JPH04363237A - 管継手およびその製造方法 - Google Patents

管継手およびその製造方法

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JPH04363237A
JPH04363237A JP3233068A JP23306891A JPH04363237A JP H04363237 A JPH04363237 A JP H04363237A JP 3233068 A JP3233068 A JP 3233068A JP 23306891 A JP23306891 A JP 23306891A JP H04363237 A JPH04363237 A JP H04363237A
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rubber packing
ring
shaped rubber
pipe joint
cylindrical mold
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矢野 博彦
Shigeyuki Ito
重幸 伊藤
Masahiro Tsukamoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管継手、特に繊維強化合
成樹脂製継手本体の内面にリング状ゴムパッキングが設
けられた管継手およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、下水用もしくは農業用水用の埋
設管には、繊維強化合成樹脂(FRP)層とレジンモル
タル層とでなる複合管(以下、「FRPM管」という)
が用いられることが多いが、その場合の管の接続手段と
して、FRP(FRPMを含む、以下同じ)でなる継手
本体の内面にゴムパッキングを設けた管継手が使用され
る。
【0003】この種の管継手においては、FRP製継手
本体へのゴムパッキングの結合強度を高めることが高内
圧流体に対するシール上極めて重要である。
【0004】そこで、継手本体(又は継手に接続される
管)とパッキングとの結合性を高めるべく、従来から種
々の技術が提案されている。
【0005】そのような技術としては、例えば、継手本
体及びゴムパッキングの互いに対応する表面の形状を工
夫し、それらの部分を嵌合、接着するようにしたもの(
特開昭52−107621号公報)、筒状ゴムの内面に
任意の繊維でなるマットを結合してパッキングを形成し
、該パッキング接着時に内側のマットと管とを接着剤で
接着するようにしたもの(実公昭49−26747号公
報)、ガラス繊維に樹脂を含浸してなるバンドをゴムの
表面に直接形成して硬化させたもの(特開昭53−49
325号公報)等がある。
【0006】尚、ゴムとポリエステル、エポキシ等の樹
脂とを一体成形する方法として、液状樹脂にイソシアネ
ートを50〜100PHR程度配合することで両者を強
固に接着させる技術は従来から知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭52−107621号公報に記載のものは、ゴムパ
ッキング等の表面形状が工夫されているとはいえ、それ
自体に接着力はなく、そのため管が斜めに挿入されたり
するとゴムパッキングが外れてしまうことがある。接着
剤によって接着した場合は確かに効果はあるが、接着剤
の硬化が確実でなかったり、接着剤の不足部があったり
すると、接着作業中にゴムパッキングが外れてしまうこ
とがある。また、接着剤を塗布してから硬化する前に素
早くゴムパッキングを接着しなければならないため、作
業に熟練を必要とする。
【0008】また、実公昭49−26747号公報に記
載のものでは、繊維でなるマットと接着剤とが不可欠で
あると共に、接着作業を行う分だけ工程数が増えるため
(この点は上記特開昭52−107621号公報の場合
も同様である)、それだけコストが高くつくことになる
【0009】これに対して、特開昭53−49325号
公報に記載のものは、継手本体とゴムパッキングとの間
にマットや接着剤を必要とせず、両者を一体成形する構
成であるため、上記の二者に比べると工程数も少なく、
コスト的にも安く付く利点がある。しかし、ゴムの表面
に液状樹脂を直接供給して成形硬化させても、両者は接
着し合わないという難点がある。
【0010】尚、従来から知られている液状樹脂にイソ
シアネートを配合してゴムと一体成形する方法は、イソ
シアネートを多量に配合するため、コストが高くつくと
共に、多量のイソシアネートによって樹脂の物性が変化
し、ほとんどの場合、その引っ張り強度、硬さ、弾性率
などが低下してしまう欠点がある。そのため、この方法
は実際にはあまり利用されていない。
【0011】本発明は、このような実情に対処するもの
で、FRP製継手本体内面にリング状ゴムパッキングが
設けられた管継手として、継手本体内面へのゴムパッキ
ング装着作業の容易化が図れると共に、低コストで製造
することができ、しかも継手本体内面にゴムパッキング
が強固に一体成形された管継手およびその製造方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、次のように構成したことを特徴とする。
【0013】即ち、請求項1記載の管継手は、FRP製
継手本体の内面にリング状ゴムパッキングが設けられた
管継手において、上記継手本体内面とゴムパッキングと
をイソシアネートを介して接着させたものである。
【0014】また、請求項2記載の管継手の製造方法は
、拡縮径可能となされた筒状金型の所定の外周面にリン
グ状ゴムパッキングを配置するとともに、この筒状金型
を拡径させ、リング状ゴムパッキングに張りを持たせた
状態で、該リング状ゴムパッキングを筒状金型に装着し
、このリング状ゴムパッキングの外周面にイソシアネー
ト化合物を塗布した後、このリング状ゴムパッキングお
よび筒状金型の外周面に熱硬化性樹脂液と補強繊維とか
らなる未硬化の成形材料層を形成し、この成形材料層を
硬化させた後、筒状金型を縮径させ脱型するものである
【0015】さらに、請求項3記載の管継手の製造方法
は、上記製造方法において、リング状ゴムパッキングに
、該リング状ゴムパッキングと筒状金型との装着面に形
成される間隙を閉塞するようになされた突起部を設け、
リング状ゴムパッキングと筒状金型との外周部から装着
面への熱硬化性樹脂液および補強繊維の侵入を防止する
ものである。
【0016】ゴムパッキングを構成するゴムとしては、
天然ゴムのみならず、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)
、クロロプレンゴム(CR)その他の合成ゴムでもよく
、特に制約されない。
【0017】また、イソシアネートは、揮発性溶剤によ
り50重量%以上希釈されたもので且つ希釈状態でイソ
シアネート基(−NCO)の含有量が5%以上のものが
好ましい。これは、イソシアネート(固形分)が50重
量%以上であると、ゴム上に塗布する際にどうしても厚
塗りになってしまい、コスト的に高くつくので好ましく
なく、またイソシアネート基の含有量が5%以下である
と、イソシアネート基が不足するためにゴムパッキング
とFRPとの間に十分な接着強度が得られないからであ
る。
【0018】尚、ここでいう揮発性溶剤の例としては、
酢酸エチル、メチレンクロライド、キシレン、酢酸ブチ
ル等が挙げられる。
【0019】このイソシアネートの塗布方法としては、
絵筆、ハケ、スプレー等によって塗布することができる
【0020】更に、上記熱硬化性樹脂としては、例えば
、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アリル樹脂
、アクリル樹脂等の架橋型樹脂が挙げられる。この熱硬
化性樹脂には、必要に応じてパーオキサイド等の硬化剤
及びナフテン酸コバルト等の促進剤が配合される。
【0021】また、補強繊維としては、例えばガラスロ
ービングを用いるが、これにガラスチョップないしマッ
ト、砂、炭酸カルシウム等を併用することもできる。
【0022】
【作用】上記の構成によれば、FRP製継手本体とその
内面に設けられたリング状ゴムパッキングとがイソシア
ネートを介して接着されていることにより、その継手本
体及びパッキングの界面付近においては、継手本体側の
合成樹脂に存在する水酸基とイソシアネートとが反応し
て互いに強固に結合されることとなる。
【0023】一方、上記界面付近を除いた他の合成樹脂
部分つまりFRP部分では、イソシアネートの影響なし
に硬化剤によって硬化するため、引っ張り強度の低下等
の物性変化を生じることがない。
【0024】さらに、請求項3記載の管継手の製造方法
によると、突起部によって、リング状ゴムパッキングと
筒状金型との外周部から装着面への熱硬化性樹脂液およ
び補強繊維の侵入を防止するので、リング状ゴムパッキ
ングに不要な熱硬化性樹脂液および補強繊維が付着しな
い管継手が製造されることとなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (第1実施例)この実施例は、図1に示すような埋設管
用の管継手に関するものである。
【0026】先ず、この管継手について説明すると、同
図に示すように該管継手1は、FRP製継手本体2と、
その両端部の内面2a,2aに設けられたリング状ゴム
パッキング3,3とを有する。
【0027】各リング状ゴムパッキング3は、この実施
例ではSBR製であって、図2に拡大して示すように、
一端部にリブ3aが設けられていると共に、その他端部
には挿入管(図示せず)との間をシールするリップ部3
bが形成されている。
【0028】そして、本発明の特徴部分として、上記継
手本体2の両端部内面2a,2aとゴムパッキング3,
3の外面3c,3cとがイソシアネート4,4を介して
接着されている。
【0029】この管継手1は、次のような方法で製造し
たものである。
【0030】先ず、図3に示すように、円筒状の金型(
外径が900mmのもの)10にリング状ゴムパッキン
グ(図1参照)3,3を適当に張りを持たせた状態で装
着する。
【0031】上記金型10は、図4に示すように、全体
が第1〜第4の複数の成形部11〜14に分割されたも
のであって、そのうちの一対の対向する第1及び第2成
形部11,12は第3成形部13にヒンジ15を介して
それぞれ連結されている。そして、金型10内に備えら
れた十字状のシリンダ16によって第1及び第2成形部
11,12と第4成形部14とが径方向に移動可能とさ
れていることにより、全体として縮径及び拡径自在とさ
れている。従って、この金型10を縮径させた状態で、
その外面にゴムパッキング3,3を装着し、その後に拡
径させることで、上記のように張りを持たせた状態で各
パッキング3,3を装着することができる。
【0032】次に、その状態で、ゴムパッキング3,3
における外面3c,3c、つまり被樹脂成形部にイソシ
アネート(デスモジュールR、バイエル社製:固形分2
0重量%メチレンクロライド溶液、イソシアネート基の
含有量7.0±0.2%)をハケで薄く塗布する。この
ように塗布すると、塗布面から溶剤が速やかに揮発して
イソシアネートの薄い皮膜(ベタツキがある)が形成さ
れた。
【0033】次に、金型10の外周部に不飽和ポリエス
テル樹脂とガラスロービング及びチョップを供給して管
状体を成形した。この場合において、不飽和ポリエステ
ル樹脂には、硬化剤としてメチルエチルケトンパーオキ
サイド1pHRと、促進剤としてナフテン酸コバルト溶
液0.1pHRとを加えた。また、ガラスロービングは
2400番手のものを使用した。
【0034】その後、上記管状体をヒータで10分加熱
して硬化させた後、金型10を縮径させて脱型した。こ
れにより図1の管継手1が得られた。尚、この管継手1
における平行部2bの厚みは平行部で9mmであった。
【0035】こうして得られた管継手1においては、F
RP製継手本体2とその両端部内面2a,2aに装着さ
れたリング状ゴムパッキング3,3とがイソシアーネト
4,4を介して接着されているから、その継手本体2及
びパッキング3,3の界面付近においては、継手本体2
側の合成樹脂に存在する水酸基とイソシアンート4,4
とが反応して互いに強固に結合されたものとなる。
【0036】一方、上記界面付近を除いた他の合成樹脂
部分つまりFRP部分では、イソシアネート4,4の影
響なしに硬化剤によって硬化するため、引っ張り強度の
低下等の物性変化は生じないことになる。
【0037】この管継手1について、ゴムパッキング3
とFRP部分(継手本体2の両端部)との間の接着強度
を調べる剥離テストを行った。このテストは、図5に示
すように、FRP製継手本体2の内面2aからゴムパッ
キング3を出来るだけ90°の角度方向Aに引っ張るこ
とにより行ったが、結果はゴムパッキング3が耐えられ
ず、ちぎれてしまった。これにより、FRP製継手本体
2の内面2aにゴムパッキング3が強固に接着されてい
ることが確認された。
【0038】尚、この場合のゴム引っ張り強度は200
kg/cm2 、剥離強度は20.0kg/cm2 で
あった。 (第2実施例)この実施例では、第1実施例のものとは
異なって、図6に示すような外面に凹凸を有するリング
状ゴムパッキング33と、イソシアネート(日本ポリウ
レタン製:コロネートEHを60重量%酢酸エチルで希
釈したもので、イソシアネート基の含有量は8.5%、
その固形分は40重量%。)とを用いた。それ以外の点
は第1実施例の場合と同様である。
【0039】本実施例のものについて、上述の剥離テス
トを行ったところ、第1実施例と同じくゴムパッキング
のちぎれが生じた。従って、本実施例のものによっても
、FRP製継手本体内面にゴムパッキング33が強固に
接着されることが確認された。
【0040】尚、この場合のゴム引っ張り強度は200
kg/cm2 、剥離強度は25.0kg/cm2 で
あった。 (第1比較例)リング状ゴムパッキングの外面にイソシ
アネートを塗布せず、それ以外は第1実施例の場合と同
様にして管継手を製造した。
【0041】この管継手について、上述の剥離テストを
行ってFRP製継手本体からゴムパッキングを手で引っ
張ったところ、ゴムパッキングが外れてしまった(剥離
強度が0kg/cm2 )。従って、この比較例のもの
においては、FRP製継手本体とゴムパッキングとが接
着されていないことが判明した。 (第2比較例)コロネートEH(イソシアネート)を酢
酸エチルで20重量%希釈(従ってイソシアネート分は
80重量%)したこと以外は、第2実施例の場合と同様
にして管継手を製造した。ただし、第2実施例ではイソ
シアネートについて60g/m2 程度の塗りで済んだ
のに対し、この比較例では、その2倍強の150g/m
2 程度でないと均一に塗れなかった。
【0042】尚、この比較例の管継手について、上述の
剥離テストを行ったところ、ゴムパッキングがちぎれて
しまった。
【0043】この場合のゴム引っ張り強度は200kg
/cm2 、剥離強度は26.0kg/cm2 であっ
た。 (第3比較例)第1実施例で使用したイソシアネート(
デスモジュールR)を更にメチレンクロライドで希釈し
て、全体として固形分(イソシアネート分)が10重量
%、イソシアネート基の含有量が3.5%となるように
溶液を調整し、その溶液を用いたこと以外は第1実施例
の場合と同様にして管継手を製造した。
【0044】この管継手の剥離テストの結果は、FRP
製継手本体側にゴムパッキングが僅かに残る程度であっ
た。この場合において、ゴム引っ張り強度は200kg
/cm2 、剥離強度は3〜10kg/cm2 であっ
た。 (第3実施例)本実施例を図7ないし図11に示す。す
なわち、この管継手1は、上記第1実施例の管継手1の
FRP製継手本体2の内面2a中央部に、ストッパーゴ
ム5を設けるとともに、リング状ゴムパッキング3およ
びストッパーゴム5に突起部3d,5cを設けて製造し
たものである。ここではその相違点についてのみ説明し
、その他の説明は省略する。なお、上記第1実施例と同
一構成要素には同符号を付す。
【0045】ストッパーゴム5は、リング状ゴムパッキ
ング3と同材質のもので構成されている。このストッパ
ーゴム5は、継手本体2内に挿入されるパイプ6の挿入
量を規制するためのストッパー部5aと、一方(本実施
例では右側)から挿入されるパイプ6を安定させるため
の台座部5bとで構成されている。そして、図7および
図8に示すように、このストッパーゴム5を金型10に
装着した状態で、ストッパーゴム5と金型10との装着
面に形成される間隙を外周部から閉塞するように、台座
部5bの両端周縁に突起部5cが設けられている。
【0046】また、リング状ゴムパッキング3も、金型
10に装着した状態で、リング状ゴムパッキング3と金
型10との装着面へ形成される間隙を外周部から閉塞す
るように突起部3dが設けられている。
【0047】そして、FRP製継手本体2の成形材料で
ある不飽和ポリエステル樹脂とガラスロービング及びチ
ョップを、金型10の外周部に供給した際、このリング
状ゴムパッキング3およびストッパーゴム5に設けられ
た突起部3d,5cは、これら成形材料が装着面に侵入
してくるのを防止することととなる。その結果、図9お
よび図10に示すように、製造された管継手1は、リン
グ状ゴムパッキング3およびストッパーゴム5に不要な
成形材料が付着していないものが製造されることとなり
、脱型後の後加工で不要成形材料の除去作業をする必要
がなくなる。
【0048】なお、本実施例では断面つめ刃状となされ
た突起部3d,5cが設けられているが、この突起部5
cの形状としては、装着面への間隙を閉塞することがで
きるものであれば特に限定されるものではない。すなわ
ち、図11に示すように、断面半円状のもの(a)や、
断面山型のもの(b)や、断面テーパー形状のもの(c
)など各種形状のものであってもよい。ただし、図10
に示すように、本実施例に示す断面つめ刃形状となされ
た突起部3d,5cの場合、FRP製継手本体2の成形
後に、該突起部3d,5cが、該FRP製継手本体2中
に埋設された状態で成形されることとなり、外観が綺麗
に仕上がることとなる。
【0049】また、この突起部3d,5cの材質は、リ
ング状ゴムパッキング3およびストッパーゴム5の本体
と同一であってもよいが、これら本体よりも硬度が低い
方が作業性、侵入防止能力が高いので好ましい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、FRP製
継手本体の内面にリング状ゴムパッキングが設けられた
管継手において、継手本体とゴムパッキングの界面部分
がイソシアネートを介して強固に結合されることになる
。また、通常の接着剤を用いた場合の接着作業に比べる
とイソシアネートの塗布作業は熟練者でなくても簡単に
行うことができ、しかもマット等の介在物を用いないた
め、それだけ製造コストも安くつくことになる。これに
より、継手本体内面へのゴムパッキング装着作業が簡単
に行え、しかも継手本体内面にゴムパッキングが強固に
一体成形された安価な管継手を実現することができる。
【0051】また、上記継手本体における界面部分を除
いた他の合成樹脂部分つまりFRP部分では、イソシア
ネートの影響を受けないから、引っ張り強度の低下等の
物性変化を生じることもない。従って、製造時において
、そのような物性変化を考慮しなくて済むことになる。
【0052】さらに、請求項3記載の製造方法によると
、環状パッキングに不要な熱硬化性樹脂液および補強繊
維が付着しない管継手が製造できるので、脱型後の後加
工で不要成形材料の除去作業をする必要がなくなり、製
造工数の削減および製造コストの低下を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る管継手を示す軸方向
縦断面図である。
【図2】その管継手におけるリング状ゴムパッキングの
一部を拡大して示す部分拡大縦断面図である。
【図3】上記管継手の製造工程を示すもので、金型にリ
ング状ゴムパッキングを装着した状態を示す工程図であ
る。
【図4】この金型の構造を示す縦断面図である。
【図5】ゴムパッキングの剥離テストを説明するために
使用したもので、試験片たるFRP製継手本体からゴム
パッキングを剥離させている状態を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例で用いたリング状ゴムパッ
キングの部分縦断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る管継手の製造工程を
示すもので、金型にゴムパッキングおよびストッパーゴ
ムを装着した状態を示す工程図である。
【図8】ゴムパッキングおよびストッパーゴムの一部を
拡大して示す部分拡大縦断面図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る管継手を示す縦断面
図である。
【図10】図9におけるゴムパッキングおよびストッパ
ーゴムの一部を拡大して示す部分拡大縦断面図である。
【図11】突起部の他の実施例を示す部分縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1  管継手 10  金型 2  FRP製継手本体 2a  継手本体内面 3,33  リング状ゴムパッキング 3d  突起部 4  イソシアネート 5  ストッパーゴム(リング状ゴムパッキング)5c
  突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  繊維強化合成樹脂製継手本体の内面に
    リング状ゴムパッキングが設けられた管継手であって、
    上記本体とパッキングとがイソシアネートを介して接着
    されていることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の管継手の製造方法であ
    って、拡縮径可能となされた筒状金型の所定の外周面に
    リング状ゴムパッキングを配置するとともに、この筒状
    金型を拡径させ、リング状ゴムパッキングに張りを持た
    せた状態で、該リング状ゴムパッキングを筒状金型に装
    着し、このリング状ゴムパッキングの外周面にイソシア
    ネート化合物を塗布した後、このリング状ゴムパッキン
    グおよび筒状金型の外周面に熱硬化性樹脂液と補強繊維
    とからなる未硬化の成形材料層を形成し、この成形材料
    層を硬化させた後、筒状金型を縮径させ脱型することを
    特徴とする管継手の製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の製造方法において、リ
    ング状ゴムパッキングに、該リング状ゴムパッキングと
    筒状金型との装着面に形成される間隙を閉塞するように
    なされた突起部を設け、リング状ゴムパッキングと筒状
    金型との外周部から装着面への熱硬化性樹脂液および補
    強繊維の侵入を防止することを特徴とする管継手の製造
    方法。
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