JPH04364406A - 光学式膜厚モニタのモニタガラス交換装置 - Google Patents

光学式膜厚モニタのモニタガラス交換装置

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Publication number
JPH04364406A
JPH04364406A JP13904191A JP13904191A JPH04364406A JP H04364406 A JPH04364406 A JP H04364406A JP 13904191 A JP13904191 A JP 13904191A JP 13904191 A JP13904191 A JP 13904191A JP H04364406 A JPH04364406 A JP H04364406A
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JP
Japan
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monitor
glass
glasses
rotor
film thickness
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Withdrawn
Application number
JP13904191A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Okamoto
義昭 岡本
Yoshihisa Nakamura
佳央 中村
Makoto Hiramine
平峯 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAMOTO KOGAKU KAKOUSHIYO KK
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
OKAMOTO KOGAKU KAKOUSHIYO KK
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by OKAMOTO KOGAKU KAKOUSHIYO KK, Shin Meiva Industry Ltd filed Critical OKAMOTO KOGAKU KAKOUSHIYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空成膜装置により成
膜される基板の膜厚をモニタガラスによりリアルタイム
でモニタするための光学式膜厚モニタにおいて、そのモ
ニタガラスを交換する交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の光学式膜厚モニタと
して、投光器、ミラーボックス、モニタガラス、受光器
、計測器本体等からなり、モニタガラスを基板治具ドー
ムの回転中心近くで真空槽内の基板と同等の成膜条件が
得られるモニタ位置に配置して、そのモニタガラスに投
光器からの検知光を照射して反射または透過させ、その
反射光量または透過光量の変化を受光器で検知して膜厚
を計測するようにしたものが公知である。
【0003】ところで、上記基板に多数の成膜を層状に
して多層化する場合、各成膜の膜厚をモニタできるよう
にするために、上記のような光学式膜厚モニタにおいて
は、複数のモニタガラスを収容し、各成膜毎に逐次モニ
タガラスを交換するモニタガラス交換装置が備えられて
いる。そして、近年、成膜の数はより多層化する傾向に
あり、それに伴って、モニタガラスの必要枚数が増加す
るので、限られたスペース内で多数枚のモニタガラスを
収容できるようにしたモニタガラス交換装置が要求され
、このようなモニタガラス交換装置として、多数枚のモ
ニタガラスを積み重ねて収容する収容部を有し、該収容
部内のモニタガラスを最下端のものから一枚ずつ取り出
してモニタ位置に配設するようにしたものが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なモニタガラスを積み重ねて収容する方式のモニタガラ
ス交換装置では、研磨及び洗浄されたモニタガラスを真
空槽内の基板と同等の成膜条件が得られるモニタ位置に
配設するようにしているので、モニタガラスは上記収容
部内で積み重ねられ且つ真空加熱状態に保持されること
になる。そのため、上記モニタガラス同士は吸着して剥
離できなくなり、一枚一枚取り出すことができなくなる
という問題がある。
【0005】そこで、このような問題に対して、上記モ
ニタガラスの片面を磨りガラスにしてモニタガラス同士
の吸着を防止するものが考えられている。しかし、この
ものでは、片面が磨りガラスとなっているので、光学式
膜厚モニタで膜厚をモニタする場合は、透過光は利用で
きず反射光のみでモニタするという制約を受けることに
なる。更に、この反射光によってモニタするときは、モ
ニタガラスのモニタ位置に少しでも変動があると、反射
光を受光器で受光できなくなることがあり、正確な膜厚
の計測ができなくなるので、装置全体の機械的精度に対
する要求が厳しいものとなり、大型の装置に適用するの
は困難なものとなる。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、モニタガラスを積
み重ねて収容する方式のモニタガラス交換装置において
、光学式膜厚モニタや装置に制約を与えることなくモニ
タガラス同士の吸着を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明が講じた解決手段は、多数枚のモニタガラスを
積み重ねて収容する収容部を有し、該収容部内のモニタ
ガラスを最下端のものから一枚ずつ取り出してモニタ位
置に配設するようにした光学式膜厚モニタのモニタガラ
ス交換装置を前提とする。そして、上記収容部内で積み
重ねて収容される各モニタガラスに、その上面の外周部
に所定の厚さを有する隙間形成部材を固定する構成とし
ている。
【0008】
【作用】上記の構成により、本発明では、各モニタガラ
スの上面の外周部に所定の厚さを有する隙間形成部材を
固定しているので、収容部内に積み重ねて収容されてい
る各モニタガラス同士は、互いに上記隙間形成部材の厚
さ分だけ隙間を有することになる。そのため、真空加熱
状態に保持されていても上記モニタガラス同士は吸着す
ることはなく、上記収容部内のモニタガラスを最下端の
ものから一枚ずつ取り出すのを容易に行え、モニタガラ
ス交換装置の作動時の信頼性を向上させられる。そして
、モニタガラスの片面を磨りガラスとする必要がないの
で、光学式膜厚モニタで膜厚をモニタする場合に、反射
光によっても透過光によっても膜厚をモニタすることが
できる。
【0009】また、上記隙間形成部材はモニタガラス上
面の外周部に固定されるので、上記光学式膜厚モニタで
膜厚をモニタするときの光の経路を妨げることはない。 更に、モニタガラスの下面は研磨されたガラス面のまま
であるので、モニタガラスをモニタ位置に配設するとき
に、上記隙間形成部材が邪魔になることはなく安定して
上記モニタ位置に着座させることができ、常に精度の良
い膜厚測定が維持され、光学式膜厚モニタによる膜厚測
定を高精度に安定して行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1〜図6は本発明を成膜装置たるドーム
型蒸着装置に適用した実施例を示す。図1及び図2にお
いて、1は真空槽である。そして、図示しないが、その
内底壁には電子銃及びるつぼからなる成膜材料供給源と
しての蒸着源が配置されている。また、真空槽1内の上
部には例えば4つの基板ホルダが、真空槽1中心の鉛直
方向の軸心回りに公転可能に且つ上記蒸着源と直交する
傾斜中心軸回りに自転可能に配設されている。各基板ホ
ルダは、蒸着により成膜しようとする複数の基板を保持
するものであり、この基板ホルダを自転かつ公転させな
がら、その状態でるつぼから蒸発した蒸発材料を上方に
飛翔させて各ガラス基板に光学薄膜を形成するようにし
ている。
【0012】また、上記基板に形成される膜の膜厚をリ
アルタイムで測定するための光学式膜厚モニタ50が具
備されている。この膜厚モニタ50は、図6に詳細な構
成を示すように、蒸発物質の飛翔領域に配置されるモニ
タガラスGmを基板と同等の試料とし、これに照射した
検知光の反射度合または透過度合を計測して膜厚を判定
する光学式のモニタであり、モニタガラスGmに入射光
Bi(検知光)を照射する投光器51と、入射光Bi及
びモニタガラスGmからの反射光Br(計測光)を変向
案内するミラーボックス56と、透過光Bt(計測光)
を変向案内するミラーボックス70と、反射光Brを受
ける受光器61と、透過光Btを受ける受光器71と、
計測器(図示せず)とを備え、投光器51と受光器61
とはミラーボックス56を挟んで対向配置されている。 上記投光器51はケース52内に光源53、ピンホール
板54、図外のチョッパ及び集光用のレンズ55を順に
配置したものであり、ミラーボックス56内には、ピン
ホール板54で適当径に絞られた検知光をモニタガラス
Gmに向かって反射する第1反射ミラー57と、モニタ
ガラスGmからの反射光Brを受光器61に向けて反射
する第2反射ミラー58とが隣接して配置されている。 このミラーボックス56の下方にはモニタガラスGmへ
の入射光Bi及びその反射光Brの光路を形成する光路
筒59が配設され、該光路筒59の下側にはモニタガラ
スGmが配置されている。また、上記ミラーボックス7
0は、モニタガラスGmの下方で電子銃及びるつぼから
なる蒸着源を避けた位置に配置されており、このミラー
ボックス70内には、モニタガラスGmからの透過光B
tを受光器71に向けて反射する第3反射ミラー72が
配置されている。
【0013】上記受光器61は、上記第2反射ミラー5
8に対向してミラーボックス56に装着される光路筒6
2と、該光路筒62にフィルタ63を介して接合された
光電変換ユニット65とを有する。同様に、上記受光器
71も、上記第3反射ミラー72に対向してミラーボッ
クス70に装着される光路筒73と、該光路筒73にフ
ィルタ74を介して接合された光電変換ユニット76と
を有する。上記各フィルタ63,74は、光路筒62,
73にそれぞれ装着したフィルタ保持枠64,75に対
し着脱可能に装填されており、その光干渉作用によりモ
ニタガラスGmからの反射光Brまたは透過光Btの中
から特定波長の単色光のみを通過させる。上記各光電変
換ユニット65,76は、図示しないが光電管やフォト
ダイオード等の光電変換素子とその出力を増幅するアン
プとを内蔵しており、上記単色光による信号電流を計測
器に出力するようになっている。
【0014】そして、図1及び図2に示す如く、真空槽
1の上壁1aには上壁1aを貫通する円形の貫通孔2が
開口され、この貫通孔2の周囲には円筒状のスペーサ3
が立設され、このスペーサ3の上端開口は蓋部材4で気
密状に閉塞されている。この蓋部材4には蓋部材4を貫
通する開口5が形成されており、図1では示していない
が、上記ミラーボックス56は、蓋部材4の上側に上記
開口5の内部をモニタガラスGmへの入射光Bi及び反
射光Brが通過するように位置付けられて装着されてい
る。66は開口5の上端開放部を閉塞するガラスである
。また、上記光路筒59は鉛直上下方向に延び、その上
端が蓋部材4の開口5と合致した状態で蓋部材4の下面
にボルト67により締結固定されている。従って、上記
蓋部材4の開口5及び光路筒59により、モニタガラス
Gmへの入射光Bi及びその反射光Brの光路60が形
成されている。
【0015】上記蓋部材4には蓋部材4を貫通する挿通
孔6が上記光路60形成用の開口5と所定の間隔をおい
て形成され、この挿通孔6にはそれと同心に配置した上
側筒部材7の下端が気密状に挿通され、この筒部材7は
溶接により蓋部材4に固定されている。蓋部材4の下面
には挿通孔6,従って上側筒部材7と同心に配置した下
側筒部材8が垂設され、この筒部材8は上端で挿通孔6
の周囲にボルト締結されている。上側及び下側筒部材7
,8には上記光路60と平行に上下方向に延びる回転軸
9が回転可能にかつ所定ストロークだけ上下方向に摺動
可能に挿通支持されている。回転軸9の下端には回転子
18がボルト17により移動一体に取り付けられている
【0016】一方、上記回転軸9の上端は上側筒部材7
の上端開口から突出し、この上端部にはギヤ12が回転
一体にかつナット12aにより昇降一体に取り付けられ
ている。上記ギヤ12下側の回転軸9には昇降アーム1
0の先端が相対回転可能にかつ昇降一体に係合され、こ
のアーム10は駆動装置11における昇降アクチュエー
タにカム機構(いずれも図示せず)を介して連結されて
おり、昇降アーム10によって回転軸9を落下不能に支
持するとともに、昇降アクチュエータの作動により回転
軸9及び回転子18を一定ストローク(例えば3〜5m
m)だけ昇降させるようにしている。
【0017】また、上記ギヤ12にはそれと同じ歯数の
ギヤ13が噛合され、このギヤ13には、円周方向に等
間隔をあけて配置された6つのカム溝14a,14a,
…を有する6分割ゼネバギヤ14が連結され、このゼネ
バギヤ14に噛み合うドライブピン15は駆動装置11
におけるモータ等の回転アクチュエータ16の出力軸に
固定されており、アクチュエータ16の作動によりゼネ
バギヤ14を1/6回転させて回転軸9を60°だけ間
欠的に回動させる。そして、上記昇降アクチュエータ及
び回転アクチュエータ16を交互に作動させることで、
回転子18を下降位置のまま回転軸9回りに60°だけ
回動させた後、一定ストロークだけ上昇させ、次いで該
上昇位置のまま回転軸9回りにさらに60°だけ回動さ
せた後、上記上昇動作と同じストロークだけ下降させる
動きを1サイクルとして、これを回転子18の1回転に
ついて3回反復させるようにしている。
【0018】図4に示すように、上記回転子18は略円
板状の部材で、その外周には、回転中心から上記蓋部材
4における挿通孔6と開口5との間の間隔と同じ距離だ
け離れた一定半径の円周上の所定位置に、上側に突出す
る一定幅の突出部18aが形成され、この突出部18a
の上面は平面とされている。また、回転子18の外周に
は上記突出部18a上面の幅方向中央位置を中心とする
3つの円形切欠き状の開口19,19,…が上下に貫通
して形成され、この各開口19の内径はモニタガラスG
mの外径(例えば24.8mm)よりも若干小さく設定
されている。各開口19の上縁部には、回転子18の円
周方向に沿った対向する上縁部をそれぞれ略モニタガラ
スGmの厚さだけ段差状に切り欠いてなる1対の切欠段
部からなるガラス保持部20が形成され、このガラス保
持部20にモニタガラスGmの対向する周縁部を嵌合す
ることで、モニタガラスGmをその上面を突出部18a
上面と面一にして回転子18で保持するようにしている
【0019】また、上記下側筒部材8の下端には回転子
18を覆うフランジ状の上側及び下側カバー21,23
が取付固定され、上側カバー21は回転子18の上方に
、また下側カバー23は同下方にそれぞれ配置されてい
る。上側カバー21は本体21aとその下方に所定間隔
をあけて配置された中間デッキ部21bとからなる2重
構造に構成されている。この本体21a及び中間デッキ
部21bは回転軸9と同心の略円板状のもので、各々の
外周縁縁は側壁21cにより一体に結合され、この側壁
21cは下方に延長されている。中間デッキ部21bに
は上記回転子18の突出部18aとの干渉を避ける環状
のガイド溝22が形成され、突出部18aは上面を中間
デッキ部21bよりも上方に突出せしめて回動するよう
になっている。一方、下側カバー23は円板状のもので
、その外周縁が上方に折り曲げられ、この折曲げ部分が
上記上側カバー21外周の側壁21c延長部分に外嵌合
されて取付支持されている。さらに、上側カバー21の
本体21a及び中間デッキ部21bと下側カバー23と
には上記光路60に対応した位置にそれぞれモニタガラ
スGmと同径の開口24〜26が形成されている。
【0020】そして、図2に示すように、上記駆動装置
11の作動に伴う回転子18の昇降動作及び回動により
、その3つのガラス保持部20,20,…が互いに12
0°ずつ離れた3つの下降ステーションS1,S3,S
5で下降移動し、さらに、その各々から60°回転した
3つの上昇ステーションS2,S4,S6で上昇移動す
るが、上記3つの下降ステーションS1,S3,S5の
うちの1つがモニタステーションS5とされ、このモニ
タステーションS5に上記光路60が対応して配置され
ている。よって、光路60の中心はモニタステーション
S5において回転子18の開口19の周回軌跡と交差し
ている。
【0021】また、上記3つの上昇ステーションS2,
S4,S6のうち、上記モニタステーションS5から回
転方向前側(図2で反時計回り方向)に180°の間隔
をあけたステーションは供給ステーションS2とされ、
このステーションS2に対応する上側カバー21上面に
は例えば100枚程度の未使用のモニタガラスGm,G
m,…を積み重ねて収容する収容部としての有底円筒状
の供給カートリッジ31が配置されている。この供給カ
ートリッジ31に積み重ねて収容される上記各モニタガ
ラスGmの上面には、図7にも示すように、外周部の円
周等分の3つの位置に耐熱樹脂からなる隙間形成部材4
0が固定さている。この隙間形成部材40は、それぞれ
所定の厚さ(例えば0.1mm)に形成されており、上
記モニタガラスGm,Gm,…が上記供給カートリッジ
31内で積み重ねて収容されるときに、モニタガラスG
m同士の間に上記所定の厚さ分の隙間41を形成するよ
うにしている。
【0022】さらに、3つの下降ステーションS1,S
3,S5のうち、上記供給ステーションS2の回転方向
前側(図で反時計回り方向)に隣接しかつモニタステー
ションS5から回転方向後側(図で時計回り方向)に1
20°の間隔をあけたステーションは戻入れステーショ
ンS1とされ、このステーションS1に対応する上側カ
バー21上面には100枚程度の使用済みモニタガラス
Gm,Gm,…を積み重ねて収容可能な有底円筒状の戻
入れカートリッジ32が配置されている。
【0023】上記供給及び戻入れカートリッジ31,3
2は、後述する各々の挿通孔34,36が一連の円弧形
状に連続するように側壁で接合されて一体化されている
。上記上側カバー21には、戻入れ及び供給ステーショ
ンS1,S2に対応する部分を本体21aから中間デッ
キ部21bまで両カートリッジ31,32の底部形状に
合わせて切り欠いてなるカートリッジ装着部27が形成
されており、この装着部27に両カートリッジ31,3
2の底部を装着するようにしている。また、上記下側筒
部材8の側面には上記戻入れ及び供給ステーションS1
,S2に対応してカートリッジ押え部材28がねじ29
により着脱可能に取り付けられ、この押え部材28の下
面にはコイルばね30の上端を嵌合可能なばね受溝28
aが形成されている。また、両カートリッジ31,32
の上端は蓋33により閉じられ、この蓋33の上面には
上記コイルばね30の下端を嵌合可能なばね受溝33a
が形成されている。そして、上記カートリッジ装着部2
7に装着された両カートリッジ31,32を押え部材2
8との間のコイルばね30の伸長付勢力によりカートリ
ッジ装着部27に押し付けて保持するようにしている。
【0024】図5にも示すように、上記供給カートリッ
ジ31の底壁には、回転子18の突出部18a(各ガラ
ス保持部20)を挿通せしめる円弧状の挿通孔34が開
口されている。また、供給カートリッジ31には回転子
18の回転方向後側に相当する側壁下部に、カートリッ
ジ31内の最下段のモニタガラスGmのみを水平横方向
に挿通可能な取出し口35が切欠形成されている。同様
に、戻入れカートリッジ32の底壁には、回転子18の
突出部18a(各ガラス保持部20)を挿通せしめる円
弧状の挿通孔36が開口され、戻入れカートリッジ32
における回転子18の回転方向前側に相当する側壁下部
には上記供給カートリッジ31の取出し口35と同じ高
さ位置に、1枚のモニタガラスGmを水平横方向にスラ
イドさせて戻入れカートリッジ32内部に挿入可能な戻
入れ口37が切欠形成されている。
【0025】そして、基板に対する蒸着時、基板に対す
る膜が変えられる都度、それに対応してモニタガラスG
m,Gm,…を交換する。このモニタガラスGm,Gm
,…の交換の際は、駆動装置11による回転子18のサ
イクル動作により、図2及び図5に示すように、その各
ガラス保持部20を供給ステーションS2で下降位置か
ら上昇させて、供給カートリッジ31のモニタガラスG
mの中から最下端のものをガラス保持部20に移して保
持し、その後の回転子18の回動により該モニタガラス
Gmを取出し口35から取り出し、このモニタガラスG
mをステーションS3,S4を経てモニタステーション
S5に供給する。一方、使用後のモニタガラスGmにつ
いては、戻入れステーションS1よりも1つ前の上昇ス
テーションS6から上昇位置のままで回転子18を回動
させることにより、戻入れステーションS1でガラス保
持部20のモニタガラスGmを戻入れ口37から戻入れ
カートリッジ32の内底部に押し込み、その後の回転子
18の下降によりモニタガラスGmの保持を解除するよ
うに構成されている。
【0026】さらに、上記3つの下降ステーションS1
,S3,S5のうち、上記供給ステーションS2の回転
方向後側(図2で時計回り方向)に隣接したステーショ
ンは加熱ステーションS3とされ、このステーションS
3に対応する上側カバー21の本体21aにはモニタガ
ラスGmと同径の開口38が形成されており、加熱ステ
ーションS3でモニタガラスGmが停止しているときに
、そのモニタガラスGmを真空槽1内に晒して基板と同
温度まで予備加熱するようにしている。
【0027】尚、図2の周辺部及び図5の下部に記載し
た矢印は、回転子18の動きを示し、「上昇」は上昇状
態であり、「下降」は下降状態である。また、白丸は停
止位置を示している。
【0028】次に、上記実施例の作用について説明する
【0029】蒸着処理の前に、予め、蓋部材4を取り外
して上下の筒部材7,8、回転軸9、回転子18、カバ
ー21,23、供給カートリッジ31、戻入れカートリ
ッジ32等を真空槽1外に取り出す。この取り出した供
給カートリッジ31内に多数枚のモニタガラスGm,G
m,…を隙間形成部材40を固定した面を上面にして収
容した後、このカートリッジ31及び戻入れカートリッ
ジ32を上側カバー21上面のカートリッジ装着部27
に装着し、それをコイルばね30の付勢力によって押し
付けて固定する。
【0030】その際、供給及び戻入れカートリッジ31
,32は互いに一体化されているので、その底部をカー
トリッジ装着部27に装着するだけで、底壁の挿通孔3
4,36が上側カバー21の中間デッキ部21bにおけ
るの環状ガイド溝22と合致するように位置決めしてセ
ットされ、よってカートリッジ31,32のステーショ
ンS2,S1に対する位置決めを容易に行うことができ
る。
【0031】次いで、上記とは逆に、筒部材7,8、回
転軸9、回転子18、カバー21,23、供給カートリ
ッジ31、戻入れカートリッジ32等を真空槽1内に挿
入して、蓋部材4で真空槽1を密閉する。そして、真空
槽1内に基板をセットした後、真空槽1内を吸引排気し
て真空にするとともに、その内部を加熱し、基板の蒸着
処理のための待機状態とする。
【0032】このような待機状態で、膜厚モニタ50の
モニタガラスGmをモニタ位置にセットするために駆動
装置11が作動する。図2及び図5に示すように、初期
の状態では、上記回転子18は下降位置にあり、その3
つのガラス保持部20,20,…はいずれも下降ステー
ションS1,S3,S5に位置しており、その1つが戻
入れステーションS1に停止している。尚、3つのガラ
ス保持部20,20,…の動きはいずれも同じであるの
で、ここでは上記戻入れステーションS1を移動開始位
置とする1つのガラス保持部20の動きについて説明す
る。すなわち、駆動装置11の作動により回転子18が
1サイクルの動作を開始する。先ず、回転アクチュエー
タ16が作動して回転子18が下降位置のままで60°
回動し、上記ガラス保持部20は戻入れステーションS
1から供給ステーションS2に移動する。この後、昇降
アクチュエータの作動により回転軸9が回転子18と共
に上昇し、この回転子18の上昇によりガラス保持部2
0に供給カートリッジ31内の最下端のモニタガラスG
mが回転子18の回転前後方向から嵌合する。この状態
で、回転アクチュエータ16の作動により回転子18が
上昇位置のままで60°回動する。この回動により、上
記最下端のモニタガラスGmがガラス保持部20に嵌合
保持されたまま水平横方向に移動して、供給カートリッ
ジ31の取出し口35から取り出される。このモニタガ
ラスGmの取出しにより供給カートリッジ31内でモニ
タガラスGm,Gm,…が1枚の厚さ分及び隙間形成部
材40の厚さ分だけ落下移動する。上記ガラス保持部2
0に保持されたモニタガラスGmが回転子18の回動に
より加熱ステーションS3に移動すると、昇降アクチュ
エータが作動して回転軸9が回転子18と共に下降し、
以上で回転子18の1サイクルの動作が終了する。この
回転子18の移動停止により、モニタガラスGmは所定
時間加熱ステーションS3に保持される。この加熱ステ
ーションS3の上側カバー21には開口38が形成され
ているので、この開口38を通してモニタガラスGmが
真空槽1内の熱源により加熱され、その温度が基板と同
程度に上昇する。尚、2番目以降のモニタガラスGmは
、それに先行するモニタガラスGmがモニタステーショ
ンS5で成膜モニタのために使用されている時間だけ回
転子18の移動が停止するので、同時間だけ加熱ステー
ションS3に停止保持される。
【0033】この加熱ステーションS3での所定時間の
停止後、駆動装置11の作動により回転子18が上記と
同様にして2番目の1サイクルの動きを再開する。すな
わち、回転子18が下降位置のままで60°回動して、
上記ガラス保持部20に保持されたモニタガラスGmは
加熱ステーションS3から次の上昇ステーションS4に
移動する。次いで、回転子18が上昇した後、その上昇
位置のままで60°回動する。この回動によりモニタガ
ラスGmがモニタステーションS5に移動すると、回転
子18が下降し、以上で回転子18の2番目の1サイク
ル動作が終了する。尚、このとき、2番目のモニタガラ
スGmは加熱ステーションS3に供給される。
【0034】上記回転子18のモニタステーションS5
での下降移動により、モニタガラスGmは下側カバー2
3の開口26に近接配置され、その開口26を通して蒸
着源からの蒸着物質の飛翔領域に露出する。このことに
よってモニタガラスGmのモニタ位置へのセットが完了
する。このモニタガラスGmのセットの後、その状態で
蒸着源を加熱して各基板に最初の蒸着処理を行う。また
、これと同時に、膜厚モニタ50により、上記モニタガ
ラスGmへの蒸着物質の付着量を監視し、その膜厚が適
正になると蒸着処理を終了する。この場合、上記モニタ
ガラスGmへの蒸着物質の付着量の監視は、反射光Br
によるか透過光Btによるかは成膜の種類等によって選
択的に使い分けられる。
【0035】この蒸着処理の際、上記モニタガラスGm
は予め、加熱ステーションS3で加熱されて、その温度
は基板と同温度まで上昇しているので、モニタガラスG
mと基板との特性を相似させることができ、このため、
モニタガラスGmに対する蒸着物質の付着特性を光学モ
ニタで監視することは、基板への同特性を監視すること
と同等になり、基板の膜厚制御性やその精度を高めるこ
とができる。
【0036】こうして基板に対する最初の蒸着処理が終
了すると、上記使用済みのモニタガラスGmを次のもの
と交換する。この交換は、回転子18が上記と同様にし
て3番目(最後)の1サイクルの動きを再開することで
行われる。すなわち、駆動装置11の作動により回転子
18が下降位置のままで60°回動し、この動きにより
上記ガラス保持部20に保持された使用済みのモニタガ
ラスGmはモニタステーションS5から次の上昇ステー
ションS6に移動する。次いで、回転子18は上昇した
後、その上昇位置のままで60°回動して元の戻入れス
テーションS1に移動する。この回転子18の上昇位置
を保ったままの上昇ステーションS6から戻入れステー
ションS1の移動により、モニタガラスGmは戻入れ口
37から戻入れカートリッジ32内底部に水平方向にス
ライドして押し込まれる。次いで、回転子18が下降し
、以上で回転子18の3番目の1サイクル動作が終了す
る。そして、この回転子18の下降移動により、ガラス
保持部20は下降移動するが、モニタガラスGmはカー
トリッジ32に残り、このことでモニタガラスGmが戻
入れカートリッジ32内に移載されて収容される。 尚、このとき、2番目のモニタガラスGmはモニタステ
ーションS5に、また3番目のモニタガラスGmは加熱
ステーションS3にそれぞれ供給される。
【0037】このようにしてモニタガラスGmを交換し
た後、上記と同様にして、新しいモニタガラスGmで膜
厚をモニタしながら基板に対し2回目の蒸着処理を行う
。以下、同様にして供給カートリッジ31内のモニタガ
ラスGm,Gm,…を順にモニタステーションS5に供
給し、かつ使用済みのモニタガラスGmを戻入れカート
リッジ32に収容しながら、基板に多層膜の蒸着処理を
行う。そして、基板に対する多層膜の蒸着処理が全て終
了した後、冷却を待って、上記使用済みのモニタガラス
Gm,Gm,…をカートリッジ32ごと、真空槽1から
取り出せばよい。
【0038】ここで、上記供給カートリッジ31内にお
いては、各モニタガラスGmの上面に隙間形成部材40
を固定して複数のモニタガラスGm,Gm,…が積み重
ねて収容されているので、上記供給カートリッジ31内
において、各モニタガラスGm同士の間には、隙間40
が形成されていて、真空加熱状態となってもモニタガラ
ス同士が吸着するのを防止することができる。そのため
、供給カートリッジ31内の最下端のモニタガラスGm
をガラス保持部20に嵌合保持し、水平方向に移動して
上記供給カートリッジ31の取出し口35から取り出す
のをスムーズに行うことができ、モニタガラス交換装置
の作動時の信頼性を向上させることができる。
【0039】また、上記隙間形成部材40は、モニタガ
ラスGmの上面の外周部に固定されているので、モニタ
ガラスGmに照射される入射光Bi及びその反射光Br
または透過光Btの経路を妨げることはない。更に、モ
ニタガラスGmが供給カートリッジ31内から取り出さ
れガラス保持部20に保持されるとき、モニタガラスG
mの下面がガラス保持部20に着座することになるが、
上面に固定された隙間形成部材40は上記モニタガラス
Gmのガラス保持部20への着座を妨げることなく確実
なものとし、モニタガラスGmのモニタ位置への狂いを
生じさせることもない。そのため、常に精度の良い膜厚
測定を維持することができ、光学式膜厚モニタによる膜
厚測定を高精度に安定して行うことができる。
【0040】また、モニタガラスGmは片面を磨りガラ
スにする必要はなく、光学式膜厚モニタによる膜厚の測
定は、反射光Brによっても透過光Btによっても行う
ことができ、大きな装置に適用する場合に有利となる。
【0041】図8は変形例を示す。同図において、42
は上記実施例における隙間形成部材40に代わるもので
、リング状に形成され所定の厚さを有しておりモニタガ
ラスGmの上面外周部に嵌合されるようにした隙間形成
部材である。この変形例における隙間形成部材42によ
っても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。 また、この隙間形成部材42は、モニタガラスGmに着
脱可能に嵌合されており、そのため、モニタガラスGm
をモニタ使用した後、該モニタガラスGmから取り外し
て未使用のモニタガラスGmに嵌合して再使用すること
ができる。
【0042】尚、上記実施例は本発明を蒸着装置に適用
した実施例であるが、本発明は蒸着装置以外の他の真空
成膜装置に対しても適用できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における光
学式膜厚モニタのモニタガラス交換装置によれば、収容
部内に積み重ねて収容される各モニタガラスの上面の外
周部に、所定の厚さを有する隙間形成部材を固定してい
るので、各モニタガラス同士の吸着を防止することがで
き、装置作動時の装置全体としての安定性及び信頼性の
向上を図ることができる。
【0044】更に、光学式膜厚モニタによる膜厚測定を
反射光と透過光とのどちらによっても行えるので、装置
の大小に関係なく幅広く容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るモニタガラス交換装置の
要部の垂直方向に沿った断面図である。
【図2】同じく水平方向に沿った断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った要部断面図である。
【図4】回転子の平面図である。
【図5】交換装置の要部をモニタガラスの搬送中心に沿
って展開した展開図である。
【図6】膜厚モニタの概略構造図である。
【図7】モニタガラスの上面視図である。
【図8】変形例を示すモニタガラスの積み重ね図である
【符号の説明】
1  真空槽 31  供給カートリッジ(収容部) 40  隙間形成部材 42  隙間形成部材 50  膜厚モニタ Gm  モニタガラス Bi  入射光 Br  反射光 Bt  透過光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多数枚のモニタガラスを積み重ねて収
    容する収容部を有し、該収容部内のモニタガラスを最下
    端のものから一枚ずつ取り出してモニタ位置に配設する
    ようにした光学式膜厚モニタのモニタガラス交換装置に
    おいて、上記収容部内で積み重ねて収容される各モニタ
    ガラスには、その上面の外周部に所定の厚さを有する隙
    間形成部材が固定されていることを特徴とする光学式膜
    厚モニタのモニタガラス交換装置。
JP13904191A 1991-06-11 1991-06-11 光学式膜厚モニタのモニタガラス交換装置 Withdrawn JPH04364406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003240535A (ja) * 2002-02-01 2003-08-27 Leybold Optics Gmbh コーティング層の特性を測定するデバイス用装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003240535A (ja) * 2002-02-01 2003-08-27 Leybold Optics Gmbh コーティング層の特性を測定するデバイス用装置

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