JPH04367755A - 塗装用スプレーガン - Google Patents

塗装用スプレーガン

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JPH04367755A
JPH04367755A JP17064891A JP17064891A JPH04367755A JP H04367755 A JPH04367755 A JP H04367755A JP 17064891 A JP17064891 A JP 17064891A JP 17064891 A JP17064891 A JP 17064891A JP H04367755 A JPH04367755 A JP H04367755A
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air
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spray gun
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Osamu Yoshida
治 吉田
Hidetsugu Matsuda
松田 英嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装ノズルから被塗物
に塗料を噴霧する塗装用スプレーガンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の塗装用スプレーガン(
以下、「スプレーガン」という)は、スプレーガン本体
と、該スプレーガン本体の先端側に設けられた塗料ノズ
ルと、該塗料ノズルの先端に設けられ、霧化エアとパタ
ーンエアを噴出するエアノズルと、前記塗料ノズルの基
端側に設けられ、ニードル弁体を該塗料ノズルに対して
開閉する塗料弁と、前記塗料ノズルから噴霧された塗料
に高電圧を印加すべく、前記ニードル弁体に挿入して設
けられ、先端側が塗料ノズルから突出する針状電極と、
前記塗料ノズルに塗料を供給する塗料供給パイプとから
大略構成されている。
【0003】そして、スプレーガン本体の先端側に設け
られた塗料ノズルに塗料供給パイプを介して供給された
塗料は、塗料ノズルの塗料噴霧口から噴霧される。また
、スプレーガン本体から塗料ノズル内の霧化エア通路を
介して供給された霧化エアは、塗料噴霧口を囲むように
エアノズルに設けられた霧化エア噴出口から噴出されて
、塗料の霧化を促進する。さらに、スプレーガン本体か
ら供給されたパターンエアは、エアノズルに例えば上下
に対向して設けられたパターンエア噴出口から噴出され
て、塗料の噴霧パターンを楕円形ないし小判形にパター
ン成形するようにし、被塗物の塗膜を均一ならしめてい
る。
【0004】また、針状電極には外部に設けられた高電
圧発生装置からスプレーガン本体内に設けられた高抵抗
を介して規定の高電圧(例えば−60kV)が供給され
、針状電極の先端側にはコロナ放電領域が形成される。 そして、このコロナ放電領域により、塗料ノズルから噴
霧され、霧化エアおよびパターンエアによりパターン成
形された塗料を帯電させ、アースに接続された被塗物に
向け塗料が飛行して、塗着効率を向上させるようになっ
ている。
【0005】ここで、従来技術における静電霧化型の塗
装用スプレーガンについて、低粘度のメタリック塗料を
用いた場合について図10に基づいて説明する。
【0006】図中、1は塗装用スプレーガンのスプレー
ガン本体を示し、該スプレーガン本体1の先端には塗料
ノズル2Aとエアノズル2Bとからなるノズルヘッド2
が設けられ、後述する塗料弁4から塗料ノズル2Aに供
給された塗料は、該塗料ノズル2Aの塗料噴霧口から噴
霧され、この噴霧された塗料はエアノズル2Bから噴出
する霧化エアおよびパターンエアによりパターン成形さ
れ、塗装ブース内に位置して設けられた被塗物(いずれ
も図示せず)に向けて塗料を噴射する。
【0007】3は針状電極を示し、該針状電極3は前記
塗料ノズル2Aの中心から先端が突出するように設けら
れ、外部に設けられた高電圧発生装置(図示せず)から
高電圧VH を供給することにより、エアノズル2Bの
先端側でコロナ領域を形成し、塗料ノズル2Aから噴霧
された塗料を帯電させるようになる。
【0008】4はスプレーガン本体1内に設けられた塗
料弁を示し、該塗料弁4は後述の塗料供給パイプ5と塗
料ノズル2Aとの間に接続され、圧縮空気T.ON ,
T.OFFの給排により切換えられる2ポート2位置の
エア切換弁を構成し、圧縮空気T.ONを供給し、圧縮
空気T.OFFを排気することにより、塗料弁4は切換
位置(イ)に切り換わり、塗料供給パイプ5から塗料を
塗料ノズルに供給する。一方、圧縮空気T.OFFを供
給し、圧縮空気T.ON を排気することにより、塗料
弁4は切換位置(ロ)に切り換わり、塗料供給パイプ5
から塗料ノズル2Aに塗料が供給されるのを停止する。
【0009】5はスパイラル状に形成された塗料供給パ
イプを示し、該塗料供給パイル5は前記塗料弁4と外部
に設けられた色替弁装置6(別名、「CCV」という)
とをスプレーガン本体1内で流動抵抗が増加するように
流路を長くして接続し、該色替弁装置6からメタリック
系塗料のA色塗料,B色塗料,…および洗浄用のシンナ
,エアを適宜にノズルヘッド2に供給するようになって
いる。
【0010】7はスプレーガン本体1内に設けられた排
液弁を示し、該排液弁7は色替弁装置6と塗料供給パイ
プ5との接続点8と、外部の排液を捕獲するドレンタン
ク9との間に接続されている。また、該排液弁7は圧縮
空気D.ON の給排により切換えられる2ポート2位
置のスプリングリターン型エア切換弁として構成され、
圧縮空気D.ON を供給することにより、排液弁7は
切換位置(イ)に切り換わり、スプレーガン本体1から
塗料等を外部のドレンタンク9に排出する。一方、圧縮
空気D.ON を排気することにより、排液弁7は切換
位置(ロ)に切り換わり、スプレーガン本体1から塗量
等を外部のドレンタンク9に排出するのを禁止するよう
になっている。
【0011】なお、塗料供給側および排出側はスプレー
ガン本体1の端部でアースに接続されているから、接続
点8においては針状電極3に高電圧VH が給電された
ときでも、塗料供給パイプ5の塗料流入側に位置してい
るため、電気的には零電位になる。また、排液弁7も零
電位となる。
【0012】従来技術による塗料用スプレーガンはこの
ように構成されるが、次にメタリック系塗料を用いた場
合を例に挙げ、その作用について述べる。
【0013】まず、塗装準備工程として、塗料弁4を切
換位置(ロ)にして閉弁し、排液弁7を切換位置(イ)
にして開弁し、色替弁装置6からA色塗料を供給する。 これにより、塗料供給パイプ5から塗料弁4までの間お
よび接続点8と排液弁7までの間にA色塗料が充填され
る。
【0014】次に、塗装工程にあっては、排液弁7を切
換位置(ロ)にして閉弁し、エアノズル2Bに霧化エア
AおよびパターンエアFを供給すると共に、針状電極3
に高電圧VH を給電する。この状態で、塗料弁4を切
換位置(イ)にして開弁する。この結果、A色塗料は塗
料ノズル2Aに供給され、該塗料ノズル2Aの塗料噴霧
口から塗装ブースに向けて噴霧される。この噴霧された
塗料は、エアノズル2Bの霧化エアおよびパターンエア
によりパターン成形されると共に、針状電極3により形
成されたコロナ領域により帯電され、アースに接続され
た被塗物に向け塗料が飛行して、塗着効率の高い塗装を
行なうようになっている。
【0015】さらに、次色の塗料、例えばB色塗料を噴
霧するには、塗料ノズル2A,塗料弁4,塗料供給パイ
プ5および排液弁7内等に充満したA色塗料を洗浄する
必要がある。これが洗浄工程である。
【0016】このため、洗浄工程では塗料弁4を切換位
置(ロ)にして閉弁すると共に、排液弁7を切換位置(
イ)にして開弁する。また、針状電極3への高電圧VH
 の給電を停止すると共に、霧化エアAおよびパターン
エアFの供給も停止する。そして、この状態で色替弁装
置6からシンナおよびエアを交互に複数回繰り返し供給
し、色替弁装置6から接続点8までの間および接続点8
から排液弁7までの間に残存したA色塗料および洗浄用
のシンナをドレンタンク9に全部回収せしめるようにな
る。
【0017】次に、塗料供給パイプ5,塗料弁4および
塗料ノズル2Aの洗浄を行なう。このため、塗料弁4を
切換位置(イ)にして開弁すると共に、排液弁7を切換
位置(ロ)にして閉弁する。そして、色替弁装置6から
シンナ,エアを短時間交互に供給し、塗料供給パイプ5
,塗料弁4および塗料ノズル2A内に充満したA色塗料
はシンナ,エアによって押し流されると共に、A色塗料
およびシンナは塗料ノズルから塗装ブース内に排出され
る。
【0018】そして、次のB色塗料の塗装の塗装準備工
程として、塗料弁4を閉弁し、排液弁7を開弁し、色替
弁装置6からB色塗料を排液弁7に供給する。次に、塗
料弁4を開弁し、排液弁7を閉弁し、塗料供給パイプ5
から塗料弁4までの間にB色塗料を供給する。なお、こ
れはフラッシング行程と呼ばれる。これにより、塗料供
給パイプ5から塗料弁4までの間および接続点8と排液
弁7までの間にB色塗料を充填しておく。かくして、次
に前述した如くのA色塗料の塗装工程と同じ作動でB色
塗料の塗装を行なうことができる。
【0019】なお、前述した作動説明は塗料としてメタ
リック塗料を使用した場合について述べたが、塗料の種
類には大きく分けて電気抵抗値の比較的大きな溶剤系塗
料と電気抵抗値の小さな水系塗料と、金属粉末を分散さ
せたメタリック系塗料があるが、水系塗料においては、
針状電極3に高電圧VH の給電を行なわずに、スプレ
ーガンとして動作させる。
【0020】また、塗料の粘度により塗料供給パイプ5
の形状を異ならしめる。即ち、低粘度塗料の場合にはス
パイラル状に形成し、高粘度塗料の場合にはストレート
状に形成して、針状電極3に給電される高電圧VH に
よる短絡現象が発生するのを防止している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術の塗装用スプレーガンにおいては、洗浄工程時に
塗料供給パイプ5,塗料弁4および塗料ノズル2Aの洗
浄を行なう必要があり、洗浄用のシンナの量は多くなる
。特に、スパイラル状の塗料供給パイプ5の場合には塗
料流路が長くなっているからシンナ量は一層多くなる。 この洗浄に用いられた多量の洗浄用のシンナおよび塗料
流路中の残留塗料は塗装ブース内に排出され、塗装ブー
スの洗浄コスト増加および周辺環境の悪化を引き起こす
という問題がある。
【0022】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は色替工程の洗浄時に塗装ブース
内に排出される塗料および洗浄用のシンナの量を少なく
できるようにした塗装用スプレーガンを提供することを
目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する塗装用スプレーガンは、スプレ
ーガン本体と、該スプレーガン本体の先端側に設けられ
たノズル本体と、該ノズル本体の先端に設けられ、塗料
を噴霧する塗料ノズルと、該塗料ノズルの先端に設けら
れ、霧化エアとパターンエアを噴出するエアノズルと、
前記ノズル本体の基端側に設けられ、圧縮空気の給排に
よりニードル弁体を前記塗料ノズルに対して開閉する塗
料弁と、前記ノズル本体に穿設され、前記塗料ノズルに
向けて霧化エアおよびパターンエアを供給する霧化エア
通路およびパターンエア通路と、前記塗料ノズルに塗料
を給排するために前記ノズル本体に穿設され、該塗料ノ
ズル内で連通する塗料給排通路と、該塗料給排通路の供
給側通路と前記スプレーガン本体外とを接続するため、
該スプレーガン本体内に設けられた塗料供給パイプと、
前記塗料給排通路の排出側通路を開閉すべく、前記スプ
レーガン本体に設けられた排液弁とから構成したことに
ある。
【0024】
【作用】上記構成により、色替工程の洗浄時には、塗料
弁を閉弁した状態で塗料給排通路および塗料供給パイプ
を同時に洗浄でき、このとき塗料給排通路および塗料供
給パイプ内に残存する塗料および洗浄用のシンナは排液
弁を介して外部に排出することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図9に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0026】まず、図1ないし図3に基づいて塗装用ス
プレーガンの全体構成について説明する。
【0027】図中、11はスプレーガン本体を示し、該
スプレーガン本体11は絶縁樹脂材料により長尺の段付
筒状に形成され、先端側が大径部11Aとなり、その外
周面にはねじ部11Bが形成され、該ねじ部11Bには
円筒状のスプレーガンカバー12が当該スプレーガン本
体11を覆うように装着され、該スプレーガン本体11
の内周面は挿嵌穴11Cとなり、該挿嵌穴11C内には
高抵抗を有する棒状の抵抗13を収容する抵抗ホルダ1
4が挿嵌され、抵抗13には外部に設けられた高電圧発
生装置(図示せず)から高電圧VH が給電され、後述
する針状電極27に高電圧VH を印加する。
【0028】また、スプレーガン本体11の先端側には
、後述するノズル本体17と、該ノズル本体17の先端
に設けられた塗料ノズル18と、該塗料ノズル18の先
端側にリテーナリング23を介して設けられたエアノズ
ル20とが順次設けられている。
【0029】さらに、スプレーガン本体11の挿嵌穴1
1Cのうち大径部11Aの位置には後述する塗料弁25
がノズル本体17内に設けられ、該塗料弁25の基端側
のスプレーガン本体11の外周側には排液弁34が設け
られている。
【0030】15はスプレーガン本体11の基端側に位
置して設けられたエンドカバーを示し、該エンドカバー
15は厚肉板により形成され、該エンドカバー15には
図3に示すように、塗料供給管取付穴15A,霧化エア
供給管取付穴15B,パターンエア供給管取付穴15C
,塗料排出管取付穴15D,塗料弁25を制御するT.
ON 供給管取付穴15E,T.OFF供給管取付穴1
5F,排液弁34を制御するD.ON 供給管取付穴1
5G,排液弁34を洗浄する洗浄管取付穴15H等が形
成されている。
【0031】16はエンドカバー15の下側に位置して
設けられた取付ホルダを示し、該取付ホルダ16は塗装
ブース内に設けられたレシプロケータ(いずれも図示せ
ず)に取付けられている。
【0032】次に、図4ないし図6に基づいてスプレー
ガン本体11の先端側の構成について説明する。
【0033】17はスプレーガン本体11の先端側に設
けられたノズル本体を示し、該ノズル本体17は段付筒
状に形成され、外形は先端側が大径部17A、基端側が
小径部17Bとなると共に、該小径部17Bと大径部1
7Aとの間がフランジ面部17Cとなり、内周側は先端
側から塗料ノズル嵌合部17D、シール挿嵌部17Eと
なり、大径部17Aの先端側外周面にはおねじ部17F
が内周面にはめねじ部17Gが形成されている。
【0034】18はノズル本体17の塗料ノズル嵌合部
17Dに嵌合するように設けられた塗料ノズルを示し、
該塗料ノズル18は樹脂材料により単一材から成形され
、段付筒状のノズル本体部18Aと、該本体部18Aの
基端側に位置し、後述する霧化エア通路29と連通する
ように形成された周溝部18Bと、該周溝部18Bより
も基端側に位置してテーパ状に形成され、ノズル本体1
7の塗料ノズル嵌合部17Dに嵌合される嵌合部18C
と、前記ノズル本体部18Aの先端側に位置し、細径に
突出形成されたノズル形成部18Dと、該ノズル形成部
18Dの内周面側に形成された弁座18Eと、前記ノズ
ル本体部18Aの基端側外周面に形成され、ノズル本体
17のめねじ部17Gと螺合するおねじ部18Fと、前
記ノズル本体部18Aの先端側に環状に形成され、後述
のエアノズル20が当接するテーパ面18Gと、前記ノ
ズル本体部18A内に周溝部18Bと連通するように複
数個穿設された霧化エア流通路18H,18H,…とか
ら大略構成されている。また、該塗料ノズル18の軸方
向内周面には後述のニードル弁体26が挿嵌され、該ニ
ードル弁体26との間には塗料流通路19が形成される
【0035】20は塗料ノズル18の先端側に設けられ
たエアノズルを示し、該エアノズル20は内側にノズル
形成部18Dを囲むようにして、テーパ面18Gに位置
決めされるテーパ状凹陥部20Aと、該凹陥部20Aの
前面側を覆うように形成された前面壁部20Bと、該前
面壁部20Bの上下位置に対向し、かつ先端側に向け突
出するように形成されたホーン部20C,20Cと、外
周面の全周に亘って形成され、環状リング21,係止リ
ング22を介して後述するリテーナリング23の係合突
起23Aに係止される係止用段部20Dと、前記各ホー
ン部20C内に基端側から形成され、後述するパターン
エア室24と連通するパターンエア流通路20E,20
Eと、前記各ホーン部20Cから斜め内側に向けて開口
するパターンエア噴出口20F,20Fと、前記前面壁
部20Bの内周側に塗料ノズル18のノズル形成部18
Dを囲むように複数個穿設された霧化エア噴出口20G
,20G,…とから大略構成されている。
【0036】23はリング状をなしたリテーナリングを
示し、該リテーナリング23の先端内周側には環状リン
グ21を介してエアノズル20に係合する係合突起23
Aが形成されると共に、基端側内周面にはノズル本体1
7のおねじ部17Fに螺合して塗料ノズル18,エアノ
ズル20を固定するめねじ部23Bが形成されている。 そして、前記ノズル本体17,塗料ノズル18,エアノ
ズル20およびリテーナリング23によりノズルヘッド
を構成し、これの内部に環状のパターンエア室24を画
成している。
【0037】25はノズル本体17の基端側に位置して
設けられた塗料弁を示し、該塗料弁25はノズル本体1
7の小径部17B内に形成されたシリンダ25Aと、該
シリンダ25A内に摺動可能に設けられ、二つの空気室
α,βに画成するピストン25Bと、ノズル本体17の
小径部17Bの開口部を閉塞するように設けられた閉塞
部25Cと、該閉塞部25Cとピストン25Bとを電気
的に接続する導電性材料により形成された導電性スプリ
ング25Dと、シール挿嵌穴17E内に挿嵌されシール
押え25E1 ,25E2 により挟持されたVパッキ
ン25Eとから大略構成され、前記シリンダ25A(小
径部17B)には空気室αと連通するT.ON給排口2
5Fと空気室βと連通するT.OFF給排口25Gとが
穿設されている。
【0038】そして、前記塗料弁25は圧縮空気T.O
N ,T.OFFの給排により切換えられる2ポート2
位置のエア切換弁として構成され、圧縮空気T.ON 
をT.ON 給排口25Fから空気室α内に供給し、圧
縮空気T.OFFをT.OFF給排口25Gから排気す
ることにより、図8に示すように、塗料弁25は切換位
置(イ)の開弁位置に切り換わる。一方、圧縮空気T.
OFFをT.OFF給排口25Gから空気室β内に供給
し、圧縮空気T.ON をT.ON 給排口25Fから
排気することにより、塗料弁25は切換位置(ロ)の閉
弁位置に切り換わる。
【0039】26は先端側が前記塗料ノズル18のノズ
ル形成部18Dに伸長し、基端側がピストン25Bに固
着されたニードル弁体を示し、該ニードル弁体26はセ
ラミック材料により円柱状に形成され、先端側が弁部2
6Aとなり、該弁部26Aは塗料ノズル18の弁座18
Eに離着座することによって、該ニードル弁体26は塗
料ノズル18に対して開閉するようになる。
【0040】27はニードル弁体26の軸方向に挿嵌さ
れた針状電極を示し、該針状電極27の先端側は塗料ノ
ズル18のノズル成形部18Dよりも突出し、該ノズル
成形部18Dと針状電極27の先端側との間は塗料噴霧
口28となっている。
【0041】29,29はノズル本体17の大径部17
Aに軸方向斜めに形成された霧化エア通路を示し、該各
霧化エア通路29は、図4に示すように、スプレーガン
本体11からの霧化エアAを塗料ノズル18の周溝部1
8Bに供給し、霧化エア流通路18Hを介してエアノズ
ル20の霧化エア噴出口20Gから霧化エアAを塗料噴
出口28の外周側に向けて噴出させる。
【0042】30,30はノズル本体17の大径部17
Aに軸方向斜めに形成されたパターンエア通路を示し、
該各パターンエア通路30は、図4に示すように、スプ
レーガン本体11からのパターンエアFをパターンエア
室24に供給し、エアノズルのパターンエア流通路20
Eを介してパターンエア噴出口20Fからパターンエア
Fを噴出する。
【0043】31,32はノズル本体17の大径部17
Aに軸方向斜めに形成された塗料供給通路,塗料排出通
路をそれぞれ示し、該各通路31,32は、図5に示す
ように、塗料ノズル18の基端側と塗料弁25のVパッ
キン25Eとの間の環状室δに開口すると共に、該環状
室δの位置で塗料ノズル18とニードル弁体26との間
に形成された塗料流通路19に連通している。
【0044】33は塗料供給パイプを示し、該塗料供給
パイプ33は図1および図2に示すように、スプレーガ
ン本体11の外周に巻回するように設けられ、外部の色
替弁装置6(図8参照)と塗料供給通路31とを接続し
、色替弁装置6から供給された塗料を該塗料供給通路3
1を介して塗料ノズル18に供給する。
【0045】ここで、塗料供給パイプ33および塗料供
給通路31を介して塗料流通路19に供給された塗料は
、塗料弁25を切換位置(イ)にして開弁することによ
り、塗料噴霧口28から噴霧される。また、この噴霧さ
れた塗料は霧化エア噴出口20Gから噴出された霧化エ
アおよびパターンエア噴出口20Fから噴出されたパタ
ーンエアによりパターン成形され、被塗物に向けて塗装
を行なうようになっている。
【0046】次に、図1および図7に基づいて排液弁3
4の構成について述べる。
【0047】即ち、34は前記塗料排出通路32からド
レンタンク9までの間の排液回路36を開閉すべく、途
中に設けられた排液弁を示し、該排液弁34は基端側が
開口するように形成され、内部がシリンダとなったハウ
ジング34Aと、該ハウジング34Aの軸方向に挿入さ
れ、先端側が弁部34B1 となった弁体34Bと、該
弁体34Bの基端側に一体形成され、前記ハウジング3
4A内に空気室γを画成する大径のピストン34Cと、
該ピストン34Cを空気室γに抗して付勢するばね34
Dと、該ばね34Dを位置決めすると共に、前記ハウジ
ング34Aの開口部を閉塞する蓋部34Eから大略構成
されている。そして、前記ハウジング34Aには塗料排
出通路32と連通する排出塗料流入路34Fと、該排出
塗料流入路34Fと弁体34Bの弁部34B1 を介し
て連通する排出塗料流出路34Gと、圧縮空気D.ON
 が空気室γに流入されるD.ON 給排通路34Hと
が形成されている。また、排出塗料流入路34Fはノズ
ル本体17の塗料排出通路32に連通され、排出塗料流
出路34Gは図8に示すようにスプレーガン本体11の
外部に設けられたドレンタンク9と後述する排液回路洗
浄バルブ41とにそれぞれ接続されている。ここで、該
排液回路洗浄バルブ41は、該排液回路洗浄バルブ41
から排液弁34の排出塗料流出路34Gまでの間の排液
回路35と、該排出塗料流出路34Gからドレンタンク
9までの間の排液回路36の洗浄を行なう。
【0048】そして、前記排液弁34は圧縮空気D.O
N の給排により切換えられる2ポート2位置のスプリ
ングリターン型エア切換弁として構成され、圧縮空気D
.ON をD.ON 給排通路34Hを介して空気室γ
に供給することにより、図8に示すように、排液弁34
は切換位置(イ)の開弁位置に切り換わり、排出塗料流
入路34Fと排出塗料流出路34Gとを連通させ、塗料
等を外部のドレンタンク9に排出する。一方、圧縮空気
D.ON のD.ON 給排通路34Hから空気室γへ
の供給を停止することにより、ばね34Dによって排液
弁34は切換位置(ロ)の閉弁位置に切り換わり、塗料
等が外部のドレンタンク9に排出されるのを禁止する。
【0049】さらに、37,38は圧縮空気T.ON 
,T.OFFを供給する塗料弁用圧縮空気供給パイプ、
39は排液弁34に圧縮空気D.ONを供給する排液弁
用圧縮空気供給パイプを示し、(図2参照)図6中で4
0はスプレーガン本体11とノズル本体17とを位置決
めする位置決め用凹部を示す。
【0050】さらにまた、図8中で41はスプレーガン
本体11外に設けられた排液回路洗浄バルブを示し、該
排液回路洗浄バルブ41はエア,シンナを交互に供給す
ることにより、前述した如く、排液弁34の排出塗料流
出路34Gまでの排液回路35内と該排出塗料流出路3
4Gからドレンタンク9までの排液回路36内を洗浄す
るようになっている。
【0051】なお、エンドカバー15においては、塗料
供給管取付穴15A,塗料排出管取付穴15Dおよび洗
浄管取付穴15Hがアースに接続されているものの、針
状電極27に高電圧VH が給電されたときには、排液
弁34は塗料供給パイプ33の塗料流入側に位置してい
るため、排液弁34の電位は高電圧VH に帯電するこ
とになる。
【0052】本実施例による塗装用スプレーガンは上述
の如き構成を有するもので、次にその作用について図8
および図9に基づいて説明する。
【0053】まず、A色塗料による塗装工程について説
明する。色替弁装置6からA色塗料を塗料ノズル18に
供給し、塗料弁25に圧縮空気T.ON を供給して、
切換位置(イ)にして開弁させ、A色塗料を噴霧する。 またこのときには、霧化エアA,パターンエアFをエア
ノズル20から噴出させ、高電圧VH を針状電極27
に給電している。これにより、塗料ノズル18の塗料噴
霧口28から塗装ブースに向けて噴霧された塗料は、エ
アノズル20の霧化エアAおよびパターンエアFにより
パターン成形されると共に、針状電極27により形成さ
れたコロナ領域により帯電され、アースに接続された被
塗物に向け塗料が飛行して、塗着効率の高い塗装を行な
うようになっている。
【0054】そして、A色塗料の塗装を終了するときに
は、塗料弁25への圧縮空気T.ONの供給を止め、圧
縮空気T.OFFを供給し、切換位置(ロ)にして閉弁
させ、塗料ノズル18からA色塗料が噴霧されるのを停
止する。さらに、針状電極27への高電圧VH の給電
も停止させる。一方、エアノズル20から噴出される霧
化エアAおよびパターンエアFは遅延させ、塗料ノズル
18およびエアノズル20にA色塗料が付着するのを防
止するようにする。
【0055】次に、洗浄工程に移る。この工程では排液
弁34に圧縮空気D.ON を供給し、切換位置(イ)
にして開弁させると共に、色替弁装置6からエア,シン
ナを交互に複数回繰り返し供給し、塗料供給パイプ33
,塗料供給通路31,環状室δおよび塗料排出通路32
の洗浄を行なう。このとき、排出される残存したA色塗
料および洗浄用のシンナは排液弁34,排液回路36を
介して全てドレンタンク9に排出される。一方、この洗
浄工程の途中で、塗料弁25を一時的に開弁させ、塗料
流通路19,塗料噴出口28および針状電極27に付着
しているA色塗料の洗浄を行なう。このとき、従来技術
と異なって、塗料供給パイプ33はもとより、ノズル本
体17内の塗料供給通路31,環状室δ近傍,塗料排出
通路32等は既に洗浄されているから、塗装ブース内に
排出されるA色塗料および洗浄用のシンナは極めて少な
くなる。
【0056】さらに、次色のB色塗料の塗装準備工程に
移る。この工程では色替弁装置6からB色塗料を供給し
、塗料供給パイプ33,塗料供給通路31,塗料流通路
19および塗料排出通路32までB色塗料を充填される
と共に、排液弁34からドレンタンク9までの間にもB
色塗料が達するまで供給する。一方、この塗装準備工程
の途中で、塗料弁25を一時的に開弁させ、塗料噴出口
28からB色塗料を僅か噴霧させ、B色塗装に備え、フ
ラッシュ工程を行なう。
【0057】次に、排液回路35,36の洗浄工程に移
る。本実施例では、針状電極27に高電圧VH を給電
すると排液弁34が高電圧部VH になるため、排液回
路35,36にB色塗料が残存するとアースとの間で短
絡事故を起こしてしまうため、これを防止するための排
液回路35,36の洗浄工程が必要になる。まず、色替
弁装置6からのB色塗料の供給を停止し、また排液弁3
4への圧縮空気D.ON の供給を停止し、切換位置(
ロ)にして閉弁させる。そして、排液回路洗浄バルブ4
1からシンナ,エアを供給し、洗浄用のシンナにより排
液回路35,36内のB色塗料を洗浄し、エアを比較的
長く供給することにより、排液回路35,36内のB色
塗料および洗浄用のシンナを完全に除去する。また、こ
の排液回路35,36の洗浄工程の終了間際に、次の塗
装工程に備え、エアノズル20から霧化エアAおよびパ
ターンエアFの供給を開始しておく。
【0058】そして、B色塗料の塗装工程に移り、色替
弁装置6からB色塗料を塗料ノズル18に供給し、塗料
弁25に圧縮空気T.ON を供給して、切換位置(イ
)にして開弁させ、A色塗料を噴霧する。またこのとき
には、霧化エアA,パターンエアFをエアノズル20か
ら噴出させ、高電圧VH を針状電極27に給電し、B
色塗料の塗装を行なう。
【0059】かくして、本実施例によれば、ノズル本体
17には、塗料ノズル18の塗料流通路19と環状室δ
で連通するように、塗料供給通路31および塗料排出通
路32を形成し、該塗料供給通路31は塗料供給パイプ
33を介してスプレーガン本体11外に設けられた色替
弁装置6と接続し、塗料排出通路32は排液弁34,排
液回路36を介して外部のドレンタンク9と接続する構
成としたから、色替時の洗浄工程において、塗料弁25
を閉弁し、排液弁34を開弁した状態で、色替弁装置6
から洗浄用のシンナ,エアをノズル本体17に供給する
ことにより、塗料供給パイプ33,塗料給排通路31,
32および排液弁34の洗浄を行なう。このとき、排出
される塗料および洗浄用のシンナは大部分がドレンタン
ク9に捕獲することができる。
【0060】一方、塗料ノズル18の塗料噴霧口28の
洗浄においては、洗浄工程の途中で僅かの洗浄用のシン
ナを塗装ブース内に排出するだけであるから、従来技術
に比べ、塗装ブース内に排出されるシンナの量は極めて
少なくすることができる。
【0061】なお、前記実施例では、塗料の種類により
針状電極27に高電圧VH を給電した静電霧化型のス
プレーガンについて説明したが、本発明はこれに限らず
、高電圧VH に給電を行なわない塗装用スプレーガン
として使用することもでき、この場合には、排液回路3
5,36の洗浄工程を省略することができる。
【0062】また、塗料供給パイプ33をスプレーガン
本体11の外周に巻回するスパイラル状のパイプとして
構成したが、塗料の粘度によりストレート状の塗料供給
パイプとして構成してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、塗
料ノズルに塗料を給排するために塗料給排通路を該塗料
ノズル内で連通するようにノズル本体に設け、前記塗料
給排通路の供給側通路にはスプレーガン本体内に設けた
塗料供給パイプが接続され、排出側通路には排液弁を設
ける構成としたから、色替時において塗料供給パイプ,
塗料弁および排液弁までの間の洗浄に使用される洗浄用
のシンナの大部分を塗装ブース内に排出することなく、
塗装ブース外の捕獲装置に排出することができ、塗装ブ
ース内にシンナおよび塗料が排出されるのを極めて少な
くすることができる。そして、塗装ブースの洗浄コスト
の低減および環境破壊の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による塗装用スプレーガンの縦
断面図である。
【図2】図1中の塗装用スプレーガンを上側からみた一
部破断の平面図である。
【図3】図1中の塗装用スプレーガンの右側面図である
【図4】図6中の矢示IV−IV方向からみた断面図で
ある。
【図5】図6中の矢示V −V 方向からみた断面図で
ある。
【図6】図4中のノズル本体の右側面図である。
【図7】図1中の排液弁を示す拡大断面図である。
【図8】実施例による塗装用スプレーガンの系統図であ
る。
【図9】塗料の色替工程を示す説明図である。
【図10】従来技術による塗装用スプレーガンの系統図
である。
【符号の説明】
11  スプレーガン本体 17  ノズル本体 18  塗料ノズル 20  エアノズル 25  塗料弁 26  ニードル弁体 28  塗料噴霧口 29  霧化エア通路 30  パターンエア通路 31  塗料供給通路 32  塗料排出通路 33  塗料供給パイプ 34  排液弁 A  霧化エア F  パターンエア VH   高電圧 α,β,γ  空気室 δ  環状室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スプレーガン本体と、該スプレーガン
    本体の先端側に設けられたノズル本体と、該ノズル本体
    の先端に設けられ、塗料を噴霧する塗料ノズルと、該塗
    料ノズルの先端に設けられ、霧化エアとパターンエアを
    噴出するエアノズルと、前記ノズル本体の基端側に設け
    られ、圧縮空気の給排によりニードル弁体を前記塗料ノ
    ズルに対して開閉する塗料弁と、前記ノズル本体に穿設
    され、前記塗料ノズルに向けて霧化エアおよびパターン
    エアを供給する霧化エア通路およびパターンエア通路と
    、前記塗料ノズルに塗料を給排するために前記ノズル本
    体に穿設され、該塗料ノズル内で連通する塗料給排通路
    と、該塗料給排通路の供給側通路と前記スプレーガン本
    体外とを接続するため、該スプレーガン本体内に設けら
    れた塗料供給パイプと、前記塗料給排通路の排出側通路
    を開閉すべく、前記スプレーガン本体に設けられた排液
    弁とから構成してなる塗装用スプレーガン。
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