JPH04362152A - 鉄系焼結体の製造方法 - Google Patents

鉄系焼結体の製造方法

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JPH04362152A
JPH04362152A JP3162291A JP16229191A JPH04362152A JP H04362152 A JPH04362152 A JP H04362152A JP 3162291 A JP3162291 A JP 3162291A JP 16229191 A JP16229191 A JP 16229191A JP H04362152 A JPH04362152 A JP H04362152A
Authority
JP
Japan
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powder
weight
sintering
tin
iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP3162291A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hara
章 原
Takashi Saegusa
隆 三枝
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KAMIOKA BUHIN KOGYO KK
Original Assignee
KAMIOKA BUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温焼結を可能とする
一般構造用鉄系焼結体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】鉄系焼結体からなる一
般構造部品は、通常、1100〜1150℃で焼結され
る。これら焼結体において、液相焼結は周知であり、銅
添加の場合の液相発生温度は1080℃以上を要する。 しかしながら、これら鉄系焼結体を焼結する際、より低
温焼結が可能であれば、省エネルギー、設備寿命の延長
が図られることになり、重要な課題となっている。
【0003】より低温での焼結を可能とするに、銅以外
の添加元素として、錫、リン、硼素等が研究ないし、実
用化されている。例えば、鉄−銅急冷凝固粉に錫粉を0
.3〜4重量%添加する方法が特開昭62−27074
7号公報に開示されている。
【0004】しかしながら、特開昭62−270747
公報記載の発明では、鉄−銅急冷凝固粉に錫粉を0.3
〜4重量%混入しているが、本発明における水アトマイ
ズされたままの乾燥青銅粉中の錫粉量換算値は0.13
〜0.75重量%であるのに対して、高価でしかも価格
変動の大きい錫粉を比較的大量に用いるため、低温焼結
によるエネルギーコスト、設備及び設備維持コスト低減
よりも原材料費のコストアップの方が大きく、経済的で
ないという問題点を有する。
【0005】本発明の目的は、通常の1100〜115
0℃より低い950〜1050℃の焼結で、十分な強度
を有する、鉄−銅−錫−炭素系焼結体を経済的に製造す
る方法を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、鉄粉に、錫
9〜15重量%、200メッシュ以下の粒度の割合が9
5重量%以上で水素還元減量が0.18重量%以上であ
る水アトマイズされたままの乾燥青銅粉1.5〜5.0
重量%と、黒鉛粉末1.0重量%以下とを混合して成形
した圧粉体を、非酸化雰囲気中950〜1050℃で焼
結することにより、前記問題点を解決したものである。
【0007】本発明に用いられる鉄粉は、一般的に大量
生産されている市販品である。また、本発明で用いる水
アトマイズ青銅粉は水アトマイズされたままのものとす
る。通常、水アトマイズ青銅粉は、水アトマイズされた
ままでは粉末成形工程で問題を生じるので焼鈍工程を加
えて水アトマイズ−乾燥−焼鈍−解砕−分級、調合なる
工程を経て出荷される。この青銅粉は還元雰囲気中で焼
鈍されているので、酸化度の目安となる水素還元減量は
0.2重量%以下、通常は約0.1重量%である。しか
るに本発明では水アトマイズされたままの青銅粉であっ
て、好ましくは粒度が−200メッシュ以下の割合が9
5重量%以上の微細で水素還元減量が0.18重量%以
上で僅かに酸化されている乾燥したものとし、これを鉄
粉への添加量が1.5〜5.0重量%となるように添加
する。本発明は、このような特定の水アトマイズ青銅粉
を上記のような量で添加しても粉末成形工程に何らの悪
影響をも及ぼさないことの知見に基づくものである。一
般に、粒度が細かくなるほど焼結されやすくなり、また
酸化されていると還元雰囲気下での焼結時、焼結が促進
される。本発明はこれを利用し、水アトマイズ後、乾燥
された青銅粉を制御された条件の下で使用することによ
り、鉄−銅−錫−炭素系焼結体の950〜1050℃で
の経済的な低温焼結を実現したものである。
【0008】なお、上記青銅粉の粒度が−200メッシ
ュのものの割合が95重量%未満であると、900〜1
050℃での低温焼結時に焼結品の機械的特性が劣り、
また水素還元減量が0.18重量%未満でも同様に特性
が劣るようになる。水素還元減量を0.3重量%以上に
すると機械的強度はさらに向上するが、0.3重量%以
上にするには青銅粉の強制的な酸化が必要になり、この
制御が難しくなり、経済的でなくなる。
【0009】液相焼結作用を利用する水アトマイズされ
たままの乾燥青銅粉の組成については、Cu−10重量
%Sn組成が一般的であり、Sn量を増やすほど融点が
下がって、より低温での焼結が可能であるが、高価なS
n量が増えて経済的でなくなるので、組成については9
〜15重量%Snが好ましい。また、水アトマイズされ
たままの乾燥青銅粉の添加量については、1.5重量%
未満では鉄−銅−錫−炭素系焼結体の引張強さは比較例
1に示す現行の1130℃で焼結した鉄−銅−炭素焼結
体の引張強さに比較しても十分でなく、1.5重量%以
上が好ましい。また、添加量が増えるほど引張強さは向
上するが、5重量%を超えるとその効果が著しくなくな
り、また経済的でなくなるので、1.5〜5.0重量%
の範囲が好ましい。
【0010】焼結温度については、950℃未満では引
張強さは十分でなく、1050℃を超すと、焼結コスト
は鉄−銅−炭素系圧粉体を1100〜1150℃で焼結
する場合と大差なくなり、経済的でないため、焼結温度
は950〜1050℃の範囲が好ましい。
【0011】黒鉛粉末の添加量については、他の一般的
な焼結機械構造用部品と同じく1.0重量%以下とする
。
【0012】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、微細で制
御された水素還元減量を持つ水アトマイズされたままの
乾燥青銅粉の液相焼結作用により、950〜1050℃
で低温焼結して鉄−銅−錫−炭素系焼結体を製造した場
合に、1100〜1150℃において焼結した鉄−銅−
炭素系焼結体と同程度以上の引張強度が得られ、しかも
低温焼結により、焼結炉のエネルギー費、設備費及び設
備維持費の節減ができ、焼結体に含有されることになる
高価な錫の使用量が従来に比べて少ないので、より経済
的に鉄−銅−錫−炭素系焼結体が製造できる。
【0013】
【実施例1】市販の鉄粉97.7重量%に、水素還元減
量が0.19重量%、200メッシュ以下の粒度の割合
が98重量%である水アトマイズされたままの乾燥した
Cu−10重量%Sn青銅粉を2.0重量%と、市販の
黒鉛粉0.3重量%と、鉄−青銅−炭素混合粉100重
量%に対して、1.0重量%の潤滑剤(ステアリン酸亜
鉛)とを混合し、焼結密度が6.3g/cm3となるよ
うに成形して、RXガス(ブタン変性ガス)中1000
℃で焼結した。この鉄−1.8重量%銅−0.2重量%
錫−0.3重量%炭素焼結体の引張強さは表1に示すよ
うに20.5kgf/mm2であった。
【0014】
【実施例2】市販の鉄粉に、水素還元減量が0.26重
量%、200メッシュ以下の粒度の割合が99.8重量
%である水アトマイズされたままの乾燥したCu−10
重量%Sn青銅粉をそれぞれ2重量%、3重量%、5重
量%添加し、黒鉛粉0.3重量%一定、潤滑剤(ステア
リン酸亜鉛)を鉄−青銅−炭素混合粉に対して1重量%
一定でそれぞれ添加して混合し、焼結密度が6.3g/
cm3となるように成形してRXガス中1000℃及び
1050℃で焼結した。得られた焼結体の引張強さと乾
燥Cu−10重量%Sn青銅粉添加量及び焼結温度との
関係を表1に示す。この表1に見られるように、引っ張
り強さは21〜26kgf/mm2であった。
【0015】
【比較例1】水アトマイズされたままの乾燥したCu−
10重量%Sn青銅粉の代わりに、市販の電解銅粉を用
い、1130℃で焼結した以外は実施例1と同様に処理
した場合の、鉄−2重量%銅−0.3重量%炭素焼結体
の引張強さは表1に示すように、21kgf/mm2で
あった。
【0016】
【比較例2】200メッシュ以下の粒度の割合が92重
量%であること以外は実施例1と同様に処理した場合の
、焼結体の引張強さは表1に示すように19kgf/m
m2であった。
【0017】
【比較例3】水アトマイズされたままの乾燥したCu−
10重量%Sn青銅粉の代わりに、水素還元減量が0.
11重量%である水アトマイズして乾燥後、焼鈍処理さ
れた市販の水アトマイズCu−10重量%Sn青銅粉を
用いた以外は実施例1と同様に処理した場合の、焼結体
の引張強さは表1に示すように18kgf/mm2であ
った。
【0018】
【比較例4】水アトマイズされたままの乾燥したCu−
10重量%Sn青銅粉の代わりに、市販の電解銅粉と3
30メッシュ以下の粒度のアトマイズ錫粉とを混合した
Cu−10重量%Sn混合粉を用いた以外は実施例1と
同様に処理した場合の、焼結体の引張強さは表1に示す
ように、19kgf/mm2であった。
【0019】
【比較例5】水アトマイズされたままの乾燥したCu−
10重量%Sn青銅粉の添加量を1.0重量%とし、焼
結温度を900℃、1000℃、1050℃及び113
0℃とした以外は実施例2と同様に処理した場合の、焼
結体の引張強さは表1に示すように14〜21kgf/
mm2であった。
【0020】
【比較例6】焼結温度を900℃とした以外は実施例2
と同様に処理した場合の引張強さは表1に示すように1
6〜19kgf/mm2であった。
【0021】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鉄粉に、錫9〜15重量%、200メ
    ッシュ以下の粒度の割合が95重量%以上で水素還元減
    量が0.18重量%以上である水アトマイズされたまま
    の乾燥青銅粉1.5〜5.0重量%と、黒鉛粉末1.0
    重量%以下とを混合して成形した圧粉体を、非酸化雰囲
    気中950〜1050℃で焼結することを特徴とする鉄
    系焼結体の製造方法。
JP3162291A 1991-06-07 1991-06-07 鉄系焼結体の製造方法 Pending JPH04362152A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2026028533A1 (ja) * 2024-07-30 2026-02-05 Jfeスチール株式会社 粉末冶金用鉄基混合粉及び鉄基焼結体の製造方法
WO2026028534A1 (ja) * 2024-07-30 2026-02-05 Jfeスチール株式会社 粉末冶金用鉄基混合粉及び鉄基焼結体の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2026028533A1 (ja) * 2024-07-30 2026-02-05 Jfeスチール株式会社 粉末冶金用鉄基混合粉及び鉄基焼結体の製造方法
WO2026028534A1 (ja) * 2024-07-30 2026-02-05 Jfeスチール株式会社 粉末冶金用鉄基混合粉及び鉄基焼結体の製造方法
JPWO2026028534A1 (ja) * 2024-07-30 2026-02-05
JPWO2026028533A1 (ja) * 2024-07-30 2026-02-05

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