JPH04345685A - 含水土壌の改良剤 - Google Patents
含水土壌の改良剤Info
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- JPH04345685A JPH04345685A JP11766491A JP11766491A JPH04345685A JP H04345685 A JPH04345685 A JP H04345685A JP 11766491 A JP11766491 A JP 11766491A JP 11766491 A JP11766491 A JP 11766491A JP H04345685 A JPH04345685 A JP H04345685A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
する。詳しくは建設および土木工事等に伴って発生する
建設残土など(以下、「残土」という)を土質改良し、
資源として再利用を図るのに適した含水土壌の改良剤に
関するものである。
再利用できず埋立て処分したり他の場所へ搬出したりし
ているが、かなりの不法投棄があり、環境破壊の問題と
してクローズアップされてきている。これは残土の発生
量が、活発な再開発事業などで急増傾向にある半面、海
面埋立て工事が減少傾向であるため、残土受入場所の確
保が難しくなってきていることに起因している。
法律上、砂を用いることと定められている。従って、埋
め戻しには一般に、他の場所より山砂を持ってこなけれ
ばならず、こちらでも環境破壊の問題が起こりつつある
。この様な情勢の中で発生した残土の再利用に関して、
生石灰を用いた残土処理のテストプラントを稼働させて
いる例がある。
方法は、良質な残土のみを対象とし、敷地が広大なため
天日乾燥し含水比の低い残土を対象に改良しているもの
であり、一般に改良プラントを考える場合は敷地が広く
取れないので、現場で発生した含水比の高い残土を天日
乾燥せずにそのまま改良しなければならず、このような
含水比の高い土は粘着性が大であり、混合機などに付着
して操業が難しく処理できないなどの問題があった。
の課題を解決し、残土の再利用に関し優れた改良剤を得
るべく鋭意検討した結果、(メタ)アクリル酸またはそ
の塩を含有する(メタ)アクリルアミド系重合体などの
カルボキシル基を有する水溶性重合体と石灰を併用使用
することにより、残土等の含水土壌を埋め戻しに再利用
できることを見出し、本発明に到達した。
有する水溶性重合体と石灰からなる含水土壌の改良剤に
存する。以下、本発明を詳細に説明する。本発明の改良
とは、軟弱または粘着性の高い含水土壌を埋め戻し等に
再利用するため、強度の向上を計りつつ、砂のように流
動性を付与し、また、水中で膨潤しない程度に固化処理
することである。従って、本発明における改良とは、含
水土壌を単に塊状固化し、流動性が失なわれた状態にす
るものではない。
、少なくとも100mlの水に1g以上溶解する重合体
である。該重合体は、親水性基としてカルボキシル基を
有するものであり、重合体を構成する全単量体のうち、
カルボキシル基を有する単量体が、通常1〜80モル%
、好ましくは5〜60モル%含まれる。また、カルボキ
シル基は、遊離酸または塩の形のどちらで存在していて
もよい。
リウムなどのアルカリ金属の塩、カルシウム、マグネシ
ウムなどのアルカリ土類金属の塩、アンモニウム塩、炭
素数1〜18のアルキルアミン、アルカノールアミンな
どのアミン塩、およびこれら2種以上の混合物があるが
、好ましくはアルカリ金属の塩である。かかる水溶性重
合体としては、(メタ)アクリル酸またはその塩を含有
する(メタ)アクリルアミド系重合体、マレイン酸また
はその塩と酢酸ビニルとの共重合体、イタコン酸または
その塩と(メタ)アクリルアミドとの共重合体などがあ
るが、好ましくは(メタ)アクリル酸またはその塩を含
有する(メタ)アクリルアミド系重合体である。(メタ
)アクリル酸またはその塩を含有するアクリルアミド系
重合体としては、(メタ)アクリル酸またはその塩と(
メタ)アクリルアミドを共重合したもののほか、(メタ
)アクリルアミドを部分加水分解したものでもよい。 また、以上示したような単量体を組み合わせて共重合し
たものでもよい。
スルホン酸基を含む単量体、例えばビニルスルホン酸、
アリルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸及びこれらの塩などを含めて共重合し
たものでもよい。また、水溶性を阻害しない程度の量で
あれば、オレフィン、アクリル酸エステル、ビニルエス
テルのような疎水性単量体を含んでいてもよい。
は、通常100万以上、好ましくは500万以上である
。製法は特に限定されないが、一般にラジカル重合法で
あり、そのうちで、特に、水または低級アルコールなど
を溶媒とした溶液重合が採用される。単量体の濃度は通
常10重量%以上、好ましくは15〜60重量%である
。重合開始剤は、水溶媒で重合する場合、過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウムなどの過酸化物、およびそれら
を用いたレドックス系開始剤、N,N′−アゾビス−(
2−アミジノプロパン)・2塩酸塩、4,4′−アゾビ
ス−(4−シアノ吉草酸)−2−ナトリウムなどの水溶
性ラジカル重合開始剤が好ましい。ラジカル重合開始剤
の使用量は、共重合可能なモノマーの混合物の重量に対
して、通常0.005〜5重量%、好ましくは0.05
〜0.5重量%である。
重合を例示するならば攪拌下重合する方法、容器中で静
置し断熱状態で重合する方法、シート状で除熱しつつ重
合する方法、油中水型エマルジョンまたは分散状態で重
合する方法が例示される。静置して重合する方法として
は、所定の単量体水溶液に窒素ガスを通じて酸素を除い
たのち、所定温度となしラジカル重合開始剤を添加し均
一に混合後、窒素ガス気流下、所定温度に保持する方法
が例示される。重合温度は、通常10〜150℃の範囲
で目的の重合物の分子量に応じて選択されるが、好まし
くは40〜80℃である。
で乾燥、または脱水剤で処理した後、乾燥し粉砕して試
料に供される。本発明に使用される石灰は、生石灰また
は消石灰であり、いずれの場合にも粉末で添加するのが
好ましい。水溶性重合体と石灰の混合重量比は通常1:
1〜1:500、好ましくは1:2〜1:250である
。
20%以上の土壌である。特に本発明の改良剤の使用が
期待できるのは、含水比40〜200、更には含水比6
0〜150程度の含水量の高い土壌であり、具体的には
、国内の上下水道工事、道路工事、宅地造成工事など一
般の土木・建設工事に伴なって発生する残土(建設残土
)である。なお、含水比とは、100℃の炉乾燥によっ
て失われる土中水の質量の、土の炉乾燥質量に対する比
を百分率で表わした値であり、JIS A1203(
含水比試験方法)によって測定される値である。
、通常はこれらの混合物であるが、発生現場によっては
コンクリート片などが混入している場合もある。含水比
は土質により異なるため、発生する現場によるところが
大きい。含水比の高いものには例えば関東ローム層があ
り、通常100〜120前後の含水比を示し、粘着性が
大きいが、本発明の改良剤を使用することにより固化、
および造粒されるため流動性が付与され、粘着性および
水中での膨潤性が無く、地盤支持力が向上し埋め戻し再
利用可能とすることができる。
含水比により異なるため特に限定されないが、水溶性重
合体は含水土壌に対して、通常0.001〜1重量%、
好ましくは0.01〜0.5重量%であり、石灰量は、
通常0.2〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量
%である。本発明の改良剤の添加方法は特に限定されな
いが、好ましくは水溶性重合体を添加後に石灰を添加す
る方法であるが、同時に添加混合またはプレミックスし
て使用しても何等差しつかえない。また、土壌との混合
は通常の方法、例えばベルトコンベヤ上の含水土壌に改
良剤を散布し、バックホウにより混合する方法などが用
いられる。石灰は、通常粉末のまま添加されるが、水溶
性重合体は粉末状の他、水溶液として添加してもよい。
固化剤、高吸水性樹脂などを任意の割合で加えることが
でき、また、これらを別個に土壌混合時に加えてもよい
。
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。 水溶性重合体の製造例 攪拌機、窒素導入管、冷却管を備えた100mlのセパ
ラブルフラスコに9.60gの20重量%アクリル酸ナ
トリウム(以下「ACA−Na」と略す)水溶液と13
.08gのアクリルアミド(以下「AAM」と略す)お
よび、32.82gの脱塩水を入れ、均一に溶解した。 攪拌しながら容器内に窒素を導入しつつ系内の脱気を行
った。
になったら、4.50gの0.2重量%N,N′−アゾ
ビス−(2−アミジノプロパン)・2塩酸塩水溶液を入
れ、全量を60gとした。尚、攪拌は重合開始時点で停
止した。窒素を導入しながら、50℃の恒温水槽中で4
時間重合させたところ、重合体の濃度が25重量%のA
CA−Na/AAM=10/90モル比の重合体Aを得
た。
以外は同様にして重合体B〜Hを得た。得られた25重
量%の重合体は夫々、重合率測定用に約10g残し、ア
セトン又はメタノール中で湿式粉砕及び脱水し、室温で
減圧乾燥後、更にコーヒーミル型粉砕機により粉砕して
微粉とした。
100%であった。また、還元粘度ηsp/cにつき、
乾燥した重合体を1規定の食塩水で0.1g/dlの濃
度に溶解し、25℃でオストワルド粘度計を用いて測定
した。以下に、重合体A〜Hのモノマー組成(モル比)
、還元粘度を示す。 (組 成)
(還元粘度) 重合体A:ACA−Na/A
AM =10/90 28.1
〃 B: 〃
=20/80 31.
2 〃 C: 〃
=30/70 2
6.9 〃 D: 〃
=60/40
19.6 〃 E:MCA−Na/AA
M =20/80 26.9
〃 F: A A M
=100 29.6
〃 G:AMPS−Na/AAM=10
/90 28.9 〃
H: 〃 =
20/80 27.8重合体A〜D
は、ACA−Na/AAM系であり、Eはメタアクリル
酸ナトリウム(以下「MCA−Na」と略す)/AAM
系、FはAAMホモポリマー、G,Hは2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム(以下
「AMPS−Na」と略す)/AAM系である。 実施例1〜5および比較例1〜5 含水比115の関東ローム層(採取場所:東京都町田市
南大谷)を原料土として用い、改良試験を行なった。
し、改良処理を行なった。改良処理は、ポリ袋中に各種
の水溶性重合体粉末を7gずつ振り掛けながら混合した
後、更に210gの生石灰の粉末を加えてかき混ぜた。 更に水分が飛ばないよう直ちに密封した。6日間密閉養
生後、JIS A1210(突固めによる土の締固め
試験方法)に従い、内径15cmのモールドに改良土を
3層に分けて、夫々4.5kgのランマで92回突き固
めて、突固め試験を行った。
方法)に従い、浸水膨張試験の準備を行ない、4日間水
槽に浸漬して膨張量を追跡した。更に、水槽より取り出
して水を取除き、15分後に所定の測定を行なった後、
CBR(CaliforniaBearing Ra
tio)試験器により荷重−貫入量曲線を求めた。貫入
量2.5mmに於ける荷重(以下、貫入強度と略す)を
読取り、次の式によりCBRを計算する。式中の標準荷
重は、JISで定められている2.5mm貫入時の標準
荷重1,370kgを用いた。
値は大きいほど強度が高いことを示す。また、改良土の
状態を目視観察した。試験の結果をまとめて表1に示し
た。また、同時に測定した水浸4日後の膨張量より求め
た膨張比はいずれも1%以下で良好であった。
ので、参考として手で突き固めた。
を使用し、石灰量を変える以外は実施例1と同様に処理
して、試験を行なった。
ずれも石灰単独処理を行なったものである。浸水膨張試
験の結果は、いずれも1%以下の膨潤比であった。なお
、表2に、比較のため、実施例2も併記した。
ていた高含水比の残土が、本発明の含水土壌の改良剤を
用いることにより、そのまま天日乾燥せずにプラントで
改良可能となり、資源としてそのまま埋め戻し等に再利
用することができる。かくして残土の不法投棄や、埋め
戻し用砂などの採取による環境破壊を防止し、地域社会
に貢献するところが大である。
Claims (3)
- 【請求項1】 カルボキシル基を有する水溶性重合体
と石灰からなる含水土壌の改良剤。 - 【請求項2】 水溶性重合体が(メタ)アクリル酸ま
たはその塩を含有する(メタ)アクリルアミド系重合体
である請求項1の含水土壌の改良剤。 - 【請求項3】 水溶性重合体と石灰の重量比が1:1
〜1:500である請求項1の含水土壌の改良剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117664A JP2529785B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 含水土壌の改良剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117664A JP2529785B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 含水土壌の改良剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04345685A true JPH04345685A (ja) | 1992-12-01 |
| JP2529785B2 JP2529785B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14717233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3117664A Expired - Lifetime JP2529785B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 含水土壌の改良剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529785B2 (ja) |
Cited By (5)
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-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117664A patent/JP2529785B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| JP2529785B2 (ja) | 1996-09-04 |
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