3−ヨード
メチル−セフエム−4−カルボン酸3.4gをアセ
トニトリル50mlに懸濁し、ビストリメチルシリル
アセトアミド7.5gを室温で加え、さらに1時間
撹拌した後、−20℃に冷却して、1−アザビシク
ロ〔3,3,0〕オクタン1.0gをゆつくり加え
て同温度で1時間撹拌し、7−ビストリメチルシ
リルアミノ−3−(1−アザビシクロ〔3,3,
0〕オクタン−1−イオ)メチル−3−セフエム
−4−カルボン酸のトリメチルシリルエステルの
アセトニトリル溶液を調製した。別途(Z)−2
−ヒドロキシイミノ−2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸4.2gを50mlのジク
ロルメタン中、2.1gのPCl5と室温で反応せしめ
て(Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)酢酸クロライ
ドの溶液を調製し、これを上記溶酸に室温で加え
て反応せしめた。室温で1時間撹拌した後、減圧
下に溶媒を留去し残渣として泡状固体13.5gを得
た。
泡状固形を200mlのジメチルスルホキシドに溶
解し、ヨードメチル2.0mlおよび炭酸カリ5.5gの
混合物を室温にて2日間撹拌した。反応後、水
750mlに注いで、生成した沈澱物を過しさい
を10%の水を含むトリフルオロ酢酸50mlに入れ
て、室温で3時間激しく撹拌した。反応液を500
mlのジエチルエーテル中に注いで、生成する沈澱
を過によつて集めアセトンで洗浄した後、乾燥
した。
沈澱物を40℃の水100mlでよくリスラリーして
後過する方法で抽出し、抽出液を濃縮しHP−
20イオン交換樹脂カラムで水−アセトン混合溶媒
を用いてアセトンの量比を0〜40%まで順次増し
つつ精製した。標記化合物を主として含む留分か
ら430mgの固形物が得られ、高速液体クロマトグ
ラフイーにより確認し、推定純度は41%であつ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 〔式中、R1はアミノ基,保護されたアミノ基、
    またはアシルアミノ基を表わし、R2はアシルオ
    キシ基を表わす。〕 で表わされる3−アシルオキシメチルセフアロス
    ポリン化合物またはその塩またはそのエステル
    に、3−フツ化ホウ素の存在下に、ヨウ化水素酸
    またはその塩を反応せしめることを特徴とする下
    記式〔〕 〔式中、R1は上記定義に同じ。〕 で表わされる3−ヨードメチルセフアロスポリン
    化合物またはその塩またはそのエステルの製造
    法。
JP15515185A 1985-07-16 1985-07-16 3−ヨ−ドメチルセフアロスポリン化合物の製造法 Granted JPS6216486A (ja)

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