JPH04356411A - 毛髪セット用処理剤 - Google Patents

毛髪セット用処理剤

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JPH04356411A
JPH04356411A JP15594191A JP15594191A JPH04356411A JP H04356411 A JPH04356411 A JP H04356411A JP 15594191 A JP15594191 A JP 15594191A JP 15594191 A JP15594191 A JP 15594191A JP H04356411 A JPH04356411 A JP H04356411A
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Motoi Minagawa
基 皆川
Yuji Hanesaka
羽坂 勇司
Fumihiko Umezawa
梅澤 文彦
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NIPPON BIYOU IGAKU KENKYUKAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪を損傷することな
く、効果的にヘアーウエーブ又はヘアストレートのよう
なセット加工を施すことができる新規な毛髪セット用処
理剤に関するものである。さらに詳しくいえば、本発明
は、毛髪を構成するケラチン分子間を含窒素六員環化合
物で架橋することにより、毛髪のセット加工を行うとい
う全く新しい原理に基づく、毛髪セット用処理剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コールドパーマ法としては、チオ
グリコール酸を主剤とする第一液で毛髪中のシスチン部
分のジスルフィド結合を開裂し、所要のセットを施した
のち、過酸化水素や臭素酸塩を主剤とする第二液で酸化
して再びジスルフィド結合を形成する方法が最も一般的
に行われている。
【0003】しかしながら、この方法においては、毛髪
を構成するケラチン分子を化学的に切断するために、か
なり強力な処理剤を用いることが必要であり、必然的に
毛髪の損傷を伴うのを免れず、場合によっては断毛や枝
毛を生じるという欠点がある。
【0004】このような損傷を伴う化学反応に基づくコ
ールドパーマ法の欠点を改善するため、ケラチン分子間
に金属キレートを形成させてセット加工を施す方法が提
案されている(特公昭53−1344号公報)。この方
法は、チオグリコール酸と臭素酸塩とを用いる、それま
でのコールドパーマ法のように毛髪の損傷を生じること
なく、むしろ強度は向上するという利点はあるが、穏和
な処理剤を用いているため、セット加工に長時間を有す
る上に金属キレートの結合力を利用したものであるため
、化学結合を利用したものに比べ持続性を欠くのを免れ
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の毛髪
セット処理剤のもつ欠点を克服し、毛髪の損傷を伴うこ
となく取り扱いが容易で、しかも短時間の簡単な処理で
長期間にわたって毛髪のセットを持続させうる新規な毛
髪セット用処理剤を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来のコ
ールドパーマ法の欠点を改善するために、それとは全く
異なった原理に基づく毛髪セット法を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、ケラチン分子間に金属キレートを形成
させる代りにある種の含窒素複素環化合物による化学的
な架橋を形成させることによりその目的を達成しうるこ
とを見出し、本発明をなすに至った。
【0007】すなわち、本発明は、2個以上のハロゲン
原子で置換された含窒素六員環をもつ可溶性化合物を、
ケラチン分子間の架橋形成用成分として含有することを
特徴とする毛髪セット用処理剤及び2個以上のハロゲン
原子で置換された含窒素六員環をもつ可溶性化合物を含
む第一液と、アルカリを含有する第二液から成る毛髪セ
ット用処理剤を提供するものである。
【0008】本発明の毛髪セット用処理剤において、主
要活性成分として用いられる化合物は、2個以上のハロ
ゲン原子で置換された含窒素六員環をもつ可溶性化合物
であることが必要である。このような化合物の例として
は、2個又はそれ以上のハロゲン原子を核置換基として
もつピリジン環、オキサジン環、チアジン環、ピリダジ
ン環、ピリミジン環、ピラジン環、トリアジン環、テト
ラジン環をもち、水、アルコール、その他の有機溶剤に
可溶な化合物、例えば3‐ブロモ‐5‐フルオロピリジ
ン、2,6‐ジクロロ‐3‐フェニルピリジン、3,5
‐ジクロロ‐2‐エトキシピリジン、2,6‐ジクロロ
イソニコチン酸、2,4‐ジクロロピリミジン、2,6
‐ジクロロピリミジン、2,6‐ジクロロ‐5‐エトキ
シピリミジン、2,4,5‐トリクロロピリミジン、2
,4,6‐トリクロロピリミジン、5‐ブロモ‐2,6
‐ジクロロピリミジン、4,6‐ジクロロ‐2‐メチル
メルカプトピリミジン、2,6‐ジクロロ‐5‐ニトロ
ピリミジン、3,6‐ジクロロピリダジン、2,4,6
‐トリクロロトリアジン、2‐フェニルアミノ‐4,6
‐ジクロロトリアジン、2,4‐ジクロロ‐6‐フェニ
ルトリアジン、N‐〔3,5‐ジクロロ‐2,4,6‐
トリアジニル‐(1)〕‐アニリンなどを挙げることが
できる。
【0009】また、白髪や脱色毛の場合、セット加工と
同時に染毛処理を施すことがあるが、この場合には、前
記した2個以上のハロゲン原子で置換された含窒素六員
環をもつ反応染料を用いるのが有利である。このような
反応染料としては、ジクロロトリアジン型反応性染料、
例えばプロシオン・スカーレットRS、プロシオン・ブ
リリヤントレッドB,5BS,8BS、プロシオン・ブ
リリヤント・オレンジGS,2RS、プロシオン・イエ
ローRS,GRS,4RS,8GS、プロシオン・ブリ
リヤント・ブルーRS、プロシオン・バイオレット3R
、プロシオン・ブルー2R,2GS、プロシオン・グリ
ーン2BS、プロシオン・ブラックPN、プロシオン・
グレイPNRなどや、ジクロロ又はトリクロロピリミジ
ン型反応性染料、例えばドリマレン・ゴールド・イエロ
ーZ‐R、ドリマレン・イエローZ‐3GL、ドリマレ
ン・イエローZ‐5GL、ドリマレン・バイオレットZ
‐RL、ドリマレン・スカーレットZ‐WL、ドリマレ
ン・レッドZ‐RL、ドリマレン・レッドZ‐2B、ド
リマレン・ブルーZ‐RL、ドリマレン・ネイビー・ブ
ルーZ‐2RLなどを挙げることができる。
【0010】そのほか、シー・エル・バード及びダブリ
ュ・エス・ボストン(C.L.Bird  and  
W.S.Boston)編、「セオリー・オブ・カラー
レイション・オブ・テキスタイルズ(Theory  
of  Coloration  ofTextile
s)」第326〜357ページのピー・ライズ(P.R
ys)及びエイチ・ゾリンガー(H.Zollinge
r)の報文に示されている反応性染料のうち、3,5‐
ジクロロ‐2,4,6‐トリアジニル基、3,5,6‐
トリクロロ‐2,4‐ピリミジル基、1,4‐ジクロロ
フタラジニル‐(6)基、4,5‐ジクロロピリダジ‐
3‐ノニル‐(2)基、3,6‐ジクロロピリダジニル
‐(4)基、5‐クロロ‐2,6‐ジフルオロピリミジ
ニル‐(4)基などを含有しているものも好適に用いる
ことができる。
【0011】この2個以上のハロゲン原子で置換された
含窒素六員環をもつ可溶性化合物は、毛髪を構成してい
るケラチン分子中の水酸基、チオール基、アミノ基、カ
ルボキシル基と反応して、ケラチン分子間で架橋を形成
するためのものである。これを、2,4‐ジクロロ‐1
,3,5‐トリアジニル基をもつ化合物とケラチン分子
中のアミノ基との反応を例として説明すると以下に反応
式に示すような経過で架橋が形成される。
【化1】 (ただし、Rは有機残基)
【0012】そして、このような架橋を形成するために
、ケラチン分子間に、介挿するためには、含窒素六員環
の大きさが最も適しており、それ以外の六員環や五員環
では、上記したような完全な架橋形成が行われない。 また、六員環上の2個のハロゲン原子の相対的な結合位
置としては、オルト位置、パラ位置のものでもよいが、
その結合距離の点を考慮すると、特にメタ位置のものが
有利である。
【0013】本発明の毛髪セット用処理剤は、このよう
な含窒素六員環をもつ可溶性化合物を0.1〜3重量%
の濃度になるように溶剤に溶解することによって調製さ
れる。この際の溶剤としては、水が好ましいが、含窒素
六員環をもつ可溶性化合物が水に溶解しにくい場合には
、アルコール、アセトン、ジメチルホルムアルデヒド、
ジメチルスルホキシドのような有機溶剤に溶かしたのち
、水で希釈することもできる。
【0014】本発明の毛髪セット用処理剤中には、前記
の活性成分のほかに、毛髪と有効成分との親和性を増大
させるための界面活性剤や毛髪に対するぬれ性を改善す
るためのグリコール、ジエチレングリコール、エチルセ
ロソルブのような湿潤助剤、尿素のような活性化助剤、
亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウムのような塩類、安定
剤、分散剤、香料など、毛髪セット用処理剤に慣用され
ている添加成分を含有させることができる。
【0015】本発明の毛髪セット用処理剤を用いてヘア
ーウエーブを施すには、ロッドを用いてカール加工を施
した毛髪をこの処理剤に浸せきするか、あるいは処理剤
に浸せきした毛髪にカール加工を施したのち、アルカリ
含有溶液でこの毛髪を処理して、含窒素六員環をもつ化
合物とケラチン分子との間の反応を行わせ、カールを固
定させる。この際に用いるアルカリ含有溶液としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなど
のアルカリ金属塩やメチルアミン、エチルアミン、ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン
、トリエタノールアミンなどの有機塩基の溶液が用いら
れる。この溶液の溶媒としては、水が好ましいが、その
ほか、アルコール、アセトン、ジメチルホルムアミドな
どの有機溶剤や、これと水との混合溶剤も用いることが
できる。
【0016】このアルカリ溶液中のアルカリの濃度は、
0.1〜5重量%、好ましくは0.3〜2重量%の範囲
内で選ばれる。また、このアルカリ溶液のpHとしては
9〜11が適当である。
【0017】本発明の処理剤によるケラチン分子間の架
橋形成反応は、常温でも円滑に進行するが、反応を促進
するために、30〜50℃の温度に加温することもでき
る。
【0018】また、本発明者らは、先に毛髪のセット加
工を効果的に行うための前処理剤として、カルシウム又
はジルコニウムの水溶性化合物0.1〜1.0重量%、
尿素5〜30重量%、システィン0.1〜5重量%、オ
キシカルボン酸1〜5重量%を含み、アルカノールアミ
ンによりpH9.0〜11.0に調整された水溶液から
成る処理剤を開発したが(特願平2−272342号)
、本発明の毛髪セット用処理剤は、この前処理剤と組み
合わせて使用することにより、いっそう良好な結果を得
ることができる。
【0019】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、各例における物性試験は以下のようにし
て行った。
【0020】(1)ウエーブ効果測定試験;長さ18c
mの女性正常毛約50本を用いて毛束を作る。この毛束
を直径6mm骨ロッドに5巻きしてゴムで固定し、所定
の毛髪セット加工処理を施したのち、ロッドから取りは
ずし、水洗いして自然乾燥する。乾燥したのちセット状
態を図1に示すように分類し、6段階(0級ないし5級
)で評価する。
【0021】(2)強度試験;ウエーブ効果測定試験の
場合と同様にして毛髪セット加工を施した毛束を、ロッ
ドに巻いたまま十分に水洗し、自然乾燥する。次に、こ
の毛束をロッドから取りはずし、その中からランダム2
0本の毛髪を取り出し、簡易毛髪強伸度計(レディーバ
ード社製)を用いて、それぞれの毛髪の太さ及び強度を
測定する。測定条件としては室温(24〜26℃)、湿
度50%を用いた。毛髪の太さは3か所で測定し、それ
らの平均値をmmで表わし、また強度は毛髪に荷重を加
え、切断したときの数値(g)をもって表わした。
【0022】参考例1 塩化ジルコニル(ZrOCl2・8H2O)0.5重量
部、尿素5重量部、L‐システィン3.0重量部及びク
エン酸3.0重量部を精製水に溶解して全量を100重
量部とし、モノエタノールアミンをpH10.0になる
まで添加することによりA液を調製した。別にポリオキ
シエチレンオレイルエーテル1.0重量部及び無水亜硫
酸ナトリウム2.0重量部を精製水に溶解して全量を1
00重量部とすることによりB液を調製した。次いで、
このA液とB液とを等量ずつ混合することによりpH9
.5の毛髪セット加工用処理液を得た。
【0023】実施例1 塩化シアヌルをエタノールに溶解し、濃度0.1重量%
、0.3重量%、0.5重量%、1.0重量%及び2.
0重量%の5種の溶液を調製する。参考例1で得た前処
理液により、あらかじめ55℃で10分間処理した試験
用毛髪を直径6mmのロッドに巻き、これらの5種の塩
化シアヌルエタノール溶液のそれぞれに浸し、25℃で
10分間処理する。次いで、これらの試料を取り出した
のち、0.1%炭酸ナトリウム水溶液に浸し、25℃で
10分間処理し、セットを固定する。このようにしてセ
ット加工した毛髪を水洗し、風乾したのち、そのウエー
ブ効果を測定し、この結果を図1のグラフIとして示す
。また、これらの試料のそれぞれについて強度を測定し
たところ、5.8〜6.0g/dの範囲であった。 さらに、塩化シアヌルエタノール溶液と炭酸ナトリウム
水溶液による処理温度を40℃に変えること以外は、上
記と同じ操作でセット加工を行い、そのウエーブ効果を
測定したところ、図1のグラフIIに示す結果が得られ
た。また、これらの試料の強度は6.1〜6.3g/d
の範囲であった。
【0024】実施例2 水100ml当り、ジクロルトリアジニル基をもつ黒色
反応性染料(アイ・シー・アイ社製、商品名プロシオン
・ブラックPN)2g、硫酸ナトリウム5g及び尿素1
0gを含む毛髪セット用処理剤を調製する。参考例1で
得た前処理液に、ロッドに巻いた白髪まじりの黒色毛髪
を巻き付け、37℃で20分間処理したのち、前記のよ
うにして調製した毛髪セット用処理剤に浸せきし、25
℃で10分間処理する。次いで、この処理剤の中へ炭酸
ナトリウム0.5g/100mlを加え、25℃でさら
に10分間処理する。このようにして、セット加工した
毛髪を水洗し、風乾したところ、均一な黒色に染色され
た毛髪が得られた。次に、そのウエーブ効果及び強度を
測定したところ、ウエーブ効果は3.5級、強度は5.
8g/dであった。また、前処理条件を55℃で10分
間に変えること以外は、全く同様に操作して、セット加
工したところ同じように均一な黒色に染色された毛髪が
得られた。このもののウエーブ効果は5級、強度は6.
2g/dであった。
【0025】参考例2 塩化ジルコニル0.5重量部、尿素10.0重量部、ク
エン酸3.0重量部を精製水100重量部に溶解した溶
液中に、システィンを0%、0.5%、1%、3%、5
%及び7%の濃度になるように添加したのち、モノエタ
ノールアミンによりpH10.0に調整し、A液を調製
した。別に、ポリオキシエチレンオレイルエーテル1.
0重量部及び無水亜硫酸ナトリウム2.0重量部を精製
水に溶解して全量を100重量部とすることによりB液
を調製した。次いで、このA液とB液とを等量ずつ混合
することによりpH9.5のシスティン含有量の異なる
毛髪セット加工用前処理液6種を得た。
【0026】実施例3 参考例2で得た各前処理液を用いて白髪まじりの毛髪束
を37℃で20分間又は55℃で10分間処理したのち
、これをロッドに巻いてカールさせ、実施例2と同じ毛
髪セット用処理剤に浸せきし、同じようにしてセット加
工した。このようにしていずれも均一な黒色に染色され
た毛髪を得た。これらの毛髪における、前処理液中のシ
スティン濃度とウエーブ効果との関係及びシスティン濃
度と強度との関係をグラフとして図2及び図3に示す。 図中Iは37℃で20分間処理したもの、IIは55℃
で10分間処理したものである。これらの図から分かる
ように、本発明の処理剤を用いて毛髪のセット加工を行
う場合には、前処理液の組成を適当に選ぶことによって
、よりすぐれたウエーブ効果及び強度を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の毛髪セット用処理剤中の有効成分
濃度とウエーブ効果との関係を示すグラフ。
【図2】  本発明の毛髪セット用処理剤の前処理液に
おけるシスティン濃度とウエーブ効果の関係を示すグラ
フ。
【図3】  本発明の毛髪セット処理剤の前処理液にお
けるシスティン濃度と処理毛髪の強度との関係を示すグ
ラフ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2個以上のハロゲン原子で置換された
    含窒素六員環をもつ可溶性化合物を、ケラチン分子間の
    架橋形成用成分として含有することを特徴とする毛髪セ
    ット用処理剤。
  2. 【請求項2】  2個以上のハロゲン原子で置換された
    含窒素六員環をもつ可溶性化合物を含む第一液と、アル
    カリを含有する第二液から成る毛髪セット用処理剤。
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