JPH04345929A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

光学式記録再生装置

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JPH04345929A
JPH04345929A JP3118289A JP11828991A JPH04345929A JP H04345929 A JPH04345929 A JP H04345929A JP 3118289 A JP3118289 A JP 3118289A JP 11828991 A JP11828991 A JP 11828991A JP H04345929 A JPH04345929 A JP H04345929A
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JP
Japan
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servo
phase
optical recording
signal
servo loop
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JP3118289A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Edahiro
泰明 枝廣
Katsuya Watanabe
克也 渡邊
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ等の光源
を用い、光学的に情報の再生あるいは記録及び消去可能
な媒体に、コード情報、映像音声情報等の記録再生を行
う光学式記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下従来の光学式記録再生装置の例につ
いて図面を参照しつつ説明する。図8は従来の例に於け
る光学式記録再生装置のブロック図である。図1に示す
ように一般的な光学式記録再生装置においては、光ディ
スク1には情報記録再生トラック2が形成されている。 レーザダイオード17から出た光ビーム4はコリメータ
レンズ18で並行光に変換され、ハーフミラー19を通
り抜け対物レンズ5で微少な光スポット3に収束されて
光ディスク1に照射される。光ディスク1からの反射光
は対物レンズ5を通りハーフミラー19で一部反射して
ハーフミラー20で2つに分けられる。ハーフミラー2
0を出た反射光はカップリングレンズ21を通り抜け、
フォトディテクタ22と再生信号検出器7で電気的な情
報再生信号に変換される。
【0003】ハーフミラー20を通り抜けた光はハーフ
ミラー23で2つに分けられる。ハーフミラー23で反
射した光はカップリングレンズ24を通りナイフエッジ
25で一部遮られ、二分割フォトディテクタ26に入射
して差動増幅器8で電気的なフォーカス誤差信号が検出
される。フォーカスサーボ回路9でフォーカス誤差信号
に位相補償などの処理を施し前記フォーカスサーボ回路
9の出力に従いフォーカスアクチュエータ10で対物レ
ンズ5を光ディスク1の媒体面と略垂直な方向に動かす
ことにより光ビーム4の焦点を光ディスク1の記録媒体
面に合わせるフォーカスサーボを行う。
【0004】ハーフミラー23を通り抜けた光はカップ
リングレンズ27を通り抜け二分割フォトディテクタ2
8に入射して差動増幅器11で電気的なトラッキング誤
差信号に変換される。トラッキングサーボ回路12でト
ラッキング誤差信号に位相補償などの処理を施しトラッ
キングサーボ回路12の出力に基づいてトラッキングア
クチュエータ13で対物レンズ5を信号記録再生トラッ
ク2と略直角な方向に動かして光スポット3を情報記録
再生トラック2に追従させるトラッキングサーボを行う
。
【0005】トラッキングサーボ回路12の出力はトラ
バースサーボ回路14に入力されて位相補償などの処理
を施され出力され、トラバースサーボ回路14の出力に
したがってリニアモータ15を駆動し、移送台16に固
定した光学ヘッド6及びフォーカスアクチュエータ10
及びトラッキングアクチュエータ13を信号記録再生ト
ラック2と略直角な方向に移動させるトラバースサーボ
を行う。以上が一般的な光学式情報記録再生装置の構成
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のサーボ装置ではサーボを安定に行うために、作業者が
スペクトラムアナライザ等の周波数特性測定装置を使用
してフォーカス,トラッキング,トラバースのそれぞれ
のサーボループの周波数特性を測定して、それぞれのサ
ーボ信号処理回路のゲインを変化させる為に設けられた
ポテンショメータ等を調整してサーボゲインを所定の値
に設定していたため、サーボゲインの調整に手間がかか
る上に、温度変化などで光学ヘッドのサーボ誤差信号検
出感度やアクチュエータ及びリニアモータの特性が変化
すると、サーボループのゲインが変化してサーボ動作が
不安定になってしまうという問題点があった。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明はフォーカスサー
ボ、トラッキングサーボ及びトラバースサーボのループ
ゲイン及び位相特性を所定の値に自動的に調整する光学
式記録再生装置を提供するものである。
【0008】上記目的を達成するために、本発明の光学
式記録再生装置においては、光ビームの微小スポットの
制御目標位置とのズレを検出するサーボ誤差信号検出手
段と、前記光スポットを制御目標位置に移動して保持す
るサーボ手段と、サーボループに基準参照信号を加える
基準参照信号発生手段と、サーボループ内に加えた基準
参照信号の複素振幅を直交ヘテロダイン検波により検出
する手段と、前記信号の複素振幅検出手段の出力と予め
記憶して於いた基準参照信号の複素振幅からサーボルー
プの位相かつ/またはゲイン特性を算出する演算手段と
、サーボループの位相とゲイン特性を変化させる調整手
段と、前記演算手段の出力に応じて前記調整手段に指示
を与えサーボループの位相かつ/またはゲイン特性を予
め決められた値に変化させる制御手段と、正弦波信号あ
るいは余弦波信号の値を予め求めて記憶した数値テーブ
ルを備えた構成を有している。
【0009】
【作用】上記のように構成された光学式記録再生装置の
サーボ装置では、サーボ誤差信号検出手段で検出された
サーボ誤差信号を基にサーボ手段でサーボを行いながら
、基準参照信号発生手段でサーボループに単一周波数の
正弦波の基準参照信号を加え、信号の複素振幅検出手段
でサーボループ内に加えられた基準参照信号の複素振幅
を直交位相ヘテロダイン検波により検出して、前記複素
振幅検出手段の出力と予め記憶されたサーボループに加
えた基準参照信号の複素振幅からサーボループの位相及
びゲイン特性を算出し、前記演算出力に応じて前記制御
手段で位相・ゲイン調整手段に指示を与えてサーボルー
プの位相・ゲイン特性を所定の値に設定する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例の光学式記録再生装置に
ついて図面を参照しつつ説明する。図1は演算制御手段
にディジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと略す)
を用いた本発明の実施例の光学式記録再生装置のブロッ
ク図である。図1において、1は光ディスク、2は信号
記録再生トラック、3は光スポット、4は光ビーム、5
は対物レンズ、6は光学ヘッド、8は差動増幅器、11
は差動増幅器、10はフォーカスアクチュエータ、13
はトラッキングアクチュエータ、15はリニアモータ、
16は移送台であり以上の要素は従来の実施例で説明し
た要素と同様のものである。
【0011】30はDSP、31は正弦波数値テーブル
である。32はAD変換器、33はDA変換器、34は
DSP30の指示でAD変換器32への入力を切り替え
るスイッチ、35はDSP30の指示でDA変換器33
の出力を切り替えるスイッチ、36は差動増幅器8の出
力とスイッチ35の出力を加算する加算器、39は差動
増幅器11の出力とスイッチ35の出力を加算する加算
器、42はトラッキングサーボ回路41の出力とスイッ
チ35の出力を加算する加算器である。37,40,4
3は可変ゲイン増幅器でありDSP30の指示によりゲ
インを切り替える。38はフォーカスサーボ回路であり
DSP30の指示により位相特性を切り替える。41は
トラッキングサーボ回路でありDSP30の指示により
位相特性を切り替える。フォーカスサーボ回路38とト
ラッキングサーボ41は基本的に等しい回路構成を有す
る。
【0012】図2にフォーカスサーボ回路とトラッキン
グサーボ回路の具体例を示す。図2は回路の位相特性を
3種類に切り替える例のサーボ回路である。図2におい
て111、115、119は演算増幅器、112、11
3、116、117、120、121は抵抗器、114
、118、122はコンデンサ、スイッチ123はDS
P30の指示で電力増幅器109の入力を演算増幅器1
11と演算増幅器115と演算増幅器119の内一つに
切り替える。演算増幅器111と抵抗器112、113
とコンデンサ114で構成される位相補償回路と、演算
増幅器115と抵抗器116、117とコンデンサ11
8で構成される位相補償回路と、演算増幅器119と抵
抗器120、121とコンデンサ122で構成される位
相補償回路とは、サーボループのゲイン交点周波数での
ゲインは同一で位相のみが異なる特性を有するものであ
る。
【0013】44はトラバースサーボ回路でありDSP
30の指示により位相特性を切り替える。トラバースサ
ーボ回路44の具体例を図3に示す。図3は回路の位相
特性を3種類に切り替える例のトラバースサーボ回路で
ある。図3において130、135、139、143は
演算増幅器、131、132、136、137、140
、141、144、145は抵抗器、133、134、
138、142、146はコンデンサ、スイッチ147
はDSP30の指示で電力増幅器148の入力を演算増
幅器135と演算増幅器139と演算増幅器143の内
一つに切り替える。演算増幅器135と抵抗器136、
137とコンデンサ138で構成される位相補償回路と
、演算増幅器139と抵抗器140、141とコンデン
サ142で構成される位相補償回路と、演算増幅器14
3と抵抗器144、145とコンデンサ146で構成さ
れる位相補償回路とは、サーボループのゲイン交点周波
数でのゲインは同一で位相のみが異なる特性を有するも
のである。演算増幅器130と抵抗器131、132と
コンデンサ133、134で構成される回路は、トラッ
キングアクチュエータと略等しい周波数特性を有するも
のでトラッキングアクチュエータの中立位置からの変位
を推定するものである。
【0014】以上の要素で構成された本発明の実施例に
於ける光学式記録再生装置の動作について図5を用いて
説明する。図5はDSP30の動作を表すフローチャー
トである。まず最初にフォーカスサーボの特性調整の動
作について説明する。DSP30の指示でスイッチ34
を差動増幅器8の出力側に接続し、スイッチ35を加算
器36の側に接続する。フォーカスサーボとトラッキン
グサーボとトラバースサーボを動作させた状態で、DS
P30は正弦波数値テーブル31から正弦波波形の数値
データを読み出す。正弦波数値テーブル31の具体的な
例としては、ROMあるいはRAMなどがある。図7は
正弦波数値テーブル31を16個のデータで構成したと
きの例であり、具体的にはrnに対応する数値を予めR
OM、あるいはRAMに記憶したものである。DSP3
0はこれを一定時間間隔で順に読み出しDA変換器でア
ナログ信号として出力することにより正弦波信号を出力
することが出来る。
【0015】DSP30は正弦波数値テーブル31のr
0から順にデータを読みだし、所定の係数kfを乗算し
てDA変換器でアナログ信号に変換して基準参照信号と
して出力して、これを加算器36でフォーカス誤差信号
に加える。DSP30はAD変換器32でディジタルに
変換されたフォーカス誤差信号d0を読み込み、これに
正弦波数値テーブルから読み出したr0を掛けメモリA
ciに代入する。次にDSP30は読み込まれたフォー
カス誤差信号d0に正弦波数値テーブル31から読み出
したr4を掛けメモリAcrに代入する。Nを正弦波信
号1周期分のデータ数とすると、正弦波数値テーブル3
1をN/4ずれた位置から読み出すことにより、余弦波
信号を得ることが出来る。
【0016】次にDSP30は所定の時間Tsをおいて
、正弦波数値テーブル31の次のデータr1を読みだし
、DA変換器でアナログ信号に変換してフォーカスサー
ボ誤差信号に加える。DSP30はAD変換器32でデ
ィジタルに変換されたフォーカス誤差信号d1を読み込
み、これに正弦波数値テーブル31から読み出したr1
を掛け、前記のAcrに加算して以降積算してゆく。 次にDSP30は読み込まれたフォーカス誤差信号d1
に正弦波数値テーブル31から読み出したr5を掛け、
前記Aciに加算して以降積算していく。以上の動作を
正弦波数値テーブル31から読み出すアドレスをr2、
r3、・・・またr6、r7<・・・と1ずつ進めなが
ら、正弦波数値テーブルのr15まで読み出したらさら
にr0に戻って、正弦波の周期の正数倍のK回だけ計算
を行って、データを積算する。
【0017】正弦波信号をK周期分出力したときの積算
されたデータをN×K÷2で割ることにより、フォーカ
ス誤差信号中の基準参照信号の周波数成分の複素振幅を
求めることが出来る。以上の動作は直交位相ヘテロダイ
ン検波に他ならない。
【0018】ここで、基準参照信号の複素振幅は正弦波
数値テーブル31の値に所定の係数kfを掛けた値であ
るのでこれをUとし、検出されたフォーカス誤差信号中
の基準参照信号の周波数成分の複素振幅をXとすると、
加えた基準参照信号の周波数に於けるサーボループのゲ
インの複素数表示Gcは Gc =  X / ( U  +  X )を計算す
ることによって求める。ここで基準参照信号の実数部U
rは Ur = 0×kf 虚数部Uiは Ui = 1×kf である。検出された信号の実数部XrはXr = Ac
r÷(N×K÷2) 虚数部Xiは Xi = Aci÷(N×K÷2) である。ゲインGはGcの実数部Grと虚数部Giから
G  = (Gr2+Gi2)(1/2)を計算して求
める。検出されたGを予め設定した所定のゲインG0に
合わせるべく、DSP30でG0/Gを計算して、可変
ゲイン増幅器35にG0/Gのデータを与えて、サーボ
ループのゲインを所定の値に調整する。
【0019】加えた基準参照信号の周波数に於けるサー
ボループの位相PはDSP30で P = tanー1  (Gi/Gr)を計算して求め
る。検出された位相Pを予め設定した所定の位相に合わ
せるべく、DSP30でフォーカスサーボ回路に指示を
与えて、測定された位相進みが所定の値よりも小さいと
きには位相進みの大きい位相補償回路に、測定された位
相進みが所定の値よりも大きいときには位相進みの小さ
い位相補償回路に、測定された位相進みがほぼ所定の値
であるときには位相補償回路はそのままに、サーボルー
プの位相特性を切り替えることにより、サーボループの
位相特性を略所定の値に調整することが出来る。なおP
はtanー1を計算せずにGi/Grの値から直接サー
ボループの位相特性のズレを判断して、位相特性を切り
替えてもよい。
【0020】トラッキングサーボに関しても、DSP3
0の指示でスイッチ34を作動増幅器11に、スイッチ
35を加算器39に接続してフォーカスサーボの調整と
同様の動作でサーボループのゲイン及び位相特性を調整
する事が出来る。トラッキングサーボの調整を行うとき
には、正弦波数値テーブルはフォーカスサーボの調整用
のものと同一のものを用いても良いし、異なるものでも
良い。またテーブルから数値を読み出す時間間隔Tsを
変えることによってフォーカスサーボの調整の時と異な
った周波数の基準参照信号を出力することが出来る。ま
た正弦波数値テーブル31の値を間引いて出力すること
により、周波数を変えることが出来る。また正弦波数値
テーブル31の同一データを複数回出力することにより
、基準参照信号の周波数を変えることが出来る。また係
数kfと繰り返し回数Kの値はフォーカスサーボの調整
時の値と異なる値を用いても良い。
【0021】次に本発明の実施例に於けるトラバースサ
ーボの調整の例を図6を用いて説明する。図6はトラバ
ースサーボの調整時のDSP30の動作を表すフローチ
ャートである。まずDSP30の指示でスイッチ34を
トラッキングサーボ回路41の出力側に接続し、スイッ
チ35を加算器42の側に接続する。フォーカスサーボ
とトラッキングサーボとトラバースサーボを動作させた
状態で、DSP30は正弦波数値テーブル31のr0か
ら順にデータを読みだし、所定の係数ktを乗算してD
A変換器でアナログ信号に変換して基準参照信号として
出力して、これを加算器42でトラッキングサーボ回路
41の出力であるトラッキング駆動信号に加える。DS
P30はAD変換器32でディジタルに変換されたトラ
ッキング駆動信号d0を読み込み、これに正弦波数値テ
ーブル31から読み出したr0を掛けメモリAciに代
入する。次にDSP30は読み込まれたトラッキング駆
動信号d0に正弦波数値テーブル31から読み出したr
4を掛けメモリAcrに代入する。
【0022】次にDSP30は所定の時間Tsをおいて
、正弦波数値テーブル31のデータr0を再度読みだし
、DA変換器でアナログ信号に変換してトラッキング駆
動信号に加える。DSP30はAD変換器32でディジ
タルに変換されたトラッキング駆動信号d1を読み込み
、これに正弦波数値テーブル31から読み出したr0を
掛け、前記のAciに加算して以降積算してゆく。次に
DSP30は読み込まれたトラッキング駆動信号d1に
正弦波数値テーブル31から読み出したr4を掛け、前
記Acrに加算して以降積算していく。以上の動作をM
回繰り返した後、正弦波数値テーブル31から読み出す
値を1進めて、r1とr5として同様の計算を行う。
【0023】以降、以上説明した繰り返しを正弦波数値
テーブル32から読み出すアドレスをr2、r3、・・
・、またr6、r7、・・・と1ずつ進めながら、正弦
波数値テーブル31のr15まで読み出したらさらにr
0に戻って、正弦波の周期の正数倍のK回だけ計算を行
って、データを積算する。数値テーブルの1周期のデー
多数をN、同一のデータを出力する繰り返し回数をMと
すと、正弦波をK周期分出力したときの積算されたデー
タをN×K×M÷2で割ることにより、トラッキング駆
動信号中の基準参照信号の周波数成分の複素振幅を求め
ることが出来る。この時の基準参照信号の周波数はフォ
ーカスサーボ、トラッキングサーボの調整時の基準参照
周波数の1/Mである。この周波数がトラッキングアク
チュエータのゲインとトラバースサーボのゲインが等し
くなる周波数の近傍にする。検出された複素振幅からフ
ォーカスサーボ、トラッキングサーボの調整時と同様な
計算と調整を行うことでトラバースサーボの特性を調整
することが出来る。
【0024】なおゲイン・位相特性は温度変化による変
化が大きい。従ってゲイン・位相特性の調整を、所定の
時間間隔で行うことにより、時間によって変化する温度
に対する特性の変化を抑えることが出来る。装置の温度
変化は装置の動作開始時に大きいので、装置の動作開始
時には短い間隔で調整を行い、所定の時間の後はより長
い時間間隔で調整を行うと良い。またディスク装着時に
は装置の動作状態が変わり、装置の温度が変化するので
ディスク装着時には短い間隔で調整を行い、所定の時間
の後にはより長い時間間隔で調整を行うと良い。また温
度測定手段を備えて、温度が変化したら調整を行うよう
にしても良い。
【0025】なおサーボループの安定性はゲイン交点付
近の周波数特性で決まるため、ゲイン交点近傍の周波数
の点の特性を求めることが重要である。よって特性測定
の周波数はゲイン交点近傍でディスクのアドレス等のノ
イズの少ない周波数について行えば効果的である。また
基準参照信号の周波数をサーボループのゲイン交点周波
数近傍にするとループゲインが略1であるので、信号の
複素振幅検出及びゲイン計算の精度を上げることが出来
る。
【0026】なお86mmの標準化された光磁気ディス
クに於いては、内周部及び外周部にキャリブレーション
ゾーンと呼ばれる領域があるが、この位置はディスクの
記録再生領域の代表的な特性を有する位置なのでここで
調整を行ってもよい。また記録再生領域と凸凹信号で記
録された再生専用領域を有するディスクに於いては、デ
ィスクの内周に存在するハイデンシティートラックでゲ
インの測定を行い、これを再生専用領域の代表として、
キャリブレーションゾーン領域で測定したゲインをディ
スクの記録再生領域の代表的な特性として記憶して、デ
ィスクの記録再生領域と再生専用領域とでそれぞれの値
を切り替えて用いても良い。
【0027】なおサーボループに加える基準参照信号は
サーボループ内であれば例えばサーボ回路の中でもサー
ボ回路の後でもどこでも良い。また基準参照信号を加え
る点とサーボループ内に加えた基準参照信号の複素振幅
を測定する点の間の特性を予め記憶しておくことにより
信号の複素振幅を測定する点はサーボループ内であれば
どこにとっても、サーボループの特性を計算で求めるこ
とができる。
【0028】なお基準参照信号を1周期出力する毎に複
素振幅を計算して、検出したサーボループ内の基準参照
信号の複素振幅の分散を求め、検出した複素振幅の数を
Nとしたときの分散/Nが所定の値以下になるまで測定
を行うことにより、ゲインの検出精度を一定にする事が
出来る。
【0029】なおサーボ回路はDSP等を用いてディジ
タルフィルタで構成しても良い。この時のゲイン・位相
特性はディジタルフィルタの係数を変えることにより設
定できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、自動的に
サーボループのゲイン・位相特性の測定を行うことがで
き、サーボループのゲイン・位相特性を調整してサーボ
ループの特性を所定の値にすることにより安定なサーボ
特性を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光学式記録再生装置
のブロック図である。
【図2】基本的なフォーカスサーボ回路及びトラッキン
グサーボ回路の具体的な回路図である。
【図3】トラバースサーボ回路の具体的な回路図である
。
【図4】正弦波数値テーブルの具体的な数値例を示す説
明図である。
【図5】フォーカスサーボ及びトラッキングサーボの調
整時のDSP30の動作を示すフローチャートである。
【図6】トラバースサーボの調整時のDSP30の動作
を示すフローチャートである。
【図7】従来例の光学式情報記録再生装置のブロック図
である。
【符号の説明】
30  DSP 31  正弦波数値テーブル 36  加算器 37  可変ゲイン増幅器 38  フォーカスサーボ回路 10  フォーカスアクチュエータ 39  加算器 40  可変ゲイン増幅器 41  トラッキングサーボ回路 13  トラッキングアクチュエータ 42  加算器 43  可変ゲイン増幅器 44  トラバースサーボ回路 15  リニアモータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ビームの微小スポットの制御目標位
    置とのズレを検出するサーボ誤差信号検出手段と、前記
    光スポットを制御目標位置に移動して保持するサーボ手
    段と、サーボループに基準参照信号を加える基準参照信
    号発生手段と、サーボループ内に加えた基準参照信号の
    複素振幅を直交ヘテロダイン検波により検出する手段と
    、前記信号の複素振幅検出手段の出力と予め記憶して於
    いた基準参照信号の複素振幅からサーボループの位相か
    つ/またはゲイン特性を算出する演算手段と、サーボル
    ープの位相とゲイン特性を変化させる調整手段と、前記
    演算手段の出力に応じて前記調整手段に指示を与えサー
    ボループの位相かつ/またはゲイン特性を予め決められ
    た値に変化させる制御手段と、正弦波信号あるいは余弦
    波信号の値を予め求めて記憶した数値テーブルとを備え
    、基準参照信号発生手段及び直交位相ヘテロダイン検波
    で使用する正弦波信号及び余弦波信号は前記の数値テー
    ブルにしたがって値を出力する光学式記録再生装置。
  2. 【請求項2】  前記数値テーブルの読みだし時間を変
    化させることにより、外乱信号及び直交ヘテロダイン検
    波用の正弦波信号及び余弦波信号の周波数を変化させる
    請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  3. 【請求項3】  前記数値テーブルの同一の値の連続読
    みだし回数を変化させることにより、基準参照信号及び
    直交ヘテロダイン検波用の正弦波信号及び余弦波信号の
    周波数を変化させる請求項1に記載の光学式記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】  前記数値テーブルから所定の間隔でデ
    ータを間引いて読みだし、基準参照信号及び直交ヘテロ
    ダイン検波用の正弦波信号及び余弦波信号の周波数を変
    化させる請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  5. 【請求項5】  サーボループの位相かつ/またはゲイ
    ン特性を所定の値に変化させることを、所定の時間間隔
    で行う請求項1に記載の光学式記録再生装置。
  6. 【請求項6】  サーボループの位相かつ/またはゲイ
    ン特性を所定の値に変化させることを、光学式記録再生
    装置が動作を開始した初期では短い間隔で、所定の時間
    以降は前記間隔よりも長い間隔で行う請求項1に記載の
    光学式記録再生装置。
  7. 【請求項7】  サーボループの位相かつ/またはゲイ
    ン特性を所定の値に変化させることを、ディスクの装着
    時には短い間隔で、所定の時間以降は前記間隔よりも長
    い間隔で行う請求項1に記載の光学式記録再生装置。
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