JPH04367200A - 高分解能の計測装置 - Google Patents

高分解能の計測装置

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JPH04367200A
JPH04367200A JP14308391A JP14308391A JPH04367200A JP H04367200 A JPH04367200 A JP H04367200A JP 14308391 A JP14308391 A JP 14308391A JP 14308391 A JP14308391 A JP 14308391A JP H04367200 A JPH04367200 A JP H04367200A
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ultrasonic transducer
ultrasonic
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Norio Matsuhiro
紀夫 松廣
Naozumi Tamaoka
玉岡 直澄
Mitsuhiro Inai
井内 光博
Shinji Ogawa
慎二 小河
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中探査を行うための
計測装置に関し、特に高分解能で計測可能とする装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1に理想的な高分解能の魚群探知機で
検出した映像を示しており、一方、図2は、従来の魚群
探知機で検出した映像を示している。図1においてAは
海底B近傍の底付魚であるが図2においては、底付魚A
’は海底Bに接しており、又、図1における中層魚Cは
2群として検出されているが図2では分離されずに一群
としてしか検出されない。そして、図1の上層魚Dの周
囲にプランクトンEが識別されるが、図2では、上層魚
D’とプランクトンE’との識別困難となっている。更
には図1の送信線Fの尾引きに対して図2の送信線F’
の尾引きが長くなっている。
【0003】この尾引きを比較してもわかるように、高
分解能を得るためには超音波振動子より発振する超音波
は、図4に示されるように波数の少ないバースト波でな
ければならない(理想的にはパルス状)。出力期間tの
短いパルス状のものでなければならない。そのためには
、超音波振動子に対して、図4に示すようにパルス幅t
が使用周波数の半周期の短い超音波電気信号を印加すれ
ばよい。
【0004】ところで、図4に示すような信号は、よく
知られているように、中心周波数前後の極めて広い周波
数成分の信号から成り立っており、従ってこのような超
音波信号を放射するには、広帯域の超音波振動子でなけ
ればならない。
【0005】しかしながら、超音波振動子は、それの寸
法形状等で決まる固有の単一周波数で共振するものであ
るために発振できる超音波の帯域は狭く、そのためにこ
のような超音波振動子に図4に示した電気信号を印加し
ても、その信号波形に忠実に追従して振動できず、その
振動の様子は図5に示したように鈍った波形となる。こ
のように従来の単一の共振モードを持つ超音波振動子で
は、パルス状の超音波を放射できず、それ故、かかる超
音波振動子を用いた魚群探知機や種々の水中の計測装置
では高分解能を得ることはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、超音波振動子
に対して従来なされていた広帯域化の手法について述べ
る。図6では、円盤形状の超音波振動子61の裏面には
後方に音を放射しないようにバッキング層62が貼り合
わされ、そして超音波振動子61の放射面には整合層6
2なるものが貼り合わされており、整合層63およびバ
ッキング層62の層の密度、厚み、音速がパラメータと
なって、超音波振動子61の放射特性が広帯域化する。
【0007】しかし、この構成では、放射面に整合層6
3を設けるために超音波の放射および受波の効率が低下
する。又、層62,63の接着具合によって超音波振動
子61の広帯域化にばらつきが生じるだけでなく、これ
らの層62,63は超音波振動子61に固定的に接着さ
れるので、一度作製されたものは帯域を変更できず、実
用上、多くの問題、制限があった。
【0008】図7は、超音波振動子61の駆動回路にL
、Cで構成される広帯域整合電気回路64を挿入してお
り、このような回路64を付加することにより、狭帯域
特性の超音波振動子62が広帯域化することが知られて
いる。しかしこの構成においても以下に記すような課題
があった。
【0009】図8に、図7の超音波振動子61のインピ
ーダンス特性を示している。インピーダンスが極小とな
る共振点の周波数f1、f2は、超音波振動子61の厚
さL1および径L2に基づくものであり、この超音波振
動子61では、厚さL1に基づく周波数f1の共振モー
ドを用いるが、径L2による周波数f2の共振モードが
派生する。図示したような偏平形状の超音波振動子61
では、L2>L1となるために、この厚さL1に基づく
周波数f1での共振モードには、周波数f2の共振が高
調波(Wにて示す)として重畳されることになり、単一
の共振モードが得られない。かかる超音波振動子61を
広帯域整合電気回路64で広帯域化しても図3のような
矩形をなす超音波信号は得られず、よって高分解能の計
測装置を実現できなかった。本発明は、上述した課題を
解決するためになされたものであり、新規な構成による
広帯域の超音波振動子を適用することにより、高分解能
を達成した計測装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の高分解能の計測
装置は、超音波放射面の寸法が高さより短い柱状超音波
振動子片を、一平面上に複数個配置してなる超音波振動
子と、前記超音波振動子を広帯域化するために接続され
る広帯域整合部と、送波時に短パルスの超音波信号を超
音波振動子に供給する短パルス送信部と、前記超音波振
動子で受波した信号を増幅して所定の信号に処理する広
帯域の受信部と、前記受信部で処理された信号に基づき
探査結果を映像として表示する表示部とを備えたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、超音波放射面の寸法が高さ
より短い複数個の柱状超音波振動子片からなる超音波振
動子は、後で詳しく述べるように、単一の共振モードで
振動するので、この超音波振動子を広帯域整合部に接続
することにより、その超音波振動子は理想的な広帯域特
性となる。従って、この超音波振動子より短パルスを送
波できるため高分解能の計測が可能となる。
【0012】
【実施例】図10は、本発明の装置の一実施例を示す制
御ブロック図である。1は、単一の共振モードを有する
超音波振動子であり、その詳細については後で詳しく述
べる。2は、狭帯域特性の超音波振動子1を広帯域化に
する広帯域整合部である。3は、送受を切り換えるため
の送受信切換部である。4は、図4に示したような短い
期間に超音波信号を出力する短パルス送信部であり、送
受信切換部3に送出される。5は、送受信切換部3より
供給される受信信号を増幅する広帯域受信部であり、帯
域の広い受信を処理できるよう、広帯域のものが用いら
れる。6は、当該装置を集中的に制御する制御部であり
、7は、水中の探査結果を表示する表示部である。
【0013】次に単一共振モードの超音波振動子1の具
体的な構成について述べる。図11にその平面図を示し
ている。10は、偏平な円盤形状をなす遮音材であり、
この遮音材10には、同心円状に複数個の貫通穴10a
が形成されている。これらの貫通穴10aには、図12
に示すような高さL1で径がL2(<L1)の円柱状の
超音波振動子11が挿入される。従って、貫通穴10a
の径はほぼL2であり、遮音材10の厚みはL1となる
【0014】柱状超音波振動子11を単体で励振させた
ときのインピーダンス特性を図9に示している。共振点
のf1、f2(>f1)は、柱状超音波振動子11の高
さL1および径L2に基づくものであり、この振動子1
1では、高さL1に基づく周波数f1での共振モードを
用いるが、径L2に基づく共振モードの周波数f2は前
記の周波数f1よりも高いために、周波数f1での共振
モードに、周波数f2が重畳することはなく、従ってこ
の柱状超音波振動子11は単一の共振モードで動作する
【0015】尚、側方から放射される不要な超音波は、
前記の遮音材10にて遮音されるために、柱方向に放射
される超音波に干渉を及ぼすことはない。従って、複数
個の柱状超音波振動子11を同時に駆動させた場合、単
一の共振モードで動作し、単一の超音波振動子として機
能する。
【0016】但し、このままの状態では柱状超音波振動
子11が遮音材10から抜け落ちる恐れがあるので何等
かの抜け落ち防止手段を施す必要がある。貫通穴10a
の径をL2より小さ目にして柱状超音波振動子11を貫
通穴10aに圧入して固定する方法が考えられるが、そ
の場合、柱状超音波振動子11を次々と圧入していくと
、それらの貫通穴10aが拡張される結果、柱状超音波
振動子11をまだ挿入していない貫通穴10aの径が狭
まり、柱状超音波振動子11の挿入が困難となり、又、
遮音材の弾性が失われてくる。接着剤で固定する方法も
あるが弾性体との接着は困難である。
【0017】そこで本発明では以下の方法を採用してい
る。貫通穴10aの径はほぼL2にしておき、貫通穴1
0aの回りに捨て穴12を設けておき、柱状超音波振動
子11を貫通穴10aに挿入した後で、この捨て穴12
にピン13を圧入して、柱状超音波振動子11を周囲の
遮音材10で圧接させることにより、柱状超音波振動子
11をその位置に固定する。この方法であれば柱状超音
波振動子11を遮音材10に確実に固定でき、又、ピン
13を抜くことにより、柱状超音波振動子11の取り外
しが容易である。
【0018】図12に示すように各柱状超音波振動子1
1は、柱方向の両端面に電極が形成され、これらの電極
よりのリード線Yが接続されるが、裏面電極よりのリー
ド線Y2を近傍のピン13の下端に接続することにより
、裏面電極よりのリード線Y2は、図11のY2’で示
されるように、ピン13の上端から引き出すことができ
便利である。これらの複数個の柱状超音波振動子11は
相互に並列接続され、広帯域整合部2に接続される。要
素L、Cで構成される広帯域整合部2で超音波振動子を
広帯域化できる理論およびL、Cの設計値については、
昭和58年3月の「日本音響学会講演論文集」で木村正
雄氏により発表された「超音波振動子の広帯域整合」お
よび、L.J.Augustine およびJ.And
ersen著による「An algorithm fo
rdesign of transformerles
s broadband equalizers of
 ultrasonic transducers」(
1979年9月刊、Acoustical Socie
ty of Americaの66巻(No.3))に
紹介されているのでここでは説明を省略する。
【0019】尚、図示しないが、このように構成された
単一共振モードの超音波振動子1は裏面にバッキング層
が設けられた上で保護のためにモールド材にて被覆され
る。従ってバッキング層に導電ペイントを塗布しておく
ことで各柱状超音波振動子11に対する共通の裏面電極
を得ることもできる。
【0020】次に上記構成の装置の動作について述べる
。短パルス送信部4より出力された短パルスは、送受信
切換部3および広帯域整合部2を介して単一共振モード
の超音波振動子1に印加される。この振動子1は、広帯
域整合部2が付加されることにより広帯域の素子として
機能し、よってこの超音波振動子1からは、図4に示し
たような矩形状に変化する広帯域の超音波が放射される
。この送波に伴うエコーは、超音波振動子1で受波され
、広帯域整合部2を通過することにより、広帯域の受波
信号が出力される。この信号は、送受信切換部3を介し
て広帯域受信部5にて増幅され、制御部6の制御により
、表示部7に図1に示したような高分解能の水中探査の
像が表示される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、柱状の
超音波振動子片を用いることにより、高調波が重畳しな
い単一の共振モードによる振動が可能となり、この柱状
超音波振動子を複数個用に対して広帯域整合部により広
帯域化を図ったので理想的な広帯域特性が得られ、この
超音波振動子を用いてパルス状の超音波の送波を可能と
したことにより高分解能で計測が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】  理想的な高分解能の魚群探知機で測定した
水中探査像
【図2】  従来の魚群探知機で測定した水中探査像

図3】  高分解能で計測するのに必要な超音波の波形
【図4】  図3の超音波を放射させるために超音波振
動子に印加される電気信号の図
【図5】  図4の電気信号が印加されたとき、従来の
狭帯域の超音波振動子より放射される超音波の波形図

図6】  超音波振動子を広帯域化するための一手法を
示した図
【図7】  超音波振動子を広帯域化するための一手法
を示した図
【図8】  図7の回路構成における超音波振動子のイ
ンピーダンス特性を示す図
【図9】  本発明の装置に用いた広帯域の超音波振動
子におけるインピーダンス特性を示す図
【図10】  本発明の装置の一実施例を示す制御ブロ
ック図
【図11】  本発明の装置に用いた広帯域の超音波振
動子の構成を示す図
【図12】  図11における柱状の超音波振動子を示
す斜視図
【符号の説明】
1  単一共振モードの超音波振動子 2  広帯域整合部 3  送受信切換部 4  短パルス送信部 5  広帯域受信部 6  制御部 7  表示部 10  遮音材 11  柱状超音波振動子 12  捨て穴 13  ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  超音波放射面の寸法が高さより短い柱
    状超音波振動子片を、一平面上に複数個配置してなる超
    音波振動子と、前記超音波振動子を広帯域化するために
    接続される広帯域整合部と、送波時に短パルスの超音波
    信号を超音波振動子に供給する短パルス送信部と、前記
    超音波振動子で受波した信号を増幅して所定の信号に処
    理する広帯域の受信部と、前記受信部で処理された信号
    に基づき探査結果を映像として表示する表示部とを備え
    たことを特徴とする高分解能の計測装置。
  2. 【請求項2】  請求項1の高分解能の計測装置に使用
    可能な広帯域の超音波振動子であって、超音波放射面の
    寸法が高さより短い柱状超音波振動子片を、遮音材に複
    数個埋め込み、前記超音波振動子片を並列接続して、L
    、Cよりなる広帯域整合部に接続してなることを特徴と
    する広帯域の超音波振動子。
  3. 【請求項3】  遮音材にくさび状のピンを圧入するこ
    とにより遮音材に埋め込んだ超音波振動子片を固定する
    請求項2記載の広帯域の超音波振動子。
  4. 【請求項4】  上記超音波振動子片の裏面電極よりの
    リード線を上記ピンの後端に接続して、該ピンの上端よ
    りリード線を引き出した請求項3記載の広帯域の超音波
    振動子。
  5. 【請求項5】  上記超音波振動子の裏面に貼り合わさ
    れるバッキング層に導電性部材を形成して、上記複数の
    超音波振動子片の共通の裏面電極とした請求項2または
    3に記載の広帯域の超音波振動子。
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