JPH043580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043580Y2 JPH043580Y2 JP4579986U JP4579986U JPH043580Y2 JP H043580 Y2 JPH043580 Y2 JP H043580Y2 JP 4579986 U JP4579986 U JP 4579986U JP 4579986 U JP4579986 U JP 4579986U JP H043580 Y2 JPH043580 Y2 JP H043580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- clutch
- clutch member
- electric motor
- face angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は、小型電動機のクラツチ部分の構造に
関する。
関する。
従来技術
例えば、実開昭50−63114号の公報は、本考案
と同様な機能のクラツチ付小型電動機を開示して
いる。その考案は、回転子の回転をギヤ列によつ
て出力側に伝達する途中に、クラツチを組み込
み、そのクラツチの一方のクラツチ部材をスラス
ト方向に移動させることにより、クラツチの係脱
を制御している。
と同様な機能のクラツチ付小型電動機を開示して
いる。その考案は、回転子の回転をギヤ列によつ
て出力側に伝達する途中に、クラツチを組み込
み、そのクラツチの一方のクラツチ部材をスラス
ト方向に移動させることにより、クラツチの係脱
を制御している。
通常、このようなクラツチ部材は、歯車の一部
として構成されており、プラスチツク成形によつ
て製造されるため、その部品の面精度、特にその
歯面は、他の部分に比較して悪くなつている。し
かも、モジユールが0.4程度と小さくなると、そ
の歯面の部分についてのみがき作業ができないた
め、歯面の滑らかさに限度がある。
として構成されており、プラスチツク成形によつ
て製造されるため、その部品の面精度、特にその
歯面は、他の部分に比較して悪くなつている。し
かも、モジユールが0.4程度と小さくなると、そ
の歯面の部分についてのみがき作業ができないた
め、歯面の滑らかさに限度がある。
このような仕上げ面の悪い歯面同士でクラツチ
の係脱動作と関連して、摺動動作があると、出力
側の負荷部分に常に戻り方向の回転力が作用して
いるとき、すなわちクラツチ部分に逆転トルクが
働いていると、クラツチの一方の部材がスラスト
方向に動きにくくなり、クラツチ同士が食いつい
てしまう危険がある。
の係脱動作と関連して、摺動動作があると、出力
側の負荷部分に常に戻り方向の回転力が作用して
いるとき、すなわちクラツチ部分に逆転トルクが
働いていると、クラツチの一方の部材がスラスト
方向に動きにくくなり、クラツチ同士が食いつい
てしまう危険がある。
また上記考案では、クラツチ部材のうち一方の
部材がスラスト方向に移動可能な状態で設けら
れ、しかもコイルスプリングによつて常に引き離
す方向に付勢されているが、クラツチ歯が鋸歯の
形状となつているため、クラツチの引き離しのた
めに、コイルスプリングに大きな弾力が必要とな
る。この結果、クラツチ部材に引き離されたと
き、その弾力によつて、クラツチ部材が地板部分
に摩擦的に押し付けられるため、その部分に抵抗
力が発生する。このため、例えば駆動対象の負荷
が換気扇シヤツターなどのように、常に復帰方向
に付勢されており、クラツチ付小型電動機のギヤ
列を逆転させながら閉じる方向に動作するとき、
上記クラツチ部材と地板との間に摩擦力が発生す
るため、これが制動力となつて、クラツチの切り
離し時においても、負荷側の換気扇シヤツターが
事故の付勢力によつて閉じる方向に動作しにくく
なる。特に換気扇シヤツターの巻き上げ負荷は、
一定でなく、したがつてクラツチの切り離し時の
シヤツターの戻り力も一定でないため、出力軸の
逆転トルクは、設計上小さくしなければならな
い。
部材がスラスト方向に移動可能な状態で設けら
れ、しかもコイルスプリングによつて常に引き離
す方向に付勢されているが、クラツチ歯が鋸歯の
形状となつているため、クラツチの引き離しのた
めに、コイルスプリングに大きな弾力が必要とな
る。この結果、クラツチ部材に引き離されたと
き、その弾力によつて、クラツチ部材が地板部分
に摩擦的に押し付けられるため、その部分に抵抗
力が発生する。このため、例えば駆動対象の負荷
が換気扇シヤツターなどのように、常に復帰方向
に付勢されており、クラツチ付小型電動機のギヤ
列を逆転させながら閉じる方向に動作するとき、
上記クラツチ部材と地板との間に摩擦力が発生す
るため、これが制動力となつて、クラツチの切り
離し時においても、負荷側の換気扇シヤツターが
事故の付勢力によつて閉じる方向に動作しにくく
なる。特に換気扇シヤツターの巻き上げ負荷は、
一定でなく、したがつてクラツチの切り離し時の
シヤツターの戻り力も一定でないため、出力軸の
逆転トルクは、設計上小さくしなければならな
い。
このように、従来のクラツチ付小型電動機で
は、クラツチ部材のかみ合い歯の形状や、一方の
クラツチ部材の軸線方向の摺動による歯車列との
かみ合い抵抗、さらに移動後のクラツチ部材と他
の部材との摩擦的な制動力などが負荷などの所望
の動作に大きな影響を及ぼしている。
は、クラツチ部材のかみ合い歯の形状や、一方の
クラツチ部材の軸線方向の摺動による歯車列との
かみ合い抵抗、さらに移動後のクラツチ部材と他
の部材との摩擦的な制動力などが負荷などの所望
の動作に大きな影響を及ぼしている。
考案の目的
したがつて、本考案の目的は、クラツチの引き
離し初期で、係合歯同士の食いつきを防止し、ま
たクラツチの引き離し時に、引き離し側のクラツ
チ部材やそれにかみ合う歯車列の逆転トルクを可
能な限り軽減することである。
離し初期で、係合歯同士の食いつきを防止し、ま
たクラツチの引き離し時に、引き離し側のクラツ
チ部材やそれにかみ合う歯車列の逆転トルクを可
能な限り軽減することである。
考案の解決手段
そこで、本考案は、クラツチの係合歯のうち少
なくとも一方の係合歯のフエース角を軸線方向に
対し10度以上、好ましくは35度程度に設定し、ま
たこれと共に、上記一方の係合歯のフエース角を
他方の係合歯のフエース角より大に構成し、これ
によつて負荷側からの逆転トルクでその係合歯に
互いに離れる方向の分力を発生し、この分力によ
つてスプリングによる引き離し作用を助けるか、
またはスプリングを省略できるようにしている。
またこの結果、スプリングに大きな引き離し力が
必要とされないため、一方のクラツチ部材と他の
受け側部材との間で、摺動抵抗が小さくできる。
なくとも一方の係合歯のフエース角を軸線方向に
対し10度以上、好ましくは35度程度に設定し、ま
たこれと共に、上記一方の係合歯のフエース角を
他方の係合歯のフエース角より大に構成し、これ
によつて負荷側からの逆転トルクでその係合歯に
互いに離れる方向の分力を発生し、この分力によ
つてスプリングによる引き離し作用を助けるか、
またはスプリングを省略できるようにしている。
またこの結果、スプリングに大きな引き離し力が
必要とされないため、一方のクラツチ部材と他の
受け側部材との間で、摺動抵抗が小さくできる。
また本考案は、以下に示す実施例で、引き離し
側クラツチ部材に直接歯を形成しないで、このク
ラツチ部材に対し軸線方向に移動可能で、回転力
のみ伝達する歯車によつて出力側の歯車列に回転
を伝達するようにしている。したがつて、一方の
クラツチ部材が軸線方向に摺動したとしても、歯
車列の歯面での摺動がなくなるため、クラツチの
係脱動作は、従来のように、歯面の仕上がり具合
に影響されなくなる。
側クラツチ部材に直接歯を形成しないで、このク
ラツチ部材に対し軸線方向に移動可能で、回転力
のみ伝達する歯車によつて出力側の歯車列に回転
を伝達するようにしている。したがつて、一方の
クラツチ部材が軸線方向に摺動したとしても、歯
車列の歯面での摺動がなくなるため、クラツチの
係脱動作は、従来のように、歯面の仕上がり具合
に影響されなくなる。
考案の構成
第1図は、本考案のクラツチ付小型電動機1を
示している。このクラツチ付小型電動機1は、ケ
ーシング2の内部に組み込まれており、その回転
子3は、ケーシング2の一部によつて形成された
極歯4の中心位置で、回転軸5によつて回転自在
に支持されている。そして、この回転軸5と一体
的なピニオン6は、第1歯車7とかみ合つてい
る。この第1歯車7は、上記ケーシング2に固定
された中間軸8に対しボス7aの部分で回転自在
に支持されており、しかもこのボス7aの部分
で、逆転防止レバー9と摩擦的にはまり合つてい
る。なおこの逆転防止レバー9は、第1歯車7か
ら摩擦的な回転力を受けて、回転子3の逆方向へ
の回転時に、ピニオン6と一体的に形成された逆
転防止爪10に当たることにより、回転子3に正
転方向の衝撃力を与え、逆転回転の初期の段階
で、回転子3を正転方向の回転に規制する。
示している。このクラツチ付小型電動機1は、ケ
ーシング2の内部に組み込まれており、その回転
子3は、ケーシング2の一部によつて形成された
極歯4の中心位置で、回転軸5によつて回転自在
に支持されている。そして、この回転軸5と一体
的なピニオン6は、第1歯車7とかみ合つてい
る。この第1歯車7は、上記ケーシング2に固定
された中間軸8に対しボス7aの部分で回転自在
に支持されており、しかもこのボス7aの部分
で、逆転防止レバー9と摩擦的にはまり合つてい
る。なおこの逆転防止レバー9は、第1歯車7か
ら摩擦的な回転力を受けて、回転子3の逆方向へ
の回転時に、ピニオン6と一体的に形成された逆
転防止爪10に当たることにより、回転子3に正
転方向の衝撃力を与え、逆転回転の初期の段階
で、回転子3を正転方向の回転に規制する。
そして、上記第1歯車7は、この実施例による
と、一方にクラツチ部材11を兼用しており、一
方の面に形成された係合歯11aの部分で、引き
離し側のクラツチ部材12の係合歯12aと向き
合つている。しかも、少なくとも一方、例えば係
合歯11aは、第2図に示すように、その頂角を
鈍角となるように形成されており、そのフエース
角αは、10度以上、この実施例で35度に設定され
ている。また他方のフエース角βは、第3図のよ
うに、この実施例で一例として5度に設定されて
いる。
と、一方にクラツチ部材11を兼用しており、一
方の面に形成された係合歯11aの部分で、引き
離し側のクラツチ部材12の係合歯12aと向き
合つている。しかも、少なくとも一方、例えば係
合歯11aは、第2図に示すように、その頂角を
鈍角となるように形成されており、そのフエース
角αは、10度以上、この実施例で35度に設定され
ている。また他方のフエース角βは、第3図のよ
うに、この実施例で一例として5度に設定されて
いる。
このクラツチ部材12は、上記中間軸8に対
し、回転自在でしかも軸線方向に摺動可能な状態
で挿入されており、これとクラツチ部材11との
間に設けられたコイルスプリング14によつてク
ラツチ部材11から常に離れる方向に付勢されて
おり、さらに先端の中空軸12bの部分で操作部
材15と対向している。なおこの操作部材15
は、プランジヤー16に連結されており、矢印方
向に往復移動することにより、クラツチ部材1
1,12のかみ合いを制御する。
し、回転自在でしかも軸線方向に摺動可能な状態
で挿入されており、これとクラツチ部材11との
間に設けられたコイルスプリング14によつてク
ラツチ部材11から常に離れる方向に付勢されて
おり、さらに先端の中空軸12bの部分で操作部
材15と対向している。なおこの操作部材15
は、プランジヤー16に連結されており、矢印方
向に往復移動することにより、クラツチ部材1
1,12のかみ合いを制御する。
さらにこのクラツチ部材12は、第2歯車17
の内部に挿入されている。すなわち、この第2歯
車17は、出力側の歯車18に回転を伝達するも
のであり、そのボス17aの部分でケーシング2
の軸受け部2aに対し中間軸8と同心的な状態で
回転自在に支持されている。なお、前記中間軸8
は、一方の側でのみケーシング2に固定されてい
るが、クラツチ部材12の中空軸12bおよび第
2歯車17のボス17aによつて間接的に、他方
のケーシング2の軸受け部2aにも支持されてい
ることになる。なお、クラツチ部材12の中空軸
12bの孔は、コイルスプリング14側の端部を
除いて、中間軸8の外径よりも大きく設定されて
おり、中空軸8に対しクラツチ部材12が傾いて
も、軸受け部12aと第2歯車17のボス17a
の間にこじりが発生しにくいように配慮されてい
る。
の内部に挿入されている。すなわち、この第2歯
車17は、出力側の歯車18に回転を伝達するも
のであり、そのボス17aの部分でケーシング2
の軸受け部2aに対し中間軸8と同心的な状態で
回転自在に支持されている。なお、前記中間軸8
は、一方の側でのみケーシング2に固定されてい
るが、クラツチ部材12の中空軸12bおよび第
2歯車17のボス17aによつて間接的に、他方
のケーシング2の軸受け部2aにも支持されてい
ることになる。なお、クラツチ部材12の中空軸
12bの孔は、コイルスプリング14側の端部を
除いて、中間軸8の外径よりも大きく設定されて
おり、中空軸8に対しクラツチ部材12が傾いて
も、軸受け部12aと第2歯車17のボス17a
の間にこじりが発生しにくいように配慮されてい
る。
そして、第2歯車17は、それと一体的に形成
された係合爪17bの部分でクラツチ部材12に
形成された係合孔12cにはまり合い、クラツチ
部材12とともに回転できるようになつている。
これらの係合孔12cおよび係合爪17bは、係
合手段を構成している。なお、ケーシング2は、
取り付け板13などに固定されている。
された係合爪17bの部分でクラツチ部材12に
形成された係合孔12cにはまり合い、クラツチ
部材12とともに回転できるようになつている。
これらの係合孔12cおよび係合爪17bは、係
合手段を構成している。なお、ケーシング2は、
取り付け板13などに固定されている。
考案の作用
クラツチ付小型電動機1が電源に接続される
と、回転子3が回転するため、その回転力は、ピ
ニオン6により第1歯車7に減速されながら、伝
達される。これと同時にプランジヤー16が動作
し、操作部材15が中空軸12bを押し付けて、
クラツチ部材12の係合歯12aをコイルスプリ
ング14の弾力に抗して係合歯11aに押し付け
る。このとき、係合歯11a,12aが互いに、
かみ合うため、第1歯車7の回転力は、クラツチ
部材12に伝達され、さらに係合爪17bにより
第2歯車17を介して出力側の歯車18に伝達さ
れる。
と、回転子3が回転するため、その回転力は、ピ
ニオン6により第1歯車7に減速されながら、伝
達される。これと同時にプランジヤー16が動作
し、操作部材15が中空軸12bを押し付けて、
クラツチ部材12の係合歯12aをコイルスプリ
ング14の弾力に抗して係合歯11aに押し付け
る。このとき、係合歯11a,12aが互いに、
かみ合うため、第1歯車7の回転力は、クラツチ
部材12に伝達され、さらに係合爪17bにより
第2歯車17を介して出力側の歯車18に伝達さ
れる。
今、このクラツチ付小型電動機1の負荷が例え
ば換気扇シヤツターであると仮定すれば、シヤツ
ターが解放状態になつたとき、その位置のカム機
構などによつて、クラツチ付小型電動機1の電源
がオフの状態に設定される。この解放状態で、シ
ヤツターが常に閉じる方向に付勢されているが、
その閉じる方向の力は、歯車18、第2歯車1
7、クラツチ部材11,12に伝達されるが、回
転子3に非通電状態でも、ある程度の保持トルク
が作用しているため、シヤツターは、閉じる方向
に付勢されているのも拘わらず、解放状態のまま
となつている。
ば換気扇シヤツターであると仮定すれば、シヤツ
ターが解放状態になつたとき、その位置のカム機
構などによつて、クラツチ付小型電動機1の電源
がオフの状態に設定される。この解放状態で、シ
ヤツターが常に閉じる方向に付勢されているが、
その閉じる方向の力は、歯車18、第2歯車1
7、クラツチ部材11,12に伝達されるが、回
転子3に非通電状態でも、ある程度の保持トルク
が作用しているため、シヤツターは、閉じる方向
に付勢されているのも拘わらず、解放状態のまま
となつている。
次に、シヤツターを閉じるときには、プランジ
ヤー16に対する電源がオフの状態に設定され
る。このとき、クラツチ部材12がコイルスプリ
ング14の弾力を受けて、中間軸8に案内されな
がら、対応のクラツチ部材11から離れる方向に
付勢される。これと同時に、負荷側のシヤツター
の復元力を受けて、クラツチ部材12に逆転トル
クが作用し、しかも、その逆転トルクが係合歯1
1a,12aの歯面でスラスト方向、すなわち互
いに離れる方向の分力として作用するため、一方
のクラツチ部材12は、クラツチ部材11から離
れ、従動側の第2歯車17および歯車18を原動
側の第1歯車7から分離する。この分離時点で、
第2歯車17に回転子3の保持トルクが働かなく
なるため、第2歯車17および出力側の歯車18
は、クラツチ部材11,12のかみ合いのときよ
りも軽い逆転トルクで回転できる状態となる。こ
の結果、負荷としてのシヤツターは、自己の閉じ
る方向の付勢力によつて、従動側の第2歯車17
および歯車18を急速に逆転させながら、閉じる
方向に復帰する。
ヤー16に対する電源がオフの状態に設定され
る。このとき、クラツチ部材12がコイルスプリ
ング14の弾力を受けて、中間軸8に案内されな
がら、対応のクラツチ部材11から離れる方向に
付勢される。これと同時に、負荷側のシヤツター
の復元力を受けて、クラツチ部材12に逆転トル
クが作用し、しかも、その逆転トルクが係合歯1
1a,12aの歯面でスラスト方向、すなわち互
いに離れる方向の分力として作用するため、一方
のクラツチ部材12は、クラツチ部材11から離
れ、従動側の第2歯車17および歯車18を原動
側の第1歯車7から分離する。この分離時点で、
第2歯車17に回転子3の保持トルクが働かなく
なるため、第2歯車17および出力側の歯車18
は、クラツチ部材11,12のかみ合いのときよ
りも軽い逆転トルクで回転できる状態となる。こ
の結果、負荷としてのシヤツターは、自己の閉じ
る方向の付勢力によつて、従動側の第2歯車17
および歯車18を急速に逆転させながら、閉じる
方向に復帰する。
もちろん、この係合歯11a,12aの切り離
し時に、その歯面が従来のものと異なり、鋸歯状
に形成されておらず、クラツチ部材12が軽い力
で、引き離し可能となるから、コイルスプリング
12は、比較的小さな弾力で足り、クラツチ部材
11,12の食いつきの危険性がなくなる。
し時に、その歯面が従来のものと異なり、鋸歯状
に形成されておらず、クラツチ部材12が軽い力
で、引き離し可能となるから、コイルスプリング
12は、比較的小さな弾力で足り、クラツチ部材
11,12の食いつきの危険性がなくなる。
この実施例では、クラツチ部材12と第2歯車
17とが別部材として構成されており、クラツチ
部材12の引き離し時に、第2歯車17が軸線方
向に移動しないため、クラツチ部材12の引き離
しに際し第2歯車17が出力側の歯車18に対し
軸線方向の動きをしないため、そのかみ合い部分
での食いつきがなくなる。またこの実施例では、
フエース角α>フエース角βの関係に設定してあ
るため、切り離し時に、従来例のように、互いに
分かり合つて引き離されることもなくなる。
17とが別部材として構成されており、クラツチ
部材12の引き離し時に、第2歯車17が軸線方
向に移動しないため、クラツチ部材12の引き離
しに際し第2歯車17が出力側の歯車18に対し
軸線方向の動きをしないため、そのかみ合い部分
での食いつきがなくなる。またこの実施例では、
フエース角α>フエース角βの関係に設定してあ
るため、切り離し時に、従来例のように、互いに
分かり合つて引き離されることもなくなる。
考案の効果
本考案では、クラツチ部材の2つの係合歯のう
ち少なくとも一方のフエース角が10度以上に設定
されると共に、一方の係合歯のフエース角を他方
の係合歯のフエース角より大に構成したので、ク
ラツチの引き離し初期で、係合歯同士の食いつき
を防止し、負荷側の逆転トルクを受けたときに、
それらの歯面で両クラツチ部材が互いに離れる方
向の分力が発生するため、引き離しのためのコイ
ルスプリングの弾力が小さくてもよく、また必要
に応じて省略することもできる。したがつて、ク
ラツチ部材の引き離し時に、第2歯車とケーシン
グとの間の摩擦的な接触圧力が弱まり、出力側の
第2歯車および歯車の戻しに必要な逆転トルクが
可及的に小さくできる。
ち少なくとも一方のフエース角が10度以上に設定
されると共に、一方の係合歯のフエース角を他方
の係合歯のフエース角より大に構成したので、ク
ラツチの引き離し初期で、係合歯同士の食いつき
を防止し、負荷側の逆転トルクを受けたときに、
それらの歯面で両クラツチ部材が互いに離れる方
向の分力が発生するため、引き離しのためのコイ
ルスプリングの弾力が小さくてもよく、また必要
に応じて省略することもできる。したがつて、ク
ラツチ部材の引き離し時に、第2歯車とケーシン
グとの間の摩擦的な接触圧力が弱まり、出力側の
第2歯車および歯車の戻しに必要な逆転トルクが
可及的に小さくできる。
また、従動側のクラツチ部材と第2歯車とが別
体であり、回転のみ伝達可能な状態で組み合わせ
られているので、クラツチ部材の引き離し時に、
歯面間で摺動がなくなる。
体であり、回転のみ伝達可能な状態で組み合わせ
られているので、クラツチ部材の引き離し時に、
歯面間で摺動がなくなる。
第1図はクラツチ付小型電動機の断面図、第2
図および第3図は係合歯の展開側面図である。 1……クラツチ付小型電動機、2……ケーシン
グ、3……回転子、7……第1歯車、11,12
……クラツチ部材、11a,12a……係合歯、
12c……係合孔、14……コイルスプリング、
17……第2歯車、17b……係合爪、18……
歯車。
図および第3図は係合歯の展開側面図である。 1……クラツチ付小型電動機、2……ケーシン
グ、3……回転子、7……第1歯車、11,12
……クラツチ部材、11a,12a……係合歯、
12c……係合孔、14……コイルスプリング、
17……第2歯車、17b……係合爪、18……
歯車。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転子の回転を歯車列中の第1歯車とこの第
1歯車と同軸上で回転する第2歯車の角対向面
に設けられたクラツチ部材の係合歯の係脱によ
り、出力側の歯車に伝えるようにしたクラツチ
付小型電動機において、上記両係合歯のうち少
なくとも一方のフエース角αを10度以上に構成
すると共に、他方のフエース角βより大となる
よう構成したことを特徴とするクラツチ付小型
電動機。 (2) 上記の引き離し側のクラツチ部材と第2歯車
とを別体として軸線方向に摺動可能な状態で組
み合わせ、それらの間に回転のみを伝達する係
合手段を設けてなることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のクラツチ付小型電
動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4579986U JPH043580Y2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4579986U JPH043580Y2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62159150U JPS62159150U (ja) | 1987-10-09 |
| JPH043580Y2 true JPH043580Y2 (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=30864864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4579986U Expired JPH043580Y2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH043580Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP4579986U patent/JPH043580Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62159150U (ja) | 1987-10-09 |
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