JPH04363384A - 湿式摩擦材 - Google Patents
湿式摩擦材Info
- Publication number
- JPH04363384A JPH04363384A JP23021590A JP23021590A JPH04363384A JP H04363384 A JPH04363384 A JP H04363384A JP 23021590 A JP23021590 A JP 23021590A JP 23021590 A JP23021590 A JP 23021590A JP H04363384 A JPH04363384 A JP H04363384A
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- JP
- Japan
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- resin
- friction
- weight
- inorganic
- porous inorganic
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は油中で使用される、特に耐熱性、動摩擦特性の
向上した湿式摩擦材に関するものである。
向上した湿式摩擦材に関するものである。
[従来の技術]
内燃機関を原動機とする自動車などでは、原動機と変速
機との間にクラッチを設ける。このクラッチは発進時や
変速時などに必要なすべりを与えると共に、歯車変速機
の変速後の切替えに動力の断続を行う必要がある。これ
らの機能をはたすため、摩擦クラッチが広く採用されて
いる。
機との間にクラッチを設ける。このクラッチは発進時や
変速時などに必要なすべりを与えると共に、歯車変速機
の変速後の切替えに動力の断続を行う必要がある。これ
らの機能をはたすため、摩擦クラッチが広く採用されて
いる。
摩擦クラッチには、乾燥状態で使用される乾式摩擦板と
、油中に浸して使用される湿式摩擦板とにわけられる。
、油中に浸して使用される湿式摩擦板とにわけられる。
湿式摩擦板に用いられる摩擦材は古くは焼結合金であっ
たが、最近は熱硬化性樹脂を含浸、硬化させた紙質基材
の摩擦材が主流である。この種の摩擦材は有機繊維、無
機繊維の繊維基材、および無機充填材と摩擦調整剤とを
湿式抄造し、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸
させ、乾燥、圧縮成形したものである。(例えば特開昭
57−85876号、特開昭59−175639号)[
発明が解決しようとする問題点] 近年、自動車エンジンの高回転、高出力化にともない、
オートマチックトランスミッション内部の湿式摩擦材の
高摩擦係数、高耐熱性が要求されるようになってきた。
たが、最近は熱硬化性樹脂を含浸、硬化させた紙質基材
の摩擦材が主流である。この種の摩擦材は有機繊維、無
機繊維の繊維基材、および無機充填材と摩擦調整剤とを
湿式抄造し、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸
させ、乾燥、圧縮成形したものである。(例えば特開昭
57−85876号、特開昭59−175639号)[
発明が解決しようとする問題点] 近年、自動車エンジンの高回転、高出力化にともない、
オートマチックトランスミッション内部の湿式摩擦材の
高摩擦係数、高耐熱性が要求されるようになってきた。
湿式摩擦材の動摩擦係数、耐熱性の向上には材質のアグ
レッシブ効果、油保持力などが関係しており、基材とし
ては繊維質のフィブリル化、微細化等による、からみ性
の向上により対策され、添加剤としては、カーボンや鉄
、銅などの金属による熱伝導率の向上が効果がある。無
機質添加剤としては、ケイソウ土の添加が主体として用
いられている。このケイソウ土は天然に産出されるもの
であり、その粒径は0.数ミクロンから数百ミクロンの
円筒状のものである。このため成形時の樹脂との混合が
不完全となりやすく、また抄紙時の定着率が一定しなか
った。またこのケイソウ土は多孔質のものではあるが、
その気孔のうち有効な気孔径が全気孔中の40%程度し
かない。従って湿式摩擦材の油中での油の保持性、吸収
性、なじみ性に限界があり、耐熱性、耐久性に問題があ
った。本発明は無機質添加剤等の油の浸透性を向上させ
ることにより上記の問題点を解消した湿式摩擦材を提供
することを目的とする。
レッシブ効果、油保持力などが関係しており、基材とし
ては繊維質のフィブリル化、微細化等による、からみ性
の向上により対策され、添加剤としては、カーボンや鉄
、銅などの金属による熱伝導率の向上が効果がある。無
機質添加剤としては、ケイソウ土の添加が主体として用
いられている。このケイソウ土は天然に産出されるもの
であり、その粒径は0.数ミクロンから数百ミクロンの
円筒状のものである。このため成形時の樹脂との混合が
不完全となりやすく、また抄紙時の定着率が一定しなか
った。またこのケイソウ土は多孔質のものではあるが、
その気孔のうち有効な気孔径が全気孔中の40%程度し
かない。従って湿式摩擦材の油中での油の保持性、吸収
性、なじみ性に限界があり、耐熱性、耐久性に問題があ
った。本発明は無機質添加剤等の油の浸透性を向上させ
ることにより上記の問題点を解消した湿式摩擦材を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、基材と摩擦調整剤と無機質添加剤と樹脂とか
らなる混合材料を成形して得られる湿式摩擦材において
、該無機質添加剤の少なくとも一部は親油性多孔質無機
材料であり、しかも該親油性多孔質無機材料は、樹脂成
分を除く他成分の全体を100重量%としたとき10〜
20重量%であることを特徴とする。
らなる混合材料を成形して得られる湿式摩擦材において
、該無機質添加剤の少なくとも一部は親油性多孔質無機
材料であり、しかも該親油性多孔質無機材料は、樹脂成
分を除く他成分の全体を100重量%としたとき10〜
20重量%であることを特徴とする。
本発明の湿式摩擦材の基材は、有機繊維および無機繊維
のいずれも用いることができる。有機繊維としては、リ
ンタパルプ、木材パルプ、合成パルプ、ポリエステル系
繊維、アクリル繊維、ポリアミド系繊維、ポリビニルア
ルコール変性繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリプロピレ
ン繊維、炭素繊維などを1種または複数種類混合して用
いることができる。また無機繊維としては、チタン酸カ
リウム繊維、ガラス繊維、カオリン繊維、シリカ繊維、
ボーキサイト繊維、カヤノイド繊維、ホウ素繊維、マグ
ネシア繊維、ロックウール繊維、金属繊維などを1種ま
たは複数種類用いることができる。なお軽量化には有機
繊維を主体とするのが効果的である。
のいずれも用いることができる。有機繊維としては、リ
ンタパルプ、木材パルプ、合成パルプ、ポリエステル系
繊維、アクリル繊維、ポリアミド系繊維、ポリビニルア
ルコール変性繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリプロピレ
ン繊維、炭素繊維などを1種または複数種類混合して用
いることができる。また無機繊維としては、チタン酸カ
リウム繊維、ガラス繊維、カオリン繊維、シリカ繊維、
ボーキサイト繊維、カヤノイド繊維、ホウ素繊維、マグ
ネシア繊維、ロックウール繊維、金属繊維などを1種ま
たは複数種類用いることができる。なお軽量化には有機
繊維を主体とするのが効果的である。
摩擦調整剤は摩擦係数を向上し安定化するためのもので
、例えばアルミニウム粉、銅粉、鉄粉などの金属粉、ゴ
ム粉、カシューダスト、グラファイト粉などである。
、例えばアルミニウム粉、銅粉、鉄粉などの金属粉、ゴ
ム粉、カシューダスト、グラファイト粉などである。
本発明の最大の特徴は、無機質添加剤として親油性多孔
質無機材料を用いることである。この親油性多孔質無機
材料の組成は、生成分として75%以上のSiO2とそ
の他Al2O3、Fe2O3、CaO、K2O、Na2
O等より構成されている。
質無機材料を用いることである。この親油性多孔質無機
材料の組成は、生成分として75%以上のSiO2とそ
の他Al2O3、Fe2O3、CaO、K2O、Na2
O等より構成されている。
その具体的な製法としては、真珠岩又は松脂岩をある粒
度に粉砕して急速に加熱膨張させ、親油性処理をしなが
ら気密性の小気泡を形成させるものである。またこの材
料のもう一つの特徴として、一つ一つの粒子が非常に不
規則な形状の細片よりなっているので、アグレッシグ効
果を高める働きをしている。そして、粒径が6〜40μ
mであるものが好ましい。さらに粒子径が6〜40μm
の範囲に分布していることが油とのなじみ性、保持性、
吸収性などに好結果を与える。この親油性多孔質無機材
料の量が10%未満であると油のなじみ、吸収性が悪化
し20重量%を越えると、耐ハクリ性が落ちるので好ま
しくない。
度に粉砕して急速に加熱膨張させ、親油性処理をしなが
ら気密性の小気泡を形成させるものである。またこの材
料のもう一つの特徴として、一つ一つの粒子が非常に不
規則な形状の細片よりなっているので、アグレッシグ効
果を高める働きをしている。そして、粒径が6〜40μ
mであるものが好ましい。さらに粒子径が6〜40μm
の範囲に分布していることが油とのなじみ性、保持性、
吸収性などに好結果を与える。この親油性多孔質無機材
料の量が10%未満であると油のなじみ、吸収性が悪化
し20重量%を越えると、耐ハクリ性が落ちるので好ま
しくない。
無機質添加剤は、上記の親油性多孔質無機材料以外に従
来から使用されているシリカ、タルク、酸化マグネシウ
ム、カオリン、硫酸バリウム、リン酸カリウム、炭酸カ
ルシウム、ケイソウ土などを添加して用いることもでき
る。
来から使用されているシリカ、タルク、酸化マグネシウ
ム、カオリン、硫酸バリウム、リン酸カリウム、炭酸カ
ルシウム、ケイソウ土などを添加して用いることもでき
る。
樹脂は添加物を結合するもので従来と同様フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂などが用い
られる。
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂などが用い
られる。
本発明の湿式摩擦材を製造するには、基材としての繊維
成分、摩擦調整剤および無機質添加剤、そして必要に応
じて定着剤を水中に分散させたのち、抄造機で抄紙し、
乾燥後所定の型に打抜く。つぎに打抜かれた基材にフェ
ノール樹脂を含浸させ、乾燥後加熱加圧成形して湿式摩
擦材が得られる。
成分、摩擦調整剤および無機質添加剤、そして必要に応
じて定着剤を水中に分散させたのち、抄造機で抄紙し、
乾燥後所定の型に打抜く。つぎに打抜かれた基材にフェ
ノール樹脂を含浸させ、乾燥後加熱加圧成形して湿式摩
擦材が得られる。
[発明の作用および効果]
本発明の湿式摩擦材は、無機質添加剤の少なくとも一部
に親油性多孔質無機材料を使用することにより、油のな
じみ性、吸収性、保持性が向上し、しかもこの親油性多
孔質無機材料は、不規則な形状の細片であるのでアグレ
ッシグ効果も高く耐熱性、高摩擦係数が確保され、これ
により、摩擦係数の長期安定化を図ることが可能となっ
た。
に親油性多孔質無機材料を使用することにより、油のな
じみ性、吸収性、保持性が向上し、しかもこの親油性多
孔質無機材料は、不規則な形状の細片であるのでアグレ
ッシグ効果も高く耐熱性、高摩擦係数が確保され、これ
により、摩擦係数の長期安定化を図ることが可能となっ
た。
[実施例]
以下本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定され
るものではない。
るものではない。
(実施例)
リンターパルプ45重量%、ガラス繊維5重量%、アラ
ミド繊維10重量%を水中にロ水度480〜520ml
になる様に叩解したのち、カシュー樹脂15重量%およ
び親油性多孔質無機材料(ロカベルブ#4209〔三井
金属鉱業(株)〕)15重量%、ケイソウ土10重量%
を順次仕込み、分散させ、硫酸バンドにより定着させた
のち、円網式抄造機により所定の秤量、厚さに抄紙する
。この抄紙した基材を所定のリンクに打抜き、フェノー
ル樹脂を抄紙した基材100重量部に対して28重量部
をディッピング方法により含浸し、170℃×2分間加
熱加圧成形と同時に金属板からなるディスクプレートに
接着して湿式摩擦材を得た。
ミド繊維10重量%を水中にロ水度480〜520ml
になる様に叩解したのち、カシュー樹脂15重量%およ
び親油性多孔質無機材料(ロカベルブ#4209〔三井
金属鉱業(株)〕)15重量%、ケイソウ土10重量%
を順次仕込み、分散させ、硫酸バンドにより定着させた
のち、円網式抄造機により所定の秤量、厚さに抄紙する
。この抄紙した基材を所定のリンクに打抜き、フェノー
ル樹脂を抄紙した基材100重量部に対して28重量部
をディッピング方法により含浸し、170℃×2分間加
熱加圧成形と同時に金属板からなるディスクプレートに
接着して湿式摩擦材を得た。
(比較例)
親油性多孔質無機材料の代わりにケイソウ土単独を25
重量%とした以外は実施例と同様にして湿式摩擦材を得
た。
重量%とした以外は実施例と同様にして湿式摩擦材を得
た。
(評価)
実施例、比較例で得られた湿式摩擦材をSAE No2
テスターにより5,000サイクルまでの摩擦試験を実
施した。
テスターにより5,000サイクルまでの摩擦試験を実
施した。
試験条件は、イナーシャ:2.5kgcm・sec2面
圧:8.4Kg/cm2 回転数:3600rpm ATF:トヨタオートフルードタイプT試験油温:12
0℃ である、試験結果を第1図に示す。
圧:8.4Kg/cm2 回転数:3600rpm ATF:トヨタオートフルードタイプT試験油温:12
0℃ である、試験結果を第1図に示す。
第1図に示されているように、比較例が初期より約7.
6%動摩擦係数が低下しているのに対し、実施例では約
2.7%の低下となり、半分以下の低下に滞まり動摩擦
係数の長期安定化が図られていることが分かる。
6%動摩擦係数が低下しているのに対し、実施例では約
2.7%の低下となり、半分以下の低下に滞まり動摩擦
係数の長期安定化が図られていることが分かる。
特許出願人 アイシン化工株式会社
代表者 宮地治夫
5、補正の内容
明細書第6頁最終行の後に、
第1図は実施例と比較例の摩擦私見の結果を示した図
である。」を挿入する。
である。」を挿入する。
Claims (2)
- 【請求項1】基材と摩擦調整剤と無機質添加剤と樹脂と
からな る混合材料を形成して得られる湿式摩擦材において、該
無機質添加剤の少なくとも一部は親油性多孔質無機材料
であり、しかも該親油性多孔質無機材料は、樹脂成分を
除く他成分の全体を100重量%としたとき10〜20
重量%であることを特徴とする湿式摩擦剤。 - 【請求項2】親油性多孔質無機材料は、真珠岩又は松脂
岩を粉 砕し処理して得られる粒径が6〜40μmである特許請
求の範囲第1項記載の湿式摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23021590A JPH04363384A (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 湿式摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23021590A JPH04363384A (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 湿式摩擦材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363384A true JPH04363384A (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=16904371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23021590A Pending JPH04363384A (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 湿式摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04363384A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09194822A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | 湿式摩擦材 |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP23021590A patent/JPH04363384A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09194822A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | 湿式摩擦材 |
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