JPH04360578A - 固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents
固体撮像素子及びその製造方法Info
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- JPH04360578A JPH04360578A JP3163939A JP16393991A JPH04360578A JP H04360578 A JPH04360578 A JP H04360578A JP 3163939 A JP3163939 A JP 3163939A JP 16393991 A JP16393991 A JP 16393991A JP H04360578 A JPH04360578 A JP H04360578A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は駆動に要する消費電力
の少ない固体撮像素子(イメージセンサ)及びその製造
方法に関するものである。
の少ない固体撮像素子(イメージセンサ)及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のイメージセンサの高集積化に伴い
、イメージセンサの駆動に要する消費電力が増大してき
ている。集積密度の増大とともに集積される画素数が増
え、例えば1次元イメージセンサでは10000画素で
ダイサイズが長辺で80mm程度にも達している。従っ
て内部の電極容量が増大しており高速駆動のために消費
電力の著しい増大を招いている。図3(a) は従来の
2相CCD型イメージセンサ内部の電荷転送電極の構造
を示す図である。図において、1は例えばP型の半導体
基板、2はP型の半導体基板1に形成されたCCDの埋
め込みチャンネル(n型の不純物領域)、3a〜3dは
ポリシリコン等で形成された第1層目の転送電極、4a
〜4dは隣接する第1層目の転送電極3a〜3dの一部
を覆うようにして設けられた第2層目の転送電極、5は
2相駆動CCDでの電荷転送方向を決めるためのP型不
純物を導入したポテンシャルバリア領域である。但し、
通常ポテンシャルバリア領域はポテンシャルを制御する
程度の不純物量とし、P型には反転しない程度の不純物
が導入されている。また6a〜6c,7a〜7cは上記
第1層目及び第2層目の転送電極3,4間の寄生容量で
あり、8は転送電極の対基板容量である。
、イメージセンサの駆動に要する消費電力が増大してき
ている。集積密度の増大とともに集積される画素数が増
え、例えば1次元イメージセンサでは10000画素で
ダイサイズが長辺で80mm程度にも達している。従っ
て内部の電極容量が増大しており高速駆動のために消費
電力の著しい増大を招いている。図3(a) は従来の
2相CCD型イメージセンサ内部の電荷転送電極の構造
を示す図である。図において、1は例えばP型の半導体
基板、2はP型の半導体基板1に形成されたCCDの埋
め込みチャンネル(n型の不純物領域)、3a〜3dは
ポリシリコン等で形成された第1層目の転送電極、4a
〜4dは隣接する第1層目の転送電極3a〜3dの一部
を覆うようにして設けられた第2層目の転送電極、5は
2相駆動CCDでの電荷転送方向を決めるためのP型不
純物を導入したポテンシャルバリア領域である。但し、
通常ポテンシャルバリア領域はポテンシャルを制御する
程度の不純物量とし、P型には反転しない程度の不純物
が導入されている。また6a〜6c,7a〜7cは上記
第1層目及び第2層目の転送電極3,4間の寄生容量で
あり、8は転送電極の対基板容量である。
【0003】次に駆動時の動作について説明する。図3
(b) はクロックφ1,φ2に駆動電圧を印加してい
ない時のチャンネルポテンシャルを示したものである。 また図中Qは信号電荷を模式的に示したものである。さ
らに図3(c) は上記クロックφ1に低レベルの駆動
電流を、またφ2に高レベルの駆動電流を印加したとき
のポテンシャル図であり、クロックφ1が印加される電
極下の信号電荷が、クロックφ2が印加されより深いポ
テンシャルが形成されている電極下に転送されているこ
とを模式的に示している。
(b) はクロックφ1,φ2に駆動電圧を印加してい
ない時のチャンネルポテンシャルを示したものである。 また図中Qは信号電荷を模式的に示したものである。さ
らに図3(c) は上記クロックφ1に低レベルの駆動
電流を、またφ2に高レベルの駆動電流を印加したとき
のポテンシャル図であり、クロックφ1が印加される電
極下の信号電荷が、クロックφ2が印加されより深いポ
テンシャルが形成されている電極下に転送されているこ
とを模式的に示している。
【0004】上記のように構成された固体撮像素子にお
いて印加されるクロック電圧とチャンネルポテンシャル
は次の条件を満足するように設定されている。 Vba<Vst<Vba+Vclk<Vst+
Vclk …(1) ここでVclkは駆動クロック
の振幅である。
いて印加されるクロック電圧とチャンネルポテンシャル
は次の条件を満足するように設定されている。 Vba<Vst<Vba+Vclk<Vst+
Vclk …(1) ここでVclkは駆動クロック
の振幅である。
【0005】ところでイメージセンサの駆動に際し、消
費電流の点で問題となる寄生容量は上記電極間の容量7
a〜7c及び転送電極の対基板容量8であるが、転送電
極の対基板容量8は埋め込みチャンネル2を介した対基
板容量となるため、通常上記電極間の容量7に比べ非常
に小さい容量である。なお電極間の容量6a〜6cは駆
動時に第1及び第2層目の転送電極3a(3b,…3d
),4a(4b,…4d)間に同一のクロックを供給す
るため消費電力には寄与しない。
費電流の点で問題となる寄生容量は上記電極間の容量7
a〜7c及び転送電極の対基板容量8であるが、転送電
極の対基板容量8は埋め込みチャンネル2を介した対基
板容量となるため、通常上記電極間の容量7に比べ非常
に小さい容量である。なお電極間の容量6a〜6cは駆
動時に第1及び第2層目の転送電極3a(3b,…3d
),4a(4b,…4d)間に同一のクロックを供給す
るため消費電力には寄与しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像素子は
以上のように構成されており、低消費電力化のためには
電位の異なる2相のクロックが印加される第1及び第2
層目の転送電極間の7a〜7cで示す寄生容量を低減す
る必要があった。そしてこの容量を低減させるためには
これら2層の電極4a(4b,4c)及び3b(4c,
4d)間のオーバーラップを減らす必要があるが、オー
バーラップがなくなってしまうとその間隙にポテンシャ
ルの凹凸が発生してしまい、転送効率の劣化を招くこと
となる。このため転送電極形成時の製造マージンから1
〜1.5μm程度の電極のオーバーラップを必要として
おり、従って上述したような2層の電極間の寄生容量7
を十分に低減することは不可能であった。
以上のように構成されており、低消費電力化のためには
電位の異なる2相のクロックが印加される第1及び第2
層目の転送電極間の7a〜7cで示す寄生容量を低減す
る必要があった。そしてこの容量を低減させるためには
これら2層の電極4a(4b,4c)及び3b(4c,
4d)間のオーバーラップを減らす必要があるが、オー
バーラップがなくなってしまうとその間隙にポテンシャ
ルの凹凸が発生してしまい、転送効率の劣化を招くこと
となる。このため転送電極形成時の製造マージンから1
〜1.5μm程度の電極のオーバーラップを必要として
おり、従って上述したような2層の電極間の寄生容量7
を十分に低減することは不可能であった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、寄生容量を充分に低減でき消費
電力化の小さい固体撮像素子を得ることを目的とし、さ
らにその製造方法を提供することを目的とする。
ためになされたもので、寄生容量を充分に低減でき消費
電力化の小さい固体撮像素子を得ることを目的とし、さ
らにその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る固体撮像
素子は、第2層目の転送電極を、同一のクロックが印加
され、かつ隣接する第1層目の転送電極のみを覆うよう
にして設け、かつ上記第2層目の転送電極と隣接し、異
なるクロックが印加される第1層目の転送電極との間の
バリア領域に、これら電極間のポテンシャルレベルを所
定の値に固定する電位固定領域を設けたものである。
素子は、第2層目の転送電極を、同一のクロックが印加
され、かつ隣接する第1層目の転送電極のみを覆うよう
にして設け、かつ上記第2層目の転送電極と隣接し、異
なるクロックが印加される第1層目の転送電極との間の
バリア領域に、これら電極間のポテンシャルレベルを所
定の値に固定する電位固定領域を設けたものである。
【0009】またこの発明に係る固体撮像素子の製造方
法は、オーバーラップしていない領域を有する第2層目
の転送電極と第1層目の転送電極とをマスクとして不純
物注入を行ない、上記バリア領域に電位固定領域を設け
るようにしたものである。
法は、オーバーラップしていない領域を有する第2層目
の転送電極と第1層目の転送電極とをマスクとして不純
物注入を行ない、上記バリア領域に電位固定領域を設け
るようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明における固体撮像素子は、同一のクロ
ックが印加され、かつ隣接する第1層目の転送電極のみ
を覆うようにして第2層目の転送電極を設け、該第2層
目の転送電極と、異なるクロックが印加される第1層目
の転送電極間のオーバーラップをなくしたから、異なる
クロックが印加される電極間の寄生容量が低減され、ま
た第2層目の転送電極と隣接し、異なるクロックが印加
される第1層目の転送電極との間のバリア領域に、これ
ら電極間のポテンシャルレベルを所定の値に固定する電
位固定領域を設けたから、上記電極間を離間させてもポ
テンシャルの凹凸が発生することがない。
ックが印加され、かつ隣接する第1層目の転送電極のみ
を覆うようにして第2層目の転送電極を設け、該第2層
目の転送電極と、異なるクロックが印加される第1層目
の転送電極間のオーバーラップをなくしたから、異なる
クロックが印加される電極間の寄生容量が低減され、ま
た第2層目の転送電極と隣接し、異なるクロックが印加
される第1層目の転送電極との間のバリア領域に、これ
ら電極間のポテンシャルレベルを所定の値に固定する電
位固定領域を設けたから、上記電極間を離間させてもポ
テンシャルの凹凸が発生することがない。
【0011】またこの発明における固体撮像素子の製造
方法は、オーバーラップしていない領域を有する第2層
目の転送電極と第1層目の転送電極とをマスクとして不
純物注入を行ない、上記バリア領域に電位固定領域を設
けるようにしたから、高い精度で電位固定領域を形成す
ることができる。
方法は、オーバーラップしていない領域を有する第2層
目の転送電極と第1層目の転送電極とをマスクとして不
純物注入を行ない、上記バリア領域に電位固定領域を設
けるようにしたから、高い精度で電位固定領域を形成す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例による固体撮像素子
を図1(a) について説明する。図1(a) におい
て、図3と同一符号は同一または相当部分を示し、11
は2相CCDの転送方向を決めるための不純物注入領域
、13は2層目の転送電極で、隣接することなるクロッ
ク相が印加される第1層目の転送電極と離れて形成され
ている。 また12は異なるクロックφ2及びφ1が印加される転
送電極13a(13b,13c),3b(3c,3d)
間のギャップのチャンネルポテンシャルを固定するため
の第2の不純物注入領域(電位固定領域)であり、埋め
込みチャンネル2の表面がP型に反転する程度の不純物
量が導入されている。また14はφ1,φ2の異なるク
ロック相間の電極寄生容量であり、前述の図3(a)
の容量7に相当するものである。なお説明を簡略化する
ため図3(a) に示した6,8等の寄生容量の記載は
ここでは省略する。このように異なるクロック相の電極
が重なり合わない構造が実現され、これら電極間の寄生
容量が低減(7>14)できる構造となっている。
を図1(a) について説明する。図1(a) におい
て、図3と同一符号は同一または相当部分を示し、11
は2相CCDの転送方向を決めるための不純物注入領域
、13は2層目の転送電極で、隣接することなるクロッ
ク相が印加される第1層目の転送電極と離れて形成され
ている。 また12は異なるクロックφ2及びφ1が印加される転
送電極13a(13b,13c),3b(3c,3d)
間のギャップのチャンネルポテンシャルを固定するため
の第2の不純物注入領域(電位固定領域)であり、埋め
込みチャンネル2の表面がP型に反転する程度の不純物
量が導入されている。また14はφ1,φ2の異なるク
ロック相間の電極寄生容量であり、前述の図3(a)
の容量7に相当するものである。なお説明を簡略化する
ため図3(a) に示した6,8等の寄生容量の記載は
ここでは省略する。このように異なるクロック相の電極
が重なり合わない構造が実現され、これら電極間の寄生
容量が低減(7>14)できる構造となっている。
【0013】次に動作について説明する。図1(b)
は両電極に駆動電圧を印加しない場合(両者とも低レベ
ルとする)のチャンネルポテンシャルを示したものであ
る。 このとき、チャンネルポテンシャルは次の条件を満足す
るように設定する必要がある。 Vba<Vst<Vpin
…(2)
は両電極に駆動電圧を印加しない場合(両者とも低レベ
ルとする)のチャンネルポテンシャルを示したものであ
る。 このとき、チャンネルポテンシャルは次の条件を満足す
るように設定する必要がある。 Vba<Vst<Vpin
…(2)
【0014】図1(c) はクロックφ
2が印加される電極に高レベルの駆動電圧を印加し、ク
ロックφ1が印加される電極には低レベルの駆動電圧を
印加したときのチャンネルポテンシャルを示したもので
あり、第2の不純物注入領域12で示す領域は基板表面
のP型不純物によりピンニングの状態に設定され、クロ
ックφ1,φ2が供給される両方の転送電極に印加され
た電位に関係なくそのチャンネルポテンシャルは一定電
位(Vpin)に保たれている。従って図1(c) に
示される駆動条件下ではクロックφ1が印加される電極
下にあった信号電荷Qは、クロックφ2が印加される電
極下に転送されることになる。印加するクロック振幅及
びチャンネルポテンシャルとしては(2) 式に加え次
式を満足するように設定されている。 Vst<Vpin<Vba+Vclk …(
3)
2が印加される電極に高レベルの駆動電圧を印加し、ク
ロックφ1が印加される電極には低レベルの駆動電圧を
印加したときのチャンネルポテンシャルを示したもので
あり、第2の不純物注入領域12で示す領域は基板表面
のP型不純物によりピンニングの状態に設定され、クロ
ックφ1,φ2が供給される両方の転送電極に印加され
た電位に関係なくそのチャンネルポテンシャルは一定電
位(Vpin)に保たれている。従って図1(c) に
示される駆動条件下ではクロックφ1が印加される電極
下にあった信号電荷Qは、クロックφ2が印加される電
極下に転送されることになる。印加するクロック振幅及
びチャンネルポテンシャルとしては(2) 式に加え次
式を満足するように設定されている。 Vst<Vpin<Vba+Vclk …(
3)
【0015】次に製造方法について図2を用いて説
明する。まず図2(a) に示すようにP型半導体基板
1にN型の不純物を導入し、埋め込みチャンネル2を形
成する。 次にゲート絶縁膜となる薄い酸化膜(図示せず)を形成
した後、第1層目のポリシリコン転送電極3を形成する
(図2(b) )。その後この第1層目のポリシリコン
転送電極3をマスクとするイオン注入によりP型不純物
を投入しポテンシャルバリアとなる第1の不純物注入領
域11を形成する(図2(c) )。さらにゲート酸化
膜(図示せず)を形成した後、第2層目のポリシリコン
転送電極13を図2(d)のように、隣接する同一相の
クロックが印加される第1層目の転送電極の一部を覆う
ようにして形成する。最後に第1層目の転送電極3と第
2層目の転送電極13とをマスクとしてP型の不純物を
導入し第2の不純物注入領域12を形成する。このよう
なプロセスを用いることにより、各不純物注入領域11
,12は転送電極に対しセルフアライメントで形成する
ことができ、高精度なデバイス構造を容易に形成するこ
とができる。
明する。まず図2(a) に示すようにP型半導体基板
1にN型の不純物を導入し、埋め込みチャンネル2を形
成する。 次にゲート絶縁膜となる薄い酸化膜(図示せず)を形成
した後、第1層目のポリシリコン転送電極3を形成する
(図2(b) )。その後この第1層目のポリシリコン
転送電極3をマスクとするイオン注入によりP型不純物
を投入しポテンシャルバリアとなる第1の不純物注入領
域11を形成する(図2(c) )。さらにゲート酸化
膜(図示せず)を形成した後、第2層目のポリシリコン
転送電極13を図2(d)のように、隣接する同一相の
クロックが印加される第1層目の転送電極の一部を覆う
ようにして形成する。最後に第1層目の転送電極3と第
2層目の転送電極13とをマスクとしてP型の不純物を
導入し第2の不純物注入領域12を形成する。このよう
なプロセスを用いることにより、各不純物注入領域11
,12は転送電極に対しセルフアライメントで形成する
ことができ、高精度なデバイス構造を容易に形成するこ
とができる。
【0016】このように本実施例によれば、それぞれ異
なる相のクロックφ2,φ1が印加され、かつ隣接する
第2及び第1層目の転送電極(例えば13aと3b)間
では、第2層目の転送電極13aを同相のクロックφ2
が印加され、かつ隣接する第1層目の転送電極3aのみ
を覆うようにして形成し、異なるクロックφ1が印加さ
れる第1層目の転送電極3bと離間させてギャップを設
け電極間のオーバーラップをなくしたから、異なるクロ
ックが印加される電極13a,電極3b間の寄生容量1
4aが従来よりも低減され(14a<7a)、また上記
第2目の転送電極13aと第1層目の転送電極3bとの
間ギャップ領域の第1の不純物注入領域11aに、これ
ら電極間のポテンシャルレベルを所定の値Vpin(V
ba<Vst<Vpin )に固定する第2の不純物
注入領域12aを設けたから、上記電極間を離間させて
もポテンシャルの凹凸が発生することがなく高効率な電
荷転送を行うことができる。
なる相のクロックφ2,φ1が印加され、かつ隣接する
第2及び第1層目の転送電極(例えば13aと3b)間
では、第2層目の転送電極13aを同相のクロックφ2
が印加され、かつ隣接する第1層目の転送電極3aのみ
を覆うようにして形成し、異なるクロックφ1が印加さ
れる第1層目の転送電極3bと離間させてギャップを設
け電極間のオーバーラップをなくしたから、異なるクロ
ックが印加される電極13a,電極3b間の寄生容量1
4aが従来よりも低減され(14a<7a)、また上記
第2目の転送電極13aと第1層目の転送電極3bとの
間ギャップ領域の第1の不純物注入領域11aに、これ
ら電極間のポテンシャルレベルを所定の値Vpin(V
ba<Vst<Vpin )に固定する第2の不純物
注入領域12aを設けたから、上記電極間を離間させて
もポテンシャルの凹凸が発生することがなく高効率な電
荷転送を行うことができる。
【0017】また同一相のクロックφ2が印加される第
1層目の転送電極(例えば3a)と第2層目の転送電極
(例えば13a)と、クロックφ1が印加される第1層
目の転送電極(例えば3b)と第2層目の転送電極(例
えば13b)との間の第1の不純物注入領域(例えば1
1a)に、これら第1及び第2層目の転送電極をマスク
として不純物注入を行い、自己整合的に第2の不純物注
入領域(例えば12a)を設けるようにしたから、簡単
な方法で高精度なデバイス構造を得ることができる。
1層目の転送電極(例えば3a)と第2層目の転送電極
(例えば13a)と、クロックφ1が印加される第1層
目の転送電極(例えば3b)と第2層目の転送電極(例
えば13b)との間の第1の不純物注入領域(例えば1
1a)に、これら第1及び第2層目の転送電極をマスク
として不純物注入を行い、自己整合的に第2の不純物注
入領域(例えば12a)を設けるようにしたから、簡単
な方法で高精度なデバイス構造を得ることができる。
【0018】上記第2の不純物注入領域12のポテンシ
ャルを、埋め込みチャンネル形成条件の下、(2) 式
及び(3) 式で示した条件に設定するために、図2(
d) で示す工程でのP型の不純物導入時にN型不純物
を合わせて導入することもありうる。すなわち、埋め込
みチャンネル2のN型不純物の濃度が薄い場合には、表
面の浅い部分に第2の不純物注入領域12を設けようと
しても、下方の基板1に到達する深いチャネル層2まで
不純物が注入され、チャネル層2のポテンシャルレベル
の方が、第2の不純物領域12のポテンシャルよりも大
きくなってしまい(2) 式の条件を満たさなくなって
しまうことがあるためである。しかるに図2(d) で
示す工程でN型の不純物を併用することにより、(2)
式で示す条件を満たす第2の不純物注入領域12を形
成することができる。
ャルを、埋め込みチャンネル形成条件の下、(2) 式
及び(3) 式で示した条件に設定するために、図2(
d) で示す工程でのP型の不純物導入時にN型不純物
を合わせて導入することもありうる。すなわち、埋め込
みチャンネル2のN型不純物の濃度が薄い場合には、表
面の浅い部分に第2の不純物注入領域12を設けようと
しても、下方の基板1に到達する深いチャネル層2まで
不純物が注入され、チャネル層2のポテンシャルレベル
の方が、第2の不純物領域12のポテンシャルよりも大
きくなってしまい(2) 式の条件を満たさなくなって
しまうことがあるためである。しかるに図2(d) で
示す工程でN型の不純物を併用することにより、(2)
式で示す条件を満たす第2の不純物注入領域12を形
成することができる。
【0019】なお上記実施例では半導体基板がP型のも
のについて説明したが、Pウェル中に作られる場合につ
いても同様の効果を奏する。
のについて説明したが、Pウェル中に作られる場合につ
いても同様の効果を奏する。
【0020】また上記実施例では2相クロック駆動のC
CDについて説明したが、2相以外のクロックで駆動さ
れるCCDについても、隣接する異なるクロックが印加
される電極間において上述した電極構造を用いることで
同様の効果を期待することができる。
CDについて説明したが、2相以外のクロックで駆動さ
れるCCDについても、隣接する異なるクロックが印加
される電極間において上述した電極構造を用いることで
同様の効果を期待することができる。
【0021】さらにN型の基板上にP型の埋め込みチャ
ンネルを形成する場合は、全ての不純物型をPとNに入
れ換えて考えることにより同様の効果を奏することがで
きることは自明である。
ンネルを形成する場合は、全ての不純物型をPとNに入
れ換えて考えることにより同様の効果を奏することがで
きることは自明である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る固体撮像
素子によれば、同一のクロックが印加され、かつ隣接す
る第1層目の転送電極のみを覆うようにして第2層目の
転送電極を設け、該第2層目の転送電極と、異なるクロ
ックが印加される第1層目の転送電極間のオーバーラッ
プをなくしたから、異なるクロックが印加される電極間
の寄生容量が低減され、また第2層目の転送電極と隣接
し、異なるクロックが印加される第1層目の転送電極と
の間のバリア領域に、これら電極間のポテンシャルレベ
ルを所定の値に固定する電位固定領域を設けたから、上
記電極間を離間させてもポテンシャルの凹凸が発生する
ことがなく、駆動のための消費電力が小さく高効率な電
荷転送を行うことができる固体撮像素子を得ることがで
きるという効果がある。
素子によれば、同一のクロックが印加され、かつ隣接す
る第1層目の転送電極のみを覆うようにして第2層目の
転送電極を設け、該第2層目の転送電極と、異なるクロ
ックが印加される第1層目の転送電極間のオーバーラッ
プをなくしたから、異なるクロックが印加される電極間
の寄生容量が低減され、また第2層目の転送電極と隣接
し、異なるクロックが印加される第1層目の転送電極と
の間のバリア領域に、これら電極間のポテンシャルレベ
ルを所定の値に固定する電位固定領域を設けたから、上
記電極間を離間させてもポテンシャルの凹凸が発生する
ことがなく、駆動のための消費電力が小さく高効率な電
荷転送を行うことができる固体撮像素子を得ることがで
きるという効果がある。
【0023】またこの発明における固体撮像素子の製造
方法は、オーバーラップしていない領域を有する第2層
目の転送電極と第1層目の転送電極とをマスクとして不
純物注入を行ない、上記バリア領域に電位固定領域を設
けるようにしたから、容易に高い精度で電位固定領域を
形成することができ、ひいてはデバイスの製造精度を向
上させることができるという効果がある。
方法は、オーバーラップしていない領域を有する第2層
目の転送電極と第1層目の転送電極とをマスクとして不
純物注入を行ない、上記バリア領域に電位固定領域を設
けるようにしたから、容易に高い精度で電位固定領域を
形成することができ、ひいてはデバイスの製造精度を向
上させることができるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例による固体撮像素子の電荷
転送部の断面図及びチャンネルポテンシャルを示す図で
ある。
転送部の断面図及びチャンネルポテンシャルを示す図で
ある。
【図2】この発明の一実施例による固体撮像素子の製造
方法を示す図である。
方法を示す図である。
【図3】従来の固体撮像素子の電荷転送部の断面図及び
チャンネルポテンシャルを示す図である。
チャンネルポテンシャルを示す図である。
1 半導体基板
2 埋め込みチャホネル領域3
第1層目の転送電極4,13 第2層目の転
送電極 5,11 ポテンシャルバリア領域 7,14 寄生容量
第1層目の転送電極4,13 第2層目の転
送電極 5,11 ポテンシャルバリア領域 7,14 寄生容量
Claims (3)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板に形成された
第2導電型のチャンネル層と、上記基板上に配置された
第1層目の転送電極及び該第1層目の転送電極の一部を
覆うようにして設けられた第2層目の転送電極と、上記
チャンネル層に設けられ、上記転送電極の異なるクロッ
クが印加される電極間のポテンシャルバリアとなるバリ
ア領域とを備えた固体撮像素子において、上記第2層目
の転送電極を、隣接する同一のクロックが印加される第
1層目の転送電極のみを覆うように形成し、かつ該第2
層目の転送電極と隣接し、異なるクロックが印加される
第1層目の転送電極との間の上記バリア領域に、これら
電極間のポテンシャルレベルを所定の値に固定する電位
固定領域を設けたことを特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像素子を製造す
る方法において、上記第1層目の転送電極のうち同一の
クロックが印加される第1層目の転送電極上方のみを覆
うようにして第2層目の転送電極を形成する工程と、上
記バリア領域に、上記第1及び第2層目の転送電極をマ
スクとして第1導電型の不純物の注入を行い上記バリア
層に電位固定領域を形成する工程とを含むことを特徴と
する固体撮像素子の製造方法。 - 【請求項3】 上記バリア層に電位固定領域を形成す
る工程を、第1導電型の不純物に第2導電型の不純物を
加えて行なうようにしたことを特徴とする請求項2記載
の固体撮像素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163939A JPH04360578A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163939A JPH04360578A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04360578A true JPH04360578A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15783696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3163939A Pending JPH04360578A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04360578A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6011282A (en) * | 1996-11-28 | 2000-01-04 | Nec Corporation | Charge coupled device with a buried channel two-phase driven two-layer electrode structure |
| JP2008283240A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Sony Corp | 電荷転送部及び固体撮像装置 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3163939A patent/JPH04360578A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6011282A (en) * | 1996-11-28 | 2000-01-04 | Nec Corporation | Charge coupled device with a buried channel two-phase driven two-layer electrode structure |
| JP2008283240A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Sony Corp | 電荷転送部及び固体撮像装置 |
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