JPH0435626Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0435626Y2 JPH0435626Y2 JP1987075954U JP7595487U JPH0435626Y2 JP H0435626 Y2 JPH0435626 Y2 JP H0435626Y2 JP 1987075954 U JP1987075954 U JP 1987075954U JP 7595487 U JP7595487 U JP 7595487U JP H0435626 Y2 JPH0435626 Y2 JP H0435626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- silicone oil
- balancer
- door
- internal pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、重量のある扉の開閉操作を補助する
ためのバランサの改良に関する。
ためのバランサの改良に関する。
例えば兵員輸送車などの特車用の扉として第3
図及び第4図に示すように車両の前面に外側に向
かつて開くように設けられたものがある。特車用
の扉は通常、鋼板などを用いて堅固に作られるた
めに自重が大きく、この場合のように前方に傾斜
した状態で設けると扉体11が自重により常に開
方向に付勢されるため、開動時には扉体11が急
激に開かないように抑えながら開く必要があり、
また閉動時には扉体11を自重に抗して押し上げ
なければならず、いずれの場合にも操作に大きな
力が必要となる。そこで、扉体11の自重に対抗
するために扉体11と車体に固設したブラケツト
13との間にバランサ12が介装される。バラン
サ12は第5図に示すように内部に圧縮性流体で
あるシリコンオイル10を充填したシリンダ6
と、この中に摺動自由に挿入されたピストンロツ
ド14からなり、シリンダ6内のピストンロツド
14の先端にはピストン14Aが固着される。ま
た、ピストンロツド14の基端部はシリンダ6の
外周に摺接するアウタチユーブ15と一体にアイ
金具16を介して扉体11に取り付けられ、シリ
ンダ6がアイ金具17を介して車体側のブラケツ
ト13に取り付けられる。扉体11の開動時には
バランサ12が押し縮められてピストンロツド1
4がシリンダ6に侵入し、侵入体積分のシリコン
オイル10を圧縮する。そして、圧縮されたシリ
コンオイル10の強い反発力が扉体11を支える
ために扉体11はゆつくりと開き、また閉動時に
はこの反発力の助けにより扉体11は僅かな力で
閉じることができる。
図及び第4図に示すように車両の前面に外側に向
かつて開くように設けられたものがある。特車用
の扉は通常、鋼板などを用いて堅固に作られるた
めに自重が大きく、この場合のように前方に傾斜
した状態で設けると扉体11が自重により常に開
方向に付勢されるため、開動時には扉体11が急
激に開かないように抑えながら開く必要があり、
また閉動時には扉体11を自重に抗して押し上げ
なければならず、いずれの場合にも操作に大きな
力が必要となる。そこで、扉体11の自重に対抗
するために扉体11と車体に固設したブラケツト
13との間にバランサ12が介装される。バラン
サ12は第5図に示すように内部に圧縮性流体で
あるシリコンオイル10を充填したシリンダ6
と、この中に摺動自由に挿入されたピストンロツ
ド14からなり、シリンダ6内のピストンロツド
14の先端にはピストン14Aが固着される。ま
た、ピストンロツド14の基端部はシリンダ6の
外周に摺接するアウタチユーブ15と一体にアイ
金具16を介して扉体11に取り付けられ、シリ
ンダ6がアイ金具17を介して車体側のブラケツ
ト13に取り付けられる。扉体11の開動時には
バランサ12が押し縮められてピストンロツド1
4がシリンダ6に侵入し、侵入体積分のシリコン
オイル10を圧縮する。そして、圧縮されたシリ
コンオイル10の強い反発力が扉体11を支える
ために扉体11はゆつくりと開き、また閉動時に
はこの反発力の助けにより扉体11は僅かな力で
閉じることができる。
ところで、これらの特車は例えば−20℃〜+50
℃といつた広い温度範囲で使用されるため、低温
や高温下でも扉体11の開閉操作がスムーズにで
きる必要がある。しかし、シリコンオイル10は
温度による体積変化が大きく、このバランサ12
は低温ではシリコンオイル10の収縮により反発
力が弱まり、高温ではシリコンオイル10の膨張
により反発力が強まるため、温度によつて扉体1
の開閉操作に要する力が異なり、必要を十分に満
たせない恐れがあつた。
℃といつた広い温度範囲で使用されるため、低温
や高温下でも扉体11の開閉操作がスムーズにで
きる必要がある。しかし、シリコンオイル10は
温度による体積変化が大きく、このバランサ12
は低温ではシリコンオイル10の収縮により反発
力が弱まり、高温ではシリコンオイル10の膨張
により反発力が強まるため、温度によつて扉体1
の開閉操作に要する力が異なり、必要を十分に満
たせない恐れがあつた。
本考案は上述したような構成の扉の開閉に関す
る上記問題点を解決すべく、温度変化に対して幅
広く対応可能な扉用バランサを提供することを目
的とする。
る上記問題点を解決すべく、温度変化に対して幅
広く対応可能な扉用バランサを提供することを目
的とする。
本考案は、シリコンオイルを充填したシリンダ
内にピストンロツドを摺動自由に挿入し、前記シ
リンダ及びピストンロツドの一方を重量の大きな
扉体に、他方を車両側にそれぞれ連結される扉用
バランサであつて、シール部9Aと該シール部よ
り小径のねじ部3Aとから成る段付形状をなし、
かつ前記ねじ部3Aの先端及びシリンダ内に連通
する通路4に向けて開口するT形通路7を有して
成る内圧調整体を、前記シリコンオイルに直接接
するようにシリンダの一端部に螺合装着してシリ
ンダの前記端部と内圧調整体との間に孔部2を形
成してなる扉用バランサである。
内にピストンロツドを摺動自由に挿入し、前記シ
リンダ及びピストンロツドの一方を重量の大きな
扉体に、他方を車両側にそれぞれ連結される扉用
バランサであつて、シール部9Aと該シール部よ
り小径のねじ部3Aとから成る段付形状をなし、
かつ前記ねじ部3Aの先端及びシリンダ内に連通
する通路4に向けて開口するT形通路7を有して
成る内圧調整体を、前記シリコンオイルに直接接
するようにシリンダの一端部に螺合装着してシリ
ンダの前記端部と内圧調整体との間に孔部2を形
成してなる扉用バランサである。
内圧調整体を介してシリンダの容積を増減する
ことによりシリコンオイルの温度による体積変化
が補償され、高温時や低温時においてもバランサ
の収縮に対して安定した反発力が得られる。
ことによりシリコンオイルの温度による体積変化
が補償され、高温時や低温時においてもバランサ
の収縮に対して安定した反発力が得られる。
第1図〜第2図に本考案の実施例を示す。な
お、前記従来例と同一構成部については同一符号
を付して説明を省略する。
お、前記従来例と同一構成部については同一符号
を付して説明を省略する。
第1図に示されるバランサ1において、シリン
ダ6の底部に軸方向と直角に孔部2を凹設し、こ
の孔部2に内圧調整体3を螺合する。孔部2は第
2図に示すように通路4と5によりシリンダ6の
内部に連通し、内圧調整体3にも図示のようなT
型の通路7が形成される。内圧調整体3は先端外
周のねじ部3Aにおいて孔部2と螺合し、後端外
周のねじ部3Cに螺合したロツクナツト8により
抜け止めを施されている。そして、背面に形成し
た操作部3Bを回転することにより孔部2に侵入
させ、あるいは抜き出して孔部2の容積を減少あ
るいは増大させる。なお、通路4,5及び7はシ
リンダ6にシリコンオイル10を充填する時にエ
ア抜き通路となる。また、内圧調整体3の外周に
はシリコンオイル10の漏出を防止するためのシ
ール9を設ける。
ダ6の底部に軸方向と直角に孔部2を凹設し、こ
の孔部2に内圧調整体3を螺合する。孔部2は第
2図に示すように通路4と5によりシリンダ6の
内部に連通し、内圧調整体3にも図示のようなT
型の通路7が形成される。内圧調整体3は先端外
周のねじ部3Aにおいて孔部2と螺合し、後端外
周のねじ部3Cに螺合したロツクナツト8により
抜け止めを施されている。そして、背面に形成し
た操作部3Bを回転することにより孔部2に侵入
させ、あるいは抜き出して孔部2の容積を減少あ
るいは増大させる。なお、通路4,5及び7はシ
リンダ6にシリコンオイル10を充填する時にエ
ア抜き通路となる。また、内圧調整体3の外周に
はシリコンオイル10の漏出を防止するためのシ
ール9を設ける。
次に作用を説明する。
バランサ1の作動原理は前記従来例と同様であ
り、ピストンロツド14の進退により圧縮され、
あるいは膨張するシリコンオイル10の反発力が
扉体11の自重に対抗する。低温時にはシリコン
オイル10の収縮によりシリンダ6の内圧が低下
し、ピストンロツド14の侵入に対して反発力が
小さくなるが、これに対して内圧調整体3を操作
部3Bの回転操作により孔部2に侵入させ、孔部
2の容積を少なくするとシリコンオイル10が圧
縮されて内圧が上昇する。したがつて、バランサ
1は常温時と変わらない反発力を扉体11に及ぼ
し、扉体1はスムーズに開閉する。一方、高温時
には操作部3Bを逆方向に回転して内圧調整体3
を抜き出し、孔部2の容積を増やすことによりシ
リコンオイル10の膨張に対応する。その結果、
高温時においてもバランサ1の反発力は適切に維
持され、扉体11の開閉に支障を来すことはな
い。
り、ピストンロツド14の進退により圧縮され、
あるいは膨張するシリコンオイル10の反発力が
扉体11の自重に対抗する。低温時にはシリコン
オイル10の収縮によりシリンダ6の内圧が低下
し、ピストンロツド14の侵入に対して反発力が
小さくなるが、これに対して内圧調整体3を操作
部3Bの回転操作により孔部2に侵入させ、孔部
2の容積を少なくするとシリコンオイル10が圧
縮されて内圧が上昇する。したがつて、バランサ
1は常温時と変わらない反発力を扉体11に及ぼ
し、扉体1はスムーズに開閉する。一方、高温時
には操作部3Bを逆方向に回転して内圧調整体3
を抜き出し、孔部2の容積を増やすことによりシ
リコンオイル10の膨張に対応する。その結果、
高温時においてもバランサ1の反発力は適切に維
持され、扉体11の開閉に支障を来すことはな
い。
なお、内圧調整体3は、シール部9Aとそれよ
り小径のねじ部3Aとから成る段付形状をなすと
ともに、その内部にはシリンダ内に通ずる通路4
と前記ねじ部3Aの先端とに開口するT形の通路
7を設けた構造としたことにより、内圧調整体3
の受圧面積は内圧調整体のシール部の径Dに対応
したπD/4と大きくとれるため大きな体積変化
が得られる特長がある。また、内圧調整体3の調
節により、同一温度における初期内圧(液体ばね
の初期ばね力に相当)を任意に設定しうる機能を
有する。
り小径のねじ部3Aとから成る段付形状をなすと
ともに、その内部にはシリンダ内に通ずる通路4
と前記ねじ部3Aの先端とに開口するT形の通路
7を設けた構造としたことにより、内圧調整体3
の受圧面積は内圧調整体のシール部の径Dに対応
したπD/4と大きくとれるため大きな体積変化
が得られる特長がある。また、内圧調整体3の調
節により、同一温度における初期内圧(液体ばね
の初期ばね力に相当)を任意に設定しうる機能を
有する。
以上のように、本考案の扉用バランサはシリン
ダの容積を変える内圧調整体を備えたため、温度
によるシリコンオイルの体積変化に応じてシリン
ダ容積を変えることにより、低温から高温に至る
までバランサの収縮に対する反発力を一定にでき
る。したがつて、扉の開閉操作が温度に関係なく
常に一定の力で行なえるようになり、扉の操作性
が向上する。
ダの容積を変える内圧調整体を備えたため、温度
によるシリコンオイルの体積変化に応じてシリン
ダ容積を変えることにより、低温から高温に至る
までバランサの収縮に対する反発力を一定にでき
る。したがつて、扉の開閉操作が温度に関係なく
常に一定の力で行なえるようになり、扉の操作性
が向上する。
第1図は本考案の実施例をしめすバランサの断
面図、第2図は同じく要部拡大断面図、第3図は
特車の扉配置の例を示す断面図、第4図は同じく
斜視図、第5図はバランサの従来例を示す断面図
である。 1……バランサ、3……内圧調整体、6……シ
リンダ、10……シリコンオイル、14……ピス
トンロツド。
面図、第2図は同じく要部拡大断面図、第3図は
特車の扉配置の例を示す断面図、第4図は同じく
斜視図、第5図はバランサの従来例を示す断面図
である。 1……バランサ、3……内圧調整体、6……シ
リンダ、10……シリコンオイル、14……ピス
トンロツド。
Claims (1)
- シリコンオイルを充填したシリンダ内にピスト
ンロツドを摺動自由に挿入し、前記シリンダ及び
ピストンロツドの一方を重量の大きな扉体に、他
方を車両側にそれぞれ連結される扉用バランサで
あつて、シール部9Aと該シール部より小径のね
じ部3Aとから成る段付形状をなし、かつ前記ね
じ部3Aの先端及びシリンダ内に連通する通路4
に向けて開口するT形通路7を有して成る内圧調
整体を、前記シリコンオイルに直接接するように
シリンダの一端部に螺合装着してシリンダの前記
端部と内圧調整体との間に孔部2を形成してなる
扉用バランサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987075954U JPH0435626Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987075954U JPH0435626Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185935U JPS63185935U (ja) | 1988-11-29 |
| JPH0435626Y2 true JPH0435626Y2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=30922579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987075954U Expired JPH0435626Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0435626Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6212974B1 (en) * | 1998-12-17 | 2001-04-10 | United Technologies Corporation | Variable stiffness positioning link for a gearbox |
| AT502943B1 (de) * | 2005-04-01 | 2011-07-15 | Blum Gmbh Julius | Dämpfvorrichtung für bewegbare möbelteile |
| JP2008175266A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Oiles Ind Co Ltd | 液体圧スプリング及びその製造方法 |
| DE102009020786B4 (de) * | 2008-05-28 | 2012-07-12 | Stabilus Gmbh | Türfeststeller |
| DE102009020951B4 (de) * | 2008-05-28 | 2012-07-12 | Stabilus Gmbh | Stufenlos blockierbare Feststellvorrichtung |
| JP5692196B2 (ja) * | 2012-10-05 | 2015-04-01 | オイレス工業株式会社 | 液体圧スプリング |
| JP5880643B2 (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-09 | オイレス工業株式会社 | 液体圧スプリング及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748338U (ja) * | 1980-09-04 | 1982-03-18 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP1987075954U patent/JPH0435626Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185935U (ja) | 1988-11-29 |
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