JPH04356514A - メッキ性、耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
メッキ性、耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH04356514A JPH04356514A JP22859691A JP22859691A JPH04356514A JP H04356514 A JPH04356514 A JP H04356514A JP 22859691 A JP22859691 A JP 22859691A JP 22859691 A JP22859691 A JP 22859691A JP H04356514 A JPH04356514 A JP H04356514A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂に関する。
現在ABS樹脂、ハイインパクトポリスチレンに代表さ
れるゴム変性熱可塑性樹脂が広く使用されている。これ
ら熱可塑性樹脂の成形製品においては、成形品そのもの
で使用する場合と、成形後に塗装メッキ等に代表される
2次加工を施して使用する場合があり、後者の場合の割
合がかなり多いのが現状である。また、2次加工の一つ
であるメッキにおいては、最近ハイサイクル化、歩留ま
り向上のため、かなり厳しいメッキ条件を採用している
。
するいわゆるエッチング工程を行う温度が高くされるよ
うになって来ている。このように高温でエッチングを行
うと、従来のゴム変性熱可塑性樹脂成形品においては、
樹脂表面にゴム溶解後に形成される蛸坪状のきれいな穴
が開かず、穴と穴が結合したり、また穴がつぶれ、表面
層が荒れた状態になる。それ故、アンカ−効果が低下し
、樹脂表面とメッキ金属膜の界面での密着強度が低くな
り、ふくれ等の問題点が発生する。
ッキ加工上の問題点を解消し、しかも大型成形品の成形
に適した耐衝撃性熱可塑性樹脂を提供することを目的と
する。
ような現状に鑑み鋭意検討した結果、特定の粒径分布を
有するゴムに、特定の反応条件で単量体混合物をグラフ
ト重合させたグラフト重合体を含む耐衝撃性熱可塑性樹
脂組成物は特にメッキ性に優れ、大型成形性も良好であ
ることを知り、またこのグラフト共重合体含有熱可塑性
樹脂組成物に特定の構造を持った有機ケイ素化合物を配
合することにより、これらの性質を一層向上させ得るこ
とを見出し、本発明を完成するに到った。
粒径0.35〜0.5μmのゴム5〜30重量%(固形
分として)、平均粒径0.2〜0.32μmのゴム95
〜70重量%(固形分として)及び粒径0.10μm以
下のゴム0〜15重量%(固形分として)である多分散
粒径分布を有するゴムラテックス5〜70重量部(固形
分として)の存在下に、芳香族ビニル単量体60〜90
重量%、シアン化ビニル単量体10〜40重量%及びこ
れらと共重合可能な少なくとも一種のモノビニル単量体
0〜20重量%とからなる単量体混合物95〜30重量
部を、重合開始温度40〜50℃で、1.2〜1.5重
量部/分の全量滴下方式により仕込み、反応開始剤0.
10〜0.20重量部、重合系のピ−ク温度60〜80
℃なる反応条件で乳化重合することにより得られるグラ
フトゴムを主成分とするメッキ性、耐衝撃性及び大型成
形性に優れた熱可塑性樹脂組成物である。
−ブタジエン100〜50重量%及びこれと共重合可能
なCH2=C<基を有する単量体0〜50重量%(合計
100重量%)とから構成されるもの、すなわち、1,
3−ポリブタジエン単独重合体または1,3−ブタジエ
ン単位50重量%以上から構成される共重合体である。 該共重合体の例としては、例えばブタジエン−スチレン
共重合体、ブタジエン−ビニルトルエン共重合体などの
ようなブタジエン−芳香族ビニル化合物共重合体;ブタ
ジエン−アクリロニトリル共重合体;ブタジエン−メタ
クリルトニトリル共重合体;ブタジエン−アクリル酸メ
チル共重合体、ブタジエン−アクリル酸エチル共重合体
、ブタジエン−アクリル酸ブチル共重合体、ブタジエン
−アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体などのような
ブタジエン−アクリル酸アルキルエステル共重合体;ブ
タジエン−メタクリル酸メチル共重合体、ブタジエン−
メタクリル酸エチル共重合体などのようなブタジエン−
メタクリル酸アルキルエステル共重合体;などであり、
更に1,3−ブタジエン単位50重量%以上から構成さ
れる三元共重合体も使用できる。
容易に製造することができる。また、このジエン系ゴム
の製造に使用する触媒、乳化剤等は、特に制限なく各種
のものが使用できる。ゴム粒子経としては、大粒子と中
粒子の2分散の粒径分布を有するものが必要であり、大
粒子の平均粒径が0.35〜0.5μm、中粒子の平均
粒径が0.2〜0.32μmであり、大粒子と中粒子の
比率としては、5〜30/95〜70(重量%)の範囲
である。大粒子の平均粒径が0.5μmを越えると、耐
衝撃性が大巾に低下し、0.35μmより小さいと、メ
ッキ性の改良効果が低下する。中粒子の平均粒径が0.
32μmを越えると、耐衝撃性が低下し、0.2μmよ
り小さいと、耐衝撃性が低下すると同時に、メッキ性の
改良効果も低下してくる。また、0.1μm以下の粒径
のゴムは、0〜15重量%であり、15重量%を超える
と、メッキ性、物性共に低下する傾向にある。
の大粒子の割合が5重量%より低いと、メッキ性、大型
成形性の改良効果が低下し、30重量%を超えると、耐
衝撃性が低下する。また、粒径分布を持たせる方法とし
ては特に制限はなく、それぞれの粒子を個別に製造し、
それらを所定の割合でブレンドする方法、肥大化能の異
なる酸基含有共重合体のブレンド系で、小粒子ゴムを一
挙に粒径分布を持たせて肥大化する方法等があげられる
。
は、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、
tert−ブチルスチレン等が代表的なものとして挙げ
られ、単独または2種以上混合して用いることができる
が、好ましくはスチレンが用いられる。シアン化ビニル
単量体としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル及びエタクリロニトリル等が挙げられ、単独または2
種以上混合して用いることができるが、好ましくはアク
リロニトリルが用いられる。また、これらと共重合可能
なビニル単量体としてはメタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル等のメタクリル酸アルキルエステル、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル等が
挙げられ、単独または2種以上混合して用いることがで
きる。
重合開始温度が40〜50℃、単量体混合物の仕込み方
法は滴下速度1.2〜1.5重量部/分の速度で全量を
滴下する。反応開始剤量は0.10〜0.20重量部で
、反応開始剤の種類としては有機パ−オキサイドの使用
が好ましい。また、反応プロフィ−ルとしては、重合の
ピ−ク温度を60〜80℃の範囲にすることが必要であ
る。すなわち、この重合処方の特徴は、低温開始、低開
始剤量、高速モノマ−滴下で、反応開始速度を遅くする
ことにより、グラフト点を少なくし、ゴム内部でのグラ
フトを極力少なくすることにある。また、グラフトゴム
のグラフト率は、25〜70%が好ましい範囲である。 使用する重合調節剤としては、tert−ドデシルメル
カプタンが好ましい。重合開始温度、単量体滴下速度、
重合ピ−ク温度が上記の範囲からはずれると、グラフト
構造が上記に示した望ましい構造からはずれることにな
り、メッキ性、耐衝撃性が低下してくる。
、そのまま、必要に応じて染顔料などの各種着色剤、光
または熱に対する安定剤類、無機または有機の粒状、粉
状または繊維状の充填剤、発泡剤等を添加して成形用の
熱可塑性樹脂組成物として用いることができるが、別途
製造された硬質の熱可塑性樹脂と混合して成形用熱可塑
性樹脂組成物として使用することもできる。上記硬質の
熱可塑性樹脂としては、常温で硬質のものであれば特に
制限なく使用することができ、例えば芳香族ビニル化合
物−アクリロニトリル共重合体、芳香族ビニル化合物−
アクリロニトリル−メタクリル酸メチル三元共重合体、
芳香族ビニル化合物−アクリロニトリル−低級アルキル
アクリレ−ト三元共重合体、アクリロニトリル−低級ア
ルキルアクリレ−ト共重合体アクリロニトリル−α−メ
チルアスチレン二元共通重合体、スチレン−アクリロニ
トチル−N−フェニルマレイミド三元共重合体及びポリ
カ−ボネ−ト等が好適なものとして例示される。また、
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、射出成形、押出成形な
どの各種成形法により成形される。
た請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物に特定の有機ケイ
素化合物を配合して、その耐衝撃性、メッキ特性、大型
成形性を一層向上させたもので、次のとおりのものであ
る。すなわち、一般式化1で表わされるオルガノシロキ
サン、
素数1〜8のアルキル基又はアリル基を示し、mは1以
上の整数を示す。)一般式化2で表わされるシラン化合
物、
素数1〜8のアルキル基又はアリル基を示す。)及び、
一般式化3で表わされるオルガノハロシラン類
8】
はアリル基、Yはハロゲンを示し、nは1〜3である。 )のうちの少なくとも一種の有機ケイ素化合物を、熱可
塑性樹脂の合計量100重量部に対し0.01重量部以
上15重量部以下配合してなる請求項1記載のメッキ性
、耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物
である。
式化1、化2及び化3で示されるものであるが、具体的
には、例えばポリジメチルシロキサン、ポリメチルエチ
ルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、ポリメチルフ
ェニルシロキサン等のオルガノシロキサン類、テトラエ
チルシラン、トリメチルヘキシルシラン等のシラン類あ
るいはトリエチルクロルシラン、ジエチルジクロルシラ
ン、フェニルトリクロルシラン、ジフェニルジクロルシ
ラン等のハロシラン類がある。
たっては、沸点が120℃以上であって樹脂組成物の成
形温度領域で熱的、化学的に安定な化合物であることが
必要である。この条件が満たされるものの例としては、
ポリシロキサンについて言えば粘度が0.2〜50万セ
ンチスト−クス好ましくは5〜5万センチスト−クスの
ものである。有機ケイ素化合物の使用に当たっては上述
のもの単独でもよいが必要によっては2種以上を組合わ
せることも可能である。
成物への配合量は、組成物中の全樹脂すなわち、グラフ
トゴムと必要に応じて配合する他の熱可塑性樹脂との合
計量100重量部に対して0.01重量部以上15重量
部以下、好ましくは0.01重量部以上10重量部以下
である。0.01重量部未満では耐衝撃性が低下する。 また熱可塑性樹脂組成物への配合方法としては、樹脂ラ
テックスへの添加配合では余り効果がなく、樹脂粉体へ
のブレンド配合が好ましい。
説明するが、これら本発明を限定するものではない。な
お、実施例、比較例中において、「部」は「重量部」を
表わし、また各種物性は以下の方法によって測定した。
ラテックスの水稀釈溶液は、光散乱法を原理とした大塚
電子(株)製測定装置(DLS−700)を使用して測
定した。 (2)アイゾット衝撃強度(単位:Kg・cm/cm)
はASTM D−256により測定した。 (3)メルトフロ−インデックス(MI,単位:g/1
0分)は押出しペレットを東洋ボ−ルドウィン(株)製
メルトインデクサ−を使用し、ASTM D−123
8(200℃、荷重5Kg)により測定した。
下記に示す通常のABSメッキ工程により、メッキ用平
成形板にメッキを行い、これを試料となし、そのメッキ
膜を荷重測定器上で垂直方向に引くことにより成形板か
ら引き剥がす時の引っ張り力を測定した値である。 脱脂(60℃,3分) ↓ 水洗 ↓ エッチング(CrO3:400g/1,H2SO4:2
00cc/1,70℃,↓ 20分
) 水洗 ↓ 酸洗(室温,1分) ↓ 水洗 ↓ 触媒化処理(25℃,3分) ↓ 水洗 ↓ 活性化処理(40℃,5分) ↓ 水洗 ↓ 化学ニッケルメッキ(40℃,5分) ↓ 電気銅メッキ(膜厚35μm,20℃,60分)↓ 乾燥(80℃,120分)
M D−785により測定した。
)ラテックスの合成 1,3−ブタジエン
66部アクリル酸n−ブ
チル
9部スチレン
25部ジイソプロピルベンゼンヒドロパ−オキシ
ド 0.2部オレイン酸カリウム
1.
0部不均化ロジン酸カリウム
1.0部ピロリン酸ソ−ダ
0.5部硫酸第一鉄
0.005
部デキストロ−ズ
0.3部無水硫酸ナト
リウム
0.3部水
200部上記組成に従って100リットルオ
−トクレ−ブで50℃で重合した。9時間でほぼ重合は
完了し、転化率97%、平均粒子径0.08μm、pH
9.0のジエン系ゴムラテックスが得られた。
アクリル酸n−ブチル
85部メタクリル酸
15部オレイン酸カリウム
2部ジオクチルスルホコハク酸ソ−ダ
1部クメンヒドロパ−オ
キサイド 0
.4部ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレ−ト
0.3部イオン交換水
200
部上記組成物を別の重合装置で70℃で4時間重合させ
た。転化率は98%であり、平均粒子径0.08μmの
酸基含有共重合体ラテックスが得られた。
−1)の合成 上記酸基含有共重合体(BS−1)の合成において、ア
クリル酸n−ブチルの量を72部に、またメタクリル酸
の量を28部に変えた以外は全く同様な方法をくり返し
て重合した。転化率は97%であり、平均粒子径0.1
0μmの酸基含有共重合体ラテックスが得られた。
の製造 ゴム(A−1)ラテックス100部(固形分として)に
、ゴム粒子肥大化用酸基含有共重合体の混合ラテックス
(BS−1/BB−1=80/20、固形分比)2部を
撹拌下に添加し、さらに30分間撹拌し多分散粒径分布
を有するゴムラテックスを得た。表1にこのラテックス
の粒径分布の測定結果を示す。
径分布ラテックス(C−1) 15
部スチレン
67部アク
リロニトリル
18部クメンハイドロパ−
オキサイド 0.12
部不均化ロジン酸カリウム
2.0部ピロリン酸ソ−ダ
0.2部硫酸第1鉄
0.01
部デキストロ−ズ
0.35部水
200部上記の組成で、重
合開始温度40℃、単量体滴下速度1.3重量部/分で
グラフト重合を行った。
してブチル化ヒドロキシトルエン2部、ジラウリルチオ
プロピオネ−ト0.5部を加え、5%硫酸水溶液で凝固
し、洗浄し、乾燥して白色粉末を得た。これにフォスフ
ァイト系安定剤を0.1部加え、ヘンシェルミキサ−で
5分間(3000rpm)混合した後、シリンダ−温度
230℃で押出しペレット化し、スクリュ−式射出成形
機(シリンダ−温度230℃、金型温度60℃)を用い
て物性測定用試片及びメッキ用平板を成形した。次いで
その試片及び平板を用いて物性ならびにメッキの密着強
度を測定した。結果を表1の実施例1の欄に示す。表1
中、未肥大化小粒子(0.08μm)は、大粒子の割合
と中粒子の割合を足したものの残部である。
有機ケイ素化合物を表1に示す量加え、さらにフォスフ
ァイト系安定剤を0.1部加え、ヘンシェルミキサ−で
5分間(3000rpm)混合した後、シリンダ−温度
230℃で押出しペレット化し、スクリュ−式射出成形
機(シリンダ−温度230℃、金型温度60℃)を用い
て物性測定用試片及びメッキ用平板を成形した。次いで
その試片及び平板を用いて物性ならびにメッキの密着強
度を測定した。その結果を、の実施例2、3、4及び5
の欄に示す。
における、ゴム粒子肥大化用酸基含有共重合体のBS−
1/BB−1の混合比を7/93に変える以外は、実施
例1と全く同様な方法をくり返した。結果を表1の実施
例6の欄に示す。また有機ケイ素化合物を添加してとき
の結果を表1の実施例7の欄に示す。
て、アクリル酸n−ブチルの量を88部に、またメタク
リル酸の量を12部に変えて(BS−2)、実施例1と
同様な方法をくり返した。その結果を表1の実施例8の
欄に示す。また有機ケイ素化合物を添加してときの結果
を表1の実施例9の欄に示す。
て、アクリル酸n−ブチルを65部、メタクリル酸を3
5部に変えて(BB−2)、実施例1と同様な方法をく
り返した。結果を表1の実施例10の欄に示す。また有
機ケイ素化合物を添加してときの結果を表1の実施例1
1の欄に示す。
した様に変えた以外は実施例2と全く同様な方法をくり
返した。その結果を表2の比較例1の欄に示す。比較例
2及び3 実施例1において、酸基含有共重合体(BS−1)のみ
を使用して実施例1と同様な方法をくり返した。その結
果を表2の比較例2の欄に示す。また有機ケイ素化合物
を添加してときの結果を表2の比較例3の欄に示す。
を使用して、全く実施例1と同様な方法をくり返した。 その結果を表2の比較例4の欄に示す。また有機ケイ素
化合物を添加してときの結果を表2の比較例5の欄に示
す。 比較例6及び7 実施例1において、酸基含有共重合体の比率(BS−1
/BB−2)を60/40に変えて、実施例1と同様な
方法をくり返した。その結果を表2の比較例6の欄に示
す。また有機ケイ素化合物を添加してときの結果を表2
の比較例7の欄に示す。
/BB−2)を97/3に変えて、実施例1と同様な方
法をくり返した。その結果を表2の比較例8の欄に示す
。また有機ケイ素化合物を添加してときの結果を表2の
比較例9の欄に示す。 比較例10及び11 実施例1の酸基含有共重合体(BB−1)の合成におい
て、アクリル酸n−ブチルの量を83部に、またメタク
リル酸の量を17部に変えて(BB−3)、実施例1と
同様な方法をくり返した。その結果を表2の比較例10
の欄に示す。また有機ケイ素化合物を添加してときの結
果を表2の比較例11の欄に示す。
、アクリル酸n−ブチルの量を60部、またメタクリル
酸の量を40部に変えて(BB−4)、実施例1と同様
な方法をくり返した。その結果を表2の比較例12の欄
に示す。また有機ケイ素化合物を添加してときの結果を
表2の比較例13の欄に示す。 比較例14 実施例1の使用する酸基含有共重合体の量を1部にして
、実施例1と同様な方法をくり返した。その結果を表2
の比較例14の欄に示す。
、重合開始温度を40℃から60℃に変える以外は実施
例1、2と全く同様に実験を行い評価を行なった。その
結果を、それぞれ表2の比較例15、16の欄に示す。 比較例17及び18 実施例1、2のグラフトゴムラテックスの製造において
、重合時の単量体滴下速度を1.3重量部/分から0.
7重量部/分に変える以外は実施例1、2と全く同様に
実験を行い評価を行った。その結果を、それぞれ表2の
比較例17、18の欄に示す。比較例15〜18にみる
ように、反応条件が本発明の範囲を外れると、ロックウ
エル硬度が低下し、アイゾット衝撃強度とのバランスが
悪くなる。
の多分散粒径分布ラテックス(C−1)を用いて、下記
の組成でグラフトゴムラテックス(D−2)を製造した
。 上記多分散粒径分布ラテックス(C−1)
30部 スチレン
55部 アクリロニトリル
15部 ク
メンハイドロパ−オキサイド
0.12部 不均化ロジン酸カリウム
2.0部 ピロ
リン酸ソ−ダ
0.2部 硫酸第1鉄
0.01部 デキストロ−ズ
0.35部
水
200部
045】グラフト重合は、重合開始温度40℃、単量体
滴下速度1.3重量部/分で行った。得られた重合体ラ
テックスに、抗酸化剤としてブチル化ヒドロキシトルエ
ン2部、ジラウリルチオプロピオネ−ト0.5部を加え
、5%硫酸水溶液で凝固し、洗浄し、乾燥して白色粉末
を得た。この白色粉末50部及びフォスファイト系安定
剤0.1部に、AS樹脂〔アクリロニトリル−スチレン
共重合体、AN/ST=21/79(重量比)、ηsp
/c=0.62dl/g(DMF中25℃で測定)〕、
ポリカ−ボネ−ト(三菱瓦斯化学工業(株)製品、ユ−
ピロンS−20000)、有機ケイ素化合物を表3に示
す割合で加え、ヘンシェルミキサ−で5分間(3000
rpm)混合した後、シリンダ−温度230℃で押出し
ペレット化し、スクリュ−式射出成形機(シリンダ−温
度230℃、金型温度60℃)を用いて物性測定用試片
及びメッキ用平板を成形した。次いでその試片及び平板
を用いて物性ならびにメッキの密着強度を測定した。そ
の結果を表3に示す。
脂組成物は、低温開始、低開始剤量、高速モノマ−滴下
で重合を行い、反応開始速度を遅くすることによりグラ
フト点を少なくし、ゴム内部でのグラフトを極力少なく
したグラフトゴムを含むので、耐衝撃性は勿論のこと、
メッキ特性に優れ、また大型成形性も良い。さらに特定
の有機ケイ素化合物を加えることによりこれらの性質を
一層向上させることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】平均粒径0.35〜0.5μmのゴム5〜
30重量%(固形分として)、平均粒径0.2〜0.3
2μmのゴム95〜70重量%(固形分として)および
粒径0.10μm以下のゴム0〜15重量%(固形分と
して)である多分散粒径分布を有するゴムラテックス5
〜70重量部(固形分として)の存在下に、芳香族ビニ
ル単量体60〜90重量%、シアン化ビニル単量体10
〜40重量%及びこれらと共重合可能な少なくとも一種
のモノビニル単量体0〜20重量%とからなる単量体混
合物95〜30重量部を、重合開始温度40〜50℃で
、1.2〜1.5重量部/分の全量滴下方式により仕込
み、反応開始剤0.10〜0.20重量部、重合系のピ
−ク温度60〜80℃なる反応条件で乳化重合すること
により得られるグラフトゴムを主成分とするメッキ性、
耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】一般式化1で表わされるオルガノシロキサ
ン、 【化1】 (式中、R1〜R4はそれぞれ独立して炭素数1〜8の
アルキル基又はアリル基を示し、mは1以上の整数を示
す。)一般式化2で表わされるシラン化合物、【化2】 (式中、R1〜R4はそれぞれ独立して炭素数1〜8の
アルキル基又はアリル基を示す。)及び、一般式化3で
表わされるオルガノハロシラン類 【化3】 (式中R5は炭素数1〜8のアルキル基又はアリル基、
Yはハロゲンを示し、nは1〜3である。)のうちの少
なくとも一種の有機ケイ素化合物を、熱可塑性樹脂の合
計量100重量部に対し0.01重量部以上15重量部
以下配合してなる請求項1記載のメッキ性、耐衝撃性及
び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22859691A JP2692019B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-08-14 | メッキ性、耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP835691 | 1991-01-28 | ||
| JP3-8356 | 1991-01-28 | ||
| JP22859691A JP2692019B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-08-14 | メッキ性、耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04356514A true JPH04356514A (ja) | 1992-12-10 |
| JP2692019B2 JP2692019B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=26342860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22859691A Expired - Lifetime JP2692019B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-08-14 | メッキ性、耐衝撃性及び大型成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2692019B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338636A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ダイレクトめっき用樹脂組成物、樹脂めっき方法および樹脂めっき製品 |
| KR100401325B1 (ko) * | 2000-12-18 | 2003-10-10 | 제일모직주식회사 | 괴상중합 연속공정으로 제조된 낙하충격강도와 내마모성이우수한 고충격 폴리스티렌 수지 |
| JP2008521997A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド | 中空成形性と耐衝撃性及び寸法安定性が優れた熱可塑性abs樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP22859691A patent/JP2692019B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100401325B1 (ko) * | 2000-12-18 | 2003-10-10 | 제일모직주식회사 | 괴상중합 연속공정으로 제조된 낙하충격강도와 내마모성이우수한 고충격 폴리스티렌 수지 |
| JP2002338636A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ダイレクトめっき用樹脂組成物、樹脂めっき方法および樹脂めっき製品 |
| JP2008521997A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド | 中空成形性と耐衝撃性及び寸法安定性が優れた熱可塑性abs樹脂組成物 |
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| JP2692019B2 (ja) | 1997-12-17 |
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