JPH04355014A - 高発泡絶縁電線の製造方法 - Google Patents
高発泡絶縁電線の製造方法Info
- Publication number
- JPH04355014A JPH04355014A JP15779791A JP15779791A JPH04355014A JP H04355014 A JPH04355014 A JP H04355014A JP 15779791 A JP15779791 A JP 15779791A JP 15779791 A JP15779791 A JP 15779791A JP H04355014 A JPH04355014 A JP H04355014A
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- JP
- Japan
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- substance
- insulating resin
- insulated wire
- gas
- dispersed
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高発泡絶縁電線の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピューターや、その周辺機器をはじ
めとする電子機器に用いられる信号伝送用同軸ケーブル
において、使用される絶縁電線には、信号伝送特性の高
速化と低特性インピーダンス化が要求される。近年、こ
れらの特性の要求はますます厳しくなっている。信号伝
送特性の高速化と低特性インピーダンス化には、絶縁被
覆の肉厚を小さくし、かつ、高発泡化を図ることによっ
て実現される。従来、ケーブルの耐熱性や、絶縁被覆素
材そのものの低誘電率化のために、押し出し成形可能な
テフロン(テトラフルオロエチレン)・ヘキサフルオロ
エチレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン
・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(E
TFE)等を絶縁被覆素材として用いている。そしてこ
れら絶縁被覆素材とフロン等の発泡ガスを混合して押し
出し機より心線導体のまわりに、発泡被覆することによ
り発泡絶縁電線を製造している。
めとする電子機器に用いられる信号伝送用同軸ケーブル
において、使用される絶縁電線には、信号伝送特性の高
速化と低特性インピーダンス化が要求される。近年、こ
れらの特性の要求はますます厳しくなっている。信号伝
送特性の高速化と低特性インピーダンス化には、絶縁被
覆の肉厚を小さくし、かつ、高発泡化を図ることによっ
て実現される。従来、ケーブルの耐熱性や、絶縁被覆素
材そのものの低誘電率化のために、押し出し成形可能な
テフロン(テトラフルオロエチレン)・ヘキサフルオロ
エチレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン
・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(E
TFE)等を絶縁被覆素材として用いている。そしてこ
れら絶縁被覆素材とフロン等の発泡ガスを混合して押し
出し機より心線導体のまわりに、発泡被覆することによ
り発泡絶縁電線を製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら信号伝送
特性の高速化と低特性インピーダンス化の厳しい要求の
ため、絶縁被覆の肉厚がますます薄くなってきており、
肉厚が0.3mm以下になると、もはや従来の方法では
、安定して発泡被覆を得ることが難しい。特に、発泡率
70%以上の高発泡被覆においてはさらに困難である。
特性の高速化と低特性インピーダンス化の厳しい要求の
ため、絶縁被覆の肉厚がますます薄くなってきており、
肉厚が0.3mm以下になると、もはや従来の方法では
、安定して発泡被覆を得ることが難しい。特に、発泡率
70%以上の高発泡被覆においてはさらに困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
に鑑み鋭意検討の結果絶縁被覆の薄肉化への要求に対応
できる高発泡絶縁電線の製造方法を開発したもので、絶
縁樹脂に、常温、常圧で固体である物質を常温、常圧で
気体である物質に化学変化させることができる気体によ
って容易に気化させられる絶縁樹脂よりも融点の高い物
質の微粒子を分散させ、導体に、該絶縁樹脂を被覆し、
しかる後に、常温、常圧で固体である物質を常温、常圧
で気体である物質に化学変化させることができる気体に
よって、分散させた微粒子を気化除去し、絶縁樹脂内に
気孔を生ぜしめることを特徴とする高発泡絶縁電線の製
造方法である。本発明において、微粒子を分散させた絶
縁樹脂を、上記以外の方法にて発泡させて導体に被覆し
た後に、常温、常圧で固体である物質を常温、常圧で気
体である物質に化学変化させることができる気体によっ
て分散させた微粒子を気化除去することにより、樹脂内
の気孔率をさらに向上させることも可能である。また常
温、常圧で固体である物質を常温、常圧で気体である物
質に化学変化させることができる気体としてはClF3
(三弗化塩素)が好適である。さらに絶縁樹脂内に分
散させる微粒子としてはSi、Si3 N4 、SiC
、SiO2 等が好適である。
に鑑み鋭意検討の結果絶縁被覆の薄肉化への要求に対応
できる高発泡絶縁電線の製造方法を開発したもので、絶
縁樹脂に、常温、常圧で固体である物質を常温、常圧で
気体である物質に化学変化させることができる気体によ
って容易に気化させられる絶縁樹脂よりも融点の高い物
質の微粒子を分散させ、導体に、該絶縁樹脂を被覆し、
しかる後に、常温、常圧で固体である物質を常温、常圧
で気体である物質に化学変化させることができる気体に
よって、分散させた微粒子を気化除去し、絶縁樹脂内に
気孔を生ぜしめることを特徴とする高発泡絶縁電線の製
造方法である。本発明において、微粒子を分散させた絶
縁樹脂を、上記以外の方法にて発泡させて導体に被覆し
た後に、常温、常圧で固体である物質を常温、常圧で気
体である物質に化学変化させることができる気体によっ
て分散させた微粒子を気化除去することにより、樹脂内
の気孔率をさらに向上させることも可能である。また常
温、常圧で固体である物質を常温、常圧で気体である物
質に化学変化させることができる気体としてはClF3
(三弗化塩素)が好適である。さらに絶縁樹脂内に分
散させる微粒子としてはSi、Si3 N4 、SiC
、SiO2 等が好適である。
【0005】
【作用】本発明は、細径化、薄肉化が要求されている高
発泡絶縁電線の製造において、絶縁樹脂に、常温、常圧
で固体である物質を、常温、常圧で気体である物質に化
学変化させることができる気体によって容易に気化する
ことができ、しかも、絶縁樹脂よりも融点の高い物質の
微粒子を分散させて、心線導体に、その絶縁樹脂を被覆
し、しかる後に、前記気体によって分散微粒子を気化除
去し、樹脂内に気孔を生ぜしめることによって、発泡押
し出しで製造することができないような細径薄肉ケーブ
ルの製造を可能にし、また、従来サイズの発泡絶縁電線
においてもさらなる発泡率の向上を図ることができるも
のである。具体的な物質名を挙げれば絶縁樹脂内に分散
させる微粒子としては前記のようにSi、Si3 N4
、SiC、SiO2 等があり、これらはある物質例
えばClF3 によりて常温、常圧でフッ化された気体
に化学変化し、絶縁樹脂外に除去され、気孔を残すので
ある。
発泡絶縁電線の製造において、絶縁樹脂に、常温、常圧
で固体である物質を、常温、常圧で気体である物質に化
学変化させることができる気体によって容易に気化する
ことができ、しかも、絶縁樹脂よりも融点の高い物質の
微粒子を分散させて、心線導体に、その絶縁樹脂を被覆
し、しかる後に、前記気体によって分散微粒子を気化除
去し、樹脂内に気孔を生ぜしめることによって、発泡押
し出しで製造することができないような細径薄肉ケーブ
ルの製造を可能にし、また、従来サイズの発泡絶縁電線
においてもさらなる発泡率の向上を図ることができるも
のである。具体的な物質名を挙げれば絶縁樹脂内に分散
させる微粒子としては前記のようにSi、Si3 N4
、SiC、SiO2 等があり、これらはある物質例
えばClF3 によりて常温、常圧でフッ化された気体
に化学変化し、絶縁樹脂外に除去され、気孔を残すので
ある。
【0006】
【実施例】実施例1
平均粒径5μmφのSi微粒子を30重量%分散させた
2mmφ×2mmlのPFAペレットを、スクリュー押
し出し機によって、溶融、混練してクロスヘッドを介し
て押し出して、線速1m/min で走行する0.1m
mφなる線径の心線導体のまわりに0.085mmの肉
厚で10000m被覆した(図1参照)。もちろん、こ
の肉厚では、発泡押し出しを行うことは不可能である。 製造した絶縁電線は、その後、真空処理装置内でSi微
粒子の気化処理を行った。本実施例では、バッチ処理で
行っているが、押し出し被覆後の連続処理でも可能であ
ることはいうまでもない。気化処理は、絶縁電線ボビン
を装置内にセットし走線可能にした後、真空引きを行い
1×10−5Torrに保持し雰囲気中の大気成分を除
去して、高純度窒素で大気圧までパージする。その後、
窒素で1%に希釈したClF3 ガスが、0.3m/m
in で走行している絶縁電線の1m長にわたって接触
するように吹き掛けた。 全長に渡って気化処理を行った後に、再度真空引きを行
いClF3 ガスを除去して、大気圧に戻した。この気
化処理によって絶縁被覆内に分散させたSi微粒子をフ
ッ化させて除去することができた(図2参照)。製造し
た絶縁電線の発泡率は、密度法によって測定したところ
、65%を得ることができた。また、気化処理において
、ClF3 ガスの濃度を30%に上げたところ、さら
に高速に気化が進むため、その発生熱によって被覆樹脂
も軟化し、発生したガスの膨張によって気孔が成長し、
発泡率が80%へ向上した。
2mmφ×2mmlのPFAペレットを、スクリュー押
し出し機によって、溶融、混練してクロスヘッドを介し
て押し出して、線速1m/min で走行する0.1m
mφなる線径の心線導体のまわりに0.085mmの肉
厚で10000m被覆した(図1参照)。もちろん、こ
の肉厚では、発泡押し出しを行うことは不可能である。 製造した絶縁電線は、その後、真空処理装置内でSi微
粒子の気化処理を行った。本実施例では、バッチ処理で
行っているが、押し出し被覆後の連続処理でも可能であ
ることはいうまでもない。気化処理は、絶縁電線ボビン
を装置内にセットし走線可能にした後、真空引きを行い
1×10−5Torrに保持し雰囲気中の大気成分を除
去して、高純度窒素で大気圧までパージする。その後、
窒素で1%に希釈したClF3 ガスが、0.3m/m
in で走行している絶縁電線の1m長にわたって接触
するように吹き掛けた。 全長に渡って気化処理を行った後に、再度真空引きを行
いClF3 ガスを除去して、大気圧に戻した。この気
化処理によって絶縁被覆内に分散させたSi微粒子をフ
ッ化させて除去することができた(図2参照)。製造し
た絶縁電線の発泡率は、密度法によって測定したところ
、65%を得ることができた。また、気化処理において
、ClF3 ガスの濃度を30%に上げたところ、さら
に高速に気化が進むため、その発生熱によって被覆樹脂
も軟化し、発生したガスの膨張によって気孔が成長し、
発泡率が80%へ向上した。
【0007】実施例2
平均粒径4μmφのSi3 N4 微粒子を20重量%
分散させた1mmφ×1mmlのPFAペレットを、ス
クリュー押し出し機によって溶融し、フロン22と混練
し、0.24mmφなる線径の心線導体のまわりに発泡
押し出しすることによって、発泡率75%、外径1mm
の発泡絶縁電線を製造した(図3参照)。製造した絶縁
電線は、実施例1のように、真空処理装置内で、窒素で
1%に希釈したClF3 ガスを用いて、Si3 N4
微粒子の気化処理を行った。この気化処理によって絶
縁被覆内に分散させたSi3 N4 微粒子をフッ化さ
せて除去することができた(図4参照)。製造した絶縁
電線の発泡率は、密度法によって測定したところ、90
%を得ることができた。
分散させた1mmφ×1mmlのPFAペレットを、ス
クリュー押し出し機によって溶融し、フロン22と混練
し、0.24mmφなる線径の心線導体のまわりに発泡
押し出しすることによって、発泡率75%、外径1mm
の発泡絶縁電線を製造した(図3参照)。製造した絶縁
電線は、実施例1のように、真空処理装置内で、窒素で
1%に希釈したClF3 ガスを用いて、Si3 N4
微粒子の気化処理を行った。この気化処理によって絶
縁被覆内に分散させたSi3 N4 微粒子をフッ化さ
せて除去することができた(図4参照)。製造した絶縁
電線の発泡率は、密度法によって測定したところ、90
%を得ることができた。
【0008】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
発泡押し出しでは製造することができないような細径薄
肉の発泡絶縁電線の製造を可能にし、また、従来サイズ
の発泡絶縁電線においてもさらなる発泡率の向上を図る
ことができ、工業上顕著な効果を奏するものである。
発泡押し出しでは製造することができないような細径薄
肉の発泡絶縁電線の製造を可能にし、また、従来サイズ
の発泡絶縁電線においてもさらなる発泡率の向上を図る
ことができ、工業上顕著な効果を奏するものである。
【図1】実施例1における気化処理前の絶縁電線の断面
図。
図。
【図2】実施例1における気化処理後の絶縁電線の断面
図。
図。
【図3】実施例2における気化処理前の絶縁電線の断面
図。
図。
【図4】実施例2における気化処理後の絶縁電線の断面
図。
図。
1 心線導体
2 PFA
3 Si粒子
4 気化処理による気孔
5 押し出しでの気孔
6 Si3 N4 粒子
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁樹脂に、常温、常圧で固体である
物質を常温、常圧で気体である物質に化学変化させるこ
とができる気体によって容易に気化させられる絶縁樹脂
よりも融点の高い物質の微粒子を分散させ、導体に、該
絶縁樹脂を被覆し、しかる後に、常温、常圧で固体であ
る物質を常温、常圧で気体である物質に化学変化させる
ことができる気体によって、分散させた微粒子を気化除
去し、絶縁樹脂内に気孔を生ぜしめることを特徴とする
高発泡絶縁電線の製造方法。 - 【請求項2】 微粒子を分散させた絶縁樹脂を、上記
以外の方法にて発泡させて導体に被覆した後に、常温、
常圧で固体である物質を常温、常圧で気体である物質に
化学変化させることができる気体によって分散させた微
粒子を気化除去し、樹脂内の気孔率をさらに向上させる
ことを特徴とする請求項1記載の高発泡絶縁電線の製造
方法。 - 【請求項3】 常温、常圧で固体である物質を常温、
常圧で気体である物質に化学変化させることができる気
体が、ClF3 であることを特徴とする請求項1記載
の高発泡絶縁電線の製造方法。 - 【請求項4】 絶縁樹脂に分散させる微粒子が、Si
、Si3 N4 、SiCまたはSiO2 であること
を特徴とする請求項1記載の高発泡絶縁電線の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15779791A JPH04355014A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 高発泡絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15779791A JPH04355014A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 高発泡絶縁電線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04355014A true JPH04355014A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=15657500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15779791A Pending JPH04355014A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 高発泡絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04355014A (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP15779791A patent/JPH04355014A/ja active Pending
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