JPH0437312Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437312Y2
JPH0437312Y2 JP11162285U JP11162285U JPH0437312Y2 JP H0437312 Y2 JPH0437312 Y2 JP H0437312Y2 JP 11162285 U JP11162285 U JP 11162285U JP 11162285 U JP11162285 U JP 11162285U JP H0437312 Y2 JPH0437312 Y2 JP H0437312Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
capstans
slide plate
capstan
switching member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11162285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6222735U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11162285U priority Critical patent/JPH0437312Y2/ja
Publication of JPS6222735U publication Critical patent/JPS6222735U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437312Y2 publication Critical patent/JPH0437312Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気テープ用録音、再生機等におけ
るテープの進行方向を逆転させるためのテープ送
り方向の切換え機構に関する。
(従来の技術) 磁気テープ用録音、再生機等における、テープ
送り方向の切換え機構の基本的構成は、ヘツドの
両側に互いに逆方向へ回転する1対のキヤプスタ
ンと、それぞれのキヤプスタンに対応するピンチ
ローラとを設け、テープの送り方向に応じていず
れか一方のピンチローラをその対応するキヤプス
タンに圧接させることにより、磁気テープをその
キヤプスタンの回転方向に駆動するようになつて
いる。
そして、従来のこのような機構においては、1
対のキヤプスタンに対してソレノイドによつて前
後動するスライドプレートをシヤーシ上に設け、
該スライドプレート上には、スプリングによつて
キヤプスタンの方向へ付勢されると共に先端にピ
ンチローラを設けた1対の揺動アームを備えた構
成であり、テープ駆動時にはスライドプレートを
前進させて1対のピンチローラを前記スプリング
の付勢下にキヤプスタンに圧接させると同時に、
その内の一方のアームを他のソレノイドの作用に
よつて、スプリングの付勢力に抗して後退させて
おくようになつていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような機構では、テープの駆動時
において、スライドプレートを前進状態に保持す
るためのソレノイドに対抗して、一方のアームを
後退させておくためのソレノイドを継続的に励磁
状態に保つ必要から、消費電力が大きくなつて、
特に小型の乾電池を用いるカセツト式のものでは
不都合であり、またこのソレノイドは、前記スプ
リングの弾発力に抗して作動させる必要から、大
型の強力なものとなり、装置全体をコンパクトに
構成することができないと言う問題があつた。
そこで本考案は、磁気テープ用録音、再生機
等、におけるテープ送り方向の切換え機構を省力
化し、その駆動源を小型化することを、その解決
すべき技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) そこで本考案においては、上記課題を解決する
ために、ヘツドの両側に、シヤーシに取り付けら
れ互いに逆方向に回転する一対のキヤプスタン
と、該一対のキヤプスタンに各々テープを挟んで
相対して前記シヤーシにその一端が取り付けられ
た一対の揺動アームと、前記各キヤプスタンに接
離し得るように前記各揺動アームの他端に支持さ
れた一対のピンチローラとを備え、該一対のピン
チローラのいずれか一方を択一的に相対するキヤ
プスタンに当接させることによりテープの送り方
向を切り換えるようにしたテープ送り方向の切換
え機構において、前記一対のキヤプスタンの回転
中心を結ぶ直線に略垂直な方向に前記シヤーシに
対して移動可能なスライドプレートと、励磁され
ることにより該スライドプレートを前記キヤプス
タンに近づく方向に移動させる第1電磁ソレノイ
ドと、前記キヤプスタンの方向に突出した一対の
押圧子を有し、前記スライドプレートに従動して
前記略垂直な方向に移動するとともに、前記スラ
イドプレートが前記キヤプスタンに近づく方向に
移動したときに前記押圧子の一方が前記揺動アー
ムの一方に当接して前記ピンチローラの一方を前
記キヤプスタンの一方に圧接させることとなる二
箇所の位置の間を移動可能な切換部材と、該切換
部材を移動させるための第2電磁ソレノイドと、
該第2電磁ソレノイドが励磁されたときの駆動力
によつて前記切換部材を前記二箇所の位置に交互
に移動させる移動方向切換機構と、前記切換部材
を前記第2電磁ソレノイドの非励磁状態において
は前記各位置においてロツクし、前記第2電磁ソ
レノイドの励磁状態においてはロツクを解除する
ロツク機構、とを有することを特徴とするテープ
送り方向の切換え機構を創出した。
(作用) さて、上記の構成を有する本考案のテープ送り
方向の切換え機構によると、以下のようにテープ
送りの作動と送り方向の切換えが行われる。
まず、第2電磁ソレノイドが励磁されると、こ
の駆動力で移動方向切換機構によつて切換部材が
二つの位置の一方へ移動させられる。この位置に
おいて、ロツク機構により切換部材がロツクされ
る。これによつて、第2電磁ソレノイドの励磁が
解かれても切換部材はその位置に止まる。
続いて第1電磁ソレノイドが励磁されて、スラ
イドプレートが前記キヤプスタンに近づく方向に
移動させられ、これに従動して切換部材も同方向
に移動させられる。
ここで、切換部材が二つの位置の一方にロツク
されているために、切換部材に設けられた一対の
押圧子の一方が揺動アームの一方に当接して、ピ
ンチローラの一方をキヤプスタンの一方に圧接さ
せる。この結果、テープがピンチローラとキヤプ
スタン間に挟圧されて、一方向に送られる。
次に、テープ送り方向を切換えるためには、ま
ず第1電磁ソレノイドの励磁を解いてスライドプ
レートを元の位置に戻した後、第2電磁ソレノイ
ドを励磁する。これにより、移動方向切換機構の
作動で、切換部材が今度は二つの位置の他方へ移
動させられて、ロツク機構でロツクされる。
この後、第1電磁ソレノイドを励磁してスライ
ドプレートをキヤプスタンに近づく方向に移動さ
せれば、上記と反対側のピンチローラがキヤプス
タンに圧接される。この結果、テープは逆方向に
送られることになる。
このようにして、ソレノイドを瞬間的に励磁す
るのみでピンチローラの切換えができ、しかも小
型のソレノイドを用いることができる。
これによつて、テープ送り方向の切換え機構の
省力化と小型化を達成することができる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、シヤーシ1の所定部に1対のキヤプスタン
2を回転可能に取付けている。
これらのキヤプスタン2は、第2図に示すよう
に、その下部がシヤーシ1の裏面へ突出され、そ
の下端部分にフライホイール3が固着されてい
る。そしてフライホイール3の周面の上半部には
図示省略の磁気テープ用リールを図示省略の減速
或いは増速ギヤ機構を介して駆動するためのギヤ
4が、またフライホイール3の周面の下半部には
ベルト溝5が周設され、シヤーシ1に固定したモ
ータ6の軸7とこれらのベルト溝5間に、プーリ
8を介して伝動用ゴムベルト9を張り、モータ6
の駆動時に1対のキヤプスタン2が互いに逆方向
へ回転するようにしている。
次に、シヤーシ1上にはスライドプレート10
が設けられている。スライドプレート10は、前
記1対のキヤプスタン2の後方側(第1図下方
側)に配置され、シヤーシ1上の所定位置に立設
した各1対のアーム軸11及びガイド軸12をそ
れぞれ嵌挿した長孔13をキヤプスタン2の並列
方向(左右方向)に対する直角方向(前後方向)
に備えている。また、スライドプレート10の中
央部にはシヤーシ1の切欠部14を通過してその
裏面へ突出した伝動軸15を固設しており、該伝
動軸15の下端はシヤーシ1の裏面に取付けた伝
動リンク16の一端に連係されている。この伝動
リンク16は「く」字状に形成され、その中央の
屈曲部においてシヤーシ1の裏面に枢着され、か
つその他端に固設した連係軸17は長孔18を通
過してシヤーシ1の表面に突出すると共に中央部
を枢支された伝動リンク19の一端の長孔20に
嵌挿されている。そして伝動リンク19の他端は
シヤーシ1に固定したソレノイド21のプランジ
ヤ22に連係されている。プランジヤ22は、ソ
レノイド21を励磁したとき、所定の長さ引込動
作して、伝動リンク16,19を介しスライドプ
レート10を長孔13と同長のストロークだけ前
進させるように設定されている。そして、ソレノ
イド21の励磁が解除されたときには、スライド
プレート10とシヤーシ1間に張設した図示省略
のコイルスプリングの収縮力によりスライドプレ
ート10が後退位置(第1図に示される位置)に
戻るようになつている。
また、スライドプレート10の中央部上には、
録音、再生ヘツド23と、その左右側に位置する
1対のテープガイド24が設けられている。
次に、前記の1対のアーム軸11には、左右対
称に、それぞれアーム25が取付けられている。
アーム25は、第3図に示すように、上下1対の
同形のアーム板26を連結板27によつて一体化
して成り、アーム板26の先端間でピンチローラ
28を回転可能に軸支すると共に、その側方部間
には、上下のアーム板26のそれぞれ上下方へ突
出するピン29を設けている。そしてピン29の
下方突出部はスライドプレート10に設けた、前
後方向に所定幅の広がりを有する切欠部29aに
係入され、スライドプレート10が後退すると
き、ピン29の下方突出部が切欠部29aの前端
縁に係止されることにより、アーム25がスライ
ドプレート10に従動して後方へ回動するように
なつている。
前記アーム軸11には、コイルスプリング30
を巻装して、該コイルスプリング30の上端を前
記連結板27に対し、また下端を下側のアーム板
26より立設した側壁31に対し、それぞれ弾発
力によつて当接させている。そしてコイルスプリ
ング30の下端の直線部32は、第1図に示すよ
うに、アーム25の外方へはみ出しており、か
つ、スライドプレート10の中心方向手前側へ傾
斜した状態に設定されている。
次に、スライドプレート10の手前側端縁には
前方へ2本のガイドピン33を突設したガイド壁
34が左右方向に立設され、切換部材35がその
横長のガイド溝36に前記ガイドピン33を嵌合
されることにより、ガイド壁34に取付けられて
いる。従つて切換部材35は、ガイド溝36が許
すストロークにおいてガイド壁34に沿い往復移
動可能であり、かつ切換部材35の移動ストロー
クの両端位置において、切換部材35の両端部を
前方へ直角に屈曲させて形成した1対の等長の押
圧子37のうちいずれか一方が、前記コイルスプ
リング30の直線部32の前方に対応位置するよ
うになつている。
次に、第5図に示すように、前記切換部材35
は、その上部に突設した支持片38より立設した
連係ピン39を、ガイドプレート40に設けた、
前記長孔13と同長、同方向の長孔41に嵌合さ
せることにより、ガイドプレート40に連係され
ている。そして、第6図に示すように、ガイドプ
レート40は、シヤーシ1の上方に固設した支持
プレート42の下面に対し、左右方向の長孔43
に嵌合したピン44を介して、左右方向へ移動可
能に取付けられている。長孔43は前記ガイド溝
36と同長である。
上記構成より、切換部材35はスライドプレー
ト10が前後方向へ移動するときこれに従動し、
その際にガイドプレート40の干渉を受けず、一
方、ガイドプレート40が左右方向へ移動すると
きこれに従動し、その際にスライドプレート10
の干渉を受けないようになつている。
また、ガイドプレート40には所定の間隔で1
対のガイド用切欠45が設けられている。これら
のガイド用切欠45は、左右対称に、避退スペー
ス46と、前進スペース47と、両スペースの境
界部に突出させたストツパ部48とを有する形状
に成つており、第5図に示すように、各ガイド用
切欠45には前記1対のアーム25のピン29の
上方突出部が嵌合された状態となつていて、しか
もガイドプレート40の左右への移動位置におい
て、いずれか一方のピン29がストツパ部48に
当接するため前進スペース47へ入り込めないよ
うに設定されている。
次にガイドプレート40を支持プレート42の
下面に沿つて左右方向へ移動させるための機構を
第6図及び第7図に基づいて説明する。
支持プレート42の一端下部にはソレノイド4
9がそのプランジヤ50の軸方向が左右方向に向
くように固設され、そのプランジヤ50の先端部
に立設されたピン51が支持プレート42の左右
方向の長孔52を通過してその上方に突出すると
共に支持プレート42上に設けた牽引杆53の一
端に連係されている。そして牽引杆53の中間部
は上方へ屈曲されその部分より下方へピン54を
垂設すると共に牽引杆53の先端部は引張り状態
のコイルスプリング55を介して、支持プレート
42より立設したブラケツト56に連係されてい
る。
牽引杆53の前記屈曲部と支持プレート42と
の間には、支持プレート42のピン57に回転可
能に取付けた切換カム58が挟装され、該切換カ
ム58に設けた「く」字状のカム溝59には前記
ピン54が嵌入されている。このカム溝59は、
第6図〜第8図によく示されるように、その頂点
部分(「く」の字形の屈曲部分)の外側が平らに
なつていて、2つの角部を有している。一方、こ
れに対向する屈曲部分内側には、尖状の切換突起
60となつている。
そして、カム溝59の内側の屈曲部に設けた尖
状の切換突起60は、第7図及び第8図に示すよ
うに、切換カム58の回動状態に応じて前記ピン
51とピン54との中心を結ぶ線の右方或いは左
方へ移動し、従つて牽引杆53が図の下方へ引か
れたとき、そのピン54をカム溝59の左方の溝
部61へ案内するか、右方の溝部62へ案内する
かを決定する思案点として作用するようになつて
いる。また、切換カム58の一側方部は若干長く
延出され、その先端部に垂設したピン63は支持
プレート42の切欠64を通過してガイドプレー
ト40の孔65に嵌入されている。
一方、第6図に示すように、ソレノイド49の
プランジヤ50より立設した前記ピン51には、
軸66によつて支持プレート42に回動可能に取
付けられた「く」字状のストツパ杆67の一端が
嵌装され、その他端はガイドプレート40の下面
に摺接する状態となつていて、該他端より立設し
たストツパピン68がガイドプレート40の切欠
孔69に嵌入されている。そして切欠孔69はス
トツパ杆67の前記他端部の揺動方向に沿つて設
けた1対の規制溝70を備えている。
なお、ガイドプレート40、支持プレート42
には、それぞれ所定の軸或いはピンの逃げ用の孔
71,72が設けられている。
本実施例は上記のように構成され、次のように
使用される。
まず、第4図において、スライドプレート10
は前進位置にあり、かつ、切換部材35はスライ
ドプレート10上の左端ストローク位置にある。
この時、切換部材35の右方の押圧子37が右
方のアーム25に取付けたコイルスプリング30
の直線部32を押圧するため、右方のアーム25
がアーム軸11を中心に前方回動して、そのピン
チローラ28が、これに対応する右方のキヤプス
タン2に対し圧接された状態となつており、か
つ、このアーム25のピン29は、第5図に示す
ように、ガイドプレート40の右方のガイド用切
欠45における前進スペース47に進入可能なの
で、アーム25の上記動作が許容される。
一方、第4図の左方のアーム25に対しては、
左方の押圧子37が届かないため、このアーム2
5が遊動状態に置かれ、かつそのピン29が、第
5図に示すようにガイドプレート40の左方のガ
イド用切欠45におけるストツパ部48に妨げら
れて避退スペース46にとどまるので、左方のピ
ンチローラ28が、これに対応する左方のキヤプ
スタン2に対して避退位置に保持される。従つて
磁気テープ73は右方のキヤプスタン2により右
方へ送られる。
このようなスライドプレート10の前進動作
と、その前進位置での固定は、ソレノイド21の
プランジヤ22を引込動作させ、この動作を伝動
リンク19を介して伝動リンク16の左端部の前
方への揺動運動に変換させ、これに連結されたス
ライドプレート10を前方移動させて行う。従つ
て、磁気テープ73を駆動状態に保つためには、
ソレノイド21のみを作動させれば良い。
次に、磁気テープ73の送り方向を逆転させる
には、先ず、ソレノイド21の励磁を解いて図示
省略のコイルスプリングの収縮力によつてスライ
ドプレート10をシヤーシ1の後端位置まで後退
させる。
すると、切換部材35もスライドプレート10
に従動して後退し、同時に1対のアーム25も後
方へ回動するので、1対のピンチローラ28がい
ずれもキヤプスタン2に対する避退位置に後退
し、1対のキヤプスタン2が空転状態となつて磁
気テープ73の駆動が停止する。(第1図の状態) この状態において、後述の作用によつてガイド
プレート40を右方へ所定幅移動させる。ここで
前述の如く、ガイドプレート40に設けた長孔4
1に切換部材35の連係ピン39が嵌合されてい
るために、切換部材35がこれに従動してスライ
ドプレート10上の右端ストローク位置(第1図
の想像線で示す位置)へ移動する。
この後、再度ソレノイド21のプランジヤ22
を引込動作させると、スライドプレート10と共
に切換部材35が前進して、第4図の状態とは逆
に、左方の押圧子37が左方のアーム25を押圧
することによりそのピンチローラ28が左方のキ
ヤプスタン2に対し圧接されると共に、右方のピ
ンチローラ28は右方のキヤプスタン2に対する
避退位置に保持され、従つて磁気テープ73は左
方のキヤプスタン2により左方へ送られる(第5
図の状態とは逆になる)。
次に、ガイドプレート40、ひいては切換部材
35を左右方向へスライドさせる方法について説
明する。
前述の如く、ソレノイド21の励磁を解いて、
スライドプレート10をシヤーシ1の後退位置ま
で後退させる(切換部材35もこれに従動して後
退する)。それから、ソレノイド49を励磁して、
そのプランジヤ50を引込動作させる。すると、
牽引杆53がコイルスプリング55の引張力に抗
して引かれ、例えば切換カム58が第7図に示す
状態、すなわち、切換突起60がピン51とピン
54との中心を結ぶ線の右方にある場合、ピン5
4が左方の溝部61へ案内され、この結果、切換
カム58がピン57を中心として反時計方向に回
転し、その際ピン63に連係されたガイドプレー
ト40が第7図の上方(第5図の左方)へ所定の
ストローク幅だけ移動するのである。
このとき、以下に説明するように、切換突起6
0も左方へ移動して、思案点の切換えが行われ
る。
すなわち、切換カム58が反時計方向に回転し
てガイドプレート40がスライドした後に、ソレ
ノイド49の励磁が解除されると、コイルスプリ
ング55の引つ張り力によつて牽引杆53が元の
位置に戻る。
ここで、切換カム58の回転角度は時計回り、
反時計回りとも同一角度(本実施例においては39
度)となつていて、回転後切換突起60は必ず中
心線に対して左右どちらかにずれる位置となつて
いる。そしてソレノイド49の励磁が解除される
と、牽引杆53のピン54は、第8図に示される
ように、必ずカム溝59の頂点部分(屈曲部分)
にある二つの各部のうちの一方に戻る。
すなわち、切換カム58の回転によつて、二つ
の角部のうちの一方が、コイルスプリング55に
近い側(第7図、第8図の上方)に位置するよう
になる。従つて、コイルスプリング55によつて
引かれた牽引杆53のピン54は、このコイルス
プリング55に近い側の角部に落ち着くのであ
る。この場合には、第8図に示されるように、ピ
ン54は、カム溝59の頂点部分の右側の角部に
戻る。
これによつて、切換突起60がピン51とピン
54を結ぶ線に対して左側に位置することにな
る。すなわち、思案点が切り換わつたことにな
り、次に牽引杆53が引かれた際には、ピン54
はカム溝59の右側の溝部62に案内される。
この結果、切換カム58が今度は時計回り方向
に回転して、ガイドプレート40が右方へスライ
ドするのである。
次に、ガイドプレート40のロツク方法につい
て説明する。プランジヤ50に連係させたストツ
パ杆67のストツパピン68は、ガイドプレート
40が第4図に示す位置とは反対側の位置(右端
の移動位置)にあるときには、その切欠孔69の
左側の規制溝70に嵌入していて、ガイドプレー
ト40の遊動を規制してロツクしている(第9図
の実線で示す状態)。そして、前記のようにガイ
ドプレート40を移動させるためにプランジヤ5
0が引込動作したとき、これに同調したストツパ
杆67の揺動によりストツパピン68が規制溝7
0から外れ、ガイドプレート40が左方へ移動す
る。(第9図の想像線で示す状態) 次いで、前記のように牽引杆53が元の位置へ
戻るとき、ストツパピン68が今度は右側の規制
溝70に嵌入してガイドプレート40の遊動を規
制してロツクするのである。従つて、ソレノイド
49を切換え時に瞬間的に励磁するだけで良く、
従来の、テープ駆動時に一方のアームを後退させ
るためのソレノイドを継続的に励磁せねばならな
い方式のものに比し、省力化を図ることができ
る。また、ソレノイド49が抗して作動すべきコ
イルスプリング55の弾発力は、従来技術におい
てソレノイドで押さえられていたピンチローラの
付勢用のスプリングに比べてずつと小さいので、
ソレノイド49には小型のものを用いることがで
きる。これによつて、装置全体を小型化・軽量化
することができるのである。
(考案の効果) 本考案においては、スライドプレートがキヤプ
スタンに近づく方向に移動したときにピンチロー
ラのいずれか一方をキヤプスタンに対して押圧す
ることになる2つの位置の間を移動する切換部材
と、ソレノイドが励磁されるごとに切換部材を上
記2つの位置へ交互に移動させる機構と、切換部
材を各位置においてロツクする機構とを設けたテ
ープ送り方向の切換え機構を創出したために、ソ
レノイドを瞬間的に励磁するのみでピンチローラ
の切換えができ、しかも小型のソレノイドを用い
ることができる。
これによつて、省力化、小型化、軽量化された
実用的なテープ送り方向の切換え機構となるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるスライドプ
レート後退時の状態を示す要部平面図、第2図は
その底面図、第3図はアームを示す正面図、第4
図は第1図においてスライドプレートが前進した
状態を示す要部平面図、第5図は第4図における
ガイドプレートの重なり状態を示す図、第6図は
切換部材とガイドプレートの移動機構を示す分解
斜視図、第7図〜第9図はその要部平面図であ
る。 1……シヤーシ、2……キヤプスタン、10…
…スライドプレート、21……ソレノイド、25
……アーム、28……ピンチローラ、35……切
換部材、37……押圧子、40……ガイドプレー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツドの両側に、シヤーシに取り付けられ互い
    に逆方向に回転する一対のキヤプスタンと、該一
    対のキヤプスタンに各々テープを挟んで相対して
    前記シヤーシにその一端が取り付けられた一対の
    揺動アームと、前記各キヤプスタンに接離し得る
    ように前記各揺動アームの他端に支持された一対
    のピンチローラとを備え、該一対のピンチローラ
    のいずれか一方を択一的に相対するキヤプスタン
    に当接させることによりテープの送り方向を切り
    換えるようにしたテープ送り方向の切換え機構に
    おいて、 前記一対のキヤプスタンの回転中心を結ぶ直線
    に略垂直な方向に前記シヤーシに対して移動可能
    なスライドプレートと、 励磁されることにより該スライドプレートを前
    記キヤプスタンに近づく方向に移動させる第1電
    磁ソレノイドと、 前記キヤプスタンの方向に突出した一対の押圧
    子を有し、前記スライドプレートに従動して前記
    略垂直な方向に移動するとともに、前記スライド
    プレートが前記キヤプスタンに近づく方向に移動
    したときに前記押圧子の一方が前記揺動アームの
    一方に当接して前記ピンチローラの一方を前記キ
    ヤプスタンの一方に圧接させることとなる二箇所
    の位置の間を移動可能な切換部材と、 該切換部材を移動させるための第2電磁ソレノ
    イドと、 該第2電磁ソレノイドが励磁されたときの駆動
    力によつて前記切換部材を前記二箇所の位置に交
    互に移動させる移動方向切換機構と、 前記切換部材を前記第2電磁ソレノイドの非励
    磁状態においては前記各位置においてロツクし、
    前記第2電磁ソレノイドの励磁状態においてはロ
    ツクを解除するロツク機構、 とを有することを特徴とするテープ送り方向の切
    換え機構。
JP11162285U 1985-07-20 1985-07-20 Expired JPH0437312Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11162285U JPH0437312Y2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11162285U JPH0437312Y2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6222735U JPS6222735U (ja) 1987-02-12
JPH0437312Y2 true JPH0437312Y2 (ja) 1992-09-02

Family

ID=30991716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11162285U Expired JPH0437312Y2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437312Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6222735U (ja) 1987-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4100640A (en) Binding machine
US4014041A (en) Cassette recording and handling device
JP3249559B2 (ja) 曲げ成形機械とその曲げ方法
JPH0437312Y2 (ja)
JPS59157253U (ja) 磁気テ−プカセツト装置
CN219059350U (zh) 一种织带刺绣机x向驱动装置
JPS5850757B2 (ja) ミシンのための送り装置
JPH0614299Y2 (ja) オートリバース式テープレコーダの回転伝達経路切換機構
CN221497272U (zh) 防偏的无纺布制袋机的裁切机构
JPH043037Y2 (ja)
CN216864514U (zh) 一种绷缝机的撑料装置
JPS5921742B2 (ja) 被加工物の支持装置
JP2588213Y2 (ja) テープ貼り装置
JPH073477Y2 (ja) 回転ヘッド式テーププレーヤのテープガイド駆動装置
JPH0441473Y2 (ja)
JPS6029962A (ja) テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ押圧装置
JP2970708B2 (ja) ミシンの自動糸切装置
JP2002102567A (ja) ミシンの縫製枠駆動装置
JPH0160425B2 (ja)
JPS6112611Y2 (ja)
JPH018252Y2 (ja)
JPH0437320Y2 (ja)
JPS641990Y2 (ja)
JPH0437599Y2 (ja)
JPS5813414Y2 (ja) タバコ等の物品押出装置