JPH04348835A - パレットの位置決めクランプ装置 - Google Patents

パレットの位置決めクランプ装置

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Publication number
JPH04348835A
JPH04348835A JP15105091A JP15105091A JPH04348835A JP H04348835 A JPH04348835 A JP H04348835A JP 15105091 A JP15105091 A JP 15105091A JP 15105091 A JP15105091 A JP 15105091A JP H04348835 A JPH04348835 A JP H04348835A
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JP
Japan
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positioning
pallet
engaging
base
positioning mechanism
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Pending
Application number
JP15105091A
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English (en)
Inventor
Akio Hosaka
昭夫 保坂
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットのクランプ装
置に係り、特に、工作機械等に使用されるパレットを正
確に位置決めして固定することができる位置決めクラン
プ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電加工機や工作機械等においては、例
えば機械側テーブル上に着脱自在に設けた比較的大面積
のパレット上にて工作物に種々の加工を施したりするが
、必要に応じてこのパレットの交換が行なわれる。また
、放電加工機においてパレットチェンジャにて工具等を
取り換える場合にも、取付けられていたパレットを交換
する必要がある。この場合、例えば加工精度が非常に高
く、ミクロン単位の精度が要求されるときには、パレッ
トを交換するごとに、これを精度良く位置決めして機械
側テーブルに固定する必要がある。ここで従来のパレッ
トの位置決めクランプ装置について説明する。図17及
び図18は従来の位置決めクランプ装置を示し、パレッ
ト2の下面の4角には、断面円錐状の嵌合凹部4が形成
され、下方の機械側テーブル6の4角には上記嵌合凹部
4と嵌合する先端が水平に切断された円錐状の嵌合凸部
8が設けられており、これらを接近させて4か所にて嵌
合することにより、パレット2の高さと水平方向の位置
を決めるようになっている。
【0003】他の従来のクランプ装置としては、図19
乃至図22に示すように機械側テーブル6の上面の4角
に、上下方向の位置決め突き当て部10を突出させて設
け、この上端をパレット2の下面に設けた突き当て部1
2と当接することにより上下方向の位置決めを行なうよ
うになっている。そして、水平方向の位置決め部材とし
て、上記機械側テーブル6の対角線方向に沿って離間さ
せてストレートピン12とダイヤピン14とを設けてい
る。上記ストレートピン12はほぼ円柱状に成形される
一方、ダイヤピン14は、上記ストレートピン12に対
向する面と、その反対側の面がそれぞれ円弧状に削り取
られた柱状に成形されている。そして、上記両ピン12
、14を嵌合して受けるためにパレット2の下面には、
図22にも示すように中空円筒状のストレートピン用凹
部16と中空円筒状のダイヤピン用凹部18とが設けら
れている。そして、ダイヤピン14とダイヤピン用凹部
18の内壁との接触面積は、ダイヤピン14の両側の削
り取りにより少なくなされていることから、これらのピ
ンと凹部とを嵌合した場合に2つのピン12、14に距
離の誤差が生じたときには、上記ダイヤピン14側にて
僅かにガタが生じることで上記誤差を吸収するようにな
っている。
【0004】更に、他の従来のクランプ装置としては、
図23及び図24に示すように機械側テーブルに2つの
クランプ機構20、22を有している。一方のクランプ
機構20は、X、Y軸方向に直交する4つのテーパ突起
24と、この突起24に相対向して4つの穴部(図示せ
ず)を有する板によってX、Y軸の両方向の位置決めを
行なうようになっている。また、他方のクランプ機構2
2は、上記X、Y軸方向のいずれか一方の軸と平行な軸
方向には僅かにガタを持たせて、この軸と直交する方向
には隙間なく位置決めを行なうようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に示すような従来装置にあっては、4つの嵌合凸部8と
これに対応する4つの嵌合凹部4との取付位置を正確に
セットしなければ、いわゆるすわりが悪くなり、高精度
が出せない。また、すわりが悪くならないような高い精
度で上記嵌合凸部8と嵌合凹部4を製作することも比較
的困難であった。また、図19に示す従来装置にあって
は、ピン12、14の距離の誤差をダイヤピン18側で
吸収するので、いわゆるすわりは良くなるが、このダイ
ヤピン18の嵌合部において隙間が発生することになる
ため、例えば0.01mm以下の精度を出すことは困難
であった。
【0006】また、図23に示す従来装置にあっては、
図24(a)、(b)に示すように2つのクランプ機構
22、24の平行な軸上におけるテーパ突起の取付位置
を、これに対応する相手側、すなわち板側の穴部の取付
位置とを共に正確に同一直線上に配置しないと、角度狂
いや位置狂いが生ずる恐れがある。更に、1枚の板に設
けた穴部にテーパ突起を嵌合させて水平方向の位置決め
を行なうこととしているために、1枚の板では剛性が弱
く、これが歪んで変形してしまい水平方向の正確な位置
決めを行なうことができない恐れもある。本発明は、以
上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創
案されたものである。本発明の目的は、パレットを精度
良く位置決めして固定することができるパレットの位置
決めクランプ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、加工機等に設けられるような比較的大
きな面積を有する板状のパレットを位置決めを行ないつ
つ基台側に結合するためのパレットのクランプ装置にお
いて、前記パレットと前記基台のいずれか一方に設けら
れた第1係合凸部とこれに嵌合すべく他方に設けられた
第1係合部材を有し、前記第1係合凸部と前記第1係合
部材のいずれか一方が嵌合方向にのみ僅かに弾性的に移
動可能になされた第1位置決め機構と、前記パレットと
前記基台のいずれか一方に設けられた第2係合凸部とこ
れと嵌合すべく他方に設けられた第2係合部材を有し、
前記第2係合凸部と前記第2係合部材のいずれか一方が
嵌合方向にのみ僅かに弾性的に移動可能になされると共
に、他方が前記第1位置決め機構が位置する方向に対し
て僅かに弾性的に移動可能になされた第2位置決め機構
と、前記パレットと前記基台とに相互に対向させて突き
出して設けられて、少なくとも位置決め突き当て機能を
有する補助スタンドと、前記パレットと前記基台とが位
置決めされた後にこれらをクランプするための引張り機
構とを備えるようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、第1位
置決め機構は、第1係合凸部と第1係合部材のいずれか
一方が嵌合方向、すなわち軸方向にのみ僅かに弾性的に
移動可能になされて水平方向には高い剛性を有している
ので、この部分においては軸方向の誤差を吸収しつつ水
平方向に関しても位置ずれを生ずることなく正確に位置
決めがなされる。また、第2位置決め機構、例えば第2
係合凸部が、上記第1位置決め機構が位置する方向に対
して僅かに弾性的に移動可能になされ、また、例えば第
2係合部材が嵌合方向、すなわち軸方向にのみ僅かに弾
性的に移動可能になされているので、第1位置決め機構
と第2位置決め機構との間のパレット側の距離と基台側
の距離に誤差が生じても、上記第2係合凸部が上記2つ
の位置決め機構を結ぶ直線上を僅かに移動することによ
り上記誤差を吸収した状態で嵌合される。そして、他に
少なくとも位置決め突き当て機能を有する補助スタンド
を設けておくことにより、パレットを基台に少なくとも
3点で支持し、そして、位置決めが正確になされたなら
ば引張り機構を作動してパレットと基台とを確実にクラ
ンプ固定する。
【0009】
【実施例】以下に本発明に係るパレットの位置決めクラ
ンプ装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図
1は本発明に係るパレットの位置決めクランプ装置を取
付けたパレットと基台を示す斜視図、図2は図1のパレ
ットと基台を示す正面図、図3は本発明の位置決めクラ
ンプ装置に用いる第1位置決め機構の結合状態を示す断
面図、図4は図3に示す第1位置決め機構を示す分解斜
視図、図5は本発明の位置決めクランプ装置に用いる第
2位置決め機構の第2係合凸部を示す斜視図、図6は図
5に示す第2係合凸部を示す平面図、図7は図6中VI
I−VII線矢視断面図である。図示するように、30
は例えば機械側テーブルとしての基台であり、この基台
30の上方に比較的大面積の板状のパレット32が、そ
の4角を支持されて位置決めされることになる。具体的
には、このパレット32と基台30との間には、本発明
に係る位置決めクランプ装置が介在されて、位置決めク
ランプが行なわれる。この位置決めクランプ装置は、上
記パレット32と基台30との一側の角部を支持する2
つの補助スタンド34、34と、他側の角部を支持する
1つの第1位置決め機構36と1つの第2位置決め機構
38とにより主に構成されている。
【0010】上記補助スタンド34、34は、それぞれ
上下方向の位置決め突き当て機能のみを有しており、パ
レット32の下面には下方へ突出された円柱状のパレッ
ト側突部34aが設けられており、このパレット側突部
34aに対向させて上記基台30の上面には上方へ突出
された円柱状の基台側突部34bが設けられている。そ
して、上記基台側突部34bの直径は、上記パレット側
突部34aの直径よりも少し大きく設定され、また、そ
れぞれの上端面及び下端面は高精度で平面状になされて
おり、これらの突き当て時に上記のごとき上下方向の位
置決め突き当て機能を発揮し得るようになされている。 そして、上記パレット側突部34aの下端面と基台側突
部34bの上端面とが接する面が、全体の位置決め突き
当て面40として構成され、上記第1及び第2位置決め
機構36、38もこの突き当て面40にて、後述するよ
うに上下に分割されることになる。上記第1位置決め機
構36は、図3及び図4に示すように構成されている。 具体的には、この第1位置決め機構36は、下側に位置
する第1結合部材42と上側に位置する第2結合部材4
4とを有しており、それぞれ第1結合部材42は、基台
30側に接続され、第2結合部材44はパレット32側
に接続されている。上記上側の第2結合部材44は、断
面円形になされた円柱または円筒状に成形されており、
その下端の周縁部には断面台形状に突出された環状の突
き当て部46が形成され、その下端面は高精度な平面度
となるように加工された位置決め面48として構成され
ている。この突き当て部46はクランプの軸心Aと同心
状に形成されている。
【0011】そして、この第2結合部材44の中央部に
は、実質的に円錐状の外側面50aを有する第1係合凸
部50が下方へ突出させて設けられている。この第1係
合凸部50も上記クランプの軸心Aと同心状に形成され
ている。そして、この第1係合凸部50の先端からは、
下方に向けてプルスタッド52が延出させて設けられて
おり、その先端部には半径方向へ拡大された係止部54
が形成され、これに後述するように引張り機構によりク
ランプがなされる。一方、下方に位置する第1結合部材
42には、断面円形になされた円筒体状に成形されてお
り、その上端の周縁部には上記第2結合部材44の突き
当て部46に対応させて断面矩形状に上方向へ突出され
た環状の突き当て部56が形成され、その上端面は高精
度な平面度となるように加工された位置決め面58とし
て構成されている。この位置決め面58は、クランプの
軸心Bと同心状に形成されており、上記第2結合部材4
4側の位置決め面48と精密に当接するようになってい
る。そして、これら位置決め面48、58は、前記位置
決め突き当て面40と同一平面上に設定されている。
【0012】そして、この第1結合部材42の中心部に
は、上記軸心Bと同心状に配置された第1係合部材60
が設けられている。具体的には、この第1係合部材60
は、下方が縮径された円錐台の様に形成されて、その中
心部には前記第2結合部材44の第1係合凸部50を挿
入するために挿入孔62が形成されると共に、この内側
面60aは実質的に円錐状に形成されており、上記第1
係合凸部50の外側面50aと精密に接触し得るように
構成されている。そして、この第1係合部材60は、そ
の上下端部を、上記軸心Aに直交する方向に、平行に配
置された2枚の、例えば鋼板よりなる円盤状のたわみ板
64、66の中心部により支持されており、このたわみ
板64、66の周縁部には、多数のボルト孔64a、6
4bが形成され、上記第1結合部材42の内部に形成し
た段部に上記ボルト孔64a、64bを介してボルト6
8でもって締め付け固定されている。これらたわみ板6
4、66は、所定の弾性力を有しており、軸方向へは僅
かに弾性変形し得るようになされていると共に、軸に直
交する方向、すなわち横方向への変形に対しては強い剛
性を発揮し得るように構成されている。
【0013】また、たわみ板66には、たわみ板64を
上記第1結合部材42へ固定するボルトを締め付ける時
に、レンチ等を入れる複数の穴70が形成されている。 そして、この第1結合部材42の下部には、上記第2結
合部材44をクランプするための引張り機構72が設け
られている。この引張り機構72は、中心部にエアーに
より動作するピストン74を有しており、このピストン
74にはシール部材76を介して軸心Bに沿って上方向
へ延出された中空筒体状の連結部材78が設けられてい
る。この中空の連結部材78の下部には、その周方向に
沿って複数のクランプボール80が遊嵌されると共に、
この連結部材78の内部には、このクランプボール80
の脱落を防止するためにバネ82により先端方向へ付勢
されたボール脱落防止プランジャ84が設けられている
。そして、上記連結部材78内へ上記第2連結部材44
の第1係合凸部50の先端に設けた係止部54を挿入さ
せた状態で上記ピストン74を下方へ動かすことにより
、上記クランプボール80でもって上記係止部54をク
ランプし得るように構成されている。
【0014】そして、このクランプボール80の外周部
には、アンクランプ時にはボール80を外方へ逃がすた
めに先端部が拡径されたガイドリング86が形成されて
いる。そして、シリンダ内には、上記ピストン74を常
時クランプ方向へ付勢する強力な弾発部材、例えばクラ
ンプスプリング88が設けられている。更に、この引張
り機構72のハウジング90には、上記ピストン74を
駆動するエアーを供給するクランプ用エアー供給口92
及びアンクランプ用エアー供給口94が設けられている
。このように、第1位置決め機構36には、上下方向の
位置決めの突き当て機能を有する補助スタンドの機能と
引張り機構の機能とが組み合わせて設けられている。 一方、第2位置決め機構38は、図5乃至図7に示すよ
うに構成されている。すなわち、この第2位置決め機構
38は、基台30側に取り付けられる部分は、前記図3
に示す第1位置決め機構36と全く同様に構成されてお
り、第1結合部材42と引張り機構72と全く同じ構成
になされた第3結合部材100(図示省略)を有してい
る。そして、この第3結合部材100は、前記第1係合
部材60と同様な形状に成形された円錐状の内側面を有
する第2係合部材104と、この第2係合部材104を
中心部にして支持する、前記たわみ板64、66と同じ
形状の円盤状の2つのたわみ板107、109とを有し
ている。
【0015】そして、上記第2係合部材104に嵌合す
る第2係合凸部102は、前記第1係合凸部50と同様
に円錐状に成形されており、パレット32側に取付けら
れる。この第2係合凸部102のパレット32側への取
付部には、前記第1係合凸部50の場合とは少し異なる
構成が施されている。すなわち、リング状の外枠110
の下端部の周縁部には、リング状の突き当て部112が
形成されている点は、前記第1係合凸部50の場合と同
じであるが、上記第2係合凸部102の基端部は、前記
第1位置決め機構36の位置する方向に対して直交する
ように配置され且つ相互に平行になされた複数(4枚以
上)のたわみ板105a、105b、106a、106
b、108a、108bにより前記リング状の外枠11
0へ連結されて支持されている。そして、各たわみ板1
05、106、108は、それぞれの長さ方向を上記第
1位置決め機構36の位置する方向に対して直交する水
平方向に沿うようにして配置されており、これらたわみ
板105、106、108がたわむことにより上記第2
係合凸部102は、上記第1位置決め機構36の位置す
る方向に沿って僅かな量だけ弾性移動可能に構成されて
いる。また、各たわみ板105、106、108は、そ
の長さ方向に対しては剛性が大きいことから、上記第2
係合凸部102は、たわみ板の長さ方向へ移動すること
のないように構成されている。
【0016】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、パレット32の各角部を
基台30の各角部に対応させた状態で、上記パレット3
2を次第に基台30へ近付けて行き、各補助スタンド3
4、34のパレット側突部34aと、基台側突部34b
とをほぼ当接させると同時に、第1位置決め機構36の
第1係合凸部50の外側面50aと第1係合部材60の
内側面60a及び第2位置決め機構38の第2係合凸部
102の外側面102aと第2係合部材104の内側面
104aとを接触させる。この状態では、各第1及び第
2係合凸部50、102と第1及び第2係合部材60、
104とは結合前の状態であり、全てのたわみ板は何ら
変形することはない。そして、更にパレット32を基台
30に近付けると、第1位置決め機構36の第1係合凸
部50と第1係合部材60とは相互に嵌合し合い、また
、第2位置決め機構38の第2係合凸部102と第2係
合部材104とも相互に嵌合し合う。
【0017】この時、第1位置決め機構36において、
第1係合凸部50の軸心Aと第1係合部材60の軸心B
とが僅かにづれている場合には、図8に示すように第1
係合凸部50の外側面50aと第1係合部材60の内側
面60aとが不均一に一側でのみ当接することになるが
、第1係合部材60を支持する2枚のたわみ板64、6
6は、横方向に対する剛性が高いことから軸方向下方、
すなわち嵌合方向にのみ変形し乃至たわみ、横方向へは
変形しない。従って、第1係合凸部50と第1係合部材
60の更なる接近に伴って軸心Aと軸心Bとは、そのず
れが修正されて最終的には両軸心が一致した状態で、両
位置決め面48、58が当接することになる。そして、
第1係合凸部50の外側面50aと第1係合部材60の
内側面60aは、円錐面として成形されていることから
、両軸心が、軸心に直交するどの方向にずれていようが
、確実に両軸心を一致させることが可能となる。
【0018】また、上述のように第1係合部材60は、
2枚の円盤状のたわみ板64、66の作用により、軸方
向に対して僅かに弾性可能に構成されているので、上記
位置決め面48、58と第1係合凸部50、第1係合部
材60との間に位置決め誤差が生じても、その位置誤差
は、上記たわみ板64、66の作用により吸収されてし
まい、第1係合凸部50と第1係合部材44の軸方向の
位置を精度良く決定することが可能となる。従って、こ
の第1位置決め機構36が設けられた場所は、基準点と
しての機能を有することになる。一方、これと同時に、
第2位置決め機構38においても、第2係合凸部102
と第2係合部材104とが次第に嵌合し合うことになる
。この時、図9及び図10に示すように基台30側の第
1及び第2位置決め機構36、38間の距離L1と、パ
レット32側の第1係合凸部50と第2係合凸部102
との間の距離L2との間に僅かな差、すなわち僅かなず
れが生じている場合には、図11に示すようにたわみ板
105、106、108が作用して上記距離L1、L2
のずれは吸収される。すなわち、図11(a)に示すよ
うに基台30の第1係合部材60と第2係合部材104
との間の距離L1と、図11(b)に示すようにパレッ
ト32側の第1係合凸部50と第2係合凸部102との
間の距離L2とにずれL3があった場合には、上記第2
係合凸部102と第2係合部材104が嵌合するに従っ
て、図11(c)に示すように第2係合凸部102を支
持する6枚のたわみ板105a、105b、106a、
106b、108a、108bが、第1位置決め機構3
6の位置する方向に沿って僅かに変形して上記第2係合
凸部102を僅かに弾性的に移動させる。従って、上記
誤差L3を吸収した状態で上記第2係合凸部102と第
2係合部材104とが嵌合することになる。
【0019】また、第2係合部材部材104は、前記第
1係合部材60と同様に2枚のたわみ板で支持されてい
るので、前述の第1係合部材60と同様に軸方向、すな
わち嵌合方向の誤差を吸収できるのは勿論である。この
ように、第1位置決め機構36及び第2位置決め機構3
8にて完全に位置決めされた状態で嵌合状態となったな
らば、それぞれ第1および第2位置決め機構36、38
の引張り機構72、72のクランプ用エアー供給口92
からエアーを供給してピストン74を下方に下げ、クラ
ンプボール80により第1及び第2係合凸部50、10
2の先端の係止部54を引き下げてこれを結合し、クラ
ンプする。尚、第1及び第2係合凸部と第1及び第2係
合部材のクランプを解く場合には、アンクランプ用エア
ー供給口94からエアーを供給することによりピストン
74を上方へ押し上げ、これによりクランプボール80
を遊嵌状態にして結合を解く。
【0020】上記実施例における円錐状の第1及び第2
係合凸部50、102の円錐面の開き角度は、望ましく
は5°〜60°の範囲に設定する。また、第1及び第2
係合凸部の外側面と第1及び第2係合部材の内側面とは
、全周にわたって接触するように構成したが、これに限
定されず、円周の一部、少なくとも均等の角度(例えば
120°間隔)で配置された3か所が接触するように構
成しても良い。また、第1及び第2係合凸部の外側面を
球面状に形成してもよく、これによれば、接触面積が少
なくなり、ゴミ等の付着による結合時の悪影響を低減す
ることが可能となる。このように、本実施例によれば、
第1位置決め機構36には、嵌合方向、すなわち軸方向
にのみ僅かに弾性移動可能に第1係合凸部50を設け、
第2位置決め機構38には、嵌合方向に僅かに弾性移動
可能な第2係合凸部102と、第1位置決め機構38の
位置する方向に沿って僅かに弾性移動可能になされた第
2係合部材104とを設けるようにしたので、嵌合方向
の誤差と水平方向の誤差とを吸収しつつパレット32を
正確に位置決めしてクランプすることが可能となる。
【0021】尚、上記実施例にあっては、第1及び第2
位置決め機構36、38ともに、上下方向の突き当て機
能、位置決め機能及び引張り機構を全て組み合わせて構
成したが、これに限定されず、図12乃至図14に示す
ように構成してもよい。すなわち、基台30とパレット
32の対向面の4角に図1に示すような上下方向の位置
決め突き当て用の補助スタンド34を設け、基台30側
中央部に図3に示すようなピストン74の内蔵された引
張り機構72を設けると共に、これに対向させてパレッ
ト32側に係止部54を有するプルスタッド52を形成
する。更に、上記引張り機構72の一側に、図3に示す
ような第1位置決め機構36から引張り機構72を排除
して構成した第1位置決め機構36aを設け、他側に、
図5乃至図7に示すような第2位置決め機構38から前
記と同様に引張り機構を排除して構成した第2位置決め
機構38aを設けるようにして、上下方向の位置決め突
き当て機能と、位置決め機能と、引張り機構をそれぞれ
別々の場所に配置するようにしてもよい。
【0022】更に、図15に示すように補助スタンド3
4の有する上下方向の位置決め突き当て機能と引張り機
構とを一体的に形成した位置決め突き当て引張り機構1
20をパレット32及び基台30の4角に設け、両側に
図12に示すような、引張り機構を排除した第1位置決
め機構36a及び第2位置決め機構38aを設けるよう
にしてもよい。また更に、図16に示すように第1及び
第2係合凸部50、102と第1及び第2係合部材60
、104のそれぞれの取付け位置を上下逆にして、第1
及び第2係合凸部60、104を2枚の平行のたわみ板
122、124により上下方向に僅かに弾性移動可能に
取付けるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような優れた作用効果を発揮することができる。嵌
合方向にのみ僅かに弾性移動可能な位置決め機構と、嵌
合方向と上記位置決め機構に向かう方向とに沿って僅か
に弾性移動可能な位置決め機構とを設けたので、嵌合方
向の誤差及び水平方向の誤差をともに吸収しつつパレッ
トの位置決めを正確に行なうことが可能となる。従って
、製作時に特別に高精度に製造することもなく、しかも
着脱を繰り返し行なっても再現精度を高く維持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパレットの位置決めクランプ装置
を取付けたパレットと基台を示す斜視図である。
【図2】図1のパレットと基台を示す正面図である。
【図3】本発明の位置決めクランプ装置に用いる第1位
置決め機構の結合状態を示す断面図である。
【図4】図3に示す第1位置決め機構を示す部分斜視図
である。
【図5】本発明の位置決めクランプ装置に用いる第2位
置決め機構の第2係合凸部を示す斜視図である。
【図6】図5に示す第2係合凸部を示す平面図である。
【図7】図6中VII −VII 線矢視断面図である
。
【図8】第1及び第2位置決め機構が結合する直前を示
す断面図である。
【図9】基台側の取付け状態を示す平面図である。
【図10】パレット側の取付け状態を示す平面図である
。
【図11】第2位置決め機構の動作を説明するための説
明図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図13】本発明の他の実施例の動作を説明するための
図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図15】本発明の更に他の実施例を示す平面図である
。
【図16】本発明のまた更に他の実施例を示す断面図で
ある。
【図17】従来の位置決めクランプ装置を示す斜視図で
ある。
【図18】図17に示す装置の断面図である。
【図19】従来の他の位置決めクランプ装置を示す斜視
図である。
【図20】図19に示す装置の位置決め突き当て部を示
す断面図である。
【図21】図19に示す装置の基台側を示す平面図であ
る。
【図22】図19に示す装置のパレット側を示す断面図
である。
【図23】従来の更に他の位置決めクランプ装置を示す
斜視図である。
【図24】図23に示す装置により生ずる誤差を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
30…基台 32…パレット 34…補助スタンド 36…第1位置決め機構 38…第2位置決め機構 42…第1結合部材 44…第2結合部材 46…突き当て部 50…第1係合凸部 58…突き当て部 60…第1係合部材 64、66…たわみ板 72…引張り機構 80…クランプボール 88…クランプスプリング 102…第2係合凸部 104…第2係合部材 105、106、108…たわみ板 107、109…たわみ板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加工機等に設けられるような比較的大
    きな面積を有する板状のパレットを位置決めを行ないつ
    つ基台側に結合するためのパレットのクランプ装置にお
    いて、前記パレットと前記基台のいずれか一方に設けら
    れた第1係合凸部とこれに嵌合すべく他方に設けられた
    第1係合部材を有し、前記第1係合凸部と前記第1係合
    部材のいずれか一方が嵌合方向にのみ僅かに弾性的に移
    動可能になされた第1位置決め機構と、前記パレットと
    前記基台のいずれか一方に設けられた第2係合凸部とこ
    れと嵌合すべく他方に設けられた第2係合部材を有し、
    前記第2係合凸部と前記第2係合部材のいずれか一方が
    嵌合方向にのみ僅かに弾性的に移動可能になされると共
    に、他方が前記第1位置決め機構が位置する方向に対し
    て僅かに弾性的に移動可能になされた第2位置決め機構
    と、前記パレットと前記基台とに相互に対向させて突き
    出して設けられて、少なくとも位置決め突き当て機能を
    有する補助スタンドと、前記パレットと前記基台とが位
    置決めされた後にこれらをクランプするための引張り機
    構とを備えたことを特徴とするパレットの位置決めクラ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】  前記第1係合凸部と、前記第1係合部
    材と、前記第2係合凸部と、前記第2係合部材のいずれ
    かは、嵌合方向に直交する方向に平行に配置されて、軸
    方向へのみ弾性的に変化する複数のたわみ板を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の位置決めクランプ装置。
  3. 【請求項3】  前記第1位置決め機構及び前記第2位
    置決め機構は、前記引張り機構を有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の位置決めクランプ装置。
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