JPH04370399A - プロペラファン - Google Patents
プロペラファンInfo
- Publication number
- JPH04370399A JPH04370399A JP14596991A JP14596991A JPH04370399A JP H04370399 A JPH04370399 A JP H04370399A JP 14596991 A JP14596991 A JP 14596991A JP 14596991 A JP14596991 A JP 14596991A JP H04370399 A JPH04370399 A JP H04370399A
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- JP
- Japan
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- side wall
- suction
- air
- suction port
- fan
- Prior art date
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ベルマウスを備えた
プロペラファンに関するものである。
プロペラファンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10には空気調和機用ファンとして従
来一般に用いられているプロペラファンZ0が示されて
おり、同図において符号1は複数の翼2,2,・・を備
えたファン本体1であって、該ファン本体1はこれを回
転駆動するモーター3を介して支持フレーム5に支持さ
れている。また、このファン本体1の外周側には上記各
翼2,2,・・の周囲を近接状態で囲繞するような吸込
口41を備えたベルマウス4が配置されている。
来一般に用いられているプロペラファンZ0が示されて
おり、同図において符号1は複数の翼2,2,・・を備
えたファン本体1であって、該ファン本体1はこれを回
転駆動するモーター3を介して支持フレーム5に支持さ
れている。また、このファン本体1の外周側には上記各
翼2,2,・・の周囲を近接状態で囲繞するような吸込
口41を備えたベルマウス4が配置されている。
【0003】このベルマウス4の吸込口41は、上記モ
ーター3寄りに位置する吸込側壁部42と該吸込側壁部
42の空気下流側に連続する吸込側壁部42とで構成さ
れている。そして、この吸込側壁部42は空気上流側に
指向しながらその径方向外方に向けて湾曲するような断
面形状を有している。尚、この場合、吸込側壁部42の
湾曲角度範囲はほぼ90°に設定されている。
ーター3寄りに位置する吸込側壁部42と該吸込側壁部
42の空気下流側に連続する吸込側壁部42とで構成さ
れている。そして、この吸込側壁部42は空気上流側に
指向しながらその径方向外方に向けて湾曲するような断
面形状を有している。尚、この場合、吸込側壁部42の
湾曲角度範囲はほぼ90°に設定されている。
【0004】尚、この種のベルマウス構造をもつプロペ
ラファンとしては、例えば実公昭59ー16694号公
報に開示される如きものがある。
ラファンとしては、例えば実公昭59ー16694号公
報に開示される如きものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された従来のプロペラファンにおいては、後述の如
き理由から、ファン運転騒音とファン性能の双方におい
て不満の残るものであった。
構成された従来のプロペラファンにおいては、後述の如
き理由から、ファン運転騒音とファン性能の双方におい
て不満の残るものであった。
【0006】即ち、まずプロペラファンZ0を失速点よ
りも大流量域で運転した場合には、図11に矢印流線で
示すように、翼2の前方からの空気吸入に加えて該翼2
の外周側からも多くの空気が吸入されるが、この時、吸
込側壁部42の外周部に吸込空気の一部が衝突してその
内周面側に空気流れの剥離が生じ、これによって比較的
大きなファン運転騒音が生じるものである。
りも大流量域で運転した場合には、図11に矢印流線で
示すように、翼2の前方からの空気吸入に加えて該翼2
の外周側からも多くの空気が吸入されるが、この時、吸
込側壁部42の外周部に吸込空気の一部が衝突してその
内周面側に空気流れの剥離が生じ、これによって比較的
大きなファン運転騒音が生じるものである。
【0007】一方、少流量域においては、ベルマウス4
部分における通風抵抗が増大することから、図12に矢
印流線で示すように、吸込口41付近において非定常な
逆流が生じ、これが影響して吸込流れが不安定となりフ
ァン性能が低下することになる。
部分における通風抵抗が増大することから、図12に矢
印流線で示すように、吸込口41付近において非定常な
逆流が生じ、これが影響して吸込流れが不安定となりフ
ァン性能が低下することになる。
【0008】尚、このような不具合の抑制を目的とした
ものに例えば、特開昭64ー83898号公報に開示さ
れるようにベルマウスの空気吸込口に丸みをもたせると
ともにこれに続くアール部とを連続形成して吸込空気流
れの安定化を促進させるようにしたものがあるものの、
このものにおいては上記アール部の曲率が吸込口の口径
に対して非常に小さいため、翼径が比較的小さく低風量
で且つ吸込速度の小さいものにおいてはそれなりの効果
は期待できるものの、例えば空気調和機用ファンの如き
ものにおいてはさほどの効果は期待できないものと思わ
れる。
ものに例えば、特開昭64ー83898号公報に開示さ
れるようにベルマウスの空気吸込口に丸みをもたせると
ともにこれに続くアール部とを連続形成して吸込空気流
れの安定化を促進させるようにしたものがあるものの、
このものにおいては上記アール部の曲率が吸込口の口径
に対して非常に小さいため、翼径が比較的小さく低風量
で且つ吸込速度の小さいものにおいてはそれなりの効果
は期待できるものの、例えば空気調和機用ファンの如き
ものにおいてはさほどの効果は期待できないものと思わ
れる。
【0009】そこで本願発明は、ベルマウスを備えたプ
ロペラファンにおいて、ファン運転騒音の低減とファン
性能の向上とを同時に達成し得るようにしたプロペラフ
ァンを提供せんとしてなされたものである。
ロペラファンにおいて、ファン運転騒音の低減とファン
性能の向上とを同時に達成し得るようにしたプロペラフ
ァンを提供せんとしてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、請求項1記載の発
明では、図1に例示するように、複数の翼2,2,・・
を備えたファン本体1を、相互に連続する吸込側壁部4
2と吹出側壁部43とからなる吸込口41を有するベル
マウス4の該吸込口41内に上記各翼2,2,・・との
間に所定間隔をもった状態で配置してなるプロペラファ
ンにおいて、上記ベルマウス4の吸込側壁部42を、上
記吸込口41の内周面から径方向外方に向って略半円状
に湾曲する断面形状を有する如くしたことを特徴として
いる。
を解決するための具体的手段として、請求項1記載の発
明では、図1に例示するように、複数の翼2,2,・・
を備えたファン本体1を、相互に連続する吸込側壁部4
2と吹出側壁部43とからなる吸込口41を有するベル
マウス4の該吸込口41内に上記各翼2,2,・・との
間に所定間隔をもった状態で配置してなるプロペラファ
ンにおいて、上記ベルマウス4の吸込側壁部42を、上
記吸込口41の内周面から径方向外方に向って略半円状
に湾曲する断面形状を有する如くしたことを特徴として
いる。
【0011】請求項2記載の発明では、図4に例示する
ように、複数の翼2,2,・・を備えたファン本体1を
、相互に連続する吸込側壁部42と吹出側壁部43とか
らなる吸込口41を有するベルマウス4の該吸込口41
内に上記各翼2,2,・・との間に所定間隔をもった状
態で配置してなるプロペラファンにおいて、上記ベルマ
ウス4の吸込側壁部42を、上記吸込口41の内周面か
ら空気上流側に指向しながら径方向外方に向って湾曲す
る内側湾曲部42aと、該内側湾曲部42aの外周部に
連続してこれから径方向外方へ延出する直壁部42cと
、該直壁部42cの外周に連続してこれから空気上流側
に指向しながら径方向外方に向って湾曲する外側湾曲部
42bとからなる半長円状に湾曲する断面形状を有する
如くしたことを特徴としている。
ように、複数の翼2,2,・・を備えたファン本体1を
、相互に連続する吸込側壁部42と吹出側壁部43とか
らなる吸込口41を有するベルマウス4の該吸込口41
内に上記各翼2,2,・・との間に所定間隔をもった状
態で配置してなるプロペラファンにおいて、上記ベルマ
ウス4の吸込側壁部42を、上記吸込口41の内周面か
ら空気上流側に指向しながら径方向外方に向って湾曲す
る内側湾曲部42aと、該内側湾曲部42aの外周部に
連続してこれから径方向外方へ延出する直壁部42cと
、該直壁部42cの外周に連続してこれから空気上流側
に指向しながら径方向外方に向って湾曲する外側湾曲部
42bとからなる半長円状に湾曲する断面形状を有する
如くしたことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明では、図1に例示する
ように請求項1において、上記ベルマウス4の上記吸込
口41の内径(D)と上記吸込側壁部42の曲率半径(
r)との比(r/D)を0.02≦r/D≦0.08に
設定したことを特徴としている。
ように請求項1において、上記ベルマウス4の上記吸込
口41の内径(D)と上記吸込側壁部42の曲率半径(
r)との比(r/D)を0.02≦r/D≦0.08に
設定したことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明では、図4に例示する
ように請求項2において、上記ベルマウス4の上記吸込
口41の内径(D)と上記吸込側壁部42の内側湾曲部
42a及び外側湾曲部42bの曲率半径(r)との比(
r/D)をそれぞれ0.02≦r/D≦0.08に設定
したことを特徴としている。
ように請求項2において、上記ベルマウス4の上記吸込
口41の内径(D)と上記吸込側壁部42の内側湾曲部
42a及び外側湾曲部42bの曲率半径(r)との比(
r/D)をそれぞれ0.02≦r/D≦0.08に設定
したことを特徴としている。
【0014】
【作用】本願各発明ではかかる構成とすることにより次
のような作用が得られる。即ち、請求項1あるいは2記
載の発明では、翼2の外周側からの空気の吸い込みがあ
る大流量域においては図2あるいは図5に示すように、
外周側からの吸込空気は吸込側壁部42が大きく湾曲し
ていることからその外端部に衝突することなく該吸込側
壁部42の表面に沿ってスムーズに吸込口41の内部側
に吸い込まれ空気流れの剥離現象はほとんど生ぜず、空
気の流れ状態が改善されることになる。また一方、流通
抵抗の増大によって吸込口41部分において空気の逆流
が生じる少流量域においては、図3あるいは図6に示す
ように、この逆流空気が湾曲面で構成される吸込側壁部
42の表面におけるコアンダ効果によってスムーズに吸
込側壁部42の外周側に偏向せしめられ、該逆流空気に
よる吸込流れに対する影響が可及的に抑制され、吸込流
れの安定化が促進されることとなる。
のような作用が得られる。即ち、請求項1あるいは2記
載の発明では、翼2の外周側からの空気の吸い込みがあ
る大流量域においては図2あるいは図5に示すように、
外周側からの吸込空気は吸込側壁部42が大きく湾曲し
ていることからその外端部に衝突することなく該吸込側
壁部42の表面に沿ってスムーズに吸込口41の内部側
に吸い込まれ空気流れの剥離現象はほとんど生ぜず、空
気の流れ状態が改善されることになる。また一方、流通
抵抗の増大によって吸込口41部分において空気の逆流
が生じる少流量域においては、図3あるいは図6に示す
ように、この逆流空気が湾曲面で構成される吸込側壁部
42の表面におけるコアンダ効果によってスムーズに吸
込側壁部42の外周側に偏向せしめられ、該逆流空気に
よる吸込流れに対する影響が可及的に抑制され、吸込流
れの安定化が促進されることとなる。
【0015】請求項3あるいは4記載の発明では、上記
の作用が得られることは勿論であるが、これに加えてベ
ルマウス4の吸込口41の内径Dと吸込側壁部42の曲
率半径rとの比(r/D)を適正値0.02≦(r/D
)≦0.08に設定することにより特にファン運転騒音
がより効果的に防止されるものであり、このことは図9
の特性図において立証されるところである。
の作用が得られることは勿論であるが、これに加えてベ
ルマウス4の吸込口41の内径Dと吸込側壁部42の曲
率半径rとの比(r/D)を適正値0.02≦(r/D
)≦0.08に設定することにより特にファン運転騒音
がより効果的に防止されるものであり、このことは図9
の特性図において立証されるところである。
【0016】
【発明の効果】従って、本願各発明のプロペラファンに
よれば、ベルマウス4の吸込側壁部42の形状を比較的
大きな曲率をもった湾曲形状とするという簡単且つ安価
な構成により、大流量域においてはベルマウス4の吸込
口41部分での空気の剥離が抑制されることからファン
運転騒音のより一層の低減が可能となり、また少流量域
においては空気流れの安定化が促進されこれによってフ
ァン性能の向上が図れるものであり、これによりファン
性能が高く且つ静粛運転が可能なプロペラファンを提供
することができるものである。
よれば、ベルマウス4の吸込側壁部42の形状を比較的
大きな曲率をもった湾曲形状とするという簡単且つ安価
な構成により、大流量域においてはベルマウス4の吸込
口41部分での空気の剥離が抑制されることからファン
運転騒音のより一層の低減が可能となり、また少流量域
においては空気流れの安定化が促進されこれによってフ
ァン性能の向上が図れるものであり、これによりファン
性能が高く且つ静粛運転が可能なプロペラファンを提供
することができるものである。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいて本願
発明を具体的に説明する。
発明を具体的に説明する。
【0018】第1実施例
図1には本願の請求項1及び3記載の発明の実施例にか
かるプロペラファンZ1が示されている。この実施例の
プロペラファンZ1は、その基本構造を上記従来例(図
10参照)と同様とするものであって、複数の翼2,2
,・・を備え且つモーター3によって回転駆動されるフ
ァン本体1を備えている。また、このファン本体1の各
翼2,2,・・の外周側には、吸込側壁部42と吹出側
壁部43とで構成される吸込口41をもつベルマウス4
が、該吸込口41内に上記ファン本体1の各翼2,2,
・・を所定間隔をもって内装せしめた状態で配置されて
おり、該ファン本体1とベルマウス4とは支持フレーム
5を介して一体化されている。
かるプロペラファンZ1が示されている。この実施例の
プロペラファンZ1は、その基本構造を上記従来例(図
10参照)と同様とするものであって、複数の翼2,2
,・・を備え且つモーター3によって回転駆動されるフ
ァン本体1を備えている。また、このファン本体1の各
翼2,2,・・の外周側には、吸込側壁部42と吹出側
壁部43とで構成される吸込口41をもつベルマウス4
が、該吸込口41内に上記ファン本体1の各翼2,2,
・・を所定間隔をもって内装せしめた状態で配置されて
おり、該ファン本体1とベルマウス4とは支持フレーム
5を介して一体化されている。
【0019】そして、この実施例のプロペラファンZ1
は、上記ベルマウス4の吸込側壁部42部分の形状に特
徴を有しており、これによって従来に増して高いファン
性能と静粛運転とを実現している。即ち、この実施例の
ものにおいては、上記吸込側壁部42を、吸込口41の
内周面に連続してこれから空気上流側を指向しながら径
方向外方にほぼ半円状に湾曲する湾曲断面構造としてい
る。そして、この場合、この吸込口41の内径Dと吸込
側壁部42の曲率半径rとの比(r/D)を0.02≦
(r/D)≦0.08に設定している。
は、上記ベルマウス4の吸込側壁部42部分の形状に特
徴を有しており、これによって従来に増して高いファン
性能と静粛運転とを実現している。即ち、この実施例の
ものにおいては、上記吸込側壁部42を、吸込口41の
内周面に連続してこれから空気上流側を指向しながら径
方向外方にほぼ半円状に湾曲する湾曲断面構造としてい
る。そして、この場合、この吸込口41の内径Dと吸込
側壁部42の曲率半径rとの比(r/D)を0.02≦
(r/D)≦0.08に設定している。
【0020】このように構成することにより、先ず第1
に、翼2の前面側からの他に該翼2の外周側からも空気
の吸込が行なわれ特にファン運転騒音が問題となる大流
量域での運転時においては、図2において矢印流線で示
すように翼2の外周側から吸い込まれる空気は上記吸込
側壁部42が大きな曲率半径をもつ半円状に形成されて
いることから、従来のように該吸込側壁部42の外周部
に衝突することなく該吸込側壁部42の表面に沿って流
れて吸込口41側に吸い込まれる。従って、該吸込口4
1部分において空気流れに剥離が生じるということがほ
とんどなくなり、吸込流れがより改善されることからフ
ァン運転騒音がより効果的に抑制され、プロペラファン
の静粛運転が実現されるものである。このようなファン
運転騒音の低減効果は、実験によって得た図7に示す「
流量係数−比騒音線図」から明らかである。
に、翼2の前面側からの他に該翼2の外周側からも空気
の吸込が行なわれ特にファン運転騒音が問題となる大流
量域での運転時においては、図2において矢印流線で示
すように翼2の外周側から吸い込まれる空気は上記吸込
側壁部42が大きな曲率半径をもつ半円状に形成されて
いることから、従来のように該吸込側壁部42の外周部
に衝突することなく該吸込側壁部42の表面に沿って流
れて吸込口41側に吸い込まれる。従って、該吸込口4
1部分において空気流れに剥離が生じるということがほ
とんどなくなり、吸込流れがより改善されることからフ
ァン運転騒音がより効果的に抑制され、プロペラファン
の静粛運転が実現されるものである。このようなファン
運転騒音の低減効果は、実験によって得た図7に示す「
流量係数−比騒音線図」から明らかである。
【0021】一方、吸込口41における空気の流通抵抗
が増大し空気の逆流が生じる少流量域での運転時には、
図3において矢印流線で示すように、吸込口41の吸込
側において生じた逆流は吸込側壁部42の表面でのコア
ンダ効果によって該吸込側壁部42の表面に沿ってスム
ーズにその外周側に偏向せしめられる。この結果、上記
逆流が吸込流れに及ぼす影響が効果的に防止され、該吸
込流れの安定化によりファン性能が従来のものにも増し
て向上せしめられるものである。尚、このようなファン
性能の向上効果は、実験により得た図8に示す「流量係
数−静圧係数線図」から明らかなところである。
が増大し空気の逆流が生じる少流量域での運転時には、
図3において矢印流線で示すように、吸込口41の吸込
側において生じた逆流は吸込側壁部42の表面でのコア
ンダ効果によって該吸込側壁部42の表面に沿ってスム
ーズにその外周側に偏向せしめられる。この結果、上記
逆流が吸込流れに及ぼす影響が効果的に防止され、該吸
込流れの安定化によりファン性能が従来のものにも増し
て向上せしめられるものである。尚、このようなファン
性能の向上効果は、実験により得た図8に示す「流量係
数−静圧係数線図」から明らかなところである。
【0022】また、この場合、上記吸込側壁部42の曲
率半径の設定が問題となるが、これはファン運転騒音を
考慮して上述のように上記(r/D)を、0.02≦(
r/D)≦0.08の範囲内に設定することで解決され
る。 即ち、本願発明者らは、常用流量域である流量係数φ=
0.27において(r/D)を順次変化させて各値にお
ける比騒音を測定しその結果を図9に示した。この実験
データーから、0.02≦(r/D)≦0.08の範囲
において良好な騒音性能が得られることが分かる。
率半径の設定が問題となるが、これはファン運転騒音を
考慮して上述のように上記(r/D)を、0.02≦(
r/D)≦0.08の範囲内に設定することで解決され
る。 即ち、本願発明者らは、常用流量域である流量係数φ=
0.27において(r/D)を順次変化させて各値にお
ける比騒音を測定しその結果を図9に示した。この実験
データーから、0.02≦(r/D)≦0.08の範囲
において良好な騒音性能が得られることが分かる。
【0023】このように、この実施例のものにおいては
、ベルマウス4の吸込口41の吸込側壁部42を所定曲
率半径をもつ半円状の断面形状に設定するという簡単且
つ安価な構成のみによって、運転騒音が少なく且つ高い
ファン性能のプロペラファンを得ることができるもので
ある。
、ベルマウス4の吸込口41の吸込側壁部42を所定曲
率半径をもつ半円状の断面形状に設定するという簡単且
つ安価な構成のみによって、運転騒音が少なく且つ高い
ファン性能のプロペラファンを得ることができるもので
ある。
【0024】第2実施例
図4には本願の請求項2及び4記載の発明の実施例にか
かるプロペラファンZ2が示されている。この実施例の
プロペラファンZ2は、上記ベルマウス4の吸込側壁部
42部分の構造のみが上記第1実施例と異なるのみで、
その他の構成は全て第1実施例のものと同様である。即
ち、この実施例のものは、上記第1実施例のものがベル
マウス4の吸込側壁部42を半円状の湾曲断面構造とし
ていたのに対して、該吸込側壁部42を、吹出側壁部4
3に連続して空気上流側に指向しながら径方向外方へ湾
曲する内側湾曲部42aと、該内側湾曲部42aに連続
してその径方向外方に延出する平板状の直壁部42cと
、該直壁部42cの外周部に連続して空気上流側に指向
しながら径方向外方に湾曲する外側湾曲部42bとから
なる半長円状の湾曲断面構造としている。そして、この
場合、各湾曲部42a,42bの曲率半径rは、0.0
2≦(r/D)≦0.08の範囲内において設定する。
かるプロペラファンZ2が示されている。この実施例の
プロペラファンZ2は、上記ベルマウス4の吸込側壁部
42部分の構造のみが上記第1実施例と異なるのみで、
その他の構成は全て第1実施例のものと同様である。即
ち、この実施例のものは、上記第1実施例のものがベル
マウス4の吸込側壁部42を半円状の湾曲断面構造とし
ていたのに対して、該吸込側壁部42を、吹出側壁部4
3に連続して空気上流側に指向しながら径方向外方へ湾
曲する内側湾曲部42aと、該内側湾曲部42aに連続
してその径方向外方に延出する平板状の直壁部42cと
、該直壁部42cの外周部に連続して空気上流側に指向
しながら径方向外方に湾曲する外側湾曲部42bとから
なる半長円状の湾曲断面構造としている。そして、この
場合、各湾曲部42a,42bの曲率半径rは、0.0
2≦(r/D)≦0.08の範囲内において設定する。
【0025】かかる構成とすることにより、この実施例
のものにおいても上記第1実施例の場合と同様に、大流
量域での運転時には吸込側壁部42の表面での空気流れ
の剥離を抑制して高いファン運転騒音が得られ(図5参
照)、また少流量域での運転時には吸込口41部分での
空気の逆流による吸込流れへの影響を可及的に防止して
高いファン性能が得られるものである(図6参照)。
のものにおいても上記第1実施例の場合と同様に、大流
量域での運転時には吸込側壁部42の表面での空気流れ
の剥離を抑制して高いファン運転騒音が得られ(図5参
照)、また少流量域での運転時には吸込口41部分での
空気の逆流による吸込流れへの影響を可及的に防止して
高いファン性能が得られるものである(図6参照)。
【図1】本願発明の第1実施例にかかるプロペラファン
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】図1に示すプロペラファンの大流量域における
流れ状態説明図である。
流れ状態説明図である。
【図3】図1に示すプロペラファンの少流量域における
流れ状態説明図である。
流れ状態説明図である。
【図4】本願発明の第2実施例にかかるプロペラファン
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図5】図4に示すプロペラファンの大流量域における
流れ状態説明図である。
流れ状態説明図である。
【図6】図4に示すプロペラファンの少流量域における
流れ状態説明図である。
流れ状態説明図である。
【図7】プロペラファンの比騒音特性図である。
【図8】プロペラファンの静圧係数特性図である。
【図9】本願発明のプロペラファンにおける(r/D)
に対する比騒音特性図である。
に対する比騒音特性図である。
【図10】従来構造のプロペラファンの縦断面図である
。
。
【図11】図10に示すプロペラファンの大流量域にお
ける流れ状態説明図である。
ける流れ状態説明図である。
【図12】図10に示すプロペラファンの少流量域にお
ける流れ状態説明図である。
ける流れ状態説明図である。
1はファン本体、2は翼、3はモーター、4はベルマウ
ス、5は支持フレーム、41は吸込口、42は吸込側壁
部、42aは内側湾曲部、42bは外側湾曲部、42c
は直壁部、43は吹出側壁部である。
ス、5は支持フレーム、41は吸込口、42は吸込側壁
部、42aは内側湾曲部、42bは外側湾曲部、42c
は直壁部、43は吹出側壁部である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の翼(2),(2),・・を備え
たファン本体(1)を、相互に連続する吸込側壁部(4
2)と吹出側壁部(43)とからなる吸込口(41)を
有するベルマウス(4)の該吸込口(41)内に上記各
翼(2),(2),・・との間に所定間隔をもった状態
で配置してなるプロペラファンであって、上記ベルマウ
ス(4)の吸込側壁部(42)が、上記吸込口(41)
の内周面から径方向外方に向って略半円状に湾曲する断
面形状を有していることを特徴とするプロペラファン。 - 【請求項2】 複数の翼(2),(2),・・を備え
たファン本体(1)を、相互に連続する吸込側壁部(4
2)と吹出側壁部(43)とからなる吸込口(41)を
有するベルマウス(4)の該吸込口(41)内に上記各
翼(2),(2),・・との間に所定間隔をもった状態
で配置してなるプロペラファンであって、上記ベルマウ
ス(4)の吸込側壁部(42)が、上記吸込口(41)
の内周面から空気上流側に指向しながら径方向外方に向
って湾曲する内側湾曲部(42a)と、該内側湾曲部(
42a)の外周部に連続してこれから径方向外方へ延出
する直壁部(42c)と、該直壁部(42c)の外周に
連続してこれから空気上流側に指向しながら径方向外方
に向って湾曲する外側湾曲部(42b)とからなる半長
円状に湾曲する断面形状を有していることを特徴とする
プロペラファン。 - 【請求項3】 請求項1において、上記ベルマウス(
4)の上記吸込口(41)の内径(D)と上記吸込側壁
部(42)の曲率半径(r)との比(r/D)が0.0
2≦r/D≦0.08に設定されていることを特徴とす
るプロペラファン。 - 【請求項4】 請求項2において、上記ベルマウス(
4)の上記吸込口(41)の内径(D)と上記吸込側壁
部(42)の内側湾曲部(42a)及び外側湾曲部(4
2b)の曲率半径(r)との比(r/D)がそれぞれ0
.02≦r/D≦0.08に設定されていることを特徴
とするプロペラファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03145969A JP3084790B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | プロペラファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03145969A JP3084790B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | プロペラファン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370399A true JPH04370399A (ja) | 1992-12-22 |
| JP3084790B2 JP3084790B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=15397186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03145969A Expired - Lifetime JP3084790B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | プロペラファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3084790B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106321520A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-01-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 导流圈结构、轴流风机及空调器 |
| US9574565B2 (en) | 2012-03-12 | 2017-02-21 | Nidec Corporation | Centrifugal fan having main blade with axially upper end projecting upward |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009130954A1 (ja) | 2008-04-22 | 2009-10-29 | 三菱電機株式会社 | 送風機およびこの送風機を用いたヒートポンプ装置 |
| JP4823294B2 (ja) | 2008-11-04 | 2011-11-24 | 三菱電機株式会社 | 送風機及びこの送風機を用いたヒートポンプ装置 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP03145969A patent/JP3084790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9574565B2 (en) | 2012-03-12 | 2017-02-21 | Nidec Corporation | Centrifugal fan having main blade with axially upper end projecting upward |
| US10662969B2 (en) | 2012-03-12 | 2020-05-26 | Nidec Corporation | Centrifugal fan |
| CN106321520A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-01-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 导流圈结构、轴流风机及空调器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3084790B2 (ja) | 2000-09-04 |
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