JPH04341189A - 酵素法によるl−リンゴ酸重合物の製造法 - Google Patents
酵素法によるl−リンゴ酸重合物の製造法Info
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- JPH04341189A JPH04341189A JP3178889A JP17888991A JPH04341189A JP H04341189 A JPH04341189 A JP H04341189A JP 3178889 A JP3178889 A JP 3178889A JP 17888991 A JP17888991 A JP 17888991A JP H04341189 A JPH04341189 A JP H04341189A
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- aureobasedium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酵素法によるL−リン
ゴ酸重合物(poly−L−Malic acid,
以下PMLAと称する)の製造法に関する。
ゴ酸重合物(poly−L−Malic acid,
以下PMLAと称する)の製造法に関する。
【0002】PMLAは、生体内分解吸収性高分子化合
物として、生体吸収性縫合系、骨接合用材料、人工腱、
人工血管及びドラッグデリバリーの高分子キャリアー等
として、医薬及び医療の分野での用途が大いに期待され
ている。
物として、生体吸収性縫合系、骨接合用材料、人工腱、
人工血管及びドラッグデリバリーの高分子キャリアー等
として、医薬及び医療の分野での用途が大いに期待され
ている。
【0003】
【従来の技術】PMLAは、リンゴ酸モノベンジル又は
モノメチルエステルを原料とする化学合成法[Repo
rts of the Faculty Engine
ering, Tottori University
, 8, 124 (1977) ]、ベンジルマロラ
クトネートを開環重合させる化学合成法[米国特許第4
,265,247号明細書]、直接熱縮合法[高分子論
文集、44、 701 (1987)]等の化学合成法
による製造法が報告されている。
モノメチルエステルを原料とする化学合成法[Repo
rts of the Faculty Engine
ering, Tottori University
, 8, 124 (1977) ]、ベンジルマロラ
クトネートを開環重合させる化学合成法[米国特許第4
,265,247号明細書]、直接熱縮合法[高分子論
文集、44、 701 (1987)]等の化学合成法
による製造法が報告されている。
【0004】また、微生物を用いた発酵法によるPML
Aの製造では、ペニシリウム・サイクロピウム (Pe
nicillium cyclopium)を用いた固
体培養による製造例[Agricultural Bi
ological Chemistry 33 (4)
, 459 (1969)]が報告されている。
Aの製造では、ペニシリウム・サイクロピウム (Pe
nicillium cyclopium)を用いた固
体培養による製造例[Agricultural Bi
ological Chemistry 33 (4)
, 459 (1969)]が報告されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化学合
成法による製造では原料が高価であるばかりか、多数の
工程を必要とするため収率が低いという欠点を有してい
る。
成法による製造では原料が高価であるばかりか、多数の
工程を必要とするため収率が低いという欠点を有してい
る。
【0006】一方、前記したペニシリウム・サイクロピ
ウムを用いた固体培養法による製造では、収率が低く、
また精製に多工程を要するため実際的な方法とは言い難
い。
ウムを用いた固体培養法による製造では、収率が低く、
また精製に多工程を要するため実際的な方法とは言い難
い。
【0007】また、オウレオバセディウム(Aureo
basidium) 属菌を用いた発酵法による製造で
は、プルラン等の副成物の除去が問題となっていた。従
って、より安価な原料から高収量で安価に製造する方法
の開発が望まれていた。
basidium) 属菌を用いた発酵法による製造で
は、プルラン等の副成物の除去が問題となっていた。従
って、より安価な原料から高収量で安価に製造する方法
の開発が望まれていた。
【0008】そこで本発明者らは、PMLAを効率良く
産生し、プルラン等の副成物の生成が少ない方法を鋭意
検討し、オウレオバセディウム属に属するL−リンゴ酸
重合物産生菌をグルコース等の糖質原料を含有する水溶
液に作用させて、酵素反応させることにより、副成物の
生成を抑制し、PMLAを高効率に生成させる方法を見
出し、本発明を完成するに到った。
産生し、プルラン等の副成物の生成が少ない方法を鋭意
検討し、オウレオバセディウム属に属するL−リンゴ酸
重合物産生菌をグルコース等の糖質原料を含有する水溶
液に作用させて、酵素反応させることにより、副成物の
生成を抑制し、PMLAを高効率に生成させる方法を見
出し、本発明を完成するに到った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、オウレオバセ
ディウム(Aureobasidium) 属に属する
L−リンゴ酸重合物産生菌体又はその固定化物を、糖質
原料を含有する水溶液に作用させて、酵素法によりPM
LAを高収率で製造する方法である。
ディウム(Aureobasidium) 属に属する
L−リンゴ酸重合物産生菌体又はその固定化物を、糖質
原料を含有する水溶液に作用させて、酵素法によりPM
LAを高収率で製造する方法である。
【0010】オウレオバセディウム属に属する微生物に
は、従来プルラリア(Pullularia)属に分類
され、後にオウレオバセディウム属に再分類された微生
物も含まれ、総括的に黒色酵母(black yeas
t) とも言われている[Mycopathologi
a et MycologiaApplicata,
12, 1 (1959), 同 17, 1 (1
962) ]。従って、PMLAを産生し得る黒色酵母
であれば、これらをも本発明の範囲に含むものである。 そのような微生物の具体例としては、例えば以下のもの
が挙げられる。
は、従来プルラリア(Pullularia)属に分類
され、後にオウレオバセディウム属に再分類された微生
物も含まれ、総括的に黒色酵母(black yeas
t) とも言われている[Mycopathologi
a et MycologiaApplicata,
12, 1 (1959), 同 17, 1 (1
962) ]。従って、PMLAを産生し得る黒色酵母
であれば、これらをも本発明の範囲に含むものである。 そのような微生物の具体例としては、例えば以下のもの
が挙げられる。
【0011】オウレオバセディウム・プルランス(Au
reobasidium pullulans) IF
O 4464、同IFO 4465、同IFO
4875、同IFO 7757、同ATCC 73
05、オウレオバセディウム・マンソニー(Aureo
basidium mansonii)IFO 64
21、同IFO 8194、同IFO 9233、
同ATCC 14249、オウレオバセディウム・ミ
クロスティクタム(Aureobasidium mi
crostictum)IFO 32066、同IF
O 32067、同IFO 32068、同IFO
32069、オウレオバセディウム(Aureob
asidium) sp.A−91株、及びこれら
の変異株を含むものである。
reobasidium pullulans) IF
O 4464、同IFO 4465、同IFO
4875、同IFO 7757、同ATCC 73
05、オウレオバセディウム・マンソニー(Aureo
basidium mansonii)IFO 64
21、同IFO 8194、同IFO 9233、
同ATCC 14249、オウレオバセディウム・ミ
クロスティクタム(Aureobasidium mi
crostictum)IFO 32066、同IF
O 32067、同IFO 32068、同IFO
32069、オウレオバセディウム(Aureob
asidium) sp.A−91株、及びこれら
の変異株を含むものである。
【0012】上記菌株の中でオウレオバセディウム
sp.A−91株は、本発明者によって土壌中から新た
に分離された菌株であり、その菌学的性状は次のとおり
である。 A.培地上の生育状況 a)顕微鏡的所見(YM寒天培地で25℃、5日間培養
後) 栄養細胞の大きさ:3〜6×3〜20μm栄養細胞の形
状 :菌糸及び酵母様の単胞、卵形等の形状を示す b)寒天斜面(ポテトグルコース寒天培地)生育:良好 光沢:無し 色調:3日以上培養すると白色クリーム状から暗色、黒
色のコロニーとなる c)液体培養 YM液体培地:生育良好 B.子のう胞子の形成 ポテトグルコース寒天培地:形成せず コーンミール寒天培地 :形成せずYM寒天培地
:形成せずV8 寒天培地
:形成せずC.生理学的性質 酸素要求性:好気的 生育温度 :5〜35℃ 生育pH :2〜9 KNO3 の利用性(Wickerham 合成培地)
:有り(NH4 )2 SO4 の利用性(Wicke
rham 合成培地):有り 尿素の分解:有り ゼラチンの液化:無し 有機酸の生成:有り ビタミンの要求性(Wickerham 合成培地):
無しD.資化可能な炭素源(Wickerham 合成
培地)グルコース、シュークロース、マルトース、アラ
ビノース、キシロース、マンノース、フラクトース、ト
レハロース、グリセロール、マンニトール、デンプン、
エタノール、クエン酸、イソクエン酸、コハク酸、DL
−リンゴ酸、フマル酸
sp.A−91株は、本発明者によって土壌中から新た
に分離された菌株であり、その菌学的性状は次のとおり
である。 A.培地上の生育状況 a)顕微鏡的所見(YM寒天培地で25℃、5日間培養
後) 栄養細胞の大きさ:3〜6×3〜20μm栄養細胞の形
状 :菌糸及び酵母様の単胞、卵形等の形状を示す b)寒天斜面(ポテトグルコース寒天培地)生育:良好 光沢:無し 色調:3日以上培養すると白色クリーム状から暗色、黒
色のコロニーとなる c)液体培養 YM液体培地:生育良好 B.子のう胞子の形成 ポテトグルコース寒天培地:形成せず コーンミール寒天培地 :形成せずYM寒天培地
:形成せずV8 寒天培地
:形成せずC.生理学的性質 酸素要求性:好気的 生育温度 :5〜35℃ 生育pH :2〜9 KNO3 の利用性(Wickerham 合成培地)
:有り(NH4 )2 SO4 の利用性(Wicke
rham 合成培地):有り 尿素の分解:有り ゼラチンの液化:無し 有機酸の生成:有り ビタミンの要求性(Wickerham 合成培地):
無しD.資化可能な炭素源(Wickerham 合成
培地)グルコース、シュークロース、マルトース、アラ
ビノース、キシロース、マンノース、フラクトース、ト
レハロース、グリセロール、マンニトール、デンプン、
エタノール、クエン酸、イソクエン酸、コハク酸、DL
−リンゴ酸、フマル酸
【0013】上記の菌学的性質を有する本菌株の分類学
上の位置を“The Genera of Fungi
Sporulating in pure cultu
re ”(第3版)J.A. Von Arx編 Lu
brecht & cramer社刊(1981)によ
り検討した結果、オウレオバセディウム属に属する新菌
株であることが判明し、これをオウレオバセディウム
sp.A−91株と命名した。
上の位置を“The Genera of Fungi
Sporulating in pure cultu
re ”(第3版)J.A. Von Arx編 Lu
brecht & cramer社刊(1981)によ
り検討した結果、オウレオバセディウム属に属する新菌
株であることが判明し、これをオウレオバセディウム
sp.A−91株と命名した。
【0014】本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究
所に「微生物受託番号 微工研菌寄第P−11966
号」として寄託されている。
所に「微生物受託番号 微工研菌寄第P−11966
号」として寄託されている。
【0015】以下に、本発明のPMLA製造方法につい
て述べる。
て述べる。
【0016】上記のオウレオバセディウム属菌を培養す
るには、通常の方法に従い、炭素源、窒素源、無機塩等
の栄養分を含む培地を用いて行うことができる。
るには、通常の方法に従い、炭素源、窒素源、無機塩等
の栄養分を含む培地を用いて行うことができる。
【0017】培地の炭素源としては、例えば糖質原料と
くにグルコースが好適に用いられ、その添加濃度は1〜
30重量%、好ましくは1〜20重量%が適当である。 窒素源としては、微生物の培養に際して通常使用される
窒素含有の有機又は無機物質、例えば、アンモニア、硫
酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム
、コハク酸アンモニウムなどの有機酸アンモニウム塩、
尿素等を単独もしくは混合して用いることができ、また
、無機塩としては、例えば、リン酸一水素カリウム、リ
ン酸二水素カリウム、硫酸マグネシウム等を用いること
ができる。この他に菌の生育に必要であれば、酵母エキ
ス、コーンスティープリカー、ペプトン、肉エキス、カ
ザミノ酸、各種ビタミン等の栄養素を培地に添加し用い
ることができる。
くにグルコースが好適に用いられ、その添加濃度は1〜
30重量%、好ましくは1〜20重量%が適当である。 窒素源としては、微生物の培養に際して通常使用される
窒素含有の有機又は無機物質、例えば、アンモニア、硫
酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム
、コハク酸アンモニウムなどの有機酸アンモニウム塩、
尿素等を単独もしくは混合して用いることができ、また
、無機塩としては、例えば、リン酸一水素カリウム、リ
ン酸二水素カリウム、硫酸マグネシウム等を用いること
ができる。この他に菌の生育に必要であれば、酵母エキ
ス、コーンスティープリカー、ペプトン、肉エキス、カ
ザミノ酸、各種ビタミン等の栄養素を培地に添加し用い
ることができる。
【0018】培養は振盪、通気撹拌等の好気的条件下で
行われ、培養温度は一般に20〜40℃、好ましくは2
2〜35℃が好適である。培養pHは2〜10、好まし
くは、3〜9、さらに好ましくは、3〜7である。
行われ、培養温度は一般に20〜40℃、好ましくは2
2〜35℃が好適である。培養pHは2〜10、好まし
くは、3〜9、さらに好ましくは、3〜7である。
【0019】本発明の方法を実施する場合、上記のよう
に培養して得られた培養物から菌体を集め、水や適当な
緩衝液で洗浄した後そのまま使用することができる。あ
るいは該菌体をそれ自体既知の方法で固定化し固定化物
として使用することができる。微生物菌体の固定化法と
しては、例えば、アクリルアミド等の重合性モノマーを
用いる方法、アルギン酸塩やカラギーナン等の適当な単
体を用いて不溶化させる方法等が挙げられる。
に培養して得られた培養物から菌体を集め、水や適当な
緩衝液で洗浄した後そのまま使用することができる。あ
るいは該菌体をそれ自体既知の方法で固定化し固定化物
として使用することができる。微生物菌体の固定化法と
しては、例えば、アクリルアミド等の重合性モノマーを
用いる方法、アルギン酸塩やカラギーナン等の適当な単
体を用いて不溶化させる方法等が挙げられる。
【0020】該水性反応液は、グルコース等の糖質原料
を含有する水あるいはリン酸又はトリス塩酸等の緩衝液
であることもできる。
を含有する水あるいはリン酸又はトリス塩酸等の緩衝液
であることもできる。
【0021】水性反応液中に添加される糖質原料として
は、本発明に使用する微生物が資化するものであれば特
に制限されるものではないが、その中でもグルコースが
好適に用いられる。その添加濃度は、特に制限はないが
、一般には0.1〜30重量%、好ましくは0.2〜1
5重量%の範囲内が適当である。
は、本発明に使用する微生物が資化するものであれば特
に制限されるものではないが、その中でもグルコースが
好適に用いられる。その添加濃度は、特に制限はないが
、一般には0.1〜30重量%、好ましくは0.2〜1
5重量%の範囲内が適当である。
【0022】一方、水性反応液中の微生物菌体又はその
処理物の濃度もまた特に制限されるものではないが、一
般には1〜50重量%、好ましくは2〜20重量%の範
囲内が好都合である。
処理物の濃度もまた特に制限されるものではないが、一
般には1〜50重量%、好ましくは2〜20重量%の範
囲内が好都合である。
【0023】本発明による酵素反応は、一般に約20〜
約50℃、好ましくは約25〜約40℃の温度で、通常
約10〜約120時間行う。また、反応液のpHは2〜
10、好ましくは3〜9、さらに好ましくは3〜7であ
る。
約50℃、好ましくは約25〜約40℃の温度で、通常
約10〜約120時間行う。また、反応液のpHは2〜
10、好ましくは3〜9、さらに好ましくは3〜7であ
る。
【0024】以上に述べた酵素法により反応液中に生成
したPMLAを反応液から分離・精製するには、それ自
体既知の方法に従い、例えば、イオン交換樹脂処理法、
沈殿法、例えばアセトン、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、メチルエチルケトン等の有機溶媒沈殿
法等を適宜組合わせて行うことができる。
したPMLAを反応液から分離・精製するには、それ自
体既知の方法に従い、例えば、イオン交換樹脂処理法、
沈殿法、例えばアセトン、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、メチルエチルケトン等の有機溶媒沈殿
法等を適宜組合わせて行うことができる。
【0025】以上に述べた方法で製造されるPMLAの
物理化学的性質は、以下のとおりである。 (1)GPC法により測定した分子量は、約2,000
〜50,000の範囲内である。 (2)1N硫酸溶液による加水分解処理により、L−リ
ンゴ酸のみが生成する。
物理化学的性質は、以下のとおりである。 (1)GPC法により測定した分子量は、約2,000
〜50,000の範囲内である。 (2)1N硫酸溶液による加水分解処理により、L−リ
ンゴ酸のみが生成する。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、副成物の生成を抑制し
、高収量でPMLAを得ることができる。
、高収量でPMLAを得ることができる。
【0027】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。しかしながら、下記の実施例は本発明につい
て具体的な認識を得る一助としてのみ挙げたものであり
、これによって本発明は何ら限定されるものではない。
説明する。しかしながら、下記の実施例は本発明につい
て具体的な認識を得る一助としてのみ挙げたものであり
、これによって本発明は何ら限定されるものではない。
【0028】参考例
培地(グルコース12%、KH2 PO4 0.05%
、MgSO4 ・7H2 O0.05%、酵母エキス0
.02%)50mlを500ml容三角フラスコに分注
し、滅菌(121℃、15分間)した後、別に滅菌した
6%硝酸アンモニウム溶液1mlを添加した。培養は、
該調製培地に炭酸カルシウム1g を添加後、第1表に
示した微生物を植菌し、25℃にて3日間振盪培養を行
い、これを前培養物とした。本培養は上記培地2,00
0mlを5,000ml容三角フラスコに分注、滅菌(
121℃、15分間)した後、別に滅菌した6%硝酸ア
ンモニウムの40mlと乾熱滅菌した炭酸カルシウム6
0g を添加後、前培養物の2(v/v) %を添加し
て25℃にて3日間振盪培養を行った。
、MgSO4 ・7H2 O0.05%、酵母エキス0
.02%)50mlを500ml容三角フラスコに分注
し、滅菌(121℃、15分間)した後、別に滅菌した
6%硝酸アンモニウム溶液1mlを添加した。培養は、
該調製培地に炭酸カルシウム1g を添加後、第1表に
示した微生物を植菌し、25℃にて3日間振盪培養を行
い、これを前培養物とした。本培養は上記培地2,00
0mlを5,000ml容三角フラスコに分注、滅菌(
121℃、15分間)した後、別に滅菌した6%硝酸ア
ンモニウムの40mlと乾熱滅菌した炭酸カルシウム6
0g を添加後、前培養物の2(v/v) %を添加し
て25℃にて3日間振盪培養を行った。
【0029】培養終了後、培養物を200mlずつ遠心
分離(8,000rpm 、15分間、室温)し、菌体
を集めた。得られた菌体を、反応液(グルコース10%
、100mMリン酸緩衝液、pH7.0)の40mlに
て1度洗浄した。
分離(8,000rpm 、15分間、室温)し、菌体
を集めた。得られた菌体を、反応液(グルコース10%
、100mMリン酸緩衝液、pH7.0)の40mlに
て1度洗浄した。
【0030】実施例1
上記反応液の100mlに参考例で得られた菌体を懸濁
し、炭酸カルシウム3gとともに300ml容三角フラ
スコに分注して、25℃にて3日間反応させた。反応終
了後、該反応物から遠心分離(8,000rpm 、1
5分間、室温)により除菌した上清液80mlに、メタ
ノール160mlを徐々に添加すると生成物が析出沈殿
した。該沈殿物を遠心分離(8,000rpm 、10
分間、4℃)にて分離後、減圧下デシケーター中で乾燥
させた後、秤量した。結果は表1に示した。
し、炭酸カルシウム3gとともに300ml容三角フラ
スコに分注して、25℃にて3日間反応させた。反応終
了後、該反応物から遠心分離(8,000rpm 、1
5分間、室温)により除菌した上清液80mlに、メタ
ノール160mlを徐々に添加すると生成物が析出沈殿
した。該沈殿物を遠心分離(8,000rpm 、10
分間、4℃)にて分離後、減圧下デシケーター中で乾燥
させた後、秤量した。結果は表1に示した。
【0031】
表1 ────────
───────────────────────
菌株名
PMLA粗生成量*
(mg) ──────────────
─────────────────
Aureobasidium pul
lulans IFO
4464
160 IFO
7757
4500 IFO
4875
1000 ──────────────
─────────────────
Aureobasidium man
sonii IFO
6421
320 IFO
9233
4000 ATCC
14249 1
00 ─────────────────
──────────────
Aureobasidium microstict
um IFO
32066 1200
IFO
32068 600
IFO 3
2069 1500
──────────────────────
───────── Aure
obasidium sp.A−91
7200 ───────────
────────────────────* 生成
物はカルシウム塩として秤量
表1 ────────
───────────────────────
菌株名
PMLA粗生成量*
(mg) ──────────────
─────────────────
Aureobasidium pul
lulans IFO
4464
160 IFO
7757
4500 IFO
4875
1000 ──────────────
─────────────────
Aureobasidium man
sonii IFO
6421
320 IFO
9233
4000 ATCC
14249 1
00 ─────────────────
──────────────
Aureobasidium microstict
um IFO
32066 1200
IFO
32068 600
IFO 3
2069 1500
──────────────────────
───────── Aure
obasidium sp.A−91
7200 ───────────
────────────────────* 生成
物はカルシウム塩として秤量
【0032】実施例2
オウレオバセディウム・プルランス(Aureobas
idium pullulans) IFO 775
7及びオウレオバセディウム sp.A−91株につ
いて、発酵法及び本発明の酵素法によりプルランの副成
量を比較した。発酵法は、参考例の方法により8日間本
培養を行った。酵素法は実施例1の方法で行った。プル
ラン副成量は、反応液中の全糖質濃度をアンスロン−硫
酸法により分析後、同一反応液中の原料グルコース濃度
を差し引くことにより求めた。グルコース濃度は、グル
コースアナライザー(東亜電波工業、GLV−1)を用
い分析した。結果は表2に示した。
idium pullulans) IFO 775
7及びオウレオバセディウム sp.A−91株につ
いて、発酵法及び本発明の酵素法によりプルランの副成
量を比較した。発酵法は、参考例の方法により8日間本
培養を行った。酵素法は実施例1の方法で行った。プル
ラン副成量は、反応液中の全糖質濃度をアンスロン−硫
酸法により分析後、同一反応液中の原料グルコース濃度
を差し引くことにより求めた。グルコース濃度は、グル
コースアナライザー(東亜電波工業、GLV−1)を用
い分析した。結果は表2に示した。
【0033】
表2 ────────────
──────────────────────
プ
ルラン副成量*
発酵法 酵素法 ───
─────────────────────────
────── オウレオバセディウム・プルランス
IFO7757 100 40 オウ
レオバセディウム sp.A−91
100 35 ──────
─────────────────────────
───* 発酵法におけるプルラン副成量を100とし
て示した。
表2 ────────────
──────────────────────
プ
ルラン副成量*
発酵法 酵素法 ───
─────────────────────────
────── オウレオバセディウム・プルランス
IFO7757 100 40 オウ
レオバセディウム sp.A−91
100 35 ──────
─────────────────────────
───* 発酵法におけるプルラン副成量を100とし
て示した。
【0034】実施例3
実施例1で回収した生成物について、分子量の測定をG
PC法(カラム:TSK gel G3000 PW
XL 、移動相:0.05M リン酸緩衝液(pH7.
0)、25℃、検出器:UV(210nm)及び RI
)により分析した結果、反応に用いた菌株の生育相及
び反応条件により分子量は異なり、2,000〜50,
000であった。
PC法(カラム:TSK gel G3000 PW
XL 、移動相:0.05M リン酸緩衝液(pH7.
0)、25℃、検出器:UV(210nm)及び RI
)により分析した結果、反応に用いた菌株の生育相及
び反応条件により分子量は異なり、2,000〜50,
000であった。
【0035】生成物の50mgを1N H2 SO4
溶液10mlに溶解後、該液を100℃沸騰水中で3
時間加水分解処理を行った。該処理液をペーパークロマ
トグラフィー(酢酸エチル:酢酸:水=50:12:1
0)により分析した結果、リンゴ酸のRf 値に相当す
る単一スポットが認められた。更に高速液体クロマトグ
ラフィー(島津製LC−5A型)により有機酸の分析を
行った結果、リンゴ酸のリテンションタイムを示す単一
ピークが得られた。また、培養物から回収した生成物に
ついて酸加水分解物の高速液体クロマトグラフィー[カ
ラム:HPX−87H(BIO−RAD),カラム温度
:60℃、溶媒:0.01M H2 SO4 、流速:
0.7ml/分、検出器:UV(210nm)]分析の
結果、標準物質のL−リンゴ酸と同一のリテンションタ
イムを示した。
溶液10mlに溶解後、該液を100℃沸騰水中で3
時間加水分解処理を行った。該処理液をペーパークロマ
トグラフィー(酢酸エチル:酢酸:水=50:12:1
0)により分析した結果、リンゴ酸のRf 値に相当す
る単一スポットが認められた。更に高速液体クロマトグ
ラフィー(島津製LC−5A型)により有機酸の分析を
行った結果、リンゴ酸のリテンションタイムを示す単一
ピークが得られた。また、培養物から回収した生成物に
ついて酸加水分解物の高速液体クロマトグラフィー[カ
ラム:HPX−87H(BIO−RAD),カラム温度
:60℃、溶媒:0.01M H2 SO4 、流速:
0.7ml/分、検出器:UV(210nm)]分析の
結果、標準物質のL−リンゴ酸と同一のリテンションタ
イムを示した。
【0036】得られた加水分解物をL−リンゴ酸測定キ
ット(ベーリンガー・マンハイム製)により分析した結
果L体であることが判明した。
ット(ベーリンガー・マンハイム製)により分析した結
果L体であることが判明した。
【0037】以上の結果から、本生成物はL−リンゴ酸
が重合したものであることが判明した。
が重合したものであることが判明した。
Claims (2)
- 【請求項1】 オウレオバセディウム属に属するL−
リンゴ酸重合物産生菌体又はその固定化物を、糖質原料
を含有する水溶液に作用させ、酵素法によりL−リンゴ
酸重合物を製造する方法。 - 【請求項2】 オウレオバセディウム属に属するL−
リンゴ酸重合物産生菌が、オウレオバセディウム s
p.A−91株である請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178889A JP2971196B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-06-25 | 酵素法によるl−リンゴ酸重合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-45659 | 1991-02-20 | ||
| JP4565991 | 1991-02-20 | ||
| JP3178889A JP2971196B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-06-25 | 酵素法によるl−リンゴ酸重合物の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04341189A true JPH04341189A (ja) | 1992-11-27 |
| JP2971196B2 JP2971196B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=26385691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3178889A Expired - Lifetime JP2971196B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-06-25 | 酵素法によるl−リンゴ酸重合物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2971196B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101979499B (zh) | 2009-10-29 | 2012-11-14 | 天津北洋百川生物技术有限公司 | 一种大量产生β-聚苹果酸的诱变菌株出芽短梗霉TKPM00006及其培养方法 |
| CN105586369A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-05-18 | 天津北洋百川生物技术有限公司 | 添加氧载体制备聚苹果酸的方法 |
| PL448545A1 (pl) * | 2024-05-14 | 2024-09-23 | Politechnika Warszawska | Sposób wytwarzania poli(kwasu jabłkowego) z zastosowaniem bezpośredniej reakcji polikondensacji |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3178889A patent/JP2971196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101979499B (zh) | 2009-10-29 | 2012-11-14 | 天津北洋百川生物技术有限公司 | 一种大量产生β-聚苹果酸的诱变菌株出芽短梗霉TKPM00006及其培养方法 |
| CN105586369A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-05-18 | 天津北洋百川生物技术有限公司 | 添加氧载体制备聚苹果酸的方法 |
| PL448545A1 (pl) * | 2024-05-14 | 2024-09-23 | Politechnika Warszawska | Sposób wytwarzania poli(kwasu jabłkowego) z zastosowaniem bezpośredniej reakcji polikondensacji |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2971196B2 (ja) | 1999-11-02 |
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