JPH0434527B2 - - Google Patents

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JPH0434527B2
JPH0434527B2 JP58249034A JP24903483A JPH0434527B2 JP H0434527 B2 JPH0434527 B2 JP H0434527B2 JP 58249034 A JP58249034 A JP 58249034A JP 24903483 A JP24903483 A JP 24903483A JP H0434527 B2 JPH0434527 B2 JP H0434527B2
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JP
Japan
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hemicellulose
cholesterol
soybean hulls
parts
extracted
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JP58249034A
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JPS60146828A (ja
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Hiroshi Okamatsu
Yasuko Yoshizawa
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Showa Sangyo Co Ltd
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Showa Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はコレステルロール上昇抑制剤並びにこ
のコレステロール上昇抑制剤を含有した健康食品
に関するものである。 〔従来技術〕 近年、植物が難消化性成分とコレステロール代
謝の関係が注目され、穀類の難消化性成分として
小麦フスマ、トウモロコシ外皮について、この成
分のコレステロール代謝との関係が試験研究され
たが、それらの成分は血清コレステロール上昇抑
制の作用を示さないことが報告されている。 更に穀類の難消化性成分とコレステロール上昇
抑制に関する研究が行われ、米ヌカ、小麦フスマ
を澱粉分解酵素処理、アルカリ抽出、除蛋白処理
して得られるヘミセルロースが血清コレステロー
ル上昇抑制作用を有するとの報告がある。(例え
ば特開昭55−141415号公報、特開昭58−41824号
公報。) さらに、トウモロコシの外皮を酵素処理、化学
的処理の何れかの処理によつて、澱粉、蛋白質、
脂質、無機質などを除去したヘミセルロースが血
清コレステロール上昇抑制作用をすることも報告
されている。(例えば「栄養と食糧」第36号第6
号431〜439頁(1982年)、特開昭57−21323号公
報、特開昭57−21324号公報。) 〔発明の目的〕 本発明者らは、穀類の難消化性成分として従来
そのコレステロール代謝との関係を全く研究され
ていなかつた大豆の外皮を選定し、特に大豆の皮
に含まれているヘミセルロースが他の一般の植物
難消化性成分(麦フスマ、トウモロコシフスマを
含む)のヘミセルロースと異なりアラビノガラク
タンが主要成分であることに着目し、大豆皮より
のヘミセルロースのコレステロース上昇抑制作用
について研究したところ、血清コレステロールの
上昇を顕著に抑制する作用を見出した。本発明
は、大豆皮から抽出したヘミセルロースを主成分
とするすぐれたコレステロール上昇抑制剤並びに
このコレステロール上昇抑制を飲食品に添加しコ
レストロールの上昇を抑制する健康食品を提供す
ることを目的とするものである。 〔発明の構成〕 本発明は大豆皮より抽出したヘミセルロースを
主成分とするコレステロール特に血清コレステロ
ールの上昇を顕著に抑制したコレステロール上昇
抑制剤並びに、このコレステロール上昇抑制剤を
含有せしめた健康食品である。 本発明の大豆皮よりヘミセルロースを抽出する
場合は一般の植物からヘミセルロースを抽出する
方法に準じて実施できるが、大豆皮の特性として
澱粉は1%以下の含有率であることから、澱粉分
解酵素処理などの澱粉除去操作は不要である。 好適な実施方法として一例を示せば、大豆皮を
粉砕し、これを温水、好適には90〜95℃の温水中
に数十分浸漬し、温水抽出する。得られた抽出液
を濾過し、濾液を化学的(例えばトリクロロ酢酸
を用いる)又は酵素的(例えばプロナーゼ処理)
し、蛋白質を除去し、後アルコール、例えばエタ
ノールを加え沈澱させ、沈澱物を採取し乾燥して
大豆皮中のヘミセルロースを得る。また別法とし
て温水の代わりに、アルカリ水溶液を用いてもよ
い。なお、生成液よりヘミセルロース以外の低分
子物質を除去するために透析などの手段を施す。
生成物は適宜乾燥して製品とし、本発明のコレス
テロール上昇抑制剤の成分とする。 次に本発明の主成分であるヘミセルロースの抽
出例をあげる。 製造例 1 大豆皮100gを粉砕し、これに水10を加え、
90〜95℃に2〜3時間放置し、後濾過する。濾液
にトリクロロ酢酸60gを加えて蛋白質を沈澱除去
し、9のヘミセルロース含有液を得る。この液
に4倍量のエタノールを加え一夜放置し、析出し
たヘミセルロースを遠心分離(3000r.p.m.、20
分)により採取する。これを水10に懸濁して2
日間透析を行い、後真空凍結乾燥し粉砕してヘミ
セルロースを主成分とする抽出物5gを得た。 製造例 2 大豆皮100gを粉砕し、これに0.5N水酸化ナト
リウム溶液10を加え、60℃で2〜3時間放置
し、後濾過する。濾液を製造例1と同様に処理し
てヘミセルロースを主成分とする抽出物6gを得
た。 以上の処理により得られた大豆皮からの抽出物
の成分組成、物性、平衡水分は次の通りである。
【表】 繊維の測定はSouthgate法により行つた。 水分を除く各成分は無水物当りの百分率で示し
た。 なお、ヘミセルロースは水溶性DF(難消化性繊
維)と希酸可溶DFとして測定した。
【表】
〔発明の効果〕
次に本発明の主成分である大豆皮から抽出され
たヘミセルロースのコレステロール上昇抑制作用
を示す試験例をあげる。 1 試験法 生後5週例のSD系雄シロネズミを多数匹市販
の固型飼料(例えばオリエンタル酵母(株)製ラツ
ト、マウス、ハムスター飼育用MF)で5日間飼
育し、動物の平均体重が一定となるように、これ
らを1群5匹ずつのA、B、C、D、4群に分
け、A群をカゼイン22.0%、ラード10.0%、塩類
混合3.5%、ビタミン混合1.0%、塩化コリン0.15
%、シユークロース63.35%の粉末飼料(無コレ
ステロール食と称す)で4日間飼育した。B群を
カゼイン22.0%、ラード10.0%、塩類混合3.5%、
ビタミン混合1.0%、塩化コリン0.15%、コレス
テロール0.5%、コール酸ナトリウム0.25%、シ
ユークロース62.60%の粉末飼料(コレステロー
ル食と称す)で4日間飼育した。C群をカゼイン
22.0%、ラード10.0%、塩類混合3.5%、ビタミン
混合1.0%、塩化コリン0.15%、コレステロール
0.5%、コール酸ナトリウム0.25%、製造例1で
得られた抽出物4.0%、シユークロース58.60%の
粉末飼料(試験食(1)と称す)で4日間飼育した。
D群をカゼイン22.0%、ラード10.0%、塩類混合
3.5%、ビタミン混合1.0%、塩化コリン0.15%、
コレステロール0.5%、コール酸ナトリウム0.25
%、製造例2で得られた抽出物4.0%、シユーク
ロース58.60%の粉末飼料(試験法(2)と称す)で
4日間飼育した。 また、対象として小麦ふすま粉砕物を蒸留水に
懸濁し、ターマミル(ノボインダストリージヤパ
ン社製 α−アミラーゼ)を添加し、沸騰湯浴中
で2時間インキユベートした。反応液を冷却後、
酢酸緩衝液(PH4.8)、AMG(ノボインダストリー
ジヤパン社製 グルコアミラーゼ)を添加して、
45℃で撹拌しながら4時間インキユベートした
後、濾過により残渣を回収した。この残渣に
0.5N NaOHを加え、撹拌しながら45℃で16時間
抽出し、遠心分離により抽出液を回収し、酢酸で
中和し、さらにトリクロロ酢酸を加えて蛋白質を
除き、得られた抽出液に4倍量のエタノールを加
えて1晩放置し、析出した沈澱物を回収して、エ
タノールで洗浄し乾燥して小麦ふすま100gより
ヘミセルロース1.63gを得た。この小麦ふすまヘ
ミセルロース4.0%、カゼイン22.0%、ラード10.0
%、塩類混合3.5%、ビタミン混合1.0%、コレス
テロール0.5%、コール酸ナトリウム0.25%、シ
ユークロース58.6%の粉末飼料で4日飼育した群
を小麦ふすまヘミセルロース投与群とする。コー
ンスターチ製造工程で得られるコーンフアイバー
を用いて、小麦ふすまのヘミセルロース抽出と同
様にアミラーゼ処理、アルカリ抽出、除蛋白、エ
タノール沈澱、乾燥を行い生フアイバー100gよ
りヘミセルロース6.18gが得られる。このコーン
ヘミセルロース4.0%、カゼイン22.0%、ラード
10.0%、塩類混合3.5%、ビタミン混合1.0%、コ
レステロール0.5%、コール酸ナトリウム0.25%、
シユークロース58.6%の粉末飼料で4日飼育した
群をコーンヘミセルロース投与群とする。日食セ
ルフアー(日本食品化工株式会社製食物せんい)
4.0%、カゼイン22.0%、ラード10.0%、コレステ
ロール0.5%、コール酸ナトリウム0.25%、シユ
ークロース58.6%の粉末飼料で4日間飼育した群
を日食セルフアー投与群とした。 なお上記食での飼育中飼料及び水は自由摂取さ
せた。 飼育終了後、断頭屠殺し、血液を採取し、続い
て腹部を切開し肝臓を摘出した。 血清コレステロールはそのまま、肝臓コレステ
ロールはけん化後、不けい化物区分をとり、
HDL−コレステロール値はリンタングステン酸
−塩化マグネシウム法によりHDLを分離し、そ
れぞれデタミナーTC(協和発酵(株)製)を用いてコ
レステロール値を測定した。
【表】 以上の結果より明らかな如く、本発明の主成分
を配合した飼料で飼育したラツト群は血清コレス
テロール、肝臓コレステロールにおいて、対照で
あるコレステロール食で飼育したラツト群に対し
コレステロールが低下する。 本発明の大豆皮より抽出したヘミセルロースを
主成分とするコレステロール上昇抑制剤は常用の
医薬用担体と配合して製剤とすることができる。 本発明のコレステロール上昇抑制剤の投与形態
は、経口、注射などの形態である。 経口用固形製剤を調製する場合は有効成分に賦
形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味剤等を加え
た後、常法により錠剤、顆粒剤、カプセル剤等を
作ることができる。 また、注射剤を調製する場合は、本発明の多糖
類又は薬学的に許容される塩の分子量20〜50万の
ものにPH調整剤、緩衝剤、安定剤等張剤等を添加
して常法により皮下、静脈内注射剤を作ることが
できる。 本発明のコレステロール上昇抑制剤の投与量は
症状により異なるが、成人では450〜900mgを1日
に3〜4回に分けて投与する。 次に本発明のコレステロール上昇抑制剤の製剤
例を示す。 例 本発明の多糖類10部、乳糖20部、コーンスター
チ20部、ステアリン酸マグネシウム2部を混合し
錠剤機により1錠500mgの錠剤とする。 本発明の健康食品は、前記のようにして大豆皮
より抽出したヘミセルロースを一般の飲食品の材
料と混合し健康食品例えば、食パン、あん、うど
ん、ジユースなどの形態とする。 次に本発明の健康食品の製造例を示す。 例 1 小麦粉100部、圧搾酵母3部、砂糖5部、食塩
2部、イーストフード0.1部及び大豆皮の抽出ヘ
ミセルロース1.5部を水58部とよく混捏してパン
を焙焼する。 例 2 上生赤あん300部、グラニユー糖210部、大豆皮
の抽出ヘミセルロース3%懸濁液100部及び水100
部を加熱撹拌しながらBX濃度60迄煉り上げて煉
りあんを作つた。 例 3 小麦粉100部、食塩2部、大豆皮の抽出ヘミセ
ルロース0.4部及び水30部を製麺機によりうどん
を作つた。 例 4 100%リンゴ果汁30部、蒸留水20部、砂糖10部、
クエン酸0.5部、大豆皮の抽出ヘミセルロース2
%懸濁液40部を混合し、30%果汁を作つた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の主成分である大豆皮より抽出し
たヘミセルロースの平衡水分を示す図である。第
1図は製造例1による抽出したヘミセルロースの
平衡水分、第2図は製造例2により抽出したヘミ
セルロースの平衡水分を示す。図中実線は相対湿
度84%、30℃雰囲気下を示し、点線は相対湿度75
%、30℃雰囲気下を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大豆皮より抽出したヘミセルロースを主成分
    とすることを特徴とするコレステロール上昇抑制
    剤。 2 ヘミセルロースが大豆皮より温水又はアルカ
    リ水溶液抽出、除蛋白処理、アルコール処理によ
    り精製された特許請求の範囲第1項記載のコレス
    テロール上昇抑制剤。 3 大豆皮より抽出したヘミセルロースを主成分
    とするコレステロール上昇抑制剤を飲食品に含有
    せしめることを特徴とする健康食品。
JP58249034A 1983-12-30 1983-12-30 コレステロ−ル上昇抑制剤並びに同剤を含んだ健康食品 Granted JPS60146828A (ja)

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