JPH04372473A - 4輪独立駆動車用4輪操舵装置 - Google Patents
4輪独立駆動車用4輪操舵装置Info
- Publication number
- JPH04372473A JPH04372473A JP17609991A JP17609991A JPH04372473A JP H04372473 A JPH04372473 A JP H04372473A JP 17609991 A JP17609991 A JP 17609991A JP 17609991 A JP17609991 A JP 17609991A JP H04372473 A JPH04372473 A JP H04372473A
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- JP
- Japan
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- wheel steering
- wheel
- steering
- rear wheel
- angle
- Prior art date
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前後左右の各輪をそれ
ぞれ独立駆動する4輪独立駆動装置をそなえた4輪独立
駆動車に装備される4輪操舵装置に関する。
ぞれ独立駆動する4輪独立駆動装置をそなえた4輪独立
駆動車に装備される4輪操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の4輪操舵装置をそなえた自
動車における操舵機構の摸式図であり、同図に示すよう
に、前輪1L,1R用の前輪操舵機構Fと、前輪操舵機
構Fに連係された後輪13L,13R用の後輪操舵機構
Rとがそなえられている。
動車における操舵機構の摸式図であり、同図に示すよう
に、前輪1L,1R用の前輪操舵機構Fと、前輪操舵機
構Fに連係された後輪13L,13R用の後輪操舵機構
Rとがそなえられている。
【0003】そして、前輪操舵機構Fは、前輪1L,1
Rに付設され各前輪を転舵しうるように取り付けられた
タイロッド3,3と、タイロッド3,3の内端間に連結
されたパワーステアリング装置2とをそなえている。
Rに付設され各前輪を転舵しうるように取り付けられた
タイロッド3,3と、タイロッド3,3の内端間に連結
されたパワーステアリング装置2とをそなえている。
【0004】パワーステアリング装置2は、ステアリン
グハンドル4によって作動するラック・ピニオン機構と
、このラック・ピニオン機構に連結された前輪操舵アク
チュエータとしての油圧シリンダとで構成されている。
グハンドル4によって作動するラック・ピニオン機構と
、このラック・ピニオン機構に連結された前輪操舵アク
チュエータとしての油圧シリンダとで構成されている。
【0005】油圧シリンダは、ステアリングハンドル4
によって駆動される進相機能付き前輪操舵バルブ5を介
して、ポンプユニット6の一方の油圧ポンプ7に接続さ
れている。
によって駆動される進相機能付き前輪操舵バルブ5を介
して、ポンプユニット6の一方の油圧ポンプ7に接続さ
れている。
【0006】ポンプユニット6は、タンデム式に結合さ
れてエンジン8により駆動される二連ポンプ7,9で構
成されており、他方の油圧ポンプ9は、後輪操舵バルブ
10を介して後輪操舵アクチュエータ11に接続されて
いる。
れてエンジン8により駆動される二連ポンプ7,9で構
成されており、他方の油圧ポンプ9は、後輪操舵バルブ
10を介して後輪操舵アクチュエータ11に接続されて
いる。
【0007】後輪操舵アクチュエータ11は、液圧シリ
ンダとしての油圧シリンダで構成されており、そのピス
トンロッド11Aがタイロッド12、12を介して左右
の後輪に連結されている。
ンダとしての油圧シリンダで構成されており、そのピス
トンロッド11Aがタイロッド12、12を介して左右
の後輪に連結されている。
【0008】すなわち、後輪操舵機構Rが、左右の後輪
13L,13Rに付設され各後輪13L,13Rの転舵
を可能に取り付けられたタイロッド12,12と、同タ
イロッド12,12の内端に両端を連結されてその往復
動により上記タイロッドを駆動するロッド11Aと、同
ロッド11Aを駆動する流体圧シリンダとしての油圧シ
リンダ11をそなえて構成されている。
13L,13Rに付設され各後輪13L,13Rの転舵
を可能に取り付けられたタイロッド12,12と、同タ
イロッド12,12の内端に両端を連結されてその往復
動により上記タイロッドを駆動するロッド11Aと、同
ロッド11Aを駆動する流体圧シリンダとしての油圧シ
リンダ11をそなえて構成されている。
【0009】なお、図5において、14はリザバタンク
を示している。
を示している。
【0010】ところで、後輪操舵アクチュエータ11は
、コントローラ15により制御されるようになっており
、ステアリングハンドル4の操作に対し、走行状態に応
じて、後輪操舵バルブ10に作動制御信号が出力され、
油圧ポンプ9から後輪操舵バルブ10へ供給される作動
油が制御されるようになっている。
、コントローラ15により制御されるようになっており
、ステアリングハンドル4の操作に対し、走行状態に応
じて、後輪操舵バルブ10に作動制御信号が出力され、
油圧ポンプ9から後輪操舵バルブ10へ供給される作動
油が制御されるようになっている。
【0011】また、コントローラ15は、前輪操舵バル
ブ5へも作動制御信号を出力するようになっており、ス
テアリングハンドル4の操舵に対し左右の前輪1L,1
Rを進相させた制御を行なえるようになっている。
ブ5へも作動制御信号を出力するようになっており、ス
テアリングハンドル4の操舵に対し左右の前輪1L,1
Rを進相させた制御を行なえるようになっている。
【0012】そして、コントローラ15には、車速Vを
検出する車速センサ26、ステアリングハンドル4のハ
ンドル角θHを検出するハンドル角センサ16、後輪操
舵角θRを検出する後輪操舵角センサ17、およびパワ
ーステアリング装置2の作動圧を検出する圧力センサ1
8,19が接続され、各出力信号がコントローラ15へ
供給されるようになっている。
検出する車速センサ26、ステアリングハンドル4のハ
ンドル角θHを検出するハンドル角センサ16、後輪操
舵角θRを検出する後輪操舵角センサ17、およびパワ
ーステアリング装置2の作動圧を検出する圧力センサ1
8,19が接続され、各出力信号がコントローラ15へ
供給されるようになっている。
【0013】このような構成により、各センサの出力信
号がコントローラ15に入力され、コントローラ15か
らの制御信号により前輪1L,1Rおよび後輪13L,
13Rの操舵制御が行なわれる。
号がコントローラ15に入力され、コントローラ15か
らの制御信号により前輪1L,1Rおよび後輪13L,
13Rの操舵制御が行なわれる。
【0014】また、図6は従来の4輪独立駆動車におけ
る駆動系を示す摸式図であり、同図に示すように、エン
ジン8の出力が各車輪にそれぞれ付設されたクラッチ2
0を介し各車輪1L,1R,13L,13Rへ伝達され
るようになっている。
る駆動系を示す摸式図であり、同図に示すように、エン
ジン8の出力が各車輪にそれぞれ付設されたクラッチ2
0を介し各車輪1L,1R,13L,13Rへ伝達され
るようになっている。
【0015】クラッチ20は、油圧制御バルブ21によ
りその作動油圧を制御されるようになっており、油圧制
御バルブ21はコントローラ15からの制御信号により
制御されるようになっている。
りその作動油圧を制御されるようになっており、油圧制
御バルブ21はコントローラ15からの制御信号により
制御されるようになっている。
【0016】コントローラ15は、コンピュータ(CP
U)をそなえており、ステアリングハンドル4の回転角
を検出するハンドル角センサ16,ブレーキペダルの踏
み込み状態を検出するブレーキセンサ22,車両の旋回
モーメントを検出するヨーレイトセンサ23,車両の加
速度を検出する前後Gセンサ24,横Gセンサ27およ
びアクセルペダルの踏み込み状態を検出するアクセル開
度センサ28からの検出信号を受けて、所要の演算が行
なわれ、制御信号が出力されるようになっている。
U)をそなえており、ステアリングハンドル4の回転角
を検出するハンドル角センサ16,ブレーキペダルの踏
み込み状態を検出するブレーキセンサ22,車両の旋回
モーメントを検出するヨーレイトセンサ23,車両の加
速度を検出する前後Gセンサ24,横Gセンサ27およ
びアクセルペダルの踏み込み状態を検出するアクセル開
度センサ28からの検出信号を受けて、所要の演算が行
なわれ、制御信号が出力されるようになっている。
【0017】なお、図6において、311〜314は各
輪の制動機構を示している。
輪の制動機構を示している。
【0018】このような構成により、前後左右の各車輪
は、エンジン8の出力により回転駆動されるが、各車輪
へ入力される駆動力は、クラッチ20の結合状態により
調整される。
は、エンジン8の出力により回転駆動されるが、各車輪
へ入力される駆動力は、クラッチ20の結合状態により
調整される。
【0019】したがって、車両の走行状態に応じて出力
される各センサの出力により、コントローラ15,油圧
制御バルブ21を介し、各車輪へ分配されるトルクが調
整される。
される各センサの出力により、コントローラ15,油圧
制御バルブ21を介し、各車輪へ分配されるトルクが調
整される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的な4
輪駆動型の自動車では、その旋回半径一定のもとでの加
速時において、図7のグラフに点線で示すようなステア
特性を有しており、横Gに対するハンドル角が横Gの大
きい領域で急増しており、ニュートラルな特性とならな
い。
輪駆動型の自動車では、その旋回半径一定のもとでの加
速時において、図7のグラフに点線で示すようなステア
特性を有しており、横Gに対するハンドル角が横Gの大
きい領域で急増しており、ニュートラルな特性とならな
い。
【0021】そこで、前述のような4輪独立駆動の自動
車を構成すると、左右の車輪に分配するトルクを調整す
ることにより、図7のグラフに実線で示すようなニュー
トラルな特性を得ることができる。
車を構成すると、左右の車輪に分配するトルクを調整す
ることにより、図7のグラフに実線で示すようなニュー
トラルな特性を得ることができる。
【0022】しかしながら、このとき、車体スリップ角
は増加し、よりヘッドイン姿勢になるため、旋回から直
進への移行時や旋回方向の変更等の運動の変わり目で、
余分なヨー運動が必要となり、過渡時の限界低下の要因
になるという課題がある。
は増加し、よりヘッドイン姿勢になるため、旋回から直
進への移行時や旋回方向の変更等の運動の変わり目で、
余分なヨー運動が必要となり、過渡時の限界低下の要因
になるという課題がある。
【0023】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、4輪独立駆動によりニュートラルステア特性
を得ながら、4輪操舵を適切に行なって過渡時における
余分な運動を防止できるようにした、4輪独立駆動車用
4輪操舵装置を提供することを目的とする。
たもので、4輪独立駆動によりニュートラルステア特性
を得ながら、4輪操舵を適切に行なって過渡時における
余分な運動を防止できるようにした、4輪独立駆動車用
4輪操舵装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の4輪
独立駆動車用4輪操舵装置は、前後左右の各車輪をそれ
ぞれ独立して駆動する4輪独立駆動装置をそなえた自動
車において、前輪を操舵するための前輪操舵機構と、後
輪を操舵するための後輪操舵機構と、上記の前輪操舵機
構および後輪操舵機構を制御する制御手段とをそなえ、
上記自動車の車体スリップ角が所定の小さな領域に収ま
るように後輪舵角量を設定する後輪舵角設定手段が上記
制御手段に設けられていることを特徴としている。
独立駆動車用4輪操舵装置は、前後左右の各車輪をそれ
ぞれ独立して駆動する4輪独立駆動装置をそなえた自動
車において、前輪を操舵するための前輪操舵機構と、後
輪を操舵するための後輪操舵機構と、上記の前輪操舵機
構および後輪操舵機構を制御する制御手段とをそなえ、
上記自動車の車体スリップ角が所定の小さな領域に収ま
るように後輪舵角量を設定する後輪舵角設定手段が上記
制御手段に設けられていることを特徴としている。
【0025】
【作用】上述の本発明の4輪独立駆動車用4輪操舵装置
では、制御手段の後輪舵角設定手段が、車体スリップ角
が所定の小さな領域に収まるように後輪舵角量を設定し
て、後輪操舵機構を通じて、この設定された後輪舵角量
に応じて後輪舵角が制御される。
では、制御手段の後輪舵角設定手段が、車体スリップ角
が所定の小さな領域に収まるように後輪舵角量を設定し
て、後輪操舵機構を通じて、この設定された後輪舵角量
に応じて後輪舵角が制御される。
【0026】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1〜図4は本発明の一実施例としての4輪
独立駆動車用4輪操舵装置を示すもので、図1はその要
部構成を示す摸式的な構成図、図2はその要部の動作を
示すフローチャート、図3,図4はいずれもその動作特
性を示すグラフである。
明すると、図1〜図4は本発明の一実施例としての4輪
独立駆動車用4輪操舵装置を示すもので、図1はその要
部構成を示す摸式的な構成図、図2はその要部の動作を
示すフローチャート、図3,図4はいずれもその動作特
性を示すグラフである。
【0027】本実施例の4輪独立駆動車用4輪操舵装置
の全体構成は、図5,6に示す従来例とほぼ同様に構成
されており、図1における符号と同一の符号は、ほぼ同
様のものを示している。そして、前輪操舵機構F,後輪
操舵機構Rおよびコントローラ15の要部は、図1,図
2に示すように構成されている。
の全体構成は、図5,6に示す従来例とほぼ同様に構成
されており、図1における符号と同一の符号は、ほぼ同
様のものを示している。そして、前輪操舵機構F,後輪
操舵機構Rおよびコントローラ15の要部は、図1,図
2に示すように構成されている。
【0028】すなわち、前後左右の各車輪にトルクセン
サ(トルク検出手段)291,292,293,294
が付設されており、これらのトルクセンサ291,29
2,293,294はコントローラ(電子制御ユニット
:ECU)15に接続されている。
サ(トルク検出手段)291,292,293,294
が付設されており、これらのトルクセンサ291,29
2,293,294はコントローラ(電子制御ユニット
:ECU)15に接続されている。
【0029】コントローラ15内には、トルクセンサ2
91,292,293,294の検出信号を受けて車体
のヨーモーメントを算出するヨーモーメント算出手段1
5Aと、このヨーモーメント算出手段15Aからの情報
に基づいて後輪操舵量を設定する後輪操舵量設定手段1
5Bが設けられている。
91,292,293,294の検出信号を受けて車体
のヨーモーメントを算出するヨーモーメント算出手段1
5Aと、このヨーモーメント算出手段15Aからの情報
に基づいて後輪操舵量を設定する後輪操舵量設定手段1
5Bが設けられている。
【0030】ヨーモーメント算出手段15Aは、トルク
センサ291,292,293,294で検出された各
車輪の駆動トルクT1,T2,T3,T4から次式(1
)を用いて、左右駆動力差によるヨーモーメントMを演
算する。 M=TR×{(T2−T1)/R+(T4
−T3)/R}・・・(1)ここで、TR:トレッド,
R:タイヤ半径
センサ291,292,293,294で検出された各
車輪の駆動トルクT1,T2,T3,T4から次式(1
)を用いて、左右駆動力差によるヨーモーメントMを演
算する。 M=TR×{(T2−T1)/R+(T4
−T3)/R}・・・(1)ここで、TR:トレッド,
R:タイヤ半径
【0031】そして、後輪操舵量設
定手段15Bでは、ハンドル角センサ16からのハンド
ル角に対応する前輪舵角δf を読み込みこの前輪舵角
δf と、車速Vと、上述のヨーモーメントMを用いて
、車体スリップ角が所定の小さな領域に収まるように次
式(2)によって後輪舵角δr を設定するようになっ
ている。 δr =K1 ・δf +K2 ・M
・・・
・(2)ただし、 K1 =A1 /B1 A1 =m・V2 ・Lf ・Kf −L・Lr ・K
f ・Kr B1 =m・V2 ・Lr ・Kr +L
・Lf ・Kf ・Kr K2 =A2 /B2 A2 =m・V2 +Lf ・Kf −Lr ・Kr
B2 =m・V2 ・Lr ・Kr +L・Lf ・K
f ・Kr であり、 m:車体の重量 V:車速(車速センサ26で検出される。)L:ホイル
ベース Lf :重心から前輪1L,1Rまでの距離Lr :重
心から後輪13L,13Rまでの距離Kf :前輪1L
,1Rにおける左右コーナリングパワーの合計 Kr :後輪13L,13Rにおける左右コーナリング
パワーの合計
定手段15Bでは、ハンドル角センサ16からのハンド
ル角に対応する前輪舵角δf を読み込みこの前輪舵角
δf と、車速Vと、上述のヨーモーメントMを用いて
、車体スリップ角が所定の小さな領域に収まるように次
式(2)によって後輪舵角δr を設定するようになっ
ている。 δr =K1 ・δf +K2 ・M
・・・
・(2)ただし、 K1 =A1 /B1 A1 =m・V2 ・Lf ・Kf −L・Lr ・K
f ・Kr B1 =m・V2 ・Lr ・Kr +L
・Lf ・Kf ・Kr K2 =A2 /B2 A2 =m・V2 +Lf ・Kf −Lr ・Kr
B2 =m・V2 ・Lr ・Kr +L・Lf ・K
f ・Kr であり、 m:車体の重量 V:車速(車速センサ26で検出される。)L:ホイル
ベース Lf :重心から前輪1L,1Rまでの距離Lr :重
心から後輪13L,13Rまでの距離Kf :前輪1L
,1Rにおける左右コーナリングパワーの合計 Kr :後輪13L,13Rにおける左右コーナリング
パワーの合計
【0032】なお、後輪舵角δr 算出式(2)の第1
項における係数K1 は、4輪操舵機構において後輪舵
角δr を決定する手段として用いられている制御則「
定常重心スリップ角=0」を目標としているものであり
、この第一項は車両に発生しているヨーモーメントMに
対し無関係に決定されるものである。
項における係数K1 は、4輪操舵機構において後輪舵
角δr を決定する手段として用いられている制御則「
定常重心スリップ角=0」を目標としているものであり
、この第一項は車両に発生しているヨーモーメントMに
対し無関係に決定されるものである。
【0033】また、式(2)の第2項のK2 ・Mは、
後輪舵角δr を車体スリップ角が所定の小さな領域に
収まるように調整する要素であって、ヨーモーメントM
により車体スリップ角が大きくならないように、ヨーモ
ーメントMに応じて設定される項である。
後輪舵角δr を車体スリップ角が所定の小さな領域に
収まるように調整する要素であって、ヨーモーメントM
により車体スリップ角が大きくならないように、ヨーモ
ーメントMに応じて設定される項である。
【0034】上述の構成により、本実施例の4輪独立駆
動車用4輪操舵装置では、図5,6の従来の4輪操舵装
置をそなえた自動車と同様に、ステアリングハンドル4
の操作によってラック・ピニオン機構が作動し、ラック
・ピニオン機構に連結されたパワーステアリング装置2
が作動して、前輪操舵アクチュエータとしての油圧シリ
ンダが伸縮する。この伸縮により、タイロッド3,3が
所要の揺動を行ない前輪操舵機構Fにおいては前輪1L
,1Rの転舵が行なわれる。
動車用4輪操舵装置では、図5,6の従来の4輪操舵装
置をそなえた自動車と同様に、ステアリングハンドル4
の操作によってラック・ピニオン機構が作動し、ラック
・ピニオン機構に連結されたパワーステアリング装置2
が作動して、前輪操舵アクチュエータとしての油圧シリ
ンダが伸縮する。この伸縮により、タイロッド3,3が
所要の揺動を行ない前輪操舵機構Fにおいては前輪1L
,1Rの転舵が行なわれる。
【0035】この前輪1L,1Rの転に際し油圧シリン
ダはコントローラ15を介し進相機能付き前輪操舵バル
ブ5により制御され、後輪操舵機構Rに対し所要量進相
した操舵が行なわれる。
ダはコントローラ15を介し進相機能付き前輪操舵バル
ブ5により制御され、後輪操舵機構Rに対し所要量進相
した操舵が行なわれる。
【0036】すなわち、コントローラ15には、車速セ
ンサ26から車速Vが入力され、ハンドル角センサ16
からステアリングハンドル4のハンドル角θHが入力さ
れ、後輪操舵角センサ17から後輪操舵角θRが入力さ
れ、さらに圧力センサ18,19からパワーステアリン
グ装置2の作動圧が入力されて、所要の演算の後、制御
信号が前輪操舵機構Fおよび後輪操舵機構Rへ供給され
る。
ンサ26から車速Vが入力され、ハンドル角センサ16
からステアリングハンドル4のハンドル角θHが入力さ
れ、後輪操舵角センサ17から後輪操舵角θRが入力さ
れ、さらに圧力センサ18,19からパワーステアリン
グ装置2の作動圧が入力されて、所要の演算の後、制御
信号が前輪操舵機構Fおよび後輪操舵機構Rへ供給され
る。
【0037】このようにして、前輪操舵機構Fの進相制
御が行なわれ、後輪操舵機構Rも、ステアリングハンド
ル4の操作に対し、走行状態に応じてコントローラ15
から出力される制御信号により作動する。
御が行なわれ、後輪操舵機構Rも、ステアリングハンド
ル4の操作に対し、走行状態に応じてコントローラ15
から出力される制御信号により作動する。
【0038】すなわち、コントローラ15から後輪操舵
バルブ10に作動制御信号が出力され、油圧ポンプ9か
ら後輪操舵バルブ10へ供給される作動油が制御されて
、後輪操舵アクチュエータ11が所要量駆動される。
バルブ10に作動制御信号が出力され、油圧ポンプ9か
ら後輪操舵バルブ10へ供給される作動油が制御されて
、後輪操舵アクチュエータ11が所要量駆動される。
【0039】これにより、ピストンロッド11Aおよび
タイロッド12、12を介して左右の後輪13L,13
Rの操舵制御が行なわれる。
タイロッド12、12を介して左右の後輪13L,13
Rの操舵制御が行なわれる。
【0040】ところで、コントローラ15から後輪操舵
バルブ10へ出力される制御信号は、後輪舵角設定手段
15Bによりその後輪舵角量を設定される。
バルブ10へ出力される制御信号は、後輪舵角設定手段
15Bによりその後輪舵角量を設定される。
【0041】すなわち、後輪舵角設定手段15Bは、図
2のフローチャートに沿い動作し、後輪舵角δr を設
定する。
2のフローチャートに沿い動作し、後輪舵角δr を設
定する。
【0042】つまり、まず、ステップS1で、トルクセ
ンサ291,292,293,294で検出された各車
輪の駆動トルクT1,T2,T3,T4が、コントロー
ラ15に読み込まれる。
ンサ291,292,293,294で検出された各車
輪の駆動トルクT1,T2,T3,T4が、コントロー
ラ15に読み込まれる。
【0043】次のステップS2で、ヨーモーメント算出
手段15Aによって、これらの駆動トルクT1,T2,
T3,T4から式(1)を用いて、左右駆動力差による
ヨーモーメントMが演算される。
手段15Aによって、これらの駆動トルクT1,T2,
T3,T4から式(1)を用いて、左右駆動力差による
ヨーモーメントMが演算される。
【0044】ついで、ステップS3で、ハンドル角セン
サ16の検出信号に基づき前輪舵角δf が読み込まれ
、ステップS4で、後輪操舵量設定手段15Bにより、
この前輪舵角δf やヨーモーメントMや車速Vから式
(2)を用いて、後輪舵角δr が算出される。
サ16の検出信号に基づき前輪舵角δf が読み込まれ
、ステップS4で、後輪操舵量設定手段15Bにより、
この前輪舵角δf やヨーモーメントMや車速Vから式
(2)を用いて、後輪舵角δr が算出される。
【0045】そして、ステップS4で算出された後輪舵
角δr を実現するように後輪操舵バルブ10が作動す
る(ステップS5)。
角δr を実現するように後輪操舵バルブ10が作動す
る(ステップS5)。
【0046】ところで、後輪操舵量を算出する式(2)
には、係数K1 及びK2 が用いられるが、前輪操舵
量に関する項の係数K1 は、図3のグラフに示すよう
な特性をそなえており、車速の大きいところでは正の値
をとり、前輪と同相の操舵を行なうように後輪操舵量を
設定し、車速の小さい状態では負の値となって、前輪と
逆相の操舵を行なうように後輪操舵量を設定する。
には、係数K1 及びK2 が用いられるが、前輪操舵
量に関する項の係数K1 は、図3のグラフに示すよう
な特性をそなえており、車速の大きいところでは正の値
をとり、前輪と同相の操舵を行なうように後輪操舵量を
設定し、車速の小さい状態では負の値となって、前輪と
逆相の操舵を行なうように後輪操舵量を設定する。
【0047】一方、ヨーモーメントMや車体スリップ角
に関する項の係数K2 は、図4のグラフに示すような
特性をそなえており、係数K1 より小さい車速で正の
値に転じ、同相の制御量が小さい車速状態から増加する
ように、補正が行なわれる。
に関する項の係数K2 は、図4のグラフに示すような
特性をそなえており、係数K1 より小さい車速で正の
値に転じ、同相の制御量が小さい車速状態から増加する
ように、補正が行なわれる。
【0048】また、係数K1 は、車速が大きくなって
もあまり増加せず、後輪13L,13Rの同相制御量は
所要量に抑えられた状態となるが、係数K2 は、車速
が大きくなると、車速に対応して増加し、後輪13L,
13Rの同相制御量が車速に応じて大きくなる。
もあまり増加せず、後輪13L,13Rの同相制御量は
所要量に抑えられた状態となるが、係数K2 は、車速
が大きくなると、車速に対応して増加し、後輪13L,
13Rの同相制御量が車速に応じて大きくなる。
【0049】これにより、車体スリップ角が十分にコン
トロールされ、低減される。このような作動により、車
両の走行状態が直進,右旋回,左旋回の相互間で過渡的
な状態にあっても、余分なヨー運動が防止され、4輪独
立駆動型の自動車において、ニュートラルなステアリン
グ特性が得られる。
トロールされ、低減される。このような作動により、車
両の走行状態が直進,右旋回,左旋回の相互間で過渡的
な状態にあっても、余分なヨー運動が防止され、4輪独
立駆動型の自動車において、ニュートラルなステアリン
グ特性が得られる。
【0050】なお、ヨーレイトセンサ23の検出信号か
ら車体スリップ角を推定計算するようにしてもよく、こ
のほか、ハンドル角や車体に働く横Gやアクセル開度な
どからも車体スリップ角を推定計算できるが、これらの
場合も、上記同様の作用及び効果が得られる。
ら車体スリップ角を推定計算するようにしてもよく、こ
のほか、ハンドル角や車体に働く横Gやアクセル開度な
どからも車体スリップ角を推定計算できるが、これらの
場合も、上記同様の作用及び効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の4輪独立
駆動車用4輪操舵装置によれば、前後左右の各車輪をそ
れぞれ独立して駆動する4輪独立駆動装置をそなえた自
動車において、前輪を操舵するための前輪操舵機構と、
後輪を操舵するための後輪操舵機構と、上記の前輪操舵
機構および後輪操舵機構を制御する制御手段とをそなえ
、上記自動車の車体スリップ角が所定の小さな領域に収
まるように後輪舵角量を設定する後輪舵角設定手段が上
記制御手段に設けられるという構成で、車両の走行状態
が、旋回から直進に変わったり、右旋回から左旋回に或
いは左旋回から右旋回に変わるなど、過渡的な状態にあ
っても、余分なヨー運動が防止され、4輪独立駆動車に
おいて、ニュートラルなステアリング特性を得ながら、
余分なヨー運動が防止による過渡的な状態での走行限界
の向上を実現できる効果がある。
駆動車用4輪操舵装置によれば、前後左右の各車輪をそ
れぞれ独立して駆動する4輪独立駆動装置をそなえた自
動車において、前輪を操舵するための前輪操舵機構と、
後輪を操舵するための後輪操舵機構と、上記の前輪操舵
機構および後輪操舵機構を制御する制御手段とをそなえ
、上記自動車の車体スリップ角が所定の小さな領域に収
まるように後輪舵角量を設定する後輪舵角設定手段が上
記制御手段に設けられるという構成で、車両の走行状態
が、旋回から直進に変わったり、右旋回から左旋回に或
いは左旋回から右旋回に変わるなど、過渡的な状態にあ
っても、余分なヨー運動が防止され、4輪独立駆動車に
おいて、ニュートラルなステアリング特性を得ながら、
余分なヨー運動が防止による過渡的な状態での走行限界
の向上を実現できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例としての4輪独立駆動車用4
輪操舵装置の要部構成を示す摸式的な構成図である。
輪操舵装置の要部構成を示す摸式的な構成図である。
【図2】本発明の一実施例としての4輪独立駆動車用4
輪操舵装置の要部の動作を示すフローチャートである。
輪操舵装置の要部の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例としての4輪独立駆動車用4
輪操舵装置の動作特性を示すグラフである。
輪操舵装置の動作特性を示すグラフである。
【図4】本発明の一実施例としての4輪独立駆動車用4
輪操舵装置の動作特性を示すグラフである。
輪操舵装置の動作特性を示すグラフである。
【図5】従来の4輪操舵装置をそなえた自動車における
操舵機構の摸式図である。
操舵機構の摸式図である。
【図6】従来の4輪独立駆動車における駆動系を示す摸
式図である。
式図である。
【図7】一般的な4輪独立駆動車におけるステアリング
特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
1L 前輪
1R 前輪
2 パワーステアリング装置
3 タイロッド
4 ステアリングハンドル
5 進相機能付き前輪操舵バルブ
6 ポンプユニット
7 油圧ポンプ
8 エンジン
9 油圧ポンプ
10 後輪操舵バルブ
11 後輪操舵アクチュエータ
12 タイロッド
13L 後輪
13R 後輪
14 リザーバタンク
15 コントローラ(ECU)
15A ヨーモーメント算出手段
15B 後輪操舵量設定手段
16 ハンドル角センサ
17 後輪操舵角センサ
18 パワステ圧センサ
19 パワステ圧センサ
20 クラッチ
21 油圧制御バルブ
22 ブレーキセンサ
23 ヨーレイトセンサ
24 前後Gセンサ
25 圧力センサ
26 車速センサ
27 横Gセンサ
28 アクセル開度センサ
291〜294 トルクセンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 前後左右の各車輪をそれぞれ独立して
駆動する4輪独立駆動装置をそなえた自動車において、
前輪を操舵するための前輪操舵機構と、後輪を操舵する
ための後輪操舵機構と、上記の前輪操舵機構および後輪
操舵機構を制御する制御手段とをそなえ、上記自動車の
車体スリップ角が所定の小さな領域に収まるように後輪
舵角量を設定する後輪舵角設定手段が上記制御手段に設
けられていることを特徴とする、4輪独立駆動車用4輪
操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17609991A JPH04372473A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 4輪独立駆動車用4輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17609991A JPH04372473A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 4輪独立駆動車用4輪操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04372473A true JPH04372473A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=16007682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17609991A Withdrawn JPH04372473A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 4輪独立駆動車用4輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04372473A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241721A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Advics Co Ltd | 車両の車輪横力推定装置 |
| CN110001391A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-07-12 | 大连聪迅网络科技有限公司 | 多轮差速系统 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP17609991A patent/JPH04372473A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241721A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Advics Co Ltd | 車両の車輪横力推定装置 |
| CN110001391A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-07-12 | 大连聪迅网络科技有限公司 | 多轮差速系统 |
| CN110001391B (zh) * | 2019-04-26 | 2024-04-02 | 大连聪迅网络科技有限公司 | 多轮差速系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |