JPH0437598Y2 - - Google Patents

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JPH0437598Y2
JPH0437598Y2 JP1989099455U JP9945589U JPH0437598Y2 JP H0437598 Y2 JPH0437598 Y2 JP H0437598Y2 JP 1989099455 U JP1989099455 U JP 1989099455U JP 9945589 U JP9945589 U JP 9945589U JP H0437598 Y2 JPH0437598 Y2 JP H0437598Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家庭用または業務用の電気掃除機、
中でも、ホースに作用する引張力を検知して自動
的に前進走行させる追走機能を備えた床移動型電
気掃除機の検出機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電気掃除機としては例えば特公
昭47−29870号公報に開示されているものが知ら
れており、第4図および第5図にその構成の概略
を示している。第4図において、掃除機本体1の
前端部中央にはホース2の接続孔3が、また後端
部には排気孔4がそれぞれ配設されている。ま
た、掃除機本体1内には前部に集塵用の紙袋5等
を収納した集塵室6が、また後方にフアンモータ
(図示せず)が配設されている。更に、掃除機本
体1の下面には前部にキヤスタローラ7が、また
後部に駆動モータ(図示せず)に連動連結された
走行ローラ8がそれぞれ配設され、これらキヤス
タローラ7と走行ローラ8とにより床面上を自走
するように構成されている。
第5図において、掃除機本体1内の前端部に設
けられた空所9には揺動手段10とスイツチ体
(図示せず)とからなる追走検出機構が配設され
ている。前記揺動手段10は上端部を支軸11に
よつて揺動自在に枢支された揺動杆12の下端に
重錘13を固着すると共に、この揺動杆12の上
端寄り中間部と掃除機本体1の前壁内面との間に
引張ばね14を張架し、更に、前記掃除機本体1
の前壁内面における重錘13と対面する部分に緩
衝体15を貼着して構成されている。
この揺動手段10は掃除機本体1に前進方向の
衝撃が加えられると、揺動杆12が引張ばね14
の引張付勢力に抗して想像線で示すように後方へ
揺動して前記空所9の後壁に設けられたスイツチ
体の動作片16を押圧する。これにより、スイツ
チ体が短時間閉成されて、駆動モータが起動する
が、同モータはスイツチ体が開成した後も引続き
所定時間駆動するようにしてある。前述の掃除機
本体1に対する前進方向の衝撃は、掃除の際の電
気掃除機の操作中にホース2を緊張状態から瞬間
的に強く前方に引つ張ることにより与えられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記先行技術による追走検出機
構の場合、揺動手段10の慣性力を利用して変位
を得るため、ホースをゆつくり引つ張つた場合な
どのように小さい慣性力しか生じないときは、十
分に変位しない。このため、通常の引張り操作で
は揺動手段10の動作が不確実となるという問題
点があつた。
また、揺動杆12に復帰力を付与する手段とし
て引張ばね14を使用しているため、揺動杆12
をスイツチ体の動作片16から離れた位置で保持
した状態を安定させようとして、同引張ばね14
として十分な引張力を有するばね体を使用する
と、揺動杆12を動作させるためには、ばね体が
有する引張力を超える外力を要することになり、
これでは益々動作の不確実性が増大するという不
都合を招いてしまう。
更に、このように引張ばね14を使用した追走
検出機構では組立作業性にも問題点があつた。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案に係る電気掃
除機の追走検出機構は、駆動モータに連動連結さ
れて自走する走行ローラとフアンモータとを備え
た集塵機能を有する掃除機本体内にホースの引張
方向に揺動変位可能な変位体を配設し、この変位
体にホース差込み台を揺動自在に枢着してこの変
位体の端部を掃除機本体の内面に当接可能とし、
さらに、前記変位体の揺動支点から最も離れた自
由端で変位体と本体の間に磁石と磁性体とからな
る保持手段を設ける一方、変位体の揺動変位によ
り閉成して前記駆動モータを作動させるスイツチ
体にリードスイツチを使用し、保持手段の磁石を
保持とリードスイツチの閉成に兼用させたことを
特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成により、所定値を超える引張力がホー
スに作用するとき、変位体は保持手段によりホー
スを引つ張る速度とは無関係に揺動変位して必ず
スイツチ体を閉成するので、動作の確実性が得ら
れるものである。また、差込み台が揺動した際
に、その端部が本体の内面に当接して変位体を押
し下げる方向に移動させるように構成しているの
で、ホースの自重を変位体の復元力として作用さ
せることができて、専ら変位体に復帰力を付与す
るための構成が不要になる上、復帰位置での保持
力さえ確保できれば良いので、小さな引張力で動
作させられるような設定が可能になる。
また、保持手段を磁石と磁性体とで構成したこ
とにより、引離し時に最大の力が作用し、動作時
の力は殆ど無くなるので、クリツク感のある良好
な使用感が得られ、しかも、磁石と磁性体は各々
変位体と本体とに分けて固定しておけばよいの
で、組立作業性が向上する。
更に、スイツチ体にリードスイツチを用い、磁
石を変位体に、また、磁性体を本体に固定するこ
とにより、スイツチ体の閉成が非接触となり信頼
性が向上すると共に、動作力を軽減することがで
きる上、磁石をスイツチ閉成機能と保持機能の双
方に活用できるので経済性にも寄与するものとな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。第1図はこの実施例に係
る電気掃除機の追走検出機構部の構成を示す部分
断面図、第2図は同電気掃除機の全体構成を示す
縦断面図、また、第3図は追走駆動運動部の構成
を示す横断面図である。
これらの図において、20は掃除機本体であつ
て、上部ボデイ21と下部ボデイ22とによりそ
の外殻が構成されている。上部ボデイ21内には
上方に集塵部23、その後方に電池収納部24が
形成され、更に、上面には集塵部23の開口部を
覆う蓋体25が回動軸26に開閉回動自在に軸支
され、かつ、尾錠27により開口部に対して係脱
自在に保持されている。また、前記集塵部23内
にはホルダー28が設けられ、集塵用紙袋フイル
タ29が同ホルダー28に挿入された状態で、不
織布からなるプレフイルタ30と共に収納されて
いる。
上部ボデイ21の上端部には可動軸31回りに
回動自在なハンドル32が設けてある。また、前
記電池収納部24には電池ケース33が枢軸34
回りに回動自在に枢着され、この電池ケース33
内に蓄電池35が装填並びに取出し自在に収納さ
れている。36はフアンモータであつて、上部ボ
デイ21と下部ボデイ22との間で、両ボデイ2
1,22に設けた上部サポートゴム37および下
部サポートゴム38を介して集塵部23に当接す
る状態で挟持固定されている。39は掃除機本体
20の前面に設けた弾性ゴム材からなるバンパー
であつて,上下ボデイ21,22間に挟持固定さ
れている。更に、上部ボデイ21の両側面には排
気孔(図示せず)が形成されている。
一方、下部ボデイ22内の下端部後端にはDC
モータからなる駆動モータ40が設置されてい
る。第3図に示すように、この駆動モータ40は
減速比50〜100の減速歯車部41を一体的に有す
るもので、出力軸に固定した伝達ギア42が差動
ギア43の外輪外周面上に形成された歯車44と
噛合している。また、下部ボデイ22の下端部後
端両側には一対の走行ローラ45が配設され、こ
れら走行ローラ45の車軸46がそれぞれ前記差
動ギア43に運動連結されている。47a,47
bは差動ギア43を支持する軸受である。
また、下部ボデイ22の下端部前端両側には一
対のキヤスタローラ48が設けられている。
第1図および第2図に示すように、蓋体25に
は差込み台49および変位体50が配設されてい
る。変位体50は蓋体25の開口部に挿入される
ホース51の管軸に対してほぼ直交する方向に配
置され、前端部が揺動支点52に揺動自在に枢支
されている。一方、差込み台49は蓋体25の開
口部に臨むホース接続孔53を有すると共に、吸
気孔パツキン54とのタイト面55を形成してあ
り、前記変位体50にその揺動支点52と自由端
間のほぼ中央に設けた支軸56を介して揺動自在
に枢支された状態で保持されている。
なお、差込み台49のタイト面55と吸気孔パ
ツキン54とは支軸56を中心とする球面状に形
成されている。
前記変位体50の揺動支点52から最も離れて
いる自由端には保持手段57の磁石58を固着し
てあり、また、この変位体50の自由端に対向す
る蓋体25の内面には保持手段57の鉄板等の磁
性体59が取付けられている。
60はリードスイツチからなるスイツチ体であ
つて、変位体50の自由端に対して前記磁性体5
9とは異なる方向で対向する蓋体25に配設され
ており、変位体50の揺動変位により磁石58が
接近したとき、その磁力により閉成するものであ
る。このスイツチ体60の閉成時のパルス信号は
タイマー制御回路(図示せず)に入力され、この
タイマー制御回路により駆動モータ40を起動さ
せると同時に、一定時間駆動状態を持続させるよ
うに構成されている。
次に、上記構成の動作を説明すると、掃除の際
の使用時に通常の牽引操作によりホース51を前
方に引つ張つたときに生じる引張力Pは支軸56
に作用し、磁性体59に吸着している磁石58の
吸着力に打ち勝つて、変位体50を揺動支点52
回りに上方に揺動変位させる。この変位体50の
揺動変位に伴つて磁石58がスイツチ体60に近
接することにより、同磁石58の磁力によりスイ
ツチ60が閉成して、駆動モータ40が起動し、
走行ローラ45が回転駆動して掃除機本体1が前
進する。
その後、掃除機本体1が一定時間前進動作を続
ける内にホース51には張力が作用しなくなる
が、この時点で差込み台49はホース51の自重
により支軸56を中心に反時計方向に回動し、第
1図上、右側上端を蓋体25の内面に当接させる
ため、支軸56にはホース51の自重による回転
モーメントが作用して押圧力Qが加わる。この押
圧力Qの作用により変位体50は揺動支点52回
りに下方に揺動復帰し、磁石58が磁性体59を
再度、吸着して、揺動等による外力によつては変
位体50が揺動変位しないように保持固定するも
のである。
上記の一連の動作において、変位体50はホー
ス51に作用する引張力が、その作用の持続時間
に関係なく、つまりその引張力が瞬間的な衝撃力
として作用するか、否かに関係なく、磁石58と
磁性体59との吸着力よりも大きくなれば確実に
変位するものである。そして、変位体50はホー
ス51に作用する張力が消失すると同時に発生す
るホース51の自重による回転モーメントにより
復帰力を付与されるので、強制的な外力を何等付
与する必要がない。したがつて、保持力(復帰
力)を最小にして変位動作力を軽くすることがで
きるものである。
更に、変位体50の変位動作時の力は磁石58
を磁性体59から引離すときに最大の力を要する
ものであり、その後は磁力による吸着特性により
急激に抵抗がなくなるので、クリツク動作を行わ
せることができる。
その上、この場合、磁石58と磁性体59は変
位体50と蓋体25とに別々に固定保持するよう
にしているので組立てが容易である。また、スイ
ツチ体60は非接触のリードスイツチにより構成
されているので、閉成動作時の抵抗が小さくて済
む。更に、磁石58を保持手段57とスイツチ閉
成手段の両方に共用できるので、経済性の観点か
らも優れた効果がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る電気掃除機の
追走検出機構によるときは、駆動モータに連動連
結されて自走する走行ローラを備えた掃除機本体
内にホースの引張方向に揺動変位可能な変位体を
配設し、この変位体にホース差込み台を揺動自在
に枢着してこの変位体の端部を掃除機本体の内面
に当接可能とし、さらに、前記変位体の揺動支点
から最も離れた自由端で変位体と本体の間に磁石
と磁性体とからなる保持手段を設ける一方、変位
体の揺動変位により閉成して前記駆動モータを作
動させるスイツチ体にリードスイツチを使用し、
保持手段の磁石を変位体の保持とリードスイツチ
の閉成に兼用させているので、掃除機本体の進行
方向前方側に人や物体が存在していてもホースに
引張力を加えて変位体を揺動させない限り、本体
が自走を開始することがないから、誤動作を確実
に防止できるものである。
さらに、磁石と磁性体からなる変位体保持手段
の保持力を最大として保持解除後の操作力を大き
く減ずることができるので、変位体保持の安定性
と使用感の向上が図れるばかりでなく、上記保持
力を超える引張力がホースに作用すると、変位体
はホースを引張る速度とは無関係に揺動変位して
スイツチ体を閉成させることができるので、動作
の確実性が得られるものである。
また、変位体にホース差込み台を揺動自在に枢
着してこの変位体の端部を掃除機本体の内面に当
接可能としているので、ホースの自重により差込
み台が揺動した場合、その端部が本体の内面に当
接して変位体を元位置に復帰させる復帰力として
作用させることができ、スプリング等の引張手段
を採用することなく再び変位体を確実に保持手に
よつて保持させることができるものである。
また、保持手段を磁石と磁性体とで構成したこ
とにより、引離し時に最大の力が作用し、動作時
の力は殆ど無くなるので、クリツク感のある良好
な使用感が得られ、しかも、磁石と磁性体は各々
変位体と本体とに分けて固定しておけばよいの
で、組立作業性が向上するなど、従来に見られな
い優れた効果を発揮するものとなつた。
さらに、上記保持手段の磁石による動作するス
イツチ体としてリードスイツチを使用しているの
で、スイツチ体の閉成が非接触となつて信頼性が
向上すると共に、動作力を軽減させることがで
き、その上、磁石をスイツチの閉成機能と変位体
保持機能とに兼用させているので、部品点数の削
減並びに信頼性の向上を図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係る電気掃除機の追
走検出機構の一実施例を示しており、第1図はこ
の実施例の追走検出機構が組込まれた電気掃除機
の要部縦断側面図、第2図は同電気掃除機の全体
構成を示す縦断側面図、第3図は一部切欠平面図
である。第4図および第5図は従来例を示してお
り、第4図は一部切欠側面図、第5図は要部拡大
断面図である。 20……掃除機本体、36……フアンモータ、
40……駆動モータ、45……走行ローラ、49
……差込み台、50……変位体、51……ホー
ス、52……変位体の揺動支点、53……接続
孔、56……支軸、57……保持手段、58……
磁石、59……磁性体、60……スイツチ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動モータに連動連結されて自走する走行ロー
    ラを備えた掃除機本体内にホースの引張方向に揺
    動変位可能な変位体を配設し、この変位体にホー
    ス差込み台を揺動自在に枢着してこの変位体の端
    部を掃除機本体の内面に当接可能とし、さらに、
    前記変位体の揺動支点から最も離れた自由端で変
    位体と本体の間に磁石と磁性体とからなる保持手
    段を設ける一方、変位体の揺動変位により閉成し
    て前記駆動モータを作動させるスイツチ体にリー
    ドスイツチを使用し、保持手段の磁石を変位体の
    保持とリードスイツチの閉成に兼用させたことを
    特徴とする電気掃除機の追走検出機構。
JP1989099455U 1989-08-25 1989-08-25 Expired JPH0437598Y2 (ja)

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JP4998182B2 (ja) * 2007-02-15 2012-08-15 日立工機株式会社 切粉排出機構を備えた電動工具
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