JPH04365547A - ワイヤソー用位置調整装置 - Google Patents

ワイヤソー用位置調整装置

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Publication number
JPH04365547A
JPH04365547A JP3143009A JP14300991A JPH04365547A JP H04365547 A JPH04365547 A JP H04365547A JP 3143009 A JP3143009 A JP 3143009A JP 14300991 A JP14300991 A JP 14300991A JP H04365547 A JPH04365547 A JP H04365547A
Authority
JP
Japan
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position adjustment
stage
wire
wire saw
adjustment device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3143009A
Other languages
English (en)
Inventor
Utayoshi Eguchi
江口 詠美
Masaichi Baba
馬場 政一
Hiroshi Sakaguchi
坂口 央
Kaoru Miyoshi
薫 三好
Shigeki Yamamura
茂樹 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH04365547A publication Critical patent/JPH04365547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0038Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of frames; of tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェライト、セラミッ
クス等の高硬度な材料を加工するワイヤソーの加工精度
及び効率を向上させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRの磁気ヘッドにおけるヘッドチッ
プは、図9に示すように、数十ヘッド分のヘッド形状を
棒状に形成したヘッドコア素材110をワイヤソー等に
よって一つ一つのチップに切断することによって加工す
る。ワイヤソーは、図3(a)に示すように一般的には
三本以上のローラ105にワイヤ100を等間隔に複数
回巻き、ワイヤ100を往復または1方向に走行させ、
砥粒を供給しながらワイヤ100の片側から被加工物1
10を押しつけることによって切断を行なう。ヘッドチ
ップの場合は複数本のヘッドコア素材110をワイヤ走
行方向に並べて一度に加工を行う。また、ワイヤ100
はローラ105の摩耗、機種変更に伴うピッチ変更など
の理由により時々巻き換えを行う。
【0003】ワイヤソーは一般にワイヤ100が不安定
なため、切断面のうねりが大きく、切断位置精度が悪い
という欠点を持っている。このうちうねりが減少すると
いう効果から、図3(b)のようにワイヤ100の両側
から押しつけるという方法が特開昭54−163491
号公報に示されている。
【0004】図9は、ワイヤソーによる、ヘッドチップ
の切断途中の状態を示した図であるが、切断位置精度に
関しては、あらかじめヘッドコア素材110に設けられ
たギャップ111の位置に対する切断面の位置や方向に
ミクロンオーダーが要求される。従って、ワイヤソーで
切断を行なうにはワイヤ100の位置に対するギャップ
111の位置を高精度に位置合わせしなければならない
【0005】ワイヤソーにおける被加工物の位置合わせ
は、特開昭63−312057号公報に示されるウエハ
の切断のように、装置に取り付けられた被加工物の端面
位置を基準にする方法がある。ウエハの場合には傾きを
調整すればよいが、VTRヘッドチップの場合には位置
と傾きの二軸の調整が必要となるためこの方法では不便
である。そこで、ダミー切断を行なって、機外で位置合
わせを行ないながら治具に被加工物を貼付けるという方
法が取られることもある。この場合には装置取付けの位
置再現性が問題となるため、貼り付け後、わずかに加工
を行ない、位置ずれが起きていれば、装置上の位置調整
ステージ1により位置を修正する。
【0006】また、従来の位置調整ステージは、図10
に示すような、マイクロメータヘッド150等を用い、
ガイドには回転方向と直進のベアリング151,152
を使用している。また、位置調整後はクランプ153,
154によってステージを固定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ミクロンオーダーの加
工精度を得るためには他の誤差要因の存在も考えると位
置調整には少なくとも±1μmの精度が必要である。端
面基準ではギャップ111の位置に対する端面位置のば
らつきがあるため、必要精度を得ることは難しい。これ
に対し、ダミー方式では取付時の位置再現性に限界があ
るため、この精度を得ることは困難である。また、最終
的に加工を行う時点で位置が合っているという確認がで
きないため、製品の歩留りが悪くなる。さらに、ダミー
方式では何度も装置へのつけはずしを行うため段取りに
非常に時間がかかる。また、複数本のワイヤ100が狭
い間隔で張られており、端のワイヤはローラ溝が変形し
ているため加工には使用できない。従って、いずれの方
法にせよ、同一線上のギャップ111を間違えて別々の
ワイヤ100に合わせることのないよう数を数えるなど
細心の注意を払わなければならない。これは非常に時間
がかかるため、ステージのストロークは、ワイヤのピッ
チより小さくした方がよい。しかし、ワイヤ位置はロー
ラ溝の位置が不定なため、張り換え時に変わる可能性が
ある。従って、ワイヤピッチ以上のストロークが必要と
なり、合わせ位置のばらつきの中心がワイヤ張り換え毎
に変化する。
【0008】また、ワイヤ100の上下より加工を行う
場合に適用するには、三本のローラ105の内側に位置
調整ステージ1を設ける必要がある。うねりを小さくす
るには、ローラ105の間隔は小さい方が好ましいため
、ステージ1は小形なものでなければならない。
【0009】さらに、数100Nの大きな加工外力に耐
えるため、位置合せ後ステージ1は強力に固定されなけ
ればならない。また、この固定時には位置ずれが起きて
はならない。
【0010】本発明の一つの目的は、ワイヤソーにおい
て、切断位置精度1μm以下の高精度な位置調整を短時
間で行うことのできる位置調整方法及び位置調整ステー
ジを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ワイヤソーの位置合
わせの必要ストロークを充分に満足し、合わせたいワイ
ヤと被加工物の組合せを簡単に判断できる位置調整方法
及び位置調整ステージを提供することである。
【0012】本発明の更に他の目的は、ローラの内側に
入れることのできる小形な位置調整ステージを提供する
ことにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、精度が良く加工
外力に耐え得る強力な固定機能を持った、ワイヤソー用
位置調整ステージを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、位置調整は光学系によりギャップとワイヤを見るこ
とにより行う。
【0015】ワイヤと被加工物の組合せを判断するには
、一定のストロークを持ち、その中間に原点を持つ微動
ステージを、粗動ステージにより動かすことができる構
造とし、通常は微動のみを用い原点で最も近いワイヤと
ギャップの組み合わせで位置調整し、ワイヤ張り換え時
には、粗動ステージを用い原点位置を移動し、その組み
合わせを確認できる程度に調整する。
【0016】また、小形化するために駆動機構にはカム
を用い、これを可動試料台とは別の可動ステージにのせ
た。
【0017】また、ステージを強力に固定するために固
定機能にはスライド機構付きの油圧シリンダを用いた。
【0018】
【作用】光学系を用いて位置調整を行うことによりワイ
ヤと素材を直接位置合わせすることができるため高精度
に位置調整を行うことができる。また、微動と粗動の組
合わせとすることにより、通常の位置合せ時には、簡単
に組合わせを判断することができ、ワイヤ張り換えによ
るワイヤ位置の移動に対応して、原点、即ち、組合わせ
を判断するための基準位置を移動することができる。
【0019】また、カムを用いれば駆動機構は小形とな
り、これを可動ステージにのせれば微動ステージと粗動
ステージを積み重ねる必要がないため、ステージ全体が
小形となる。
【0020】また、油圧シリンダを用いることにより、
小形形状でも強力な力でステージを固定することができ
、スライド機構を用いることによりシリンダの動きを吸
収して精度良く固定することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す。
【0022】図1は本発明を適用したワイヤソーの位置
調整ステージである。図1(a)は上断面図であり、図
1(b)は側断面図である。図のX方向はワイヤ100
の走行方向であり、Z方向は被加工物110の切断方向
である。被加工物110は治具120に貼り付け位置調
整ステージに取り付ける。2は固定部であり、図示しな
い上下機構に固定されている。3は移動部であり、固定
部2に対して平面運動をする。治具120はこの移動部
3に取り付ける。固定部2の移動部3との接触面には、
位置調整時の滑りを良くするため、黄銅4を貼りつけて
ある。移動部3はピン5により固定部2に対してY方向
及びZ軸まわりの回転方向に移動可能に支持されている
。被加工物110の中心に回転中心をもってくるため、
ピン5の位置は被加工物110の中心となっている。
【0023】ピン5は、移動部3に圧入されている。こ
れに対し固定部2には幅がピンの直径と同じでY方向に
長い穴6があけてある。穴6の長さはストロークに応じ
て変えてよい。
【0024】7は粗動のための偏心カムであり以下これ
を粗動カムと呼ぶ。粗動カム7のストロークは装置機能
上必要なストロークを満足している。8は粗動カム7よ
り小さく偏心カムであり、以下これを微動カムと呼ぶ。 微動カム8のストロークは多機種のヘッドチップを加工
する際に考えられるピッチのうち最小のピッチよりも小
さい。粗動カム7と微動カム8はそれぞれの中心軸を同
一のブロック9にベアリング10,11によって回転可
能に支持されており、ブロック9は固定部2に、Y方向
に動くことのできるクロスローラテーブル15を介して
取り付けられている。
【0025】固定部2に取り付けられたねじ12と粗動
カム7、微動カム8と移動部3はそれぞれ、ばね13で
押すことにより接触している。
【0026】カム7,8の駆動は減速機付きのモータ1
4によって行う。モータ14はブロック9に固定されて
いる。
【0027】粗動カム7をねじ12側に厚みが増える方
向に動かすと、ブロック9ごと二つのカム7,8が図の
左方向に移動する。移動部3がこれに押されて、左方向
に動く。カム7を反対方向に動かすとばね13によって
移動部3が押しもどされ右方向に動く。微動カム8を移
動部3側に厚みが増える方向に動かすと、ブロック9の
位置は同じまま、移動部3が押されて左側に動く。同様
にカム8を反対側に動かすと右方向に動く。
【0028】ブロック9上の部品及び、クロスローラテ
ーブル15は、左右対称に一対ずつ設けられている。従
って、左右のカム7または8を同一量ずつ動かすことに
よってY方向に、左右の動く量に差をもたせることによ
ってZ軸まわりの回転方向に、移動部3を動かすことが
できる。
【0029】ねじ12は粗動による位置調整の移動範囲
の位置を決めるためのものであり、この調整は、装置立
上げ時、故障した場合の修理時等のみに行い、通常は動
かさない。
【0030】移動部3の位置には、左右それぞれに原点
を持っている。原点とは移動部3の左(または右)のカ
ム8接触点の位置が、微動カム8を動かしたときのスト
ロークの中心にくる時の位置である。即ち、カム8の最
も偏心量の大きい方向がワイヤ100と並行になった時
である。粗動カム7を動かすことにより、微動カム8に
よる移動の範囲を動かすことができる。従って、原点位
置も動かすことができる。微動カム7には、原点を微動
カム7の回転角として検出するための図示しない近接ス
イッチによるセンサがついている。
【0031】図2は、本発明による位置調整ステージの
、位置固定機構を示した断面図である。カム8により移
動部3の位置調整を行った後、この機構により、位置を
固定する。移動部3は、試料台31と、板32を二本の
柱33で連結する口の字形の構造をとっている。油圧シ
リンダのピストン40を図2の下方に動かすと、プレー
ト41を介して板32が押し下げられるため、試料台3
1は、柱33によって引っ張られ、固定部2に押し付け
られる。油圧シリンダ40の発生力は2000N程度で
ある。
【0032】油圧シリンダの発生力が試料台に均等に伝
わるようにするため、ピストン40はピン5と同心、二
本の柱33及び板32はこの軸を中心に前後(Y方向)
及び左右(X方向)に対称となっている。
【0033】油圧シリンダ40の動きが滑らかでなかっ
た場合、固定を行う瞬間に、その動きが移動部3に伝わ
り、移動部3の位置がずれる可能性がある。プレート4
1はそれを吸収するためのものであり、次の方法によっ
て前後(Y方向)に動かないようになっている。固定部
2と移動部3の接触面には、黄銅4を貼りつけてあるが
、これに対しプレート41と板32の接触面はそれぞれ
二硫化モリブデンコートとし、黄銅面4よりも摩擦係数
を低くしてある。従って、プレート41と板32の間で
滑りをおこさせることにより、シリンダ40が前後左右
にふらついても移動部3は、ばね13とカム7,8によ
り押えられる。
【0034】プレート41は、2N程度の弱い力を発生
する圧縮ばね42によって板32より支えられており、
定位値から大幅にずれないようになっている。この力は
、油圧シリンダ40の力や、カム7,8、ばね13の力
に比べると、微少なものであり、吸収機能には悪影響を
与えない。通常は、引張ばね45により、移動部3と固
定部2は黄銅面4で30N以下の弱い力で接触しており
、固定の動作では、力が伝わるのみで、移動部3の上下
動(Z方向)は生じない。
【0035】図3は、本発明による位置調整ステージ1
をワイヤソー加工装置に取り付けた状態を示す説明図で
ある。図3(a)はワイヤ100の片側のみから被加工
物110を押しつける場合である。ステージ1は図の奥
側の図示しない上下機構に取り付けられている。図1の
前後(Y方向)いずれが上下機構に固定されていても構
わない。ステージ1は滑動面等に砥粒が侵入するのを防
ぐため図示しないカバーが設けられている。
【0036】図3(b)は、ワイヤ100の上下から、
被加工物110を押しつける場合である。被加工物11
0は治具120には一個分以上の間隔をあけて貼り付け
、上,下で、左右に貼り付けピッチの半分だけずれた状
態で加工を行なう。従って、上,下の被加工物110が
一個おきに間に入ってすれ違うことになる。このように
すると、ワイヤが上下から押え込まれるため加工中のふ
らつきが少なくなり、切断面のうねりが減少する。下側
のステージ1aは図3(a)と同じ構成であり、上ステ
ージ1bは基本的には下ステージ1aを上下逆にした構
造である。但し、スペースや重力の方向に応じて、ばね
45の発生力や、外観形状、カバーの構造等が異なる。 また、上下で図1の前後(Y方向)が逆であってもよい
【0037】次に、本発明による位置調整テーブルを用
いた、VTRの磁気ヘッドのチップ切断時における加工
手順を図4により説明する。まず、長い棒状に、チップ
を数十個つなげた形に形成したヘッドコア素材110を
、治具120に複数本貼り付ける。ヘッドチップは素材
の長手方向に対して垂直ではなく垂直面に対して±6度
から±30度程度の角度をつけて切断しなければならな
い。その規定の角度をつけた上で各ヘッドコア素材11
0のギャップ111の長手方向の相対位置が±1μm以
内の精度、治具120の端面に対するギャップ111の
絶対位置が±50μm以内の精度となるように貼り付け
る。これを試料台31に取付け、二眼のカメラ140に
より、左右二ヵ所でワイヤ100の位置(Y方向)をそ
れぞれ計測する。観察点の位置は、ワイヤ垂直方向(Y
方向)には被加工物110の中心、左右方向(X方向)
にはカム8の接触点と同位置である。計測した結果によ
りギャップを合わせるための規準線101をそれぞれ画
面にだす。同じカメラ140でヘッドコア素材110の
ギャップの画像130を見ながら、位置調整テーブルに
よりギャップ111を規準線101に合わせる。それぞ
れのカメラ140で見たギャップ111の位置はそれぞ
れのカム8を用いて合わせれば良い。
【0038】この方法では左右二ヵ所しか見ていないた
め、その時のワイヤ100及びギャップ111が正しい
組合せであるという保証がない。例えば、図4のように
一本のワイヤ100aに対し、左側ではギャップ111
a、右側では1個隣のギャップ111bというように左
右でずれて合わせられることがあり得る。このような場
合、結果的には全体に(1ピッチ)/(観察点間距離)
の傾きだけ斜めにずれて切断されてしまう。これを防ぐ
ための方法の一つとして、ワイヤ100の本数及びギャ
ップ111の数を端から数えるという方法がある。この
方法では時間がかかる上、数え間違いのようなミスが生
じる可能性がある。短時間で確実に位置合わせを行なう
ために、本発明による位置調整は次の手順で行う。
【0039】図6にその手順を示す。
【0040】まず、ローラの交換等の理由でワイヤを張
り換えるか、前回の加工で使ったワイヤをそのまま用い
るかを判断する(ステップ200)。ワイヤを張り換え
る場合には、張り換えを行ない(ステップ201)ステ
ージにまず基準治具を取り付ける。基準治具は鉄と黄銅
の二種類の金属により構成されており、その合わせ面は
位置合わせを行なうときに使うギャップの位置と一致す
る。微動カムを原点位置に合わせ(ステップ203)、
粗動カムを用いてこの合わせ面を規準線に合わせる(ス
テップ204)。この時は、ワイヤの本数を数えて左右
同一のものに合わせる。ここで、粗動カムは固定とし次
のワイヤ張り換えを行なうまで動かさない(ステップ2
05)。次に基準治具を外し(ステップ206)、ステ
ージに被加工物即ちヘッドコア素材を取り付ける(ステ
ップ207)。微動カムが原点に合っている状態で、ヘ
ッドコア素材の貼り付けの精度や治具の取付け位置のば
らつきなどにより多少ずれが生じているはずである。し
かし、そのずれは高々100μmであり、ワイヤピッチ
(最低300μm)の半分以下である。そこで、規準線
に一番近いギャップを、微動カムを用いて合わせる(ス
テップ209)。位置合わせが終了したらステージを固
定し(ステップ210)、加工を行なう(ステップ21
1)。前回の加工で用いたワイヤをそのまま使用する場
合には、原点位置は同じでよいため、ステップ207か
らステップ211までの動作を行なえば良い。
【0041】この実施例によれば、カメラを用いて位置
合せをするため、ワイヤとギャップを直接見ることがで
き、高精度な位置合せを短時間で行うことができる。ま
た、原点を持つ微動ステージを粗動により動かすことに
より、ワイヤの本数を数えることなしに、ワイヤとギャ
ップを左右同じ組合せで合わせることができ、位置合せ
を確実に行うことができる。さらに、駆動機構にカムを
用いたことによって、ステージが小形となり、ワイヤの
上下から被加工物を押しつける場合にも対応でき、うね
りを少なくすることができる。また、二個のカムを一個
の可動ステージにのせたことにより、ステージは更に小
型となる。また、スライド機構付きの油圧シリンダによ
り固定を行なうことにより、固定時の位置ずれを少なく
強力に固定することができる。
【0042】上述の実施例は、並進と回転の二軸の位置
合せを行うために適用されるものである。回転の一軸の
みが必要な場合には、図7のように、ピンと長穴による
ガイドのかわりに、ピンと丸穴あるいはベアリングによ
る回転のみのガイドを用いる。また、カム等は一組ずつ
あればよい。この場合構造が単純であるため、さらに小
形となる。
【0043】ヘッドチップの加工を上下から行う場合、
図3(b)に示すように、被加工物110同士が上下で
交互に重なりあう。隣合った上下の被加工物110同士
がぶつからないようにするためX方向に位置合せをする
必要も考えられる。この場合、片方だけ位置が移動でき
ればよいので、ステージを大きくすることが可能な下ス
テージ1aにその機能を持たせる。図8のようにピンに
よるガイドをなくし、移動部がXY両方向に自由に動く
ことができるようにする。カム7,8、ばね13等を左
右にも設け三点で位置を合わせる。これにより、被加工
物の左右の余裕が小さくても、上下で被加工物同士が接
触するのを防ぐことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、カメラを用いてワイヤ
とギャップを直接位置合せをすることにより、ワイヤソ
ーにおける切断位置の調整を高精度に短時間で行うこと
ができる。また、原点を持つ微動ステージを粗動により
動かすことにより、ワイヤの本数を数えることなしに、
ワイヤとギャップを左右同じ組合せで合わせることがで
き、位置合せを確実に行うことができる。さらに、駆動
機構に微動用と粗動用の二個のカムを用いたことによっ
て、ステージが小形となる。また、このカムを二個とも
試料台とは別の一個の可動ステージにのせることにより
、上記ステージがさらに小型となる。従って、この位置
調整ステージをワイヤの上下に設け、両方向から加工を
行なう時に、ローラ間隔が小さくでき、切断位置精度が
よいだけでなく、うねりの少ない加工を行なうことがで
きる。また、スライド機構付きの油圧シリンダにより固
定を行なうことにより、固定時の位置ずれを少なく大き
な加工外力に耐えうる強力な力でステージを固定するこ
とができる。また、本発明による位置調整ステージを用
いたワイヤソーにより加工されたVTRヘッドチップを
磁気記録再生装置に使用すれば、高性能な装置が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤソー位置調整ステージを示す断
面図、
【図2】本発明の位置調整ステージの固定機構を示した
断面図、
【図3】ワイヤソーの構成と本発明による位置調整ステ
ージの装置取付け状態を示す説明図、
【図4】本発明による位置調整方法を示した説明図、

図5】従来の位置調整方法の問題点を示した説明図、

図6】本発明による位置調整方法を示したフローチャー
ト、
【図7】本発明による他のワイヤソー位置調整ステージ
を示す断面図、
【図8】本発明による他のワイヤソー位置調整ステージ
を示す断面図、
【図9】ワイヤソーによるVTRヘッドチップの加工状
態を示した説明図、
【図10】従来の位置調整ステージを示した説明図。
【符号の説明】
1…位置調整ステージ、2…固定部、3…移動部、7…
粗動カム、8…微動カム、40…油圧シリンダ、100
…ワイヤ、110…被加工物。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間ステージにストロークの異なる二種類
    のカムを設けたことを特徴とするワイヤソー用位置調整
    装置。
  2. 【請求項2】中間ステージにストロークの異なる二種類
    のカムを一対ずつ設け、一方のカム面を固定部品に当て
    、他方のカム面を移動ステージに当てたことを特徴とす
    るワイヤソー用位置調整装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、二種類のカムを設けた
    中間ステージを複数個設けたワイヤソー用位置調整装置
  4. 【請求項4】請求項1において、移動ステージに設けた
    ピンと、固定部品に設けた長穴とを係合させ、あるいは
    、前記移動ステージに設けた前記長穴と前記固定部品に
    設けたピンとを係合させた位置調整装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4に記載の位置調整
    装置を用いたワイヤソー。
  6. 【請求項6】請求項1ないし4において、光学式顕微鏡
    を二個設けた位置調整装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の位置調整装置を用いたワ
    イヤソー。
  8. 【請求項8】請求項4において、位置調整後の固定に油
    圧シリンダを用いた位置調整装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項4に記載の位置調整
    装置を切断用ワイヤの両側に設けたワイヤソー。
  10. 【請求項10】請求項5に記載のワイヤソーによって加
    工された磁気記録再生装置用ヘッドチップおよびそれを
    用いた磁気記録再生装置。
JP3143009A 1991-06-14 1991-06-14 ワイヤソー用位置調整装置 Pending JPH04365547A (ja)

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JP (1) JPH04365547A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09141549A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Nippei Toyama Corp ワイヤソーにおけるワーク方位調節装置
JP2010023233A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 単結晶材料の面方位合わせ装置および面方位合わせ方法

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JPH09141549A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Nippei Toyama Corp ワイヤソーにおけるワーク方位調節装置
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