JPH04356468A - 2,5−ジ置換ピリミジン誘導体 - Google Patents
2,5−ジ置換ピリミジン誘導体Info
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- JPH04356468A JPH04356468A JP3129424A JP12942491A JPH04356468A JP H04356468 A JPH04356468 A JP H04356468A JP 3129424 A JP3129424 A JP 3129424A JP 12942491 A JP12942491 A JP 12942491A JP H04356468 A JPH04356468 A JP H04356468A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気光学的表示材料とし
て有用な、新規のピリミジン系液晶化合物に関する。
て有用な、新規のピリミジン系液晶化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示セルの代表的なものにエム・シ
ャット(M.Schadt)等〔APPLIED PH
SICS LETTERS 18, 127〜128
(1971)〕によって提案された電界効果型セル(フ
ィールド・エフェクト・モード・セル)またはジー・エ
イチ・ハイルマイヤー(G.H.Heilmeier)
等〔PROCEEDING OF THE I.E.E
.E. 56 1162〜1171 (1968)〕に
よって提案された動的光散乱型セル(ダイナミック・ス
キャッタリング・モード・セル)またはジー・エイチ・
ハイルマイヤー(G.H.Heilmeier)等〔A
PPLIED PHYSICSLETTERS 13,
91 (1968)〕あるいはディー・エル・ホワイ
ト(D.L.White)等〔JOURNAL OF
APPLIED PHYSICS 45,4718 (
1974)〕によって提案されたゲスト・ホスト型セル
などがある。
ャット(M.Schadt)等〔APPLIED PH
SICS LETTERS 18, 127〜128
(1971)〕によって提案された電界効果型セル(フ
ィールド・エフェクト・モード・セル)またはジー・エ
イチ・ハイルマイヤー(G.H.Heilmeier)
等〔PROCEEDING OF THE I.E.E
.E. 56 1162〜1171 (1968)〕に
よって提案された動的光散乱型セル(ダイナミック・ス
キャッタリング・モード・セル)またはジー・エイチ・
ハイルマイヤー(G.H.Heilmeier)等〔A
PPLIED PHYSICSLETTERS 13,
91 (1968)〕あるいはディー・エル・ホワイ
ト(D.L.White)等〔JOURNAL OF
APPLIED PHYSICS 45,4718 (
1974)〕によって提案されたゲスト・ホスト型セル
などがある。
【0003】これらの液晶表示セルには、種々の特性が
要求されているが、しきい値電圧(Vth)が低いこと
は特に重要な要求特性であり、しきい値電圧が低い液晶
表示セルは、低電圧駆動が可能となる。
要求されているが、しきい値電圧(Vth)が低いこと
は特に重要な要求特性であり、しきい値電圧が低い液晶
表示セルは、低電圧駆動が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、しきい値電圧を
低下させる目的で用いられている化合物には、式(a)
低下させる目的で用いられている化合物には、式(a)
【0005】
【化2】
【0006】の化合物等が知られている。上記の式(a
)の化合物は、ネマチック液晶材料として現在汎用され
ている母体液晶に添加した場合、母体液晶の粘度を上昇
させず、しきい値電圧をわずかに低下させることができ
るものの、その効果は充分なものではなかった。
)の化合物は、ネマチック液晶材料として現在汎用され
ている母体液晶に添加した場合、母体液晶の粘度を上昇
させず、しきい値電圧をわずかに低下させることができ
るものの、その効果は充分なものではなかった。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、ネマチ
ック液晶材料として汎用されている母体液晶に添加した
場合、母体液晶の粘度をほとんど上昇させず、且つしき
い値電圧を大幅に低下させる効果を有する新規化合物を
提供することにある。
ック液晶材料として汎用されている母体液晶に添加した
場合、母体液晶の粘度をほとんど上昇させず、且つしき
い値電圧を大幅に低下させる効果を有する新規化合物を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、一般式(I)
決するために、一般式(I)
【0009】
【化3】
【0010】(式中、R1は炭素原子数1〜5の直鎖状
アルキル基を表わすが、特にメチル基が好ましく、nは
2から7の整数を表わすが、特に2から4の整数が好ま
しく、Xは水素原子又はフッ素原子を表わす。)で表わ
される化合物を提供する。
アルキル基を表わすが、特にメチル基が好ましく、nは
2から7の整数を表わすが、特に2から4の整数が好ま
しく、Xは水素原子又はフッ素原子を表わす。)で表わ
される化合物を提供する。
【0011】本発明に係わる一般式(I)で表わされる
化合物は、例えば、次の製造方法に従って製造すること
ができる。
化合物は、例えば、次の製造方法に従って製造すること
ができる。
【0012】
【化4】
【0013】(上記(II)〜(VII)の各式中で、
R1は炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、
nは2〜7の整数を表わし、Xは水素原子又はフッ素原
子を表わす。) 第1段階:一般式(II)で表わされる化合物をエーテ
ル中、エタノールと塩化水素と反応させ、一般式(II
I)で表わされる化合物を製造する。 第2段階:一般式(III)で表わされる化合物をエタ
ノール中、アンモニアと反応させ、一般式(IV)で表
わされる化合物を製造する。 第3段階:一般式(IV)で表わされる化合物と一般式
(V)で表わされる化合物をエタノール中、ナトリウム
エトキシド等の強塩基で処理し、一般式(VI)で表わ
される化合物を製造する。 第4段階:一般式(VI)で表わされる化合物をオキシ
塩化リン等の塩素化剤で処理することにより、一般式(
VII)で表わされる化合物を製造する。 第5段階:一般式(VII)で表わされる化合物を溶媒
中、パラジウムカーボン等の触媒を用いて接触還元し、
本発明に係わる一般式(I)で表わされる化合物を製造
する。
R1は炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、
nは2〜7の整数を表わし、Xは水素原子又はフッ素原
子を表わす。) 第1段階:一般式(II)で表わされる化合物をエーテ
ル中、エタノールと塩化水素と反応させ、一般式(II
I)で表わされる化合物を製造する。 第2段階:一般式(III)で表わされる化合物をエタ
ノール中、アンモニアと反応させ、一般式(IV)で表
わされる化合物を製造する。 第3段階:一般式(IV)で表わされる化合物と一般式
(V)で表わされる化合物をエタノール中、ナトリウム
エトキシド等の強塩基で処理し、一般式(VI)で表わ
される化合物を製造する。 第4段階:一般式(VI)で表わされる化合物をオキシ
塩化リン等の塩素化剤で処理することにより、一般式(
VII)で表わされる化合物を製造する。 第5段階:一般式(VII)で表わされる化合物を溶媒
中、パラジウムカーボン等の触媒を用いて接触還元し、
本発明に係わる一般式(I)で表わされる化合物を製造
する。
【0014】斯くして製造された一般式(I)で表わさ
れる化合物の代表的なものの例を第1表に掲げる。
れる化合物の代表的なものの例を第1表に掲げる。
【0015】
【表1】
【0016】(第1表中、Cは結晶相を、Iは等方性液
体相をそれぞれ表わす。)本発明に係わる一般式(I)
で表わされる化合物そのものはネマチック相を示さない
が、例えば、正又は負の誘電率異方性を有する他のネマ
チック液晶化合物との混合物の状態で、電界効果型表示
セルの材料として使用することができる。
体相をそれぞれ表わす。)本発明に係わる一般式(I)
で表わされる化合物そのものはネマチック相を示さない
が、例えば、正又は負の誘電率異方性を有する他のネマ
チック液晶化合物との混合物の状態で、電界効果型表示
セルの材料として使用することができる。
【0017】このように、一般式(I)で表わされる化
合物と混合して使用することのできるネマチック液晶化
合物の好ましいものの代表例としては、例えば、4−置
換安息香酸4−置換フェニルエステル、4−置換シクロ
ヘキサンカルボン酸4−置換フェニルエステル、4−置
換シクロヘキサンカルボン酸4′−置換ビフェニルエス
テル、4−(4−置換シクロヘキサンカルボニルオキシ
)安息香酸4−置換フェニルエステル、4−(4−置換
シクロヘキシル)安息香酸4−置換フェニルエステル、
4−(4−置換シクロヘキシル)安息香酸4−置換シク
ロヘキシルエステル、4,4’−置換ビフェニル、1−
(4−置換フェニル)4−置換シクロヘキサン、4,4
”−置換ターフェニル、1−(4’−置換ビフェニリル
)4−置換シクロヘキサン、2−(4−置換フェニル)
5−置換ピリミジンなどを挙げることができる。
合物と混合して使用することのできるネマチック液晶化
合物の好ましいものの代表例としては、例えば、4−置
換安息香酸4−置換フェニルエステル、4−置換シクロ
ヘキサンカルボン酸4−置換フェニルエステル、4−置
換シクロヘキサンカルボン酸4′−置換ビフェニルエス
テル、4−(4−置換シクロヘキサンカルボニルオキシ
)安息香酸4−置換フェニルエステル、4−(4−置換
シクロヘキシル)安息香酸4−置換フェニルエステル、
4−(4−置換シクロヘキシル)安息香酸4−置換シク
ロヘキシルエステル、4,4’−置換ビフェニル、1−
(4−置換フェニル)4−置換シクロヘキサン、4,4
”−置換ターフェニル、1−(4’−置換ビフェニリル
)4−置換シクロヘキサン、2−(4−置換フェニル)
5−置換ピリミジンなどを挙げることができる。
【0018】下記第2表は、粘性があまり高くなく、優
れたネマチック液晶材料として現在汎用されている母体
液晶(A)90重量%及び第1表に示した一般式(I)
で表わされるNo.1の化合物10重量%から成る混合
液晶、又は母体液晶(A)90重量%及び第1表中のN
o.2の化合物10重量%から成る各混合液晶を調製し
、各混合液晶の20℃における粘度及びしきい値電圧を
測定し、その結果を掲示したものである。
れたネマチック液晶材料として現在汎用されている母体
液晶(A)90重量%及び第1表に示した一般式(I)
で表わされるNo.1の化合物10重量%から成る混合
液晶、又は母体液晶(A)90重量%及び第1表中のN
o.2の化合物10重量%から成る各混合液晶を調製し
、各混合液晶の20℃における粘度及びしきい値電圧を
測定し、その結果を掲示したものである。
【0019】また、比較のために母体液晶(A)90重
量%及び式(a)の化合物10重量%から成る混合液晶
、又は母体液晶(A)自体について同様に測定した粘度
及びしきい値電圧を掲示した。
量%及び式(a)の化合物10重量%から成る混合液晶
、又は母体液晶(A)自体について同様に測定した粘度
及びしきい値電圧を掲示した。
【0020】尚、母体液晶(A)は、
【0021】
【化5】
【0022】から成るものである。
【0023】
【表2】
【0024】上記第2表から、本発明の一般式(I)で
表わされる化合物の類似構造を有する式(a)の比較の
化合物は、母体液晶(A)のしきい値電圧を0.12V
低下させることができたが、本発明のNo.1の化合物
は、その約2.5倍の0.31Vも低下させることがで
き、且つ母体液晶(A)の粘度をほとんど上昇させてい
ないことが理解できる。
表わされる化合物の類似構造を有する式(a)の比較の
化合物は、母体液晶(A)のしきい値電圧を0.12V
低下させることができたが、本発明のNo.1の化合物
は、その約2.5倍の0.31Vも低下させることがで
き、且つ母体液晶(A)の粘度をほとんど上昇させてい
ないことが理解できる。
【0025】従って、本発明の一般式(I)で表わされ
る化合物は、母体液晶のしきい値電圧を大幅に改善する
ことができ、且つ粘度をほとんど上昇させない非常に優
れた化合物であることが理解できる。
る化合物は、母体液晶のしきい値電圧を大幅に改善する
ことができ、且つ粘度をほとんど上昇させない非常に優
れた化合物であることが理解できる。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、本発明を更に
説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
【0027】また、化合物の構造は核磁気共鳴スペクト
ル(NMR)及び赤外吸収スペクトル(IR)により確
認した。なお、NMRにおけるCDCl3は溶媒を表わ
し、sは一重線を、dは二重線を、tは三重線を、mは
多重線を表わす。また、IRにおけるNujolは流動
パラフィン中の懸濁状態における測定を表わす。
ル(NMR)及び赤外吸収スペクトル(IR)により確
認した。なお、NMRにおけるCDCl3は溶媒を表わ
し、sは一重線を、dは二重線を、tは三重線を、mは
多重線を表わす。また、IRにおけるNujolは流動
パラフィン中の懸濁状態における測定を表わす。
【0028】(実施例1) 2−(4−フルオロフェ
ニル)−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン(第
1表中のNo.1の化合物)の合成 (1−a) 4−フルオロベンズイミド酸エチル塩酸
塩の合成 4−フルオロベンゾニトリル25.0g(207ミリモ
ル)及びエタノール15.0gを、エーテル50mlに
溶解し、氷冷下、塩化水素ガスを飽和させた。この混合
物を室温で2日間攪拌した後、エーテル200mlを加
え、析出した結晶を濾取し、これを真空乾燥させて表記
化合物41.4g(203ミリモル)を得た。
ニル)−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン(第
1表中のNo.1の化合物)の合成 (1−a) 4−フルオロベンズイミド酸エチル塩酸
塩の合成 4−フルオロベンゾニトリル25.0g(207ミリモ
ル)及びエタノール15.0gを、エーテル50mlに
溶解し、氷冷下、塩化水素ガスを飽和させた。この混合
物を室温で2日間攪拌した後、エーテル200mlを加
え、析出した結晶を濾取し、これを真空乾燥させて表記
化合物41.4g(203ミリモル)を得た。
【0029】(1−b) 4−フルオロベンズアミジ
ン塩酸塩の合成 実施例(1−a)で得られた4−フルオロベンズイミド
酸エチル塩酸塩41.4g(203ミリモル)をエタノ
ール350mlに溶解し、氷冷下、アンモニアガスを飽
和させた。この混合物を室温で2日間攪拌した後、溶媒
を減圧下で留去し、得られた残渣にエーテル300ml
を加え、析出した結晶を濾取し、これを真空乾燥させて
表記化合物35.0g(201ミリモル)を得た。
ン塩酸塩の合成 実施例(1−a)で得られた4−フルオロベンズイミド
酸エチル塩酸塩41.4g(203ミリモル)をエタノ
ール350mlに溶解し、氷冷下、アンモニアガスを飽
和させた。この混合物を室温で2日間攪拌した後、溶媒
を減圧下で留去し、得られた残渣にエーテル300ml
を加え、析出した結晶を濾取し、これを真空乾燥させて
表記化合物35.0g(201ミリモル)を得た。
【0030】(1−c) 2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(3−メトキシプロピル)−4,6−ジヒド
ロキシピリミジンの合成 エタノール250ml及びナトリウム7.1gから調製
したナトリウムエトキシド溶液に、2−(3−メトキシ
プロピル)マロン酸ジエチル18.0g(77ミリモル
)及び実施例(1−b)で得られた4−フルオロベンズ
アミジン塩酸塩13.5g(77ミリモル)を加え、1
7時間加熱還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、
反応混合物のpHが1になるまで濃塩酸を加え、更に水
200mlを加え、析出した結晶を濾取し、これを真空
乾燥させて表記化合物19.5g(70ミリモル)を得
た。
ル)−5−(3−メトキシプロピル)−4,6−ジヒド
ロキシピリミジンの合成 エタノール250ml及びナトリウム7.1gから調製
したナトリウムエトキシド溶液に、2−(3−メトキシ
プロピル)マロン酸ジエチル18.0g(77ミリモル
)及び実施例(1−b)で得られた4−フルオロベンズ
アミジン塩酸塩13.5g(77ミリモル)を加え、1
7時間加熱還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、
反応混合物のpHが1になるまで濃塩酸を加え、更に水
200mlを加え、析出した結晶を濾取し、これを真空
乾燥させて表記化合物19.5g(70ミリモル)を得
た。
【0031】(1−d) 2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(3−メトキシプロピル)−4,6−ジクロ
ロピリミジンの合成 オキシ塩化リン70mlにN,N−ジメチルアニリン1
8.6gを滴下した後、実施例(1−c)で得られた2
−(4−フルオロフェニル)−5−(3−メトキシプロ
ピル)−4,6−ジヒドロキシピリミジン19.4g(
70ミリモル)を加え、115℃で4時間反応させた。 反応終了後、減圧下でオキシ塩化リンを留去し、得られ
た残渣を水300mlに加え、析出した結晶を濾取し、
これを真空乾燥させた後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=20/1
)を用いて精製して表記化合物13.8g(44ミリモ
ル)を得た。
ル)−5−(3−メトキシプロピル)−4,6−ジクロ
ロピリミジンの合成 オキシ塩化リン70mlにN,N−ジメチルアニリン1
8.6gを滴下した後、実施例(1−c)で得られた2
−(4−フルオロフェニル)−5−(3−メトキシプロ
ピル)−4,6−ジヒドロキシピリミジン19.4g(
70ミリモル)を加え、115℃で4時間反応させた。 反応終了後、減圧下でオキシ塩化リンを留去し、得られ
た残渣を水300mlに加え、析出した結晶を濾取し、
これを真空乾燥させた後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=20/1
)を用いて精製して表記化合物13.8g(44ミリモ
ル)を得た。
【0032】(1−e) 2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジンの合成
ル)−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジンの合成
【0033】
【化6】
【0034】実施例(1−d)で得られた2−(4−フ
ルオロフェニル)−5−(3−メトキシプロピル)−4
,6−ジクロロピリミジン12.0g(38ミリモル)
を酢酸エチル120mlに溶解し、この溶液に5%パラ
ジウムカーボン2.4g、酸化マグネシウム12.0g
及び水12mlを加え、この混合物に水素ガスを導入し
、常温常圧下で4日間反応させた。反応終了後、反応混
合物を濾過し、濾液から溶媒を留去した後、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:
ヘキサン/酢酸エチル=5/1)を用いて精製し、更に
ヘキサンから再結晶させて表記化合物4.52g(18
ミリモル)を得た。
ルオロフェニル)−5−(3−メトキシプロピル)−4
,6−ジクロロピリミジン12.0g(38ミリモル)
を酢酸エチル120mlに溶解し、この溶液に5%パラ
ジウムカーボン2.4g、酸化マグネシウム12.0g
及び水12mlを加え、この混合物に水素ガスを導入し
、常温常圧下で4日間反応させた。反応終了後、反応混
合物を濾過し、濾液から溶媒を留去した後、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:
ヘキサン/酢酸エチル=5/1)を用いて精製し、更に
ヘキサンから再結晶させて表記化合物4.52g(18
ミリモル)を得た。
【0035】この化合物の各測定結果は、以下の通りで
あった。 融点:52℃ NMR(CDCl3):δ 1.90−1.94(m
,2H),2.73(t,2H),3.36(s,3H
),3.42(t,2H),7.13−7.18(m,
2H),8.40−8.44(m,2H),8.63(
s,2H) IR(Nujol):1610,1590,1550,
1520,1240,1230,1150,1120,
880,850,800cm−1 (実施例2) 2−(3,4−ジフルオロフェニル)
−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン(第1表中
のNo.2の化合物)の合成
あった。 融点:52℃ NMR(CDCl3):δ 1.90−1.94(m
,2H),2.73(t,2H),3.36(s,3H
),3.42(t,2H),7.13−7.18(m,
2H),8.40−8.44(m,2H),8.63(
s,2H) IR(Nujol):1610,1590,1550,
1520,1240,1230,1150,1120,
880,850,800cm−1 (実施例2) 2−(3,4−ジフルオロフェニル)
−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン(第1表中
のNo.2の化合物)の合成
【0036】
【化7】
【0037】実施例1において、4−フルオロベンゾニ
トリルの代わりに、3,4−ジフルオロベンゾニトリル
25.0g(194ミリモル)を用いた以外は、実施例
1と同様にして、2−(3,4−ジフルオロフェニル)
−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン3.60g
(14ミリモル)を得た。
トリルの代わりに、3,4−ジフルオロベンゾニトリル
25.0g(194ミリモル)を用いた以外は、実施例
1と同様にして、2−(3,4−ジフルオロフェニル)
−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン3.60g
(14ミリモル)を得た。
【0038】この化合物の各測定結果は、以下の通りで
あった。 融点:51℃ NMR(CDCl3):δ 1.73−2.03(m
,2H),2.70(t,2H),3.33(s,3H
),3.37(t,2H),7.03−7.33(m,
1H),8.03−8.36(m,2H),8.56(
s,2H) IR(Nujol):1610,1590,1550,
1520,1330,1270,1190,1110,
910,800,780cm−1 (実施例3) 液晶組成物の調製(1)
あった。 融点:51℃ NMR(CDCl3):δ 1.73−2.03(m
,2H),2.70(t,2H),3.33(s,3H
),3.37(t,2H),7.03−7.33(m,
1H),8.03−8.36(m,2H),8.56(
s,2H) IR(Nujol):1610,1590,1550,
1520,1330,1270,1190,1110,
910,800,780cm−1 (実施例3) 液晶組成物の調製(1)
【0039】
【化8】
【0040】から成る母体液晶(A)を調製したところ
、50.5℃以下でネマチック相を示した。この母体液
晶(A)の20℃における粘度及びしきい値電圧を測定
したところ、以下の通りであった。
、50.5℃以下でネマチック相を示した。この母体液
晶(A)の20℃における粘度及びしきい値電圧を測定
したところ、以下の通りであった。
【0041】
粘度(cP)
22.2しきい値電圧(V)
1.50この母体液晶(A)90重
量%及び実施例1で得られた2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン
22.2しきい値電圧(V)
1.50この母体液晶(A)90重
量%及び実施例1で得られた2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン
【0042】
【化9】
【0043】10重量%から成る混合液晶を調製したと
ころ、42.7℃以下でネマチック相を示した。同様に
して、この混合液晶の20℃における粘度及びしきい値
電圧を測定したところ、以下の通りであった。
ころ、42.7℃以下でネマチック相を示した。同様に
して、この混合液晶の20℃における粘度及びしきい値
電圧を測定したところ、以下の通りであった。
【0044】
粘度(cP)
21.8しきい値電圧(V)
1.19また、比較のために母体液
晶(A)及び式(a)
21.8しきい値電圧(V)
1.19また、比較のために母体液
晶(A)及び式(a)
【0045】
【化10】
【0046】の化合物10重量%から成る混合液晶を調
製したところ、42.0℃以下でネマチック相を示した
。同様にして、この混合液晶の20℃における粘度及び
しきい値電圧を測定したところ、以下の通りであった。
製したところ、42.0℃以下でネマチック相を示した
。同様にして、この混合液晶の20℃における粘度及び
しきい値電圧を測定したところ、以下の通りであった。
【0047】
粘度(cP)
21.5しきい値電圧(V)
1.38以上の結果から、本発明の
一般式(I)で表わされる化合物は、式(a)の化合物
と比べて、母体液晶の粘度を上昇させることなく、しき
い値電圧を効果的に低下させていることが理解できる。
21.5しきい値電圧(V)
1.38以上の結果から、本発明の
一般式(I)で表わされる化合物は、式(a)の化合物
と比べて、母体液晶の粘度を上昇させることなく、しき
い値電圧を効果的に低下させていることが理解できる。
【0048】(実施例4) 液晶組成物の調製(2)
実施例3で調製した母体液晶(A)90重量%及び実施
例2で得られた2−(3,4−ジフルオロフェニル)−
5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン
実施例3で調製した母体液晶(A)90重量%及び実施
例2で得られた2−(3,4−ジフルオロフェニル)−
5−(3−メトキシプロピル)ピリミジン
【0049】
【化11】
【0050】10重量%から成る混合液晶を調製したと
ころ、40.0℃以下でネマチック相を示した。実施例
3と同様にして、20℃における粘度及びしきい値電圧
を測定したところ、以下の通りであった。
ころ、40.0℃以下でネマチック相を示した。実施例
3と同様にして、20℃における粘度及びしきい値電圧
を測定したところ、以下の通りであった。
【0051】
粘度(cP)
22.4しきい値電圧(V)
1.11以上の結果から、本発明の
一般式(I)で表わされる化合物は、母体液晶の粘度を
上昇させることなく、しきい値電圧を効果的に低下させ
ていることが理解できる。
22.4しきい値電圧(V)
1.11以上の結果から、本発明の
一般式(I)で表わされる化合物は、母体液晶の粘度を
上昇させることなく、しきい値電圧を効果的に低下させ
ていることが理解できる。
【0052】
【発明の効果】本発明に係わる一般式(I)で表わされ
る化合物は、現在ネマチック液晶として汎用されている
母体液晶との相溶性に優れており、母体液晶の粘度を上
昇させることなく、しきい値電圧を効果的に低下させる
ことができる。
る化合物は、現在ネマチック液晶として汎用されている
母体液晶との相溶性に優れており、母体液晶の粘度を上
昇させることなく、しきい値電圧を効果的に低下させる
ことができる。
【0053】従って、低電圧駆動が要求されるテレビ、
ワープロ等の液晶表示セルの材料として有用である。
ワープロ等の液晶表示セルの材料として有用である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基を
表わし、nは2〜7の整数を表わし、Xは水素原子又は
フッ素原子を表わす。)で表わされる化合物。 - 【請求項2】 請求項1記載の化合物を含有する液晶
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3129424A JP3047507B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 2,5−ジ置換ピリミジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3129424A JP3047507B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 2,5−ジ置換ピリミジン誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04356468A true JPH04356468A (ja) | 1992-12-10 |
| JP3047507B2 JP3047507B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=15009160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3129424A Expired - Fee Related JP3047507B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 2,5−ジ置換ピリミジン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3047507B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009007517A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Dic Corp | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3129424A patent/JP3047507B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009007517A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Dic Corp | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3047507B2 (ja) | 2000-05-29 |
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Legal Events
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