JPH0437613Y2 - - Google Patents

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JPH0437613Y2
JPH0437613Y2 JP6980488U JP6980488U JPH0437613Y2 JP H0437613 Y2 JPH0437613 Y2 JP H0437613Y2 JP 6980488 U JP6980488 U JP 6980488U JP 6980488 U JP6980488 U JP 6980488U JP H0437613 Y2 JPH0437613 Y2 JP H0437613Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高炉で発生した排ガスを粗除塵器で
一次集塵した後、乾式集塵する装置に関する。
〔従来の技術〕
特に高圧操業下にある高炉から発生する排ガス
は、高エネルギーをもつ状態にある。そこで、こ
の排ガスのエネルギーをより高い効率で電力とし
て回収するため、従来のベンチユリースクラバー
等の湿式集塵機に代え電気集塵機(特開昭54−
40207号公報)やバグフイルタ(特開昭59−59234
号公報)等の乾式集塵機を使用し、高温・高圧状
態のままで排ガスの処理を行つている。
乾式集塵機で捕集されたダストを、高圧で有毒
な高炉ガス雰囲気から分離して系外に排出し、ダ
ストホツパーに輸送するには、ガス漏れに対して
充分な配慮が必要である。前掲の特開昭59−
59234号公報では、均圧弁、排圧弁を備えた中間
ホツパーを集塵機のホツパーの下方に設けた構成
を採ることによつて、ガス漏れを防いでいる。し
かし、中間ホツパー、その上下に均排圧するため
の遮断弁や切出し用のロータリバルブ等を設けて
いるため、集塵装置全体の背が高くなると共に、
バルブやスクリユーコンベア等の可動部分が多
く、操作及びメンテナンスも複雑なものである。
そこで、本考案者等は、メンテナンスをほとん
ど必要としないダスト輸送装置を備えた高炉用乾
式集塵装置を開発し、実開昭62−144524号公報で
紹介した。
第4図は、この集塵装置を示す。高炉1で発生
した排ガスは、粗集塵機2で比較的粒径の大きな
ダストが除去された後、複数並列された乾式集塵
機3に搬送される。乾式集塵機3の下部ホツパー
4には、ダスト排出弁5及びデイスパーサ6が設
けられている。デイスパーサ6のガス入口は乾式
集塵機3の出口と配管で接続されており、またデ
イスパーサ6の出口はダスト輸送管7を介してダ
ストホツパー8に接続されている。そして、乾式
集塵機3から出口ガス管9を経て排出されたガス
の一部を、昇圧ブロア10を介して個々のデイス
パーサ6に吹き込んでいる。この昇圧ブロア10
から吹き込まれたガスは、キヤリアガスとして働
き、乾式集塵機3で捕集されたダストをダストホ
ツパー8に気流搬送する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第4図の装置においても、個々の乾
式集塵機3に対して、ダスト排出弁5及びデイス
パーサ6を設け、昇圧ブロア10からのキヤリア
ガス配管11を分岐させて個々のデイスパーサ6
に接続している。そのため、配管設備が依然とし
て複雑になることが避けられない。
また、デイスパーサ6からダストホツパー8に
ダストを輸送する搬送用ガスは、ダスト分級器1
2の出側に設けた排気制御弁13のみで制御され
る。そのため、ダスト排出弁5を開放すると、ダ
スト輸送管7内の流れは、ダスト排出弁5からの
流れとキヤリアガス配管11からの流れが合わさ
つたものとなるが、その流量比率は成り行きとな
り、各配管(キヤリアガス配管11、及びダスト
排出部の出口配管19)のガス量が設計値通りに
なる保証がない。したがつて、確実なダストの搬
送が行われない。たとえば、極端な場合、全量が
キヤリアガス配管11からの流れとなり、ダスト
排出弁5からダストが切り出されない場合が生じ
る。
そこで、本考案は、デイスパーサを簡略化し、
単なるY型の接続管とすると共に、該Y型接続管
に送り込むキヤリアガスの流量を制御することに
よつて、配管系を簡単な構造にすると共に、ダス
トの切出しを確実に行うことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の高炉用乾式集塵装置は、その目的を達
成するために、高炉で発生した排ガスを粗集塵機
を介して乾式集塵機で処理することによりダスト
を回収する集塵装置において、前記乾式集塵機に
設けた下部ホツパーから出口配管を垂直下方に延
ばし、前記乾式集塵機の出口ガス管から分岐した
キヤリアガス配管の内部に開口させ、該キヤリア
ガス配管の上流側に昇圧ブロア及び吹込み制御弁
を設け、下流側にダストホツパー及び排気制御弁
を設けたことを特徴とする。
ここで、キヤリアガス配管を省略し、排ガスの
圧力を利用し、ダストを輸送することもできる。
この場合、下部ホツパーから垂直下方に延びた出
口配管は、ダスト輸送管に接続される。また、該
ダスト輸送管の途中に設けたダストホツパーの下
流側に、排気制御弁が配置される。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら、本考案の実施例
を説明する。なお、第1図において、第4図に示
した部材等に対応するものについては、同一の符
番で指示し、その説明を省略した。
この乾式集塵装置においては、キヤリアガス配
管11の途中に吹込み制御弁14を設け、その設
定値は排気制御弁13の設定値よりも若干小さく
している。ダスト排出弁5が開く前は、キヤリア
ガスのみを吹込み制御弁14で制御しながら所定
量供給する。このとき、排気制御弁13の設定値
が吹込み制御弁14の設定値より大きいため、排
気制御弁13は、更に多量のガスを流そうとして
全開になる。
吹込み制御弁14及び排気制御弁13は、通常
の流量制御弁(例えばバタフライ弁)で、管内の
流量が設定値となるように、自動制御装置により
弁の開度が制御される。すなわち、弁の上流側に
設けたオリフイスにより流量を測定し、設定値と
の差に応じた自動制御装置からの信号によつて弁
の開閉が行われる。
次いで、ダスト排出弁5を開放すると、乾式集
塵機3からの流れが加わり、ダストホツパー8か
らの排気量が増加する。このとき、ガス流量は設
定値となるように、排気制御弁13で制御され
る。その結果、排気制御弁13の設定値と吹込み
制御弁14の設定値との差に相当する流量で、乾
式集塵機3からの排ガスがダスト輸送管7に送り
込まれ、下部ホツパー4に収容されているダスト
の切出しが行われる。
下部ホツパー4内のダストがなくなると、ダス
ト輸送管7はガス流れのみとなる。そのため、配
管抵抗が減少し、排気制御弁13の開度は、ダス
ト輸送時よりも絞り込まれる。この開度により、
所定の乾式集塵機3の下部ホツパー4からのダス
ト輸送が完了したことが検出できる。したがつ
て、排気制御弁13の開度が設定値以下になつた
ときに、ダスト排出弁5及び吹込み制御弁14を
閉じる。その後、タイマーの設定による一定時間
後に別のダスト排出弁5を開放して、複数の乾式
集塵機3にわたるダスト切出しを順次切り換え
る。
排気制御弁13が絞りこまれると、ダストホツ
パー8の内圧が上昇するので、この内圧の変化を
とらえても、ダストの輸送が完了したことを検出
することができる。
このように、ダストが輸送されていないときに
は、吹込み制御弁14を閉じることにより、出口
ガス管9からキヤリアガス配管11に分流する排
ガスの流れを防止することができる。したがつ
て、出口ガス管9を流れる排ガスは、タービン1
5に全量送られ、無駄なく排ガスのエネルギーが
回収される。そして、エネルギー回収後の排ガス
は、清浄ガス管16を介して熱風炉又はガスホル
ダー等の後工程に送られる。なお、出口ガス管9
にはタービン15と並列して炉頂圧制御弁18が
設けられている。
また、各下部ホツパー4からの出口配管19
は、Y型接続管20を介してキヤリアガス配管1
1に接続されており、このキヤリアガス配管11
がダスト輸送管7へと導かれている。この点、キ
ヤリアガス配管11を分岐させて個々のデイスパ
ーサ6に接続している第4図の配管に比較して、
非常に簡単な配管構成となつている。
第2図は、下部ホツパー4のダスト排出部の詳
細を示す。下部ホツパー4からの出口配管19
は、垂直下方に延びており、その下端がキヤリア
ガス配管11の内部に開口している。したがつ
て、出口配管19にあるダストは、矢印で示すよ
うにキヤリアガス配管11を流れるキヤリアガス
に随伴されて、切り出される。なお、符番21
は、下部ホツパー4からのダスト切出しをスムー
ズにするために、下部ホツパー4内に設けた流動
化板22へ窒素等の不活性ガスを送り込む導管で
ある。
この点、第4図のキヤリアガス配管11は、第
5図に示すように、その分岐管がデイスパーサ6
の側方から内部に開口している。そして、キヤリ
アガス配管11から噴出されたキヤリアガスで、
ダスト排出弁5から切り出されるダストを取り囲
む構造となつている。このような構造では、デイ
スパーサ出口の絞り部において、ダストの閉塞を
生じやすい。これに対し、第2図の場合、出口配
管19を落下するダストに対して、キヤリアガス
配管11から送られてくるキヤリアガスが作用す
るため、切出し部周辺に閉塞を生じることなく、
ダストの搬送が円滑に行われる。
第3図は、配管構成を更に簡略化した例を説明
するための図である。本実施例においては、出口
ガス管9からキヤリアガス配管11を分岐させる
ことなく、下部ホツパー4からダスト輸送管7及
びダストホツパー8を経て清浄ガス管16につな
がる配管23を設け、乾式集塵機3内のガスのみ
でダストを排出し輸送する。この配管構成は、乾
式集塵機3の設置場所からダストホツパー8まで
の距離が短いときや、排ガスの圧力が高い場合に
好適である。
この場合もダスト分級器12の出側に設けた排
気制御弁13の開度によつて、個々の乾式集塵機
3からダスト切出し状態を検出することができ
る。すなわち、ダスト輸送管7を流れるガス中に
ダストがなくなると、その分だけ配管抵抗が低減
し、排気制御弁13の開度が絞り込まれる。この
弁開度を検出することによつて、所定の乾式集塵
機3におけるダストの切出し終了が検出される。
また、ダストホツパー8の内圧の変化によつて
もダストの切出し終了を検出できることは、前記
の実施例と同様である。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、配
管系を簡単な構造とし、設備費、メンテナンス費
を低減すると共に、ダストの切出しを確実に行う
ことができる。あわせて、ダストホツパーの出側
に設けた排気制御弁によつて乾式集塵機に集めら
れたダストの切出し終了を検出して、自動的にダ
スト輸送管を介した排ガスの流れを止めることが
できる。そのため、高炉で発生した排ガスを無駄
なくタービンに送り、排ガスが保有するエネルギ
ーをより多く回収することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における乾式集塵装置
を示し、第2図は該乾式集塵装置に組み込まれた
ダスト排出部の詳細構造を示し、第3図は他の実
施例における乾式集塵装置を示す。他方、第4図
は従来の乾式集塵装置の例を示し、第5図は同装
置のデイスパーサの詳細構造を示す。 1……高炉、2……粗集塵機、3……乾式集塵
機、4……下部ホツパー、5……ダスト排出弁、
6……デイスパーサ、7……ダスト輸送管、8…
…ダストホツパー、9……出口ガス管、10……
昇圧ブロア、11……キヤリアガス配管、12…
…ダスト分級器、13……排気制御弁、14……
吹込み制御弁、15……タービン、16……清浄
ガス管、17……分岐管、18……炉頂圧制御
弁、19……出口配管、20……Y型接続管、2
1……不活性ガス導管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 高炉で発生した排ガスを粗集塵機を介して乾
    式集塵機で処理することによつてダストを回収
    する集塵装置において、前記乾式集塵機に設け
    た下部ホツパーから出口配管を垂直下方に延ば
    し、前記乾式集塵機の出口ガス管から分岐した
    キヤリアガス配管の内部に開口させ、該キヤリ
    アガス配管の上流側に昇圧ブロア及び吹込み制
    御弁を設け、下流側にダストホツパー及び排気
    制御弁を設けたことを特徴とする高炉用乾式集
    塵装置。 2 高炉で発生した高圧の排ガスを粗集塵機を介
    して乾式集塵機で処理することによりダストを
    回収する集塵装置において、前記乾式集塵機に
    設けた下部ホツパーから出口配管を垂直下方に
    延ばしてダスト輸送管の内部に開口させ、該ダ
    スト輸送管の途中に設けたダストホツパーの下
    流側に排気制御弁を配置したことを特徴とする
    高炉用乾式集塵装置。
JP6980488U 1988-05-25 1988-05-25 Expired JPH0437613Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2535003Y2 (ja) * 1991-03-12 1997-05-07 日立造船株式会社 高炉ガス乾式集塵設備のダスト排出装置
JP2589887B2 (ja) * 1991-03-12 1997-03-12 日立造船株式会社 高炉ガス乾式集塵設備のダスト排出方法および装置

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