JPH04373171A - 半導体素子の作製方法 - Google Patents

半導体素子の作製方法

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JPH04373171A
JPH04373171A JP17575691A JP17575691A JPH04373171A JP H04373171 A JPH04373171 A JP H04373171A JP 17575691 A JP17575691 A JP 17575691A JP 17575691 A JP17575691 A JP 17575691A JP H04373171 A JPH04373171 A JP H04373171A
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JP
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crystal
amorphous
region
semiconductor
substrate
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JP17575691A
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Takeshi Ichikawa
武史 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体結晶物品の形成
方法に係り、特に誘電体分離された半導体結晶層或は、
絶縁物上の半導体結晶層に、電子デバイス、集積回路を
形成する場合に好適に用いられる半導体結晶物品の形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁物上にSi半導体結晶を形成する技
術、すなわちSilicon on Insulato
r(SOI)技術は、従来から多くの研究が成されてき
た。其の駆動力は、通常のSi集積回路を作成するバル
クSi基板では到達しえない数々の優位点がこのSOI
デバイスに存在することにある。すなわち、■  誘電
体分離が容易で高集積化が可能。■  対放射線耐性に
優れている。■  浮遊容量が低減され高速化が可能と
なる。■  ウエル工程が省略できる。■  ラッチア
ップを防止できる。■  薄膜化による完全空乏型電界
効果トランジスタが可能になる。以上のデバイス特性上
の多くの利点を実現するために、ここ数十年に渡り、S
OI構造の形成方法について研究されてきており、其の
内容は、Special Issue :”Singl
e−crystal silicon on non−
single−crystal insulators
”; edited by G.W.Cullen,J
ournal of Crystal Growth,
 volume 63,no 3, pp 429〜5
90(1983) にまとめられている。SOI技術の
最も古くは、単結晶サファイア基板上に、SiをCVD
(化学気相法)で、ヘテロエピタキシー成長させて形成
するSOS(Silicon on Saphire)
が知られており、最も成熟したSOI技術として一応の
成功を収めはしたが、Si層と下地サファイア基板界面
の格子不整合により大量の結晶欠陥、サファイア基板か
らのアルミニウムのSi層への混入、そして何よりも基
板の高価格と大面積化への遅れにより、其の応用の広が
りが妨げられている。
【0003】比較的近年には、サファイア基板を使用せ
ずにSOI構造を実現しようという試みが行なわれ、次
の三つに大別される。 (1)Si単結晶基板を表面酸化後に、窓を開けてSi
基板を部分的に表出させ、その部分を種子結晶として横
方向へエピタキシャル成長させ、SiO2上へSi単結
晶層を形成する。この場合には、SiO2 上にSi層
の堆積を伴う。 (2)Si単結晶基板そのものを活性層として使用し、
その下部にSiO2 を形成する。この方法は、Si層
の堆積を伴わない。 (3)Si単結晶基板を種結晶として全く用いずに非晶
質絶縁基板上に単結晶層を成長させる。この場合には、
Si単結晶基板を必要としない。
【0004】(1)を実現する手段として、CVD法に
より、直接、単結晶層Siを横方向エピタキシャル成長
させる方法、非晶質Siを堆積して、熱処理により固相
横方向エピタキシャル成長させる方法、非晶質あるいは
多結晶Si層に電子線、レーザー光等のエネルギービー
ムを収束して照射し、溶融再結晶により単結晶層を下地
単結晶基板を種子結晶としてSiO2 上に成長させる
方法、そして、棒状ヒーターにより帯状に溶融領域を走
査する方法(Zone melting recrys
tallization)がある。
【0005】これらの方法にはそれぞれ一長一短がある
が、その制御性、生産性、均一性、品質に多大の問題を
残しており、いまだに、実用化したものはない。たとえ
ば、CVD法は平坦薄膜化するには、犠牲酸化が必要と
なり、固相成長法ではその成長距離が短く、素子をその
小さな領域に作成し回路を構成するという素子設計に大
きな制約となる。また、ビームアニール法では、集束ビ
ーム走査による処理時間と、ビームの重なり具合、焦点
調整などの制御性に問題がある。このうち、Zone 
Melting Recrystallization
法がもっとも成熟しており、比較的大規模な集積回路も
試作されてはいるが、依然として、亜粒界等の結晶欠陥
は、多数残留しており、少数キャリヤーデバイスを作成
するにいたってない。また、いずれの方法もSi基板を
必要とするためガラスのような透明な非晶質絶縁物基板
上にSi単結晶層を形成することは不可能である。
【0006】(2)を実現する手段としては、次の4種
類の方法が上げられる。■  V型の溝が表面に異方性
エッチングされたSi単結晶基板に酸化膜を形成し、該
酸化膜上に多結晶Si層をSi基板と同じ程厚く堆積し
た後、Si基板の裏面から研磨によって、厚い多結晶S
i層上にV溝に囲まれて誘電分離されたSi単結晶領域
を形成する。この手法に於ては、結晶性は、良好である
が、多結晶Siを数百ミクロンも厚く堆積する工程、単
結晶Si基板を裏面より研磨して分離したSi活性層の
みを残す工程には、制御性、生産性に多大の問題がある
。■  SIMOX(Separation by i
on implanted oxygen) と称され
るSi単結晶基板中に酸素のイオン注入によりSiO2
 層を形成する方法であり、Siプロセスと整合性が良
いため現在もっとも成熟した手法である。 しかしながら、SiO2 層形成をするためには、酸素
イオンを1018ions/cm2 以上も注入する必
要があり、注入時間は膨大であり、生産性は低く、ウエ
ハーコストは高い。更に、結晶欠陥は多く残存し、依然
として少数キャリヤーデバイスを作成できる品質に至っ
ていない。 ■  Si単結晶基板を熱酸化したもう一方のSi単結
晶基板或は、石英基板に熱処理、又は接着剤を用いて張
り合せ、SOI構造を形成する方法がある。デバイスの
ための活性層に均一に薄膜化する必要があり、数百ミク
ロンもの厚さのSi単結晶基板を研磨によってミクロン
オーダーかそれ以下にする。本方法においては、その生
産性、制御性、均一性に多くの問題点が存在する。また
、2枚の基板を必要とするためにそのコストも高くなる
。 ■  多孔質Siの酸化による誘電体分離によりSOI
構造を形成する方法がある。本方法は、P型Si単結晶
基板表面にN型Si層をプロトンイオン注入(Imai
et al.,J.Crystal Growth,v
ol 63,547(1983))、もしくは、エピタ
キシャル成長とパターニングによって島状に形成し、表
面よりSi島を囲むようにHF溶液中の陽極化成法によ
りP型Si基板のみを多孔質化したのち、増速酸化によ
りN型Si島を誘電体分離する方法である。本方法でも
本質的には、Si単結晶基板の結晶性を利用したもので
ありガラスのような非単結晶であり、光透過性基板上に
結晶性のすぐれたSi層を形成することはできない。
【0007】(3)を実現する手段としては、非晶質絶
縁基板上に非晶質Si膜を固相成長法により結晶化させ
、大粒径の結晶層を得る方法がある。使用される非晶質
Si層はSiH4 ,Si2 H6 を用いて低温で形
成する方法や、Siのイオン注入による方法等が提案さ
れているが、結晶粒界を制御できないために形成する素
子間で特性のバラツキが多いことや結晶粒界での特性の
劣化等問題点も多い。
【0008】更に、上記問題点を考慮し、(3)を実現
する手段としてSi単結晶基板の結晶性を利用せずに結
晶性が優れた半導体層を固相成長法を用いて形成する方
法が提案されている(特願平1−081102号)。
【0009】ガラスに代表される非単結晶性基板上には
一般には、その結晶構造の無秩序性から、堆積した薄膜
Si層は、基板の無秩序性を反映して、非晶質か、良く
て多結晶層にしかならず、高性能なデバイスは作成でき
ない。それは、基板の結晶構造が非晶質であることによ
っており、単に、非晶質Si層を結晶化しても、良質な
単結晶層は得られない。この問題点を解決したものが引
用した上記発明(特願平1−081102号)であった
。この発明を概略説明すると、非晶質基板表面に形成し
た、固相成長の起点となる各核形成位置を人工的に制御
した非晶質半導体層を形成し、その位置を決定し、固相
成長法により結晶成長を施し所望の大きさの結晶性の優
れた単一構造を有する結晶領域を得るものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、結晶領域の大
きさは、その成長時間を決定するものであり、例えばS
iの固相成長の場合、数μmの結晶を得るのに100時
間程度の熱処理時間を必要とし、工業的生産性を考慮す
ると短時間に成長が終了したほうが望ましいことはいう
までもなく、さらに固相成長法による、単一構造を有す
る樹枝状結晶領域の成長距離はintrinsic膜の
場合数μm程度であり、さほど大きく取れるわけでない
ため、結晶領域の縮小化は必須の要求となるのである。
【0011】
【課題を解決するための手段】従来提案されてきた方法
は、ひとつの素子にひとつの結晶を成長させる方法を提
案してきたが、後のデバイスプロセスを考慮すると必ず
しも一素子に一結晶が存在している必要がなく、一結晶
に形成される粒界の位置さえ予測できれば実効的に一素
子にひとつの結晶が形成されたのと同様な効果があるこ
とを洞察した結果、本発明を考案したものである。
【0012】本発明の半導体結晶物品の形成方法は、固
相成長法により非晶質半導体から半導体結晶を形成する
半導体結晶物品の形成方法において、形成する半導体素
子内の所望の領域にのみ、位置制御した単一構造を有す
る結晶領域を成長させることを特徴とする。
【0013】以下、本発明について実施態様例に基づい
て説明する。なお、本発明の用途は必ずしも電界効果型
トランジスタに限定されるものではないが、本発明は半
導体結晶層に電界効果型トランジスタを作成する場合に
特に効果的に作用するため、本発明の実施態様例として
電界効果型トランジスタを取り上げて説明する。
【0014】まず、本発明に到る技術的背景について説
明する。
【0015】電界効果型トランジスタは Field 
EffectTransistorの訳語であって三端
子の半導体素子であり、大規模集積回路の基本素子とし
て、バイポーラトランジスタと並んでもっとも重要なデ
バイスである。そのなかでも、絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ Insulated Gate Fiel
d Effect Transistor は重要であ
り、特に絶縁物にSiO2 を使用するMetal O
xide Semiconductor Field 
Effect Transistor (以下、MOS
FETという)は重要な素子である。
【0016】以下、MOSFETの断面図を図6として
示し、その構造と作成工程を説明する。基板21は、S
iO2 を主成分とする非単結晶基板であり、その表面
に島状に絶縁分離された半導体層が形成されその内部に
単一構造を有する結晶領域25より成る半導体領域が形
成されている。その内部には粒界は存在しない。図6に
示すMOSFETは、ソース22、ゲート23、ドレイ
ン24の3端子よりなり、制御されるべきキャリヤーは
ソースより注入されチャネル部となる結晶領域25を通
過する際にゲートに印加される電圧によりゲート絶縁膜
26を介して変調される。このゲートによって制御され
たキャリヤーはドレイン電極より流出する。一般にソー
ス領域27とドレイン領域28は低抵抗化と接合の形成
のため高濃度に不純物を添加する必要があり、多くの場
合イオン注入によってN型あるいはP型の不純物である
燐、あるいはホウ素等を添加している。この高濃度イオ
ン注入の際にソース、ドレイン領域の単結晶は、注入損
傷を大量に受け非晶質化してしまい、該ソース、ドレイ
ン領域を低抵抗化し良好な接合をチャネル領域の間に形
成する為に、後の熱的処理により固相で結晶回復させ、
結晶構造を非晶質から単結晶や多結晶に回復させる。
【0017】以上のことから、単一のMOSFETを作
成する際には、チャネル部は単一構造を有する結晶領域
からなる良質な結晶層である必要性は素子を高性能に作
動させるために歴然として存在する。チャネル部に結晶
粒界等の欠陥があるとキャリヤーの輸送にとって障壁や
散乱の原因となるからである。しかしながら、ソースや
ドレイン領域はその形成過程において非晶質化されるこ
とは上述のとうりであり、必ずしも良質な結晶領域が結
晶化した初期状態からチャネル部より連続に形成されて
いる必要はない。すなわち、ソース、ドレイン領域は、
いずれ非晶質化される運命にある為、該領域内の結晶構
造に無関係となるのである。このことは、ひとつのMO
SFETを作成するひとつの素子部のなかには、単一ド
メイン結晶を形成する必要がなく、ソース、ドレイン領
域に粒界が存在する結晶構造でも良いことを意味する。 これは、結晶成長させるべき領域の縮小につながり、そ
のため、前述したような固相成長にかかる多大な時間を
大きく短縮させることが可能となり、工業的に極めて重
要なる改良となるうえ、成長距離が数μmと短いという
固相成長の大きなデメリットのために生じる、その小さ
な領域に1つの素子を組み込み、さらに回路を構成しな
ければならないという素子設計上の厳しい制約を大幅に
軽減することができる。
【0018】以下、本発明の実施態様例について図面を
用いて詳細に説明する。
【0019】図1〜図5は本発明の半導体結晶物品の形
成方法を説明するための工程図である。
【0020】まず図1に示すように、SiO2 を主成
分とする非単結晶基板11に非晶質半導体層12を形成
する。この非晶質半導体層の形成方法は特に限定される
ものでなく、例えば半導体層がSiの場合、SiH4 
やSi2 H6 ガスを用いた減圧CVD法、プラズマ
CVD法、スパッタ法、蒸着法等の他に多結晶Siや非
晶質Siにイオン注入を施した非晶質Siを用いても一
向に構わない。また図2に示すように非晶質半導体層1
2を島状に絶縁分離するとそれぞれの素子間での相互作
用がなく大きな利点となる。次いで図3に示すように、
チャネル領域に相当する領域に、他の領域と比べて、人
工的に固相成長の核形成頻度が高く、インキュベーショ
ンタイムの短い核形成サイトを形成し、その後に該サイ
トから単一構造を有する結晶13を固相成長させ、チャ
ネル部を単一構造を有する結晶領域で形成する。核形成
サイトの形成方法は核形成サイトの領域と他の領域の不
純物密度を変える方法(特願平1−081697号)、
イオン注入の条件を変える方法(特願平1−25764
3号)、温度を変える方法(特願平1−081699号
)、膜厚を変える方法(特願平2−091655号)等
が提案されているがこれも特に限定されるものではない
。さらに、ソース、ドレインに相当する領域は特に単一
構造を有する結晶領域である必要性はなく、もちろん単
一構造を有する結晶領域でも構わないが、多結晶半導体
領域や非晶質半導体領域であっても構わない。その後、
単一構造を有する結晶13内にチャネル部が存在するよ
うにMOSFETを作成する。ここでいう単一構造を有
する結晶とは、固相成長に特有な樹枝状結晶のような双
晶等の存在する結晶も含む。即ち結晶粒界の存在しない
結晶を意味するものである。該MOSFETのソース、
ドレイン領域形成に際して、N型あるいは、P型不純物
を高濃度にチャネル上部に位置するゲート酸化膜14上
のゲート電極15をマスクとしてイオン注入する(図4
)。この為粒界をふくむ多結晶や非晶質であったソース
、ドレイン領域の結晶構造は、破壊され、大量の損傷が
導入された結果、その長距離秩序が失われており、非晶
質となっている。その後、図5に示すように熱処理を施
すことにより、その結晶構造は回復され、不純物が活性
化されて低抵抗のソース、ドレイン領域17が形成され
る。さらにソース電極、ドレイン電極16を形成する。 この最終的に作成されたMOSFETの特性は、単一構
造を有する結晶領域内部に1つのMOSFETを形成し
たもの(チャネル領域、ソース領域、ドレイン領域を形
成したもの)の特性となんら遜色なく良好な特性を示し
、その特性分布も結晶粒界の影響もなく小さい。さらに
、本発明においてはチャネル部に相当する大きさ程度に
単一構造を有する結晶領域を成長させればよく、結晶成
長時間は、1つの素子にたいして単一構造を有する結晶
領域を成長させる場合に比較して、大幅にその形成時間
を短縮することができる。そのうえ、成長距離が数μm
と短いという固相成長の大きなデメリットがあるが、そ
の小さな領域に1つの素子を組み込み、さらに回路を構
成しなければならないという素子設計上の厳しい制約を
大幅に軽減することもできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0022】(実施例1)本発明の第1実施例を図7〜
図12を用いて説明する。図7に示すように、溶融石英
基板31上に非晶質Si32を減圧CVD装置により1
000Å堆積する。堆積条件は以下のとおりである。
【0023】 堆積温度・・・・・・550℃ ガス・・・・・・SiH4 堆積圧力・・・・・・0.3Torr 堆積時間・・・・・・55分 次に、上記非晶質Si32を3μm×15μmの大きさ
に通常の半導体プロセスのフォトリソグラフィ工程によ
り島状にパターニングする(図8)。その後イオン注入
法によりSi+ イオンを加速電圧70KeV,4E1
4/cm2 で注入し、さらに1μm角のレジストマス
クで核形成サイト領域を島状内にパターニングし、核形
成サイト以外の領域に加速電圧70KeV,2E15/
cm2 で再びSi+ イオン注入を行なう。次いで図
9に示すように、600℃20時間の熱処理を施し核形
成サイトを中心に直径約3μmの単一構造を有する結晶
33を成長させた。この時他の領域はまだ非晶質Siの
ままである。さらに引き続き熱処理温度を700℃とし
5時間の処理を行ない他の領域も結晶化させ平均結晶粒
径が約1000Åの多結晶Si34を得た(図10)。 この半導体薄膜34上にゲートSiO2 酸化膜35を
常圧CVD装置により形成した。その後通常の半導体プ
ロセスによってMOSFETを形成した。プロセスフロ
ーを以下に示す。この時ソース、ドレイン領域37はA
sもしくはB等のイオン注入法により形成したため、1
度完全に非晶質化され、其の後の熱処理により再結晶化
し低抵抗のソース、ドレイン領域39として形成されて
いる。
【0024】(MOSFET作成プロセスフロー)(1
)常圧CVD法により、ゲートSiO2 酸化膜35を
形成する。 (2)減圧CVD法により、多結晶Siゲート電極膜3
6を形成する(図11)。 (3)多結晶Siゲート電極膜36へイオン注入する。 (4)ソース、ドレイン領域へイオン注入する。 (5)熱処理により、ソース、ドレイン領域活性化を行
なう。 (6)層間絶縁膜の形成を行なう。 (7)Al電極38を形成する。
【0025】このようにして形成したMOSFET(図
12)の特性は1つの単一構造を有する結晶領域内部に
1つのMOSFETを形成したものと比べて、移動度そ
の他の電気的特性について同様な良好な特性を示し、諸
特性の分布も小さかった。
【0026】(実施例2)本発明の第2実施例を図13
〜15を用いて説明する。溶融石英基板41に非晶質S
i42を減圧CVD装置により1000Å堆積する。堆
積条件は以下のとおりである。
【0027】 堆積温度・・・・・・550℃ ガス・・・・・・SiH4 堆積圧力・・・・・・0.3Torr 堆積時間・・・・・・55分 次に、上記非晶質Si42を3μm×15μmの大きさ
に通常の半導体プロセスのフォトリソグラフィ工程によ
り島状にパターニングする。その後イオン注入法により
Si+ イオンを加速電圧70KeV,4E14/cm
2 で注入し、さらに1μm角のレジストマスクで核形
成サイト領域を島状内に複数パターニングし、核形成サ
イト以外の領域に加速電圧70KeV,2E15/cm
2 で再びSi+ イオン注入を行なう。次いで600
℃、20時間の熱処理を施しチャネル直下とソース、ド
レイン領域に複数点ある核形成サイトを中心に直径約3
μmの単一を構造を有する複数の結晶43を成長させた
(図13)。
【0028】なお、チャネル領域は単一構造を有する結
晶領域であり、ソース、ドレイン領域は複数の結晶粒か
ら成る多結晶領域である。この半導体薄膜上に実施例1
に示したのと同様にゲートSiO2 酸化膜45を常圧
CVD装置により形成しその後通常の半導体プロセスに
よってMOSFETを形成した。この時、図14に示す
ようにソース、ドレイン領域はAsもしくはB等のイオ
ン注入法により形成したため、1度完全に非晶質化され
、其の後の熱処理により再結晶化し低抵抗のソース、ド
レイン領域47として形成されている(図15)。46
はゲート電極、48はソース、ドレイン電極となるAl
電極である。
【0029】このようにして形成したMOSFETの特
性は1つの単一構造を有する結晶領域内部に1つのMO
SFETを形成したものと比べて、移動度その他の電気
的特性について同様な良好な特性を示し、諸特性の分布
も小さかった。
【0030】(実施例3)本発明の第3実施例を説明す
る。なお、各工程の説明は図7〜図9及び図11を用い
、同一符号を用いて説明する。図7において、溶融石英
基板31に非晶質Si32を減圧CVD装置により10
00Å堆積する。堆積条件は以下のとおりである。
【0031】 堆積温度・・・・・・550℃ ガス・・・・・・SiH4 堆積圧力・・・・・・0.3Torr 堆積時間・・・・・・55分 次に、上記非晶質Si32を3μm×15μmの大きさ
に通常の半導体プロセスのフォトリソグラフィ工程によ
り島上にパターニングする(図8)。次いでイオン注入
法によりSi+ イオンを加速電圧70KeV,1E1
5/cm2 で注入し、その後核形成サイトとなる1μ
m角領域にのみ2GPaの静水圧をかけ600℃、20
時間の熱処理を行ない核形成サイトを中心に直径約3μ
mの単一構造を有する結晶を成長させた。この時、他の
領域はまだ非晶質Siのままである(図9)。
【0032】この半導体薄膜上にゲートSiO2 酸化
膜を常圧CVD装置により形成した実施例1に示した半
導体プロセスによってMOSFETを形成した。この時
のソース、ドレイン領域はAsもしくはB等のイオン注
入法により形成し其の後の熱処理により結晶化している
(図11)。その後通常の半導体プロセスによってMO
SFETを形成した。
【0033】このようにして形成したMOSFETの特
性は、1つの単一構造を有する結晶領域内部に1つのM
OSFETを形成したものと比べて移動度その他の電気
的特性について同様な良好な特性を示し、諸特性の分布
も小さかった。
【0034】(実施例4)本発明の第4実施例を説明す
る。
【0035】Siウエハを熱酸化し表面に約5000Å
のシリコン酸化膜を形成したものを基板とし、非晶質S
iを原料ガスとしてSi2 H6を用い490℃で減圧
CVD装置により1000Å堆積する。
【0036】その後、基板温度を580℃に保持しなが
ら核形成サイトとなる領域のみ直径0.5μmに集束さ
せた電子ビームを高速走査して電子線が2mW・sで照
射されるようにして熱処理した。ここで、電子ビームが
照射されている領域は、周囲より温度が高くなるために
核形成領域となり、それ以外の領域は非核形成領域とな
る。その後は600℃で20時間の熱処理を行ない核形
成サイトを中心に直径約3μmの単一構造を有する結晶
を成長させた。この時、他の領域はまだ非晶質Siのま
まである。次に上記非晶質Siを3μm×15μmの大
きさに通常の半導体プロセスのフォトリソグラフィ工程
により島上にパターニングする。
【0037】その後、熱酸化工程により約1000Åの
ゲートSiO2 酸化膜を形成しさらに実施例1に示し
た半導体プロセスによってMOSFETを形成した。こ
の時のソース、ドレイン領域はAsもしくはB等のイオ
ン注入法により形成しているため熱酸化工程により多結
晶化したソース、ドレイン領域は一旦非晶質化している
が、其の後の熱処理により再結晶化している。
【0038】このようにして形成したMOSFET特性
は、1つの単一結晶構造から成る結晶内部に1つのMO
SFETを形成したものと比べて、移動度その他の電気
的特性について同様な良好な特性を示し、諸特性の分布
も小さかった。
【0039】(実施例5)本発明の第5実施例を説明す
る。
【0040】アルミナ基板にEB蒸着法により非晶質G
eを1000Å堆積する。次に上記非晶質Geを3μm
×15μmの大きさに通常の半導体プロセスのフォトリ
ソグラフィ工程により島上にパターニングする。その後
、基板温度400℃に保ちながら核形成サイトとなる領
域のみ直径0.5μmに集束させた電子ビームを高速走
査して電子線が2mW・sで照射されるようにして熱処
理した。ここで、電子ビームが照射されている領域は、
周囲より温度が高くなるために核形成領域となり、それ
以外の領域は非核形成領域となる。その後電子ビーム照
射を打ち切り、熱処理のみを4時間ほど行ない、核形成
サイトを中心に直径約3μmの単一結晶構造をもつGe
結晶を成長させた。この時、他の領域はまだ非晶質Ge
のままである。この半導体薄膜上にゲートSiO2 酸
化膜を常圧CVD装置により形成し、その後通常の半導
体プロセスによってMOSFETを形成した。この時の
ソース、ドレイン領域はAs、もしくはB等のイオン注
入法により形成し、其の後の熱処理により結晶化してい
る。
【0041】このようにして形成したMOSFET特性
は1つの単一構造を有する結晶領域内部に1つのMOS
FETを形成したものと比べて移動度その他の電気的特
性に対して同様な良好な特性を示し、諸特性の分布も小
さかった。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、電界効果型トランジスタのチャネル領域等のよ
うに、必要とする領域のみを、単一構造を有する結晶領
域としたため、成長時間の大幅な短縮がなされ、その生
産性が著しく向上されるうえ、成長距離が数μmと短い
という固相成長の大きなデメリットに起因する、小さな
領域に1つの素子を組み込み、さらに回路を構成しなけ
ればならないという素子設計上の厳しい制約を大幅に軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様例を表わす工程図である。
【図2】本発明の一実施態様例を表わす工程図である。
【図3】本発明の一実施態様例を表わす工程図である。
【図4】本発明の一実施態様例を表わす工程図である。
【図5】本発明の一実施態様例を表わす工程図である。
【図6】電界効果型トランジスタの断面図である。
【図7】本発明の第1実施例を表わす工程図である。
【図8】本発明の第1実施例を表わす工程図である。
【図9】本発明の第1実施例を表わす工程図である。
【図10】本発明の第1実施例を表わす工程図である。
【図11】本発明の第1実施例を表わす工程図である。
【図12】本発明の第1実施例を表わす工程図である。
【図13】本発明の第2実施例を表わす図である。
【図14】本発明の第2実施例を表わす図である。
【図15】本発明の第2実施例を表わす図である。
【符号の説明】 11  基板、  21  基板、  31  基板、
  41  基板、12  非晶質半導体層、  32
  非晶質半導体層、  42  非晶質半導体層、1
3  単一結晶構造をもつ結晶、  33  単一結晶
構造をもつ結晶、  43単一結晶構造をもつ結晶、1
4  ゲート酸化膜、  26  ゲート酸化膜、  
35  ゲート酸化膜、  45ゲート酸化膜、15 
 ゲート電極、  23  ゲート電極、  36  
ゲート電極、  46  ゲート電極、16  Al電
極、  22  Al電極、  24  Al電極、 
 38  Al電極、48  Al電極、17  ソー
ス,ドレイン領域、  39  ソース,ドレイン領域
、  47  ソース,ドレイン領域、25  チャネ
ル領域、34多結晶薄膜、37  非晶質半導体薄膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固相成長法により非晶質半導体から半
    導体結晶を形成する半導体結晶物品の形成方法において
    、形成する半導体素子内の所望の領域にのみ、位置制御
    した単一構造を有する結晶領域を成長させることを特徴
    とする半導体結晶物品の形成方法。
  2. 【請求項2】  前記半導体素子が絶縁ゲート型電界効
    果トランジスタであり、前記所望部分がチャネル部を含
    むことを特徴とする請求項1記載の半導体結晶物品の形
    成方法。
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