JPH09224348A - 電動式リニアアクチュエータ - Google Patents
電動式リニアアクチュエータInfo
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- JPH09224348A JPH09224348A JP2973096A JP2973096A JPH09224348A JP H09224348 A JPH09224348 A JP H09224348A JP 2973096 A JP2973096 A JP 2973096A JP 2973096 A JP2973096 A JP 2973096A JP H09224348 A JPH09224348 A JP H09224348A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- electric motor
- shaft
- spacer
- linear actuator
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/24—Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
- F16H25/2454—Brakes; Rotational locks
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で効率の良い構造で、しかも高度の安全
性を確保する。 【構成】 電動モータ4の駆動軸5がウォーム9を回転
させ、ウォームホイール7を介して回転軸2を回転させ
る。電動モータ4への非通電時には、ストッパ部材14
の係合部16がウォームホイール7の歯と係合する。従
って、伝達効率を確保すべく、ウォームホイール7とウ
ォーム9とを可逆的に係合させても、電動モータ4への
非通電時に、スラスト荷重により上記回転軸2が回転す
る事がなくなる。この結果、スラスト荷重によって電動
式リニアアクチュエータが伸縮する事を確実に防止でき
る。
性を確保する。 【構成】 電動モータ4の駆動軸5がウォーム9を回転
させ、ウォームホイール7を介して回転軸2を回転させ
る。電動モータ4への非通電時には、ストッパ部材14
の係合部16がウォームホイール7の歯と係合する。従
って、伝達効率を確保すべく、ウォームホイール7とウ
ォーム9とを可逆的に係合させても、電動モータ4への
非通電時に、スラスト荷重により上記回転軸2が回転す
る事がなくなる。この結果、スラスト荷重によって電動
式リニアアクチュエータが伸縮する事を確実に防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る電動式リニアアク
チュエータは、例えばキャブオーバ型トラックのキャブ
(運転台)を持ち上げる為のキャブチルト機構の他、電
動ベッド、電動テーブル、電動椅子、リフター等、各種
機械装置に組み込んだ状態で使用する。
チュエータは、例えばキャブオーバ型トラックのキャブ
(運転台)を持ち上げる為のキャブチルト機構の他、電
動ベッド、電動テーブル、電動椅子、リフター等、各種
機械装置に組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】例えばキャブオーバ型トラックのキャブ
を持ち上げる為のキャブチルト機構を、電動モータを組
み込んだ電動式リニアアクチュエータにより構成する構
造として従来から、実開平1−39182号公報、同6
−87165号公報に記載されたものが知られている。
これら各公報に記載された構造は、正転逆転自在な電動
モータにより減速機を介してねじ杆を回転させ、このね
じ杆に螺合したナットを変位させる事により、リニアア
クチュエータを伸縮させる様に構成している。電動モー
タは、上記減速機を内蔵したケースに直接固定したり
(実開平1−39182号公報に記載された第1例構造
の場合)、或はこのケースと別位置に固定し、電動モー
タの出力軸と減速機の入力軸とをトルク伝達チューブに
より連結したり(実開平6−87165号公報に記載さ
れた第2例構造の場合)している。
を持ち上げる為のキャブチルト機構を、電動モータを組
み込んだ電動式リニアアクチュエータにより構成する構
造として従来から、実開平1−39182号公報、同6
−87165号公報に記載されたものが知られている。
これら各公報に記載された構造は、正転逆転自在な電動
モータにより減速機を介してねじ杆を回転させ、このね
じ杆に螺合したナットを変位させる事により、リニアア
クチュエータを伸縮させる様に構成している。電動モー
タは、上記減速機を内蔵したケースに直接固定したり
(実開平1−39182号公報に記載された第1例構造
の場合)、或はこのケースと別位置に固定し、電動モー
タの出力軸と減速機の入力軸とをトルク伝達チューブに
より連結したり(実開平6−87165号公報に記載さ
れた第2例構造の場合)している。
【0003】上述の様な電動式リニアアクチュエータに
は、電動モータへの通電停止時に、スラスト荷重に拘ら
ず全長を伸縮しない機構を組み込む必要がある。この為
に上記第1例構造の場合には、第一、第二の一方向クラ
ッチを組み込んでいる。又、上記第2例構造の場合に
は、減速機を構成するウォームのリード角を小さくする
事により、この減速機の動力伝達方向を不可逆的にする
必要がある。
は、電動モータへの通電停止時に、スラスト荷重に拘ら
ず全長を伸縮しない機構を組み込む必要がある。この為
に上記第1例構造の場合には、第一、第二の一方向クラ
ッチを組み込んでいる。又、上記第2例構造の場合に
は、減速機を構成するウォームのリード角を小さくする
事により、この減速機の動力伝達方向を不可逆的にする
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な従来構造の
場合には、コストが嵩んだり、動力の伝達効率が悪かっ
たり、十分な安全性を確保する事が難しい等の問題があ
る。即ち、第1例構造の場合には、複数の一方向クラッ
チを組み込む為に、コストが嵩むだけでなく、一方又は
双方の一方向クラッチが損傷した場合に、リニアアクチ
ュエータがスラスト荷重に基づいて伸縮する。キャブチ
ルト機構に組み込むリニアアクチュエータは、安全性確
保の面から、この様な場合にも伸縮を防止できる機能が
望まれる。又、第2例構造の場合には、ウォームのリー
ド角を小さくする事に伴って減速機の伝達効率が低下す
るので、電動モータとして高速回転可能な大型のものを
使用しない限り、十分な作動速度を確保できない場合が
生じる。この様な事情に鑑みて本発明者等は先に、電動
モータにより減速機を介して回転駆動される回転軸とハ
ウジングとの間に、摩擦プレートと一方向クラッチとを
備えた回転制限機構を設け、上記減速機として動力の伝
達方向に可逆性を有するものを使用しても、電動モータ
への非通電時にスラスト荷重により伸縮する事のない電
動式リニアアクチュエータを発明した(特願平7−12
3721号)。但し、この先発明に係る電動式リニアア
クチュエータの場合でも、キャブチルト機構の様に、高
度の安全性を確保する必要がある部分に組み込む際に
は、より改良する事が望まれている。即ち、上記先発明
の構造では、上記摩擦プレートと一方向クラッチとの一
方又は双方がその機能を消失すると、スラスト荷重によ
りリニアアクチュエータの全長が伸縮する。本発明の電
動式リニアアクチュエータは、この様な事情に鑑みて上
記先発明の構造を改良したもので、特に複雑な部品を使
用せずに製作費を高くする事なく、減速機の伝達効率を
確保して、比較的小型の電動モータでも十分な作動速度
を確保でき、しかも十分な安全性を確保できる構造を実
現するものである。
場合には、コストが嵩んだり、動力の伝達効率が悪かっ
たり、十分な安全性を確保する事が難しい等の問題があ
る。即ち、第1例構造の場合には、複数の一方向クラッ
チを組み込む為に、コストが嵩むだけでなく、一方又は
双方の一方向クラッチが損傷した場合に、リニアアクチ
ュエータがスラスト荷重に基づいて伸縮する。キャブチ
ルト機構に組み込むリニアアクチュエータは、安全性確
保の面から、この様な場合にも伸縮を防止できる機能が
望まれる。又、第2例構造の場合には、ウォームのリー
ド角を小さくする事に伴って減速機の伝達効率が低下す
るので、電動モータとして高速回転可能な大型のものを
使用しない限り、十分な作動速度を確保できない場合が
生じる。この様な事情に鑑みて本発明者等は先に、電動
モータにより減速機を介して回転駆動される回転軸とハ
ウジングとの間に、摩擦プレートと一方向クラッチとを
備えた回転制限機構を設け、上記減速機として動力の伝
達方向に可逆性を有するものを使用しても、電動モータ
への非通電時にスラスト荷重により伸縮する事のない電
動式リニアアクチュエータを発明した(特願平7−12
3721号)。但し、この先発明に係る電動式リニアア
クチュエータの場合でも、キャブチルト機構の様に、高
度の安全性を確保する必要がある部分に組み込む際に
は、より改良する事が望まれている。即ち、上記先発明
の構造では、上記摩擦プレートと一方向クラッチとの一
方又は双方がその機能を消失すると、スラスト荷重によ
りリニアアクチュエータの全長が伸縮する。本発明の電
動式リニアアクチュエータは、この様な事情に鑑みて上
記先発明の構造を改良したもので、特に複雑な部品を使
用せずに製作費を高くする事なく、減速機の伝達効率を
確保して、比較的小型の電動モータでも十分な作動速度
を確保でき、しかも十分な安全性を確保できる構造を実
現するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式リニアア
クチュエータは、従来から知られている電動式リニアア
クチュエータと同様に、ハウジングと、このハウジング
の内側に回転のみ自在に支持された回転軸と、正転逆転
自在な電動モータと、この電動モータの駆動軸と上記回
転軸との間に設けられて、この駆動軸のトルクを増大し
て上記回転軸に伝達する、動力の伝達方向に可逆性を有
する減速機と、上記回転軸の一部に設けられたボールね
じ部と、このボールねじ部の周囲に複数のボールを介し
て螺合し、上記回転軸の軸方向に亙る変位のみを自在に
支持されたボールナットと、基端部をこのボールナット
に結合固定された筒状の出力軸とを備えている。特に、
本発明の電動式リニアアクチュエータに於いては、上記
回転軸の一部にこの回転軸と共に回転自在に支持され
て、この回転軸に加わるスラスト荷重を受ける間座と、
上記回転軸の周囲にこの回転軸に対する回転を自在とし
て支持された間筒と、この間筒の外周面と上記ハウジン
グの内周面との間に設けられた一方向クラッチと、上記
間筒の軸方向一端面と上記間座との間に設けられた摩擦
プレートと、上記間筒と上記ハウジングとの間に設けら
れて、上記回転軸から間筒の軸方向一端面側に加わるス
ラスト荷重を支承する軸受と、上記減速機を構成し上記
駆動軸の回転に伴って回転する減速機構成部材の一部若
しくは上記電動モータの一部と直接係脱自在で、係合時
にこの減速機構成部材若しくは上記駆動軸の回転を阻止
するストッパ部材とを備える。そして、このストッパ部
材は、上記電動モータへの非通電時に上記減速機構成部
材若しくは上記電動モータの一部と係合する。
クチュエータは、従来から知られている電動式リニアア
クチュエータと同様に、ハウジングと、このハウジング
の内側に回転のみ自在に支持された回転軸と、正転逆転
自在な電動モータと、この電動モータの駆動軸と上記回
転軸との間に設けられて、この駆動軸のトルクを増大し
て上記回転軸に伝達する、動力の伝達方向に可逆性を有
する減速機と、上記回転軸の一部に設けられたボールね
じ部と、このボールねじ部の周囲に複数のボールを介し
て螺合し、上記回転軸の軸方向に亙る変位のみを自在に
支持されたボールナットと、基端部をこのボールナット
に結合固定された筒状の出力軸とを備えている。特に、
本発明の電動式リニアアクチュエータに於いては、上記
回転軸の一部にこの回転軸と共に回転自在に支持され
て、この回転軸に加わるスラスト荷重を受ける間座と、
上記回転軸の周囲にこの回転軸に対する回転を自在とし
て支持された間筒と、この間筒の外周面と上記ハウジン
グの内周面との間に設けられた一方向クラッチと、上記
間筒の軸方向一端面と上記間座との間に設けられた摩擦
プレートと、上記間筒と上記ハウジングとの間に設けら
れて、上記回転軸から間筒の軸方向一端面側に加わるス
ラスト荷重を支承する軸受と、上記減速機を構成し上記
駆動軸の回転に伴って回転する減速機構成部材の一部若
しくは上記電動モータの一部と直接係脱自在で、係合時
にこの減速機構成部材若しくは上記駆動軸の回転を阻止
するストッパ部材とを備える。そして、このストッパ部
材は、上記電動モータへの非通電時に上記減速機構成部
材若しくは上記電動モータの一部と係合する。
【0006】
【作用】上述の様に構成される本発明の電動式リニアア
クチュエータは、出力軸に対してスラスト荷重が加わる
状態で使用される。この様に組み付けられた状態で本発
明の電動式リニアアクチュエータは、次の様に作用する
事により、電動モータの駆動軸の回転方向に基づいて出
力軸を軸方向に亙って変位させる。先ず、上記電動モー
タの駆動軸を正転させ、上記出力軸を上記スラスト荷重
に抗して変位させる際の作用に就いて説明する。この場
合には、ストッパ部材と減速機構成部材若しくは電動モ
ータとの係合が外れ、電動モータと回転軸との間での回
転運動の伝達が自在となる。この状態で上記電動モータ
に通電すると、減速機を介して回転軸が所定方向に回転
し、一方向クラッチはロックする事なく、間筒はハウジ
ングに対して回転する。従ってこの状態では、間筒と摩
擦プレートと間座とは回転軸と共に回転し、これら各部
材の存在がこの回転軸の回転に対して抵抗とはならな
い。この結果、上記駆動軸の正転に伴って上記回転軸
が、所定方向に円滑に回転する。そして、この回転軸の
ボールねじ部に螺合したボールナットが軸方向に変位
し、上記出力軸を上記スラスト荷重に抗して変位させ
る。この際、間筒、摩擦プレート、間座、一方向クラッ
チから成る逆転防止機構の存在は出力軸を変位させる事
に対し抵抗とはならない。次に、上記電動モータへの通
電を停止し、駆動軸を停止させた状態では、上記スラス
ト荷重に基づいて出力軸からボールナット、複数のボー
ルを介してボールねじ部に加わる力により、上記回転軸
が上記所定方向とは反対方向に回転する傾向となる。同
時に上記間筒が、この回転軸と同方向に回転する傾向と
なる。この結果、上記一方向クラッチがロックし、上記
間筒がハウジングに対して回転しなくなる。この状態で
上記回転軸を回転させる為には、上記摩擦プレートの側
面と相手面とを滑らせる必要がある。従って、これら摩
擦プレートの側面と相手面との間の摩擦係数を設計的に
定められる所望値に規制する事により、上記スラスト荷
重に基づいて上記回転軸が回転する事を防止できる。し
かも、この様に電動モータへの通電を停止した状態で
は、前記ストッパ部材が減速機構成部材若しくは電動モ
ータと係合し、この減速機構成部材及び駆動軸の回転を
阻止する。この為、電動モータと回転軸との間での回転
運動の伝達が不能となる。従って、仮に上記一方向クラ
ッチと摩擦プレートとの一方又は双方の機能が喪失して
も、上記回転軸が回転する事はなくなる。この結果、電
動式リニアアクチュエータがスラスト荷重に基づいて伸
縮する事を確実に防止して、この電動式リニアアクチュ
エータを組み込んだ機械装置の安全性を十分に確保でき
る。更に、上記駆動軸を逆転させた状態では、上記回転
軸に、上記スラスト荷重に基づいて加わるトルクに加え
て、上記駆動軸から減速機を介して伝達されるトルク
が、上記反対方向に加わる。勿論、この状態でも、電動
モータへの通電に先立って、上記ストッパ部材と減速機
構成部材若しくは電動モータとの係合が外れ、電動モー
タにより上記回転軸が、減速機を介して回転駆動自在と
なる。従って上記駆動軸は、上記摩擦プレートの側面と
相手面との間に作用する摩擦力に抗して回転する。この
際、この摩擦力が上記駆動軸の回転に対する抵抗となる
ので、この駆動軸の回転が急激に行なわれる事が防止さ
れる。
クチュエータは、出力軸に対してスラスト荷重が加わる
状態で使用される。この様に組み付けられた状態で本発
明の電動式リニアアクチュエータは、次の様に作用する
事により、電動モータの駆動軸の回転方向に基づいて出
力軸を軸方向に亙って変位させる。先ず、上記電動モー
タの駆動軸を正転させ、上記出力軸を上記スラスト荷重
に抗して変位させる際の作用に就いて説明する。この場
合には、ストッパ部材と減速機構成部材若しくは電動モ
ータとの係合が外れ、電動モータと回転軸との間での回
転運動の伝達が自在となる。この状態で上記電動モータ
に通電すると、減速機を介して回転軸が所定方向に回転
し、一方向クラッチはロックする事なく、間筒はハウジ
ングに対して回転する。従ってこの状態では、間筒と摩
擦プレートと間座とは回転軸と共に回転し、これら各部
材の存在がこの回転軸の回転に対して抵抗とはならな
い。この結果、上記駆動軸の正転に伴って上記回転軸
が、所定方向に円滑に回転する。そして、この回転軸の
ボールねじ部に螺合したボールナットが軸方向に変位
し、上記出力軸を上記スラスト荷重に抗して変位させ
る。この際、間筒、摩擦プレート、間座、一方向クラッ
チから成る逆転防止機構の存在は出力軸を変位させる事
に対し抵抗とはならない。次に、上記電動モータへの通
電を停止し、駆動軸を停止させた状態では、上記スラス
ト荷重に基づいて出力軸からボールナット、複数のボー
ルを介してボールねじ部に加わる力により、上記回転軸
が上記所定方向とは反対方向に回転する傾向となる。同
時に上記間筒が、この回転軸と同方向に回転する傾向と
なる。この結果、上記一方向クラッチがロックし、上記
間筒がハウジングに対して回転しなくなる。この状態で
上記回転軸を回転させる為には、上記摩擦プレートの側
面と相手面とを滑らせる必要がある。従って、これら摩
擦プレートの側面と相手面との間の摩擦係数を設計的に
定められる所望値に規制する事により、上記スラスト荷
重に基づいて上記回転軸が回転する事を防止できる。し
かも、この様に電動モータへの通電を停止した状態で
は、前記ストッパ部材が減速機構成部材若しくは電動モ
ータと係合し、この減速機構成部材及び駆動軸の回転を
阻止する。この為、電動モータと回転軸との間での回転
運動の伝達が不能となる。従って、仮に上記一方向クラ
ッチと摩擦プレートとの一方又は双方の機能が喪失して
も、上記回転軸が回転する事はなくなる。この結果、電
動式リニアアクチュエータがスラスト荷重に基づいて伸
縮する事を確実に防止して、この電動式リニアアクチュ
エータを組み込んだ機械装置の安全性を十分に確保でき
る。更に、上記駆動軸を逆転させた状態では、上記回転
軸に、上記スラスト荷重に基づいて加わるトルクに加え
て、上記駆動軸から減速機を介して伝達されるトルク
が、上記反対方向に加わる。勿論、この状態でも、電動
モータへの通電に先立って、上記ストッパ部材と減速機
構成部材若しくは電動モータとの係合が外れ、電動モー
タにより上記回転軸が、減速機を介して回転駆動自在と
なる。従って上記駆動軸は、上記摩擦プレートの側面と
相手面との間に作用する摩擦力に抗して回転する。この
際、この摩擦力が上記駆動軸の回転に対する抵抗となる
ので、この駆動軸の回転が急激に行なわれる事が防止さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜6は本発明の実施の形態の
第1例を示している。本例の電動式リニアアクチュエー
タは、その使用時に圧縮方向のスラスト荷重が加わる部
分に組み付けられる。ハウジング1は、例えばアルミニ
ウム合金をダイキャスト成形する事により造られる。こ
のハウジング1の内側には回転軸2の基端部(図1〜2
の左端部)を1対の玉軸受3a、3bにより、回転のみ
自在に支持している。又、上記ハウジング1の外側面に
形成した取付フランジ1aには、正転逆転自在な電動モ
ータ4を固定している。そして、この電動モータ4の駆
動軸5を、上記ハウジング1内に挿入している。
第1例を示している。本例の電動式リニアアクチュエー
タは、その使用時に圧縮方向のスラスト荷重が加わる部
分に組み付けられる。ハウジング1は、例えばアルミニ
ウム合金をダイキャスト成形する事により造られる。こ
のハウジング1の内側には回転軸2の基端部(図1〜2
の左端部)を1対の玉軸受3a、3bにより、回転のみ
自在に支持している。又、上記ハウジング1の外側面に
形成した取付フランジ1aには、正転逆転自在な電動モ
ータ4を固定している。そして、この電動モータ4の駆
動軸5を、上記ハウジング1内に挿入している。
【0008】この駆動軸5と上記回転軸2との間には減
速機6を設け、この駆動軸5のトルクを増大して上記回
転軸2に伝達自在としている。図示の例では、この減速
機6として、ウォーム減速機を使用している。この為、
上記回転軸2の基端部に、ウォームホイール7を外嵌固
定している。図示の例では、これら回転軸2の外周面の
一部とウォームホイール7の内周面とをセレーション係
合させる事により、上記回転軸2に対するウォームホイ
ール7の回転防止を図っている。又、上記1対の玉軸受
3a、3bのうち、一方(図1〜2の右方)の玉軸受3
aは、上記ウォームホイール7の内周縁部に形成した円
筒部8の外周面と上記ハウジング1の内周面との間に設
けている。
速機6を設け、この駆動軸5のトルクを増大して上記回
転軸2に伝達自在としている。図示の例では、この減速
機6として、ウォーム減速機を使用している。この為、
上記回転軸2の基端部に、ウォームホイール7を外嵌固
定している。図示の例では、これら回転軸2の外周面の
一部とウォームホイール7の内周面とをセレーション係
合させる事により、上記回転軸2に対するウォームホイ
ール7の回転防止を図っている。又、上記1対の玉軸受
3a、3bのうち、一方(図1〜2の右方)の玉軸受3
aは、上記ウォームホイール7の内周縁部に形成した円
筒部8の外周面と上記ハウジング1の内周面との間に設
けている。
【0009】又、上記ハウジング1内にウォーム9を、
1対の玉軸受10a、10bにより、上記回転軸2に対
して捩れの位置方向で回転のみ自在に支持し、このウォ
ーム9と上記ウォームホイール7とを噛合させている。
上記ウォーム9の基端面(図3の右端面)には直径方向
に亙る切り欠き11を、上記駆動軸5の先端面(図3の
左端面)には直径方向に亙る突片12を、それぞれ形成
している。そして、これら切り欠き11と突片12とを
係合させる事により、上記駆動軸5の回転をウォーム9
に伝達自在としている。
1対の玉軸受10a、10bにより、上記回転軸2に対
して捩れの位置方向で回転のみ自在に支持し、このウォ
ーム9と上記ウォームホイール7とを噛合させている。
上記ウォーム9の基端面(図3の右端面)には直径方向
に亙る切り欠き11を、上記駆動軸5の先端面(図3の
左端面)には直径方向に亙る突片12を、それぞれ形成
している。そして、これら切り欠き11と突片12とを
係合させる事により、上記駆動軸5の回転をウォーム9
に伝達自在としている。
【0010】又、上記ハウジング1の側面で、上記ウォ
ームホイール7の外周面に対向する部分には、図3〜5
に示す様にシリンダ孔13を、上記ハウジング1の断面
の直径方向に亙って形成している。そして、このシリン
ダ孔13内にストッパ部材14を、このシリンダ孔13
の軸方向(ハウジング1の軸に対して直角方向で、図3
〜4の左右方向、図5の表裏方向)に亙る変位自在に嵌
装している。このストッパ部材14は、上記シリンダ孔
13の内側にがたつきなく嵌合自在なピストン部15
と、このピストン部15の内端面(図3〜4の右端面)
中央部に直径方向に亙って形成されたくさび状の係合部
16と、上記ピストン部15の外端面(図3〜4の左端
面)にその基端部(図3〜4の右端部)を結合固定した
ロッド部17とを備える。又、上記シリンダ孔13の一
部内周面には、このシリンダ孔13の軸方向に亙る係合
溝18を、上記ピストン部15の一部外周面には係合突
起19を、それぞれ形成し、これら係合溝18と係合突
起19とを、摺動自在に係合させている。従って上記ス
トッパ部材14は、上記シリンダ孔13の軸方向に変位
するが、このシリンダ孔13内で回転する事はない。
ームホイール7の外周面に対向する部分には、図3〜5
に示す様にシリンダ孔13を、上記ハウジング1の断面
の直径方向に亙って形成している。そして、このシリン
ダ孔13内にストッパ部材14を、このシリンダ孔13
の軸方向(ハウジング1の軸に対して直角方向で、図3
〜4の左右方向、図5の表裏方向)に亙る変位自在に嵌
装している。このストッパ部材14は、上記シリンダ孔
13の内側にがたつきなく嵌合自在なピストン部15
と、このピストン部15の内端面(図3〜4の右端面)
中央部に直径方向に亙って形成されたくさび状の係合部
16と、上記ピストン部15の外端面(図3〜4の左端
面)にその基端部(図3〜4の右端部)を結合固定した
ロッド部17とを備える。又、上記シリンダ孔13の一
部内周面には、このシリンダ孔13の軸方向に亙る係合
溝18を、上記ピストン部15の一部外周面には係合突
起19を、それぞれ形成し、これら係合溝18と係合突
起19とを、摺動自在に係合させている。従って上記ス
トッパ部材14は、上記シリンダ孔13の軸方向に変位
するが、このシリンダ孔13内で回転する事はない。
【0011】又、上記シリンダ孔13の外端開口部(図
3〜4の左端開口部)には蓋体20を螺合固定し、この
蓋体20の中心部に形成した貫通孔21に、上記ロッド
部17を挿通している。この挿通部はゴム等の弾性材製
のシールカバー22により覆って、上記シリンダ孔13
内への塵芥等の進入を防止している。又、上記蓋体20
の内端面(図3〜4の右端面)と上記ピストン部15の
外端面外周寄り部分との間には圧縮ばね23を設けて、
上記ストッパ部材14に、内方(図3〜4の右方)に向
く弾力を付与している。従って上記ストッパ部材14を
構成する係合部16は、外力が作用しない限り前記ハウ
ジング1の内周面から突出し、図3に示す様に、減速機
構成部材である前記ウォームホイール7の外周面に形成
した歯と係合して、このウォームホイール7の回転を阻
止する。そして、前記減速機6による前記電動モータ4
と回転軸2との間での、回転運動の伝達を不能とする。
3〜4の左端開口部)には蓋体20を螺合固定し、この
蓋体20の中心部に形成した貫通孔21に、上記ロッド
部17を挿通している。この挿通部はゴム等の弾性材製
のシールカバー22により覆って、上記シリンダ孔13
内への塵芥等の進入を防止している。又、上記蓋体20
の内端面(図3〜4の右端面)と上記ピストン部15の
外端面外周寄り部分との間には圧縮ばね23を設けて、
上記ストッパ部材14に、内方(図3〜4の右方)に向
く弾力を付与している。従って上記ストッパ部材14を
構成する係合部16は、外力が作用しない限り前記ハウ
ジング1の内周面から突出し、図3に示す様に、減速機
構成部材である前記ウォームホイール7の外周面に形成
した歯と係合して、このウォームホイール7の回転を阻
止する。そして、前記減速機6による前記電動モータ4
と回転軸2との間での、回転運動の伝達を不能とする。
【0012】更に、上記ロッド部17の先端部(図3〜
4の左端部)で上記シールカバー22から突出した部分
には、ケーブル24の一端を結合している。そして、こ
のケーブル24の他端を、図6に示す様なレバー25の
中間部に結合している。このレバー25は、基端部(図
6の下端部)を枢軸54により揺動自在に枢支したもの
で、上記ケーブル24の押し引きと、前記電動モータ4
への通電を制御する為のスイッチ26のON・OFFを
行なう。即ち、上記レバー25が図6の実線位置にある
場合には、上記ケーブル24は引かれず、上記ストッパ
部材14は前記圧縮ばね23の弾力により変位し、前記
係合部16とウォームホイール7の歯とが係合する。こ
れに対して、上記レバー25が、同図の鎖線a位置に変
位すると、上記ケーブル24が引かれて上記係合部16
とウォームホイール7の歯との係合が外れる。更に、上
記レバー25が同図の鎖線b位置にまで変位すると、こ
のレバー25が上記スイッチ26の突片27を押し、こ
のスイッチのON・OFF状態を切り換えて、上記電動
モータ4に通電する。尚、この電動モータ4の回転方向
の切り換えは、別途設けた切換スイッチにより行なう。
4の左端部)で上記シールカバー22から突出した部分
には、ケーブル24の一端を結合している。そして、こ
のケーブル24の他端を、図6に示す様なレバー25の
中間部に結合している。このレバー25は、基端部(図
6の下端部)を枢軸54により揺動自在に枢支したもの
で、上記ケーブル24の押し引きと、前記電動モータ4
への通電を制御する為のスイッチ26のON・OFFを
行なう。即ち、上記レバー25が図6の実線位置にある
場合には、上記ケーブル24は引かれず、上記ストッパ
部材14は前記圧縮ばね23の弾力により変位し、前記
係合部16とウォームホイール7の歯とが係合する。こ
れに対して、上記レバー25が、同図の鎖線a位置に変
位すると、上記ケーブル24が引かれて上記係合部16
とウォームホイール7の歯との係合が外れる。更に、上
記レバー25が同図の鎖線b位置にまで変位すると、こ
のレバー25が上記スイッチ26の突片27を押し、こ
のスイッチのON・OFF状態を切り換えて、上記電動
モータ4に通電する。尚、この電動モータ4の回転方向
の切り換えは、別途設けた切換スイッチにより行なう。
【0013】一方、前記回転軸2の基端部を除く部分に
は、断面が円弧形の螺旋溝を形成する事により、ボール
ねじ部28としている。そしてこのボールねじ部28の
周囲にボールナット29を、複数のボール30、30を
介して螺合させている。そして、このボールナット29
の先端部(図1〜2の右端部)に形成した結合筒部53
に、円筒状の出力軸31の基端部(図1〜2の左端部)
を螺合固定している。又、上記ボールナット29及び出
力軸31の周囲は円筒状のカバー32により覆うと共
に、このカバー32の先端部(図1の右端部)内周面と
上記出力軸31の外周面との間に、シールリング33を
設けている。尚、上記出力軸31及びボールナット29
は、この出力軸31の先端部(図1の右端部)を所定部
分に結合する事により、回転防止が図られる。従って、
キャブチルト機構等に電動式リニアアクチュエータを組
み付けた状態では、上記ボールナット29は上記回転軸
2の周囲に、この回転軸2の軸方向(図1〜2の左右方
向、図3の表裏方向)に亙る変位のみを自在に支持され
る。
は、断面が円弧形の螺旋溝を形成する事により、ボール
ねじ部28としている。そしてこのボールねじ部28の
周囲にボールナット29を、複数のボール30、30を
介して螺合させている。そして、このボールナット29
の先端部(図1〜2の右端部)に形成した結合筒部53
に、円筒状の出力軸31の基端部(図1〜2の左端部)
を螺合固定している。又、上記ボールナット29及び出
力軸31の周囲は円筒状のカバー32により覆うと共
に、このカバー32の先端部(図1の右端部)内周面と
上記出力軸31の外周面との間に、シールリング33を
設けている。尚、上記出力軸31及びボールナット29
は、この出力軸31の先端部(図1の右端部)を所定部
分に結合する事により、回転防止が図られる。従って、
キャブチルト機構等に電動式リニアアクチュエータを組
み付けた状態では、上記ボールナット29は上記回転軸
2の周囲に、この回転軸2の軸方向(図1〜2の左右方
向、図3の表裏方向)に亙る変位のみを自在に支持され
る。
【0014】又、上記カバー32の基端部(図1〜2の
左端部)と先端部とには、それぞれリミットスイッチ3
4a、34bを設け、上記ボールナット29の位置に応
じて、何れかのリミットスイッチ34a、34bがON
・OFFする様にしている。即ち、基端部に設けたリミ
ットスイッチ34aは、上記ボールナット29がボール
ねじ部28の基端部に移動し、電動式リニアアクチュエ
ータが縮み切った状態でON・OFFする。これに対し
て先端部に設けたリミットスイッチ34bは、上記ボー
ルナット29がボールねじ部28の先端部に移動し、電
動式リニアアクチュエータが伸び切った状態でON・O
FFする。前記電動モータ4への通電は、これら各リミ
ットスイッチ34a、34bの検出信号に基づいて制御
される。即ち、電動式リニアアクチュエータが縮み切っ
た状態から更に縮ませる方向に通電したり、或は伸び切
った状態から更に伸ばす方向に通電する事を防止する。
左端部)と先端部とには、それぞれリミットスイッチ3
4a、34bを設け、上記ボールナット29の位置に応
じて、何れかのリミットスイッチ34a、34bがON
・OFFする様にしている。即ち、基端部に設けたリミ
ットスイッチ34aは、上記ボールナット29がボール
ねじ部28の基端部に移動し、電動式リニアアクチュエ
ータが縮み切った状態でON・OFFする。これに対し
て先端部に設けたリミットスイッチ34bは、上記ボー
ルナット29がボールねじ部28の先端部に移動し、電
動式リニアアクチュエータが伸び切った状態でON・O
FFする。前記電動モータ4への通電は、これら各リミ
ットスイッチ34a、34bの検出信号に基づいて制御
される。即ち、電動式リニアアクチュエータが縮み切っ
た状態から更に縮ませる方向に通電したり、或は伸び切
った状態から更に伸ばす方向に通電する事を防止する。
【0015】又、前記回転軸2の一部で上記ボールねじ
部28の基端部分には、このボールねじ部28側が大径
となった段部35を形成している。そして、この段部3
5に、厚肉で円輪形の間座36の片面(図1〜2の右側
面)内周寄り部分を突き当てている。従って、上記回転
軸2に図1〜2の左方向に加わる圧縮スラスト荷重は、
上記間座36に伝達される。又、この間座36の内周縁
は上記回転軸2の外周面に、締まり嵌めにより嵌合して
いるか、或は非円形周面同士で嵌合している。従って上
記間座36は、上記回転軸2と共に回転する。
部28の基端部分には、このボールねじ部28側が大径
となった段部35を形成している。そして、この段部3
5に、厚肉で円輪形の間座36の片面(図1〜2の右側
面)内周寄り部分を突き当てている。従って、上記回転
軸2に図1〜2の左方向に加わる圧縮スラスト荷重は、
上記間座36に伝達される。又、この間座36の内周縁
は上記回転軸2の外周面に、締まり嵌めにより嵌合して
いるか、或は非円形周面同士で嵌合している。従って上
記間座36は、上記回転軸2と共に回転する。
【0016】又、上記回転軸2の一部で、前記ウォーム
ホイール7の設置部分と上記ボールねじ部28の基端部
との間部分には、円筒状の間筒37を、滑り軸受38を
介して回転自在に支持している。そして、この間筒37
の外周面と前記ハウジング1の内周面との間に、一方向
クラッチの一種であるローラクラッチ39を設けてい
る。即ち、内周面をカム面とした外輪40を上記ハウジ
ング1に内嵌固定し、この外輪40がハウジング1に対
して回転しない様にしている。そして、この外輪40の
内周面と上記間筒37の外周面との間に、複数本のロー
ラ41、41を設けている。周知の様にこれら各ローラ
41、41は、図示を省略した回転しない保持器との間
に設けられたばねにより、円周方向一方向に弾性的に押
圧されている。従って、上記間筒37が所定方向に回転
する場合には上記各ローラ41、41が上記カム面に食
い込む事なく、この間筒37の回転が許容される。これ
に対して、上記間筒37が逆方向に回転すると、上記各
ローラ41、41が上記カム面に食い込み、上記間筒3
7がハウジング1の内側で回転しなくなる。
ホイール7の設置部分と上記ボールねじ部28の基端部
との間部分には、円筒状の間筒37を、滑り軸受38を
介して回転自在に支持している。そして、この間筒37
の外周面と前記ハウジング1の内周面との間に、一方向
クラッチの一種であるローラクラッチ39を設けてい
る。即ち、内周面をカム面とした外輪40を上記ハウジ
ング1に内嵌固定し、この外輪40がハウジング1に対
して回転しない様にしている。そして、この外輪40の
内周面と上記間筒37の外周面との間に、複数本のロー
ラ41、41を設けている。周知の様にこれら各ローラ
41、41は、図示を省略した回転しない保持器との間
に設けられたばねにより、円周方向一方向に弾性的に押
圧されている。従って、上記間筒37が所定方向に回転
する場合には上記各ローラ41、41が上記カム面に食
い込む事なく、この間筒37の回転が許容される。これ
に対して、上記間筒37が逆方向に回転すると、上記各
ローラ41、41が上記カム面に食い込み、上記間筒3
7がハウジング1の内側で回転しなくなる。
【0017】又、上記間筒37の軸方向一端部(図1〜
2の右端部)には外向フランジ状の鍔部42を形成し、
この鍔部42の片面(図1〜2の右面)と上記間座36
の他面(図1〜2の左面)との間に、摩擦プレート43
を挟持している。この摩擦プレート43は、少なくとも
軸方向両側面を摩擦係数の大きな材料により造られて、
相手面である前記間座36の他面及び上記間筒37の一
端面と摩擦係合する。但し、摩擦係合状態を一定にする
為、間座36と間筒37とが相対回転した状態では、何
れか一方の摩擦係合面が摺動(相対変位)し、他方の摩
擦係合面が相対変位する事のない様にする事が好まし
い。従って、間座36の他面と摩擦プレート43の片面
(図1〜2の右面)とは接着しても良い。更に、上記鍔
部42の他面(図1〜2の左面)と、上記ハウジング1
の内面に形成した段部47との間には、スラストころ軸
受48を設けている。このスラストころ軸受48が、特
許請求の範囲に記載した、回転軸から間筒の軸方向一端
面側に加わるスラスト荷重を支承する軸受に相当する。
2の右端部)には外向フランジ状の鍔部42を形成し、
この鍔部42の片面(図1〜2の右面)と上記間座36
の他面(図1〜2の左面)との間に、摩擦プレート43
を挟持している。この摩擦プレート43は、少なくとも
軸方向両側面を摩擦係数の大きな材料により造られて、
相手面である前記間座36の他面及び上記間筒37の一
端面と摩擦係合する。但し、摩擦係合状態を一定にする
為、間座36と間筒37とが相対回転した状態では、何
れか一方の摩擦係合面が摺動(相対変位)し、他方の摩
擦係合面が相対変位する事のない様にする事が好まし
い。従って、間座36の他面と摩擦プレート43の片面
(図1〜2の右面)とは接着しても良い。更に、上記鍔
部42の他面(図1〜2の左面)と、上記ハウジング1
の内面に形成した段部47との間には、スラストころ軸
受48を設けている。このスラストころ軸受48が、特
許請求の範囲に記載した、回転軸から間筒の軸方向一端
面側に加わるスラスト荷重を支承する軸受に相当する。
【0018】尚、図示の例では、前記ウォームホイール
7の片側面(図1〜2の右側面)と、前記玉軸受3aを
構成する外輪44の一端面(図1〜2の左端面)との間
に、それぞれが円輪状に形成されたスペーサ45と滑り
軸受46とを挟持している。本例の電動式リニアアクチ
ュエータは、主として圧縮方向のスラスト荷重が作用す
る部分に使用するが、稀に引っ張り方向のスラスト荷重
が加わる場合も考えられる。上記スペーサ45及び滑り
軸受46は、この様な場合に、上記ウォームホイール7
の設置部分にがたつきが生じない様にする為に設けてい
る。
7の片側面(図1〜2の右側面)と、前記玉軸受3aを
構成する外輪44の一端面(図1〜2の左端面)との間
に、それぞれが円輪状に形成されたスペーサ45と滑り
軸受46とを挟持している。本例の電動式リニアアクチ
ュエータは、主として圧縮方向のスラスト荷重が作用す
る部分に使用するが、稀に引っ張り方向のスラスト荷重
が加わる場合も考えられる。上記スペーサ45及び滑り
軸受46は、この様な場合に、上記ウォームホイール7
の設置部分にがたつきが生じない様にする為に設けてい
る。
【0019】上述の様に構成される本発明の電動式リニ
アアクチュエータは、例えば前記ハウジング1の基端部
(図1〜2の左端部)に形成した固定側取付部49を固
定軸に、前記出力軸31の先端部(図1の右端部)に形
成した変位側取付部50を変位軸に、それぞれ枢支す
る。この変位軸は上記固定軸に近づく方向に変位する傾
向となっているので、本例の電動式リニアアクチュエー
タは、上記出力軸31に圧縮方向のスラスト荷重が加わ
る状態で使用される。この様に組み付けられた状態で本
発明の電動式リニアアクチュエータは、次の様に作用す
る事により、電動モータ4の駆動軸5の回転方向に基づ
いて上記出力軸31を軸方向に亙って変位させる。
アアクチュエータは、例えば前記ハウジング1の基端部
(図1〜2の左端部)に形成した固定側取付部49を固
定軸に、前記出力軸31の先端部(図1の右端部)に形
成した変位側取付部50を変位軸に、それぞれ枢支す
る。この変位軸は上記固定軸に近づく方向に変位する傾
向となっているので、本例の電動式リニアアクチュエー
タは、上記出力軸31に圧縮方向のスラスト荷重が加わ
る状態で使用される。この様に組み付けられた状態で本
発明の電動式リニアアクチュエータは、次の様に作用す
る事により、電動モータ4の駆動軸5の回転方向に基づ
いて上記出力軸31を軸方向に亙って変位させる。
【0020】先ず、上記電動モータ4の駆動軸5を正転
させ、上記出力軸31を上記スラスト荷重に抗し変位さ
せる事により、電動式リニアアクチュエータを伸長させ
る際の作用に就いて説明する。この場合には、前記レバ
ー25を、図6の鎖線b位置に変位させ、前記ストッパ
部材14に設けた係合部16とウォームホイール7の歯
との係合を外すと共に、前記電動モータ4に通電する。
電動モータ4の駆動軸5が回転すると、減速機6を介し
て回転軸2が所定方向に回転する。この様に回転軸2が
所定方向に回転する場合には、ローラクラッチ39はロ
ックする事なく、間筒37はハウジング1に対して回転
する。従ってこの状態では、間筒37と摩擦プレート4
3と間座36とは回転軸2と共に回転し、これら各部材
37、43、36の存在が、この回転軸2の回転に対し
抵抗とはならない。又、ローラクラッチ39はころ軸受
の如く作用して、上記間筒37の回転を許容する。従っ
て、一方向クラッチであるローラクラッチ39の存在
が、回転軸2の回転に対し抵抗となる事もない。
させ、上記出力軸31を上記スラスト荷重に抗し変位さ
せる事により、電動式リニアアクチュエータを伸長させ
る際の作用に就いて説明する。この場合には、前記レバ
ー25を、図6の鎖線b位置に変位させ、前記ストッパ
部材14に設けた係合部16とウォームホイール7の歯
との係合を外すと共に、前記電動モータ4に通電する。
電動モータ4の駆動軸5が回転すると、減速機6を介し
て回転軸2が所定方向に回転する。この様に回転軸2が
所定方向に回転する場合には、ローラクラッチ39はロ
ックする事なく、間筒37はハウジング1に対して回転
する。従ってこの状態では、間筒37と摩擦プレート4
3と間座36とは回転軸2と共に回転し、これら各部材
37、43、36の存在が、この回転軸2の回転に対し
抵抗とはならない。又、ローラクラッチ39はころ軸受
の如く作用して、上記間筒37の回転を許容する。従っ
て、一方向クラッチであるローラクラッチ39の存在
が、回転軸2の回転に対し抵抗となる事もない。
【0021】この結果、上記駆動軸5の正転に伴って上
記回転軸2が、所定方向に円滑に回転する。そして、こ
の回転軸2のボールねじ部28に螺合したボールナット
29が軸方向(図1〜2の右方)に変位し、上記出力軸
31を上記スラスト荷重に抗して変位させる。この際、
上述の様に、逆転防止機構を構成する上記間筒37と摩
擦プレート43と間座36とローラクラッチ39との存
在が出力軸31を変位させる事に対し抵抗とはならな
い。従って、上記電動モータ4の駆動力は上記出力軸3
1を変位させる事に有効に使われる。この結果、電動モ
ータ4として特に大型のものを使用したり、或は減速機
6の減速比(トルクの増大比)を大きくしなくても、十
分に電動式リニアアクチュエータを伸長させる事ができ
る。又、減速機6は動力の伝達方向に可逆性を有するも
ので良く、本例の様にウォーム減速機を使用する場合で
も、ウォーム9のリード角を大きくする事により噛合効
率を向上させ、小型の電動モータ4で十分な動作速度を
確保する事ができる。
記回転軸2が、所定方向に円滑に回転する。そして、こ
の回転軸2のボールねじ部28に螺合したボールナット
29が軸方向(図1〜2の右方)に変位し、上記出力軸
31を上記スラスト荷重に抗して変位させる。この際、
上述の様に、逆転防止機構を構成する上記間筒37と摩
擦プレート43と間座36とローラクラッチ39との存
在が出力軸31を変位させる事に対し抵抗とはならな
い。従って、上記電動モータ4の駆動力は上記出力軸3
1を変位させる事に有効に使われる。この結果、電動モ
ータ4として特に大型のものを使用したり、或は減速機
6の減速比(トルクの増大比)を大きくしなくても、十
分に電動式リニアアクチュエータを伸長させる事ができ
る。又、減速機6は動力の伝達方向に可逆性を有するも
ので良く、本例の様にウォーム減速機を使用する場合で
も、ウォーム9のリード角を大きくする事により噛合効
率を向上させ、小型の電動モータ4で十分な動作速度を
確保する事ができる。
【0022】次に、上記電動モータ4への通電を停止す
る際には、前記レバー25を、図6の実線位置に変位さ
せる。この様にして電動モータ4への通電を停止し、駆
動軸5を停止させた状態では、上記スラスト荷重に基づ
いて出力軸31からボールナット29、複数のボール3
0、30を介してボールねじ部28に加わる力により、
上記回転軸2が上記所定方向とは反対方向に回転する傾
向となる。同時に上記間筒37が、この回転軸2と同方
向に回転する傾向となる。この結果、上記ローラクラッ
チ39がロックし、上記間筒37がハウジング1に対し
て回転しなくなる。この状態では、上記回転軸2を回転
させる為には、上記摩擦プレート43の側面と、相手面
である前記間座36の他面又は鍔部42の片面とを滑ら
せる必要がある。従って、これら摩擦プレート43の側
面と間座36の他面及び鍔部42の片面との間の摩擦係
数を設計的に定められる所望値に規制する事により、上
記スラスト荷重に基づいて上記回転軸2が回転する事を
防止できる。
る際には、前記レバー25を、図6の実線位置に変位さ
せる。この様にして電動モータ4への通電を停止し、駆
動軸5を停止させた状態では、上記スラスト荷重に基づ
いて出力軸31からボールナット29、複数のボール3
0、30を介してボールねじ部28に加わる力により、
上記回転軸2が上記所定方向とは反対方向に回転する傾
向となる。同時に上記間筒37が、この回転軸2と同方
向に回転する傾向となる。この結果、上記ローラクラッ
チ39がロックし、上記間筒37がハウジング1に対し
て回転しなくなる。この状態では、上記回転軸2を回転
させる為には、上記摩擦プレート43の側面と、相手面
である前記間座36の他面又は鍔部42の片面とを滑ら
せる必要がある。従って、これら摩擦プレート43の側
面と間座36の他面及び鍔部42の片面との間の摩擦係
数を設計的に定められる所望値に規制する事により、上
記スラスト荷重に基づいて上記回転軸2が回転する事を
防止できる。
【0023】しかも、上述の様にレバー25を図6の実
線位置に変位させて電動モータ4への通電を停止した状
態では、前記ケーブル24が前記ストッパ部材14をシ
リンダ孔13内に押し込み、このストッパ部材14に設
けた係合部16が、前記ウォームホイール7の歯と係合
し、このウォームホイール7の回転を阻止する。この
為、上記電動モータ4の駆動軸5と上記回転軸2との間
での回転運動の伝達が不能となる。従って、仮に上記ロ
ーラクラッチ39と摩擦プレート43との一方又は双方
の機能が喪失しても、上記回転軸2が回転する事はなく
なる。即ち、ローラクラッチ39の構成部品が破損し
て、このローラクラッチ39の回転阻止機能が喪失した
り、或は摩擦プレート43に油が付着して前記間座36
と間筒37との相対回転が可能になったりしても、上記
回転軸2の回転が確実に防止される。この結果、電動式
リニアアクチュエータが圧縮方向のスラスト荷重に基づ
いて収縮する事を確実に防止して、キャブチルト機構
等、この電動式リニアアクチュエータを組み込んだ機械
装置の安全性を十分に確保できる。尚、上記ストッパ部
材14がハウジング1内に進入した状態で、上記係合部
16がウォームホイール7の歯の先端部に突き当たる場
合もある。この様な場合でも、ウォームホイール7が少
し回転すると、前記圧縮ばね23の弾力により、上記係
合部16と歯とが確実に係合する。
線位置に変位させて電動モータ4への通電を停止した状
態では、前記ケーブル24が前記ストッパ部材14をシ
リンダ孔13内に押し込み、このストッパ部材14に設
けた係合部16が、前記ウォームホイール7の歯と係合
し、このウォームホイール7の回転を阻止する。この
為、上記電動モータ4の駆動軸5と上記回転軸2との間
での回転運動の伝達が不能となる。従って、仮に上記ロ
ーラクラッチ39と摩擦プレート43との一方又は双方
の機能が喪失しても、上記回転軸2が回転する事はなく
なる。即ち、ローラクラッチ39の構成部品が破損し
て、このローラクラッチ39の回転阻止機能が喪失した
り、或は摩擦プレート43に油が付着して前記間座36
と間筒37との相対回転が可能になったりしても、上記
回転軸2の回転が確実に防止される。この結果、電動式
リニアアクチュエータが圧縮方向のスラスト荷重に基づ
いて収縮する事を確実に防止して、キャブチルト機構
等、この電動式リニアアクチュエータを組み込んだ機械
装置の安全性を十分に確保できる。尚、上記ストッパ部
材14がハウジング1内に進入した状態で、上記係合部
16がウォームホイール7の歯の先端部に突き当たる場
合もある。この様な場合でも、ウォームホイール7が少
し回転すると、前記圧縮ばね23の弾力により、上記係
合部16と歯とが確実に係合する。
【0024】更に、上記駆動軸5を逆転させる為には、
やはり前記レバー25を、図6の鎖線b位置に変位させ
る。そして、前記駆動軸5を、前記所定方向とは逆方向
に回転させる。この状態で上記回転軸2には、上記スラ
スト荷重に基づいて加わるトルクに加えて、上記駆動軸
5から減速機6を介して伝達されるトルクが、上記反対
方向に加わる。従って上記駆動軸5は、上記摩擦プレー
ト43の側面と間筒37の一端面との間に作用する摩擦
力に抗して回転する。この際、この摩擦力が上記駆動軸
5の回転に対する抵抗となるので、この駆動軸5の回転
が急激に行なわれる事が防止される。従って、上記摩擦
プレート43の側面と間筒37の一端面との間の摩擦係
数、並びに電動モータ4の駆動トルクを適正値にすれ
ば、小型の電動モータ4で電動式リニアアクチュエータ
の伸長だけでなく収縮を円滑に行なわせる事ができる。
やはり前記レバー25を、図6の鎖線b位置に変位させ
る。そして、前記駆動軸5を、前記所定方向とは逆方向
に回転させる。この状態で上記回転軸2には、上記スラ
スト荷重に基づいて加わるトルクに加えて、上記駆動軸
5から減速機6を介して伝達されるトルクが、上記反対
方向に加わる。従って上記駆動軸5は、上記摩擦プレー
ト43の側面と間筒37の一端面との間に作用する摩擦
力に抗して回転する。この際、この摩擦力が上記駆動軸
5の回転に対する抵抗となるので、この駆動軸5の回転
が急激に行なわれる事が防止される。従って、上記摩擦
プレート43の側面と間筒37の一端面との間の摩擦係
数、並びに電動モータ4の駆動トルクを適正値にすれ
ば、小型の電動モータ4で電動式リニアアクチュエータ
の伸長だけでなく収縮を円滑に行なわせる事ができる。
【0025】次に、図7〜8は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例の場合には、ストッパ部材1
4の係合部16との係合により回転を阻止される減速機
構成部材を、ウォーム9としている。この為に本例の場
合には、ハウジング1の一部にシリンダ孔13を、上記
ウォーム9と同心に設けている。そして、このウォーム
9の先端面(図7〜8の左端面)に断面形状が略V字形
の係合凹部51を、この先端面の直径方向に亙って形成
している。電動モータ4への通電を停止すべく、レバー
25を図6の実線位置にまで変位させれば、上記係合部
16と係合凹部51とが係合して、回転軸2が回転する
事を確実に防止する。その他の部分の構成及び作用は、
前述した第1例の場合と同様である。尚、図示はしない
が、電動モータ4の一部(例えば駆動軸5の基端面)に
係合凹部を形成し、この係合凹部とストッパ部材の係合
部とを係脱させる事もできる。
第2例を示している。本例の場合には、ストッパ部材1
4の係合部16との係合により回転を阻止される減速機
構成部材を、ウォーム9としている。この為に本例の場
合には、ハウジング1の一部にシリンダ孔13を、上記
ウォーム9と同心に設けている。そして、このウォーム
9の先端面(図7〜8の左端面)に断面形状が略V字形
の係合凹部51を、この先端面の直径方向に亙って形成
している。電動モータ4への通電を停止すべく、レバー
25を図6の実線位置にまで変位させれば、上記係合部
16と係合凹部51とが係合して、回転軸2が回転する
事を確実に防止する。その他の部分の構成及び作用は、
前述した第1例の場合と同様である。尚、図示はしない
が、電動モータ4の一部(例えば駆動軸5の基端面)に
係合凹部を形成し、この係合凹部とストッパ部材の係合
部とを係脱させる事もできる。
【0026】次に、図9は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。本例の場合には、電動モータ4のON
・OFFと同期してON・OFFされるソレノイド52
によりストッパ部材14を往復移動させ、このストッパ
部材14の係合部16とウォーム9の先端面(図9の左
端面)に形成した係合凹部51とを係脱する様にしてい
る。即ち、上記電動モータ4への通電時には上記ソレノ
イド52が(例えば通電に基づいて)上記ストッパ部材
14をウォーム9から退避させ、反対に電動モータ4へ
の非通電時には、(例えばソレノイド52への通電停止
に伴って)上記ストッパ部材14をウォーム9に対して
前進させる。ストッパ部材14を変位させる部材がケー
ブル24(図7)からソレノイド52に変わった以外の
構成及び作用は、上述した第2例の場合と同様である。
例を示している。本例の場合には、電動モータ4のON
・OFFと同期してON・OFFされるソレノイド52
によりストッパ部材14を往復移動させ、このストッパ
部材14の係合部16とウォーム9の先端面(図9の左
端面)に形成した係合凹部51とを係脱する様にしてい
る。即ち、上記電動モータ4への通電時には上記ソレノ
イド52が(例えば通電に基づいて)上記ストッパ部材
14をウォーム9から退避させ、反対に電動モータ4へ
の非通電時には、(例えばソレノイド52への通電停止
に伴って)上記ストッパ部材14をウォーム9に対して
前進させる。ストッパ部材14を変位させる部材がケー
ブル24(図7)からソレノイド52に変わった以外の
構成及び作用は、上述した第2例の場合と同様である。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上に述べた通り構成され作用
するので、小型且つ軽量で、しかも消費電力が少なく、
しかも高度の安全性を確保できる電動式リニアアクチュ
エータを安価に提供できる。
するので、小型且つ軽量で、しかも消費電力が少なく、
しかも高度の安全性を確保できる電動式リニアアクチュ
エータを安価に提供できる。
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す断面図。
【図2】図1の左部拡大図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図3のB部拡大図。
【図5】図4のC矢視図。
【図6】ウォームホイールに対するストッパ部材の係脱
と電動モータへの通電制御とを行なう操作レバー装置の
側面図。
と電動モータへの通電制御とを行なう操作レバー装置の
側面図。
【図7】本発明の実施の形態の第2例を示す、図3と同
様の図。
様の図。
【図8】ウォームの端部側面図。
【図9】本発明の実施の形態の第3例を示す、図3と同
様の図。
様の図。
1 ハウジング 1a 取付フランジ 2 回転軸 3a、3b 玉軸受 4 電動モータ 5 駆動軸 6 減速機 7 ウォームホイール 8 円筒部 9 ウォーム 10a、10b 玉軸受 11 切り欠き 12 突片 13 シリンダ孔 14 ストッパ部材 15 ピストン部 16 係合部 17 ロッド部 18 係合溝 19 係合突起 20 蓋体 21 貫通孔 22 シールカバー 23 圧縮ばね 24 ケーブル 25 レバー 26 スイッチ 27 突片 28 ボールねじ部 29 ボールナット 30 ボール 31 出力軸 32 カバー 33 シールリング 34a、34b リミットスイッチ 35 段部 36 間座 37 間筒 38 滑り軸受 39 ローラクラッチ 40 外輪 41 ローラ 42 鍔部 43 摩擦プレート 44 外輪 45 スぺーサ 46 滑り軸受 47 段部 48 スラストころ軸受 49 固定側取付部 50 変位側取付部 51 係合凹部 52 ソレノイド 53 結合筒部 54 枢軸
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの内側に
回転のみ自在に支持された回転軸と、正転逆転自在な電
動モータと、この電動モータの駆動軸と上記回転軸との
間に設けられて、この駆動軸のトルクを増大して上記回
転軸に伝達する、動力の伝達方向に可逆性を有する減速
機と、上記回転軸の一部に設けられたボールねじ部と、
このボールねじ部の周囲に複数のボールを介して螺合
し、上記回転軸の軸方向に亙る変位のみを自在に支持さ
れたボールナットと、基端部をこのボールナットに結合
固定された筒状の出力軸とを備えた電動式リニアアクチ
ュエータに於いて、上記回転軸の一部にこの回転軸と共
に回転自在に支持されて、この回転軸に加わるスラスト
荷重を受ける間座と、上記回転軸の周囲にこの回転軸に
対する回転を自在として支持された間筒と、この間筒の
外周面と上記ハウジングの内周面との間に設けられた一
方向クラッチと、上記間筒の軸方向一端面と上記間座と
の間に設けられた摩擦プレートと、上記間筒と上記ハウ
ジングとの間に設けられて、上記回転軸から間筒の軸方
向一端面側に加わるスラスト荷重を支承する軸受と、上
記減速機を構成し上記駆動軸の回転に伴って回転する減
速機構成部材の一部若しくは上記電動モータの一部と直
接係脱自在で、係合時にこの減速機構成部材若しくは上
記駆動軸の回転を阻止するストッパ部材とを備え、この
ストッパ部材は上記電動モータへの非通電時に上記減速
機構成部材若しくは上記電動モータの一部と係合する事
を特徴とする電動式リニアアクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2973096A JPH09224348A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電動式リニアアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2973096A JPH09224348A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電動式リニアアクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09224348A true JPH09224348A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12284229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2973096A Pending JPH09224348A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電動式リニアアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09224348A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009084202A1 (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Ntn Corporation | 電動リニアアクチュエータ |
| US8297142B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-10-30 | Nsk Ltd. | Actuator |
| JP2013510998A (ja) * | 2009-11-13 | 2013-03-28 | リナック エー/エス | リニアアクチュエータ |
| CN105308362A (zh) * | 2013-04-24 | 2016-02-03 | 松塞博兹公司 | 具有螺纹杆的电致动器 |
| CN111035540A (zh) * | 2020-01-09 | 2020-04-21 | 长江大学 | 一种助步器 |
| EP4248799A1 (de) * | 2022-03-24 | 2023-09-27 | Accuride International GmbH | Verriegelungssystem |
| US20250060026A1 (en) * | 2023-08-18 | 2025-02-20 | Brunswick Corporation | Electric linear actuator with anti-backdrive mechanism |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP2973096A patent/JPH09224348A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8297142B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-10-30 | Nsk Ltd. | Actuator |
| WO2009084202A1 (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Ntn Corporation | 電動リニアアクチュエータ |
| JP2009156416A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Ntn Corp | 電動リニアアクチュエータ |
| US8485054B2 (en) | 2007-12-27 | 2013-07-16 | Ntn Corporation | Electrically driven linear actuator |
| JP2013510998A (ja) * | 2009-11-13 | 2013-03-28 | リナック エー/エス | リニアアクチュエータ |
| JP2016518563A (ja) * | 2013-04-24 | 2016-06-23 | ソンセボズ エス エーSonceboz Sa | ねじ棒を備える電動アクチュエータ |
| CN105308362A (zh) * | 2013-04-24 | 2016-02-03 | 松塞博兹公司 | 具有螺纹杆的电致动器 |
| KR20230030008A (ko) * | 2013-04-24 | 2023-03-03 | 소씨에떼 엥뒤스트리엘 드 송쎄보 에스아 | 나사형 로드를 구비하는 전기 액추에이터 |
| CN111035540A (zh) * | 2020-01-09 | 2020-04-21 | 长江大学 | 一种助步器 |
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| US20240164520A1 (en) * | 2022-03-24 | 2024-05-23 | Accuride International Gmbh | Locking System |
| US12357091B2 (en) | 2022-03-24 | 2025-07-15 | Accuride International Gmbh | Locking system |
| US20250060026A1 (en) * | 2023-08-18 | 2025-02-20 | Brunswick Corporation | Electric linear actuator with anti-backdrive mechanism |
| EP4517123A1 (en) * | 2023-08-18 | 2025-03-05 | Brunswick Corporation | Electric linear actuator with anti-backdrive mechanism |
| US12398788B2 (en) * | 2023-08-18 | 2025-08-26 | Brunswick Corporation | Electric linear actuator with anti-backdrive mechanism |
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