JPH04357005A - 長繊維強化樹脂ペレット及びその製造方法並びに高負荷伝動ベルト用ブロック及びその製造方法 - Google Patents

長繊維強化樹脂ペレット及びその製造方法並びに高負荷伝動ベルト用ブロック及びその製造方法

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JPH04357005A
JPH04357005A JP2401022A JP40102290A JPH04357005A JP H04357005 A JPH04357005 A JP H04357005A JP 2401022 A JP2401022 A JP 2401022A JP 40102290 A JP40102290 A JP 40102290A JP H04357005 A JPH04357005 A JP H04357005A
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JP
Japan
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resin
fiber
fibers
roving
block
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Pending
Application number
JP2401022A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kobayashi
雅明 小林
Hiroshi Matsuoka
宏 松岡
Susumu Onoe
尾上 勧
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04357005A publication Critical patent/JPH04357005A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/166V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長繊維で強化された
樹脂ペレット及びその製造方法、並びにエンドレスの張
力帯とで高負荷伝動ベルトを構成するブロック及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、自動車、コンバイン、トラクタ等
においては、歯車式の変速装置が多用されているが、近
年、操作性や燃費の向上等を図るために、ベルト式無段
変速機の開発が進められている。この無段変速機に使用
されるベルトは、極めて高いトルクの伝動能力を必要と
するので、従来一般のゴム製Vベルトでは、高い側圧の
ために挫屈変形を生じ、実用に耐えない。このため、従
来、例えば特開昭60―49151号公報等に示される
ように、エンドレスの張力帯に、プーリと接触する多数
のブロックを係合してなり、高トルク伝動に耐える高負
荷伝動ベルトが提案されている。この高負荷伝動ベルト
におけるブロックは、通常、樹脂材料で構成されている
【0003】一般に、樹脂材料は、金属材料に比べて軽
量であり、摺動時の騒音が少ない長所があるが、反面、
耐熱性が低く、剛性等の機械的強度も低いという欠点が
あり、用途が限定される。逆に言えば、樹脂材料として
望まれる性能としては、耐熱性に優れ、引張強度、曲げ
強度、衝撃強度等の機械的強度が高く、かつ耐磨耗性に
優れることである。
【0004】上記高負荷伝動ベルトのブロックを樹脂材
料で形成するに当たり、その樹脂材料には高い性能が要
求される。この高水準の性能を満たし得る樹脂材料とし
ては、ポリイミド樹脂やポリエーテルエーテルケトン樹
脂等のいわゆるスーパーエンジニアリングプラスチック
と呼ばれる材料が挙げられる。しかし、このスーパーエ
ンジニアリングプラスチック材料でも完全とは言えず、
耐熱性では良好な特性を示すが、強度の面で不足し、高
負荷伝動ベルトの走行時にブロック破壊が生じる。また
、アラミド繊維やカーボン繊維等の短繊維で強化したグ
レードのスーパーエンジニアリングプラスチック材料を
使用しても同様で、ブロック破壊は免れ得ない。
【0005】上記短繊維で強化した樹脂材料により高負
荷伝動ベルト用のブロックを作製する場合、従来、先ず
、3〜6mmの長さの短繊維と樹脂ペレットとの混合物
を混練機等で溶融混練して短繊維含有樹脂ペレットを作
り、このペレットを射出成形機等により射出してブロッ
クを成形する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記溶融混
練の過程において、短繊維が剪断力を受けて切断され、
その長さが1mm以下になる。従って、成形されたブロ
ック内の短繊維の長さも短くなり、本来の繊維による補
強効果を期待できない。
【0007】本発明はこのような一般の繊維強化樹脂材
料の問題を解決するための本発明者等の鋭意研究の結果
なされたものであり、その第1の目的は、所定の工程を
使用することで、従来の溶融混練による繊維の複合化工
程を要することなく、長繊維強化樹脂ペレットが得られ
るようにすることにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、このように
して得られた長繊維強化樹脂ペレットを使用することに
より、樹脂材料の繊維による補強効果を活かし、機械的
強度が大きくかつ耐磨耗性に優れた高負荷伝動ベルト用
ブロックを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明では、開繊されたロービング
繊維に、予め加熱により溶融させた樹脂を付着させ、そ
の後、所定長さに切断することにより、切断した長さに
応じた長繊維の強化樹脂ペレットを得るようにした。
【0010】具体的には、この発明では、ロービング繊
維を開繊して開繊ロービング繊維を得る工程と、上記開
繊ロービング繊維に対し予め加熱により溶融させた樹脂
を付着させて樹脂付着ロービング繊維を得る工程と、上
記樹脂付着ロービング繊維を冷却した後、所定長さに切
断してペレットを得る工程とを有することを特徴とする
【0011】請求項2の発明では、上記開繊ロービング
繊維に付着させる樹脂に特性付与材を添加する。
【0012】請求項3の発明では、上記特性付与材を、
ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛、二硫化モリブデン
の中から選択されたものとする。
【0013】請求項4の発明では、ロービング繊維は、
アラミド繊維、カーボン繊維、セラミック繊維、銅繊維
から選択された1つの繊維又は2つ以上の繊維を混合し
た繊維とする。
【0014】請求項5の発明では、長繊維強化樹脂ペレ
ットは、所定長さに切断された開繊ロービング繊維に樹
脂が付着してなるものとする。
【0015】一方、第2の目的を達成するために、請求
項6の発明では、上記請求項1の発明に、長繊維強化樹
脂ペレットを樹脂と混合した後、高負荷伝動ベルト用ブ
ロックに成形する工程を加える。
【0016】具体的には、この発明では、ロービング繊
維を開繊して開繊ロービング繊維を得る工程と、上記開
繊ロービング繊維に対し予め加熱により溶融させた樹脂
を付着させて樹脂付着ロービング繊維を得る工程と、上
記樹脂付着ロービング繊維を冷却した後、所定長さに切
断して長繊維強化樹脂ペレットを得る工程と、上記長繊
維強化樹脂ペレットを樹脂と混合した後、高負荷伝動ベ
ルト用ブロックを成形する工程とを有することを特徴と
する。
【0017】請求項7の発明では、上記長繊維強化樹脂
ペレットに混合する樹脂は、開繊ロービング繊維に付着
させる樹脂と同じとする。
【0018】請求項8の発明では、上記請求項2の発明
と同様に、上記開繊ロービング繊維に付着させる樹脂に
特性付与材を添加する。
【0019】請求項9の発明では、上記長繊維強化樹脂
ペレットと混合される樹脂に予め特性付与材を添加混入
する。
【0020】請求項10の発明では、上記特性付与材を
、ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛、二硫化モリブデ
ンの中から選択する。
【0021】請求項11の発明では、請求項4の発明と
同様に、ロービング繊維は、アラミド繊維、カーボン繊
維、セラミック繊維、銅繊維から選択された1つの繊維
又は2つ以上の繊維を混合した繊維とする。
【0022】請求項12の発明では、エンドレスの張力
帯に多数係合され、張力帯とで高負荷伝動ベルトを構成
するブロックを、所定長さに切断された開繊ロービング
繊維と、該開繊ロービング繊維を埋設した樹脂部材とか
らなるものとする。
【0023】
【作用】斯かる構成により、請求項1の発明では、ロー
ビング繊維に溶融樹脂が付着されて樹脂付着ロービング
繊維が作製され、このロービング繊維が所定長さに切断
されて、樹脂ペレットが形成されるので、従来のような
混練機を使用せずに繊維含有樹脂ペレットを作ることが
でき、繊維の剪断による切断のない長繊維強化樹脂ペレ
ットが得られる。
【0024】また、上記樹脂ペレットを作るに当たり、
樹脂付着ロービング繊維を所定長さに切断することで、
樹脂ペレットの繊維による補強効果の確保とペレットに
よる成形の容易化とを両立させることができる。
【0025】さらに、上記ロービング繊維に樹脂を付着
させる際、ロービング繊維が開繊されているので、ロー
ビング繊維に対する樹脂の含浸度が高くなり、繊維と樹
脂の接着性を高めて、樹脂ペレットの繊維による補強効
果を十分大に確保できる。
【0026】請求項6の発明では、請求項1の発明で得
られる長繊維強化樹脂ペレットと樹脂との混合物から高
負荷伝動ベルト用ブロックが成形されるので、この成形
されたブロックは、繊維の切断がなく、機械的強度が大
きくて耐磨耗性に優れたものとなる。
【0027】また、請求項7の発明では、上記長繊維強
化樹脂ペレットに混合する樹脂は開繊ロービング繊維に
付着させる樹脂と同じであるので、樹脂ペレットと樹脂
との接着性がよくなり、ブロックの繊維による補強効果
をより一層大に確保できる。
【0028】請求項2、8又は9の発明では、上記開繊
ロービング繊維に付着させる樹脂、又は長繊維強化樹脂
ペレットに混合される樹脂に、特性付与材が添付される
ので、この特性付与材により例えば耐磨耗性等の必要な
特性を得ることができる。
【0029】請求項3又は10の発明では、上記特性付
与材は、ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛、二硫化モ
リブデンの中から選択されるので、望ましい特性付与材
を得ることができる。
【0030】請求項4又は11の発明では、ロービング
繊維は、アラミド繊維、カーボン繊維、セラミック繊維
、銅繊維の中から選択されるので、例えばブロックがプ
ーリと摩擦を繰り返したときにプーリを損傷し難くなる
【0031】請求項5の発明では、ペレットは、所定長
さに切断された開繊ロービング繊維に樹脂を付着してな
るものであるので、ペレット内部に長繊維が切断される
ことなく含有され、ペレットの強度を増大させることが
できる。
【0032】また、請求項12の発明では、高負荷伝動
ベルトにおけるブロックは、所定長さに切断された開繊
ロービング繊維と、該開繊ロービング繊維を埋設した樹
脂部材とからなるので、ブロック内に有効な長さの繊維
が含有され、繊維の補強効果が十分に得られて、ブロッ
クの機械的強度及び耐磨耗性の双方を向上でき、ブロッ
ク割れの発生し難い高寿命の高負荷伝動ベルトを実現で
きる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0034】図3は本発明の実施例に係る高負荷伝動ベ
ルトBを示し、このベルトBは、保形層1に複数の心線
2,2,…を埋設してなる1対のエンドレスの張力帯3
,3と、左右側面に、Vプーリ(図示せず)の溝面に摺
接する摺接部4,4をそれぞれ有するとともに、該各摺
接部4に上記各張力帯3を嵌合するスリット状の嵌合部
5が形成された略台形板状の多数のブロック8,8,…
とで構成される。上記各張力帯3の上下面にはそれぞれ
ブロック8と同数の凹溝6,6,…,7,7,…が長さ
方向に等間隔をあけかつ上下に対応して形成されている
一方、図2に示すように、各ブロック8の各嵌合部5上
下面にはそれぞれ上記張力帯の凹溝6,7に嵌合可能な
凸条9,10が形成されており、張力帯3の凹溝6,7
と各ブロック8の凸条9,10との係合により、ブロッ
ク8が張力体3,3に対しベルト長手方向に係止固定さ
れている。
【0035】本発明の実施例では、図1に示すように、
以下に説明する工程に沿って上記各ブロック8を製造す
る。
【0036】(開繊工程)先ず、ロービング繊維を開繊
することで、開繊ロービング繊維を得る。ロービング繊
維は、数十〜数千本のモノフィラメントを束にした集合
体で構成されたもので、ブロック8がベルトBの走行時
に例えば鉄製プーリとの接触を繰り返したときにプーリ
を損傷しない繊維が好ましい。具体的には、ロービング
繊維はアラミド繊維、カーボン繊維、セラミック繊維、
銅繊維を単独で又は2つ以上混合した繊維で構成する。
【0037】上記ロービング繊維を開繊する際、アーム
ロール法、エア法、水流法、超音波法等の周知の方法が
採用できる。
【0038】(樹脂付着工程)次に、上記開繊工程で得
られた開繊ロービング繊維に対し、予め加熱により溶融
させた樹脂を付着させて樹脂付着ロービング繊維を得る
。この樹脂のロービング繊維に対するコーティング方法
は、熱ロールによる方法、溶融樹脂へのディッピング方
法等の一般的な方法の他、樹脂フィルムによりロービン
グ繊維をサンドイッチ状に挟み、加熱及び加圧する方法
を採用してもよい。
【0039】このとき、ロービング繊維が開繊されてい
るため、開繊せずにそのまま樹脂を付着させる場合に比
べ、樹脂が繊維の内部まで十分に含浸し、フィラメント
の1本1本まで樹脂が付着して繊維と樹脂との接着性が
よくなる。
【0040】また、開繊ロービング繊維に付着させる樹
脂に、ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛、二硫化モリ
ブデン等の特性付与材を添加してもよい。
【0041】上記ロービング繊維に付着させる樹脂は、
高負荷伝動ベルトBの使用条件を考慮した場合、スーパ
ーエンジニアリングプラスチックと呼ばれる耐熱性樹脂
が好ましい。例えばローヌ・プーラン社製のポリアミノ
ビスマレイミド樹脂(商品名「キネル」、「ケルイミド
」)、三菱瓦斯化学(株)製のビスマレイミド・トリア
ジン樹脂(商品名「BTレジン」)、三井東圧化学(株
)製のポリイミド樹脂(商品名「NEW−TPI」)、
アモコケミカル社製のポリアミドイミド樹脂(商品名「
トーロン」)、ゼネラル・エレクトリック社製のポリエ
ーテルイミド樹脂(商品名「ウルテム」)、ICI社製
のポリエーテルエーテルケトン樹脂(商品名「ビクトレ
ックスPEEK」)及び同ポリエーテルケトン樹脂(商
品名「ビクトレックスPEK」)、日本石油化学(株)
製の液晶ポリマー(商品名「ザイダー」)等がある。
【0042】(切断工程)この工程では、上記樹脂付着
工程の樹脂付着ロービング繊維を冷却して、一旦収束さ
せた後、裁断機により1〜20mmの長さに切断して長
繊維強化樹脂ペレットを得る。
【0043】このとき、樹脂付着ロービング繊維の切断
長さは1mmよりも短いと、繊維による補強効果があま
り期待できず、一方、20mmを越えると、後述の成形
工程での成形が困難になるので、1〜20mmの範囲に
設定される。
【0044】こうして得られた長繊維強化樹脂ペレット
は、従来のように混練機を使用せずに作られるので、繊
維の剪断による切断が防止できる。
【0045】(成形工程)最後に、上記長繊維強化樹脂
ペレットと他の樹脂ペレットとをヘンシェルミキサー等
の混合機で混合し、射出成形やトランスファ成形等によ
りブロック8に成形する。
【0046】このとき、上記長繊維強化樹脂ペレットと
混合される樹脂ペレットは、上記樹脂付着工程で、開繊
ロービング繊維に付着させる樹脂と同じ樹脂を使用する
のが好ましい。また、上記長繊維強化樹脂ペレットと混
合される樹脂ペレットに、ポリテトラフルオロエチレン
、黒鉛、二硫化モリブデン等の特性付与材を予め添加混
入してもよい。
【0047】したがって、このようにして得られたブロ
ック8は、繊維による補強効果が十分に得られ、機械的
強度及び耐磨耗性の双方が向上する。よって、このブロ
ック8を張力帯3,3に係合して得られる高負荷伝動ベ
ルトBでは、ブロック割れが発生し難くなり、その寿命
を延長することができる。
【0048】尚、上記実施例では、長繊維強化樹脂ペレ
ットにより高負荷ベルト用ブロック8を製造したが、他
の樹脂部材でも同様の工程で製造することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、開繊ロービング繊維に溶融樹脂を付着させて樹
脂付着ロービング繊維を作り、このロービング繊維を所
定長さに切断して長繊維強化樹脂ペレットを形成するの
で、従来のように混練機を使用せずに繊維含有樹脂ペレ
ットを作ることができ、繊維含有樹脂ペレットにおける
繊維の剪断による切断を防止して、繊維による補強効果
の優れたペレットを製造することができる。
【0050】また、請求項6の発明によれば、上記のよ
うにして得られた長繊維強化樹脂ペレットを樹脂と混合
して高負荷伝動ベルト用ブロックを成形するので、機械
的強度が大きくかつ耐磨耗性に優れた高負荷伝動ベルト
用ブロックが容易に得られる。
【0051】請求項2、8又は9の発明によれば、上記
開繊ロービング繊維に付着させる樹脂、又は長繊維強化
樹脂ペレットに混合される樹脂に、特性付与材を添付す
るので、例えばブロックにおける耐磨耗性等の必要な特
性が得られる。
【0052】請求項3又は10の発明によると、上記特
性付与材を、ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛、二硫
化モリブデンの中から選択することで、望ましい特性付
与材を得ることができる。
【0053】請求項4又は11の発明によれば、ロービ
ング繊維をアラミド繊維、カーボン繊維、セラミック繊
維、銅繊維の1つの繊維又は2つ以上の繊維を混合した
繊維とすることにより、例えばブロックとの摩擦の繰返
しによるプーリの損傷を防止できる。
【0054】請求項7の発明によれば、上記長繊維強化
樹脂ペレットに混合する樹脂を開繊ロービング繊維に付
着させる樹脂と同じとするので、樹脂ペレットと樹脂と
の接着性を高めて樹脂ブロックの繊維による補強効果を
さらに大に確保できる。
【0055】請求項5の発明によれば、繊維強化樹脂ペ
レットを、所定長さに切断された開繊ロービング繊維に
樹脂を付着させたものとしたことにより、ペレット内部
に長繊維が切断されることなく含有されるので、ペレッ
ト強度の増大を図ることができる。
【0056】また、請求項12の発明によれば、高負荷
伝動ベルトにおけるブロックを、所定長さに切断された
開繊ロービング繊維と、該開繊ロービング繊維を埋設し
た樹脂部材とから構成したので、ブロック内に有効な長
さの繊維を含有させて、ブロックの機械的強度及び耐磨
耗性の双方を向上でき、ブロック割れの発生し難い高寿
命の高負荷伝動ベルトが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製造工程図である。
【図2】製造されたブロックの斜視図である。
【図3】高負荷伝動ベルトの斜視図である。
【符号の説明】
B…高負荷伝動ベルト 3…心線 8…ブロック

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロービング繊維を開繊して開繊ロービ
    ング繊維を得る工程と、上記開繊ロービング繊維に対し
    予め加熱により溶融させた樹脂を付着させて樹脂付着ロ
    ービング繊維を得る工程と、上記樹脂付着ロービング繊
    維を冷却した後、所定長さに切断してペレットを得る工
    程とを有することを特徴とする長繊維強化樹脂ペレット
    の製造方法。
  2. 【請求項2】  開繊ロービング繊維に付着させる樹脂
    に、特性付与材を添加したことを特徴とする請求項1記
    載の長繊維強化樹脂ペレットの製造方法。
  3. 【請求項3】  特性付与材は、ポリテトラフルオロエ
    チレン、黒鉛、二硫化モリブデンの中から選択されたも
    のであることを特徴とする請求項2記載の長繊維強化樹
    脂ペレットの製造方法。
  4. 【請求項4】  ロービング繊維は、アラミド繊維、カ
    ーボン繊維、セラミック繊維、銅繊維から選択された1
    つの繊維又は2つ以上の繊維を混合した繊維であること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の長繊維強化樹脂
    ペレットの製造方法。
  5. 【請求項5】  所定長さに切断された開繊ロービング
    繊維に樹脂を付着してなることを特徴とする長繊維強化
    樹脂ペレット。
  6. 【請求項6】  ロービング繊維を開繊して開繊ロービ
    ング繊維を得る工程と、上記開繊ロービング繊維に対し
    予め加熱により溶融させた樹脂を付着させて樹脂付着ロ
    ービング繊維を得る工程と、上記樹脂付着ロービング繊
    維を冷却した後、所定長さに切断して長繊維強化樹脂ペ
    レットを得る工程と、上記長繊維強化樹脂ペレットを樹
    脂と混合した後、高負荷伝動ベルト用ブロックに成形す
    る工程とを有することを特徴とする高負荷伝動ベルト用
    ブロックの製造方法。
  7. 【請求項7】  長繊維強化樹脂ペレットと混合される
    樹脂は、開繊ロービング繊維に付着させる樹脂と同じで
    あることを特徴とする請求項6記載の高負荷伝動ベルト
    用ブロックの製造方法。
  8. 【請求項8】  開繊ロービング繊維に付着させる樹脂
    に、特性付与材を添加したことを特徴とする請求項6又
    は7記載の高負荷伝動ベルト用ブロックの製造方法。
  9. 【請求項9】  長繊維強化樹脂ペレットと混合される
    樹脂は、予め特性付与材が添加混入されていることを特
    徴とする請求項6又は7記載の高負荷伝動ベルト用ブロ
    ックの製造方法。
  10. 【請求項10】  特性付与材は、ポリテトラフルオロ
    エチレン、黒鉛、二硫化モリブデンの中から選択された
    ものであることを特徴とする請求項8又は9記載の高負
    荷伝動ベルト用ブロックの製造方法。
  11. 【請求項11】  ロービング繊維は、アラミド繊維、
    カーボン繊維、セラミック繊維、銅繊維から選択された
    1つの繊維又は2つ以上の繊維を混合した繊維であるこ
    とを特徴とする請求項6、7、8、9又は10記載の高
    負荷伝動ベルト用ブロックの製造方法。
  12. 【請求項12】  エンドレスの張力帯に多数係合され
    、張力帯とで高負荷伝動ベルトを構成するブロックであ
    って、所定長さに切断された開繊ロービング繊維と、該
    開繊ロービング繊維を埋設した樹脂部材とからなること
    を特徴とする高負荷伝動ベルト用ブロック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683336U (ja) * 1993-05-17 1994-11-29 大日化成工業株式会社 成形体付き無端ベルト及び無段変速機用伝動ベルト
WO2018079700A1 (ja) * 2016-10-27 2018-05-03 ダイセルポリマー株式会社 Peek樹脂組成物成形体

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JPH0736739Y2 (ja) * 1993-05-17 1995-08-23 大日化成工業株式会社 成形体付き無端ベルト及び無段変速機用伝動ベルト
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